火を使わないから熱くならない。100均LED×造花で作る、真夏の「安全なお供えアレンジ」
厳しい暑さでお供えの生花がすぐに枯れてしまう真夏や、留守がちなお盆の時期にぴったりなアイデアをご紹介。100均グッズを活用して、総額600円(税抜)で手軽に作れる「枯れない&火を使わない」お供えアレンジです。本体が熱くならないLEDキャンドルとやさしい色合いの造花を組み合わせるだけで、安全かつ涼やかで心のこもったお供え花が簡単に完成。作り方をフラワーデザイナーの川守由利子さんに教えていただきます。<プチプラ花コーデVol.183>
目次
火を使わず安心! 100均のLEDキャンドルライト
100均には「火を使わないろうそく」という商品名のLEDキャンドルライトが売られています。以前からある定番商品で、中に電池を入れ、白いキャンドル部分を下に押すと明かりが灯る仕組みです。火を使わないので安心感があり、熱くならないのも嬉しいポイントです。
この商品が置かれているのは、100均の「仏壇・供養用品コーナー」。まもなくお盆を迎えることもあり、これに造花を添えてお供えしてみようと購入してきました。厳しい暑さで生花を飾るのをためらうときや、留守がちなときのお供え花として重宝しそうです。
今日はこのLEDキャンドルライトを造花でデコレーションして、夏にも安心して飾れるお供え花を作ります。
お供えアレンジは、やさしい色でまとめる
LEDキャンドルアレンジに買ってきた材料はこちらです。

左から造花のコチョウラン、ダリア、キク、そして、火を使わないろうそくとリボンです。造花は白からピーチ色へのグラデーションで、とても柔らかく、やさしい雰囲気の色合いです。

コチョウランは1本に7輪の花がついて100円。とてもお得です。
これらの材料でLEDキャンドルライトを活用した、お供えアレンジを作っていきます。
土台作りの手順と、安全のための注意点
LEDキャンドルライトのパッケージ裏側に、電池の入れ方や点灯の仕方などの説明が書かれています。

説明をみながら、単4電池をLEDキャンドルライトに入れ、花をアレンジする準備を進めます。

次に、リボンを用意。短めにカットしたものを同じ長さで3本用意します。

長さの目安は、LEDキャンドルライトを1周できるくらいです。
カットした3本のリボンの長辺に両面テープを貼っていきます。

両面テープをはがして3本のリボンを写真のように貼り合わせ、幅広の1本のリボンにします。

今度は、幅を広くしたリボンの短辺の端に両面テープを貼ります。

これをLEDキャンドルライトの下のほうに巻いて、両面テープをはがして留めます。

このリボン部分が、花をアレンジする土台になります。

※今回使用する「火を使わないろうそく」は、本体部分も熱くならないタイプです。花をアレンジした状態で点灯しても問題がないことを確認したうえで使用しています。ほかのLEDライトを使う場合は、熱くならないものであることを必ずご確認ください。また、消し忘れなどにも十分ご注意いただき、安全にお使いください。
ひと手間が効率を変える、アレンジの下準備
続いて、造花をアレンジする準備です。
花は茎を残さずに短くカットします。ペンチの刃の真ん中あたりを利用します。
また、造花はニッパーでもカットすることができます。

ダリアは、花のすぐ下の茎部分をくるくると回します。

そうすると、茎が取れて、花と茎に分かれます。

花の後ろに残った短い茎も、カットしておきましょう。

アレンジする前に茎をカットしておくと、作業が効率よくなります。この下準備は造花に限らず、生花やプリザーブドフラワーでも同じです。それぞれのアレンジ方法に合った準備をしておくことで、スムーズに作業を進めることができます。
明かりを灯せば、やさしいお供えアレンジの完成
LEDキャンドルライトと造花の準備ができたので、いよいよアレンジです。
まずは、どんなふうに花を配置するか考えます。

LEDキャンドルライトの上に造花を置いて、全体のバランスを確認します。
バランスを確認してイメージが固まったら、実際にアレンジしていきます。造花はグルーガンで固定します。

メインになるダリアの裏側にグルーをつけ、グルーが熱いうちにLEDキャンドルライトのリボン部分に固定します。

このとき、グルーが固まるまで少しの間、手で押さえておくと、造花の位置がずれません。
ほかの花も1輪ずつ、グルーでダリアの横に固定していきます。

これで造花のアレンジが終了。
LEDキャンドルライトにスイッチを入れます。

キャンドル部分を手で下に押すと、ライトが点灯。

これで完成です。

柔らかい色合いのキャンドルアレンジ。真夏の厳しい暑さのなかでも、花を供えられるだけでなく、火を使わないLEDキャンドルという安心感もあります。
LEDキャンドルのやさしい明かりと、暑さに左右されない造花。どちらも、夏のお供えにそっと寄り添ってくれる存在です。
今回の材料のご紹介
- 火を使わないろうそく…100円*ダイソー
- 乾電池(単4)…100円*ダイソー
- リボン…100円*ダイソー
- ダリア(造花)…100円*ダイソー
- コチョウラン(造花)…100円*ダイソー
- キク(造花)…100円*ダイソー
合計600円(税抜)
ほかに、グルーガンとグルー、両面テープ、ハサミ、ペンチを用意。
Credit
写真&文 / 川守由利子 - 『ブーケ・ドゥ(Bouquet Doux)』主宰。 -

かわもり・ゆりこ/花店勤務を経て、2006年に独立。『花時間』第6回フラワーアーティストオーディションに優勝し、現在、東京・自由が丘にて花教室を主宰している。アトリエ名は、“甘くやさしい花束”という意味の仏語から。その名のとおり、心なごみ笑顔になる、柔らかな印象のアレンジを中心に、雑誌やwebでも活躍中。手作りが得意で、プチプラ雑貨と“花”を組み合わせて楽しむアイデアを連載中。
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