ガーデニング、家庭菜園、インドアグリーンなど、花・緑・庭・エクステリアに関する幅広いテーマにまつわる情報を配信している「ガーデンストーリー」編集部です。旬の植物情報やイベントの紹介、お庭の取材、植物の楽しみ方などをガーデニング知識に精通する専門家の監修のもと配信しています。
ガーデンストーリー編集部
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ガーデンストーリー編集部の記事
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ガーデンデザイン

造園のプロ直伝! 苗木の植え付けテクニックを学ぼう 〜はまだんの「ステキなお庭をつくろう!」企画Vol.8〜
プロのアドバイスのもと苗木の植え付けにチャレンジ これまで一年草の花や野菜栽培を楽しんできたはまだんですが、今回は庭デザインに関わる本格的な植栽作業を行います。今回植え付ける低木類や宿根草は、これまで植えた一年草の花苗や野菜類とは異なり、一度植えたら基本的に移動せずにその場所で長く育つもの。庭の骨格を作る大事な要素でもあるため、植物のセレクトや配置を吟味する必要があります。そこでプロにアドバイスをいただきます。建築・エクステリアの企画事務所「エムデザインファクトリー」主宰・松下高弘先生、横浜市内で造園業を営む貝塚造園の岸聡志さんと、LEA GARDENの佐久間勇太さんをはまだんハウスにお招きし、植裁の指導をしていただきました。 庭の骨格を作る低木類と宿根草 初心者でも比較的育てやすいことを考慮し、岸さんが以下の植物をセレクトしてくれました。 ■低木類 ①カシワバアジサイ/ピラミッド状の大きな花はもちろん、柏の葉に似た大きな葉は秋に真っ赤に紅葉し美しい。 ②あじさい‘アナベル’/真っ白な大輪の花が存在感たっぷり。他のアジサイに比べて剪定が簡単なので、初心者向き。 ③マホニアコンフューサ/艶やかな緑の葉を一年中茂らせる常緑低木。 ④ローズマリー/葉に良い香りがある常緑低木。ハーブとして料理や暮らしの中で使われる。冬から早春にかけて小さな青い花を咲かせる。 ⑤ブルーベリー/春は白い花、夏は実の収穫、秋は紅葉と楽しみが多く育てやすい果樹。⑥コニファー‘ゴールデンモップ’/黄金の葉が這うように伸びグラウンドカバー的にも使える常緑低木。 ⑦ハクチョウゲ/夏に白い小さな花を株を覆うように咲かせる常緑低木。 ■宿根草 クリスマスローズ(左)/「冬の貴婦人」と呼ばれ、多くは早春2〜3月に花を咲かせる。 ギボウシ(右)/黄金葉や斑入りなどバリエーション豊富な葉を楽しむカラーリーフの代表。夏に咲く白や紫の花も美しい。 SDGsを実践できる「はまっ子ユーキ」で土壌改良 苗木を植え付ける前に、まずは土に堆肥と化成肥料を加えて耕し、土の状態を整えます。今回使用する堆肥「はまっ子ユーキ」は、横浜市内の公園や街路樹、公共施設などから発生する剪定枝を原料としており、横浜市グリーン事業協同組合による「緑のリサイクル事業」から生まれたもの。この事業では、市内で回収された剪定枝・刈草・幹材を原料に堆肥やチップを製造・販売することで、横浜市のゴミの低減や緑化推進に貢献しています。 横浜市南区にある清水ケ丘公園を管理する横浜緑地株式会社では、SDGsの取り組みの一つとして、はまっ子ユーキを花壇作りに活用しています。SDGsとは、持続可能でよりよい世界を目指すために、国連加盟国が貧困、環境問題、経済成長やジェンダーなどの課題に対して掲げた、2030年までに世界共通で達成すべき17の目標のこと。環境負荷低減への取り組みで生まれた製品を調べて選択することは、SDGsを意識して消費者ができる身近な行動の一つです。こうしてガーデニングや暮らしの中でできることを少しずつ実践して、地球環境の保全につなげたいですね。 苗木のレイアウトを決める 主役となるカシワバアジサイは、今回植裁を行うコーナーの中心後方に設置。常緑で立性のローズマリーは背景として最後部に、低木で這うように広がるコニファー‘ゴールデンモップ’は手前に、暑さが苦手なクリスマスローズは日差しを避けるためにカシワバアジサイの足元に置くなど、植物の性質を考慮してレイアウトします。 カラフルな一年草をプラスし庭を鮮やかに 彩りをプラスするために、一年草も取り入れます。明るく元気なはまだんをイメージして、夏は赤・ピンク・オレンジ・黄・白と色とりどりのジニアをセレクト。冬から春はパンジー&ビオラなど、季節ごとに植え替えます。地植えだけでなく鉢植えも配置することで高低差をつけ、庭に立体感を出します。 今回植木鉢に使用するのは、リサイクルペットボトルと天然素材から作られた不織布製の「ルーツポーチ」。通気性と排水性に優れ、健康な根が育ちやすく、高温になる夏の時期も鉢が熱くなりにくいという特徴があります。植物に優しく環境にも配慮された植木鉢で、カジュアルでおしゃれな見た目も、はまだんのお気に入りポイントです。 ルーツポーチに培養土を入れ、苗を植え付けます。今回岸さんと佐久間さんから教えていただいた、ジニアの苗を鉢に植え付ける際のポイントは2つ。1つ目は、花の正面を見極めること。花苗を360°回してみると、花がこちらを向いている! と思うポイントがあります。そこが花の正面であり、その面が前を向くように配置すると見栄えがよくなります。 2つ目のポイントは、苗を斜めに傾けて植えること。真上を見上げるようにまっすぐ植えるのではなく、やや外側に傾けて植えることで、全体的に丸いフォルムになり可愛らしく仕上がります。 実際にはまだんも苗を確認してみると、「あ! 花と目が合った!」と、花の正面がどこか分かるようになりました。正面を見極めることで花の顔が見えやすくなり、より魅力的な仕上がりになるのは、鉢植えだけでなく、フラワーアレンジメントやブーケ作りでも大事なポイントと言えますね。 必見! プロ直伝の苗木の植え付け手順 では、本題の苗木の植え付けに移ります。今回はブルーベリーの苗木を使って植え付けの方法をレクチャーしていただきました。 まず植えるための穴を掘りますが、掘り上げた土はまた戻すので、植え穴の周辺に積んでおきます。園芸初心者のはまだんは、「根鉢の体積を考えると、ある程度土は余りそうだけど…?」と、疑問に思いました。やんちゃ坊主のようなりゅりゅは、掘り上げた土を勢いにのってポーンと遠くに投げてしまいそうなところですが(笑)、それは待った! この土を残しておく重要性はこの後分かりますよ! そして、ジニアを鉢に植え付けた時と同様に苗木の正面を確認して穴の中に置き、深植えにならないよう高さを確認してみて、必要であれば土を戻して調整します。 最後に、周辺に積んでおいた土を植え穴へ戻しながら苗木の周囲にドーナツ状の土手を作ります。この「土手」を作る理由は何なのでしょうか? それは、植え付けた苗木にしっかり水を行き渡らせるため。「周りの土を地表より高く盛っておくことで、水が周囲にこぼれにくく苗に水がいきやすくなるんです。この土手のことを業界では“水鉢(みずばち)”と言うんですよ」と佐久間さん。なるほど、さすがはプロの技。ガーデニングを始めたばかりではなかなか知ることができないテクニックです。 その他の苗木や、地植え用のジニアとバーベナの花苗も手分けして植え付けます。おしゃべり好きなはまだんは、ふざけ合いながら楽しそうに庭作業を進めていきます。家族や仲間と一緒にガーデニングを楽しむ方も多いかと思いますが、植物を通して人とコミュニケーションを深められることもガーデニングの良さと言えますね。みんなで協力して作業することで、はまだんのチームワークもさらに高まったことでしょう。 水やりでフィニッシュ 植え付けたばかりの苗木への水やり方法も見てみましょう。先ほどのブルーベリーの苗木に水をやってみると、土手の内側の苗木周りに大きな水たまりができます。そしてある程度水が溜まったら幹を優しく揺すって隙間の空気を抜き、根鉢に水がしっかり行き渡るようにします(スコップや棒でつつくこともあります)。水が引いてきたら土手にしていた土を中心へ被せて整地し、終了です。 「ここまでレクチャーした植え付け・水やりの方法は“水極め(みずぎめ)”と言うんですよ」と佐久間さん。またいただきました、業界用語! 今回は、造園のプロに教えていただきながら苗木の植え付けや水やりについて学びました。苗木が根付いて健康に育つための基礎として、ぜひプロが行うテクニックを庭木や果樹を植え付ける際の参考にしてみてくださいね。 庭づくりの様子はYOKOHAMA男子公式YouTubeチャンネル「はまだんTV」にて公開しています。こちらもチェックしてみてくださいね。 動画のご視聴はこちらから https://youtu.be/XyLR16FmXrw YOKOHAMA男子プロフィール 2017年11月、「音楽の力で横浜そして神奈川を元気にしよう!」というコンセプトのもと結成。 神奈川県内のお祭りやイベントに積極的に参加、さらには横浜市内での路上ライブにも力をいれて活動しているほか、「神奈川県犯罪防止応援アイドル」として神奈川県警の詐欺防止運動にも取り組んでいる。今後は地域の食や文化そしてSDGsなど、アイドルの枠組みにとらわれずに視野を広げて、よりよい社会作りに貢献できるグループを目指す。 Youtube: https://www.youtube.com/channel/UCbF2EyAywVpiReWvTqQgFlA Instagram: https://www.instagram.com/hamadan065/ Twitter: https://twitter.com/hamadan_11 Official Site: http://hamadan.yokohama/
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観葉・インドアグリーン

今イチ推しのポトス、プロが教えます! ポトスで始める観葉植物|観葉植物基礎講座 Vol.6
ポトスは定番中の定番 数ある観葉植物の中でも定番の人気を誇るポトス。オーソドックスなビジュアルは、決して主張しすぎることなく、瑞々しい存在感があり、住宅はもちろん、飲食店、オフィス、公共施設など、さまざまな場所で手軽に加えられるインドアグリーンとしても重宝されています。 ポトスという名称はスリランカの公用語シンハラ語の「potha(ポサ)」に由来しています。しかし、ポトスの原産地はフランス領ポリネシアのモオレア島と考えられています。名前の由来とされる言葉が原産地の言語ではないのは、一体なぜなのでしょう? その謎を、スリランカ駐日大使館が解決してくれました。 じつはスリランカもポトスの自生地であり、古くは有毒な雑草(確かにポトスには毒がある)という扱いだったそう。しかし今ではスリランカ国民もポトスを観葉植物として好んで育てている、とのことでした。スリランカでは、ポトスが雑草みたいに生えているなんて驚きですね! 日本ではポトスは明治時代から観葉植物として親しまれており、和名では黄金葛(おうごんかずら)と呼ばれてきました。現在は、ほとんどの園芸店がポトスの名前で販売していますが、この「黄金葛」という和名がいかにも富を呼んでくれそうだということから、縁起物としても知られており、風水的な見地でポトスを購入する方もいます。 多くの方がハンギングで楽しんでいるため、ツルが下垂する印象が強いポトスですが、原産地では薄暗いジャングルの地表あたりに自生し、気根と呼ばれる幹や茎から出た根を他の樹木に巻き付かせながら、上方向に伸びていきます。 【ポトスに花が咲く!?】 あまり知られてはいませんが、じつはポトスは花が咲く植物なんです。といっても、それは原産地で自生しているポトスの話で、それも10年に1度というタイミングで咲きます。しかし観葉植物として流通しているポトスの開花例は、かつて名古屋で1例あるといわれていますが、それも物証がなく生産者間での伝説というレベルの話なので、もしも花を見られたら、それはもう奇跡!! これが現地で確認されたポトスの花。何やらトウモロコシのようですが、サトイモ科特有の黄色い花軸に密集した肉穂花序(にくすいかじょ:肥厚した花軸の周囲に多数の小さな花が密生している状態)と、茶色く枯れた仏炎苞(ぶつえんほう:肉穂花序を包むために葉が変形したもの)が確認できます。 ポトスのプランツデータ 植物名:ポトス 和名:オウゴンカズラ(黄金葛) 学名:エピプレムナム・ピナツム 科目:サトイモ科 属名:ハブカズラ属 原産地:ソロモン諸島及び東南アジア 分布域:亜熱帯地域、熱帯雨林地域 葉の観賞期:常緑多年草なので通年 ポトスの特徴と魅力 ポトスは、主に東南アジアのソロモン諸島などの熱帯地域に自生するサトイモ科のツル性の植物です。光沢を放つ瑞々しい葉を付けたツルが、鉢から旺盛に垂れ下がる姿がとても印象的。多くの方がハンギングにしたり、棚やスツールに置いた鉢植えからツルを垂らして楽しんでいます。また、成長も早く、育て方が簡単なため、観葉植物初心者にはおすすめです。 ポトスには多くの園芸品種があります。最も多く目にするのは、葉にクリームイエローの不ぞろいな模様が入った‘ゴールデン’という品種。このほかにも、濃いグリーン1色の葉が特徴の‘パーフェクトグリーン’や、葉が縮れたタイプの‘テルノシャングリラ’など、園芸店で購入できる品種だけでも20以上あるため、「ポトス推し活」で園芸店めぐりをする人もいるほど、今人気の観葉植物なんです。 価格は500円以内で買えるものや、1,000円前後で買える吊り鉢タイプのものなど、さまざまです。レアな品種であったり、作り込んであるようなものだと値段も高くなりますが、それでも3,000円を超えるというのは稀で、とてもコスパのよい観葉植物でもあります。 ポトスの育て方 置き場所 ポトスは耐陰性の強い観葉植物です。これは、前述の自生地での環境に由来するもので、観葉植物として地下のレストランやカフェに置かれても、枯れずに生きていけるのはそのためです。逆に、遮るものもなく直射日光が長時間当たるような環境では、葉焼けを起こし、枯れてしまいます。 元気に育ってもらうために最適な置き場所は、レースのカーテン越しの優しい光が入る窓辺や同程度の明るさが確保できる場所。それが難しい場合は、前述のように耐陰性があるため、窓から離れた部屋の中心あたりに置いても問題ありません。 ただし、四季を通してエアコンの風が直接当たる場所は避けてください。そのような場所に長時間置いておくと、葉から水分を蒸発させる蒸散活動を阻害し、株がダメージを受けるからです。 【ポトスは幼児やペットの手の届かないところで育てましょう】 ポトスの葉や茎には毒素(不溶性のシュウ酸カルシウム結晶)が含まれており、大人はさほど気にかける必要はありませんが、万一幼児がそれらを口にした場合、呼吸困難に至る場合があります。また、ペットを飼っている方も同様に注意が必要です。それ故か、英語圏ではDevil's Ivy(悪魔の蔦)とも呼ばれています。 夏の管理温度、冬の管理温度 夏場の最適な温度は25〜26℃です。耐暑性が強いため30℃くらいまでは問題なく育てられます。しかし、窓を閉め切っていることの多い夏場は自然界に少しでも環境を近づけるために、天井にサーキュレーター(送風機)の風を送るなどして、部屋の空気を循環させてあげるのが望ましいです。 冬は10℃を下回らないように管理してください。耐寒性が弱いので、8℃を下回ると葉がしおれたり、落ちたりする場合があります。しかし、元来が丈夫な植物のため、10℃以上の環境に戻せば徐々にまた生えてきます。 水やり 春~秋の間は土の表面が乾いたらたっぷり与えます。冬は土の表面が乾いてから1日おいて、たっぷり与えます。受け皿に溜まった水は必ず捨ててください。 肥料 肥料は本来、決められた時期に決められた量をあげるものですが、ポトスは肥料との相性が大変よいため(肥料焼けを起こしにくい)、春~秋の間は、窒素が多い観葉植物用のタブレット肥料を2カ月に1回程度、やや多めに与えると葉の色艶がよくなります。 このほか、観葉植物用の液体肥料もあり、その場合は春~秋の間に週1回与えてください。ただし、タブレット・液体肥料共に、成長が鈍化する冬はあげないでください。 葉水の方法など、日常のお手入れ ポトスは空中湿度が高いほうが喜ぶので、葉水は毎日あげてもOKです。また、葉水はポトスにつきやすいカイガラムシやハダニの予防にもなります。 葉が旺盛に茂った株は、一部の葉が黄色くなり枯れることがありますが、枯れた葉は株の代謝維持のために、見つけ次第カットしてください。また、日焼けした葉も同様にカットしてください。 植え替え 株の成長を促すために2~3年に1回、春~秋の間に1〜2回り大きい鉢に植え替えてください。 特筆すべき栽培ポイント 【剪定と水挿し、挿し芽】 ツルが特徴のポトスですが、長くなりすぎたツルや葉は切って剪定しても大丈夫です。また剪定は株の形をこんもりとさせたいときにも有効です。こんもりとさせたい場合は、ツルを根元から10〜15cmほど残してカットし、そこから新しいツルが伸びて、3〜4枚の葉がついた頃に先端をカットします。こうしていくうちに、どんどん枝分かれしていき、やがてこんもりとした形になります。 水を張った容器に切ったツルを挿せば(水挿し)、水耕栽培を楽しむことができ、用土を入れた植木鉢に挿せば(挿し芽)、株分けをすることができます。 ただし、水挿しや挿し芽を目的としてツルを切る場合は、新芽が出ている節を残してカットしてください。節には成長点があり、これがないツルを挿しても発根しないので注意が必要です。また、残したツルに葉が多く残っている場合は、葉からの水分の蒸散を抑え、エネルギーを発根に集中させるために、葉は1〜2枚のみ残してあとは切ってください。 【病害虫】 定期的に葉水をして株を潤わせていないと、カイガラムシやハダニが高頻度で発生します。カイガラムシは残しておくと、どんどん広がり、患部も深くなるため、見つけ次第早急な駆除が望ましいです。効く薬剤が少ないため、歯ブラシやピンセットを用いて物理的に駆除します。ハダニの場合は、市販の殺虫剤を散布して駆除してください。 オザキフラワーパーク後藤さんが選んだ、推しのポトス6選 パーフェクトグリーン 【写真の商品】高さ15cm 店頭価格:680円(税込) 葉に斑(ふぞろいの模様)が入ったイメージが強いポトスにあって、‘パーフェクトグリーン’はその名の通り、潔いぐらいパーフェクトなグリーンの葉が持ち味。 ゴールデン 【写真の商品】高さ15cm 店頭価格:398円(税込) ポトスのアイコン的存在ともいえる‘ゴールデン’。一般に、ポトスといえばこの‘ゴールデン’を指します。一般的とはいえ、クリームイエローの斑とグリーンの織りなす美しい葉は、ずっと見ていると時間の経つのを忘れてしまいます。 斑の入り方は光の状態によって左右されます。明るいところで育てれば斑が多く入り、暗いところで育てると新芽に斑が入らず、‘パーフェクトグリーン’のような緑一色の葉になる傾向にあります。明治時代から日本に入っており、とても生命力が強いため、観葉植物初心者にもおすすめの品種です。 写真の商品は500円でお釣りの来る手乗りサイズですが、成長も早くあっという間に生い茂るため、コスパも最高なポトスです。 テルノシャングリラ 【写真の商品】高さ12cm 店頭価格:398円(税込) 巻き巻きの葉にびっくりする‘テルノシャングリラ’。これらの葉はこれから展開するわけではなく、この巻き巻きのまま成長していく、ちょっと珍しい品種です。 愛知県の育種家、伊藤輝則氏が作出した品種で、オザキフラワーパークでも入荷したらすぐに売れてしまう人気商品です。 名の由来を考えてみると、伊藤輝則氏(テルノ)の作り出した理想郷(シャングリラ)なんて、とてもロマンチックですね。ちなみに、伊藤輝則氏の作出した品種は、その名前を取り「テルノシリーズ」として、愛好家に人気なんです。 珍種のわりには価格も安いので、普通のポトス(ゴールデン)と一緒に育ててみるのも面白いですね。育て方は、通常のポトスの育て方と同様です。 テルノハナハナ 【写真の商品】高さ12cm 店頭価格:398円(税込) ‘テルノシャングリラ’同様、伊藤輝則氏が作出したテルノシリーズの‘テルノハナハナ’。淡く黄緑色の斑が入っていて、濃淡2色のグリーンを楽しめます。 全体的に爽やかな印象なので、写真のようにウッディーなインテリアや白壁映えのする、とてもおしゃれなポトスです。 テルノシャンゼリゼ 【写真の商品】高さ20cm 店頭価格:1,380円(税込) こちらもテルノシリーズ。ポトス・ライムというポトスの人気品種の枝変わり品種(元の植物の枝の部分の成長点が突然変異し、新たな品種となったもの)で、原種のライムより葉が肉厚で色も濃く、とても育てやすい品種です。 他のテルノシリーズよりも大きめの株で、ハンギング仕立てにして販売しています。ハンギング鉢も込みの値段なので、初めてのポトスにいかがですか? エンジョイ 【写真の商品】高さ15cm 広がり幅30cm 店頭価格:2,480円(税込) 斑の入り方が迷彩模様のような‘エンジョイ’は、オザキフラワーパークでも人気のポトスです。一鉢置くだけでお部屋の雰囲気が楽しげになり、品種名もハッピーな雰囲気なので、新築や引越しのお祝いとしても喜ばれます。 ‘エンジョイ’は、そのルーツもユニーク。もともとはインドの栽培農家が偶然発見した突然変異種でした。それがオランダに持ち込まれて商標を獲得し、その後アムステルダム郊外の街で毎年開かれる世界最大規模の花の品評会「アールスメールフラワーオークション」で、2007年のロイヤルフローラホラントアワードを受賞した品種なんです。 ちなみにこの賞は、世界の花市場の6割強を占めているオランダで、最も権威のあるロイヤル(王室)の名を冠した賞。そんなルーツを持つ‘エンジョイ’を贈ったら、贈られた人も喜ばれることと思います。もちろんご自宅にもおすすめです! 取材後記 この取材をしたあと、どこでどんなポトスに出会えるか、改めて自宅付近の店舗を歩いてチェックしてみました。 まず駅ビルのスイーツショップとスタバ、薬局、駅前の都市銀行、カレーチェーン店、不動産屋2軒、メガネ店、皮膚科、形成外科、整骨院、ジェラート専門店、パン屋、台湾料理屋、、、さすがにここでやめました(笑)。 ちなみにカレーチェーン店とジェラート専門店が‘ゴールデン’、それ以外は皆‘パーフェクトグリーン’でした。この調査でポトスが最もメジャーな観葉植物であるということを改めて実感しました。もしも、カツカレーを食べながら「あ、あそこにあるのパーフェクトグリーンだ。」とつぶやく人がいたら、それは完全に推し活中のポトスオタクです。 あなたも推しポトスを見つけて、推し活してみませんか?
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家庭菜園

家庭菜園におすすめの大人気プランター! 保育園での食農教育にも活躍する「ベジトラグ」
「ベジトラグ」とは? ベジトラグとは、イギリス生まれの菜園プランター。高さのあるレイズドベッド式になっていて、かがまずに水やりや雑草抜きなどの日頃のお手入れがラクにでき、車イスに座ったままでも作業ができるので、「バリアフリーガーデニング」を楽しめるアイテムとしても人気があります。 作業のしやすさだけでなく、植物にとっても、高さがあることで風通しと日照を確保しやすく、排水性・通気性にも優れ、プランター内が高温多湿になりにくいというメリットがあります。 また、プランター底部がV字形状になっているので、深い部分には根菜類、浅い部分には葉物野菜、というようにいろいろな野菜やハーブが混植できる点も魅力です。 ベジトラグには、さまざまなタイプとサイズが揃っているので、庭やベランダ、玄関先など、置き場所に合わせて選ぶことができます。 食農教育にベジトラグを取り入れた「アスク」保育園 そんなベジトラグが、最近とある場所で活躍しています。それは子育て支援事業最大手の(株)JPホールディングスのグループ会社、(株)日本保育サービスが運営する保育園です。 「ベジトラグで植物とともにある豊かな暮らしを多くの人に広めたい」という販売メーカーの株式会社タカショーの想いと、「自分たちで植物を育て、収穫して食べるという食農教育を実現したい」というJPホールディングスの想いが一致し、プロジェクトがスタートしました。 プロジェクトは、保育園にベジトラグ本体と土、肥料、野菜やハーブ・花の苗やタネが季節ごとに届くというもの。連作障害を防ぐために、使い終えた土を送り返すための「土回収キット」もついていて、植え替えの時期になったら、次の植物とともに新しい土・肥料が保育園へ届くという仕組みです。 保育園では、植え付けや日頃のお手入れを子どもたちと一緒に楽しみ、育った植物を観賞したり、収穫して料理やクラフトに活用したりなど、さまざまな形での食農教育が実現しています。 ベジトラグを活用中の保育園を訪問! 実際に保育園の現場ではどのようにベジトラグを活用しているのでしょうか。編集部は東京都西東京市にあるアスクひばりヶ丘保育園を訪問しました。 玄関先でベジトラグがお出迎え 門を入るとすぐに2つのベジトラグが目に入ってきました。一つは、奥にハクサイ、手前にオレガノとチャービルがたっぷり植わって、ベジトラグが緑でこんもり! そしてもう一つは、タネから植えて間もない小松菜が可愛く顔を出し始めていました。 ベジトラグは2021年夏頃に1台目、続いて2022年4月に2台目が導入され、以来、セットで届く野菜やハーブ、花を絶やさず植えて育てています。 「ベジトラグの置き場所は、日当たりがよく、子どもたちや保護者の方々が必ず通る玄関先と最初から決めていました。毎日みんなが利用する場所なので、保護者の方にも日々の変化を見て感じていただけます。行き帰りの時間に、植えられた植物について親子で会話しているのを見ると嬉しくなります」と語るのは園長の仲順明子さん。 スタッフと協力して試行錯誤しながら、植物を園の活動に活かし続けています。 「3〜5歳児クラスには苗やタネを植えるところから一緒にやってもらい、5歳児さんには日頃のお手入れも手伝ってもらっています。1〜2歳児さんも収穫のときに参加して、子どもたちも、自分たちが育てて大きくしたものを収穫できる楽しさを感じていると思います」(仲順さん) 収穫した野菜やハーブを給食に活用 アスクひばりヶ丘保育園では、ベジトラグの収穫物の活用方法について栄養士さんが中心になって考えています。ベジトラグで育てた新鮮な野菜やハーブは給食の食材として大活躍だそう。 「特にピーマンは採っても採ってもなくならないくらいの豊作で、色も緑や赤、オレンジなどカラフルで、子どもたちもとても喜んでくれました」と栄養士の花田絵里さん。 植物の植え方、育て方などの知識がないなかで、はじめは枯らしてしまう失敗もあったものの、失敗からの学びも多く、子どもたちと一緒に育てた食材を、子どもたちと一緒に収穫し、食べるという一連の流れは、とても良い「食農教育」になっていると言います。 「5歳児のクッキング保育では、収穫したバジルを使ってピザを作ったり、おままごとのように包丁でニンジンを切る練習をしたりもしました」(花田さん) 口にする以外にも、ハーブの香りを観察、にじみ出る汁で色をつける、型を取ってスタンプを作るなど、「自然科学」に触れる機会にも活用しています。 ベジトラグ活用の幅を広げていきたい ベジトラグを活用した食農活動の大きな魅力は、季節ごとに植える植物が土や肥料とセットで園に届くところ。季節に合った野菜やハーブの苗が適期に定期的に届き、栽培に必要な土や肥料も自動的に必要な分だけ届くため、迷うことなく植え付け作業が進められます。常に何かを育て続けることができ、ガーデニングライフを導いてくれる嬉しいシステム。ガーデニング初心者も安心して、1年で一通りの野菜やハーブ栽培の体験ができ、あっという間に初心者卒業です。 最後に、今後ベジトラグで挑戦してみたいことを伺ってみました。 「届くハーブの中には、あまり日常で料理に使ったことがない種類もありますので、活用方法をもっと知りたいと思っています。レシピの幅を広げていきたいですね」(花田さん) 「野菜やハーブは収穫した後にいろいろと活用できていますが、花は今のところ観賞用になっています。今後は花もアレンジメントなどに活用し、あらゆる形で子どもたちが植物と触れ合える機会を増やしていきたいと思います」(仲順さん) ベジトラグで楽しい菜園生活を! 保育園でのベジトラグ活用例をご紹介しました。機能的にもデザイン的にもこだわりを持って作られたベジトラグ、ご家庭でもお子さまと一緒に野菜や果物づくりを楽しむことができます。 ぜひこの春は、ベジトラグで楽しい菜園プランター生活を始めましょう! 取材協力 株式会社日本保育サービス https://www.nihonhoiku.co.jp/ アスクひばりヶ丘保育園 https://www.nihonhoiku.co.jp/blog/hibari/ Credit ガーデンストーリー編集部 ベジトラグ販売ページ https://aoyama-garden.com/shop/c/c1701/
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イベント・ニュース

ガーデニングビギナーの男性アイドルが「グリーンアドバイザー」資格取得に挑戦! 結果は…?
グリーンアドバイザーとは? グリーンアドバイザーとは、公益社団法人 日本家庭園芸普及協会が認定する資格で、植物の栽培に関する正しい知識を持ち、園芸の魅力・楽しみ方を伝えられる人に与えられる資格です。ガーデニング人気が高まる中、園芸・ガーデニングに関する適切な指導やアドバイスができる人材が広く求められており、2023年現在、全国に約11,000人いる有資格者は、園芸相談員やセミナー講師、園芸店の販売員、造園業、学校・研究機関、園芸関係の地域活動など、さまざまな分野で活躍しています。 グリーンアドバイザーの資格については、過去の記事でも詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。 初めてのガーデニングにチャレンジしながら勉強に奮闘 ガーデンストーリーの「庭づくり企画」をきっかけにガーデニングをスタートしたはまだん。メンバーの中から、戸田健太さん(通称たっつん)と富田慧太郎さん(通称けいたる)の2人がグリーンアドバイザーの受験を決意しました。 受験に当たっては、認定講習・試験の申し込みと受験料の振り込み手続き完了後、協会が独自に作成した認定講習テキストが届き、このテキストとインターネット配信による講習動画の視聴を通じて学習を進めます。 「テキストは大ボリュームで、園芸にまつわる幅広い知識が網羅されています。僕たちのようにまだガーデニングの経験が少なかったり、知識に不安がある人は、早めに申し込みをして勉強をスタートするのがおすすめです」と富田さん。 また、戸田さんは「アイドル活動と並行して勉強を進めるのはハードに感じることもありましたが、講習動画は受講期間中ならいつでも視聴が可能なので、移動中にスマートフォンで視聴するなど自分の都合に合わせて学習しやすい点がよかったです」と、猛勉強した約4カ月間を振り返りました。 はまだんの庭づくりに関する記事はこちら きっかけは、グリーンアドバイザーの資格を持つ先輩のアドバイス グリーンアドバイザーを知ったきっかけは、彼らが庭で育てる花や野菜のタネを探しに行った、サカタのタネ ガーデンセンター横浜でのこと。店内を案内してくださった、サカタのタネの清水俊英さんが「植物の正しい知識を身につけてガーデニングを深く楽しみたい! と思ったら資格を取得するのもおすすめ」と紹介してくれたのです。そんな清水さんも、グリーンアドバイザーの資格を持つ先輩の一人です。 グリーンアドバイザーを認定する公益社団法人 日本家庭園芸普及協会は、「フラワー&ガーデンショウ」や、学校緑花、たねダンゴ普及をはじめとするさまざまな事業の企画や運営に携わっています。グリーンアドバイザーの資格を取得すると、これら協会主催のガーデニングの楽しさを伝えるイベント活動への参加機会が得られるのです。 いざ受験! 結果は…? 2022年度の試験は9月に全国で行われ、横浜住まいの彼らは東京の会場で試験に臨みました。そして受験から1カ月後、ついに緊張の結果発表です。 その結果は…… 2人とも見事合格! 猛勉強の努力が実を結びました。フラワーデザイナーとしてプリザーブドフラワーのアレンジメント作品の制作・販売で全国の百貨店を飛び回るリーダーの戸田さんは「ガーデニングの知識が深まったことで、園芸が好きなお客さまとのコミュニケーションの幅が広がったり、より意欲的にガーデニングを楽しめるようになりました。今後は園芸に関するイベントやセミナーに積極的に参加したい!」と話してくれました。彼らの今後の活動にも注目です。 CBT方式導入で受験しやすい! グリーンアドバイザー試験の特徴 2023年度からはCBT方式(全国のテストセンターに設置されたコンピュータ端末を使って受験する試験方法)が導入され、地方在住の方も受験がしやすくなりました。2023年9月1日~30日の期間内で都合の合う日時と、全国300カ所以上あるテストセンター(試験会場)の中から1カ所を選んで受験します。試験予約日の3日前までなら、受験会場と日時を無料で何度でも変更可能なので、仕事が忙しい方や引っ越しを控えている方も、安心して受験することができますよ。 園芸関連の資格として30年以上の歴史があるグリーンアドバイザーは、園芸業界で働く方はもちろん、趣味でガーデニングを楽しむ方など、幅広い層の方々が受験されています。ガーデニングの知識を深めるだけでなく、園芸にまつわるさまざまな分野での活動に生かすことができるグリーンアドバイザー。興味がある方は、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか? 4月3日から申し込みスタート! 2023年度グリーンアドバイザー講習・試験概要 講習・試験の申し込み期間 2023年4月3日(月)~8月31日(木) 試験実施期間・会場 2023年9月1日(金)~9月30日(土) ※期間中の1日を選んで受験 全国47都道府県の合計約300カ所のテストセンターから会場を選んでオンラインで予約。 ※試験予約日の3日前まで、受験会場・日時は何度でも無料で変更可能。 受講・受験料 ◯一般:40,700円(税込) ◯学生:20,350円(税込) ◯再受講・受験:29,700円(税込) 申し込み方法 オンラインのみ。申し込み専用ページは、公益社団法人 日本家庭園芸普及協会のウェブサイトにて2023年4月3日(月)以降公開。 詳細はhttps://www.kateiengei.or.jp/greenadviser/examinationをご確認ください。 合格発表 グリーンアドバイザー認定審査会が合否判定を行った上で、2023年10月17日(火)正午に受験者マイページにて発表予定。 詳細・お問い合わせ 公益社団法人 日本家庭園芸普及協会 電話:03-3249-0681 メール:ga-work@kateiengei.or.jp ウェブサイト:https://www.kateiengei.or.jp/greenadviser/examination グリーンアドバイザーになろう! 資格取得を目指す方であれば、誰でも受験できるグリーンアドバイザー。園芸業界で働く方だけでなく、一般の方で「園芸の知識を深めたい」「自身の活動や交流を広げて、園芸の仲間を増やしたり地域活動に参加したい」という思いを持つ方にもおすすめの資格です。 2023年度の受講・受験申し込みは4月3日(月)から。受験を検討される方は、ぜひ協会ウェブサイトをご覧ください! YOKOHAMA男子プロフィール 2017年11月、「音楽の力で横浜そして神奈川を元気にしよう!」というコンセプトのもと結成。 神奈川県内のお祭りやイベントに積極的に参加、さらには横浜市内での路上ライブにも力をいれて活動しているほか、「神奈川県犯罪防止応援アイドル」として神奈川県警の詐欺防止運動にも取り組んでいる。今後は地域の食や文化そしてSDGsなど、アイドルの枠組みにとらわれずに視野を広げて、よりよい社会作りに貢献できるグループを目指す。 Youtube: https://www.youtube.com/channel/UCbF2EyAywVpiReWvTqQgFlA Instagram: https://www.instagram.com/hamadan065/ Twitter: https://twitter.com/hamadan_11 Official Site: http://hamadan.yokohama/
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ガーデニング

アイドルが家庭菜園に初チャレンジ! 栽培レポート〜はまだんの「ステキなお庭をつくろう!」企画Vol.7〜
イギリス生まれの家庭菜園プランター「ベジトラグ」の植物 夏のベジトラグ菜園の主役は、もりもりに育ったピーマン! ベジトラグに植えた2つの苗は、初夏から一気に生長していき、プランターに覆い被さるまでに大きくなりました。 撮影時の7月中旬頃には、ぷっくりと膨らんだピーマンが軽く20個は収穫できたほど。隠れていた赤ちゃんピーマンたちもその後次々に大きくなり、最終的には一苗から40〜50個実り、はまだんハウスの庭で一番の収穫量となりました。 ピーマンは家庭料理で使いやすい食材なのも嬉しいポイント。定番の肉詰めや野菜炒め、青椒肉絲などはもちろん、パリパリピーマンといったおつまみ系でも活躍しますが、採れたてのピーマンで作る料理は格段の美味しさだったと喜んでいました。 こちらは、同じくベジトラグに植えていたローズマリー。常緑のローズマリーは、料理の香り付けやハーブティーなど、使いたい時にいつでも収穫できます。料理の他にも、リースにして楽しむなどさまざまな活用法があります。 ハーブにはあまり馴染みがないはまだんでしたが、メンバーのたっつんとけいたるは、グリーンアドバイザーの受験勉強にローズマリーを活用しました。ローズマリーに含まれる成分には、頭をすっきりとさせ集中力を高める作用があるので、ローズマリーの葉を擦ってかたわらに置き、勉強に励みました。 ちなみに、2人のグリーンアドバイザー受験の合否については改めて発表いたしますので、どうぞお楽しみに! 地植えや鉢植えの花 地植えと鉢植えでは、タネからの栽培にチャレンジしました。まず、地植えのコーナーの足元には、平弁の八重咲きマリーゴールド‘サファリ’が黄色とオレンジの元気な花を咲かせました。開花期が長く、ビタミンカラーが鮮やかなマリーゴールドは、庭に彩りを加えるだけでなくコンパニオンプランツとしても活躍してくれます。今回は虫を駆除するための薬剤は使用せずに自然の姿も観察しながらガーデニングを楽しみました。そんなわけで写真にも写っている通り、バッタが花の上に鎮座する姿が見られましたが、メンバーのりゅりゅは「花もバッタも可愛いなぁ〜」としばし観察。そして、そんなりゅりゅが一番の期待を込めて育てたアサガオの‘ヘブンリーブルー’は… 8月中旬頃に、爽やかな花を咲かせてくれました。りゅりゅ、やったね! 夏場の暑い中、こまめに様子を確認して世話をした努力が実を結びました。 また、同時に育て始めたアサガオの‘フライングソーサー’も、花ごとに少しずつ異なる模様を見せて楽しませてくれました。一日花であるアサガオは、タイミングを逃すとその花姿を拝むことができません。それぞれイベントやレッスンなど外出が多いメンバーは、アサガオが咲いたのを発見すると、スマホで撮影して見せ合いながらアサガオの花を楽しんでいました。 アサガオと並んで夏の花の代表格であるヒマワリは、ゆうだいがセレクトした大輪咲きの‘ロシア’。タネまきから約1カ月後の6月には30cm〜1mほどに生長し、支柱を立てて誘引を開始しました。7月にはゆうだいの身長ほどに生長し、地上部が倒れないよう上部も誘引。どこまで大きくなるんだ?! と思うほどダイナミックなヒマワリにメンバーたちは大興奮でした。 そして7月下旬には草丈は頭上を大きく超え、ヒマワリははまだんハウスのほうを向いてニッコリと笑うように元気に開花。「エネルギーにあふれるその姿を見てパワーをもらえた!」とゆうだい。 さて、花を楽しんだ後に収穫したタネはというと、編集部員の愛ハム(?)が美味しくいただきました。普段、カロリーの高いヒマワリのタネはなるべく控えているこちらのハムスター君、差し出された数粒のタネを嬉しそうに頬張っていました。食いつきがよかったので、やはり好物なんだな、と実感する飼い主でした。 地植えの野菜 地植えの野菜は、エダマメとインゲンを栽培。育苗している間はややヒョロヒョロしていて心配だった早生種のエダマメですが、7月の上旬頃から収穫できるように。このエダマメは、3粒莢になる確率が高いと言われている‘いきなまる’という品種ですが、コンパクトな草姿ながら立派な莢のエダマメが次々となり、何度も収穫を楽しむことができました。 そんなエダマメには、虫の痕跡が。葉が網目状に透けた状態になったのを見て「これはコガネムシの仕業だよ」と教えてくれた住友化学園芸の牛迫さん。 葉を食害するのはコガネムシの成虫です。見た目には多少食い荒らされた印象ですが、実の収穫にはあまり影響がないため、特別な防除はせず見守りながら栽培を続けました。これには、「害虫に関する知識が増えて勉強になった!」と、グリーンアドバイザー受験に向けて勉強中のたっつんとけいたる。 そして最後。始めはタネが発芽せずに二度目の種まきチャレンジをしたインゲンは、6月に立てた支柱を伝ってつるがグングン伸び、「多分、この支柱では収まりきらないくらい伸びるよ」と、牛迫さんに助言された通り、最終的にはつるが行き場をなくすほどに生長! こちらは早どりの品種のため、タネまきの約50日後から最初の収穫がスタート。地際から実がなり始め、1カ月ほどは収穫が続きました。気がついたらたくさんなっていた! なんてこともしばしばで、写真のように莢がパンパンになることもありましたが、メンバーで美味しく、楽しみました。 フラワーアーティストで手先が器用なリーダーのたっつんは、料理もお手のもの。収穫したインゲンで作ったパスタをお披露目してくれました。インゲンの食感がほどよく、美味しく仕上がったそう。Instagramでたびたび野菜を取り入れた料理配信を行っているたっつんは、「自分で一から野菜を育てて、収穫、調理まで体験できたのは貴重な経験。今度は、大好物のトマトを栽培してみたいです」と語ってくれました。 庭づくりの様子はYOKOHAMA男子公式YouTubeチャンネル「はまだんTV」にて公開しています。こちらもチェックしてみてくださいね。 動画のご視聴はこちらから https://www.youtube.com/channel/UCbF2EyAywVpiReWvTqQgFlA YOKOHAMA男子プロフィール 2017年11月、「音楽の力で横浜そして神奈川を元気にしよう!」というコンセプトのもと結成。 神奈川県内のお祭りやイベントに積極的に参加、さらには横浜市内での路上ライブにも力をいれて活動しているほか、「神奈川県犯罪防止応援アイドル」として神奈川県警の詐欺防止運動にも取り組んでいる。今後は地域の食や文化そしてSDGsなど、アイドルの枠組みにとらわれずに視野を広げて、よりよい社会作りに貢献できるグループを目指す。 Youtube: https://www.youtube.com/channel/UCbF2EyAywVpiReWvTqQgFlA Instagram: https://www.instagram.com/hamadan065/ Twitter: https://twitter.com/hamadan_11 Official Site: http://hamadan.yokohama/
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観葉・インドアグリーン

2023年激推し【観葉植物神7】を観葉植物のエキスパートが徹底解説!|観葉植物基礎講座 Vol.5
観葉植物のおさらい 東京都練馬区の大手園芸店「オザキフラワーパーク」が指南し、初心者の方にも分かりやすく観葉植物の魅力を紹介してきた「観葉植物基礎講座」。今回は、同店の観葉植物担当後藤さんに、2023年激推しの観葉植物「神7」をピックアップしてもらいました。 これから観葉植物を購入しようと考えている方はもちろん、さらに増やそうと考えている方も、ぜひご参考に! まずは、観葉植物の基本をおさらいしましょう。 観葉植物とは 一鉢置くだけで部屋の見栄えがワンランク上がることから“インテリアグリーン”とも呼ばれる観葉植物。自宅で管理可能なサイズのものから、オフィスや店舗に置いて見栄えのする大きなものまで、さまざまなタイプのものを選ぶことができます。種類も豊富で、亜熱帯地方の植物を中心にさまざまあり、葉の形や樹形のバリエーションも多彩なため、コレクションする楽しみもあります。 育て方は決して難しくありません。置き場所と水やりの頻度のコツさえつかめば、誰でも簡単に育てることができます。忙しい毎日に癒やしを与えてくれる観葉植物を、ぜひ部屋に加えてみませんか? 観葉植物の栽培に必要な道具と基本の育て方 観葉植物を育てるには以下の10アイテムを使用します。 ①水やりに必要な「ジョウロ」 ②葉水に必要な「霧吹き」 ③植え替えの際に土を盛るための「スコップ」 ④植え替えに必要な「鉢(根腐れを防ぐためにも必ず底穴が空いているものを選びましょう)」 ⑤鉢からもれ出る水が床などを汚さないようにする「受け皿」 ⑥鉢底の穴から害虫の侵入や土の流出を防ぐ効果があり、植え替えの際に最初に鉢に入れる「鉢底ネット」 ⑦鉢内の水はけと通気性を確保するために鉢底ネットの上に敷く「鉢底石」 ⑧植物を植えるための「用土」 ⑨成長に欠かせない「肥料」 ⑩剪定に使う「ハサミ」 この10種類全部揃えるの!? と思うかもしれませんが、全てがマストというわけではありません。販売時のプラスチック鉢のまま育てるのであれば、最初の段階で④〜⑧は特に必要ありませんが、植物は成長するものなので、大きくなれば必要に応じて植え替える必要があります。その時に備え、将来的に一回り大きめの鉢は用意しておいたほうがよいでしょう。また、100円ショップで手に入るものも多いので、初期費用もさほどかかりません。 ただし、土は植物の栄養の源となるため、しっかりとしたものを選ぶのをおすすめします。園芸店で販売している培養土や観葉植物専用土なら問題ありません。 これらのアイテムを用意し、お気に入りの観葉植物を購入したら、あとは基本的な5つのことを実践すれば、観葉植物の基礎知識は完璧です。 基本1:置き場所は直射日光を避け、明るい場所で管理 基本2:水は土の表面が乾いたら鉢底から溢れるくらいたっぷりと 基本3:葉水を与えることで葉の美観を維持 基本4:春〜秋の成長期には肥料を与える 基本5:生い茂ってきたら、成長期に入る前に株全体に光が当たるように剪定する。 ※植物の種類によっては管理方法が異なる場合があるため、詳細は購入店にお問い合わせください。 「オザキフラワーパーク」後藤さん激推しの観葉植物神7 “買える植物園”の異名を持つほど品数豊富な「オザキフラワーパーク」には、日夜多くのお客様が観葉植物を買い求めに来店します。その店内で観葉植物を担当する後藤さん、観葉植物に関する造詣の深さは店内随一! そんな後藤さんに、初心者マストバイの激推し神7をピックアップしていただきました。 神①「フィカス・ベンガレンシス」 【写真の商品】高さ99cm 店頭価格:9,800円(税込) 「永遠の幸せ」という花言葉を持つフィカス・ベンガレンシスは、インドのベンガル地方原産のゴムの木の仲間。くっきりとした葉脈が美しい葉とユニークな樹型が人気の観葉植物です。 おすすめの理由 観葉植物としては定番のゴムの木。その中でも葉が緑色のタイプがフィカス・ベンガレンシスです。くっきりとした葉脈が葉の存在感を高めています。乾燥にも強く、水やりの管理が簡単なため初心者の方にもおすすめです。写真のものは高さも約1mと、どんなスペースにもマッチするちょうどよい大きさです。 育て方のコツ 最適な置き場所は、陽射しがレースのカーテン越しに入ってくる窓辺、あるいは、明るい日陰。直射日光は葉焼けの原因となるため厳禁です。水は土の表面が乾いたら鉢底から出るまでたっぷり与えて育てます。葉の表裏に頻繁に葉水をしてあげると健康な葉に育ちます。 ゴムの木の種類は、幹を切ると切り口から白い樹液が出ます。これが肌に付着すると、体質によっては肌に炎症が生じるおそれがあるため、剪定などで付着した場合は必ず石鹸で洗い流してください。 神②「フィカス・アルテシマ」 【写真の商品】高さ76cm 店頭価格:9,800円(税込) インドや東南アジア原産のフィカス・アルテシマは、樹高がかなり高くなるためラテン語で最も背が高いことを意味する「アルテシマ」と名付けられました。成長も早く、本当に高く伸びるため、天井が高いスペースに向いています。黄色の葉はとてもおしゃれで、部屋を明るくしてくれます。 おすすめの理由 アルテシマにはいろいろな模様の入り方がありますが、こちらは黄色の斑が入る葉のタイプになります。迷彩模様のようなこの色彩は眺めるたびに元気をくれるので、一鉢置けばテンションもあがります。部屋に活気が欲しい方におすすめです! 乾燥に強いため、初心者の方でも簡単に育てられます。写真のものは高さ76cmですが、どんどん伸びていくので成長がとても楽しみな株です。 育て方のコツ 日光が大好きな品種ですが、ベンガレンシス同様に直射日光には弱いので、同様に陽射しがレースのカーテン越しに入ってくる窓辺での管理が適しています。明るい環境で育てることで、葉の美しい模様が維持できます。水やりは土の表面が乾いたタイミングで鉢底からあふれるくらいたっぷりとあげてください。また、葉の表裏に頻繁に葉水をしてあげると健康な葉に育ちます。 ゴムの木の種類は、幹を切ると切り口から白い樹液が出ます。これが肌に付着すると、体質によっては肌に炎症が生じるおそれがあるため、剪定などで付着した場合は必ず石鹸で洗い流してください。 神③「ポトス」 【写真の商品】高さ15cm 店頭価格:680円(税込) 東南アジアのソロモン諸島を原産とするサトイモ科のツル性の植物、ポトス。数多い観葉植物の中でもとても身近な品種ではないでしょうか。クリームイエローの模様が入った美しい葉はまるで絵画のようで、飾る場所を選びません。ツルが旺盛に垂れていくため、ハンギングに最適です。 おすすめの理由 ポトスは、観葉植物の中でもダントツに育てやすいです。つる性の植物なので成長期にはぐんぐん伸びていくため、このツルをどういうふうに仕立てるのかが腕の見せ所であるのと同時に、醍醐味でもあります。ハンギングはもちろん、棚などの高所からツルを垂らしたり、ワイヤーで支柱を作り、ツルを上に這わせるなど、さまざまな方法で楽しめます。 またポトスは種類も多く、写真の商品はゴールデンポトスといって、ポトスの代表的な品種です。この他、単色のポトス・ライムや、大胆な模様のマーブルクイーンなど、集める楽しみもあります。 種類により価格は変わりますが、今回おすすめするゴールデンポトスは680円(税込)とリーズナブルなので、初心者の方におすすめです。 育て方のコツ 耐陰性に富むので日陰でも成長する反面、直射日光には弱く、夏場はわずかな時間直射日光を浴びただけで簡単に葉焼けを起こしてしまいます。管理を行うのに理想的なのは、レースのカーテン越しの明るい場所で、気温が10℃を下回らないように注意してください。 葉の模様は、明るい場所であればあるほど綺麗に出て、暗所で育てると単色になる傾向があります。 水やりは、土の表面が乾いたら鉢底から出るまでたっぷり与えます。頻繁に葉水をすると葉の色艶が増しますよ! 神④「ペペロミア・ナポリナイツ」 【写真の商品】幅6.5cm 店頭価格:680円(税込) ギリシャ語で胡椒を表す”ペペリ”を語源とするペペロミアは、名称の由来通りコショウの仲間です。熱帯アメリカを中心に、世界中の亜熱帯地域におよそ1,000種が分布し、そのうちの十数種が園芸品種として流通しています。 写真の商品はペペロミア・ナポリナイツという品種ですが、ペペロミア・ベルキダという品種の葉はベトナム料理のスパイスとしても知られています。 おすすめの理由 一目見た瞬間にその可愛らしい葉に惹かれるペペロミア。乾燥に強く、少々渇水気味でも育つため、多忙な方にもおすすめです。光の加減によっては銀色にも輝くこの丸みを帯びた多肉質の葉は、眺めているだけで日々の煩わしさから心を解放し、リラックスさせてくれます。 葉の手触りはぷにぷにしていて、これを触っているだけでも気持ちが和みます。 写真のように、幼葉は裏側が紫色になっていて、表裏で色の違いを楽しめるのも魅力の一つです。ちなみに紫は成長と共に消えていきます。 このタイプ以外にも、丸葉、縮れ葉と種類も豊富なので、集める楽しみも味わえます。価格も680円(税込)と安いため、日々忙しい方は、リラクゼーションの意味も込めて一鉢いかがですか? 育て方のコツ 水が多すぎると不調気味になるので、やや放置気味のほうが失敗を防げます。日当たりを好みますが、直射日光は他の観葉植物同様に葉焼けを起こしてしまうので、直射日光が当たらない、かなり明るい場所で管理してください。また寒さに弱いので、室内の温度が6℃を下回らないようにしてください。 神⑤「サンセベリア」 【写真の商品】高さ35cm 店頭価格:980円(税込) サンセベリアは葉が多肉質なため、水不足で葉がシワシワになってもそう簡単に枯れることはありません。熱帯アフリカなどが原産地で、シュッとした形の葉は、写真のように横縞の入ったタイプをはじめ、単色のタイプなどがあり、好みに応じて色を選べるのも魅力です。 おすすめの理由 とにかく葉がスタイリッシュで、ずっと眺めていても飽きません。この多肉質の葉は、乾燥地帯を生き抜くためにたっぷりと水分を蓄えているために乾燥に強く、水やりの頻度も少なくて良いため、とても育てやすいです。今回おすすめするのはこの横縞の入ったタイプですが、他にも種類が多いので、サンセベリアに特化してコレクションする方も多く、マニア心をくすぐる観葉植物です。 ただ、成長がゆっくりなため、早く大きくしたい方には不向きですが、限られたスペースで美しい葉を長期間にわたって楽しみたい方にはぜひおすすめです。980円(税込)という価格も魅力です。 育て方 多肉質の植物は過湿を嫌うため、春〜秋は竹串などを使い、土の表面のみでなく鉢内の土全体が完全に乾いたことを確認してから、鉢底から溢れるくらいたっぷりと水をあげてください。冬の時期は休眠期になるので、水やりを一切やめて断水します。暖かくなり始めたら徐々に水やりを再開します。 神⑥「モンステラ」 【写真の商品】高さ54cm 店頭価格:2,480円(税込) 熱帯アメリカが原産で、一度見たら忘れない切れ込みの入った葉が特徴のモンステラ。1鉢あるだけで南国気分が楽しめます。観葉植物の中でも1、2を争う人気商品です。昨今は流行りということもあり、店舗やオフィスでも目にする機会も多いのではないでしょうか。 そのダイナミックなフォルムとは裏腹に、じつはツル性の着生植物なんです。原産地では椰子の木などに着生して自生しています。 おすすめの理由 モンステラをおすすめする理由はなんといっても、お部屋に一鉢置くだけで南国気分を味わえること。切れ込みの入った特徴的な葉は、気分だけでなくインテリアのイメージ自体をワンランク上げてくれます。都内の高級ホテルやスパリゾートなどでもモンステラは愛用されているため、その雰囲気を自宅でも楽しめるのも魅力ですね。 大きな株は数万円するものもありますが、写真の株は高さ54cmなので、価格も2,480円(税込)と大変お手頃。葉は、新芽の形のままで成長するため、成長と共に切れ込みの数が増えることはありません。また、新芽の時に切れ込みがなければそのままの形で成長します。 まだ小さな株なので、これからどんどん切れ込みのある葉を生やしていき、ゆくゆくはそれが存在感を増していく過程を楽しむことができる有望株です。 育て方 育て方は決して難しくありません。置き場所は、陽射しがレースのカーテン越しに入ってくる窓辺が理想ですが、耐陰性が高い品種なので、陽射しが弱い部屋でも栽培は可能です。逆に、直射日光は特徴的な葉を葉焼けで台無しにしてしまうおそれがあるため避けてください。 水は土の表面が乾いたら鉢底から出るまでたっぷりと与えます。葉が大きいので、霧吹きで葉水を与えるといきいきとします。成長するにつれて切れ込みのある葉が出てきますが、葉が多くなり過ぎたら支柱で止めたり、剪定も行ってください。 神⑦「ベンジャミン」 【写真の商品】高さ34cm 店頭価格:980円(税込) インドや東南アジア原産のベンジャミンは、オフィスや店舗のインテリアグリーンとしては定番ですね。一般的には写真のようなクリーム色の斑の入ったタイプのものをよく見かけますが、この他にも、葉が波打つものや、くるっとカールしたものなど、さまざまなタイプのベンジャミンがあります。 旺盛に成長するため、好条件下では20mに達することもあるほど元気満々な観葉植物です。 おすすめの理由 ベンジャミンはフィカスの仲間ですが、他のフィカスに比べ幹や枝が柔軟なため、編み込みのタイプや、支柱を立てて誘引せずに、そのままの状態で葉を生い茂らせたボサ仕立てタイプなど、仕立てによって異なる魅力を楽しむことができます。 写真の商品は高さが34cmとまだ若い株のため、思い通りに仕立てて楽しむことができます。もちろんこのまま放置のボサ仕立てでもグングン成長しますよ! スタミナもあるので、長年にわたって共に寄り添える観葉植物です。1,000円でお釣りがくるというコスパのよさも魅力です。 育て方 日当たりを好みますが、直射日光は葉焼けを起こしてしまうため、レースのカーテン越しの窓辺か、明るい日陰の環境で管理しましょう。ただし、あまり暗い場所で管理すると、葉を大量に落としてしまうため、基本は明るい場所での管理を心がけてください。また、環境の変化に敏感なため、慣れ親しんだ場所から移動すると葉を落とす場合がありますが、新しい環境に適応すればまた新芽が出てくるので、その場合は様子を見てください。 水は土の表面が乾いたら鉢底から溢れ出るまでたっぷり与えます。たまに葉水をしてあげると葉のコンディションを良好に保つことができます。環境が合えば葉を旺盛に出してくれますが、茂り過ぎたら剪定して風通しを良くしましょう。 観葉植物が枯れた? と思った時の対処法 ここで紹介した7つの商品に共通するのは、直射日光は厳禁ということ。これはこの神7に限らず、多くの観葉植物にいえることですが、観葉植物の多くは熱帯雨林の地表付近で、背の高い樹木の間からの木漏れ日を頼りに自生しています。このため、強烈な日光を浴びてしまうと葉焼けを起こしてしまうのです。 葉焼けした葉は細胞組織が破壊され、光合成を行うことができなくなってしまいます。多くの葉が葉焼けし、光合成の効率が悪くなれば、自ずと株全体にダメージが広がってしまいます。また、葉焼け以外でも、乾燥により葉が枯れてしまうこともあります。 万一、葉焼けや乾燥で葉が枯れた場合は、枯れた葉をカットしてから、しばらくの間日陰で管理しましょう。根が生きていれば、また新芽が出てくるので、その時まで要観察です。 根が生きているかどうかの確認は、株の根本を見て、黒く変色していなければ大概の場合は大丈夫です。 取材担当後記 今回挙げていただいた7種類の観葉植物は、比較的メジャーなものが多いので、見たことがある方は多いのではないでしょうか。 私も最近、ふと街の店舗に目をやる際は、どんな観葉植物が置いてあるのか探すようになってしまいました(笑)。その結果、飲食店はポトスやサンセベリア、ヘアサロンはフィカス系、カーディーラーはモンステラ、がそれぞれ多いことに気づきました。 このことから、紹介した神7の観葉植物たちがどんな雰囲気で飾られているかを見たいとき、意外にもそれは普段自分が立ち寄るお店など、身近な場所で見ることができ、そしてそこに飾り方のヒントが隠されているかもしれませんよ。このように、観葉植物って私たちの生活にとても身近で、そして街のいたるところでインテリアとの融合を研究できるんだなと思いました。 皆さんもぜひ、ここで挙げた神7が街の中でどう飾られているか見つけてみてください。新しい発見があるかもしれません。 さて、オザキフラワーパークでは観葉植物のどんな些細な質問でも常時受け付けてくれます。スタッフの皆さんがお客様一人ひとりの、今日の「分からない」を明日の「楽しみ」に変えるお手伝いをしてくれるので、この機会にぜひ観葉植物の世界に足を踏み入れてみてください!
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ガーデニング

【プロが解説】枯れた? 枯れてない? 園芸の冬のお悩み解決します!
園芸、冬への備えは万全ですか? 植物を育てているとさまざまな問題にぶつかりますが、冬越しに関するお悩みは、この時期とても多く耳にします。育てている植物は冬を越せるのか、越すためにはどうすればよいのか、購入時に聞いとけばよかった…という経験は誰でもあると思います。今回は、そんな園芸の冬の対策に関するお悩みを、当連載でもうお馴染みの、街の園芸店「フラワーガーデン・セキ」の関ヨシカズさんに解決していただきます。 今回も答えてくれる街の園芸店「フラワーガーデン・セキ」(目黒区祐天寺) 今回も読者の皆さんのお悩みに答えていただいた『フラワーガーデン・セキ』の関さん。東京は目黒区祐天寺に古くからお店を構え、近隣住民から愛される、地域に根ざした園芸ショップです。2代目の関ヨシカズさんは、植物の四季に精通した園芸のエキスパート。お店には花を買い求めるお客様だけでなく、四季折々のお悩みを関さんに相談しようと、大変多くの方々が来店。今回の皆さんからいただいた冬のお悩みにも分かりやすく答えてくれます。さて、今回はどんなお悩みが寄せられているのでしょうか? さっそく関さんに伺ってみましょう。 【お悩み1】ぺチュニア、ニチニチソウ、ハナキリンの冬越しについて教えて! ぺチュニアやニチニチソウなどを冬越しさせるかどうか、悩んでいます。 また、ハナキリンの冬越しの仕方について教えてください。(九州・沖縄 50代 女性) 関さんの答え そもそもの話になってしまいますが、ぺチュニアもニチニチソウも一年草です。まぁ正確には両方とも多年草ですが、日本の冬を越せないため、日本では一年草という扱いなんです。ぺチュニアは春の花、ニチニチソウは夏の花なので、それぞれの時期に楽しんでいただき、冬はサヨウナラをしてください。 でも、質問者さんは九州・沖縄地方にお住まいということで、九州・沖縄地方の冬が氷点下になるイメージはないから、意外とぺチュニアやニチニチソウも外で冬越しできるかも…。 とはいうものの、10℃を切るようなら、室内の暖かいところで管理してください。ただ、冬を越すためには、管理の場所がどこであれ、花期が終わる11月くらいに、株の体力を温存するための剪定を行わなければなりません。時期的に今年はもう遅いので諦めて、来年再び植えて冬越しにチャレンジされてはいかがでしょう? ハナキリンに関してですが、ハナキリンは多肉植物のユーフォルビア属なので、寒さに反応して落葉します。ここで落葉しても枯れたとは思わず、室内に取り込んで管理してください。 落葉しない場合は、お住まいの地域的には、冬の寒さに徐々に慣らしてあげれば外での冬越しも可能かと思います。ただし気温が5℃に迫るようなら、室内に取り込んだほうが安全です。 室内に取り込んだあとは、こまめな管理が肝心となります。水をあげすぎないように、とことん乾かし気味に管理してください。冬は活動が鈍る時期なので、水やりは土の表面が乾いてから、さらに4〜5日経ってからあげるくらいのほうが理想的かな。とにかく土の湿り具合を毎日でもチェックしたほうがいいですね。そういうタイミングってね、植物がちゃんと教えくれるんだよね。 【お悩み2】クレマチスを同じ鉢に植え替えたいです! クレマチスの鉢植えに関してです。根がパンパンなので植え替えをしなければならないのですが、そのまま同じ鉢に植え替えたいです。クレマチスは根を切らないようにと聞いたことがありますが、切っても大丈夫でしょうか? (近畿 50代 女性) 関さんの答え う〜ん、根がパンパンなら、本来は鉢増し(一回りくらい大きい鉢に植え替えること)をしたほうがいいんだけど、それができず、同じ鉢に植え替えたいということは、お気に入りの鉢に植えている、ということなのかな? いずれにせよ、根がパンパンの状態で同じ鉢に戻すのなら、それは根を切るしか方法はないと思いますよ。ただ、クレマチスの根の特性上、質問者さんのおっしゃる通り、切るのはかなり危険です。それでもどうしてもと言うのであれば、これは賭けになりますが、株を鉢からあげて、外側のほうから中心に向けて尻すぼみになっていくように刈り込んでください。最終的に下図のようになる感じでしょうか。 その後同じ鉢に戻せば、根玉が小さくなっている分、鉢を大きくしたのと同じ意味合いになるので、そんなイメージでやってみてください。 カットの仕方ですが、生きている根を刈り込めばどんな植物でも危険が伴うので、慎重に。それこそ赤子を起こさないように…という感覚で、古い土を落として、黒くなっている根は除去しながら、前述のような形を作っていきましょう。 あと、根を切る時期も重要です。クレマチスは春〜秋が季節の花なので、その時期に切ると確実に駄目になります。やるとしたら2月下旬から3月上旬あたりでしょうね。お住まいの地域は近畿なので、その時期でよいと思います。 何度も言うようですが、鉢増しという方法を取らずに根を切るという手段を取るのであれば、せっかく育てたものが駄目になるリスクがあることだけは心に留めておいてください。 植物のことを考えるのであれば、まぁいろいろと事情があるとは思いますが、僕は鉢増しを強くおすすめします。 かく言う僕も、まだ知識も浅かった昔の話ですが、同じキンポウゲ科で根が弱いクリスマスローズの根をガッツリと切って、同じ鉢に植え直したら、枯らしてしまった経験があるんですよ。まぁ失敗も経験のうちとは言いますが、生きている植物相手ですから、失敗しないに越したことはないですよね! 【お悩み3】庭が日陰のため、秋冬は植物が育ちません! 住宅街で庭が三方向から壁で囲まれた状態なので、ほとんど日陰か半日陰です。基本的に秋冬は日向を好む植物は育ちません。日向で育てなきゃいけないものは、いったんベランダで育苗し、春になってから庭に植え替えます。宿根草の日陰向きの植物を植えたりもしますが、全体的に花つきは悪いです。(関東 50代 女性) 関さんの答え これは“そういう環境で育つ植物にはどんなものがありますか?” という質問なのかな? もしそうなのであれば、秋冬は夏と違って植物は温度を保ちたいので、特に太陽を必要としています。それで宿根草とかも駄目になっちゃうと思うんだけど…。まぁ、パッと思いつくのは、クリスマスローズぐらいかなぁ。クリスマスローズは日陰や半日陰でもスクスクと育つ“冬の植物”なので、試してみてはいかがでしょう? あとは、マンションとかの植え込みにもよく使われるヤブランなんかは寒さ暗さにも強く、酷な環境でも綺麗な花を咲かせます。ただ花期が夏なんで、毎年夏を楽しみに、っていう感じ。 あとは、う〜ん、ユキワリソウなんかは「雪割草」と書くように、冬場は雪に埋もれていても春になれば残雪を押し除けてちゃんと花を咲かせるので、質問者さんのお庭の環境に向いているかも。 【お悩み4】知人に託されたアネモネの球根を冬越しさせたいです 引っ越しされるご近所さんに託されたアネモネの球根を植えているのですが、葉は立派ですが花が咲きませんでした。来年花を咲かせるために、この冬の管理をどうすればよいでしょうか? ちなみに我が家の庭は、一日中太陽が当たります。玄関側は午前中のみ日が当たり、北風が吹きつけ、雪が積もることもあります。(近畿 60代 女性) 関さんの答え アネモネは秋植えなので、冬の管理というより、どちらかというと夏の管理のほうが重要なんですよ。アネモネは、秋に球根を植えると、根っこを張って、冬に葉を出し、春にかけて花が咲き、夏に休眠する、というサイクルです。 つまり、休眠期の夏の管理をミスると、その次の年の植え時に球根が痩せちゃうんですよ。葉をつけて、子孫を残すために花を咲かせて…という、植物にとって一番パワーが必要な時期にエネルギーがない状態になってしまうんです。だから冬の管理ではなくて、葉っぱと花が咲き終わった後の球根をどう太らせるか、そこが最も重要なんです。これはアネモネに限らず、チューリップもヒヤシンスも、球根類は基本的に夏の管理が重要になってくるんです。 ただね、難易度が高いんですよ。チューリップなんて毎年球根をリサイクルしてる人もいますが、芽は出るものの花が咲かない、咲いても貧弱、というパターンはかなり多いんです。簡単なのは水仙くらいかな・・・。 アネモネのあの梅干しみたいな小さな球根を太らせるためには、花が散った直後にあげる肥料、つまり「お礼肥」が必要です。 【お礼肥とは】 植物がたくさんの果実や花を付けた後に、豊かな恵みを与えてくれた感謝の気持ちを込めて、果樹は収穫後、花や木は花落ち後に肥料をあげることを「お礼肥」といいます。お礼肥には意味があり、結実や開花で消費したスタミナを回復させる効果があります。 やり方ですが、球根は花が落ちてもすぐにカットせず、葉しかないその状態の時に肥料をあげてください。葉は光合成のために残しておく必要があります。残しておいた葉もやがてシワクチャの状態になり、全部が黄色くなって枯れていきますが、その時までハサミを入れないでください。その状態になるまでにどれだけ肥料をあげられるかがカギとなってくるので、そこをミスると次回の開花は期待できません。花が落ちた後の葉だけの状態のときの施肥が、球根リサイクル成功のキモとなるんですよ。 球根を託した方は、毎年咲くのを楽しみにされていたと思うので、託されたほうとしては、やっぱり休眠期の管理をしっかりやらないと、同じ想いは共有できないと思います。 落花後にうまいこと肥料をあげて球根を大きくし、引っ越しされた方に「咲いたよ!」って写真が送れたら、お互いにハッピーですね! でも、僕だったらスパっと新しい球根を買って植えちゃいますが(笑)。 【お悩み5】ラベンダーミントをこんもりと育てたい! ラベンダーミントを鉢植えで育てていますが、伸びすぎて困っております。上にばかり伸びず、こんもりと育てるにはどうしたらよいでしょうか? (東北 60代 女性) 関さんの答え これは剪定しかないですね。要は“収穫するための剪定”っていう意味合いではなくて、“よく育てるための剪定”が必要です。冬の寒さが増してくる前にやっておいたほうがよいでしょう。 街路樹とかも、年末になるとよくクレーンを使ってやってますよね。あれは別に伸びすぎて邪魔だからという理由で剪定しているのではなく、植物のために切っているんです。切ることにより、吸収した養分を効率的に使えるようになり、寒い冬を耐え抜くスタミナをつけ、次の成長につなげるんです。 ハーブの場合、剪定は同時に収穫をするっていう意味合いになるから、伸びた分はどんどん剪定して収穫を楽しみましょう。 カットの方法ですが、これは映像の中で説明しますね。つたない絵ですが・・・。 【お悩み6】「耐寒」と明記されているラベンダーなのに、うまく冬越しできません! 「耐寒」と明記してあっても、ラベンダーを枯らしたり花を咲かせることができないのはなぜでしょうか? 2階南側のベランダでプランターで栽培していました。 ちなみに、土を総取っ替えせずに一部掘って、購入時の土のまま入れて馴染ませていますが、古い土と混ざるのはよくないのでしょうか? (近畿 50代 女性) 関さんの答え これは、なんていうか、枯れていないんじゃないかなぁ。 「耐寒」とあるものでも、とありますが、耐寒性=常緑ではないんで、そこはもしかしたら、ちょっと認識の違いがあるかもしれませんね。 要は、宿根草と多年草の言葉の違いもあるんですが、最初にそのあたりを簡単に説明しますね。毎年楽しむことができる多年草は2種類あって、そのうちの一つ、ローズマリーのように、葉が四季を通して常緑の植物を「多年草」といいます。そしてもう一つが、土の中で根は生きているけど、葉を落として、一見して枯れたような状態になって冬越しする植物。これを「宿根草」といいます。ラベンダーは種類にもよりますが、多くは前者の「多年草」に属します。ただ、多年草といっても、お住まいの近畿のエリアが、京都や兵庫の北部や山間部に近いところだった場合、都市部に比べて寒さも厳しいと思うので、ラベンダーは株の更新のために冬に落葉することがあります。なので、それを見て枯れたと勘違いされた可能性も考えられますね。 商品タグとかに記載してある“耐寒”に関しては、「枯れたような状態になるけど、実際は根が生きているので、枯れずに冬越ししますよ」という意味なんです。なので、一度、枯れたと思っていたラベンダーの幹を切ってみてください。 本当に枯れている幹はカッサカサな感じがして、ハサミを使わないでも指で簡単に折れ、切り口も乾燥しています。 しかし、生きている幹はどことなくしなやかで、切り口には繊維感もあり、水っ気も感じられます。何よりも指では折れませんし。 その辺をチェックして、落葉しても春までは諦めずに、そうだなぁ、3〜4月ぐらいまで待って音沙汰なしだったら、それは本当に枯れてるって判断すればいいんじゃないかな。 まぁ、ちゃんと暖かくなれば芽が出てくるんで、そこで判断したほうがいいかなと思いますよ。意外かもしれませんが、ラベンダーは草本ではなく常緑樹の仲間なので、強いですから。 花を咲かせないというのは、肥料とかの問題もあると思うので、そこはちゃんとね、花に効くような、ウチでもよく売れている『リンカリ肥料』や、普通のチッソ(N)、リン酸(P)、カリ(K)の比率が10-10-10や8-8-8などの化成肥料とかを使って、花に栄養を与えてあげれば咲いてくれると思います。 あと、ラベンダーは高温多湿を嫌うので、水のあげすぎには十分気をつけてください。もしかしたら、それで枯れた可能性もあるのかな・・・? ちなみに土に関してですが、古い土と混ぜるのは特に問題ないですよ。 【お悩み7】鉢植えのグラス類の越冬の仕方を教えて! 鉢植えのグラス類の越冬の仕方がよく分からなくて、去年は枯らしてしまいました。 (関東 60代 女性) 関さんの答え グラス類もたくさん種類があり、一年草もあれば多年草もあります。なので、何を育てているかによりますが、多くのグラス類は宿根草で、冬場は上部は枯れても根は生きているものが多いんです。なので、【お悩み6】のラベンダーの質問者さん同様、去年枯らしたというものが、地上部だけを見て、枯れたと判断されてしまった可能性もありますね。 もちろん、本当に枯れている可能性もあるけど、僕が直接見られるわけではないので、何とも言えないですが、一度根を上げてみて、根の端のほうを切ってみてください。本当に枯れていれば切り口に水気は無いですが、枯れていなければ水気があるはずです。 お住まいの関東も広いので、例えば群馬の比較的標高の高いエリアで、極寒の環境下にずっと置いておいたとか、雪がずっと乗ったままだったとかだと、完全に枯れる可能性もあるでしょう。ただ前述のように、宿根草は、地上に出ている部分は冬になれば必ず枯れ、根が生きていれば春を待たずしてなんらかの動きを見せるものなので、とりあえず春先ぐらいまでは様子を見てはいかがでしょう? 関さんから愛のメッセージ 植物にとって、耐えなければならない季節「冬」。春夏と元気だった植物が、冬になると元気をなくすのは、それは生き物なので止むを得ないことです。人間も冬になると活動が停滞しがちですからね。人間は「寒いよ〜」と言葉を発することができますが、植物は寒くても、それを人間みたいに言葉で発することができない分、葉を紅葉させたり落としたりして、周囲に自分の状況を知らせています。大事なのは、そこに目を向け、耳を澄まし、植物がなぜ今そんな状況なのかを知ることだと思います。せっかく来年の春のために準備している彼らを、枯れたんだな、と誤解して捨てちゃったら、それはとても悲劇ですよね。 植物たちが生きる時間軸で物事を考えた場合、性急な判断というのは、時に後味の悪い結果をもたらすことがあります。それを避けるためには学びも必要だと思うし、それはとても貴重な学びであり、“戦い”でもあるんだよね。 読者の皆さん、よいお年を! おわりに担当編集より というわけで、皆さん、冬のお悩みは解決しましたか? 最後にお馴染みのフレーズをいただきましたが(笑)関さんがおっしゃるように、植物の分類とそのライフサイクルをちゃんと知らないと、いろいろと誤解も生じてしまいます。でも今は、インターネットが当たり前の時代。ガーデンストーリーとしては、こうして皆さんにお悩み解決の場を利用していただき、それが誤解やお悩みの解消につながったら、最高に嬉しいです。 ただ、取材を通して毎回感心するのは、ネット上では見つけられない、関さんが経験から得た貴重な知識や生の情報の数々。皆さんも、ネットの情報に加え、最寄りの園芸店ともっと懇意にされてはいかがでしょうか? 関さんのお店には、取材の最中もお客様がたくさんお見えでしたが、訊かれると丁寧にいろいろお話ししている関さんを見ていて、あぁ、お客様が大好きなんだなぁと思ってしまいました。話術は関さん流ですが(笑)。 さて、今年始まったこの企画ですが、ガーデンストーリーでは来年も引き続き関さんにさまざまな質問をぶつけていきます。乞うご期待です! Merry Christmas! & Happy New year! 植物に関するお悩み募集中! 植物を育てる上でのお悩みを募集しています。お寄せいただいたお悩みは、こちらの連載『街の園芸店がお悩みを解決!』にて、園芸のプロが丁寧に回答してくれるかもしれません。 ※取り上げるお悩みは編集部にて選定させていただきます。お答えできない場合もございますので、ご了承ください。 お悩み入力フォームはこちら↓↓ https://forms.gle/vi7LXzPMD51Qgb5g9 取材協力 フラワーガーデン セキ 東京都目黒区中町2-39-15 電話:03-3712-3230 ※現在(2024年5月)一時休業中。新店舗にて再開次第お知らせいたします。 Credit 取材・文/ガーデンストーリー編集部
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園芸用品

観葉植物は【ハンギングプランター】でワンランク上の空間を楽しむ!|観葉基礎講座Vol.4
ハンギングプランターってどんなものなの? ハンギングプランターは、カーテンレールやダクトレールなどに植物を吊り下げて楽しむ園芸のおしゃれ技。たくさんの緑が空中に浮かぶ様子は、まるでジャングルのよう。また一鉢吊すだけでも、お部屋がとてもスタイリッシュになります。 吊り下げるだけでなく、ベランダの壁やフェンスに引っ掛けて、屋外で楽しむこともできます。 ハンギングプランターを楽しむための道具 吊り鉢 吊り鉢は、ハンギング用の鉢にフック付きのハンギングパーツがあらかじめ付いているため、そのまま植えて吊せます。 鉢の素材は、写真のようなプラスチックをはじめ、テラコッタ、陶器、ブリキ、鉄、銅などさまざまで、形もお椀型やスクエア型など種類がたくさん。 【バスケット素材のハンギング】 バスケット素材のハンギングは、鉢植えを中に入れて使うアイテムで、鉢カバーの役目も果たします。籐や椰子などの自然素材を編み込んだタイプのものは、温かみがあって大人気です。 【ワイヤーバスケット】 椰子の繊維で作られたヤシマットを敷いて使うワイヤーバスケットは、通気性がよいため、多肉植物のハンギングに向いています。ただし、ヤシマットは通気性が“よすぎる”ため、水切れがとても早いので、植える植物によっては注意が必要です。 【ハンギングはペットのいるご家庭でも有効】 ペットにとって危険なコーデックスなどを育てる場合、植物をペットの手の届かないところに配置する意味でもハンギングは有効です。 ハンギングロープ ハンギングロープは、そのままでは吊せない普通の鉢を吊すために用います。シンプルな麻ひもや綿ひも製、またそれらをおしゃれに編み込んだマクラメタイプのもの、ブリキや銅製のチェーンタイプのものなど、さまざまな素材から選べます。 【ハンギングロープは自分で作ることもできます】 ハンギングロープはさまざまな素材を使い、自分で作ることもできます。編集部のスタッフも、綿ひもをマクラメ編みした自作ハンギングロープで観葉植物を楽しんでいます。 ハンギングフック ハンギングフックは、カーテンレールや、ダクトレールなどに物を吊すための器具で、S字フックともいいます。 鉄製やステンレス製のものが多く、プラスチック製のものもありますが、鉢は土が水を含めば重量も増すため、耐久性の面からもプラスチック製のものはおすすめしません。 ハンギングロープに写真(上)のようなフックが付いていれば、基本的にハンギングフックは不要ですが、引っ掛ける場所とサイズが合わない場合は、ハンギングフックで調整することも可能です。 プラントホルダー ハンギングは吊すだけではありません。プラントホルダーを使えば、壁やフェンス、ベランダの手すりなどに引っ掛けて楽しむことができます。 ハンギングにおすすめの植物 アイビー(ヘデラ) ハンギングプランターのアイコン的存在のアイビー(別名へデラ)は、屋内はもちろん屋外でも楽しめる万能選手。ヨーロッパやアジア西部にかけ幅広く分布し、耐寒温度がマイナス2℃のため、欧州の比較的寒い地域でも雨だけでどんどん育つタフな植物です。その生命力の強さと、そう思わせないおしゃれなルックスが相まって、観葉植物初心者にも大人気です。 どの園芸店でもハンギングしたいと相談されれば、まず最初にアイビーをおすすめするのではないでしょうか。また、品種改良も頻繁に行われているため、市場では色や形などさまざまな種類のアイビーに出会うことができ、そんな選べる楽しみもアイビーの魅力の一つです。 アイビーのツルはとても旺盛に伸びていくため、おしゃれな樹形を維持するためには剪定が必須となります。むしろ剪定しつつ、ツルを巻いたりどこかに引っ掛けたりして楽しむのがヘデラの醍醐味。ハンギング入門者にもおすすめです! 【ヘデラとアイビー】 園芸店よっては学名のヘデラで販売されていますが、基本的に同じもの。アイビーはヘデラの英語での正式名称コモン・アイビーを由来としています。 ポトス ポトスは東南アジアのソロモン諸島を原産とするサトイモ科のツル性の植物。おしゃれなカフェやオフィスに飾られていることも多いので、それを見て自分も育ててみたいと思った方は多いのではないでしょうか。ツルは旺盛に下に垂れて伸びるため、ハンギングに最適な観葉植物です。 しかし原産地でのポトスは、鬱蒼としたジャングルの地面付近に自生し、他の樹木に気根(地上の幹や茎から出た根)を巻き付かせながら上に伸びていきます。ゆえに耐陰性に富み、逆に直射日光には弱いんです。レースのカーテン越しの明るい場所で、気温が10℃を下回らないように管理すれば、容易に育てることができます。 ちなみに、ポトスって意外にもたくさん種類があり、私たちが最も多く目にする緑の葉にクリームイエローの模様の入ったものは黄金カズラというものなんです。他にもポトスライムやマーブルクイーンなどさまざまな種類があるので、園芸店巡りをするのも楽しいですね。 ホヤ ガガイモ科のツル性植物ホヤは、東南アジアやオセアニアの亜熱帯地域に広く分布し、自生地では他の樹木や岩場に着生しながら成長し、最大で18mにまでなるというとてもタフな植物です。多肉質で可愛らしい葉が特徴ですが、一番の推しは、なんといっても可愛い花。肉厚の花びらにはワックスを塗ったような艶があるため、海外ではワックスプラントとも呼ばれています。 花からは、高貴なフレグランスのような、甘くスパイシーな香りが漂います。 ホヤにはたくさんの種類があり、品種によって葉や花の形状や色もさまざま。またホヤ自体、市場での流通量が決して多いわけではないので、興味がある方は見つけたら即買いがおすすめです。 育て方も他のハンギング植物同様、直射日光を避け、レースのカーテン越しの明るい場所で、気温が10℃以下にならないように、水やりは用土が乾いたらたっぷりと、といった感じで、初心者でも容易に育てられます。 ちなみに、この貝みたいなホヤという名前の由来は、著名な植物学者ロバート・ブラウン氏により、彼の友人でもあり、18~19世紀に活躍した英国の著名なガーデナー、トーマス・ホイ氏を讃え、その名にちなんで命名されました。 フィロデンドロン 中南米が原産のフィロデンドロンは、種類が650にも上り大変多いことでも知られています。日本で販売されている園芸品種は限られているものの、多くのバリエーションを持つ葉の美しさから、フィロデンドロンを中心に収集しているコレクターもいます。 とにかく葉が美しいので、園芸店では入荷するたびにすぐに売れてしまう人気品種です。 耐陰性もあり、基本的な育て方はポトスと同じですが、品種によっては葉の発色のために、長時間日光浴(真夏の直射日光はNG)させたほうがいいものもあるので、購入時に確認しておきましょう。 余談ですが、学名はギリシャ語のフィレオ(友愛、兄弟愛の)デンドロン(木)を意味することから、風水的にも人気なのだとか。その辺りの詳細は風水師にお尋ねください。 リプサリス ハンギングできるサボテンとして人気のリプサリス。さまざまな種類がありますが、特に人気なのは、上写真のひものような摩訶不思議な形のリプサリス。これは茎が変化したものなのです(普通のサボテンも胴体の部分は茎なんですよ!)。私たちが日頃抱いているサボテンのイメージとは異なるため、購入時にサボテンと知って驚く人も多いです。 リプサリスは熱帯雨林に自生するため「森林性サボテン」とも呼ばれています。サボテンといってもトゲはなく、ただひものような茎がどんどん生えていきます。そして品種により異なりますが、成長すると春頃に白や黄、オレンジ、ピンクの花を咲かせ、自家受粉した後に写真のような赤い実がなります(実は白い場合もあります)。 育て方は、普通の夏成長型のサボテンと同じで、水やりは春から夏の生育期は用土が乾いたらたっぷりと、秋から徐々に控えて、冬は月に1回、湿らす程度、という感じです。ただ、耐陰性が強い分、強い日差しに弱いので、半日陰くらいのところでの栽培が適しています。まさにハンギングのためのサボテンですね。 シダ類 シダというと、恐竜時代から変わらぬ姿で鬱蒼とした森に生えている、というイメージを持つ人も多いと思いますが、実は観葉植物としても大人気で、特にハンギングプランターとしての人気が高いんです。人類よりも遥かに長い歴史を生き抜いてきたため、熱帯のどの地域でも見ることができ、種類も大変豊富。私たちがハンギングで楽しむ園芸種としては、昨今インテリアグリーンとして大人気のビカクシダ(コウモリラン)などを筆頭に、ボストンファーンとしても知られているツルシダ科のネフロレピス・ペンジュラなどが人気です。 育て方は種類によって異なりますが、基本的に高温多湿を好むため、冬場は気温が10℃以下にならないよう、また水切れにも注意して育てる必要があります。育て方に慣れてくるとコレクションしたくなるのがシダの魅力(魔力?)。スタイリッシュにシダ類がハンギングされたシーンは、一度はやってみたいと憧れている人も多くいます。 ハンギングプランターの管理のしかた 最適な設置場所 【室内】 直射日光による「葉焼け」を防ぐためにレースのカーテン越しの明るい場所で、エアコンの風が直接当たらないように管理してください。エアコンの風は植物を必要以上に乾燥させ、根から吸い上げた水分を葉から蒸発させる「蒸散作用」に悪影響を与え、葉がだんだん黄色に変色してしまいます。そもそも植物は代謝のために古い葉を黄色くして落としていきますが、あまりにもそれが顕著な場合はエアコンの風を疑い、管理場所を移動させたほうがよいかもしれません。室内でのハンギングの場合、この点に特に注意が必要です。 【屋外】 夏場は直射日光が当たりすぎず、風通しのよい環境が最適です。また、エアコンの室外機から出る風の影響がない場所を選びましょう。 冬場は日当たりのよい場所に置き、種類によっては、夜間が氷点下になる場合や降雪時には室内に取り込みましょう。冬の管理は、植物の種類により耐寒温度が異なるので、ネットなどで確認するか、購入した園芸店に尋ねてみるのもよいでしょう。 用土 市販の観葉植物専用の用土、あるいはハンギング専用土を使います。リプサリスなどのサボテンには多肉用培養土も使用できます。 水やり・葉水 水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。 室内に飾っている場合は、ベランダや庭、あるいはお風呂場で行い、水が鉢底から出なくなったら定位置に戻すとよいでしょう。 受け皿つきでハンギングしている場合は、受け皿に水が溜まったままだと根腐れを起こしてしまうため、溜まった水はすぐに捨てましょう。 葉水は毎日でもOKです。特に室内は乾燥しやすいため、葉水をすることでホコリやハダニが付着するのを予防できます。 剪定 長く伸びてしまった葉や茎は、剪定しても大丈夫です。ただし、観葉植物は種類によっては切り口から垂れてくる液体により皮膚がただれる場合があるので、手袋をするか、剪定後は手をしっかりと洗ってください。 肥料及び活力剤 春から秋の時期に、『マグアンプK』などの遅効性肥料を置き肥として土の表面に置いてあげるとよいでしょう。『マグアンプK』以外の肥料は、種類によってはあげすぎたり、直接植物に触れると肥料焼けを起こす場合があるので、置き肥は幹から遠い鉢の縁に置くことをおすすめします。 水やりの際に、2〜3回に1回の割合で植物活力剤『メネデール』を規定量希釈して与えると、葉の瑞々しさや、植物自体のスタミナ増強効果が期待できます。 植え替え 植物の成長に合わせ、2〜3年に1回は、1〜2回り大きい鉢への植え替えをおすすめします。水やりの際に水をなかなか吸わなかったり、鉢底から根が飛び出してきたら、それは植え替えのサインです。 オザキフラワーパークのおすすめコーディネート5選 今回お話を伺ったオザキフラワーパーク観葉植物担の後藤さんに、どんなお部屋にもマッチする、おすすめのハンギングコーディネートを選んでいただきました。 コーディネート①:【ポトス】 【POINT】 白と黒のツートーンカラーの麻ひも製ハンギングロープの黒の部分に、耐陰性が強く初心者の方でも育てやすいポトスを入れた同色のアートストーンポットを合わせてみました。ポトスの葉色がとても映える仕立てになっています。ポトスは成長するにつれて下に垂れていくので、徐々に大胆な雰囲気へと変化していく様子を楽しめます。ただ成長が早いので、あまりにも伸びすぎた場合は、強めの剪定をしてスッキリさせることができます。こんなに切って大丈夫かな? というくらい切っても、またすぐに伸びてくるので大丈夫です。 伸びたツルを巻いたり、他のものに巻き付かせたり、思い通りに形を作れるのがポトスの魅力です。価格がお手頃なのもいいですね。 コーディネート②:【オキシカルジウム・ブラジル】 【POINT】 サトイモ科の植物オキシカルジウム・ブラジルを、シンプルに編み込まれたハンギングカバーで吊ってみました。網目感のある鉢カバー部分は細かい仕事が施されていて、ダークカラーの割には優しい雰囲気を醸し出しています。またそのコントラストが、葉に入った斑の美しさを際立たせます。 オキシカルジウム・ブラジルはポトス同様に育てやすく、滴形のおしゃれな葉は葉水が大好きなので、毎日の葉水で喜ばせてあげましょう。 コーディネート③:【アイビー】 【POINT】 ハンギングの定番アイビーは、王道のシンプルな白いハンギングカバーが似合います。吊り具部分が同色のチェーン状なので、ひも製のものよりも品のよい高級感があります。また、アイビーの紋章のような形の葉がその雰囲気をさらに強め、全体的にハイセンスな仕立てになっています。アイビーの葉っておしゃれですよね! この葉の形に惹かれて買っていかれるお客様も多いんです。でも、乾燥するとハダニが発生しやすいので、こまめに葉水をしてあげるとよいでしょう。 コーディネート④:【リプサリス・エリプティカ】 【POINT】 ハンギングで大人気のリプサリス。平べったくギザギザした葉のような茎「葉状茎」が特徴のエリプティカ種を、黒い楕円フレームのハンギングカバーに入れて、コンテンポラリーな雰囲気の中にもアメリカンガーデンを感じられるような仕立てにしてみました。他のリプサリス同様、花を咲かせた後に実がつくので、そんな移ろいも楽しむことができます。風通しのよい場所で乾燥気味に育ててください。もちろん、エアコンの風はNG ですよ。 コーディネート⑤:【ホヤ・ロシータ】 【POINT】 白いサークルパイプの中で植物が浮いているように見せる、ちょっと遊び心のあるハンギング。旺盛に伸びるツルがお部屋をスタイリッシュにアップグレードするホヤ・ロシータを楽しげな感じに仕立ててみました。前述のようにホヤ属は流通量が少なく、中でもロシータは特に希少性が高いので、ある意味出会えたらラッキーな植物かもしれません。 我ながらこの組み合わせはいいですねぇ(笑)。おすすめです! ハンギングおしゃれ図鑑 お部屋をスタイリッシュに見せるハンギング。インスタグラムで#ハンギングと検索をかけると、その投稿数はなんと6.2万!。英語で#hangingplantsと入れると、その数はさらに膨れ上がり48.1万件にもなります!。 世のハンギンングマスターたちは、いったいどんな風にハンギングを楽しんでいるのか気になりますよね。そんな巷のハンギングを、ちょっとのぞいてみましょう! おわりに いかがでしたか? ハンギングプランター特集。ハンギングプランターをおしゃれに飾りたいけど、やり方がイマイチ分からずに手が出せないという方も多かったのではないでしょうか。この記事でご紹介しているちょっとしたコツを掴めば、もう簡単。雑誌やテレビで見たような、ワンランク上の理想の空間を手に入れることができます。 今回この記事のためにInstagramに投稿されているいろんな方のハンギングプランターを拝見したのですが、植物の選び方、アイテムの選び方、飾り方、どれをとっても勉強になるものばかりでした。植物によってその表情がガラッと変わるハンギングプランター、あなたは何をハンギングしますか? さて、オザキフラワーパークでは観葉植物のどんな些細な質問でも常時受け付けてくれます。スタッフの皆さんがお客様一人ひとりの、今日の「分からない」を明日の「楽しみ」に変えるお手伝いをしてくれるので、この機会にぜひ観葉植物の世界に足を踏み入れてみてください!
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活躍してます! 園芸資格 園芸に関する資格には、園芸業界で仕事をしている方もそうでない方もチャレンジできるさまざまなものがあります。 特集「活躍してます! 園芸資格」では、資格受験の補助制度や社内検定など、熱心な社員教育を制度化しているユニバーサル園芸社の取り組みと、一般の方も挑戦できるものを含む3つの園芸資格をピックアップしてご紹介しています。 実力を可視化しモチベーションもアップ! ユニバーサル園芸社の社員教育 レンタルグリーン事業をはじめ、園芸店・インテリアグリーン専門店の運営、造園業なども行うユニバーサル園芸社では、社員が国家資格などを取得する際にかかる費用に対して補助制度を設けています。 補助制度の対象となる資格は、小型移動式クレーンの運転免許、造園技能士、造園施工管理技士、グリーンアドバイザー、ガーデンデザイナー、エクステリアデザイナー、樹木医などなど…。中でも同社が特に力を入れているのが、園芸装飾技能士です。社内の有資格者では、一級園芸装飾技能士所持者が最も多く、管理業務など現場に出ない社員でも持っている人がいるほど。 資格を持つことで、お客様から注目していただけたり、安心していただけること、また社員同士でも刺激を与え合えること、一定の実力が評価されて目に見えることで、社員のモチベーションアップにもつながっていることなど、よい影響が出ているそうです。 また、独自の社内検定も設けていて、毎年1回、人によっては2カ月に1回の頻度で行われています。初級のDランクから、超上級のSSSランクまでの7段階があり、Dランクは直径30cm程度の鉢を使った寄せ植え、上にいくほど作品の規模が大きくなり、SSSランクでは大きなディスプレイや庭園とも呼べる規模の作品に挑戦します。SSSランクに上り詰めた社員はまだ2人しかいないとのこと。規模の大きい作品を作る場合は、一般公開もしています。 現場に携わらない人も含め、社員全員が「園芸」に取り組み、学び続ける姿勢づくりが、ユニバーサル園芸社の信頼にもつながっているといえます。 資格紹介1:“園芸の精通者”に授与される「グリーンアドバイザー」 「グリーンアドバイザー」は、園芸の指導者としてふさわしい知識を身につけていることを認める資格です。資格取得者の力を借りて家庭園芸の普及活動をすることを目的に、公益社団法人日本家庭園芸普及協会が1992年に始めました。 資格取得には、専用テキストと動画による講習を受けた後、筆記試験を受け、試験合格後に資格登録手続きを行います。 現在、グリーンアドバイザーは約1万1千人。資格取得者は、園芸講師や園芸相談をはじめ、幅広く活躍しています。記事では、29年前にグリーンアドバイザーの資格を取得した埼玉グリーンアドバイザーの会会長・杉浦啓泰さんの活動内容などもご紹介しています。 〈資格情報〉 試験期間:毎年9月ごろ 資格要件:不問 試験方法:筆記 会場:未定 受講・受験料:一般40,700円他 ※2022年度時点 グリーンアドバイザー紹介ページ:https://www.kateiengei.or.jp/greenadviser/ 資格紹介2:制作技術と基礎知識を有することを証明する「ハンギングバスケットマスター」 「ハンギングバスケットマスター」は、一般社団法人日本ハンギングバスケット協会が主催する資格です。ハンギングバスケット、コンテナガーデンなどの制作技術と園芸の基礎知識を有すると認められた人に与えられます。 各地にあるハンギングバスケットマスター支部仲間と、花のまちづくりや子どもたちへの花育、地域の行催事に参加するなど、資格を活用して活動の幅を広げることができます。 記事では、園芸、エクステリア施工店のAnnes garden(愛知県日進市)を営む武島由美子さんに、資格取得に至った経緯や、その後の資格の生かし方などについてうかがっています。 〈資格情報〉 試験期間:年1回 資格要件:園芸実務1年以上、園芸学校卒業など(要確認) 試験方法:筆記、実技 会場:全国4カ所 受験料:20,000円(税込) ※2022年度時点 日本ハンギングバスケット協会公式ウェブサイト:https://www.jhbs.jp/ 資格紹介3:観葉植物の知識を有することを証明する「グリーンマスター」 一般社団法人日本インドア・グリーン協会が主催する「グリーンマスター」は、観葉植物の名前や特性、管理の知識を有する人に与えられる資格。観葉植物レンタルなどを展開する企業や、園芸店・花屋のスタッフ、園芸学校の学生など園芸業界関係者はもちろん、一般の人も受けられる、園芸の入門としておすすめの資格です。 試験は、園芸関係者を中心に一般の人も含め、毎年約100人が受験。シンプルに植物の名前、特性、管理など、植物を扱ううえで必須の知識が問われます。 記事では、屋内緑化と庭のメンテナンスなどの事業を展開する追分農園(静岡市清水区)代表・持舘幸弘さんに、資格の業務への役立て方などを伺っています。 〈資格情報〉 試験期間:年1回 秋 資格要件:不問 試験方法:筆記 会場:全国14カ所 受験料:10,000円(税込)他 ※2022年度時点 グリーンマスター認定試験公式ウェブサイト:https://greenmaster.jp/ ルポルタージュ店舗〜ラブリーガーデン〜 全国の園芸店をご紹介する連載「ルポルタージュ店舗」。今回は、ガーデンストーリーでもおなじみ、鳥取県米子市の『ラブリーガーデン』をピックアップしています。 “バラと宿根草と園芸雑貨”をメインにラインアップしている同店。イングリッシュガーデンの中に店舗があるような癒やし空間には、ベテランの園芸愛好家が多く訪れます。 代表の安酸友昭(やすかたともあき)さんは、店舗運営のほか、造園・メンテナンス業も請け負っています。専門学校で学んだ後、地元の造園業者のもとでの修行を経て、さらなる技術を習得するためイギリスへ渡ったという安酸さん。2000年に帰国後、ガーデナーとして個人で仕事を始めた頃、植物調達に訪れていた園芸店で現店長の関聡子さんと出会い、「庭がある園芸店をつくりたい」と意気投合。2006年にラブリーガーデンをオープンしました。 安酸さんが造園を手がける庭の中でも最も有名なのが、同じ米子市にあり、ガーデンストーリーでも幾度となく取り上げている「面谷内科・循環器内科クリニック」の庭。ガーデンセラピーを意識して作られ、バラの季節にはクリニックの前一面にバラが咲き誇ります。 この記事では、センスあふれるクリニックの庭を事例としてご紹介しながら、安酸さん、関さんお二人の園芸店への想い、悩みなど、園芸店を運営する側の視点からお話を伺っています。 世界のグリーンインフラについて各国の事情を解説 今号の第一特集は、「世界のグリーンインフラ」と題し、日本、アメリカ、シンガポール、中国、韓国、ヨーロッパのグリーンインフラ事情に詳しい方々からの寄稿を掲載しています。 グリーンインフラ(GI)は、「社会資本整備や土地利用等のハード・ソフト両面において、自然環境が有する多様な機能を活用し、持続可能で魅力ある国土・都市・地域づくりを進める取組」と国土交通省によって定義されています。近年の例でいうと、東京都杉並区を流れる善福寺川沿いの和田堀公園に1983年に整備された調整池や、新横浜スタジアムが建つ鶴見川多目的遊水地が2019年の台風19号上陸の際に治水機能を発揮したことなどが、グリーンインフラと同等の取り組みとして挙げられますが、昨今、改めて「グリーンインフラ推進」が注目されています。 記事では、以下の国々の事例をご紹介しています。 アメリカにおける、水辺の自然と人をつなぐ「リバーリング・プロジェクト」 シンガポールにおける住宅地内に完成した近自然型河川を含む都市公園「ビシャン・アンモキパーク」の事例 中国における最前線の緑化事例 韓国・ソウルにおける「ガーデニング支援センター」等グリーンインフラへの取り組み ヨーロッパのグリーンインフラの源流となるエストニアの事例 専門的な内容ではありますが、グリーンインフラを実現した各国の事例写真は、見ているだけで植物と共存することの意義やパワーを感じられ、一見の価値ありです。 今号は全国の園芸店掲載の別冊付き! このほか、『グリーン情報』11月号では、欧州の老舗園芸用品ブランド『ガルデナ』の紹介や、エクステリアガーデンの現場で働く人たちからの最新情報、生産者紹介、業界最新ニュース、学べるクイズコーナーなど、園芸・ガーデニング業界の幅広く深い情報が満載。また創刊500号を記念して、全国の園芸店名簿付きの別冊「創刊500号記念誌」もついています。ぜひお手にとってご覧ください。 『グリーン情報』はガーデンストーリーウェブショップからご購入いただけます↓↓ ショップページはこちら。 https://www.gardenstory.shop/shopbrand/ct8/ Credit ガーデンストーリー編集部
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花と緑

【オリーブ】育て方を徹底解説! 専門家おすすめの人気オリーブ7選|観葉植物基礎講座Vol.3(後編)
オリーブを知るための5つのポイント 観葉植物基礎講座Vol.3オリーブ編。前半では、オリーブってどんな植物? どうやって育てるの? についてご紹介しましたが、後半に行く前に、まずは前半を簡単におさらいしましょう。 【オリーブを知るための5つのポイント】 オリーブは地中海地方原産のおしゃれな植物。 オリーブにはいくつもの種類があり、樹形は「直立型」と「開帳型」に分かれる。 オリーブには「自家受粉タイプ」と「他家受粉タイプ」があるが、いずれも結実には複数の品種で管理することが望ましい。 オリーブは日光を十分に当てて、外で管理する。 オリーブは剪定が肝心。 前半で説明したこの5つのポイントを知っていれば、もうオリーブ通になったようなもの。 さて後編では、今回の企画でお話を伺った「オザキフラワーパーク」の佐藤さんに、おすすめのオリーブをご紹介していただきます。 オリーブのスペシャリストがおすすめするオリーブ7選 店頭に並ぶさまざまな種類のオリーブ。そのどれもが、オリーブに情熱を傾けている生産者が手塩にかけたものばかり。今回の取材でご協力いただいたオリーブのスペシャリスト、「オザキフラワーパーク」の佐藤さんに、おすすめのオリーブを紹介していただきました。 ピクアル(スペイン原産) スペイン原産のピクアルは、1本で実がつく自家受粉タイプ。結実すると、お馴染みのオリーブグリーンの実と、赤紫色の実の両方がつきます。白味がかった葉も特徴的です。直立型で真っ直ぐ上に伸びやすい品種なので、あまり場所を取らないような樹形を探している方にはおすすめです。このオリーブオリーブした色味は当店でも大人気で、僕もイチオシです。 価格は8,900円(税込)です。 ミッション(アメリカ原産) 米国カリフォルニア生まれのミッションは、枝がバナナみたいに斜めにしなって上に伸びるため、あまり剪定をしなくても、上に真っ直ぐの直立型の姿をとどめてくれるのが特徴です。管理もしやすく、綺麗な薄い緑色の幹に細長くスタイリッシュな無数の葉がついている姿に惹かれるファンは多く、「オザキフラワーパーク」でもよく売れています。ただし、結実するためには異なる品種が必要となる他家受粉タイプのため、相性のよいネバディロブランコを側に置いておくのがおすすめ。価格も9,800円(税込)と、手が届きやすいのも魅力です。 このミッションを手掛ける香川県の生産者「SOUJU」は、一般に販売されているオリーブに比べて小さめの鉢で仕立てるのが特徴です。その理由は、購入したお客様が2回りぐらい大きい鉢に植え替えてちょうどいいサイズになるように考えているから。お客様目線の理由からなんですが、あえて小さくしている分、水はけがよく、水枯れしやすいので注意が必要です。 ネバディロブランコ(スペイン原産) オリーブオイルの原料として知られているスペイン原産のネバディロブランコは、柔らかい緑色の葉が特徴で、小さい実が付きやすい品種です。開帳型なので、樹形としては横にボリュームが出やすい特徴があります。そのため、背丈をあまり伸ばしたくない人にはおすすめです。 花の数も花粉量も多く、また開花期が長いため、他品種の中にネバディロブランコを1本入れることにより、ほかの木の受粉量が飛躍的に上がり、全ての木に実が付きやすくなります。そのため、結実のための受粉木としてネバディロブランコを買う人も多いですね。ちなみに、ネバディロブランコは他家受粉タイプなので、ネバディロブランコに実をつけたい場合も、他の品種を近くに置く必要があります。 ミッション同様「SOUJU」が手がけたものなので、オザキのネバディロは全て幹が太く、しっかりとした樹形がお客様から支持されています。 価格は4,500円(税込)です。 オリーミー(ミッション&ネバディロブランコ) ネバディロブランコにミッションを接木して作られたオリーミー。「SOUJU」が登録商標を持つオリジナルの品種です。もともと相性のよい2品種なので、これを繋げ、お互いが受粉し合うことによる自家受粉タイプにしてしまうなんて、オリーブを知り尽くした「SOUJU」ならではのアイデアですね。 自宅のスペースが限られていて、2品種を置くとなるとちょっと、という方にはとてもおすすめです。ただし、価格が35,000円と少々高めですが、この大きさの異品種を2〜3本買うよりは断然お得です。 オリーミーのもう一つの魅力は、もともと香川県で盆栽を生産していた「SOUJU」ならではのその樹形。というのも、「SOUJU」が拠を構える香川県は盆栽の産地として有名で、特色として地植えした盆栽を鉢上げする文化があり、その技術をオリーブに用いているのです。つまり、オリーミーは普通のオリーブと違い、丹精込めて樹形を作り込んだ盆栽型なんです。ゆえに値段も高め。ただ、最初の形がここまでよいと、後々の形もさらによくなっていくんですよ。 綿密に計算して作られた樹形はひと目見ただけで、ほかのオリーブとは何かが違うという雰囲気が漂います。これはぜひ店頭に見に来ていただきたいですね。花付きもすごくよいので、条件によっては200〜300個の実の収穫も可能です。まさにオリーブ好きを唸らせるオリーブだと思います。当店には、オリーミーの入荷に合わせて地方からわざわざ買いにくるお客様もいるほどなんです。 【オリーミーに関する佐藤さんの説明をこちらで聞くことができます】 ※オリーミーは今回は限定10鉢のみの入荷となっているので、興味のある方は事前にお店にお問い合わせください。 シプレッシーノ(イタリア原産) シチリア島に多く自生しているシプレッシーノは、1本で実がつく自家受粉タイプのオリーブ。数あるオリーブの中でもシプレッシーノの実が一番美味しいというイタリア人は多いです。 全体的に青みが強く、光線の加減で銀色に輝く美しい葉が次から次へと出てくるため、ボリューム感のある直立型の樹形が特徴。ピクアルよりも直立具合は強めですね。初めから縦に伸びることが分かっているので、限られたスペースでオリーブを育てたい方にはおすすめです。 自家受粉タイプですが、近くに他の品種(特にネバディロブランコ)を置くことにより結実もよくなるので、美味しいと評判のシプレッシーノの実、収穫して食べてみてはいかがですか? 価格は9,800円(税込)です。 オヒブランカ(スペイン原産) オヒブランカは観賞用としては最も流通量のある品種で、初心者に最適のオリーブです。1本で実がつく自家受粉タイプで、暑さ寒さにも強く、真っ直ぐ上に伸びる直立型。色はブルー系で管理もしやすいという、オリーブのいいとこ取りなところが人気です。柔らかい割にはしっかりとした枝が絶え間なく出てくれるので、剪定もしやすく、形が作り込めるのも魅力ですね。地植え、鉢植えと、どちらでも楽しめ、「オザキフラワーパーク」でもとてもよく売れます。 ちなみに、当店のオヒブランカは、ベテランオリーブ生産者「小倉園」の手によるもので、優れたオリーブを数多く作る「小倉園」の中でも、このオヒブランカは特におすすめです。群馬県の生産者なので、関東地方在住の方には気候的にも育てやすいと思います。 価格は20,000円(税込)です。 オリーバ・エスパニョール(スペイン原産) ちょっと変わったところでは、著名なオリーブハンターの又右衛門氏が日本に持ってきたスペイン原産のオリーバ・エスパニョールも面白いです。関東圏ではおそらく当店でしか販売されていないことから、遠方からこのオリーブを目当てに来られるお客様もいるほどレアな品種です。こちらの商品は情報量が少ないため、自家受粉タイプか他家受粉タイプかは不明なのですが、ネバディロブランコを近くに置くことにより、結実率も高くなります。結実するとブラックオリーブの実がなるところも珍しいですね。また、葉は全体的に茶葉を思わせる緑色でとても小ぶり。枝は柔らかく、分枝もしやすいため、剪定によりコンパクトな形が作りやすく、当店のラインナップの中では変化球ではあるけれど、とても栽培を楽しめそうな品種です。コンパクトサイズのため価格も4,500円(税込)とお手頃です。 編集部のイチオシ オリーブ古木 イタリアで30年の歳月を送った古木のオヒブランカ(スペイン原産)。幹が経年で割れてくる姿には“我が古木たる”という威厳を感じます。管理している佐藤さんは、この古木オリーブを盆栽のように仕立て上げている最中なのだとか。欲しい人は佐藤さんが「売りたくない・・・」と思い始める前に、いざお店へ。 お値段もヴィンテージの名に恥じぬ22万円(税込)! でも樹齢30年でこの値段はむしろ良心的かも。運よく手に入れることができたら、このただでさえ味わい深いフォルムを、自ら剪定することで自分色に仕立てる喜びも手に入れられます。まさに大人の時間を楽しむための、大人のためのオリーブですね。 ただし、30年という樹齢が持つエナジーの強さゆえに「ひこばえ」が頻繁に出てくるので、根元付近は頻繁にチェックし、見つけたら即カットしてください。 【取材の時も偶然ひこばえを発見しました】 【ひこばえとは】 ひこばえは、樹木などの根元や、根元に近い地中から新しい枝が生えてくることを指し、ひこばえを放置していると水分や栄養分がひこばえのほうに偏り、主幹の樹勢が弱まり、最悪の場合枯れてしまう。イチョウやサクラに出やすい。 おわりに いかがでしたか、オリーブ大特集後編。「オザキフラワーパーク」の佐藤さんにいろいろなオリーブを紹介していただきましたが、欲しいオリーブは見つかりましたか? 素敵なオリーブの数々に迷ってしまいましたが、取材に赴いた私としては、まるで盆栽のような風貌のオリーブ古木が目に焼き付いて離れません。お値段はかなりのものですが、自生地の地中海沿岸地方での数十年の歴史が、あの味わい深い幹に刻まれているのですから、それだけの価値があると思います。もちろん、古木以外にも魅力的なオリーブをたくさん紹介していただきました。こんな時代ですからね、「平和の象徴」でもあり、ご自宅に地中海の風を運んでくれるおしゃれなオリーブを、ぜひ育ててみませんか? さて、オザキフラワーパークでは観葉植物に関するどんな些細な質問でも常時受け付けてくれます。スタッフの皆さんがお客様一人ひとりの、今日の「分からない」を明日の「楽しみ」に変えるお手伝いをしてくれるので、この機会にぜひ観葉植物の世界に足を踏み入れてみませんか?





















