ガーデニング、家庭菜園、インドアグリーンなど、花・緑・庭・エクステリアに関する幅広いテーマにまつわる情報を配信している「ガーデンストーリー」編集部です。旬の植物情報やイベントの紹介、お庭の取材、植物の楽しみ方などをガーデニング知識に精通する専門家の監修のもと配信しています。
ガーデンストーリー編集部
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ガーデンストーリー編集部の記事
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観葉・インドアグリーン

【保存版・獣医師監修】愛犬・愛猫と暮らすための観葉植物ガイド|ASPCAで見る安全性とリスク
世の中に氾濫する「ペット×観葉植物」の情報は曖昧なものが多い ペットと観葉植物の相性について調べてみると、「安全な植物」「危険な植物」といった分類や、「誤食に注意」「中毒の可能性あり」など、さまざまな情報が数多く見つかります。しかし、その内容は記事ごとにバラバラで、同じ植物でも評価が分かれていることも少なくありません。この背景には、いくつかの理由があります。まずひとつは、情報の多くが明確な根拠を示していないことです。関連記事を集めて要約しただけの記事や、出典が曖昧なまま断定的に書かれているケースも多く見られます。 次に、「安全」「危険」という単純な二分法で語られがちな点も問題です。実際には、観葉植物の毒性は種類によって大きく異なり、軽い口内刺激で済むものから、重篤な中毒症状を引き起こすものまでさまざまです。さらに、摂取量やペットの個体差も無視できません。ペットが少しかじっただけで症状が現れる植物と、一定量を摂取して初めて症状が現れる植物とでは、リスクの大きさや配慮の仕方は大きく変わります。このように、観葉植物とペットに関する情報は、情報源や評価基準によって内容が異なる場合があります。だからこそ、「安全」「危険」という結論だけを見るのではなく、その情報がどのような根拠や基準にもとづいているのかを確認することが大切です。 ペットと観葉植物のリスクをASPCAデータから考える そこで本記事では、ペットの植物中毒情報を長年蓄積してきたASPCA(米国動物虐待防止協会)の公開データをもとに、ペットに対する観葉植物のリスクを整理しました。単なる「安全」「危険」ではなく、「どの程度のリスクがあるのか」という視点から、愛犬、愛猫のいる家庭における観葉植物の選び方やペットとの付き合い方を考えていきます。 【ASPCAとは】 ASPCA(American Society for the Prevention of Cruelty to Animals)は、1866年に設立された米国動物虐待防止協会です。動物保護活動で知られる団体ですが、実は犬・猫・馬に対する植物の毒性データベースも公開しています。世界中の獣医師やペットオーナーが参考にする重要な情報源のひとつとなっています。本記事に掲載するASPCAの紹介文およびASPCA Poison Control Centerへの参照については、ASPCA法務部門との正式なライセンス契約に基づき掲載しています。 獣医師監修 本記事の内容は、東京・目黒区の祐天寺どうぶつ医療センター 代表獣医師、廣田怜大(ヒロタ レオ)先生の監修を受けています。植物による中毒症状やリスク評価について、獣医学的な観点から内容を確認いただきました。 Photo courtesy of Yutenji Animal Medical Center 祐天寺どうぶつ医療センターは、東京都目黒区・祐天寺駅前にある犬猫専門の動物病院です。「しっかりとした標準医療を地域の皆様へいつでも提供できる施設」をコンセプトに、年中無休で診療を実施。予防医療から一般診療、外科治療、救急対応まで幅広く対応しています。大学病院や救急医療の現場で経験を積んだ獣医師が在籍し、日常の健康管理から専門的な診療まで、犬や猫の健康を総合的にサポートしています。 本記事の前提|「non-toxic=絶対安全」ではない ASPCAによる観葉植物の毒性・非毒性の公開データは、植物ごとに、犬・猫・馬に対する毒性の有無を「toxic(有毒)」または「non-toxic(非毒性)」として分類しています。この公開リストは、中毒に関する実例や研究データをもとに整理された、信頼性の高い情報源のひとつです。ただし、ここで重要なのは、「non-toxic=完全に安全(無害)」ではないという点です。たとえ非毒性とされている植物であっても、ペットの個体差や、摂取した植物の部位、量によって、消化器系の不調(嘔吐や下痢など)を引き起こすことがあります。また、植物の繊維質そのものが物理的な刺激となるケースもあります。 さらに、毒性(=toxic)がある植物についても、その影響は一様ではありません。軽い口内の違和感や、よだれ程度ですむものもあれば、神経系に作用するもの、腎不全など重篤な症状を引き起こすものまで、リスクの幅は大きく異なります。つまり、ASPCAの「toxic」「non-toxic」は絶対的な安全性を示すものではなく、あくまでリスクを理解するための指標です。そのため、観葉植物を選ぶ際には、「安全か危険か」ではなく、「どの程度のリスクがあるのか」という視点で捉えることが重要になります。 ⚠️【重要】犬と猫で危険度は異なる 観葉植物のリスクを考えるうえで見落とせないのが、犬と猫の違いです。同じ植物であっても、動物種によって受ける影響は大きく異なります。特に注意が必要なのが、猫です。猫は植物に含まれる特定の成分に対して感受性が高く、犬では軽度の症状で済む場合でも、猫の場合、より重篤な影響を受けることがあります。代表的な例として知られているのは、一部の球根植物です。例えば、ユリが猫にとって大変危険というのは広く知られていますが、近年その観賞価値の高さから人気を集める球根植物「ケープバルブ」の中にも、注意が必要な種類が存在します。 ケープバルブの人気品種たち。ケープバルブに関してはASPCAでの分析データは確認できなかったが、一部の種類(写真左上のブーファン・ディスティチャ)では、アルカロイド類を含むことや毒性が報告されている。 こうした植物は、観賞価値が高い一方でペット環境では慎重な管理が求められます。また、猫は体の構造上、特定の化学物質を無害化する解毒機能がヒトや犬よりも弱いとされており、これが同じ植物でも猫では中毒となるリスクの高さにつながっています。一方で、犬では猫と同じ中毒症状が現れるとは限りません。しかしそれは「犬にとって観葉植物は比較的安全」という意味ではありません。犬でも植物の種類によっては嘔吐や下痢、神経症状などを引き起こすことがあり、特に好奇心旺盛な子犬では誤食事故が少なくありません。さらに犬と猫では、植物との接触の仕方にも違いがあります。 猫は高い場所に登ったり、葉の動きに反応して遊んだりするため、観葉植物と接触する機会が多くなりがちです。一方、犬は個体差が大きいものの、積極的に葉や茎をかじるというよりは、落ちていた植物片を誤食したりすることによる中毒事故に注意が必要です。以下の黒猫アイコンをクリック(or タップ)すると、実際に筆者の例とともに、猫の場合の注意点を明記しています。 猫は観葉植物に慣れる? 猫は新しいものに対して、まず匂いを嗅いだり近づいて観察したりしながら、安全かどうかを判断するといわれています。 そのため、一度確認した後は興味を失い、以降ほとんど近づかなくなるケースもあります。 実際に猫を飼育している筆者の家庭でも、観葉植物を新たに迎えた際には一度近づいて匂いや形を確認しますが、その後はほとんど関心を示さなくなることが多くあります。 かかりつけの獣医師からも、猫は嗅覚などを使ってある程度の判断を行い、「問題ない」と認識したものには執着しなくなる傾向があると聞いています。 ただし、これはあくまで筆者の愛猫の一例に過ぎません。 筆者は取材や撮影以外では自宅兼事務所で仕事をしているため、日中も猫と同じ空間で過ごす時間が長くあります。 また、外出時も見守りカメラで様子を確認し、必要に応じてマイクで声をかけるなど、できる限り行動を把握するようにしています。 もしかすると、こうした環境が愛猫の行動に影響している可能性もあります。 一方で、猫の行動は個体差が非常に大きく、好奇心の強い個体や若い猫では、葉をかじったり遊んだりすることもあります。 また、飼い主が不在の時間帯が長ければ長いほど普段とは異なる行動をとることもあり、誰も見ていない環境で観葉植物に強い興味を示す可能性も否定できません。 特に、多くの猫が「猫草」を好むように、葉の形によってはじゃれたり、かじったりすることも考えられます。 そのため、「うちの猫は興味を示さないから大丈夫」と過信するのではなく、あくまで誤食させない環境づくりを前提として観葉植物を管理することが重要です。 【基礎知識】観葉植物の毒性はこう分かれる 観葉植物がペットに影響を与える主な理由は、植物に含まれる特定の成分(毒性物質)にあります。そして重要なのは、こうした毒性が一律ではないという点です。成分ごとに作用やリスクの性質は異なり、現れる症状もさまざま。そのため、「危険か否か」だけでなく、「どのような症状が起こり得るのか」という視点で理解することが重要になります。まず代表的な毒性のタイプをいくつかご紹介します。 シュウ酸カルシウム(不溶性シュウ酸カルシウム結晶) モンステラやポトス、フィロデンドロンなど、人気の観葉植物に多く含まれる成分です。葉や茎に含まれる針状の結晶が口内や喉の粘膜を刺激し、痛み・よだれ・腫れなどの症状を引き起こします。重篤化するケースは少ないものの、ペットにとっては強い不快感を伴うため、誤食には注意が必要です。また、ディフェンバキアやカラジウム、アロカシアなどは、不溶性シュウ酸カルシウム結晶を高濃度に含むことで知られています。これはシュウ酸カルシウムが針状の結晶として存在するもので、口腔内への刺激が非常に強く、誤食時には激しい痛みや腫れ、嚥下困難などを引き起こすことがあります。 サポニン アロエや一部の観葉植物に含まれる成分で、界面活性作用を持つのが特徴です。摂取すると消化器系に影響し、嘔吐や下痢といった症状を引き起こすことがあります。比較的軽度で済むケースが多い一方、摂取量によっては症状が強く出ることもあります。 アルカロイド 植物が外敵から身を守るために持つ化学物質の一種で、アトロピンやニコチン、コルヒチンなど、アルカロイド系化学物質の種類によって作用はさまざまです。神経系に影響を与えるものもあり、震え、ふらつき、中枢神経症状などを引き起こす場合があります。観葉植物では該当する種類は限られますが、毒性の強いグループとして知られています。 その他(配糖体・精油成分など) 植物によっては、配糖体や精油成分など、さまざまな化学物質が含まれています。これらは種類によって作用が異なり、皮膚刺激、消化器症状、さらには内臓への影響を及ぼすこともあります。 ASPCAデータから見る観葉植物のリスク分類 ここからは、ASPCA(米国動物虐待防止協会)の公開データをもとに、代表的な観葉植物をリスクの傾向ごとに整理していきます。 有毒植物であっても、現れる症状はさまざまです。主に口内の刺激を引き起こすものもあれば、嘔吐や下痢などの消化器症状を引き起こすもの、さらに重篤な中毒症状につながるものも存在します。ここでは、ASPCAの分類をベースにしながら、一般的に報告されている症状の傾向を参考に、「ASPCA non-toxic(比較的安全)」「軽度刺激型」「消化器症状型」「重篤毒性型」の4つに分けてご紹介します。愛犬・愛猫との暮らしの中で観葉植物を選ぶ際の参考として、それぞれの特徴を見ていきましょう。 ASPCA non-toxic(比較的安全な植物) ASPCAにおいて「non-toxic(非毒性)」と分類されている植物です。中毒を引き起こす成分は確認されておらず、ほかのグループと比べて安心して取り入れやすい存在です。ただし、これは「完全に無害」という意味ではありません。葉や茎を大量に摂取した場合、消化不良による嘔吐や下痢などが起こる可能性があります。症状があった場合はすみやかに獣医師の受診を。【付き合い方の目安】基本的には安心して取り入れられますが、「食べさせない」前提で管理することが大切です。 アレカヤシ 科 / 属:ヤシ科 / ディプシス属 原産地:マダガスカル 特徴:明るいグリーンの羽状葉が広がる人気のヤシ。室内を一気にトロピカルな雰囲気に。 ASPCA情報:→ 犬:non-toxic→ 猫:non-toxic→ 出典:ASPCA(Areca Palm) ポイント:大型になるため転倒対策は必要だが、ペット環境でも導入しやすい。 カラテア 科 / 属:クズウコン科 / カラテア属 原産地:熱帯アメリカ 特徴:美しい葉模様が魅力。インテリア性が高く人気。 ASPCA情報:→ 犬:non-toxic→ 猫:non-toxic→ 出典:ASPCA(Calathea) ポイント:犬にも猫にも毒性はなく安全とされているが、大量にかじると吐き気や下痢など軽度の胃腸症状が出ることがある。 パキラ 科 / 属:アオイ科 / パキラ属 原産地:中南米 特徴:曲がりや編み込みなど、人工的にデザインされた幹が特徴的。耐陰性があり初心者にも人気。インテリアグリーンの定番。 ASPCA情報:→ 犬:non-toxic→ 猫:non-toxic→ 出典:ASPCA(Pachira aquatica) ポイント:犬にも猫にも毒性はなく安全とされているが、大量にかじると吐き気や下痢など軽度の胃腸症状が出ることがある。 ホヤ 科 / 属:キョウチクトウ科 / ホヤ属 原産地:東アジア〜オーストラリア北部 特徴:肉厚で光沢のある葉を持つつる性植物。ワックスのような質感の花でも知られ、ハンギングプランツとして人気。多肉質で乾燥にも比較的強く、ペット環境にも取り入れやすい。 ASPCA情報:→ 犬:non-toxic→ 猫:non-toxic→ 出典:ASPCA(Wax Plant) ポイント:犬にも猫にも毒性はなく安全とされているが、好奇心が旺盛な子犬や猫はツルに興味を示す場合もあるため、心配な場合は高所でのハンギングを。 ⚠️ホヤは現在の分類ではキョウチクトウ科(Apocynaceae)に分類されています。かつてはガガイモ科(Asclepiadaceae)として独立した科に扱われていたため、ASPCAではホヤをガガイモ科として表記しています。キョウチクトウ科には、キョウチクトウのように強い毒性を持つ植物が存在する一方、ホヤ属のようにペットに安全な観葉植物として知られる種類もあり、植物の安全性は「何科に属するか」だけでは判断できず、含まれる成分や植物ごとの性質を確認することが大切です。 ボストンファーン 科 / 属:ツルシダ科 / タマシダ属 原産地:熱帯地域 特徴:ふわっと広がる葉が優しい印象のシダ植物。 ASPCA情報:→ 犬:non-toxic→ 猫:non-toxic→ 出典:ASPCA(Boston Fern) ポイント:湿度を好むが、ペット環境でも安心して取り入れやすい。フィッシュボーン状の葉は特に猫が興味を示す場合があるため、大量の誤食には注意したい。 ペペロミア・オブツシフォリア 科 / 属:コショウ科 / ペペロミア属 原産地:熱帯アメリカ 特徴:肉厚で丸みのある葉を持つコンパクトな観葉植物。ペペロミア属の中でも代表的な種類のひとつで流通量も多く、初心者向けとして人気。 ASPCA情報:→ 犬:non-toxic→ 猫:non-toxic→ 出典:ASPCA(Blunt Leaf Peperomia) ポイント:犬にも猫にも毒性はなく安全とされているが、大量にかじると吐き気や下痢など軽度の胃腸症状が出ることがある。 ピレア・カディエレイ 科 / 属:イラクサ科 / ピレア属 原産地:中国・ベトナム 特徴:銀色の斑模様が入る葉が特徴的な小型観葉植物。コンパクトで扱いやすく、明るい印象でテーブルグリーンとしても人気。ペットと暮らす空間にも取り入れやすい植物のひとつ。 ASPCA情報:→ 犬:non-toxic→ 猫:non-toxic→ 出典:ASPCA(Aluminum Plant) ポイント:犬にも猫にも毒性はなく安全とされているが、大量にかじると吐き気や下痢など軽度の胃腸症状が出ることがある。 口腔症状型(主に軽度〜重度の口内刺激) ASPCAにおいて「toxic(有毒)」と分類されている植物のうち、主に口内や喉への刺激が中心となるグループです。多くは葉や茎に含まれるシュウ酸カルシウム結晶などが原因となり、誤食すると口内の違和感や痛み、よだれなどの症状が見られます。症状は軽度の刺激から重度の口腔内症状まで幅があり、個体差や摂取量によっては嘔吐などの消化器症状を伴うこともあります。【付き合い方の目安】ペットが日常的に触れたり、かじったりしない環境を整えることで共存しやすいグループです。ただし、「少しくらいなら大丈夫」と考えず、誤食そのものを防ぐ管理を心掛けましょう。症状が見られた場合は、速やかに獣医師へ相談することをおすすめします。 モンステラ・デリシオサ 科 / 属:サトイモ科 / モンステラ属 原産地:熱帯アメリカ 特徴:深い切れ込みの入る大きな葉が特徴。インテリアグリーンの代表格として高い人気を誇る。 毒性:シュウ酸カルシウム ASPCA情報:→ 犬:toxic→ 猫:toxic→ 出典:ASPCA(Monstera deliciosa) ポイント:誤食した場合、葉や茎に含まれるシュウ酸カルシウムが口内や喉の粘膜を刺激し、よだれなどの軽度の症状を引き起こす場合がある。重篤化に至るケースは少ないが注意が必要。また、大型化しやすいため配置にも工夫を。 ポトス 科 / 属:サトイモ科 / ハブカズラ属 原産地:ソロモン諸島 特徴:丈夫で育てやすく、初心者にも人気の高い定番観葉植物。つる性でハンギングにも向く。 毒性:シュウ酸カルシウム ASPCA情報:→ 犬:toxic→ 猫:toxic→ 出典:ASPCA(Golden Pothos) ポイント:流通量が多く導入しやすいが、誤食した場合、葉や茎に含まれるシュウ酸カルシウムが口内や喉の粘膜を刺激し、よだれなどの軽度の症状を引き起こす場合がある。重篤化に至るケースは少ないが注意が必要。また、子犬や子猫はツルに興味を示す場合があるため高所管理がおすすめ。 フィロデンドロン・ハートファーン 科 / 属:サトイモ科 / フィロデンドロン属 原産地:熱帯アメリカ 特徴:大型葉からつる性まで種類が豊富で、近年インテリアグリーンとして人気が高まっている。 毒性:シュウ酸カルシウム ASPCA情報:→ 犬:toxic→ 猫:toxic→ 出典:ASPCA(Heartleaf Philodendron) ポイント:誤食した場合、葉や茎に含まれるシュウ酸カルシウムが口内や喉の粘膜を刺激し、よだれなどの軽度の症状を引き起こす場合がある。重篤化に至るケースは少ないが注意が必要。高所管理がおすすめ。 シンゴニウム・ポドフィルム 科 / 属:サトイモ科 / シンゴニウム属 原産地:中南米 特徴:矢じり型の葉が特徴。成長に伴って葉姿が変化するユニークな観葉植物。コンパクトで扱いやすい。 毒性:シュウ酸カルシウム ASPCA情報:→ 犬:toxic→ 猫:toxic→ 出典:ASPCA(Arrow-Head Vine) ポイント:誤食した場合、葉や茎に含まれるシュウ酸カルシウムが口内や喉の粘膜を刺激し、よだれなどの軽度の症状を引き起こす場合がある。重篤化に至るケースは少ないが注意が必要。 アグラオネマ・モデスツム 科 / 属:サトイモ科 / アグラオネマ属 特徴:斑入りの葉が美しく耐陰性も高いため、栽培場所を選ばない。 毒性:シュウ酸カルシウム ASPCA情報:→ 犬:toxic→ 猫:toxic→ 出典:ASPCA(Chinese Evergreen) ポイント:誤食した場合、葉や茎に含まれるシュウ酸カルシウムが口内や喉の粘膜を刺激し、よだれなどの軽度の症状を引き起こす場合がある。重篤化に至るケースは少ないが注意が必要。 アンスリウム・シェリゼリアナム 科 / 属:サトイモ科 / アンスリウム属 特徴:光沢のある葉と鮮やかな花が特徴。 毒性:シュウ酸カルシウム ASPCA情報:→ 犬:toxic→ 猫:toxic→ 出典:ASPCA(Flamingo Flower) ポイント:犬や猫が誤食した場合、葉や茎に含まれるシュウ酸カルシウムが口内や喉の粘膜を刺激し、よだれなどの軽度の症状を引き起こす場合がある。重篤化に至るケースは少ないが注意が必要。また、本種の特徴である赤い花(仏炎苞と肉穂花序)は視覚的な存在感が強く、猫が興味を示す可能性もある。興味を示すか否かは個体差があるものの、犬猫のいる環境では、基本的には手の届かない場所で管理したい。 スパティフィラム 科 / 属:サトイモ科 / スパティフィラム属 原産地:熱帯アメリカ 特徴:白い花と濃緑の葉のコントラストが美しい人気種。海外ではPeace Lilyの通称で知られており「リリー(ユリ)」の名を含むが、猫にとって猛毒とされるユリ科ではない。 毒性:シュウ酸カルシウム ASPCA情報:→ 犬:toxic→ 猫:toxic→ 出典:ASPCA(Peace Lily) ポイント: 犬や猫が誤食した場合、葉や茎に含まれるシュウ酸カルシウムが口内や喉の粘膜を刺激し、よだれなどの軽度の症状を引き起こす場合がある。重篤化に至るケースは少ないが注意が必要。また、本種の特徴である白い花(仏炎苞と肉穂花序)は視覚的な存在感が強く、個体によっては猫が興味を示す可能性もある。犬猫のいる環境では、手の届かない場所で管理したい。 ディフェンバキア 科 / 属:サトイモ科 / ディフェンバキア属 原産地:熱帯アメリカ 特徴:大きな斑入り葉が特徴の人気観葉植物。耐陰性もあり、古くからインテリアグリーンとして流通している。 毒性:不溶性シュウ酸カルシウム ASPCA情報:→ 犬:toxic→ 猫:toxic→ 出典:ASPCA(Giant Dumb Cane / Dieffenbachia) ポイント:葉や茎に含まれる不溶性シュウ酸カルシウム結晶が強い刺激性を持つ。誤食すると口内や舌、喉に激しい痛みや腫れを生じ、流涎(よだれ)、嘔吐、嚥下困難などの症状を引き起こすことがある。英名では「Dumb Cane(ダムケイン=口がきけなくなる植物)」とも呼ばれるが、これは過去に人が誤食した際に、口腔内や喉の腫れが生じ、一時的に発声が困難になる例が知られていたことに由来する。それを物語るエピソードとして、18~19世紀のカリブ海地域では、拷問や懲罰の方法としてディフェンバキアを噛ませて一時的に話せなくしたという記録が残っている。美しい斑入り葉で人気の観葉植物だが、ペット環境では慎重な管理が望ましい。 アロカシア 科 / 属:サトイモ科 / アロカシア属 原産地:熱帯アジア〜オーストラリア 特徴:矢じり型の大型葉が特徴。近年はインテリアグリーンとして人気が高く、多彩な園芸品種が流通している。 毒性:不溶性シュウ酸カルシウム ASPCA情報:→ 犬:toxic→ 猫:toxic→ 出典:ASPCA(Alocasia) ポイント:葉や茎に含まれる不溶性シュウ酸カルシウム結晶により、誤食すると口腔内の強い痛みや刺激、よだれ、嚥下困難などを引き起こす可能性がある。カラジウム同様、近年人気の高い観葉植物だが、ペットのいる家庭では設置場所に注意したい。 カラジウム(カラジューム) 科 / 属:サトイモ科 / カラジウム属 原産地:南アメリカ熱帯域 特徴:カラフルな葉模様が特徴の観葉植物。近年はインテリアグリーンとしても人気。 毒性:不溶性シュウ酸カルシウム ASPCA情報:→ 犬:toxic→ 猫:toxic→ 出典:ASPCA(Elephant Ears / Caladium) ポイント:さまざまな色の斑(ふ)や、葉の形状など、交配家が作出したハイブリッド種の人気も高いカラジウム。葉や茎には不溶性シュウ酸カルシウム結晶が含まれており、誤食すると口内や喉に強い刺激を与え、よだれ、嘔吐、嚥下困難などの症状を引き起こすことがある。このため、ペットが葉をかじらないよう管理には十分注意したい。 ザミオクルカス 科 / 属:サトイモ科 / ザミオクルカス属 原産地:東アフリカ 特徴:光沢のある葉と高い耐陰性で人気の観葉植物。 毒性:シュウ酸カルシウム(高濃度) ASPCA情報:→ 犬:toxic→ 猫:toxic→ 出典:ASPCA(ZZ Plant) ポイント:艶のある葉と高い耐陰性から人気を集める観葉植物だが、葉や茎、地下茎には高濃度の不溶性シュウ酸カルシウム結晶を含む。誤食すると鋭い針状結晶が口内や喉の粘膜を刺激し、よだれや口腔内の痛み、嚥下困難などの症状を引き起こすことがある。一般的に致死性は高くないものの、症状は決して軽いとはいえない。ペット環境では、犬猫の手が届かない場所で管理したい。 消化器症状型(嘔吐・下痢など) ASPCAにおいて「toxic(有毒)」と分類されている植物のうち、誤食によって嘔吐や下痢、よだれなどの消化器症状が現れる可能性があるグループです。毒性成分や作用の仕組みは植物によって異なり、同じ毒性成分を持つ植物であっても、含有量や症状の現れ方には違いがあります。命に関わるケースは多くありませんが、ペットにとっては明確な中毒症状であり、体調不良や強い不快感を引き起こす可能性があります。【付き合い方の目安】ペットの手や口が届かない場所で管理し、誤食を防ぐ工夫を行いましょう。症状が見られた場合は、速やかに獣医師へ相談することをおすすめします。 アイビー 科 / 属:ウコギ科 / キヅタ属 特徴:つる性で丈夫なため、壁面緑化などにも使われる。屋内で楽しむ場合はハンギングの定番的存在。 毒性:サポニン ASPCA情報:→ 犬:toxic→ 猫:toxic→ 出典:ASPCA(English Ivy) ポイント:葉や茎を誤食した場合、含有成分のサポニンが消化器系に影響し、嘔吐や下痢といった症状を引き起こす恐れがある。比較的軽度で済むケースが多いが、摂取量や個体差により症状が強く出ることも。また、子犬や子猫はツルに興味を示す場合があるため、高所でのハンギングなど、手の届かないところでの管理が望ましい。 ドラセナ・コンシンネ 科 / 属:キジカクシ科 / ドラセナ属 原産地:マダガスカル 特徴:シャープな葉とスタイリッシュな樹形で人気の高いインテリアプランツ。 毒性:サポニン ASPCA情報:→ 犬:toxic→ 猫:toxic→ 出典:ASPCA(Madagascar Dragon Tree) ポイント:葉や茎を誤食した場合、含有成分のサポニンが消化器系に影響し、嘔吐や下痢といった症状を引き起こす恐れがある。比較的軽度で済むケースが多いが、摂取量や個体差により症状が強く出ることも。ペットの安全のため、手の届かない場所での管理が望ましい。 サンセベリア 科 / 属:キジカクシ科 / ドラセナ属 原産地:西アフリカ 特徴:直立するシャープな葉姿が特徴。乾燥に強く丈夫なため、初心者にも人気。 毒性:サポニン ASPCA情報:→ 犬:toxic→ 猫:toxic→ 出典:ASPCA(Snake Plant) ポイント:葉や茎を誤食した場合、含有成分のサポニンが消化器系に影響し、嘔吐や下痢といった症状を引き起こす恐れがある。比較的軽度で済むケースが多いが、摂取量や個体差により症状が強く出ることも。また、葉の先端は鋭利で硬いため、接触による怪我にも注意したい。ペットの安全のため、手の届かない場所での管理が望ましい。 アロエ 科 / 属:ツルボラン科 / アロエ属 原産地:アラビア半島 特徴:肉厚な葉にゲル状成分を含み、古くから親しまれてきた多肉植物。 毒性:サポニン, アントラキノン ASPCA情報:→ 犬:toxic→ 猫:toxic→ 出典:ASPCA(Aloe) ポイント:葉や茎を誤食した場合、含有成分のサポニンが消化器系に影響し、嘔吐や下痢といった症状を引き起こす恐れがある。比較的軽度で済むケースが多いが、摂取量や個体差により症状が強く出ることも。また、葉のトゲで怪我をする恐れもあるため、ペットの安全のため、手の届かない場所での管理が望ましい。 ストレリチア 科 / 属:ゴクラクチョウカ科 / ストレリチア属 原産地:南アフリカ 特徴:バナナの葉を思わせる大型の葉が特徴。日本では「オーガスタ※」の名で親しまれ、インテリアグリーンとして高い人気を誇る。 毒性:Toxic principle not fully identified(毒性成分は完全には特定されていない) ASPCA情報:→ 犬:toxic→ 猫:toxic→ 出典:ASPCA(Bird of Paradise) ポイント:ストレリチアの毒性成分については十分に解明されていない。ただし、誤食すると嘔吐や消化器症状、傾眠(眠気)などを引き起こす可能性がある。大型観葉植物として人気が高いが、ペットのいる家庭では設置場所に配慮したい。※:日本で「オーガスタ」として流通するストレリチア・ニコライ(Strelitzia nicolai)は、ASPCA掲載種のストレリチア・レギネ(Strelitzia reginae)とは異なる種であるが、ASPCAではストレリチア属自体を犬・猫に有毒な植物として掲載しているため、同様の注意が望ましい。 フィカス・ベンジャミナ 科 / 属:クワ科 / フィカス属 原産地:東南アジア〜オーストラリア 特徴:細かな葉を密につける定番観葉植物。 毒性:Toxic principle not fully identified(毒性成分は完全には特定されていない)ただし本種も含め、フィカス属は葉や枝に乳液状の樹液(ラテックス)を分泌する。 ASPCA情報:→ 犬:toxic→ 猫:toxic→ 出典:ASPCA(Weeping Fig) ポイント:葉や枝を傷つけることで分泌される樹液をペットが誤食すると、口腔内刺激や消化器症状を引き起こすことがある。また、樹液がペットの皮膚に付着すると、体質によってはかぶれなどの皮膚刺激を起こす場合があるため注意したい。 ミルクブッシュ 科 / 属:トウダイグサ科 / ユーフォルビア属 特徴:細長い棒状の茎を旺盛に出し、折れたり傷つけたりすると中から白い樹液が出る 毒性:乳液(刺激性) ASPCA情報:→ 犬:toxic→ 猫:toxic→ 出典:ASPCA(Pencil Cactus) ポイント:茎や枝を傷つけると溢れるように出てくる白い樹液(ラテックス)は、触れるだけでも刺激があるため要注意。ちなみに、本種をはじめ、多肉質や塊根、低木など、多種多様な形態の品種が属するためコレクターも多いユーフォルビア属は、その品種の全てがペットに対して毒性を持つとされている。 重篤毒性型(命に関わる可能性) ASPCAにおいて「toxic(有毒)」と分類されている植物の中でも、特に注意が必要なグループです。これらの植物には、心臓や肝臓、神経系に影響を及ぼす強い毒性成分が含まれています。誤食した場合、嘔吐や下痢といった初期症状にとどまらず、不整脈や肝障害、神経症状など重篤な状態へ進行する可能性があります。摂取量や個体差によって症状の程度は異なりますが、少量でも深刻な中毒を引き起こす例が報告されており、最悪の場合は命に関わることもあります。【付き合い方の目安】ペットと暮らす環境では、基本的に室内への導入はかなり慎重に検討したいグループです。栽培する場合は、ペットが物理的に接触できない環境を確保し、葉や落下物、剪定枝などの管理にも十分注意しましょう。 キョウチクトウ 科 / 属:キョウチクトウ科 / キョウチクトウ属 特徴:街路樹としても見られるが、強い毒性がある。 毒性:強心配糖体 ASPCA情報:→ 犬:toxic→ 猫:toxic→ 出典:ASPCA(Oleander) ポイント:非常に毒性が強く、ペットに最も注意が必要な植物のひとつ。含有する強心配糖体はペットの心臓に作用し、誤食した場合は嘔吐や下痢、不整脈などを引き起こし、重篤な場合には命に関わることもある。樹液にも刺激性があるため、接触にも注意したい。また、塊根植物人気を牽引する「パキポディウム」も同じキョウチクトウ科に属する。毒性の内容は異なるが、ペットに対して有害な種類が知られており、管理には注意が必要だ。 アデニウム 科 / 属:キョウチクトウ科 / アデニウム属 原産地:アフリカ〜アラビア半島 特徴:肥大した幹と鮮やかな花が特徴の人気塊根植物。 毒性:強心配糖体 ASPCA情報:→ 犬:toxic→ 猫:toxic→ 出典:ASPCA(Desert Rose) ポイント:昨今の塊根植物人気を背景に、特に獅子葉系などさまざまな形態の品種が注目を浴びているアデニウムだが、含有する強心配糖体はペットの心臓に作用し、誤食した場合は嘔吐や下痢、不整脈などを引き起こし、重篤な場合には命に関わることもある。樹液にも刺激性があるため、接触にも注意したい。 グロリオサ 科 / 属:イヌサフラン科 / グロリオサ属 原産地:熱帯アジア〜アフリカ 特徴:炎のように反り返る花弁が特徴的な球根植物。 毒性:コルヒチン ASPCA情報:→ 犬:toxic→ 猫:toxic→ 出典:ASPCA(Gloriosa Lily) ポイント:葉・茎・花・塊茎・花粉など植物全体にコルヒチンを含む、ペットにとっては強度な有毒植物。誤食すると激しい嘔吐や下痢などの消化器症状を引き起こし、摂取量によっては腎臓や肝臓などの臓器にも影響を及ぼすことがある。重篤な場合には命に関わる可能性もあるため、ペット環境では避けたい植物のひとつ。 ソテツ 科 / 属:ソテツ科 / ソテツ属 原産地:日本南部〜東アジア 特徴:硬質な葉を放射状に展開する、南国的な雰囲気の植物。 毒性:シカシン ASPCA情報:→ 犬:toxic→ 猫:toxic→ 出典:ASPCA(Sago Palm) ポイント:ソテツは基本的に屋外で栽培するものだが、コンパクトな株を屋内で栽培している方も多いためラインナップに加えた。ソテツは葉や茎、種子など、植物全体に毒性を持つ植物で、特に種子にはシカシン(cycasin)が多く含まれる。シカシンは体内で代謝される過程で有害物質を生じ、肝臓に深刻なダメージを与える。誤食した場合は嘔吐や下痢に始まり、重篤なケースでは肝不全や神経症状へ進行する可能性もある。また広く流通していることから、ペットのいる家庭では原則として避けることを推奨したい植物。小ぶりの株は観葉植物としても人気があり、「育ててみたい」と感じる方も少なくないだろう。しかし、犬や猫と暮らす環境では、その魅力以上にリスクを考慮したい植物である。加えて、散歩中の犬が落ちた種子などを口にしないよう、屋外でも注意が必要である。 まとめ|「安全」の根拠を確認するということ 観葉植物の安全性について調べていると、「○○属はペットに安全」といった情報を目にすることがあります。しかし実際には、ASPCAのデータベースでも植物は属単位ではなく、個別の種ごとに登録・評価されているケースが少なくありません。つまり、「○○属だから安全」と一括りに判断できるとは限らないということです。もちろん、ASPCAに掲載されていない植物が危険という意味ではありません。一方で、「掲載されていない=安全」とも言い切れません。だからこそ大切なのは、インターネット上の断片的な情報だけで判断せず、できる限り根拠を確認することです。筆者自身も、路上で生後まもない頃に保護したオスの黒猫と7年暮らしています。私たち夫婦にとって、かけがえのない家族です。一方で、筆者は猫と出会う以前から塊根植物や多肉植物、観葉植物を趣味としており、当初は「どうすれば安全に共存できるのか」を手探りで模索していました。幸いにもこれまで誤食事故に至ったことはありません。しかしそれは、「うちの猫は“今までは”大丈夫だった」という、現時点での結果論に過ぎません。ペットとの暮らしに”絶対”はないからこそ、今後も植物を選ぶ際には情報を精査し、事故を防ぐ環境づくりを続けていきたいと考えています。繰り返しますが、観葉植物とペットの共存に絶対的な正解はありません。「安全そうだから」ではなく、「リスクを理解したうえで選ぶ」。その意識こそが、植物とペットの双方にとって安心できる環境につながるのではないでしょうか。 × 猫は新しいものに対して、まず匂いを嗅いだり近づいて観察したりしながら、安全かどうかを判断するといわれています。 そのため、一度確認した後は興味を失い、以降ほとんど近づかなくなるケースもあります。 実際に猫を飼育している筆者の家庭でも、観葉植物を新たに迎えた際には一度近づいて匂いや形を確認しますが、その後はほとんど関心を示さなくなることが多くあります。 かかりつけの獣医師からも、猫は嗅覚などを使ってある程度の判断を行い、「問題ない」と認識したものには執着しなくなる傾向があると聞いています。 ただし、これはあくまで筆者の愛猫の一例に過ぎません。 筆者は取材や撮影以外では自宅兼事務所で仕事をしているため、日中も猫と同じ空間で過ごす時間が長くあります。 また、外出時も見守りカメラで様子を確認し、必要に応じてマイクで声をかけるなど、できる限り行動を把握するようにしています。 もしかすると、こうした環境が愛猫の行動に影響している可能性もあります。 一方で、猫の行動は個体差が非常に大きく、好奇心の強い個体や若い猫では、葉をかじったり遊んだりすることもあります。 また、飼い主が不在の時間帯が長ければ長いほど普段とは異なる行動をとることもあり、誰も見ていない環境で観葉植物に強い興味を示す可能性も否定できません。 特に、多くの猫が「猫草」を好むように、葉の形によってはじゃれたり、かじったりすることも考えられます。 そのため、「うちの猫は興味を示さないから大丈夫」と過信するのではなく、あくまで誤食させない環境づくりを前提として観葉植物を管理することが重要です。
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園芸用品

毎日の水やりが2〜3日に1回に!? 保湿ヤシマットを試した82.6%が「回数減」を実感。読者投票結果も発表!
結果報告|今回分かった4つのこと 皆さまの声を生かして商品を開発するガーデニングアイテムブランド『GARDEN STORY Series(ガーデンストーリーシリーズ』企画第3弾として進行中の「アクア ヤシマット」モニター結果と、ハンギングバスケットの販売カラーを選ぶ読者投票の結果から分かったことは……。 普通のヤシマットと何が違う? アクア ヤシマットは、天然素材のココファイバーに保湿シートを一体化した替えマットです。一般的なヤシマットでは、土の流出や乾燥を防ぐため内側にビニールを敷き、水抜き穴を開けてから植え込むことがあります。この製品は、その手間を減らしながら、適度な保湿と排水の両立を目指したもの。今回のモニターでは、一般社団法人日本ハンギングバスケット協会会員46人の方に実際の水やり頻度、植え込みやすさ、植物の状態などを確かめていただきました。 毎日が「2〜3日に1回」に。数字で見る水やりの変化 最も目を引くのは、単に「乾きにくかった」という感想だけでなく、水やり間隔の変化が具体的に挙がっていることです。気温や天候、植物の種類、置き場所など条件は異なりますが、次のような回答が寄せられました。 4月末は2日に一度から4日に一度に。気温27℃ほどの時期は、毎日から2日に一度に減りました。 Y.Kさん 1日1〜2回だった水やりが、2日に1回程度になりました。 冨永幸恵さん 毎日行っていた水やりが3日に一度でよくなりました。 松山ちづるさん 毎日から2日に一度に減り、3日留守にしてももちました。 K.Mさん ※上記はモニター個人の使用実感です。必要な水やり回数は、季節、天候、植える植物、株数、置き場所などによって変わります。 保水するのに蒸れにくい? 生育面でも好感触! 保水性を高めると気になるのが、過湿や蒸れです。しかし今回のアンケートでは、「蒸れが少ない」「下葉まで元気」「株がぐらつかず、早く安定した」「根張りがよい」など、植物の状態についても好意的な声が寄せられました。 土の乾きがいつものマットより遅く、株のぐらつきや蒸れもありません。しっとりしているので土がなじみ、植え込みやすかったです。 中村いづみさん 「保水する=水がこもる」ではなく、底から余分な水を抜きながら乾燥を緩やかにする。このバランスが、ハンギングを長くきれいに保つうえで期待されるポイントです。 高評価だけで終わらない。使い手の声で見えた改善点 モニターからは、商品化に向けて役立つ具体的な要望も集まりました。日頃からハンギングバスケットを扱う人だからこそ、使う場面が想像できる意見です。 側面から植え込める、スリット入りタイプもほしい もう少し深さ・高さがあると植え込みの幅が広がる 小型を含め、器に合わせて選べるサイズ展開がほしい こうした声は、実際の使い手に試していただいたからこそ得られたもの。評価の数字だけでなく、「次はこうしてほしい」というご意見も今後の商品開発に活かしてまいります。 モニター様からたくさんのお写真もいただきました! いただいた写真の一例 モニター様からは、さすが! の腕前のハンギングバスケットのお写真をたくさんお送りいただきました。どれもお送りしたアクア ヤシマットをご使用いただいています。ご協力いただきありがとうございました。 1位はやっぱり爽やかなあのカラー! ハンギングバスケット 人気カラー投票結果発表 ※画像はイメージです。※実際の製品のカラーは、製造上の都合により若干異なることがあります。 ハンギングバスケットのカラー投票では、ティールブルー、セージグリーン、チャコールグレー、ホワイト、ブラウン、ブラックの6色の中から1色を選ぶ読者投票をウェブにて行いました。また、5月上旬にパシフィコ横浜にて開催された「横浜フラワー&ガーデンフェスティバル」のイベント会場でもシール投票企画を開催したほか、日本ハンギングバスケット協会のモニター様にも投票いただき、全体で1,000を超える票が集まりました。 結果は・・・ 1位のセージグリーン、2位のティールブルーが、圧倒的人気となりました。 さらに、読者投票、イベントでのシール投票、日本ハンギングバスケット協会員モニター様の投票の内訳を見てみると… 同じく、1位セージグリーン、2位ティールブルーという結果でした。 この結果をもとに、定番カラーとして人気のチャコールグレーは踏襲し、セージグリーンとティールブルーを加えた3カラー展開のハンギングバスケットを2026年秋、販売開始する予定です。 【Voice of GARDEN STORY Series Supporters】セージグリーンに投票してくださった皆さまの声 ※画像はイメージです。 セージのような淡いカラーがとても素敵で目を惹かれました。ナチュラルで植物にもよく馴染む色味なので、季節のお花やグリーンとの組み合わせを楽しみながらお庭を優しい雰囲気にしたいなぁと思い、こちらのカラーを選びました。 最近、お庭に白のピケットフェンスを設置したので、そこへ飾ってお気に入りのガーデンスペースをさらに素敵にしたいです。寄せ植えや草花と合わせながら、ナチュラルガーデンの雰囲気を楽しみたいと思っています。 はのさん ガーデニング初心者です。まさに探していた最中でした。市販では黒が多く、白だと引き立ちすぎて淡い色を探していました。セージグリーンの名前も素敵ですし、私の大好きなカラーです。 数年かけて夫婦で庭作りに励んでおります。家の外壁もグリーンなので、セージグリーンはマッチしそうです。まだ初心者ですがペチュニアにハマっているので、ハンギングで彩り豊かな庭にしたいと思います。 えんママさん 花やグリーンを植え込んだ時でも、セージグリーンのラインがさりげなく見えることで寄せ植えと鉢、全体を引き立てる素敵な色だと思います。 キッチンハーブの寄せ植えを作りたいです。室内に持ち込んだ時にも爽やかなセージ色が見られるのは嬉しいです。もちろんセージも植えて育てたいです。 87hana babaさん 他のガーデンブランドにはない色を選びました。ティールブルーと迷いましたが、セージグリーンの優しい色合いがハンギングバスケットにピッタリだと思います。どんな花色にも合い、かつオシャレで爽やかなのがポイントですね! この夏はフクシア、ペチュニア、スーパートレニアなどを植えてみたいです。秋にはヒューケラを木陰で育てたり、ビオラをモリモリにしても良さそう! フクシアが垂れる様子を写真に撮影して、Instagramで投稿したいと思います。とても楽しみです! Sunnyさん 他にはなかなかなく、絶妙なニュアンスカラーで迷わずこれです! マットを入れて、うくこともなく、かと言って目立たないわけでもない、そしてどんなお花にもグリーンにも映えると思います。 ウォールのほうは我が家の一番目立つ門扉に、一番お気に入りのお花を植えて飾りたいです。うちの門扉のカラーにもよく似合うと思います! バスケットのほうは、メインの庭でハンギング補助雑貨を使って目立つ場所に飾りたいです! Shizukuさん 【Voice of GARDEN STORY Series Supporters】ティールブルーに投票してくださった皆さまの声 ※画像はイメージです。 お店で見たことのない色の商品を手に入れたいと思います✨️ティーブルーはグリーンと同化しすぎず、可愛らしく主張してくれると思います。 白のパーゴラに吊るします。すでにいろいろとかかっている中に仲間入りさせたいです。きっと素敵な存在感を放ってくれるでしょう✨️ ayaさん 他にない色味で、合うお花の色も多そうです。春夏は爽やかに、秋冬はシックに寄せ植えが楽しめそうです。今年、レモンイエローのマリーゴールドを気に入って、涼しげな寄せ植えにティールブルーが差し色になりそうです。冬にはパープル系と、合わせたいです。 M.Nさん セージグリーンと悩みましたが、せっかくのカラー展開でお庭に可愛らしさをプラスするのでしたらティールブルーだと思いました。白色基調のお庭はもちろん、黒色や茶色基調でも似合うはずです。それに、ブルーとグリーンはガーデンストーリーのイメージがあります。 ウィンドウボックスにブルーグレイをペイントしましたので、その近くに吊り下げたら似合うかなと想像しました。玄関に入らなくても見えるところなので、しっかり保水しながら可愛らしく飾ってみたいです。 tomokoさん 吊るした時に周りの草花と邪魔しない自然な色合いで、景色に違和感なく溶け込みそうだから。薔薇やメインの草花と合わせて、ハンギングで変化を出したいので、メイン花壇のスタンドに吊りたいです。 めぐさん ※読者投票にご参加くださった方への抽選プレゼント(10名様)につきましては、秋ごろ(10月上旬を予定)にご当選者様にメールにて当選通知をお送りいたします。 投票およびモニター企画にご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。 販売カラーが決定したハンギングバスケット、および機能性が実証されたアクア ヤシマットは、2026年秋ごろの販売開始に向けて進めてまいります。 販売開始時には改めてお知らせいたしますので、楽しみにお待ちください。 読者の皆さまと商品開発するブランド『GARDEN STORY Series』とは 『GARDEN STORY Series(ガーデンストーリーシリーズ)』は、ウェブマガジン「ガーデンストーリー」と、ガーデンライフスタイルメーカーの株式会社タカショーがタッグを組み、ガーデングッズを企画・開発するブランド。植物と共にある豊かな暮らしを実現するために、ガーデニングを楽しむ読者の皆さまの声を反映させながら、おしゃれで機能的な商品を生み出していくプロジェクトです。 2025年には、第1弾としてトレリス・フェンスのカラー投票を行い、ティールブルー、セージグリーン、チャコールグレーの3色展開で、4タイプ7種の商品を販売開始。第2弾として、オランダの人気ガーデニングブランド「エッシャーデザイン」の商品ラインナップから人気投票を行い、47アイテムの販売を開始しました。 そして、2026年進行中の第3弾プロジェクトが、ハンギングバスケット関連の商品企画。ハンギングバスケットとハンギングバスケット替えマット(アクア ヤシマット)の商品化に向け、5月までに、 ●ハンギングバスケット本体のカラーを決める人気投票●一般社団法人日本ハンギングバスケット協会の会員様にハンギングバスケットの保湿シート付きヤシマットの使用感を伺うモニター企画 を実施しました。 詳細については、こちらの記事をご覧ください。
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イベント・ニュース

人とみどりをつなぐ5つの活動、8億円邸宅が示す“グリーンウェルネス”の新潮流【グリーン情報5月号】
特集:人とみどりをつなげる 公園緑地のパトロールや生き物のモニタリングのほか、自然を守り育てる人材を育成する環境教育も行う「パークレンジャー」(NPO birth)。 ウェルビーイングを起点に、さまざまな場所で花とみどりを活用したコミュニティ活動や企業活動が活発になっています。花とみどりに関わるコミュニティは、どんな効果を生んでいるのでしょうか。そして、花とみどりは、地域とコミュニティにどんな価値をもたらすのでしょうか。 本特集では、人とみどりをつなぐコミュニティづくりに貢献する5つの団体やNPO法人にそれぞれの活動内容などをうかがっています。 みどりをみんなで活用してより良いまちづくりに貢献する|(一社)ソーシャルグリーンデザイン協会 「社会に役立つみどりをつくる人をつくる」を目標に、知識の共有や研鑽の場を設けている(一社)ソーシャルグリーンデザイン協会。さまざまなみどりに関わるコミュニティを招聘して、最前線のみどりのコミュニティづくりの話を聞いています。 本誌では、代表理事の小松正幸さん((株)ユニマットリック 代表取締役社長)をはじめ、理事の三島由樹さん((株)フォルク代表取締役社長)、石川由佳子さん((一社)for Cities 共同代表理事)に、現在のみどりのコミュニティのあり方と、今後の見通しについて伺いました。 スクールのフィールドワークの様子。 人と自然をつないでサステナブルな社会へ|NPO birth 自然と共生する都市づくりに目を向け、「人と自然、人と人をつなぐ」ことを目的に活動するNPO法人NPO birth。都市緑地を活躍の場にしながら、自然・人・まちが元気になる社会の実現に力を注いでいます。 本誌では、NPO birth設立者の1人であり、事務局長の佐藤留美さんに、人と自然がバランスよく共生するための仕組みづくりへの取り組みや、自治体とのコラボレーションの重要性などについてお話を伺っています。 NPO birthは、狭山丘陵や武蔵野地域、葛西海浜公園など18の都立公園と、大阪府守口市の公園の指定管理事業者になっている。都立野山北・六道山公園では親子向けに田んぼ体験を開催。4月から翌年1月にかけて作業をしながら、米づくりを学べる。 https://www.npo-birth.orghttps://www.instagram.com/npobirth/ みんなが自由に活動できるコミュニティ|シモキタ園藝部 (一社)シモキタ園藝部が活動しているのは、下北線路街と呼ばれるエリア。小田急線東北沢駅から下北沢駅を通って世田谷代田駅までの約1.7kmです。元は小田急線の線路が走っていた場所で、現在は飲食店や雑貨店、旅館やホテルなどの商業施設の周りに、彩り豊かなみどりの植栽が息づいています。 本誌では、代表理事の斉藤吉司さん、理事の金子結花さん、植栽管理チームの大沢かずみさんに、シモキタ園藝部発足の経緯や活動内容、取り組みとその効果などについて伺いました。 シモキタ園藝部の活動を象徴する「シモキタのはら広場」の夏の様子。約700㎡の原っぱで、下北沢駅南西口の商業エリア「NANSEI PLUS」に接続しており、誰でも自由に出入りできる。 みどりのライト層にみどりを届ける|midori-ba 人の暮らしとみどりが共生するコミュニティの場「みどりの場」を増やすべく活動しているNPO法人共創コミュニティmidori-ba。個別でみどりに関連した活動をする団体が集まるコミュニティという点が注目されています。それぞれの団体が強みを生かし合う取り組みはどのように運営されているのでしょうか。 本誌では、midori-ba理事長・齋藤集平さんに、コミュニティ発足の経緯や多様なメンバーの活動事例、今後の目標などについてお話しいただきました。 2025年、全国都市緑化かわさきフェアで開催されたmidori-ba Fes。みどりで装飾されたステージが期間限定で現れ、音楽演奏などが楽しめた。 花みどりを起点に笑顔を交わす場をつくる|Green Works 2006年に設立し、今年で20周年を迎えるNPO法人Green Works。「みどりあふれるまちで人と自然が仲良くでき、誰もが幸せに暮らせる社会」を目指して活動しています。 本誌では、Green Works代表理事の牧野ふみよさん、副代表理事の三浦香澄さん、谷村伴子さん、木村智子さんに、「コミュニティガーデナー養成講座」をはじめとした活動内容やコミュニティガーデンづくりのための3つのステップ、今後の課題などについて伺いました。 東京都多摩市で行われた「GLCコミュニティガーデン&ファームプロジェクト」。夏野菜の植え付けからバグハウスづくり、収穫など、1年を通してさまざまな経験ができる。 アラカルト:8億円邸宅が示すグリーンウェルネスという新潮流 高級住宅市場に新たな価値軸が生まれています。それは「ウェルビーイング」という視点です。 今回本誌でご紹介しているのは、諸戸の家(株)が医師とともに手がけた約8億円の「Wellness House」(東京都)。窓の外に広がる庭の風景まで含めて設計された一邸です。 みどりを環境装置として組み込んだこの住まいは、発表後まもなく成約に至りました。その事実は、住宅の評価基準において、心身の質を高める環境設計が重視され始めていることを示唆しています。 鍵を握るのは「みどり」。 本誌では、三重県桑名市を拠点に、富裕層向け分譲戸建てを手がけてきた諸戸の家(株)レジデンスプロデューサーの井上翔太さんと、予防医療領域で活動する(株)ウェルネス代表で医師の中田航太郎さんに、ウェルネスハウス完成の背景や、要となる「庭の設計」、邸宅に動線として組み込まれた「回復の順序」などについてお話しいただいています。 都内とは思えない緑の豊かさを感じさせる邸宅の写真とともに、ぜひ本誌にてご覧ください。 大間口の窓から庭のみどりを取り込むリビング。室内にいながら自然を感じられるよう、視線の抜けを意識して設計されている。 チェルシーフラワーショーの作品を再現したモルタル造形の岩と植栽がダイナミックな中庭。庭の設計には、チェルシーフラワーショーでゴールドメダルを多数受賞した石原和幸さんが参加した。 モミジやソヨゴ、トキワマンサクなどのみどりに包まれた約10mのアプローチ。 みどりのコンテナに囲まれたジャグジー付きプライベートバルコニー。 業界の最新情報が盛りだくさんの『グリーン情報』 このほか、『グリーン情報』2026年5月号には、ピックアップとして ・全国みどりと花のフェアかつしか開催・FUKUOKA FLOWER SHOW 2026 また連載として・GREEN×EXPO 2027 出展者紹介・園芸薬品のキホンと病害虫対策のコツ(草間祐輔)・ヒーリング時代の緑の使い方(千葉大学大学院 岩崎 寛)・ルポルタージュ店舗 FLORA(三重県松阪市)・企業緑地 わが社のみどり自慢(なんばパークス パークスガーデン)・企業を訪ねて 片倉養蜂場(長野県塩尻市) などを掲載。ほかにも業界最新ニュース、学べるクイズコーナーなど、園芸・ガーデニング・グリーン業界の幅広く深い情報が満載です。ぜひお手にとってご覧ください。 『グリーン情報』のお求めはガーデンストーリーウェブショップへ 『グリーン情報』はガーデンストーリーウェブショップからご購入いただけます↓↓
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【世界の名園クイズ】この噴水、どこの庭? ヒントは「オリンピックの競技場にも」
【ヒント1】オリンピックの馬術の競技場にも A.RICARDO/Shutterstock.com 直近のオリンピック・パラリンピックでは、この庭園が馬術および近代五種の公式競技会場として使用されました。周囲の景観に配慮した仮設スタジアムやコースが設置され、大会終了後には全てが撤去されました。1924年大会でも、この場所が競技会場になったという歴史があります。 【ヒント2】巨大揚水装置 噴水の水の供給源となったのは、ユネスコの世界遺産に登録されている有名な川。Inspired Vision Studio/Shutterstock.com 広大な庭園の中には、冒頭の写真の噴水をはじめたくさんの噴水や泉があり、その数は1000を超えるといわれていいます。この場所の周辺には、それだけの水を供給する水源はなかったため、約7km離れた場所にある川から大量の水を汲み上げる巨大揚水装置や大規模な水道橋が建設されました。 【ヒント3】冬越しのためのオランジェリー Dima Moroz/Shutterstock.com この写真で、木箱に植えられているのは、オレンジやレモンなどの柑橘類やヤシの木。寒さに弱いこれらの植物は、秋の終わりになると背後に見えている巨大温室=オランジェリーの中に移され、春になるまで大切に保護されます。 このオランジェリーは、世界最古にして最大級の温室建築であり、現代の温室の原型となりました。内部には、長さ150mを超える石造りの大回廊があり、冬の間はここに植物が置かれ、北側の分厚い壁が寒さから植物を守っています。 【ヒント4】左右対称が基本 Uladzik Kryhin/Shutterstock.com この庭園の特徴は、基本的に左右対称(シンメトリー)であること。中心を通る軸線に対して、左右対称に幾何学模様をデザインし、完全な造形美を作り出しています。これは、自然をも支配する絶対君主の権力を示しており、この時代、この国の象徴ともいえます。 【ヒント5】フランス式庭園の最高傑作 Natalia Bohren/Shutterstock.com 1667〜1670年に造園家のアンドレ・ル・ノートルによってつくられたこの庭園は、フランス式庭園の最高傑作といわれています。太陽王と呼ばれていたルイ14世の依頼により、世界屈指の豪華絢爛な宮殿にふさわしい、1,000ヘクタールもの庭園を完成させました。 さあ、どの国のどの庭か分かりましたか?正解は・・・ 正解は・・・ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ヴェルサイユ宮殿の庭園(フランス) Mistervlad/Shutterstock.com 正解は、フランスの首都、パリ郊外に位置するヴェルサイユ宮殿の庭。ルイ14世からルイ16世の時代まで、フランス国王の居城となった場所です。 ヴェルサイユ宮殿が建つヴェルサイユの丘は、もとはルイ13世の狩猟場でした。その場所に、太陽王・ルイ14世の命令のもと、建築家ル・ヴォーとマンサールが設計をし、5年の歳月をかけて1665年、ヴェルサイユ宮殿が完成しました。 庭園設計を担ったのは、フランス式整形庭園の巨匠であるアンドレ・ル・ノートル。彼は広大な敷地を幾何学的なパルテール(刺繍花壇)や運河、林間の小道で構成し、視線が遠くまで抜ける壮麗な遠近法を創出しました。 特に有名なラトナの泉やアポロンの泉などの噴水群は、ギリシア・ローマ神話の世界観を取り入れつつ、王の神格化を巧みに演出しています。水と彫刻、緑が織りなすこの空間は、まさに屋外の宮廷劇場ともいえます。 冒頭の写真の噴水は、ラトナの泉。ここで描かれているのは、オヴィディウスの物語の「変身物語」です。真ん中に立っているのは、太陽神アポロンの母である、女神ラトナ。神話では、ラトナが子どものアポロンとアルテミスを連れて旅する途中、農民たちに水を拒まれ侮辱されたため、彼らをカエルやトカゲに変えたとされます。 ラトナの泉はこの場面を段階的に表現しており、上段に子どもを守るラトナ像、その下にカエルに変身しつつある農民たちの像が配置されています。 Pyty/Shutterstock.com 「ヒント3」にも書いたように、整然と左右対称に配置された庭園のデザインや随所に見られる神話彫刻は、自然さえも王の意志によって秩序づけられることを象徴しており、この庭園は、ルイ14世が推し進めた絶対王政の理念を視覚化した壮大な空間であるといえます。 現在、庭園はヴェルサイユ宮殿公共施設によって保存・管理され、今も世界中の観光客から愛され続けています。 丸い池のまわりに幾何学的なパルテールを配したフォーマルガーデン。周囲の建物はオランジェリー。Mistervlad/Shutterstock.com 「ヴェルサイユ宮殿の庭」に関する下記記事もぜひお読みください。 クイズ一覧はこちら!
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あなたはどの色派? 人気投票で決まる「理想のハンギングバスケット」|カラー投票受付中!
みんなでつくる、みんなでえらぶブランド「GARDEN STORY Series(ガーデンストーリーシリーズ)」とは 「ガーデンストーリーシリーズ」は、Webマガジン「ガーデンストーリー」と、ガーデンライフスタイルメーカー・株式会社タカショーがタッグを組んで、ガーデングッズを企画・開発するブランド。植物と共にある豊かな暮らしを実現するために、ガーデニングを楽しむ読者の皆さまの声を反映させながら、おしゃれで機能的な商品を生み出していくプロジェクトです。 「つくる」と「えらぶ」の2つのラインアップを展開しています。 「つくる」=「GARDEN STORY Collection」 商品内容やカラー、デザインについて、アンケートや投票を通してガーデンストーリー読者の皆さまのご意見を取り入れながら、一緒に商品を開発し、形にしていくことを目指すシリーズです。 「えらぶ」=「GARDEN STORY Selection」 読者の皆さまのガーデニングライフスタイルに合わせた商品を、皆さまと一緒にセレクトしていくシリーズです。 ------------2025年に始動し、第1弾は「GARDEN STORY Collecion」としてトレリス・フェンスのカラー投票を、第2弾は「GARDEN STORY Selection」としてオランダ発のガーデニングブランド「Esschert Design(エッシャーデザイン)」のアイテムの人気投票を行いました。 そして、その結果を踏まえ、トレリス・フェンス3タイプ7種(3つのカラー)と、エッシャーデザインのガーデニングアイテム47種を販売開始しました。 この度、シリーズ第3弾の人気投票を行うアイテムは、「GARDEN STORY Collecion」として販売を予定しているハンギングバスケットです。 日本ハンギングバスケット協会とコラボレーション シリーズ第3弾として販売を予定しているのは、 ・ハンギングバスケット・ハンギングバスケット替えマット※他商品も随時企画予定 これらのアイテムは、機能面やデザイン面について、一般社団法人日本ハンギングバスケット協会のご協力を得ながら開発を進めてまいります。 日本ハンギングバスケット協会は、ハンギングバスケットの普及・発展を目的に活動する団体で、園芸文化の振興を目指し、技術講習会や「ハンギングバスケットマスター」の資格認定、作品展、イベントなどを通じて、花のある豊かな暮らしを提案しています。 日々、ハンギングバスケットに関する知識・技術向上に努め、作品づくりを実践している協会会員の皆さまの声を取り入れることで、より機能的・実用的な商品開発の実現を目指します。 現在、協会会員の皆さまからモニターを募集し、ココファイバーに保湿シートがセットされている「アクアヤシマット」(ハンギングバスケット替えマット)を実際にご使用いただいて使用感についてご意見・評価をいただく企画を先行して実施しています。 ハンギングバスケットの水やりの負担軽減を目指す「アクアヤシマット」。 その他のアイテムについても、商品販売に向けてプロフェッショナルなアドバイスをいただきながら、販売開始に向けて進めてまいります。 あなたの推しカラーはどれ? ハンギングバスケットカラー投票開催! ※画像はイメージです。※実際の製品のカラーは、製造上の都合により若干異なることがあります。 今回、読者の皆さまに投票していただくのは、ハンギングバスケットのカラー。 ティールブルー、セージグリーン、チャコールグレー、ホワイト、ブラウン、ブラックの6色の中から「こんな色があったらほしい!」と思う色を1色選んで投票していただきます。 くすみのある落ち着いたブルー。 セージをイメージしたソフトなグリーン。 やわらかく場を引き締めるチャコールグレー。 草花の色彩を明るく引き立てるホワイト。 木や土の景色になじむ温もりブラウン。 シックでスタイリッシュなブラック。 なお、今年の連休中、5月2〜4日に神奈川県のパシフィコ横浜にて行われた「横浜フラワー&ガーデンフェスティバル」において、先行してシール投票企画を開催しました。 横浜フラワー&ガーデンフェスティバルの「ガーデンストーリー×青山ガーデン」ブースでの投票の様子。 また、日本ハンギングバスケット協会の一部会員様にも投票していただいております。最終集計にはこれらの得票も加えて、最終結果を発表いたします。 抽選プレゼントも! 投票フォームはこちら ご投票は、下記の投票フォームを開いていただき、必要事項をご記入のうえ、販売してほしいと思うカラー1つにチェックを入れてください。 投票受付期間:2026年5月20日(水)〜31日(日) 抽選で10名様にプレゼントが当たる! ご投票いただいた方の中から抽選で10名様に、今回の投票で商品化が決定したカラーいずれかの「ハンギングバスケット&ウォールハンギングのセット(Mサイズ)」をプレゼントいたします。 (左)ハンギングバスケット、(右)ウォールハンギングバスケット。お送りするカラーは、届いてからのお楽しみ! ※外寸サイズ:ハンギングバスケット 約幅30×奥行30×高さ56.5cm、ウォールハンギングバスケット 約幅32×奥行16×高さ16.5cm※投票締切後、厳正なる抽選の上、当選者を決定させていただきます。 後日、当選された方にメールにて当選通知をお送りいたします。その際に賞品発送に必要な情報をうかがいます。※賞品の発送は、商品販売開始後の2026年秋頃(10月上旬)を予定しております。 理想のカラーのハンギングバスケット販売実現に向けて、ぜひ投票にご参加ください! ハンギングバスケットの魅力 CartoonFotoVid/Shutterstock.com ハンギングバスケットとはガーデニング手法の1つで、球体や半円状の容器に植物を植え込み、チェーンやフックを使って壁や天井、庭の構造物などに吊るして飾ります。 ハンギングバスケットの最大の魅力は、限られたスペースでも立体的に花を楽しめること。庭がなくても、玄関先やベランダ、フェンス、壁面などに飾るだけで、空間がパッと華やぎます。 植物を“吊るす”“掛ける”というスタイルによって視線が上へと導かれ、奥行きやリズム感のある景観をつくれるのも特徴です。地植えとはまた違った演出ができるため、近年では庭づくりだけでなく、都市部のベランダガーデニングでも人気を集めています。 また、ハンギングバスケットは花を目の高さで楽しめるのも大きな魅力です。パンジーやビオラ、ネモフィラなど、草丈の低い花も間近で観賞でき、花色や繊細な模様までしっかり楽しめます。テーマカラーを決めたり、季節感を演出したりと、自由な発想でデザインできる点も、多くのガーデナーを惹きつける理由の1つです。 Life_On_Planet_Earth/Shutterstock.com さらに、庭の印象を手軽に変えられる点も、ハンギングバスケットならでは。花壇の植え替えは手間がかかりますが、ハンギングなら季節ごとに飾る場所を変えたり、玄関やアーチにアクセントとして加えたりと、模様替え感覚で楽しめます。夏から秋への端境期など、庭が少し寂しく感じる時期でも、鮮やかなハンギングを取り入れることで、空間にフォーカルポイントが生まれ、庭全体が生き生きと見える効果もあります。 植物にとっても、風通しのよい環境をつくりやすいのはメリットです。地面から離して育てることで蒸れにくくなり、病害虫の発生を抑えやすくなるといわれています。一方で乾燥しやすいため、こまめな水やりや花がら摘みなどの管理は欠かせません。しかし、そのひと手間が植物への愛着につながり、日々の変化に気づく楽しさにもなります。 庭がなくても、日々の暮らしの中で花と触れ合い、向き合う時間をつくってくれることこそ、ハンギングバスケットの本当の魅力なのかもしれません。
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ガーデンストーリーInstagram 【花のフォトコンテスト2026】開催! #ガーデンストーリー花フォトコン2026
テーマ 「2026年 私のお気に入りの花」春から初夏頃までに咲く花の、今シーズン撮影した写真を募集いたします。 エントリー方法 STEP1:お気に入りの花、心を打たれた花のあるシーンを撮影 STEP2:ガーデンストーリーのInstagram公式アカウント「@gardenstory.jp」をフォロー STEP3:ハッシュタグ「#ガーデンストーリー花フォトコン2026」と、メンション「@gardenstory.jp」の2つを付けて写真1枚を投稿 ※エントリーは何度でも有効です。※審査対象は写真1枚のみのご投稿です。写真複数枚での投稿や、動画投稿は審査対象外となります。※ハッシュタグ、メンションが間違っていると審査対象外となります。 賞品 最優秀賞(1名様):ウィリアム・モリス柄の植木鉢 19世紀を代表するイギリスの詩人、デザイナー、社会運動家であり、美しい植物パターンを多数生み出したことでも知られるウィリアム・モリスのデザインが施された植木鉢。クリーム色の下地にブルーの花やリーフが流れるよう描かれた「フローラル柄・2Lサイズ」は、植物の瑞々しさが映える優しい色合いで、何を植えても素敵な1鉢に仕上がります。 提供/株式会社woodruffサイズ/高さ29cm×幅30cm×奥行30cm(ハンドメイド品のため、色合い・サイズ・形状に多少のばらつきがございます)※約10,500円相当(税込) 優秀賞(3名様):女性のためのリキッドソープ「アンティーム フェミニンウォッシュP」 植物療法(フィトセラピー)の第一人者・森田敦子が手がけるブランド「アンティーム オーガニック」から新登場した、大人世代の女性のためのリキッドソープ「アンティーム フェミニンウォッシュP」を3名様へ贈呈。独自に栽培・収穫した自社ハーブ園・契約ハーブ園の植物を、フェムケア(女性のデリケートゾーンのケア)用に選別・抽出しブレンドした、和漢洋植物(トウキンセンカ、セントジョーンズワート、エキナセア、イチョウ、ドクダミ)の複合エキス成分「フェム・ボタニカル・コンプレックス」を配合。優しい洗い心地で肌本来が持っている常在菌やうるおいを保持したまま、気になるニオイやかゆみのもとであるデリケートゾーン周りの特有の汚れをすっきりと洗い上げてくれます。天然精油100%シトラスハーブのナチュラルな香り。 提供/株式会社サンルイ・インターナッショナル内容量/120ml※5,500円相当(税込) 青山ガーデン賞(3名様):ハンギングバスケット 3個セット (左)ハンギングバスケット、(右)ウォールハンギングバスケット 読者の皆さまの声を取り入れながら一緒にガーデニングアイテムを形にしていくブランド「GARDEN STORY Series(ガーデンストーリーシリーズ)」でタッグを組む、エクステリアのトップメーカー・タカショーの公式オンラインショップ「青山ガーデン」のハンギングバスケットを3名様に贈呈します。今年始動する「GARDEN STORY Series」の投票企画第3弾は、ハンギングバスケットの色を選ぶプロジェクト。人気色を商品化するハンギングバスケットの、基本色であるチャコールグレーのMサイズを3個セットでプレゼントいたします(ハンギングバスケット、ウォールハンギングバスケットのいずれか)。庭先、玄関、ベランダ、テラスなど、庭がなくてもOKなハンギングバスケットで、季節の花の彩りをお楽しみください。青山ガーデンのインスタフォローで受賞確率アップ!「GARDEN STORY Series」の詳細はこちら 提供/青山ガーデン外寸サイズ/ハンギングバスケット 約幅30×奥行30×高さ56.5cm、ウォールハンギングバスケット 約幅32×奥行16×高さ16.5cm※写真の「ハンギングバスケット」、「ウォールハンギングバスケット」いずれかをお贈りいたします。※約2,094~2,424円相当(税込) 編集長賞(5名様):横浜イングリッシュガーデン ペアご招待券 神奈川横浜市のバラを中心とする英国式庭園「横浜イングリッシュガーデン」のペアご招待券を5名様に贈呈します。4月25日(土)から「ローズ・フェスティバル2026」を開催中の横浜イングリッシュガーデンは、バラの育種家である河合伸志さんがスーパー・バイザーを務め、希少なアンティークローズから最新品種まで2,200品種、2,800株のバラをコレクションする国内屈指の人気庭園。早春の球根花から満開のバラ、300種のアジサイ、次々と咲き継ぐ宿根草や一年草の花々、そして秋の紅葉と、季節の移ろいにつれてドラマチックにその表情を変えていくガーデンを、お好きな時期にご来園いただけます(ご招待券有効期限:2027年7月31日)。 提供/横浜イングリッシュガーデン※1,400~3,600円相当(税込・大人2名・価格変動性/2026年5月時点での価格換算) 特別賞(10名様):KINCHO園芸「X-ENERGY」液&粒セット 世界的に注目されているバイオスティミュラント(Bio Stimulant)と活力成分が融合した新しい資材「X-ENERGY」のセットを10名様に贈呈。「X-ENERGY」は栄養を与えるのではなく、植物が本来持つ回復力や吸収力を引き出す働きをする資材です。植物がもともと持つ生命力を引き出し、乾燥や光量不足、暑さ・寒さなど、植物が生育不良を起こすさまざまな環境ストレスへの耐性を高めることで、花付き・収穫量の向上や、夏越しの成功などの効果が期待できます。希釈して使うのでコスパGoodな「水で薄めて使う液体タイプ」、1~2ヵ月活力持続する「ロング 粒タイプ」の2つのタイプで効果をお試しいただけます。 提供/KINCHO園芸株式会社※1,914円相当(税込) 佳作(5名様):ガーデンストーリーロゴ入りジュートバッグ&ノートセット ガーデンストーリーオリジナルのジュートバッグとリングノートのセットを5名様に贈呈。ロゴ入りジュートバッグはマルチングや鉢カバーなどにも使用されるジュートでできた丈夫なマチ付きバッグで、シャリ感のあるナチュラルな風合いが特徴です。内側は撥水加工されているので、苗や花束を入れても水が染みません。500mlのペットボトルが4本入るサイズで、ショッピングバッグとしてはもちろん、雑誌や小物の収納にも役立ちます。ロゴ入りリングノートはB6サイズで持ち運びしやすく、レッスンノートや仕事用のメモ帳にも最適。グレーの方眼罫で、使い道を選びません。 開催期間 2026年5月15日(金)~7月31日(金)まで 審査方法 主催者による厳正なる審査を行います。 結果発表 2026年8月中旬~9月頃予定。受賞者の方にはガーデンストーリーのInstagram公式アカウント「@gardenstory.jp」よりDM(ダイレクトメッセージ)にてご連絡いたします。※賞品の発送も同時期頃を予定しております。 協賛 株式会社woodruff/株式会社サンルイ・インターナッショナル/青山ガーデン/横浜イングリッシュガーデン/KINCHO園芸株式会社 ※プロ・アマチュアは問いません。どなたでもご応募できます。※お一人様何度でもご応募いただけますが、審査対象は写真1枚でのご投稿のみとなります。複数枚投稿や、動画投稿は審査対象外ですのでご注意ください。※ユーザーアカウントを公開アカウントに設定してください。※受賞者の方が投稿された写真は、ガーデンストーリーのSNS・サイト等に掲載させていただきますので、あらかじめご了承ください。※未成年の方が応募する場合は、保護者の方のご同意を得たうえでご応募ください。※フォローを解除されますと、正常にダイレクトメッセージを受信できない可能性がありますのでご注意ください。※賞品の発送は日本国内に限らせていただきます。※人物が入っている写真を投稿する際は、被写体となる方の許諾を得てください。肖像権に関するトラブルにつきましては、運営者は一切の責任を負いかねます。 皆さまのたくさんのエントリー、お待ちしております!
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【読者さま無料ご招待!】ナチュラル&ウェルネスの祭典「My Organic Friends Fes (ラキャルプフェス)」 とは
テーマは「サスティナブルな未来をつくる」〜ラキャルプフェス〜 ウェルネス美容とサスティナブルなライフスタイルの最前線が集う「My Organic Friends Fes (ラキャルプフェス)」は、日本最大級の規模を誇るサスティナブルビューティーに特化した双方向リアル体験型イベント。一般のお客様のほか、メディアや業界関係者が一堂に会する祭典で、2017年にスタートし、今回で9回目を迎えます。 会場には、コスメ、インナーケア、フードなど、ウェルネスとサスティナブルを軸にしたブランドが日本全国から集結し、展示販売を行います。初披露となる新ブランドや新商品も多数登場し、イベント来場者は、ウェルネスやサスティナブルビューティーの最新情報を体験しながら学ぶことができます。 ラキャルプフェス「ショッピングDAY」とは 今年のラキャルプフェスでは、5月23日(土)と24日(日)の2日間、「ショッピングDAY(一般公開DAY)」を開催します。この2日間は、一般の方も参加することができ、美やウェルネスに関連する製品を実際に試し、ブランドと直接対話することで、「なぜ自分に合うのか」「なぜ魅力的なのか」が自然と腑に落ちた上で購入できる流れになっています。 「理解し、納得し、自分の感覚で選ぶ」。そんな新しいショッピング体験ができます。 「ショッピングDAY」の特別企画は下記のとおり。 ショッピング企画① ラキャルプフェス限定キット販売 各出展ブランドが、ラキャルプフェスでしか購入できない限定キットを販売します。人気製品の特別セットや、フェスのテーマに合わせてセレクトされた限定セットなど、ここでしか手に入らない価値あるラインナップが並びます。“出会いを持ち帰る”特別な体験をお届けします。 ショッピング企画② ラキャルプフェス限定「ショッピングDAY福袋」販売 ラキャルプフェス出展ブランドの製品を詰め合わせた、特別企画「ショッピングDAY福袋」を販売。さらに本企画では、売上金額の全額をカーボンオフセットのクレジットへ換算します。買い物が、そのまま未来へのアクションにつながる。選ぶことが、環境への貢献になる。楽しみながら、無理なく、未来にやさしい循環を生み出すショッピング体験を実現します。 ショッピング企画③ ラキャルプフェス「ショッピングラリー」開催 会場内の各ブースで買い物をすると、スタンプを1つ獲得。スタンプを3つ集めると、サンプルサシェをプレゼント! ただ“買う”のではなく、さまざまなブランドと出会い、比較し、体験しながら巡ることで、より深く、楽しく、納得感のあるショッピングが体験できます。“選ぶ時間そのものを楽しむ”ラキャルプフェスならではの参加型企画です。 ラキャルプフェスの「ショッピングDAY」は、 ・選ぶ理由がある・背景が見える・思想が伝わる・そして未来へつながる そんなショッピングの在り方を体感いただけるイベントです。「買う」ことを通して、自分の感覚と社会をつなげる2日間。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。 ガーデンストーリー読者の皆さまを「ショッピングDAY」に無料ご招待! この度、いつもガーデンストーリーをご愛読いただいている皆さまに、ラキャルプフェスの「ショッピングDAY」への無料ご招待枠をご用意しました。 下記の日時内にご来場いただき、受付にて下の画像を提示するだけで、ご入場いただけます(通常入場チケット500円)。特にご予約の必要はございません。 【ご招待提示用画像】 2026年5月23日(土)11:00〜18:00、5月24日(日)11:00〜17:00の「ショッピングDAY(一般公開DAY)」にご利用ください。 「ラキャルプフェス」と「ショッピングDAY」概要 ■イベント名:My Organic Friends Fes 2026(ラキャルプフェス2026)■開催日時:2026年5月22日(金)11:00〜19:00 メディア・バイヤー完全招待制 5月23日(土)10:00〜18:00 一般公開(ショッピングDAY)※要チケット 5月24日(日)10:00〜17:00 一般公開(ショッピングDAY)※要チケット■会場:WITH HARAJUKU HALL(東京都渋谷区神宮前1-14-40 3F)■主催:ラキャルプ■公式サイト:https://lacarpe.jp/fes/fes2026 ラキャルプ代表 新井ミホより「主催者メッセージ」 ラキャルプフェスのテーマは、「サスティナブルな未来をつくる」こと。ウェルネスビューティーなライフスタイルは、無理なく、心地よく、自分らしく。私たち自身の心身を健やかにしながら、地球の未来にもつながっていくものだと考えています。このフェスは、その価値を体験し、出会い、気づき、自分の中にある本来の美しさや健やかさを思い出す場でありたい。そして2026年は、「未来をつくる選択を讃える」ラキャルプアワードを開催します。誠実な取り組みと真摯な思想をもつ方々に光をあて、共創美容を実現していきたいと願っています。このフェスでの出会いが、すべての皆さまにとって未来へと続く豊かなご縁となりますように。
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限定価格販売商品も! 「ガーデンストーリー✕青山ガーデン」ブースの見どころ紹介【横浜フラワー&ガーデンフェスティバル2026】
「GARDEN STORY Series」商品を特別価格で販売 読者投票など、皆さまの声を生かして販売カラー・アイテムを展開するガーデニングアイテムブランド「GARDEN STORY Series」の商品を、会場限定の特別価格で販売! 庭を彩るガーデンアイテムにトレリス・フェンスなど大型園芸グッズもご用意し、色合いやサイズ、素材感など、じっくりと実物を見てお選びいただけます。 4,000円以上のお買い上げで花苗プレゼント 画像はイメージです。苗の種類は変更となる場合がございます。 「ガーデンストーリー✕青山ガーデン」ブースで税込4,000円以上お買い物していただいた方、先着90名様(各日先着30名様)にエム・アンド・ビー・フローラの花苗1ポットをプレゼント! 「ペチュニア クレールシリーズ」や「カーネーション I♡U(アイラブユー)」、「カリブラコア サンバシリーズ」などのいずれかをお持ち帰りいただけます。 ※苗の種類は変更となる場合がございます。 投票に参加でハーブのタネプレゼント tamu1500 / Shutterstock 「GARDEN STORY Series」の投票企画第3弾として「ハンギングバスケット」のカラー投票を実施! 投票ボードにシールを貼ってご参加いただいた方には、ハーブのタネをプレゼントします。どなたでもお気軽にご参加いただけますので、ブースにお立ち寄りの際はぜひ一票を! 会場限定価格やノベルティプレゼントも! ガーデニング関連グッズ販売 ドイツ生まれのガーデニングツールブランド「GARDENA(ガルデナ)」の剪定や収穫用の園芸バサミや、ガーデンストーリーの書籍などを販売。販売する園芸バサミの一部商品は実際に切れ味を試すことができます。 GARDENA 園芸バサミ ドイツ生まれのガーデニングツールブランド「GARDENA(ガルデナ)」の園芸バサミを会場限定価格で販売! 剪定用や収穫用などガーデニングで活躍するハサミに、芝生用や枝切りバサミなどもご用意し、一部商品は実際に切れ味を試すことができます。 ガーデンストーリーの書籍 ガーデンストーリーの書籍『花や実を育てる飾る食べる 植物と暮らす12カ月の楽しみ方』、『おしゃれな庭の舞台裏 365日 花あふれる庭のガーデニング』を販売。書籍をご購入いただいた方には、先着30名様にオリジナルオーガニックコットン巾着をプレゼントいたします。 新規LINEお友だち登録でプランツタグプレゼント! ブースで青山ガーデン公式LINEを新規お友だち登録していただいた方に、先着数量限定でプランツタグ(メタルハンギングラベル2個セット)をプレゼント! さらに、通販・青山ガーデンで使える10%OFFクーポンも配布いたします。 寄せ植えデモンストレーション ※5/2(土)のみ 画像はイメージです。実際に使用する苗の種類や鉢とは異なります。 花の特徴を生かしたブーケのような華やかな寄せ植え作りを得意とする、エム・アンド・ビー・フローラ 難波良憲さんが、5/2(土)11:20~、ブースにて寄せ植えデモンストレーションを行います。「GARDEN STORY Series」の人気商品「プランツサポート ガラス飾り付」とコーディネートする寄せ植え作りを実演。プロの技を間近で見て魅力的な寄せ植えを作るコツを伝授してもらいましょう! 編集長のステージトークショー ※5/2(土)のみ 5/2(土)11:50~、会場内「ガーデンステージ」にてガーデンストーリー編集長・倉重香理によるトークショーを行います。トークテーマは「見てわかる! 知らなかったガーデングッズと庭づくり」。ガーデンストーリーで企画中の、読者と一緒に“つくる、えらぶ”ガーデニンググッズについて、使用例などをスライドに表示させながら、実物のサイズ感や使い方、これまでに使った方のエピソードなどを紹介します。(30分程度を予定) 注目のガーデングッズを、見て、触って、購入できる! 「ガーデンストーリー✕青山ガーデン」ブースでお待ちしております 「横フラ」は、注目のデザイナーによるショーガーデンや最新品種の展示、著名人によるステージショー、各種ブースでのショッピングや体験コンテンツなどが楽しめる、花と緑の祭典です。見どころ満載の会場にぜひ足をお運びいただき、「ガーデンストーリー✕青山ガーデン」ブースへもどうぞお気軽にお立ち寄りください!
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【世界の名園クイズ】このベンチ、どこの庭? ヒントは「かつて牢獄にもなった場所」
【ヒント1】とあるご夫婦によって作られた庭 ©National Trust この美しい庭を作り上げたのは、詩人の妻と外交官の夫でした。写真は晩年の夫妻。ともに貴族の出で、高い教養を持った2人は、確かな審美眼と個性を庭づくりに生かしました。 【ヒント2】庭のシンボルは「塔」 Patrick Wang/Shutterstock.com 庭園の中心には、そのシンボルマークでもある塔がそびえます。内部にはらせん階段があり、屋上まで上ることができます。屋上は、庭の全貌を一望できる絶景スポットです。 【ヒント3】周囲に広がる田園風景 撮影:前田満見 ヒント2の塔から見た景色。広大な庭園の周りには、豊かな田園風景が広がります。こんなのどかな場所ですが、かつてここは牢獄、救貧院、陸軍用地として使われていたこともあります。 【ヒント4】果樹園もあります ©National Trust Images/Andrew Butler 塔の下のアーチ道から見る果樹園。塔の東側に広がる果樹園には、リンゴやナシなどが点在し、その下には季節ごとにワイルドフラワーが咲き広がります。整然と手入れされた他のエリアとは異なる、自然でのどかな風景が、周囲の田園風景となじみます。 【ヒント5】ホワイトガーデン ©National Trust/Marianne Majerus この庭園は、特定の色だけでまとめる「カラーボーダー」の先駆け的存在であり、特に有名なのが「ホワイトガーデン」。白い花とシルバーリーフの植物だけで構成された、静謐で統一感のある空間です。 さあ、どの国のどの庭か分かりましたか? 正解は・・・ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ シシングハースト・カースル・ガーデン(イギリス) ©National Trust Images/Andrew Butler イギリス南東部、ケント州の田園地帯に広がる「シシングハースト・カースル・ガーデン」は、英国庭園の中でも特に詩情あふれる名園として知られています。 かつて16世紀のエリザベス朝の時代にはイングランド女王を迎えるほど立派だったマナーハウス(領主や地主が所有した荘園の邸宅)は、18世紀には牢獄、19世紀には救貧院、20世紀には陸軍用地に使われ、打ち捨てられた存在になっていました。しかし1930年、作家であり詩人でもあったヴィタ・サックヴィル=ウェストとその夫ハロルド・ニコルソンがこの廃墟と出会い、2人によって再生され、現在のような洗練されたガーデンへと生まれ変わりました。 庭のシンボル、エリザベス朝時代の塔(タワー)。Patrick Wang/Shutterstock.com 塔の屋上から北側を望む景色。撮影:前田満見 この庭園の最大の特徴は、「ルーム(部屋)」と呼ばれる区画ごとにテーマが設けられている点。生け垣やレンガの壁で仕切られた空間ごとに異なる色彩や植物構成が展開され、特に有名なのが「ホワイトガーデン」です。 白い花だけで統一されたこの空間は、時間帯や光の加減によって表情を変え、静謐で幻想的な雰囲気を醸し出します。また、バラ園やハーブガーデンなども見どころで、四季折々の変化が訪問者を魅了しています。 開花時期のホワイトガーデン。中央は白いつるバラに覆われたガゼボ。©National Trust Images/Andrew Butler 現在、この庭園はナショナル・トラストによって管理されています。歴史的背景と個人の美意識が融合したシシングハースト・カースル・ガーデンは、単なる観光地を超え、英国文化や庭園芸術の象徴的存在として高く評価されているのです。 「シシングハースト・カースル・ガーデン」に関する下記記事もぜひお読みください。 クイズ一覧はこちら!
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観葉・インドアグリーン

小ぶりの観葉植物と和鉢で楽しむ、新生活のインテリアグリーン術【プロ監修】
新生活は、空間と気持ちを整え直すタイミング 新生活と聞くと、まず思い浮かぶのは引っ越しや模様替えなどの住環境の変化かもしれません。家具の配置が変わり、生活動線が変わり、これまでとは少し違う空間が生まれます。しかし、変化はそれだけではありません。子どもの独立や転職、ライフスタイルの変化など、心の面でも節目を迎えることがあります。新生活を始めるタイミングは、人それぞれ。春の引っ越しシーズンに限らず、仕事や暮らしの変化をきっかけに、自分の部屋や生活を見直したくなる瞬間は、案外ふと訪れるものです。そんなとき、手軽に取り入れられて、空間の印象をさりげなく整えてくれるのが、小ぶりの観葉植物と和鉢の組み合わせ。日々の生活の中でふと目に入る緑と可愛らしい鉢が、身も心も整えてくれるかもしれません。そこで今回は、お馴染み「ガディンツキープランツ」の関さん監修のもと、「小ぶり観葉植物×和鉢」の調和のとれた美しい組み合わせをご紹介します。 「GW、可愛らしい観葉植物とおしゃれな和鉢で心身ともに癒されましょう! お待ちしています。」 なぜ「小ぶりの観葉植物」なのか 新生活に植物を取り入れるなら、まずおすすめしたいのが小ぶりの観葉植物。インテリアのレイアウトなどが定まらない時期でも気軽に取り入れやすく、置き場所を変えながら空間に馴染ませることができるうえ、コンパクトなサイズは空間に圧迫感を与えず、棚やデスク、窓辺などさまざまな場所に取り入れやすいのが魅力。部屋に自然な余白を残しながら、さりげなく緑を添えることができます。 和鉢という選択肢|モダン×和が生む落ち着き 関さんが語る、和鉢の魅力とは 和鉢の魅力は、ズバリ“和”であることだと思います。その佇まいには、日本人のDNAに刻まれているような、古き良きものへの美意識に働きかける力があります。派手さはないけれど、見ていて落ち着く、そんな空気感が和鉢にはあるんです。僕自身、植物が持つ美しさを芸術の域まで高めた“盆栽”的な美、つまり侘び寂びの感覚が好きなんです。その一方で、観葉植物には西洋的な美しさがありますよね。その二つを掛け合わせたときに生まれるシナジー、そこにすごく惹かれます。実際、「この植物に合う鉢は?」「この鉢に合う植物は?」というご相談に対して、僕の提案とお客様の感性が自然と重なるのは、日本人が古くから親しんできた信楽焼(しがらきやき)の和鉢であることが多いんです。なので自然と店のラインナップも和鉢が多くなっていきました。 それに和鉢は、ただの器ではなく、素材そのものが呼吸しているような存在だと思っています。土をこねて火を入れるという作り方も、昔から大きく変わっていません。だからこそ、使い込むほどに味わいが増していく。植物と一緒に育ち、年月を重ねながら表情が深まっていくところも、和鉢ならではの魅力だと思います。 和鉢といってもさまざま 和鉢といっても、こねて窯で焼いただけの素焼きか、釉薬(ゆうやく=塗料)が塗られた陶器かによって植物との相性は変わってきます。素焼きは、素材そのものの質感とシンプルなフォルムが魅力。一方、釉薬の塗られた陶器鉢は、華やかさや艶やかさが魅力です。両者は通気性の部分では一長一短ありますが、ふと植物に目をやったとき、無機質なプラスチック鉢に植わっているよりも、心が和むのは和鉢ならでは。 和鉢のなかには、「作家鉢」といわれる、鉢作りの専門家が手がけたものもあります。作家ならではの感性が息づいた鉢は、それ自体がひとつの作品として楽しめるのも大きな魅力ですが、一方で、個性が際立つ分、組み合わせによっては植物よりも鉢の存在感が前に出てしまうこともあります。主役はあくまでも植物。その植物をどう引き立てるかを考えることが、上手な鉢選びだと思います。そういった意味では、当店が扱っている和鉢はどれも、植物を絶妙に引き立てる「名脇役」が揃っていると思います。 日本の住空間との相性 和鉢といっても、いわゆる“和”が前面に出たものだけではありません。昨今、注目されているのは、和の気品の中に少し西洋的なアクセントが入った、“和モダン”な雰囲気です。 例えば、マイセン(ドイツ) や、ロイヤルデルフト(オランダ) のようなヨーロッパの名窯も、古くから伊万里焼や柿右衛門様式の影響を取り入れてきました。そして、それが西洋の住空間にも自然と溶け込んでいます。その逆も同じで、今の和鉢は和室だけでなく、洋室にもよく合います。コンクリート打ちっぱなしのような無機質な空間でも、植えてある植物に関係なく、和鉢が絶妙に空間をまとめてくれるんです。 Photo courtesy of SPICE STUDIOS DAIKANYAMA 関さんが選ぶ 小ぶり観葉植物と和鉢の組み合わせ例7選 今回は、栽培難易度も低めで、初心者ウェルカムな品種だけを7つピックアップし、和鉢とマッチング。関さんのセンスが光る7選です。商品はそれぞれ、ガディンツキープランツのオフィシャルECショップ※でお買い求めいただけます。※🛒商品名より購入ページへと遷移します。(表示されている価格は観葉植物+鉢(受け皿込)が含まれます。)⚠️タイミングにより売切の場合もございます。ご了承ください。⚠️観葉植物のスペックは取材時(2026年4月)現在のものです。 ①カランコエ・ベハレンシス 高さ24cm(鉢含む) 広がり幅11cm 鉢幅10cm 鉢高8.5cm(鉢底皿含む) 価格:6,380円(税込) 波打つベルベットのような葉が美しい、カランコエ・ベハレンシス。本来は葉が密集する植物ですが、あえて下葉を間引いて幹を見せることで、この万年青鉢風の和鉢に似合う、盆栽のような凛とした樹形に仕立てました。小さな鉢は土の量が少ないため乾きやすいものの、乾燥に強い多肉植物のカランコエなら安心。うっかり水やりを忘れても、葉に水分を蓄えているため管理しやすく、意匠性と育てやすさを高いレベルで両立できます。釉薬が滴る力強い和鉢と、異国情緒あふれるカランコエ。その組み合わせが生む静謐な佇まいは、空間の格をそっと引き上げてくれます。忙しい日々の中でも、手軽に“盆栽的な美”を楽しみたい方におすすめの一鉢です。 ②フィカス・スウィートハート 高さ30cm(鉢含む) 広がり幅27cm 鉢幅20cm 価格:9,900円(税込) 小種名が示すとおり、愛らしいハート型の葉を持つ「フィカス・スウィートハート」。葉の縁を彩るクリームイエローの斑が、柔らかな光を纏ったような美しさを放ちます。この一鉢を、瑠璃色の釉薬が雅やかな広口の浅和鉢と合わせることで、凛とした佇まいに仕上げました。エキゾチックな魅力に盆栽のような趣を添えられるのは、和鉢ならではの妙味。フィカスはゴムの木の仲間で暑さ寒さに強く、非常にタフな性質のため、初心者の方にも気軽に楽しんでいただけるおすすめの逸品です。 伸びたらカットを繰り返し、この樹形を維持することをイメージしながら育てると、幹も太くなり、また枝の密度も増して、こんもりとした愛嬌のある株へと成長することが期待できる。 昔、お婆ちゃんの家にあった火鉢や水蓮鉢を彷彿させる鉢のフォルム。どこか懐かしさを感じつつ、しっかりとモダンな味わいも兼ね備えている。 ③モンステラ 高さ31cm(鉢含む) 広がり幅26cm 鉢幅11cm 価格:9,020円(税込) お馴染みのモンステラも和鉢で合わせてみました。茶道具の椀を思わせる鉢は、表面に広がる繊細なひび割れ模様と、深い飴色に移りゆくグラデーションが、どこか伝統工芸のような品格を漂わせます。モンステラの独創的な葉のシルエットが重なり合うことで、空間に心地よい静寂をもたらします。和の器と熱帯の緑が溶け合うこの一鉢は、日常のふとした瞬間に安らぎを添えてくれます。 商品の葉はまだ若いため、モンステラのアイコン的な切れ込みは未熟だが、やがて時間とともにモンステラらしくなっていく。 すでに次の葉が展開を待ちわびている。この新葉は太陽の方向(明るい方向)にどんどん伸びていくので、どのように樹形を作り上げるかという楽しみもある。 ④シェフレラ・ソフィア 高さ35cm(鉢含む) 広がり幅17cm 鉢幅12.8cm 価格:8,690円(税込) 古材のような渋い光沢を放つ和鉢に、斑入りの葉が軽やかなシェフレラ・ソフィアを合わせてみました。小株ながらも力強くうねる幹の曲線と、リズムを刻むような鉢のラインが響き合い、モダンな創作盆栽のような風格を漂わせます。古木感のある幹は太くしっかりとしているため、安定感のある立派な樹形に育っています。シェフレラは育てやすく丈夫な観葉植物なので、場所やインテリアを選ばず、日々の生活に日本の情緒と瑞々しい息吹を届けてくれる趣深い一鉢です。実は僕もシェフレラが大好きなんですよ! 放射状に伸びる美しい葉はシェフレラならでは。あえてこの枝を間引いて幹を露出させることで、さらに盆栽感が出せる。試してみては? ⑤フィカス・パルメリー 高さ32cm(鉢含む) 広がり幅24.5cm 鉢幅17cm 価格:10,450円(税込) どっしりと肥大した基部が印象的な、フィカス・パルメリー。この株の最大の魅力は、塊根植物を思わせる力強い樹形です。年月を重ねて太く育った幹の迫力と、フィカス属らしいみずみずしい葉。その両方を楽しめる、まさに“いいとこ取り”な1株です。そんな野性味あふれるパルメリーに合わせたのは、墨色のグラデーションが美しいモダンな和鉢。低重心のフォルムが肥大した幹の存在感をより際立たせ、まるで山水画のような景色を一鉢の中に描き出しています。丈夫で育てやすく、盆栽のような芸術性と観葉植物ならではの癒やしを同時に楽しみたい方におすすめです。 ここだけ見ると、塊根植物の人気品種「パキポディウム」? と思ってしまうほど、見事に肥大化した基部。 茶器を彷彿させる重厚な雰囲気を、塊根植物のようなフィカス・パルメリーがポップに寄せてくれている。重(おも)カワイイ!? といった感じ。 ⑥フィロデンドロン・レッドムーン 高さ26cm(鉢含む) 広がり幅27cm 鉢幅12.5cm 価格:6,710円(税込) 「銅葉」と呼ばれる、赤みを帯びたミステリアスな葉色が魅力のフィロデンドロン・レッドムーン。この一鉢に、竹林の節を思わせる凹凸が施されたブロンズカラーの和鉢を合わせました。植物と鉢をあえて近似色でまとめることで、純和風の枠を超えた、モダンでオリエンタルな世界観を構築しています。フィロデンドロンは、かつてミッドセンチュリー期(1940〜1960年代)に一世を風靡した植物です。当時のデザイナーが東洋の美にインスピレーションを得たように、ダークブラウンのウォールナット材や、黒いアイアンレッグの家具が置かれた空間には驚くほど美しく馴染みます。また、フィロデンドロンは耐陰性に優れているため、カフェやスタジオなどの店舗ディスプレイとしてもおすすめ。一鉢置くだけで、空間を圧倒的スタイリッシュに演出してくれるでしょう。 この葉のグラデーションの美しさに魅了される人は多い。 ミッドセンチュリー期の東洋を意識したデザインが、Coolな佇まいのレッドムーンを盛り立てる。 ⑦ドラセナ・コンシンネ 高さ64cm(鉢含む) 広がり幅29cm 鉢幅11cm 価格:8,800円(税込) 余分な葉を削ぎ落とし、しなやかな幹のラインを際立たせた ドラセナ・コンシンネ。特に目を引くのは、株元で弧を描くように伸びる気根の造形です。野性味あふれるこの1株を、茶器のような穏やかな風合いの和鉢が包み込み、ひとつのアートピースのような佇まいに仕上げています。このドラセナを見た瞬間に「この器しかない」と感じたほど、互いの個性がよく響き合っています。ドラセナは成長が比較的ゆるやかなため、この美しい樹形を長く楽しめるのも魅力です。もし大きくなってバランスが変わってきたら、思い切って剪定するのもおすすめ。切り戻すことで新しい脇芽が吹き、さらに味わい深い樹形へと育てていけます。また、切った上部を土に挿せば、新しい株として発根させることも可能です。1株で二度、三度と楽しめるのも、ドラセナならではの魅力といえるでしょう。おすすめの置き場所は、明るい玄関先やカフェのカウンターなど。凛とした縦のラインが加わることで、空間がぐっと洗練されます。 初心者でも安心 小ぶり観葉植物の基本の育て方 小ぶりの観葉植物は取り入れやすい一方で、基本的な管理のポイントを押さえておくことで、より健康に長く楽しむことができます。ここでは、初心者でも実践しやすい育て方の基本をご紹介します。 置き場所の基本 観葉植物の多くは、直射日光を避けた明るい場所を好みます。窓辺のレースカーテン越しの光や、室内の明るいスペースなどが理想的です。 一方で、日照不足が続くと生育が弱くなったり、葉色が悪くなったりすることもあります。部屋の奥に置く場合は、ときどき窓辺に移動させて光を当てるなど、環境を整えてあげるとよいでしょう。また、エアコンの風が直接当たる場所は乾燥しやすいため注意が必要です。植物にとっても人にとっても心地よい場所を選ぶことが、健やかな生育につながります。 【植物育成LEDライトで植物イキイキ】日当たりの悪い室内で観葉植物を育てる場合、どうしても問題になるのが光の問題。そんなときに役立つのが、植物育成用のLEDライト。太陽光に近い波長の光を補うことで、光合成を助け、植物の健やかな生育をサポートしてくれます。 植物育成ライトというと、いかにもプロ仕様の機材を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、最近はインテリアになじむデザインでありながら、性能やコストパフォーマンスにも優れた製品が増えています。なかでも筆者のお気に入りは、関さんも太鼓判を押す、BRIM社の「FLORA」 。クリップ式のため、棚やデスクなど好みの場所に気軽に取り付けることができ、また、白い筐体は見た目もスマート。ヘッドのタイプも1〜3灯と選べます。(下の写真は2灯タイプ)シックに引き締まった雰囲気を作りたい場合はブラックモデルもおすすめ。また、上の写真は白色光タイプですが、光源が暖色系のタイプも選べます。 インテリアとの馴染みや、夜間の落ち着いた雰囲気を重視するなら暖色系、植物本来の葉色をきれいに見せたいなら白色系がおすすめです。 ※育成性能に大きな差はありません。こうしたライトを使うことで、植物と和鉢の組み合わせがまるで美術品の展示ブースのように引き立ち、空間全体の雰囲気もぐっと洗練されます。光を補うという実用面だけでなく、植物を美しく見せる演出として取り入れてみるのもおすすめです。 水やりの目安 水やりの基本は、「土が乾いてからたっぷり与える」こと。指先で触れて、表面の土が乾いたのを確認してから、鉢底から水が流れ出るくらいまでしっかりと水を与えます。 大量の水で用土の中に溜まった老廃物を押し流すことで、根の生育が促進される。 ⚠️少ない量を回数多くあげるのはNG!常に土が湿った状態が続くと、根が呼吸できなくなり、根腐れの原因にもつながります。特に小ぶりの鉢は土の量が少ないため、乾き具合をこまめに確認することが大切です。季節や置き場所によって乾き方は変わるため、「何日に一回」と決めるよりも、昼間留守にしがちな方は、帰宅したら用土表面を触ってみるなど、土の状態をこまめにチェックする習慣をつけましょう。 和鉢を使う際の注意点 和鉢は、素焼きか釉薬が塗られているかによって、水の乾き方が変わります。 素焼きの和鉢は通気性が高く、プラスチック鉢よりも土が乾きやすいため、水切れには少し注意が必要です。特に小さな鉢は土の量も少ないので、水やりのタイミングをこまめに確認する習慣をつけるとトラブルを未然に防ぐことができます。一方で、釉薬が塗られた和鉢は、見た目は和鉢でも水分が抜けにくく、乾き方はプラスチック鉢に近くなります。水やりをするときはしっかり与えて問題ありませんが、湿った状態が長く続かないよう、釉薬鉢の場合は用土の表面が乾いてからさらに2〜3日ほど待って与えるくらいがちょうどよいでしょう。また、室内で管理する場合は、「受け皿」を使って床や家具を水から守ることも大切です。水やり後に受け皿へ溜まった水は、そのままにせず必ず捨てるようにしましょう。 その他のポイント 基本の管理に加えて、いくつかのポイントを意識することで、観葉植物はさらに元気に育ちます。 肥料と活力剤 肥料と活力剤の考え方ですが、植物を人の体に例えると、肥料は体を作る栄養素で、活力剤はその栄養素の吸収や効果を高めるサプリメント。このため観葉植物は、春から秋の生育期に緩やかに肥料と活力剤を与えることで、葉色や生育がより良くなることが期待できます。 肥料は、液体肥料を薄めて与える方法や、土の上に置く緩効性タイプなど、管理しやすいものを選ぶとよいでしょう。 活力剤は液体で希釈するタイプの商品が多いですが、肥料に液体肥料を使用する場合は、同時に与えるよりは、液体肥料をあげた次の水やりのタイミングで活力剤を、という時間差をつけた与え方がおすすめです。ただし、肥料や活力剤は、与えすぎは逆効果になることもあるため、製品の使用量を守りながら、無理のない範囲で取り入れましょう。 サーキュレーターで観葉植物を健やかに 観葉植物にとって、風通しのよい環境はとても大切です。空気が滞ると湿気がこもり、病害虫の原因になることもあります。室内ではサーキュレーターを使って、やさしく空気を循環させることで、植物の環境を整えることができます。直接強い風を当てる必要はありませんが、空気がゆっくり動く環境をつくることで、植物もより健やかに育っていきます。特に、日中不在にしがちな方は、サーキュレーターさえONにしておけば、エアコンをOFFにして家を出ても安心です。※一般的な家庭用サーキュレーターは、毎日日中9時間回して年間の電気料金は2,000円程度といわれています。 店頭ではさらに多くの組み合わせが見つかる 紹介した商品の組み合わせは、あくまで一例です。植物と鉢の組み合わせには決まった正解があるわけではなく、空間の雰囲気や光の入り方、暮らし方によっても最適なバランスは変わってきます。同じ植物でも、合わせる鉢によって印象は大きく変わります。素朴な土の風合いを持つ和鉢を選ぶことで、植物の表情がより引き立つこともあれば、空間全体の雰囲気が、ぐっと落ち着くこともあります。 ガディンツキープランツ店頭には、今回ご紹介したもの以外にも、さまざまな植物や鉢が並んでいます。実際に植物を眺めながら鉢を合わせてみると、思いがけない相性の良さに出会えることも少なくありません。自分でコーディネートするもよし、関さんに「これに合う鉢」といえば、確かな目でコーディネートしてくれます。※植え替えを依頼する場合は別途用土代が必要となります。植物との出会いは、まさに一期一会。自分の空間や暮らしにしっくりくる組み合わせを探す時間も、観葉植物を楽しむ大きな魅力のひとつです。 まとめ|関さんから読者の皆様にメッセージ なるほど。結局、「和なる美」は心を豊かにする、ということなのですね。読者の皆さまも、関さんおすすめの小ぶりの観葉植物+和鉢の組み合わせを、ぜひ楽しんでみてください!




















