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いまチェックしたい! 夏野菜の基本のお手入れ方法&6月から栽培スタートができる野菜9選

いまチェックしたい! 夏野菜の基本のお手入れ方法&6月から栽培スタートができる野菜9選

気温の上昇に伴ってぐんぐん成長し、たくさん収穫できる夏野菜は、家庭菜園ビギナーにおすすめ! 夏休みに収穫期を迎え、収穫も簡単で楽しい、カラフルな果菜類が豊富なので、子どもと一緒に栽培するのもいいですね。多くの夏野菜は、地植えの庭がなくてもプランターで栽培できるため、ベランダガーデナーもチャレンジできます。そんな夏野菜をたくさん収穫するために、いまやるべき夏野菜のお世話の基本をおさらいしましょう。まだ苗を植えていない! という方におすすめの、6月からでも栽培が間に合う野菜もご紹介します。

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5~6月は野菜苗がどんどん成長する季節

家庭菜園
imageBROKER.com/Shutterstock.com

トマトやナスなど、多くの夏野菜の植え付けのピークは4~5月。ゴールデンウィークの頃に家庭菜園をスタートした方も多いのではないでしょうか? こうした家庭菜園の苗たちは、植え付け後しばらくして根が張ってくると、ぐんぐん成長を始めます。多くの野菜苗は日照時間が5時間以上必要ですが、その条件をクリアしていればベランダなどでも栽培できますね。最近の苗は丈夫で育てやすいものが多く、あまり手をかけなくてもちゃんと収穫できますが、必要なお世話をしてあげるとより元気に育ち、収穫量もアップ。植え付けから収穫までの間、いまやるべき夏野菜のお手入れをおさらいしましょう!

夏野菜の基本のお手入れ

家庭菜園
Maren Winter/Shutterstock.com

あまり手を掛けなくてもぐんぐん成長する野菜たちですが、よりよい収穫を期待するには、苗の植え付け後に、さまざまなお世話が必要です。必要な作業は野菜によって異なりますが、ここでは多くの種類に共通する基本的なお手入れを解説します。

水やり

水やり
Audio und werbung/Shutterstock.com

植物を育てる時に、まず欠かせない作業が水やり。ほかの作業はやらなくてもすぐに枯れてしまうことはありませんが、水やりばかりはそうもいきません。特にプランターで育てている場合、水やりは必須の作業です。

地植えで育てている場合、基本的には根付いてしまえば水やりは不要です。しかし、気温が高く乾燥しやすい夏場は、必要に応じて水やりを行いましょう。茎葉がだらんと下がって、しなびそうになっている時は、水を欲しがっているサインです。プランターで栽培している場合は、1日1回の水やりが基本です。ただし、気温が高いときや実がつく時期は、必要に応じて朝夕2回の水やりをするとよいでしょう。夏野菜が育つ夏場は、気温の高い昼間に行うと、すぐに水の温度が上がって株が弱ってしまうので、朝か夕方の涼しい時間帯に行うことが大切です。

キュウリやナスなどは実がつき始めると水を欲しがるので、雨が降らずに日照りと乾燥が続くような時は、水やりをして補います。一方、トマトやミニトマトは水分が多すぎると実割れの原因となるので、乾燥気味に育てるのがポイント。育てている野菜に合わせた水やりをするとよいでしょう。

追肥

肥料
encierro/Shutterstock.com

野菜は適切に肥料を施すことで健全に生育し、収穫量がアップします。植え付け時の元肥は成長につれて切れるため、適宜追肥を与えましょう。追肥を与えるタイミングは野菜によって異なりますが、多くは植え付け後およそ1カ月後。その後は2週間ごとに与えるとよいでしょう。ただし、肥料は与えすぎても生育に悪影響があるため、用量を守って施すことが大切です。追肥として与える肥料は、速効性の高い液肥や化成肥料がおすすめ。実を収穫する果菜類は、花つき・実つきをよくするカリを含む肥料を選ぶなど、それぞれの野菜に応じた肥料を与えましょう。根が吸収しやすいよう、根が伸びた少し先に施肥するのがコツです。

支柱立て

支柱立て
Kelly Marken/Shutterstock.com

トマトやナスなど、成長すると自らの重みで倒れてしまうような野菜を育てるには、支柱が欠かせません。支柱で株を支えて葉が茂りやすいよう安定させることにより、株全体に日がよく当たり、たくさん収穫できるように育ち、また地面に触れて病害虫が発生するリスクも減らせます。キュウリやゴーヤなどつる性の野菜は、支柱に加えてつるが絡まる場所としてネットも設置しましょう。支柱の種類は、大きく分けると、野菜の株元にまっすぐ1本立てる直立式と、2列に並べた支柱を上部で交差させる合掌式の2つがあります。仕立て方や目的によって、支柱の立て方を工夫するのも楽しいもの。よりおしゃれで使いやすい支柱も販売されています。種類に合わせて、誘引しやすく育てやすい支柱を選びましょう。

支柱には天地があり、尖ったほうを土に挿して使用します。倒れないよう、しっかり深く挿し込みましょう。苗を植えた後に支柱を挿す場合、株元から少し離して挿すなど、根を傷つけないよう注意を。また、支柱の連結部分は、紐やクリップを用いてしっかりと固定します。

中耕(ちゅうこう)・土寄せ

土寄せ
withGod/Shutterstock.com

中耕とは野菜の生育中に株元を耕すこと、土寄せは株元に土をかき寄せること。中耕して土寄せすることで、根がしっかりと張り、株が倒れるのを防ぐ効果があります。特に、高く成長するトウモロコシや、ジャガイモやサトイモ、ラッカセイなどの地下部を収穫する野菜は、株がぐらついて倒れたり、イモなどが地表に露出しないよう、土寄せを行うのが効果的です。また周囲を耕すことにより、通気性や水はけがよくなったり、雑草を防止する効果も見込めます。追肥の際に併せて行うとよいでしょう。

わき芽かき・摘心

わき芽かき
johan kusuma/Shutterstock.com

わき芽とは、葉や茎の付け根から出てくる芽のこと。こうした芽をすべてそのまま育てると、茂りすぎて風通しが悪くなり、また栄養が分散して充実した実ができにくくなります。主枝や親づるの成長を促すため、トマトやミニトマト、ナスなどはわき芽かきや摘心をしながら育てます。わき芽かきの際は、まだわき芽が小さいうちに手で摘み取るのがベスト。大きくなりすぎた芽を摘むと、株にダメージになることがあります。成長期にはあっという間に大きくなるので、水やりの際などに、わき芽が出ていないかをこまめに確認するとよいでしょう。

わき芽をすべて摘みとると「1本仕立て(1本立て)」。主枝のほかにわき芽を2つ残すことを「3本仕立て(3本立て)」といいます。1本仕立てでは大きく立派な実ができますが、わき芽を多く残すとそれだけ花数は増えて実の数は多くなります。目的に合わせて仕立て方を選ぶとよいでしょう。

一方、ゴーヤやモロヘイヤなどはわき芽の発生を促し、草丈をコントロールするために、つるは茎の先端を摘み取る摘心をしながら育てましょう。わき芽を多く出させることで収穫量が増え、また成長しすぎて葉が硬くなることを防ぐことができます。

病害虫対策

病害虫
Jsita/Shutterstock.com

家庭菜園では、病害虫が発生すればそれだけ収穫できる量が少なくなってしまうため、病害虫対策が必須です。家庭菜園では特定の植物に偏って栽培することが多く、生態系が崩れた状態や連作障害などにより、病気や害虫が発生しやすい環境になりがち。そのため、病害虫の発生はつきものです。

病害虫の被害を防ぐには、まずは病原菌や害虫を庭に持ち込まないことが大切。苗を購入する際は、病害虫の被害が出ていないか、状態を確認し、健全で丈夫なものを選びましょう。また、わき芽かきや剪定などで風通しよく栽培することも、病害虫の活動を抑えるポイントです。

病害虫が発生してしまったら、初期のうちに対処することでダメージを抑えることができるので、こまめな見回りが重要です。害虫を見つけたら捕殺するか、適用のある殺虫剤を使用して対処しましょう。病気を見つけた場合も、周囲に広がらないよう発病部分を処分し、適用のある殺菌剤で対処します。

野菜苗や花苗の病害虫対策にこれ1本!
ベニカVフレッシュスプレー

ベニカVフレッシュスプレー

病害虫が発生すると、葉に穴が空いたりして見た目も悪く、せっかく膨らんできた野菜が食べられてしまわないかと心配で日々ストレスになりますよね。家庭菜園で、手軽に病気や害虫に対処したいという方におすすめなのが、気になった時にさっと使える殺虫スプレーや殺菌スプレー。希釈の必要がなく、必要な時に必要なだけ使えるスプレータイプは、家庭菜園やベランダガーデンで楽しむ小規模ガーデナーさんにぴったりです。なかでも、さまざまな野菜に幅広く使え、家庭菜園で発生しやすいベーシックな病害虫対策を網羅したものを選べば、1本用意しておけば病害虫対策は準備完了です。

ベニカVフレッシュスプレー

2024年、数々の園芸資材の開発・販売を行う住友化学園芸が、55周年記念商品として発売した「ベニカVフレッシュスプレー」は、家庭菜園ビギナーにおすすめしたい、そんな手軽な万能スプレー。3つの有効成分がしっかり効く、殺虫殺菌スプレーです。トマトやナス、キュウリなど、家庭菜園でよく育てられる野菜はもちろん、カキやブドウ、リンゴなどの果樹、バラをはじめとする花き類、さらに庭木類と、幅広い植物に使えるので、大抵のケースはこれ1本あれば対応可能。アブラムシ、アオムシ、ウリハムシ、カイガラムシなど、庭や家庭菜園の定番害虫に、素早く効いてくれます。植物によっても異なりますが、レタスやキャベツといった葉菜類は収穫7日前、トマトやナスなどの果菜類は収穫前日まで使用できるので、気になった時に使いやすいスプレーです。ただし、総使用回数の制限などはあるので、注意事項をよく読んで適切に使用しましょう。

ベニカVフレッシュスプレー
使用の際にはよく振ってからスプレーを。ジェットノズルに切り替えれば、手の届きにくい場所や背の高い果樹も狙えます。

「ベニカVフレッシュスプレー」は、殺虫成分が効きにくい薬剤抵抗成害虫にも効果がある物理防除の殺虫成分に加え、浸透移行性の殺虫・殺菌成分を配合。有効成分が植物全体に行き渡り、植物自体が病害虫に対抗できるようになるので、スプレーした後も効果が続き、雨が降っても流れません。例えばアブラムシへの効果は、なんと1カ月! 一度シュシュッとスプレーすれば、何度も対策する必要がない手軽さは、家庭菜園で大きな魅力です。また、逆さ散布可能なので、害虫が潜みやすい葉裏を狙って噴霧できる使い勝手のよさも嬉しいですね。殺菌成分も含むため、害虫対策だけでなく、キュウリやトマトなどに発生しやすいうどんこ病や、バラの黒星病にも効果あり。感染後の症状拡大を防ぐのはもちろん、そもそも病原菌の感染を防ぐ予防効果も! ニオイも少ないので、住宅地でも気兼ねなく使えますよ。

ベニカVフレッシュスプレー
「ベニカVフレッシュスプレー」は、1,000mlと420mlの2サイズがあるので、庭の大きさや使用量に合わせて選べます。

まだ間に合う! 6月まで植え付けができる野菜9選

ここまではすでに植え付けた苗のお世話を解説しましたが、「忙しくてまだ苗を植えていない!」という方も大丈夫。ここからは6月に苗の植え付け適期を迎える野菜を9種ご紹介します。まだまだ夏の間の家庭菜園のスタートも間に合いますよ!

オクラ

オクラ
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オクラの植え付けは5~6月。種まきも6月まで可能です。高温を好むので、十分に気温が上がってから栽培を始めましょう。草丈は100〜150cmで、比較的大きく育つため、支柱を立てて倒伏を防ぐとよいでしょう。太く長い根を持つ直根性の植物で、この根を傷めると生育が悪くなるため、できるだけ根鉢をくずさずに植え付けるのがポイントです。7月頃からアオイに似たパステルイエローの愛らしい花を咲かせ、開花から1週間くらいすると、7cmほどの実が収穫できます。開花し始めた頃から2週間に1度を目安に追肥を与えますが、オクラは吸肥力が強く、窒素分が多いと葉ばかりが茂って実がならなくなるため、肥料は控えめに与えましょう。原産地では多年草ですが、日本では寒い冬を越せないため、一年草扱いの野菜です。

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エダマメ

エダマメ
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エダマメの種まきや植え付けの適期は5~6月。初心者でも簡単に種まきから育てることができます。直播きにすれば植え付けの際に根を傷める心配がありませんが、マメ類のタネや双葉は野鳥の好物なので、鳥に食べられないよう注意しましょう。本葉が5枚程度になったら茎の先端を摘心をすると、わき芽が出て枝数が多くなり、よりたくさん収穫できます。エダマメは根を浅く張るため乾燥に弱く、特に開花期は水切れに注意が必要。この時期に水切れすると、株や実の生育に悪影響が出ます。植え付けから80日程度で収穫しますが、エダマメの時点で収穫せず、そのまま育てて大豆を収穫することもできますよ。

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ゴーヤ

ゴーヤ
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ゴーヤの植え付け適期は5月中旬~6月上旬。タネから栽培する場合は、5月中旬までを目安に種まきをしましょう。ゴーヤはつるを伸ばして生育する植物なので、支柱やネットの設置が必須です。たくさん実るとかなりの重さになるので、支柱は深く挿し込み、ネットはしっかりと固定することが大切です。つるが伸びてきたら適宜誘引を。ある程度成長したらつるの先端を摘心をすると、つるの数が増えて収穫量が多くなります。ゴーヤは葉が薄く蒸散しやすいので、水切れに注意しましょう。特に手をかけなくても自然に受粉しますが、ベランダなど昆虫が飛来しにくい環境では、雄花を摘み取って雌花に花粉をこすりつける人工授粉をするとより確実です。

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キュウリ

キュウリ
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キュウリは苗から育てるのが一般的ですが、十分に気温が上がった6月以降は直播きして育てることもできます。つるを伸ばして生育する植物で、地面につるを伸ばす「地這栽培」もできますが、家庭菜園では場所を取らない支柱栽培がおすすめ。支柱やネットを用意し、適宜誘引しながら育てます。キュウリは水を好むので、水切れさせないよう注意しましょう。支柱の高さを超えたら摘心し、また小づるがよく出るので茂りすぎないよう整枝します。収穫期はあっという間に実が大きくなるので、こまめに確認して採りどきを逃さないようにしましょう。キュウリは病害虫が発生しやすく、うどんこ病やべと病、ウリハムシなどに注意が必要です。

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モロヘイヤ

モロヘイヤ
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モロヘイヤは種まき適期は4~6月、植え付け適期は4月中旬~7月上旬と、栽培可能な期間が長い夏野菜です。夏場の貴重な葉物野菜で、高温多湿を好むため、真夏も元気に育ちやすく、ビギナーにおすすめ。大きく成長するので、株間を取って栽培します。極度の乾燥を嫌い、水分不足になると葉が硬くなるので、水切れに注意しましょう。また、草丈が高くなりすぎたり開花すると葉が硬くなるので、40cmほどまで成長したら摘心して収穫しながら栽培します。切り取った後からわき芽がたくさん出るので、晩夏まで収穫できます。花後にできる種子には毒性があるので口にしないようにしましょう。

ラッカセイ

落花生
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ラッカセイの種まき適期は5月頃、植え付け適期は5月中旬〜6月上旬です。植え付けの際は、根鉢をくずさずそのまま植え付けましょう。花が咲き始めた頃と子房柄がもぐりこみ始めた頃に、軽く周囲を耕しながら土寄せと追肥をすると、もぐりこみがスムーズになります。葉が黄色くなってきたら収穫の合図。試し掘りをしてみて、サヤの網目模様がはっきりしてふっくらとした豆が入った充実した実であれば、株ごと引き抜いて収穫しましょう。

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サツマイモ

サツマイモ
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サツマイモの苗は5月頃から出回りますが、苗といっても土がついていないつる苗を束ねた状態で、この「挿し穂」を苗として利用します。生育旺盛なのでスペースを取って栽培しましょう。水はけのよいやせ地を好み、前作に作物を育てていた場所では肥料分が残っているため、無肥料での栽培がおすすめです。植え付けの前には、苗を1本ずつにばらして新聞紙などの上に並べ、日陰で3〜4日乾かし、しおれた苗を植え付け前日に水につけて吸水させるというひと手間を掛けると、発根や活着がよくなります。つるが1m以上伸びたら、つるをひっくり返して株元付近に戻す「つる返し」をすると、つるの先にイモができることなく、大きなイモが収穫できます。収穫は10月上旬頃で、5℃以下になるとイモが傷むので、収穫適期を逃さないように。収穫後に2~3週間追熟させると甘みが増します。

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シソ

大葉とシソ
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シソの種まき適期は4月下旬〜6月中旬。種まきから簡単に栽培できますが、苗を購入して育てることもできます。シソは好光性種子で、発芽に光を必要とするため、覆土は薄くかける程度に留めましょう。草丈が15〜20cmくらいになったら、摘心を行うと、わき芽が出て収穫量がアップします。乾燥すると葉が硬くなるので、梅雨明け後はマルチングをするなど乾燥対策をするとよいでしょう。また、花が咲くと株の老化が早まるので、穂紫蘇(花穂)を収穫しない場合は、花穂がついたら早めに摘み取りましょう。

紫蘇(シソ)の豆知識や自宅での育て方とは? 新鮮な紫蘇を楽しもう!

トウモロコシ

トウモロコシ
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トウモロコシの植え付け適期は5月~6月中旬。十分に暖かくなった5月以降は直播きして育てることもできます。背丈を超すほど大きく成長しますが、自立するので支柱は必要ありません。ただし、台風の前などは倒れないよう支柱を立ててもよいでしょう。水はけがよい場所を好み、水はけが悪い場所では根腐れを起こすことがあります。根は深く張りますが、倒伏防止のため、本葉が6~8枚出た頃、追肥と同時に土寄せを行うとよいでしょう。トウモロコシの栽培では、1株につき1つの実を収穫するため、雌穂は一番上のものを残して摘み取ります。摘み取った雌穂はヤングコーンとして食べられます。トウモロコシの栽培では、害虫のアワノメイガに注意が必要。茎に穴をあけて食い荒らすので、葉にいるうちに発見して捕殺しましょう。また、実が充実した頃に鳥や野生動物の食害にあうことがあります。受粉が終わったら、実に収穫ネットをかぶせて対策しておきましょう。

トウモロコシは家庭で栽培できる! 美味しく作る育て方のポイント解説

家庭菜園
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6月は最後の夏野菜の苗の植え付け時期。ここでご紹介した以外にも、トマトやナスといった定番の夏野菜も、まだ出回っている苗があれば栽培をスタートできますよ。ただし、梅雨がある6月は雨が多く、高温多湿の環境になりやすい、苗にとっては過酷な季節。病気に強い品種を選ぶことが、失敗しないための近道です。

植え付け後は日々の手入れを忘れず行って、収穫を楽しみに待ちましょう!

協力/住友化学園芸 https://www.sc-engei.co.jp/

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