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玄関に置くだけで気分も運気もアップ! 黄色が主役の「金運カラー寄せ植え」レシピ5選

玄関に置くだけで気分も運気もアップ! 黄色が主役の「金運カラー寄せ植え」レシピ5選

冬から早春にかけて、庭やベランダが少し寂しく感じていませんか? そんな季節こそ取り入れたいのが、見ているだけで元気になれる「金運カラー」の寄せ植え。黄色やゴールドの葉色、丸くふくらむ花やつぼみには、“豊かさ”や“実り”を連想させる力があります。この記事では、玄関まわりや窓辺にぴったりな金運カラーの寄せ植え実例を5レシピご紹介。すべて鉢植えなので、庭がなくても真似しやすいのがポイントです。使った植物や植え方のコツも合わせて解説するので、ぜひ次の週末のガーデニング計画に役立ててください。

「黄色×丸い形」が金運アップに効くと言われる訳

ビオラ‘エッグタルト’
鮮やかな黄色と丸い形が目を引くビオラ‘エッグタルト’。
  • ゴールドやその類似色の黄色は東西を問わず、「光」「希望」「富」を連想させる色です。ヨーロッパでは王冠が聖堂の装飾に用いられ、風水でも財や富の象徴とされます。太陽の光の色でもあり、「明るさ・発展・繁栄」のイメージとも結び付けられています。
  • 丸い形はコインや金貨の形であることから、お金そのものの象徴。また、日本語でも「お金がまわる」「円満」など“丸い=よい循環”を連想させます。

丸くふくらむ花やロゼット状の葉には、やわらかさと“満ち足りた”イメージが重なります。金運だけでなく、「明るく豊かな気分になれる色と形」として庭やベランダに取り入れてみましょう。

金運カラーの寄せ植えレシピ5選

金運カラーを長く楽しむための3つのコツ

  1. 黄色だけに偏り過ぎず、白やグリーンで抜け感をつくる
  2. 鉢が鉢置きの素材や色にも「ゴールド感」を意識する
  3. 冬は花苗量多め、株間狭めでOK。花が終わったら入れ替えながら、“いつも満ちている”印象をキープ

【レシピ1】スキミアと黄金葉で「金の山」テラコッタ鉢

スキミアと黄金葉で「金の山」テラコッタ鉢

丸い房になったつぼみが愛らしいスキミアを主役に、黄金葉の低木や黄色のビオラを詰め込んだ1鉢。スキミアのつぼみがコインの山のように見えることから、「お金が積み上がっていく」イメージで金運カラー寄せ植えにぴったりです。テラコッタ鉢と好相性なのも嬉しいところ。

使っている植物の例

スキミアと黄金葉で「金の山」テラコッタ鉢
  • スキミア‘フレグラントクラウド’
  • 金メギ‘オーレア’などの黄金葉の低木
  • ゴシキヒイラギなどの黄斑の入る常緑低木やカラーリーフ
  • ビオラ(黄色~レモン色系)
  • アリッサムなどの白い小花

植え方・デザインのポイント

スキミアと黄金葉で「金の山」テラコッタ鉢
  • 鉢の中央にスキミアを数株まとめて植え、「金の山」のボリュームを出します。
  • 周りに黄金葉の低木をリズミカルに配置し、鉢の縁までゴールドトーンが続くように。
  • 株元をビオラやアリッサムで埋めると、柔らかな雰囲気になり、冬~早春の花が長く楽しめます。
  • 日当たりのよい玄関先やアプローチに置くと、陽ざしを受けて葉がキラキラ輝き、一層金運カラーが引き立ちます。

【レシピ2】福を重ねるハボタンの迎春コンテナ

福を重ねるハボタンの迎春コンテナ

玄関先にどん、と構えたクラシカルな大鉢に、ハボタンを中心に黄色い花をたっぷり合わせた寄せ植えです。牡丹の花のように葉が幾重にも重なるハボタンは、「福やお金が重なってふくらむ」イメージで、冬の金運植物の主役にぴったり。さらに、明るい黄色のキンセンカやパンジー、ビオラを組み合わせることで、寒い季節でも華やかで明るい雰囲気になります。キンセンカも金色の杯という意味を持つ縁起のいい花です。

使っている植物の例

  • ハボタン(白系)
  • パンジー&ビオラ(黄色、白系)
  • キンセンカ(カレンデュラ)‘スノープリンセス’
  • スキミア‘マジックマルロー’など斑入り葉の低木
  • アイビー、ハツユキカズラなどのつる植物

植え方・デザインのポイント

  • 鉢の中央寄りにハボタンを配置し、福が重なる“芯”をつくります。
  • 草丈が30〜50cmになるキンセンカは後方へ配置。
  • 鉢の縁に沿ってパンジー、ビオラ、スキミアでぐるりと囲み、金色のリングのようなイメージに。
  • 手前にはつる性の斑入り葉を垂らすと、豪華すぎず上品な華やかさに。
  • 玄関の片側に置くなら、通る人の目線の高さと動線を意識し、正面から見て一番きれいに見える向きを決めて植え付けましょう。

【レシピ3】冬から春へ、福がぐんぐん伸びるハボタン鉢

冬から春へ、福がぐんぐん伸びるハボタン鉢

冬はふっくらと丸くまとまったハボタンのロゼットを「福の塊」のようにギュッと集めてボリューム感を。春が近づくと、同じ鉢からすっと茎を伸ばして花を咲かせ、寄せ植え全体のシルエットが大きく変化します。一般には「ハボタンが伸びて形が崩れた=おしまい」と思われがちですが、ここではあえて、その“変化”を楽しむ寄せ植えに。寒い時期に蓄えた運気が、春に向かってぐんぐん伸びていくような、めでたい1鉢です。

冬から春へ、福がぐんぐん伸びるハボタン鉢
春に茎を伸ばしたハボタンは、ロゼットの名残のフリルが幾重にも重なり、ブーケのように。

使っている植物の例

  • ハボタン(白・フリル咲きなど数株)
  • シロタエギク(シルバーリーフ)
  • ビオラ(クリーム~レモンイエロー系)
  • 斑入りのツル植物や低木(ハツユキカズラなど)
  • アリッサムなどの小花

植え方・デザインのポイント

  • ハボタンは鉢の中央に複数株まとめて植え、シルバーリーフやビオラを周囲に配置して“花束の土台”をつくります。
  • 冬のあいだは鉢の縁より少し内側に収まるよう、ドーム状にこんもりさせると安定感のある姿に。
  • 春に伸びることを前提に、後ろ側には少しスペースを残しておくと、とう立ちしたときのシルエットが美しく出ます。

伸びてきたらどう楽しむ?

  • とう立ちしたハボタンは、そのまま育てて「運気が伸びる」「福が花開く」時期として楽しみます。
  • 花茎を数本切り取って、花瓶に活けて室内で楽しむのもおすすめ。鉢と花瓶の両方で“二重に福を飾る”イメージに。
  • 形が大きく乱れてきたら、ハボタンを思い切って抜き、新しい初夏向けの草花に植え替えれば、鉢の中の運気リレーが完了です。

【レシピ4】アプローチを彩る「運の花道」ロングプランター

アプローチを彩る「運の花道」ロングプランター

細長いプランターいっぱいに、黄色のカラーリーフと紫の小花を織り交ぜた寄せ植えです。出入り口やショップの前に置くと、歩く人を金色の花で迎える「運の花道」のような演出に。玄関アプローチの片側に沿わせて置くだけでも、ぐっと華やかな印象になります。

使っている植物の例

  • 金メギ‘オーレア’、カルーナ・ブルガリス‘ノーザンライト’などの黄金葉の低木
  • ビオラ(黄色の補色の紫系と淡色)
  • アリッサムなどの白い小花

植え方・デザインのポイント

  • 細長いプランターでは、“リズム”を意識するのがコツ。黄色い葉ものをジグザグの等間隔に配置し、その間をビオラと小花で埋めていきます。
  • 黄色だけだと単調になりやすいので、ワインレッドのパンジーを少量混ぜると、奥行きとおしゃれ感がアップ。
  • アプローチの向きに合わせて、どの方向から見ても隙間なくモコモコに茂るよう、株と株の間隔をやや詰め気味に植えると見栄えがよくなります。

【レシピ5】春までつながる“開運バトン”の大鉢寄せ植え

春までつながる“開運バトン”の大鉢寄せ植え

冬~初春はビオラなどの草花がメイン。そこにチューリップなど春咲き球根の新芽がのぞき、季節とともに主役がバトンタッチしていく大鉢の寄せ植えです。今見えている花と、これから咲く花の両方を楽しめることから、「これからどんどん運が開いていく」イメージで開運バトンと名付けました。

使っている植物の例

  • ビオラ‘エッグタルト’などの白~黄色系のパンジー、ビオラ
  • キンセンカ‘コーヒークリーム’
  • イベリスなどの白い小花
  • ワイヤープランツなどの這性のグラウンドカバー
  • チューリップ

植え方・デザインのポイント

  • 先に球根をやや深めに植え、その上からビオラや小花を植え付けます。
  • 外側は白い小花でふわりと縁取り、内側に黄色系の花をぎゅっと集めると、中心から光があふれるようなデザインに。
  • 新芽が伸びてくるスペースを少しだけあけておくのがポイント。春になってチューリップが咲く頃には、黄色と白の世界に高さが加わり、一段と華やかに成長します。

おわりに ― 本当に満たしてくれる“豊かさ”って?

金運アップの寄せ植え

黄色やゴールドの花、丸くふくらむつぼみやロゼットの葉は、風水では金運を呼ぶといわれます。でも、毎日のように庭やベランダの鉢に向き合っていると、少しずつ分かってくるのは、豊かさは「お金」だけではないということ。

寒い朝に、昨日より少しだけふくらんだつぼみに気づくこと。仕事から帰ってきたとき、玄関先の鉢が変わらず迎えてくれること。季節が進むにつれて、寄せ植えの姿がゆっくり変わっていくのを眺めること。そうした小さな発見や、手を動かす時間そのものが、心の中に“余白”や“ゆとり”を増やしてくれます。

金運カラーの寄せ植えは、もちろん「今年もいい流れが来ますように」という願掛けにもなります。でもそれ以上に、季節の光や風を受けて輝く花たちを通して、「今ここにある豊かさ」に気づかせてくれる存在。そんな気持ちで黄色やゴールドの鉢を暮らしに迎え入れると、目に見える運だけでなく、毎日の景色そのものが少しずつ明るく、あたたかく変わっていくはずです。

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