うんの・みき/フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。
海野美規 -フラワー&フォトスタイリスト-
うんの・みき/フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。
海野美規 -フラワー&フォトスタイリスト-の記事
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レシピ・料理

1月のお菓子ガレット・デ・ロア。愛犬用には、カボチャとリンゴ入りのパン・デ・ロワ
1月のお菓子「ガレット・デ・ロワ」 年が明けると、ケーキ屋さん、パン屋さんに、ガレット・デ・ロワ(Galette des Rois)という名前のお菓子が並びます。 ガレット・デ・ロワは、1月6日のエピファニーの日に食べるお菓子です。エピファニー(公現節)とは、クリスマスから12日目の1月6日に、東方の三賢者によってキリストが生まれたことをみんなが知る日。これをお祝いして食べた甘いお菓子ということです。 ガレットは、円形に平たく焼いたお菓子の総称です。サブレやクッキー、クレープなどもガレットと呼ばれます。そしてロワは王様。ガレット・デ・ロワは「王様のお菓子」という意味のフランスのお菓子です。伝統的なガレット・デ・ロワは、アーモンドクリームが入ったパイ生地のケーキ。このタイプが一般的なのかと思っていましたが、南仏では、ブリオッシュ生地にリンゴなどのフルーツを入れてリース型で作る、どちらかというとパンのようなものもあるそうです。 ガレット・デ・ロワに類似するお菓子は、フランス以外にもスペイン、ポルトガル、ベルギー、スイスなどに古くから存在しているとのことで、国や地方によって、いろいろなガレット・デ・ロワがあるようです。 今年は、南仏のブリオッシュ・デ・ロワを真似して、ノンシュガーでバターなし、犬も食べられる「パン・デ・ロワ」はいかがでしょうか。 冬至にカボチャを食べる風習 パン・デ・ロワに、犬も大好きなカボチャとリンゴを入れて、ほんのり甘くしたいと思います。 カボチャというと、収穫は夏の終わりから秋ですが、他の野菜に比べて保存がきき、保存中の栄養価の損失が少ないのが特徴です。 冬至の頃になると野菜の収穫は終わり、昔はハウス栽培もないのですから、野菜が品薄となります。そんな時期に、保存しておいたカボチャはとても貴重な食材でした。「冬至にカボチャを食べると風邪をひかない」といわれますが、「冬至にカボチャ」は、緑黄色野菜の少ない冬にカロテンやビタミンの多く含まれるカボチャを食べて、抵抗力をつけようとした昔の人々の知恵だったということです。冬至にかぼちゃを食べる風習は、江戸時代中期に根付いたそうです。 このカボチャにシャキシャキのリンゴもたっぷり加えて、ジューシーにさらにおいしくしましょう。 パン・デ・ロワの材料(直径20cmエンゼル型1個分) 国産強力粉 250g 白神こだま酵母 5g <酵母用のぬるま湯(35℃) 大さじ1> ぬるま湯(35℃) 200ml カボチャ 100g(皮と種を取り除く) リンゴ 1/3個 ヨーグルト 大さじ3 パン・デ・ロワの作り方 カボチャを適当な大きさにカットして、レンジで柔らかくします。フォークなどで粗く潰しておきます。 リンゴを5mm角ほどにカットし、ヨーグルトと和えます。少し時間をおき、コーヒーのドリッパーなどで水切りをしておきます。 白神こだま酵母にぬるま湯を入れて溶かします。 エンゼル型に油(分量外)を薄く塗っておきます。 ボールに強力粉を入れて、③とぬるま湯を入れてよく混ぜます。 表面が滑らかになるまで捏ねます。 ボールに生地を戻して、ラップをして1次発酵へ(30℃前後で40分くらい)。 生地が2倍くらいに膨らんだら、ボールから取り出し、空気を抜いてひとまとめにして15分のベンチタイム 。 生地を綿棒で長方形に伸ばします。 生地の手前に、①のカボチャと②のリンゴをのせます。 フェーブを入れます。 ※フェーブはガレット・デ・ロワの中に隠し入れる陶器でできた小さなフィギュアのこと。 手前から生地を巻いていきます。 エンゼル型にロール状にした生地を入れます。 二次発酵へ(40分くらい)。 170℃で40分ほど焼きます。 出来上がり。 犬には、フェーブが入っていないことを確かめてからあげましょう。 ガレット・デ・ロワに欠かせないフェーブと王冠 ガレット・デ・ロワに欠かせないのは、フェーブと王冠です。 フェーブは、ガレット・デ・ロワの中に1つ隠し入れるもので、陶器でできた小さなフィギュアです。ガレット・デ・ロワを切り分けて、フェーブが入っていた人が当たり。その人は紙の王冠をかぶって、その日の王様、女王様になれます。そしてその年は幸運に恵まれるのだそうです。 家族や友人が集まる機会が多い1月いっぱいはこのお菓子が売られているということですから、何回も王冠をかぶるチャンスがあります。 もともとは、フェーブ=そら豆ということで、白い陶器製のそら豆だったそうですが、いつの頃からか、可愛い動物やカラフルなスイーツのフェーブが登場して、たいへんな人気になっているとか。 フランスでは、有名なパティスリーやブーランジェリーのオリジナルロゴの入ったフェーブもあるようです。 私の持っているフェーブは、この4つ。なんとも愛嬌のあるキツネとオオカミとセントバーナード。もっと仲間を増やしたいと思ってしまいます。小さなフェーブは、ガレット・デ・ロワの季節だけでなく、一年中飾っておきたくなる可愛さです。 Credit 写真・文/海野美規(Unno Miki) フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 https://www.annegarden.jp/
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アレンジ

新年の花アレンジは華やかに! ラン・エピデンドラムとチューリップ
明るく華やかな花アレンジでスタート 新しい年の始まりには、華やかで楽しい花アレンジを飾りたいと思います。 1月になると、フラワーショップの店頭には、チューリップやスイセン、ヒヤシンス など球根の花が並びます。一年で一番寒い時期ですが、チューリップを見かけると、ぽっと心が温かくなります。勢いよく伸びる茎や、ぽったりとした花びら、カラフルな色、どこから見ても元気になれる花です。チューリップが好きな方は多いのではないでしょうか。私ももちろん大好きです。 そしてランも、新春にふさわしい華やかさと気品を感じさせてくれる花です。 ランとチューリップのコンビで、今年のフラワーライフを明るく元気いっぱいにスタートしましょう。 ラン・エピデンドラムはカトレア似 ランの一種、「エピデンドラム」をご存じでしょうか? スーッと伸びた茎に、小さな花がボール状になって咲きます。一つひとつの花を見てみると、「なるほど、ラン!」と納得。小さくても、あのランの女王カトレアに似ています。それもそのはず、エピデンドラムは、中南米原産のカトレアに近い仲間なのです。日本で流通しているのは、茎が長いリードステムエピデンドラムというタイプで、鉢植えで見かけることが多いかもしれません。 今回は白の‘ホワイトキャッスル’という品種を選びましたが、ほかに、黄、ピンク、オレンジと、カラフルな花色がそろっています。 とても花もちがよく、茎が丈夫ということもあって、切り花としても使いやすいランです。 使った花と器 エピデンドラムと合わせたのは、ピンクのチューリップ。2種類だけですが、「タイプの違う花の組み合わせ」「ピンク+白の色合わせ」で華やかになりました。 器は、脚付きのガラスを使います。エピデンドラムもチューリップも、茎が真っ直ぐでとても綺麗ですので、茎も見えるように。器は大小2個用意して、大きなアレンジと小さなアレンジを作ります。 大きな器 直径20cm、高さ31cm 小さな器 直径12cm、高さ18cm 花留めとして、白玉石(白玉砂利)を器の底に入れます。 この白玉石は、ホームセンターの園芸コーナーなどで購入できます。使う前に洗っておきましょう。 アレンジの手順 白玉石をかき分けて、植え込むようにして茎を入れます。同じ場所から放射状に広がるようにすると、花火のように華やかになります。また、茎がすっきりまとまって見えます。 器に水を1/3ほど入れます。 器の1/3くらいまで白玉石を静かに入れます。水を先に入れておくと、ガラスへの衝撃が少なくなります。 中心となるエピデンドラム3〜4本を入れます。茎は白玉石に差し込むようにします。 そのままでは長すぎる場合は、葉のギリギリのところでカットします。上のほうの葉は生かしましょう。 チューリップも同じように入れます。放射状に広がるように入れていきましょう。 エピデンドラムもチューリップも、本数が増えてくると、白玉石に差し込むことが難しくなってきますので、石の上に置くような状態でも大丈夫です。 花を入れ終わったら、白玉石の少し上くらいになるように水を補充します。 すべての茎が水に浸かっているかどうか、確認しながら水を入れてください。 エピデンドラムもチューリップも、浅水(水少なめ)で管理できる植物ですので、水の入れすぎには注意しましょう。 大きなアレンジの出来上がり。部屋に陽が差し込んでくると、チューリップが開いて華やかな印象になります。 花の本数を減らし、器を変えれば、同じ手順で小さなアレンジも作ることができます。 年越しの花火 ニューヨークやパリ、ロンドンなど大きな都市の、年越しのカウントダウン。賑やかに盛大に行われる様子は、毎年テレビの中継で目にします。 日本でも賑やかなところはあるのでしょうけれど、私はやはりどちらかというと、大晦日、年越しは静かに除夜の鐘を聞く(実際は聞こえないけれど)という習慣のほうが、なんとなくしっくりするような気がします。 ハンガリーの首都ブダペストに住んでいた時のことです。当時のハンガリーは、EUに加盟したばかりの頃で、まだまだ西ヨーロッパとは違う雰囲気がありました。それに、寒さの厳しい冬の夜は、街の中も人気がまばらで、バスや地下鉄は走っている最中に停電することもしばしば。真っ暗で少し怖く感じるほどでした。ですので、大晦日もきっと静かな年越しなのでしょうと思っていました。ところが、新年日付が変わった瞬間に、パンパンパーン、ドンドンドーンと大きな音が響き始めました。初めは何が起きたのか分かりませんでしたが、カーテンを開けて外を見ると、ドナウ川のほとりの国会議事堂や、くさり橋のあたりで、花火が打ち上げられていました。雪はもう降っていないものの、雪化粧をした街と、その夜空に打ち上げられた花火とのコントラストがとても美しく、感動しました。ふだんはひっそりとしたこの街も、こんなに賑やかに年越しをするんだなと驚いたことを覚えています。 まだまだ縮小しての年越しカウントダウンの都市もあるかもしれません。佳い一年になりますようにと祈るばかりです。 Credit 写真・文/海野美規(Unno Miki) フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 https://www.annegarden.jp/
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植物の効能

日本のハーブ、クロモジの芳香蒸留水の手作りスプレーで愛犬の乾燥対策に
犬も保湿が大事 乾燥が気になる季節がやってきました。 愛犬あんは、シャンプーをしたばかりなのに、耳元や横腹を頻繁に掻いています。ブラッシングをした時も、フケが出てしまいます。どうしたことかと心配していました。フィラリア予防で病院に行った際に先生に診ていただくと、特段皮膚疾患があるようではないので、乾燥による痒みとのこと。しっかり保湿するようにというアドバイスをいただきました。 サロンでシャンプーをしてもらう場合は、セラミド保湿パックをオプションでお願いしています。セラミド保湿パックのあとは、カイカイも減り、フケが出なくなります。それでもしばらくするとまた乾燥してしまうので、次の保湿パックまでは、日常のセルフケアが必要です。 そこで、クロモジ芳香蒸留水を使ってスプレーを手作りすることにしました。 日本のハーブ クロモジ 新聞を読んでいたとき、養命酒製造が信州大学とクロモジの研究を行っているという広告を目にしました。 「枝を削れば、茶の席の楊枝。枝を煮出せば、寛ぎのハーブティー。香りを抽出すれば、高貴なアロマ」 私はクロモジと聞いて、和菓子をいただくときの楊枝か、フラワーアレンジで使うアオモジの親戚かなと連想するくらいでした。この広告を見て、クロモジがハーブだったこと、精油としても使われることにとても興味を覚えました。 クロモジは、日本固有のハーブであり、抗菌作用、抗真菌作用、抗炎症作用、保湿作用、エモリエント作用など、たくさんの効能があります。皮膚の痒みや炎症を和らげ、乾燥して硬くなった皮膚を柔らかくして、潤いを保つ効果が期待できるのだそうです。 精油もありますが、もっと手軽に使える芳香蒸留水もあります。芳香蒸留水は人間だけでなく、ペットの犬にも使えるというのが嬉しいところです。 芳香蒸留水 クロモジウォーター 芳香蒸留水は、ハーブウォーター、フローラルウォーターともいわれ、植物から精油を水蒸気蒸留法で抽出する際に生成されるものです。芳香はありますが成分濃度が希薄で、肌に優しい水媒体からなり、大部分は弱酸性なので、肌の弱い赤ちゃんや高齢者、敏感肌の人、犬や猫の皮膚にも使いやすいものです。スキンケア、ヘアケアによく利用されています。精油に比べると、香りもぐっと控えめです。そのまま使ってもいいのですが、犬の場合は5倍ほどに希釈して使うと、より安心です。 芳香蒸留水には、ラベンダー、ローズ、ローマンカモミール、ネロリ、ローズマリー、クロモジなどがあります。単品で使用するほか、ブレンドすると相乗効果があるそうなので、香りを楽しみながら選んでみてもいいですね。 クロモジウォーターは、森の清々しい香りです。 クロモジウォーターのスプレー 材料と作り方 <材料> スプレー容器 クロモジウォーター 5ml 精製水 20〜30ml 今回参考にしたのは、『ホリスティックケア・カウンセラー養成講座』のテキスト(株式会社カラーズ/編集・発行)。 こちらには、クロモジウォーターのほかに、 ラベンダーウォーター 5ml ウイッチヘーゼル 5ml ローマンカモミール 5ml (キク科アレルギーがある場合は除く) をブレンドしたレシピが紹介されています。 上記のブレンドレシピの場合は、精製水は40mlにします。 <作り方> 作り方は簡単で、スプレー容器に精製水とクロモジウォーターを入れて、よく振るだけ。 犬にスプレーするときは、被毛をかき分けて、皮膚まで届くようにします。目や耳にかかると嫌がりますので、顔まわりは注意してスプレーしましょう。 暖房器具による乾燥にご注意! あんは柴犬で、日本土着の犬種です。日本の気候にはよく適応していて、寒さには強いといわれています。柴犬の被毛は、上毛(トップコート)は硬い直毛、下毛(アンダーコート)は柔らかく密生した綿毛のダブルコートになっています。ダブルコートの犬種は、寒さの厳しい地域や四季のある地域が原産の犬たちです。トップコートが直射日光や草むらなどの刺激から肌を守るためのもので、アンダーコートが保温の役割を担っています。本来は、寒い時期には毛を増やし、暑い時期には毛を減らすという、優れた体温調節機能を持っているのです。 「犬小屋は外」が少なくなっている現代、飼い主と快適な室温の中で一緒に暮らしていると、犬もその環境に慣れてしまうようで、年に2回ある換毛期が、冷房、暖房という環境の中でずれてきているのではないかと思うことがよくあります。「一年中毛が抜けて困る」という話は、柴犬の飼い主さんの間でよく出る話題です。 我が家では、冬は床暖房を使っています。愛犬あんは、暖かいフローリングの上でのびのび寝そべっています。床暖房は、ガス温水式であれば約40℃、電気式であれば約45℃になるそうです。低温やけどは40〜60℃で起こるそうですから、この暖かい床に長時間、しかも直接寝そべっていると、低温やけどになる危険があります。 また温風ヒーターなど、暖かい風が出る暖房器具の場合、体高の低い犬には熱風が顔にあたり、口や鼻が乾燥したり、肌も乾燥して痒くなったりすることがあります。 暖かい室内は快適ではありますが、人間よりも体温の高い犬にとって、暑くなりすぎていないか、熱風が直接当たるようになっていないか、床暖房の上で長時間直接寝ていないかなど、気をつけていないといけません。加湿器を置いたり、温度・湿度をチェックしたり、床に直接寝ないように毛布を敷くなど対策が必要です。 人間と同じように、暖房による乾燥は、犬にとって大敵です。保湿を心がけて、健康に寒い冬を乗り切りましょう。 Credit 写真・文/海野美規(Unno Miki) フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 https://www.annegarden.jp/
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アレンジ

ミツバチからの贈り物 ミツロウシートで手作りハニカムキャンドル&アドベントのアレンジ
アドベントアレンジにミツロウのキャンドル さあ、クリスマスシーズンです。 クリスマスの4つ前の日曜日からクリスマスまでを「アドベント(待降節)」といいます。欧米では広場でクリスマスマーケットが開かれたり、ツリーやリースで家の中を華やかに飾り付けたりして、クリスマスムードが盛り上がってくる期間です。 このクリスマスまでの4週間、リースやアレンジメントに4本のキャンドルを立てて、日曜日ごとに1本ずつ火を灯していくという習慣もあります。一年の中で一番キラキラ輝く季節ですね。 アドベントのために4本のキャンドルを添えたアレンジメントを作りましょう。キャンドルは、ミツロウシートを使った、手作りのハニカムキャンドルはいかがでしょうか。ミツバチからもらったミツロウのキャンドルは、とても温かく優しく灯ります。 ミツロウシートって? ミツロウシートをご存じでしょうか。ハニカムシートとも、ビーワックスシートとも呼ばれています。 ミツロウ(蜜蝋)とは、ミツバチの巣を構成する蝋を精製したもので、蝋はミツバチの蝋分泌腺から分泌されます。もともとは無色ですが、花粉などが混じって色が変化したり、ほんのり甘い香りがしたり。色の変化は季節の花に影響されるのだそうです。ミツロウは、季節や自然の恵みがギュッと詰まっているという感じです。 ミツロウは、安全性や融点の高さ、保湿性などから、キャンドルをはじめ、リップクリーム、バームなどの化粧品、靴や床などのワックス材、油絵の具、クレヨン、またフランスのお菓子カヌレなど、食品にも活用されています。最近では、エコラップという、ミツロウでコーティングしたラップもよく見かけるようになりました。 ミツロウシートは、そのミツロウを薄くシート状にし、蜂の巣のような六角形の型押しをしたものです。本来は、養蜂のためのもの。ミツバチたちが規則正しい六角形の巣穴をつくることができるように、このシートを巣枠に張って使用するとのことです。 このミツロウシートをカットしてくるくる丸めると、ミツロウキャンドルができます。火も使わず手軽に素敵なハニカムキャンドルが作れるなんて、とても嬉しいシートです。 ミツロウシートはいろいろなサイトで購入できます。私は「ハチ蜜の森キャンドル」から購入しました。 ミツロウキャンドルとアドベントアレンジの材料 <ミツロウキャンドル> ミツロウシート キャンドル4本分 (今回使ったのは、195×195mm のシート4枚。1枚で1本のキャンドルができます) 灯芯 4本分 カッターナイフ 定規 カッターナイフを使うので、カッティングボードがあると便利です。 <アドベントアレンジ> ヒムロスギ 5〜6本 ミツロウキャンドル 4本 ベースとなるバスケット W35cm×D20cm×H6cm 吸水スポンジ セロファン 松かさ 大・中・小4〜5個ずつ ワイヤー ヒムロスギに加えて、ローズマリーなどを入れてもいいですね。 ミツロウキャンドルとアドベントアレンジの作り方 <ミツロウキャンドル> ミツロウシートをカットします。 今回は、1枚のシートを、0.5cmほど幅に差をつけて3枚にカットしました。 長方形にカットすると、ストレートの円柱形のキャンドルに。斜めにカットすると、スパイラル状の細長い円錐形のキャンドルになります。 灯芯を入れてシートをくるくる巻きます。 幅の広いものから順に巻き、中心が高いスタイルのキャンドルに成形します。 はじめに一番幅の広いシートで灯芯を巻き、それを幅の狭いシートで順に巻いていくことで、中心が高いキャンドルに。 <アドベントアレンジ> ベースとなるバスケットにセロファンを敷き、吸水スポンジをセットします。端は隙間があっても大丈夫です。 ヒムロスギを全体に入れていきます。 ベースが横長なので、ヒムロスギを立てて入れるというより、枝を横に倒して斜めに入れます。あまり高くなりすぎないようにしましょう。 ヒムロスギの残りの枝があれば、添えるようにすると、ワイルドな雰囲気になります。 ミツロウキャンドルにワイヤー(竹串などでも)で脚をつけ、ヒムロスギの上から挿します。 ヒムロスギの中に埋もれてしまうと、火をつけた際に危険なので、あまり埋め込まないようにします。 松かさをヒムロスギの間からのぞくように配置します。そのまま置くだけでもいいですし、安定させたい場合は、ワイヤーを巻きつけてください。 そのほかピックや小枝など、お好みで装飾して出来上がり。クリスマスを待ちながら、ミツロウキャンドルに火を灯してみてはいかがでしょうか。 キャンドルに火を灯すと、このような雰囲気に。キャンドルは短めなので、周囲のアレンジに火が移らないよう十分ご注意ください。 小さく飾って楽しむ ミツロウキャンドルを楽しむために、小さなアレンジもおすすめです。 小さなコンポートに、キャンドルと、常緑樹の小さな枝を数本、松かさやシナモンなどをちょっと添えて出来上がりです。手軽に作れますので、ぜひお試しください。 ミツロウキャンドルのこと ミツロウキャンドルのことをもう少し。 ミツロウの歴史は古く、古代エジプトの頃から使われていたとのことです。電気がない時代には、自然の恵みのこのミツロウキャンドルはたいへん貴重で、教会の儀式などでも使用されるなど神聖なものでもありました。 18世紀になって人工的に作られたパラフィンが登場してからは、安定的に材料が得られるパラフィンのキャンドルが一般的になりました。 ミツロウキャンドルは、パラフィンのキャンドルに比べると、煤(すす)が出ないことが特徴の一つです。また、燃焼が安定していて、炎の形が美しく、あまり揺れないという特性もあります。 ミツロウは、数え切れないほどのミツバチたちの労力によって作られたものです。そう考えると、火を点してしまうのは申し訳ないような気持ちにもなりますが、ミツバチからの贈り物をありがたくいただきたいと思います。 優しい穏やかなミツロウキャンドルに火を灯して、寒い冬の夜を心温かく過ごされてはいかがでしょうか。 Credit 写真・文/海野美規(Unno Miki) フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 https://www.annegarden.jp/
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レシピ・料理

家庭菜園で採れたサツマイモで、愛犬のおやつ“サツマイモのモンブラン風!?”
サツマイモの収穫 今年はサツマイモの栽培をしました。 苗を買ってきて植えると、葉っぱも茎も順調によく育ちました。この様子ならきっと美味しいお芋ができているだろうと期待が膨らみます。 ワクワクしながら掘ってみると、ありました! きれいなサツマイモ色したお芋が出てきて、思わず拍手をしてしまいました。嬉しいものですね。 サツマイモはやはり、焼いたり蒸したりするのが簡単で一番美味しいですね。愛犬あんも焼いたお芋が大好きです。いつも焼き芋なので、たまにはちょっとひと工夫。あんのために、サツマイモとヨーグルトでモンブラン風にしてみました。お芋好きなワンコたちは、きっとみんな喜んでくれるでしょう。 サツマイモのモンブラン風 材料 サツマイモ ヨーグルト(無糖プレーン) 食パン ヨーグルトの代わりに豆乳でも。 食パンはサンドイッチ用の厚さのものを土台として使いました。犬用のビスケットなどでも代用できます。 サツマイモのモンブラン風 作り方 食パンで土台を作っておきます。型抜きやカップなどでくり抜きます。 サツマイモをよく洗い、皮付きのまま輪切りにします。 蒸します。 柔らかくなったサツマイモの皮をむき、少し取り分けて、残りはマッシャーで潰します。取り分けたものは、サイコロ状にカットしておきます。 潰したサツマイモにヨーグルトを加えて混ぜます。サツマイモの柔らかさを見ながら、ヨーグルトを少しずつ加えてください。 5を裏ごしして、滑らかにします。 絞り袋にモンブラン用の口金をセットして、6を入れます。 丸くくり抜いた食パンの土台の上に、サイコロ状にカットしたサツマイモを3~4個ずつのせます。 7のペーストを絞り出します。 できあがり。 お店のモンブランにはほど遠い出来栄えですが、裏ごしして絞ってあるので、滑らかでいつもとひと味違う食感に、愛犬あんも喜んで食べてくれました。心優しい愛犬たちは、どんなに不格好なモンブランでも気にしません!? プチサプライズのおやつで 愛犬あんは7歳8カ月となりました。そろそろシニア期に入ります。 犬もシニアになると、動きや歩きがゆっくりになったり、好奇心が薄らいでくるなどの変化が見え始めるようです。散歩の途中で歩くのが嫌になったり、今までよりも頑固になったりすると聞きます。あんも、勢いよく散歩に出かけても、途中からペースダウン。まったく動かなくなることがよくあります。 シニア期に入った犬は、栄養を考えた食事や適切な運動など、日常の健康管理が大切ですが、併せて、刺激を与えることがとても大事だと思います。人間と同じで、単調な毎日、いつもと同じ繰り返しでは、やはり退屈で意欲が低下してきます。 散歩のルートを変えたり、新しいおもちゃで遊んだりと、日々の暮らしの中でできる少しの刺激が必要です。たまには遠出をしてみるのもいいですね。 また、時にはいつもと違うおやつで、「わぁ〜」「おぉー」「やったー」と愛犬に思わせるようなサプライズがあると、きっと気持ちも若々しくいてくれるのではないでしょうか。 今回のサツマイモのモンブラン風は、いつものサツマイモとヨーグルトをただ混ぜただけで、「ワォ!」と大喜びするほどのサプライズおやつではないのですが、サツマイモをマッシュしている作業や、絞り出しているところを、愛犬あんはじっと見ていました。こんなことも、ワクワク興味をそそることになっているのかなと思いました。 紅葉の季節です。何か美味しいおやつを持って、いつもと違うふかふか落ち葉の山道を一緒に散歩したいなと思います。 Credit 写真・文/海野美規(Unno Miki) フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 https://www.annegarden.jp/
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アレンジ

“私”の定番のフラワーベースに、秋のピンクの花を投げ入れで
自信の持てるフラワーベース 「これなら!」という自信のある定番のフラワーベースをお持ちですか? フラワーベースといっても、ちゃんとした花瓶でなくても構いません。空き瓶、マグカップ、ガラスカップ、ジャグなど、自分が自信を持って花を活けられるものなら、どんなものでもいいのです。 花に合わせてフラワーベースを選ぶのは、もちろん楽しいことですが、「この花を活けよう、あの器に」と定番の器を決めておけば、花を活けるのが「特別なこと」ではなく「日々のこと」になると思うのです。 これならぜったいに可愛く活けられる、自信のあるフラワーベース。 これならぜったいこの花を素敵に見せることができる、フラワーベース。 これなら私らしく活けられる、大好きなフラワーベース。 そういう器が自分の中で増えていけば、花活けのバリエーションが豊かになっていきます。 私の定番のフラワーベースは、この3つ 私の定番のフラワーベース、ガラス製だったら、この3つです。 植木鉢型のベース、ジャムの空き瓶、アルファベットが描かれた小鉢。 どれもシンプルで、どんな花も似合うし、とても活けやすいベースです。ガラス製でも、夏だけでなくオールシーズンに活躍。それも「わたし流」にして楽しみましょう。 それでは、それぞれご紹介します。 1.植木鉢型 ガラス製品で人気の「sghr スガハラ」のフラワーベースです。直径12.6×高さ10.5cm。 口径が広いタイプなので、活けるのが難しそうに見えるかもしれませんが、広いということで、大きな花も小さな花も、結構なんでも活けられます。ベースに入れる水の量を調整して使います。 一回り大きなサイズにはなりますが、こちらは椿を活けました。やや高さのあるタイプで、こちらも使い勝手のよいベースです。和のテイストの花も合います。ガラス器に椿を入れれば、軽やかな印象に。 2.ジャムの空き瓶 赤いチェック柄の蓋でお馴染みのジャム「ボンヌママン」の瓶です。この瓶はよく見かける225gのものより、一回り大きな370gのサイズです。 このサイズは小さすぎずに、とても使いやすいベースになります。直径8×高さ9.5cm。 ジャムの瓶の縁の溝が気になる場合は、麻ひも、ラフィア、リボンなどを巻いてみてください。 ダリアなど中輪の花は、瓶の縁にもたれかけるように活けます。 3.アルファベットが描かれた小鉢 こちらはもともと、アイスクリームやフルーツをちょっと入れるような小鉢です。側面にアルファベットが描かれているところが気に入っています。直径8.5×高さ6cm。 浅いベースですので、茎の短い花、小さな花をバランスよく活けられます。 クランベリーの実のついた小枝を入れたり、私は春の可愛い花を活けるのも好きです。 秋のピンクの花 今回は、秋に咲くピンクの花を集めました。 秋明菊 コスモス アメジストセージ ワックスフラワー 秋明菊は、こっくりとした質感とピンク色がとても美しい花ですね。コスモスの透け感のある花びらとはまたひと味違いますが、どちらも秋に欠かせない花です。 ワックスフラワーは、オーストラリア原産のネイティブフラワー。輸入物は秋にたくさん入ってきます。ろう細工のような小花が可愛らしいです。 アメジストセージは、シックな紫色の花穂とシルバーグリーンの葉色のコントラストがきれいな花で、秋の庭にとても映えますね。ベルベットのような質感が、この時期らしいです。 どれも秋を彩る花。それぞれ質感が違うところも楽しいです。 活け方は同じ 3つのアレンジ フラワーベースに活けるときはいつも投げ入れです。 私の活け方は2通り。一つは、ベースの一部分に寄せて入れる方法。もう一つは、ベース全体に植物を入れる方法です。 植木鉢型のベースのアレンジ この秋明菊のアレンジは、ベースの半分に寄せて活けてあります。 まず、アメジストセージを片側に寄せて入れます。ベースの後方から手前に、斜めに対角に入れます。 秋明菊も同じように対角に入れます。短い花は、ベースの縁にもたせかけるような感じにします。花の向きは、横向き、下向きがあったりと、揃えすぎないほうが楽しそうに見えます。 秋明菊のひゅるひゅると伸びた茎を生かしてサイドに長めに入れ、自然な動きが感じられるようにします。 それほど大きくはないので、サイドテーブルに置いてもちょうどいいサイズ感です。 アルファベットが描かれた小鉢のベースのアレンジ 小鉢のベースに入れたワックスフラワーの小さなアレンジも同じ要領です。上から見ると、ベースの半分だけに花が入っている状態です。 ジャム瓶のベースのアレンジ ジャム瓶のベースのアレンジは、全体に入れる方法で。使った花は秋明菊、コスモス、アメジストセージ、ワックスフラワー。1本ずつ長さを変えて入れます。難しいテクニックは必要ありません。そのまま入れるだけです。左右のどちらか一方に先端のスーッとした枝やつぼみを長めにして入れると、小さなベースでも大きく、動きのあるアレンジになります。 今回は、私の定番フラワーベースを3つご紹介しました。自分らしく活けられる定番のフラワーベースがあると、アレンジがもっと楽しくなりますよ。 Credit 写真・文/海野美規(Unno Miki) フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 https://www.annegarden.jp/
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レシピ・料理

愛犬と一緒に秋の楽しみ、十三夜に栗ごはん
秋の楽しみ 収穫の秋ですね。お米、麦などの穀物、サツマイモ、サトイモなどイモ類、落花生など豆類、キノコもフルーツも豊富です。たくさんの食物の収穫時期を迎えて嬉しい季節です。 栗も秋の味覚の代表の一つ。私も愛犬あんも、栗が大好きです。ホクホクの茹で栗を一緒に食べるのが、この時季の楽しみです。 パリの街角で、焼き栗の屋台を見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。私はオペラ座の近くで、焼き栗を買ったことがあります。日本でお馴染みの「天津甘栗」に比べると、パリの焼き栗はちょっと物足りない感じでしたが、ホクホク熱々でほんのり甘く、これはこれでなかなかのおいしさでした。パリのパティスリーの芸術品のような栗スイーツとはだいぶ違うスイーツ。素朴な味が人気なのだと思いました。 そんな栗の季節、茹で栗や焼き栗もいいですが、栗ごはんもおいしいですよね。頑張って皮剥きをして、おいしい秋の味覚を楽しみましょう。 栗、犬が食べてもOK 栗は、犬も食べられる食材です。与える場合は、鬼皮・渋皮をむいて柔らかくしたものにしましょう。渋皮にはタンニンが多く、抗酸化作用があるのですが、消化不良を起こすこともあるので、取り除いたほうがよいでしょう。 また、栗は炭水化物やビタミンB1、ビタミンC、食物繊維などを多く含みます。そのほか、カリウムやカルシウム、マグネシウムなどのミネラルが豊富です。貧血の予防や骨の強化にも効果が期待されます。 ただ、高カロリーなことや、消化しにくい食材なので、柔らかくして、細かく刻んだり、裏ごししたりして、少しずつ与えるようにしましょう。 栗ごはんの材料 栗 約500g(正味300gほど) 米 2合 犬も食べるので、味付けはしません。飼い主が食べる場合は、お好みでごま塩を少々添えてください。 栗ごはんの作り方 栗を水につけておきます。 栗の鬼皮、渋皮をむいて、すぐに水にさらしておきます。栗の丸いほうに包丁を刺してひっかかりを作り、鬼皮を剥きます。 30分ほどしたら取り出して水気をふきます。 炊飯器に洗ったお米と水を入れ、その上に栗を並べます。 スイッチを入れて通常モードで炊いたら出来上がり。 栗の皮をむく前に茹でるなど、ご家庭のレシピで作ってください。 犬用には、食べるときに栗は小さく刻みます。栗の与えすぎに注意しましょう。 犬が食べる場合、ご飯がかたいようでしたら、小鍋に少し水を入れて火にかけ、やわらかくします。 今回は、ボウルにやわらかくした栗ご飯と、焼いた真鯛、枝豆、卵焼きを添えて、和風のワンプレートにしました。消化しやすいように、すべて食べやすい大きさにしてあげましょう。 十三夜、栗名月 2024年の中秋は9月17日です。みなさんは十五夜のお月さまをご覧になりますか? 9月の満月を「ハーベストムーン」と呼びます。ハーベストムーンは、いつもより黄色くオレンジ色に輝いて、おいしそうに見えます。まさに、ハーベストムーン、収穫の月です。「芋名月」ともいいますね。 旧暦8月15日の中秋の名月を愛でる風習「十五夜」は、中国から伝わりました。それに対して、日本独自の「十三夜」という風習があります。十三夜は、旧暦9月13日の月を愛でるもので、2024年は10月15日がその日にあたります。 十三夜にお月見をするようになった明確な理由は定かではないそうですが、 旧暦8月15日の頃というと、日本では台風の時期に重なるため、秋晴れとなることが多い旧暦9月に2回目のお月見を設定したとする説があります。 十三夜では、この時季に収穫される栗や豆を供えることから、「栗名月」や「豆名月」とも呼ばれています。 十三夜には、栗ごはんを食べて、愛犬と一緒にお月さまを愛でてはいかがでしょうか。
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アレンジ

ライトグリーンのふうせんが魅力! フウセンカズラのリースアレンジとナチュラルリース
可愛らしいフウセンカズラ ライトグリーンの紙風船のような果実が可愛らしいフウセンカズラ。ふーっと息を吹き込んで膨らませたかのように丸々した果実が、軽やかに秋風に揺れています。 夏にはつるがぐんぐん伸びるので、グリーンカーテンにしているお庭をよく見かけます。 私は、春に種を播きました。支柱を立てること以外、あまり手をかけませんでしたが、順調に育ってくれました。8月の終わり頃から実がつき始め、9月中旬にはたくさんのふうせんが風に揺られています。極小の白い花も可愛らしいですよね。 フウセンカズラの茎は、華奢に見えて意外と強く、くるりと丸めてリースにすることができます。 今回は、フウセンカズラのリースをベースにしたバスケットトレイのアレンジを楽しんでみませんか。もうすぐハロウィンですから、小さなカボチャを合わせました。そして、フウセンカズラを丸めただけの、簡単で、優しい雰囲気のナチュラルリースもご紹介します。 バスケットアレンジに使った花 フウセンカズラ 6〜7本 キバナコスモス 3〜4本 秋海棠(シュウカイドウ) 3〜4本 キャットテイル 3〜4本 金水引 2〜3本 カボチャ(小) 2個 ワイヤー製のバスケットトレイ 1個 バスケットに入るサイズの器 1個 アルミワイヤー 50cmほど フウセンカズラをメインにしたいので、花はあまり多く入れないようにしました。 愛らしい丸いふうせん(果実)には、あまり大きくない花、素朴な草花が似合うと思います。 バスケットアレンジ&ナチュラルリースの手順 <フウセンカズラのリースのバスケットアレンジ> アルミワイヤーをくるくると適当に丸めます。両端はフック状にします。 ワイヤーの先端にはセロテープやマスキングテープを巻いておくと、器のキズ防止とすべり止めになります。 器にアルミワイヤーを取り付けて、水を入れます。 ワイヤーのバスケットトレイに器を入れて、空いているところにはカボチャを入れます。 フウセンカズラの茎を、器の中のアルミワイヤーに絡げて留まるようにします。 何本か入れるうちに留まりやすくなります。 フウセンカズラを1本ずつ、リース状に巻いていきます(ラフな感じで)。 同じ方向に巻くときれいにまとまります。 フウセンカズラでリースのベースができたら、それぞれの花を入れます。 フウセンカズラの茎を花留めにします。 それぞれの花は、フウセンカズラのつるの間から顔を出すような感じにすると、楽しい雰囲気になります。 出来上がり! 出来上がりを上から見たところ。 <フウセンカズラのナチュラルリース> このナチュラルリースは、70〜80cmほどの長さのフウセンカズラのつるを、ただ丸く巻いていくだけです。 フウセンカズラの茎はしなやかですが、意外としっかりしているので、そのまま巻いただけできれいに形ができます。葉っぱとフウセンがきれいに見えるように、あまりきつくしないで、ふわっと絡げていきましょう。 出来上がり! なんでもリース リースというと、クリスマスをイメージするでしょうか。 クリスマスリースに使う植物といえば、モミやスギ、ヒバなどのエバーグリーン(常緑樹)ですね。冬でも青々とした葉の常緑樹は、古くから強い生命力の象徴とされてきました。そして、葉自体に殺菌作用や抗菌作用があるものが多く、そこから「災いから家族を守るもの」という意味が生まれたといわれています。香りもいいですしね。 そんなリースですが、常緑樹だけでなくても、他にもいろいろな植物で作ることができます。 古代オリンピックで勝者に贈られたのは、月桂樹のリースでした。マラソンの勝者にも月桂樹のリースです。 子どもの頃作ったのは、クローバーのリース。 ハーブのリースもいいですね。ローズマリーやオレガノなどは、長く伸びた茎をそのままくるりと丸めてキッチンへ。 ナチュラルリースは、オアシスやリングなど特別な道具を使わなくても、そのまま丸めただけで素敵なリースに見えるところが嬉しいです。 フウセンカズラも華奢に見えて、リースにするにはちょうどよい強度があります。ドライになると葉っぱは色があせてきますが、ふうせんは萎むことなく丸いままの可愛らしいリースです。 Credit 写真・文/海野美規(Unno Miki) フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 https://www.annegarden.jp/
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アレンジ

植木鉢だって花器になる! サボテン形植木鉢を使って切り花をアレンジ!
「落とし」を入れて植木鉢を花器に 数年前から育てているサボテンが、どんどん伸びてしまい、今の鉢ではかわいそうになってきました。何かいい鉢がないかと探していたところ、サボテン形(!)の素敵な植木鉢を見つけました。 これはサボテンを植えるのにぴったり! とても可愛らしいので、サボテンを植える前に、この植木鉢に似合うような切り花のアレンジをしたいと思います。 植木鉢も、「落とし」を入れれば花器に使えます。植木鉢は、サイズ、デザイン、素材のバリエーションが豊富です。おしゃれなものがたくさんありますから、ぜひ花器にも利用してみてください。 アレンジに使った切り花 ロータス・ブリムストーン パイナップルリリー(ユーコミス・プンクタータ) ジニア‘ペルシャンカーペット’ メキシカンライオンズイヤー(ディクリプテラ・スベレクタ) ロータス・ブリムストーンは、マメ科の植物で、枝葉は柔らかく、ひゅるひゅると伸びています。葉っぱにうぶ毛があり、グリーンの色目が優しい雰囲気です。 “ひゅるひゅる感”を生かして、ラフなスタイルにします。パイナップルリリーの淡い色合いと、鉢のセメント色によく合い、涼しそうな感じになりました。 ジニアの元気な黄色・オレンジ色をアクセントに。 アレンジの手順 鉢の中に、ガラスやプラスチックの入れ物(落とし)をセットして、水を入れます。 ロータス・ブリムストーンを全体に入れます。 1本ずつ入れていくと、ふわっと仕上がります。 ジニアを入れます。 パイナップルリリーを入れます。 小さめなパイナップルリリーの場合は、あちらこちらに散りばめるというより、一カ所にまとめて入れたほうが存在感があります。 シルバーリーフのメキシカンライオンズイヤーを入れて、全体を整えます。 小さな鉢にはサボテンを植えました。 スノーウィ、サボテンに隠れる『タンタン アメリカへ』より 2021年は東京オリンピック・パラリンピックが開催されました。オリンピックの開会式の中で一番の楽しみは、私はなんといっても選手入場です。本当にたくさんの国があるものだと改めて思います。旅行したことのある国はほんの少し。まだまだ行ってみたい国がたくさんあります。 世界中を旅することは難しいですが、本の中では楽しむことができますね。私は1929年に誕生したベルギーのコミック『タンタンの冒険』が大好きです。主人公のTintinタンタンと相棒の白い犬Snowyスノーウィ(仏語名:Milouミルゥ)が、事件を追って世界各国を飛び回るというストーリー。綿密な観察と研究に基づいたおもしろい内容と絵が、今でも世界中で愛されています。 タンタンは何度も悪党たちに捕らえられて危機一髪。でも、いつもスノーウィの大活躍で脱出します。 『タンタン アメリカへ』では、禁酒法施行の真っただ中、マフィアの首領アルカポネとその手下たちと戦います。インディアン、カウボーイ、ギャング、マフィアと、入れ替わり立ち替わり登場します。西部劇の映画で見るような、サボテンが生えて岩がゴツゴツした荒野が舞台です。 敵を追ってタンタンとスノーウィがインディアンの村に入り、馬に乗った大勢のインディアンたちに追いかけられるというシーンがあるのですが、スノーウィは恐ろしくなって一人、大きなサボテンの中に隠れてしまいます。いつも強気なスノーウィも、タンタンを見捨ててしまったことを後悔して、しょぼんとする可愛いシーンです。ハラハラドキドキの場面でも、スノーウィの様子やセリフで、ニヤッと笑ってしまうところがとても好きです。 豊かな表情と、ちょっと生意気でいたずら好きなところなど、スノーウィの細やかな描き方から、作者のエルジェは、かなりの愛犬家なんだろうなと思います。 タンタンの冒険は、ソビエト、アメリカ、アフリカ、インド、中国、中東、月、北極へと繰り広げられます。全部で24作。タンタンとスノーウィと一緒に、世界一周を楽しんではいかがでしょうか。 Credit 写真・文/海野美規(Unno Miki) フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 https://www.annegarden.jp/
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レシピ・料理

夏の終わりに愛犬と一緒に! スイカの寒天の冷た〜いおやつ
スイカでひんやり涼もう まだまだスイカの美味しい季節です。 スイカはよく知られている通り、カリウムと水分が豊富なので、夏の熱中症対策に最適です。また利尿作用が高く、余分な水分を排出してくれます。 以前シンガポールに住んでいたとき、フレッシュな『ウォーターメロンジュース』は定番で、どこでも気軽に飲むことができました。ビールのジョッキサイズで、ごくごく! 甘さが自然で、とても美味しくて、暑い日はいくらでも飲めました。やはりスイカの体を冷やす効果はすごい! と感じました。 犬友達の中でも、スイカが好きという話をよく聞きます。散歩でいつも会う、ヨークシャーテリアのミミちゃんも、小さくカットしたスイカを暑い日によく食べるとか。冷たくて、甘くて美味しいですよね。 愛犬あんはというと、スイカをそのままでは食べません。そこで、スイカゼリーにしてみました。つる〜んとした食感が楽しいらしく、美味しそうによく食べます。 スイカのひんやりおやつで、残暑に負けず過ごしましょう。 スイカゼリーの材料 スイカ(ジュースにして) 300cc 粉寒天 4g 水 300cc 「粉寒天」は、寒天を粉末状に加工したもので、原料はテングサやオゴノリといった海藻です。溶かしやすく手軽に使えます。 スイカゼリーの作り方 スイカの種を取り除き、ミキサーなどでジュース状にします。 小鍋に粉寒天と水を入れ、1〜2分火にかけて煮溶かします。 スイカのジュースを2の小鍋に加えて混ぜます。 型に流し入れ、冷やし固めてできあがり。 冷やし固める型は、まん丸の形ができる製氷皿を使いました。 もっと小さな球形の製氷皿もありますね。丸い可愛いゼリーができますが、喉につまらせないように注意してください。今回は、大きな球形の製氷皿にしました。犬に与える場合は小さくカットします。 人間用には、黒ゴマで種をつけると、よりスイカらしさがアップします。 家庭菜園のスイカ 夏の家庭菜園での主役の一つがスイカ。毎年スイカの収穫を楽しみにしています。 私は苗を買ってきて植えています。スイカはやはり人気なようで、ちょっと出遅れると大玉スイカ、黒スイカの苗は完売。小玉スイカが少し残っているくらいです。 スイカは比較的育てやすいようで、だいたい毎年丸い大きなスイカが育ってくれるのが、また嬉しいところです。 敷き藁でマルチングしたり、つるが伸び伸びできるように誘導したり、鳥から守るためにネットを張ったりと、いろいろお世話がありますが、庭で縞々のスイカがゴロゴロしている様子は、なんとも愉しいものです。 愛犬あんも庭に出ては、スイカの成長を見守ってきました。今年もまずまずの出来栄えに満足しているようです。 Credit 写真・文/海野美規(Unno Miki) フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 https://www.annegarden.jp/




















