童謡にも登場する秋冬の花!…この雄しべ、何の花?【Let’s Try! 植物クイズ】Vol.24
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花の中をじっくり観察したことはありますか? 花は基本的には花弁(花びら)、ガク、雄しべ、雌しべといった器官からなり、その形や数は花の種類によって異なります。今回は「雄しべ」に注目してみました。この写真に写っている先端が黄色の多数の雄しべは、どの花のものでしょうか?
目次
雄しべとは?
雄しべとは、被子植物の花の一部で、花弁の内側にある雄性生殖器官。花粉を作る部分です。
雄しべには葯(やく、花粉の入った袋)と花糸(かし、葯を支える棒状の部分)があり、葯の中で花粉が作られ、時期がくると葯が破れて中の花粉が外に飛び出し、風や虫によって運ばれて雌しべの先端にある「柱頭」につくことで受粉します。
この雄しべの持ち主は・・・?

こちらの雄しべ、何の花のものか分かりますか? 多数の雌しべに囲まれて、先端が3つに裂けた雌しべが伸びています。
ヒント:
10〜12月に開花する日本の花木で、有名な童謡にも登場します。
正解は・・・
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サザンカ(山茶花)

サザンカの基本データ
学名:Camellia sasanqua
科名:ツバキ科
属名:ツバキ属
和名:サザンカ
英名:Sasanqua camellia
形態:常緑小高木
原産地:日本
開花期:10〜12月
草丈: 2~6m
花色:赤、ピンク、白
耐寒性:普通
耐暑性:強い
有名な童謡『たきび』の歌詞の中にも登場するサザンカ(山茶花)。
サザンカは、10月から12月にかけて花を咲かせるツバキ科の常緑小高木。日本固有種で、花の色は、自生種(山口県から沖縄県にかけての山林で見られる)が白、300種もある園芸品種は白、ピンク、濃ピンク、斑やぼかしが入ったものなどバリエーション豊かです。庭木や生け垣、盆栽などで広く見られます。
育てる際は、冬の冷たい風が当たる場所は避け、−5℃より気温が下がるような場合には、防寒対策をしましょう。
自然樹形は卵形。放任しても樹形は整うので、剪定は切り戻し中心で大丈夫です。剪定の適期は3〜4月。花が咲き終わっていることを確認して行いましょう。
花や葉が似ていることからツバキ(椿)と間違えられることも多いですが、以下のポイントでサザンカとツバキを見分けることができます。
開花の時期
サザンカの開花期は10月から12月、ツバキの開花期は12月から4月。サザンカのほうが咲き始める時期が早いという違いがあります。
葉の特徴
サザンカの葉は、ツバキと比べると一回り小ぶり。さらに、葉の付け根部分を見ると、サザンカには葉柄に細かい毛が生えていて、ツバキには毛が生えていません。
花の咲き方
サザンカの花の多くは完全に平開して咲きますが、ツバキの花の多くはカップ状に咲きます。
花の散り方
サザンカの花弁はバラバラになってそれぞれ散っていくのに対し、ほとんどのツバキの花は、花が丸ごとポトリと落ちます。

サザンカかツバキか迷ったときは、上記を参考にしてみてください。
クイズ一覧はこちら!
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