清涼感あふれる初夏の花!…この雄しべ、何の花?【Let’s Try! 植物クイズ】Vol.17
Ian Grainger/Shutterstock.com
花の中をじっくり観察したことはありますか? 花は基本的には花弁(花びら)、がく、雄しべ、雌しべといった器官からなり、その形や数は花の種類によって異なります。今回は「おしべ」に注目してみました。この写真に写っている先が黄色みがかった6本の雄しべは、どの花のものでしょうか?
目次
雄しべとは?
雄しべとは、被子植物の花の一部で、花弁の内側にある雄性生殖器官。花粉を作る部分です。
おしべには葯(やく、花粉の入った袋)と花糸(かし、葯を支える棒状の部分)があり、葯の中で花粉が作られ、時期がくると葯が破れて中の花粉が外に飛び出し、風や虫によって運ばれて、雌しべの先端にある「柱頭」につくことで受粉します。
この雄しべの持ち主は・・・?

こちらの雄しべ、何の花のものか分かりますか? 6枚の花びらの中に、雄しべが6本。雌しべは1本です。
ヒント:
梅雨から夏にかけて、青紫や白の花を咲かせます。
正解は・・・
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アガパンサス

アガパンサスの基本データ
学名:Agapanthus africanus
科名:ユリ科
属名:アガパンサス属
和名:紫君子蘭(ムラサキクンシラン)
英名:Lily-of-the-Nile、African lily、Agapanthus
形態:多年草/宿根草
原産地:南アフリカ
開花期:5月下旬~8月上旬
草丈: 0.3~1.5m
花色:白、紫、青、複色
耐寒性:落葉種は強い。常緑種は半耐寒性
耐暑性:強い
発芽適温:20~25℃
生育適温:15~30℃
花もち:7~10日
アガパンサスは、すっと長く伸びた茎の先にたくさんの小さな花がつき、その独特の佇まいが印象的な花。植えっぱなしでも育つため、街中の公園や道沿い、草原や川沿いなどでもよく見かけます。
多年草で、冬でも葉が枯れない常緑種と、冬になると地上部が枯れる落葉種があります。園芸品種は300種以上と、とても豊富。1m以上に育つ大型種から、鉢栽培しやすい30~40cmの小型種まであります。
アフリカ原産というだけあって暑さに強く、高温多湿の日本の夏の間も元気に花を咲かせます。鉢植えと地植え、どちらでも育てられますが、とても太い根を張り、品種によってはかなり大きく育つため、基本的には地植えのほうが向いているでしょう。ただし、寒冷地では地植えは難しいため、小型種を鉢で管理して、冬季は室内に取り込みましょう。
丈夫で育てやすく、夏の庭を涼しげに彩ってくれるアガパンサス。ガーデニング初心者さんにもおすすめです。

Del Boy/Shutterstock.com
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Credit
文 / ガーデンストーリー編集部

ガーデニング、家庭菜園、インドアグリーンなど、花・緑・庭・エクステリアに関する幅広いテーマにまつわる情報を配信している「ガーデンストーリー」編集部です。旬の植物情報やイベントの紹介、お庭の取材、植物の楽しみ方などをガーデニング知識に精通する専門家の監修のもと配信しています。
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