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「紫君子蘭」ってどんな花? 正解できたらすごい難読植物名漢字クイズ

2026.06.27
「紫君子蘭」ってどんな花? 正解できたらすごい難読植物名漢字クイズ

私たちの身の回りにある植物には、驚くほど難しい漢字表記がたくさんあります。普段はカタカナやひらがなで目にする植物たちも、漢字で見るとまるで別物かも? 身近な植物をテーマにした「難読漢字クイズ」をお届けします。

涼しげな青や白の花!「紫君子蘭」ってどんな植物?

クエスチョン
Fumeezz/Shutterstock.com

実際に育てていても、漢字で表記されると案外分からない植物も多いもの。普段呼んでいるのとは違う名前があったり、意外な漢字表記があったり、植物の漢字も面白いものです。

そんな植物の漢字表記の中から、身近な植物に関するものをクイズで出題!

今回のお題は「紫君子蘭」。あなたはこの漢字が表す植物が分かりますか?

ヒント

爽やかな青紫や白の存在感ある花を咲かせます。植えっぱなしでも手がかからないので、ガーデニングでも人気の多年草。

正解は…

アガパンサス(むらさきくんしらん)

アガパンサス
Fabrizio Guarisco/Shutterstock.com

アガパンサスの基本データ

学名:Agapanthus
科名:ヒガンバナ科
属名:ムラサキクンシラン属(アガパンサス属)
原産地:南アフリカ
和名:ムラサキクンシラン(紫君子蘭)
別名:アフリカンリリー
英名:Agapanthus、African lily、Lily of the Nileなど
開花期:5月下旬~8月上旬
花色:青紫、白、ピンク、複色
形態:多年草
草丈:0.3~1.5m

初夏の花が終わる頃に開花期を迎え、ボリュームのある青紫色の花と、厚みのある細長い葉が夏の庭を涼しげに彩るアガパンサス。小さな花が集まり、手まり状の大きな花のように咲くので、ガーデンでも存在感を放ちます。ヒガンバナ科の植物で、分類体系によってはユリ科に分類されることもあります。

アガパンサス
Flowers26/Shutterstock.com

アフリカを原産とするアガパンサスは暑さに強く、日本の高温多湿の厳しい気候の中でも何年も丈夫に育つ多年草です。特に注意する病害虫もなく、土壌環境にも合って育てやすいため、植えっぱなしでも毎年花を咲かせてくれる、初心者にもおすすめの花です。

アガパンサス
Yoshihide KIMURA/Shutterstock.com

アガパンサスの花色は、青のバリエーションを中心に、白やピンクなどもあり、早生・中生・晩生と開花期の幅もあるので、種類を選ぶと長く楽しめます。約300の園芸品種がありますが、日本ではアガパンサス・アフリカヌスという名で流通している常緑性のものが多く、一年を通して庭の彩りに重宝します。ちなみに、近年の研究では、この名で広く出回っているものの多くは、実際にはアガパンサス・プラエコクスという別の種類、またはそこから派生する品種であることが指摘されています。

アガパンサス
berni0004/Shutterstock.com

アガパンサスは環境への耐性が強く、半日陰でも栽培できますが、日当たりのよい場所のほうが花が咲きやすくなります。じめじめした場所では根腐れを起こすことがあるため、水はけのよい環境で管理しましょう。耐寒温度は、落葉種の場合はマイナス10〜マイナス15℃、常緑種の場合はマイナス5℃程度。落葉するタイプのほうが耐寒性が強く、基本的には地植えでも越冬できます。花が一通り咲き終わったら、花茎の付け根から切り取りましょう。株が込み合って窮屈になってきたら、春か秋に株分けをして植え直します。暑さや乾燥、病害虫、排気ガスなどにも強く、公園などの植栽でもよく見られる育てやすい植物です。

アガパンサス
Sabine Hortebusch/Shutterstock.com

「紫君子蘭」の由来とは?

アガパンサス
Manuel Barbero/Shutterstock.com

アガパンサスの和名「紫君子蘭(むらさきくんしらん)」は、姿がクンシラン(君子蘭)に似ていること、花色が青紫色であることにちなんで名づけられました。

クンシラン
クンシラン。aquatarkus/Shutterstock.com

クンシランはアガパンサスと同じヒガンバナ科で姿は似ていますが、別属の植物。春にオレンジや黄、緑などのゴージャスな花を咲かせ、つややかな常緑の葉が一年中楽しめる多年草です。耐寒性が弱いため、日本ではアガパンサスのように地植えにされることはあまりなく、基本的に鉢花として楽しみます。クンシランという名前は、ランに似た豪華な花姿と、日本に最初に伝わった品種の学名Clivia nobilisが、「高貴な」を意味するラテン語に由来していることから名づけられました。

アガパンサス
Best smile studio/Shutterstock.com

また、一般によく使われるアガパンサスという名は学名をそのまま読んだもの。ギリシャ語で「愛」を意味する「agape(アガペー)」と、「花」を意味する「anthos(アンサス)」を組み合わせた言葉に由来するとされています。直訳すると「愛の花」となり、ヨーロッパでは古くから大切な人に贈る花として親しまれてきました。英名の「African lily」や「Lily of the Nile」は原産地に由来します。

クイズ一覧はこちら!

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