トップへ戻る

ガーデニングビギナーの男性アイドルが「グリーンアドバイザー」資格取得に挑戦! 結果は…?

ガーデニングビギナーの男性アイドルが「グリーンアドバイザー」資格取得に挑戦! 結果は…?

植物とその育て方についての正しい知識を持ち、園芸・ガーデニングの魅力を伝えることのできる人に与えられる資格「グリーンアドバイザー」。神奈川県ご当地アイドルグループ「YOKOHAMA男子」(通称はまだん)のメンバーが、2022年度のグリーンアドバイザーの資格取得に挑戦しました。今回は、その受験結果の発表と、2023年度の試験概要をご紹介します。

Print Friendly, PDF & Email

グリーンアドバイザーとは?

ガーデンセンターで花を選んでいる様子
Jack Frog/Shutterstock.com

グリーンアドバイザーとは、公益社団法人 日本家庭園芸普及協会が認定する資格で、植物の栽培に関する正しい知識を持ち、園芸の魅力・楽しみ方を伝えられる人に与えられる資格です。ガーデニング人気が高まる中、園芸・ガーデニングに関する適切な指導やアドバイスができる人材が広く求められており、2023年現在、全国に約11,000人いる有資格者は、園芸相談員やセミナー講師、園芸店の販売員、造園業、学校・研究機関、園芸関係の地域活動など、さまざまな分野で活躍しています。

グリーンアドバイザーの資格については、過去の記事でも詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

初めてのガーデニングにチャレンジしながら勉強に奮闘

YOKOHAMA男子の戸田さんと富田さん
写真左:戸田さん。写真右:富田さん。

ガーデンストーリーの「庭づくり企画」をきっかけにガーデニングをスタートしたはまだん。メンバーの中から、戸田健太さん(通称たっつん)と富田慧太郎さん(通称けいたる)の2人がグリーンアドバイザーの受験を決意しました。

受験に当たっては、認定講習・試験の申し込みと受験料の振り込み手続き完了後、協会が独自に作成した認定講習テキストが届き、このテキストとインターネット配信による講習動画の視聴を通じて学習を進めます。

「テキストは大ボリュームで、園芸にまつわる幅広い知識が網羅されています。僕たちのようにまだガーデニングの経験が少なかったり、知識に不安がある人は、早めに申し込みをして勉強をスタートするのがおすすめです」と富田さん。

また、戸田さんは「アイドル活動と並行して勉強を進めるのはハードに感じることもありましたが、講習動画は受講期間中ならいつでも視聴が可能なので、移動中にスマートフォンで視聴するなど自分の都合に合わせて学習しやすい点がよかったです」と、猛勉強した約4カ月間を振り返りました。

はまだんの庭づくりに関する記事はこちら

きっかけは、グリーンアドバイザーの資格を持つ先輩のアドバイス

サカタのタネ 清水俊英さん
サカタのタネ 清水俊英さん。

グリーンアドバイザーを知ったきっかけは、彼らが庭で育てる花や野菜のタネを探しに行った、サカタのタネ ガーデンセンター横浜でのこと。店内を案内してくださった、サカタのタネの清水俊英さんが「植物の正しい知識を身につけてガーデニングを深く楽しみたい! と思ったら資格を取得するのもおすすめ」と紹介してくれたのです。そんな清水さんも、グリーンアドバイザーの資格を持つ先輩の一人です。

グリーンアドバイザーを認定する公益社団法人 日本家庭園芸普及協会は、「フラワー&ガーデンショウ」や、学校緑花、たねダンゴ普及をはじめとするさまざまな事業の企画や運営に携わっています。グリーンアドバイザーの資格を取得すると、これら協会主催のガーデニングの楽しさを伝えるイベント活動への参加機会が得られるのです。

いざ受験! 結果は…?

2022年度の試験は9月に全国で行われ、横浜住まいの彼らは東京の会場で試験に臨みました。そして受験から1カ月後、ついに緊張の結果発表です。
その結果は……

YOKOHAMA男子の戸田さんと富田さん

2人とも見事合格! 猛勉強の努力が実を結びました。フラワーデザイナーとしてプリザーブドフラワーのアレンジメント作品の制作・販売で全国の百貨店を飛び回るリーダーの戸田さんは「ガーデニングの知識が深まったことで、園芸が好きなお客さまとのコミュニケーションの幅が広がったり、より意欲的にガーデニングを楽しめるようになりました。今後は園芸に関するイベントやセミナーに積極的に参加したい!」と話してくれました。彼らの今後の活動にも注目です。

CBT方式導入で受験しやすい! グリーンアドバイザー試験の特徴

ノートPCで勉強
Andrei Ali/Shutterstock.com

2023年度からはCBT方式(全国のテストセンターに設置されたコンピュータ端末を使って受験する試験方法)が導入され、地方在住の方も受験がしやすくなりました。2023年9月1日~30日の期間内で都合の合う日時と、全国300カ所以上あるテストセンター(試験会場)の中から1カ所を選んで受験します。試験予約日の3日前までなら、受験会場と日時を無料で何度でも変更可能なので、仕事が忙しい方や引っ越しを控えている方も、安心して受験することができますよ。

園芸関連の資格として30年以上の歴史があるグリーンアドバイザーは、園芸業界で働く方はもちろん、趣味でガーデニングを楽しむ方など、幅広い層の方々が受験されています。ガーデニングの知識を深めるだけでなく、園芸にまつわるさまざまな分野での活動に生かすことができるグリーンアドバイザー。興味がある方は、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?

4月3日から申し込みスタート! 2023年度グリーンアドバイザー講習・試験概要

講習・試験の申し込み期間

2023年4月3日(月)~8月31日(木)

試験実施期間・会場

2023年9月1日(金)~9月30日(土)
※期間中の1日を選んで受験

全国47都道府県の合計約300カ所のテストセンターから会場を選んでオンラインで予約。
※試験予約日の3日前まで、受験会場・日時は何度でも無料で変更可能。

受講・受験料

◯一般:40,700円(税込)

◯学生:20,350円(税込)

◯再受講・受験:29,700円(税込)

申し込み方法

オンラインのみ。申し込み専用ページは、公益社団法人 日本家庭園芸普及協会のウェブサイトにて2023年4月3日(月)以降公開。

詳細はhttps://www.kateiengei.or.jp/greenadviser/examinationをご確認ください。

合格発表

グリーンアドバイザー認定審査会が合否判定を行った上で、2023年10月17日(火)正午に受験者マイページにて発表予定。

詳細・お問い合わせ

 公益社団法人 日本家庭園芸普及協会
電話:03-3249-0681
メール:ga-work@kateiengei.or.jp

ウェブサイト:https://www.kateiengei.or.jp/greenadviser/examination

グリーンアドバイザーになろう!

ガーデンセンターで植物を選ぶ女性とスタッフ
Leszek Glasner/Shutterstock.com

資格取得を目指す方であれば、誰でも受験できるグリーンアドバイザー。園芸業界で働く方だけでなく、一般の方で「園芸の知識を深めたい」「自身の活動や交流を広げて、園芸の仲間を増やしたり地域活動に参加したい」という思いを持つ方にもおすすめの資格です。

2023年度の受講・受験申し込みは4月3日(月)から。受験を検討される方は、ぜひ協会ウェブサイトをご覧ください!

YOKOHAMA男子プロフィール

2017年11月、「音楽の力で横浜そして神奈川を元気にしよう!」というコンセプトのもと結成。 神奈川県内のお祭りやイベントに積極的に参加、さらには横浜市内での路上ライブにも力をいれて活動しているほか、「神奈川県犯罪防止応援アイドル」として神奈川県警の詐欺防止運動にも取り組んでいる。今後は地域の食や文化そしてSDGsなど、アイドルの枠組みにとらわれずに視野を広げて、よりよい社会作りに貢献できるグループを目指す。

Youtube: https://www.youtube.com/channel/UCbF2EyAywVpiReWvTqQgFlA
Instagram: https://www.instagram.com/hamadan065/
Twitter: https://twitter.com/hamadan_11
Official Site: http://hamadan.yokohama/

Print Friendly, PDF & Email

人気の記事

連載・特集

GardenStoryを
フォローする

ビギナーさん向け!基本のHOW TO