うんの・みき/フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。
海野美規 -フラワー&フォトスタイリスト-
うんの・みき/フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。
海野美規 -フラワー&フォトスタイリスト-の記事
-
アレンジ

ブルーベリーの枝と木に咲く花の、梅雨の季節のアレンジ
ブルーベリーの季節 梅雨の季節。雨が降り続くと少し憂鬱な気分になりますが、この時期は、美味しい果実がたくさんありますから、あぁ〜この季節も好きだわ〜と思います。 植物も、実の付いている枝物、ブルーベリーやブラックベリーなどがフラワーショップの店頭に並びます。見かけた時はぜひ、果実の枝物のアレンジをしませんか? この季節にしかできないフラワーアレンジメントが楽しめます。 今回はブルーベリーの枝物を選びました。合わせるのは、アジサイとクチナシ、木に咲く花にしました。梅雨どきらしい組み合わせです。 ブルーベリーの枝は、量によって雰囲気の違うアレンジになります。多めにしてワイルドに。または、アジサイの花を多めにして、ブルーベリーは脇役にしても。 もっと簡単に、ガラスのフラワーベースにブルーベリーの枝を入れただけの花活けもいいですね。シンプルで初夏らしい装いです。 アレンジメントに使った花 ブルーベリー 2〜3本 アジサイ(白)1〜2本 アジサイ(青)2〜3本 アナベル(緑)1〜2本 クチナシ 1〜2本 器は田舎風なヤナギのバスケットを選びました。サイズは、横22×奥行18×高さ15cmです。底は半円形、背面は平ら、前面は丸くカーブしています。3本の脚が付いていて、ジャガイモやリンゴなど、収穫したものを入れる「農家のかご」という雰囲気が、ちょっと素敵なバスケットです。 アレンジメントの手順 バスケットの中にプラスチックなどのカップ「落とし」を入れて水を入れます。 ブルーベリーの枝を全体に入れます。 ブルーベリーの枝の間に花を入れていきます。 クチナシ→白アジサイ→青アジサイ→アナベルと入れました。 完成! 花も枝物ですので、茎の細い繊細な草花と違って、気を遣うことなくザクザク入れて大丈夫です。 先に入れたブルーベリーの枝が、ちょうどよい花留めになってくれます。 アジサイ、’アナベル’はカットしてすぐに深水(たっぷりの水)につけて、しっかり水揚げしてからバスケットに活けましょう。もし水が下がってしまったら、また深水(桶などにどっぷりと)に入れてしばらくすると、水が上がります。 ブルーベリー、鳥にも少し… ウメ、ビワ、モモ、プラム、チェリー、ブルーベリー、いろいろな果実がたくさん揃う季節。色も鮮やかで、美味しく、フルーツ好きには嬉しい季節ですね。庭で栽培されている方も多いのではないでしょうか。 実家の庭の小さなブルーベリーの木も、可愛い実をたくさんつけています。去年は収穫間近のタイミングで、鳥たちに先を越されてしまいました。「そろそろ収穫できるね~。楽しみね〜」という私たちのおしゃべりを、鳥はどこかで聞いていたのでしょう。全部食べられてしまいました。全部といっても、それほどの量ではないのですが、鳥が食べたら、きっとお腹いっぱいになったのではないかと思います。 今年は父が網をかけました。うきうきとブルーベリーを楽しみにしている鳥のことを思うと、ちょっとかわいそうです。収穫した後は、鳥たちにも少し残しておきたいと思います。 Credit 写真・文/海野美規(Unno Miki) フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 https://www.annegarden.jp/
-
暮らし

6月は歯磨き強化月間! 愛犬の歯磨きグッズあれこれ
口腔ケアは重要 6月4日からの1週間は「歯と口の健康週間」ということもあり、私にとって6月は歯磨き強化月間です。 今、専門家の方々から、「歯周病治療などお口の衛生管理や口腔ケアを行うことで、新型コロナウイルスの感染・重症化のリスクを低下させられる可能性がある」との見解が示されています。 インフルエンザに関する研究結果から、口腔ケアをしっかりと行っている人は、ウイルスに感染しにくいことが分かってきています。 これは、定期的なメンテナンスによりお口の中の細菌をコントロールすることで、ウイルスの侵入を抑えられる可能性があるそうなのです。特に歯周病菌は、ウイルスを体内に侵入させやすくする酵素を出すといわれているとのことですから、歯周病予防はとても大事ですね。 新型コロナウイルスに7777感染しないよう、また重症化させないように、日頃からきちんと口腔ケアも心がけていきたいと思います。 犬は歯周病になりやすい これは人間だけでなく、犬などのペットも同じです。日頃から、口腔ケアをしっかり行い、歯周病にならないように気をつけなくてはなりません。 犬や猫は虫歯にはめったになりません。人とは異なり、口腔内がアルカリ性のため虫歯菌が繁殖しにくいことなどによります。その一方で、3歳以上の犬や猫の8割が歯周病を患っているといわれています。口腔内環境の悪化によって、細菌が体内に入ってしまい、思いがけない病気に繋がることもあります。 歯周病の原因は、歯垢の中の細菌です。犬や猫の歯垢は3〜5日ほどで歯石に変わります(人間は約25日)。少なくとも2〜3日に1回の歯磨きを、歯周病にかかっている場合は、症状を悪化させないために1日1回は歯磨きをしたほうがよいとされています。 愛犬には、歳をとってもおやつもご飯も美味しく食べることができて、健康で長生きしてほしいです。やはり毎日の歯磨き習慣は大切ですね。 歯磨きグッズあれこれ 犬用の歯磨きグッズもいろいろ揃っています。もちろん歯磨きが苦手な犬もいます。その苦手な度合いも犬によって違いますので、その犬に合ったもので、無理なく続けられるものを選びましょう。慣れるに従って、グッズも変えていくといいですね。 また、口の中を傷つけない素材、噛んでしまわないような素材など安全なものを選ぶことも重要です。犬の口のサイズと歯ブラシのサイズにも気をつけてください。 <歯ブラシ> ① 天然毛の歯ブラシ こちらは、大阪八尾市の町工場で、熟練した職人さんの手で作られているヤギと馬の毛100%の歯ブラシ「ミガケンデ」という商品です。柔らかく、植毛数が通常の歯ブラシの5倍以上ということで、かなりしっかりした作りになっています。歯の汚れも落ち、歯茎のマッサージもできます。毛の硬さによって3つのタイプがあります。超柔らかな「ヤギ植毛」、超柔らかで磨き心地のよい「ヤギ&ウマ植毛」、ある程度コシがありしっかりと磨ける「ウマ植毛」です。 天然毛は歯のエナメル質よりも柔らかく、先に毛のほうがすり減るため負担が少なくて、歯と歯茎にとても優しい素材ということです。 国産で、一つひとつ職人さんの手作り。さすが匠の逸品。私も使いたいくらいです。あんも気に入っているようで、ここしばらくは、「ミガケンデ」のヤギ植毛のブラシを使っています。 ② 360度歯ブラシ グラスブラシのような、360度ブラシになっています。どこからでも磨けて、ヘッドのプラスチック部分が歯や歯ぐきにカチカチ当たることがなく安心です。 <シートタイプ> 歯ブラシは難しいという犬には、歯みがきシートを使ったこすりみがきがおすすめです。ガーゼやシートを使ったデンタルケアは、得体のしれない怖い歯ブラシよりも、飼い主の指の感触が感じられるので、犬も受け入れてくれるようです。 歯みがきシートは、しっかり指に巻きつけます。最初は軽く歯にタッチする程度で、あまりゴシゴシこすらないようにします。 シートは、ウエットタイプのものもあります。どういう成分が含まれているか、香りはどうか、など注意して選んでください。 写真のコットンシートはドライタイプです。私は水に濡らして使っています。オーガニックで、漂白剤、蛍光染料など無添加なので安心。使い捨てで衛生的です。 私は、歯ブラシで磨いた後、歯と歯茎を拭き取るときに使っています。拭き取りをすることで、口臭が気にならなくなったようです。 <ゆび歯ブラシ 手袋タイプ> シートと同じ要領で使います。手袋タイプですので、指から外れることなく使えます。親指と人差し指の2本で歯磨きできるので、歯の裏側も磨けます。使った後は、よく洗って乾かします。20〜30回は洗って使えるそうです。 <歯磨きジェル> 犬が歯磨きをする場合、うがいをすることができないので、人間のように歯磨き粉などは使いませんが、飲み込んでも大丈夫なジェルタイプのものがあります。 歯磨きに興味を持ってもらうために、チキンフレーバーなど、香りや味をつけたものがあり、歯磨きが楽しいことと認識させるきっかけに使うこともできます。 私は、マヌカハニー風味の「歯にマヌカ」というものを、あんの歯磨き練習の最初に使いました。 マヌカハニーはよく知られているように、ニュージーランドにあるマヌカという木の花から採取される希少なハチミツです。強力な抗菌作用があり、古くから先住民の人たちは、歯周病、口内炎、皮膚疾患、胃腸疾患の治療や予防に利用してきたそうです。 「歯にマヌカ」は、成分の50%のマヌカハニーと超微粒子の銀のサプリメントを配合した天然成分だけでできた歯磨きジェル。味もハチミツそのものでおいしいようで、あんも気に入ってくれました。まずは舐めるところから始めて、次に、歯ブラシに付けて、だんだん慣れていくようにしました。今は、ジェルなしでも歯ブラシで歯磨きできるようになりました。 歯磨き手順 あんの場合 歯磨きは、まず立派な犬歯から始めて、前歯(門歯)、奥歯(後臼歯)と進めます。たいてい寝る前の、あんが、もううとうとと眠そうなタイミングで始めます。「大きく開けて〜」というと、少しだけ口を開いてくれます。目は閉じて、もう諦めたような顔をしています。時間をかけないように、ささっと素早くブラッシングします。最後に濡らしたコットンシートで、歯茎と歯を優しく拭いて完了です。 歯の裏など、隅々までなかなか完璧にはできませんが、なんとか毎日欠かさずを目標にしています。やはり何事も続けることが大切だと信じて。 あるとき、あんの歯磨きをしていて、犬歯と後臼歯の間の歯がとても小さい(あら、犬の歯はこんなもの?)ことに気がつきました。 「そうか、道理であんがビスケットを食べるとき、ボロボロ、ボロボロこぼれて、上手に食べられないわけだわ!」と思い当たりました。 毎日歯磨きをしていると、小さな発見があって、これもまた面白いです。病気のサインも早期に気が付くかもしれません。 Credit 写真・文/海野美規(Unno Miki) フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 https://www.annegarden.jp/ ペット関連メディアのご紹介 わんちゃんホンポ https://wanchan.jp/ 『わんちゃんホンポ』は、犬と飼い主さんを応援する犬専門の情報メディアサイトです。犬を飼うための知識やしつけ、お手入れ、仕草でわかる気持ちなどの情報を掲載しています。また、獣医師監修の犬の病気の情報、犬が食べてはいけないものなど、犬の健康面でもさまざまな情報をお届けしております。 参考:ホリスティックケア・カウセラー養成講座 テキスト
-
アレンジ

豪華で長持ち! 鉢植えアジサイと切り花の画期的コラボアレンジ
梅雨時はアレンジメントを思い切り楽しんで! 例年になく早い梅雨入り。今年はバラなどいろいろな植物の開花も早めでした。せっかくの見頃の花が雨でうなだれてしまってガッカリ、というガーデナーの方もいらっしゃるかもしれません。そんなときこそ、アレンジメントです。庭の花を少し早めに切って、室内で思い切り楽しんでみてはいかがでしょうか。 春は、ビオラ やムスカリ、ヒアシンスなど、茎の短い可愛らしい花が多く、小さなアレンジが楽しめますが、初夏からはシャクヤク、バラ、アジサイ、ユリなど、大ぶりな花が主役となります。今年はすでにアジサイが急ピッチで開花準備をしています。フラワーショップにも、大輪の花が揃ってきますね。今回は、そんな大ぶりの花を楽しむ、バスケットを使ったアレンジをご紹介したいと思います。 大きなバスケットにたっぷり花を使ったアレンジは、とても豪華な印象になります。ただし、バスケットを満たすには、それなりにたくさんの本数の花が必要。なかなか高価なアレンジになってしまいそうだなぁという心配を解消するために、私は鉢植えの花を鉢のままバスケットに入れて、切り花とコラボさせることがあります。バスケットの半分を「鉢植えの花エリア」に、半分を「切り花エリア」にします。切り花は水を入れた容器に投げ入れでも、吸水性スポンジを使って活けても、どちらでもOK。鉢植えは水下がりの心配もなく、花も長もち。切り花のほうが早く終わりますが、また新たな花とコラボさせるのもよし、そのまま鉢花として飾ってもよし。長く楽しめますよ。 今回は、人気の小輪のアジサイ「伊予手まり」の鉢植えと、切り花のバラとクレマチスを使ってアレンジをしましたが、ラベンダーやシュガーバインなど、他の鉢植えやポット苗でも同様にアレンジメントに応用できます。 鉢植えアジサイと切り花のアレンジ <用意したもの> ・バラ/12本 ・鉢植えのアジサイ「伊予手まり」/1鉢 ・クレマチス/2本 ・大手毬/2本 ・ペパーミント(茎は長めがよい)/3~4本 ・やや大きめなバスケット ・ガラスの瓶(プラスチックのカップでも)/2~3個 バラの切り花を用意する場合、自分で育てた庭に咲いているバラを切って使えるのはとても素敵ですね。もちろん、この季節はフラワーショップでも美しいバラに出合えます。そして今では花の通販サイトも充実していて、ネットでも購入することができます。 今回私がアレンジに使ったのは、「Rose Farm KEIJI」さんの「WABARA(わばら)」です。庭に咲くようなたおやかな雰囲気を味わえる素敵なバラで、農園から直送してくださるので、とても新鮮! つぼみから徐々に咲いていく姿や、豊かな香りも楽しめます。 数ある魅力的な「WABARA(わばら)」の品種の中から色味の好みに合わせて、そのとき最もいい状態の花を選んで送ってくれます。 <アレンジの手順> バスケットにセロファンを敷いておきます。 アジサイ「伊予手まり」の鉢植えを、そのままバスケットに入れます。バスケットから鉢の縁が出ないよう、鉢のサイズとバスケットのサイズのバランスに注意します。逆に、バスケットの中に潜り込んでしまうような小さな鉢(苗ポットなど)でしたら、バスケットの中で高さ調節をしてください。 バスケットの空いているところに、ガラスの瓶(水入り)を2つ入れます。 バラ、クレマチスをガラス瓶に入れていきます。 大手毬の枝を入れます。 鉢植えのアジサイと水に入れた切り花が分離して見えないように、間にペパーミントを入れます。 バスケットから鉢植えが浮き上がって見えないように、隙間をペパーミントなどで埋めるように活けると、植物とバスケットが馴染んで一体感が出ます。バスケットの縁から、植物があふれ出るような感じにしましょう。 ジヴェルニー・モネの庭のチャーミングなバラ 私がまだ20代の頃、ちょうど6月のバラの季節にジヴェルニーのモネの家の見学に行きました。パリ・サンラザール駅から電車に乗って、ヴェルノン駅で降り、そこからバスでモネの家へ。モネの庭には、スイレン、ユリ、ゼラニウム、ポピーなどたくさんの種類の花が咲き、いろいろな色のバラが満開でした。天気がよく、汗ばむような日だったせいか、バラの香りでむせるような感じだったのをよく覚えています。モネの庭は、特にスイレンの池があるエリアは、きちんと整いすぎていないというか、鬱蒼としているというか、自然な感じで、植物たちがのびのびと、とても生き生きしているように見えました。 その当時、私はパリスタイルのフラワーアレンジメントの勉強中で、バラといえば「トライアンギュラー型」とか「ラウンド型」など、カチッと整ったデザインで、改まったシーンのアレンジメントの主役という印象でした。でもモネの庭のバラは、ひゅるひゅる、ふわふわ、自由でナチュラルで、私がこれまで持っていたイメージとは異なり、気取らない、もっとずっとチャーミングな花に感じました。「バラって、もっとカジュアルに活けてもいいのかも。そのほうがもっとしなやかな素敵なアレンジになるのかも」と、なんだかちょっとショックを受けて帰ってきたことを覚えています。そんなわけで、モネの庭のバラをきっかけに、私の中のバラのイメージがガラリと変わりました。 雨で庭のバラが堪能できず残念と思っていらっしゃる方がいらしたら、ぜひアレンジメントで楽しんでくださいね。 Information Rose Farm KEIJI https://www.wabararose.com/#home Credit 写真・文/海野美規(Unno Miki) フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 https://www.annegarden.jp/
-
レシピ・料理

白神こだま酵母で、旬のそら豆のフォカッチャを手作り!
白神こだま酵母 今が旬のそら豆。家庭菜園で育てているという方も多いかもしれませんね。実家の母も毎年苗を植えて楽しんでいます。冬に植えて、5月の終わり頃には収穫できます。ぷっくりと豆が膨らんでくるのを見るのは嬉しいものですね。 旬のそら豆を使って、フォカッチャを作りませんか? フォカッチャは、イタリア北部が発祥とされるパンで、ピザの原形ともいわれています。 ノンシュガー、ノンオイル、ノンソルトで、犬も食べられるようにしました。もちろんアレンジすることで、飼い主も美味しくいただけます。以前、ホシノ天然酵母の丸パンをご紹介しましたが、今回はより手軽な白神こだま酵母を使いました。 白神こだま酵母は、秋田県と青森県の県境にまたがる世界自然遺産・白神山地の腐葉土の中から発見された酵母です。ドライの顆粒になっていて、事前の種おこしや元種作りをしなくてもよいのが、使いやすく嬉しいところです。発酵力が強いこと、甘味があってしっとり焼き上がることでも人気があるようです。私がいつも利用しているスーパーに併設されているベーカリーに、白神こだま酵母の食パンがあるのですが、確かにほんのり甘く、ふわふわしっとりです。 犬用のパンは、なるべくヘルシーに作りたいので、ほんのり甘いというのはありがたいです。 白神こだま酵母で作るそら豆のフォカッチャ <材料>4個分 国産強力粉(はるゆたか) 200g 白神こだま酵母 小さじ1 酵母用の水 小さじ2 (35℃) 水 120ml(30〜35℃) そら豆 20個ほど ヒト用に、オリーブオイル、あら塩、ドライローズマリー 各少々 白神こだま酵母は、グルテン含有量が少ない国産小麦との相性がよいといわれています。今回は国産の強力粉「はるゆたかブレンド」を使いました。 <作り方> そら豆を茹でて、皮をむいておきます。 白神こだま酵母を35℃くらいのぬるま湯小さじ2に浸し、5分ほどおきます。 ボウルに、強力粉と酵母と、30〜35度くらいのぬるま湯を合わせて混ぜます(耳たぶくらいの柔らかさを目安に)。 台の上に出して、表面がつるっとするくらいまで捏ねます。 生地をボウルに戻して、ラップをかけて発酵させます(一次発酵)。 気温が低い季節には、マグカップにお湯を入れて、生地と一緒に電子レンジに入れ、庫内の温度を上げて発酵させています。1時間半ほどで発酵します。その他、オーブンの発酵キーを使ったり、ホームベーカリーなどでも。 生地が2〜2.5倍くらいの大きさになったところで、フィンガーテストをします。 生地に指を入れて穴が戻らなければ発酵完了です。 生地を取り出して、4つに分割して丸めて休ませます。 丸めた生地をめん棒で薄くのばして、天板に並べます。 茹でたそら豆を生地に埋め込みます。 1時間ほど休ませます(二次発酵)。 190〜200℃に温めておいたオーブンで15〜20分焼きます。 焼き上がったら、犬用はそのまま。ヒト用は、熱いうちにオリーブオイル、塩、ドライローズマリーをふりかけてできあがり。 *犬が食べる際には、熱すぎないように注意し、小さくちぎってから与えましょう。 マメ科ソラマメ属 この季節、植物の勢いがよく、庭の花はきれいなのですが、雑草もモリモリと繁ってきました。ムスカリが咲いているそばに、カラスノエンドウがあるな〜と思っていたのですが、ピンクの花が咲くだろうとそのままにしておいたところ、どんどん増えて、他の花を覆い隠すような勢いに。しかも、ピンクの花は咲かず、白い小さな花が。どうやらスズメノエンドウだったようです。これはもう取り除かなくてはいけないと思い、抜いてしまいました。 カラスノエンドウもスズメノエンドウも、マメ科ソラマメ属。ということは、そら豆と近しいということなのでしょうか。 そら豆は、庭の日当たりのよいところで大事に育てられているのに、スズメノエンドウは抜かれてしまって、ちょっとかわいそうでした。 愛犬のあんはそら豆が大好きです。焼き上がったそら豆フォカッチャを、早速ハフハフしながら一緒に食べました。 おうち時間がたっぷりで、まだまだパンを作る機会も多そうです。白神こだま酵母は使いやすいので、ぜひパン作りにどうぞ! Credit 写真・文/海野美規(Unno Miki) フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 https://www.annegarden.jp/
-
アレンジ

つるの動きが可愛い! マメ科植物のジャグアレンジ
マメ科の可愛い花 サマースイートピーをご存じでしょうか。一般に、冬から春にフラワーショップで見かけるスイートピー は、葉っぱがついていない状態の切り花で売られていますが、サマースイートピーは、葉っぱもつるもついて、草丈が長い状態です。花市場の方は、これを春のスイートピーと区別して「サマーピー」と呼んでいます。 初夏の庭ではサマーピーがのびのびと茎を伸ばして、気持ちよさそうに咲いています。 スイートピーの「ピー」は豆のことで、マメ科の植物です。実家の庭の小さな畑や、窓の下のプランターでは、そら豆、キヌサヤエンドウが花を咲かせていますが、どれも蝶々みたいな形で、サマーピーと同じような花姿をしています。くるりとしたつるも可愛らしく、葉っぱも明るい緑色でとてもきれいです。 今回は、フラワーショップで手に入るサマースイートピー ‘ブルーフレグランス’と、畑に咲いていたキヌサヤエンドウの白い花を合わせて、マメ科の花をメインにしたアレンジをご紹介したいと思います。マメ科の花は、庭や畑から摘んできたような、優しい雰囲気の花と相性がいいようです。 器は、あらたまったフラワーベースより、ジャグのような生活雑器のほうが似合います。素材の違う2つのジャグにアレンジしてみました。 ステンレスのジャグとサマースイートピー 器/ステンレスのジャグ シンプルなステンレスのジャグです。サマースイートピーが長めなので、少し大きめなジャグを選びました。 ステンレスという素材は、キッチンで使われている調理器具などをイメージするせいか、菜園のマメ科の植物とよく合うような気がします。 <使った花> サマースイートピー‘ブルーフレグランス’ ニゲラ シンプルな器なので、花もシンプルに。ニゲラは、おとなしい感じの花です。花の周りの繊細な糸のような葉がふわふわしていて、アレンジに入れると、とてもいいアクセントになります。 サマースイートピー‘ブルーフレグランス’は、ここ数年、ウエディングブーケなどでとても人気がありますが、「サムシングブルー」にぴったりの青い色が美しい花です。2月から4月頃に出荷されますので、お店で見かけたら、ぜひアレンジしてみてくださいね。 <アレンジの手順> サマースイートピーの枝とつるの動きを生かしましょう。 持ち手と反対側に枝を長めに入れて、流れるようにします。 花材の高さは、器と同じくらい。1:1を目安にしますが、つるがひゅるひゅると飛び出ていてもOKです。 サマースイートピーを入れただけでも自然な動きが出て、いい感じになります。 ニゲラをサマースイートピーの間に入れていきます。 陶器のジャグとエンドウの白い花 器/陶器のジャグ 素朴な陶器製のジャグを選びました。このジャグには、”Blue tit ”(アオガラ)がいるんですよ。私はこの可愛いブルーティット のジャグがとても気に入っています。このジャグに活ける時は、ブルーティットが好きそうな、小さな可愛らしい花を選びたくなります。そんなふうに花器を思い浮かべながら花を選ぶのも楽しいですよ。 <使った花> 白花エンドウ ビオラ ワスレナグサ ニゲラ ネモフィラ ブルーからピンク、白と、淡い色の花を選びました。よく見ると、白花エンドウには小さなサヤエンドウがなっていました。虫食いの痕もありますが、それもナチュラルな味わいとして楽しんでしまいましょう。 <アレンジの手順> サマースイートピー‘ブルーフレグランス’のアレンジと同じように、白花エンドウの枝とつるの動きを生かすように入れていきます。 白花エンドウを入れてだいたいの形を作ってから、他の花を入れます。 ワスレナグサは外に飛び出すように、ビオラは器の縁の近くに入れます。 摘んできた花をポンとジャグに入れたような、ラフなスタイルにします。 小鳥のさえずりならぬ、キツツキのドラミング このジャグに描かれているブルーティットは、広くヨーロッパに分布していて、日本では生息していない鳥なのだそう。残念です。こんなにきれいな可愛らしい小鳥が近くにいたらいいですよね。 私は、中欧の国ハンガリーに住んでいたことがあります。ブルーティットが身近にいたのかもしれませんが、当時は気がつきませんでした。もっと注意して見ていればよかったなと思います。 そのハンガリーの首都ブダペストに暮らしていた時のこと。早朝、ものすごい音に驚いて飛び起きたことがありました。「カンカンカ〜ン〜!、コンコンコ〜ン〜!」今まで聞いたことがない音。道路工事? マンションの解体? もしかして強盗がドアをこじ開けている? と、何の音かまったく見当がつきませんでした。 恐る恐る音のするほうに行ってみると、窓の近くにある木を、ちょっと大きめなキツツキが高速で突いていることが分かりました。 「えーっ、キツツキ!?」とびっくりしました。まさか! キツツキは森にいる鳥だと思っていましたし、何より、鳥がこんなに大きな響き渡る音をさせるなんて、にわかには信じられない思いでした。 後日ハンガリー人の方に聞いてみると、これはハンガリーではよくあることらしく、「家の軒をコンコンコ〜ン〜とされると、もっとた〜いへんよ!」と言っていました。 小鳥の爽やかなさえずりで目が覚めるなんて憧れますが、キツツキの超高速大音量のコンコンコ〜ン〜(ドラミング)で起こされるのも、ちょっとだけ楽しい経験でした。 それにしても、ブダペストは首都にもかかわらず、自然が近くにあるのだなと実感しました。そうそう、自宅近くで、ハリネズミが道路をトコトコ歩いているのを見かけたこともありましたよ。 アレンジメントをしていると、器や花にまつわるいろいろな思い出が呼び起こされます。皆さんも、そんなゆったりとした時間をお楽しみくださいね。 Credit 写真・文/海野美規(Unno Miki) フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 https://www.annegarden.jp/
-
レシピ・料理

花粉の季節にも役立つ!? 愛犬と一緒に腸活。ホームメイドのケフィアヨーグルト
犬の花粉症 春爛漫! いつも愛犬と行く公園もたくさんの花が咲いて、散歩が楽しくなってきました。 嬉しい季節ではありますが、花粉症の症状に悩まされている方も多いのでは? 私も花粉の飛散が多いという日は、目の痒み、くしゃみ、鼻水で、マスクの下が赤くなることがあります。 愛犬のあんは、散歩に行こうと家から外に出て少しの間、歩きながら、「クッション! クッション!」とくしゃみを連発することがあります。先日も、オーバーアクション気味なあんのくしゃみに、近くを歩いていた女子高生たちが、「えー花粉症?」と心配してくれました。 犬にも花粉症の症状が出ることがあるそうです。犬の主な症状は、鼻炎よりも、皮膚のかゆみや発疹などが一般的。もちろん、くしゃみや鼻水、結膜炎といった症状もあると考えられていますが、それよりも多いのは皮膚炎だそうです。 あんは今のところ、痒みや発疹はありません。くしゃみも花粉症によるものかどうか定かではありませんが、心配なところです。 犬の花粉症対策 愛犬が花粉症かどうかは、動物病院で検査していただくといいのですが、日頃から気をつけて対策をしておくことも大切ですね。 例えば… 散歩から帰ってきたら、ブラッシングをしたり、念入りに体を拭く シャンプーの回数をこの時期は増やす 家の中で暮らす犬の場合は、人間が花粉を持ち込まないようにする フローリングなどはこまめに掃除をする など、人間の花粉症対策と同じことを、犬のためにもしっかり行うようにしたいです。 また、人間では、腸内フローラを改善することが花粉症改善に繋がるといわれています。近年では犬の腸内フローラと疾患の関連についての研究が世界中で行われているんですよ。 アレルギー疾患と腸の免疫機能 体に入ってきた病原菌やウイルスなどの異物を排除する仕組みが「免疫」です。免疫が働くことで、体は感染症やがんなどの発生から守られています。そして、大切なのは免疫には体に有害な異物を見分ける能力があるということです。 この免疫機能に乱れが生じ、本来なら反応しなくてもよいものまで過剰に攻撃してしまっているのが、花粉症などのアレルギー疾患です。 アレルギー疾患の要因には、食生活の変化や住環境の変化、環境汚染、ストレスの増加、感染症や微生物による刺激の減少、腸内フローラ(細菌叢)の変化などが指摘されていて、胃腸の機能を正常に保つことは、全身の健康には不可欠。腸の免疫機能を十分発揮させるには、腸内の細菌バランスが整っていなければならないのです。 プロバイオティクスが大切 有害なものの増殖を抑え、さまざまな疾患のリスクを低減させてくれるとされる善玉菌「プロバイオティクス」が十分でない場合、腸内の細菌バランスが乱れ、身体の免疫系に影響を及ぼし、疾患へのリスクが高まります。 このアンバランスを解消するために、食べ物を通じて積極的にプロバイオティクスを体内に取り込むことは、腸の健康、全身の健康にとても有効ということが近年の研究で分かってきました。 プロバイオティクスというのは、人間や動物の体にいい働きをする生きた微生物のこと。例えば、体にいいと聞く乳酸菌とかビフィズス菌などの菌をまとめてプロバイオティクスといいます。プロバイオティクスは腸で活躍しますが、人間や動物の腸にはなんと100兆個ものいろいろな菌が棲んでいるのだそう! 最も手軽にプロバイオティクスが摂れる食品といえば、ヨーグルト。そのなかでも、ケフィアはスーパーフードとして古くから愛されてきました。 ケフィアとは? ケフィアは、黒海とカスピ海に囲まれた山岳地帯のコーカサス地方で伝統的に食べられてきた発酵乳です。ケフィアの起源は1,000~2,000年も昔にさかのぼり、コーカサス地方の人々が山羊の乳を革袋で運んでいるときに乳酸菌や酵母菌の力で自然発酵して、ケフィアが生まれたと考えられています。 ヨーグルトは2種類以上の乳酸菌が発酵してできた「単独発酵乳」ですが、ケフィアは、乳酸菌と酵母が複数の微生物と共生しながら発酵してできた「複合発酵乳」です。 ケフィアの乳酸菌は、生きて腸まで届きやすいとされています。ケフィアに含まれている複数の乳酸菌と酵母が腸に届くことによって、消化を助けて整腸作用を促します。 また、ケフィアには多数のビタミン、ミネラル、プロバイオティクス、乳酸カルシウムが含まれていて、体の治癒を促進させる効果が大いに期待できる食品です。 ケフィアを手作り ヨーグルトよりもすごい! となれば、毎日でも食べたいと思うのですが、ケフィアは、日本ではスーパーマーケットなどで販売することができないそうです。そういえば、私がいつも行くスーパーでも見かけません。 ということで、ケフィアはケフィア種菌を使って手作りします。 作り方はとても簡単です。 <材料> 牛乳 1ℓ ケフィア種菌 1包 *ケフィア種菌は、インターネットで購入できます。 <作り方> *ヨーグルトメーカー(発酵器)を使う場合 消毒した内容器に、牛乳を200mlほど入れます。 ケフィア種菌を1包入れて、よく混ぜます。 残りの牛乳を入れて、全体が均一になるようによく混ぜます。 蓋をして、発酵器本体に入れて、25℃24時間にセットしてスイッチを入れます。 *牛乳パックのまま作る場合 1ℓの牛乳パックに、そのまま種菌1包を入れます。 封をして、パックをよく振って混ぜます。 室温で24時間置きます。 牛乳パックをそのまま使って作る方法は、手軽でよいのですが、季節によって気温が一定に保てないので、出来上がりの味や状態に差が出るようです。ヨーグルトメーカーなどのほうが、安定して作ることができます。また、牛乳パックに直接巻くことができる専用の電気ウォーマーもあります。 出来上がったら、冷蔵庫で保存。牛乳の賞味期限内に食べ切るようにします。 ケフィアは、やや柔らかめ。酸味があまりなく、とても食べやすいです。 愛犬のあんには、蒸したさつまいもにケフィアをかけたり、ジャーキーを小さく切ってトッピングしておやつにします。もともとヨーグルトが大好きなので、ケフィアもとてもよく食べてくれます。 これで、愛犬も飼い主も、元気な腸になって、花粉症も怖くない! となれば嬉しいのですが。 Credit 写真・文/海野美規(Unno Miki) フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 https://www.annegarden.jp/ 参考:『ホリスティックケア・カウンセラー養成講座テキスト』
-
アレンジ

庭の花を摘んで “田舎風”ワスレナグサの春アレンジ
春の花ワスレナグサ 春のふんわりした空気に包まれるようになりました。 2021年のイースター(復活祭)は4月4日です。いよいよ春本番ですね。 庭の花がいろいろ咲いています。あまり目立たない小さな花も、のびのびと手を広げるように、大きな花の間から茎を伸ばしています。 小さな花のワスレナグサ。よく目を凝らさないと見逃してしまいそうなくらい細い茎と、星のようなブルーの花が可愛らしいですね。主役というより、主役を引き立てる名脇役的な花ですが、色合わせや高低差など、花壇のアレンジも寄せ植えの鉢の中のアレンジも、とても楽しくさせてくれます。春のガーデンシーンには欠かせない花ですね。 いつもは脇役のワスレナグサを、今回は切り花で主役にしたアレンジをご紹介したいと思います。 他の花を組み合わせると主役の座を奪われかねませんので、なるべくワスレナグサ1種だけのアレンジに。ほんの少しクリスマスローズを見え隠れする程度に使っています。でも、主役はなんといってもワスレナグサです! 素朴な可愛らしいワスレナグサに合わせて、器にはモスシートを使い、ナチュラルな雰囲気にしました。イースターエッグを添えれば、復活祭にもぴったりのアレンジに。 準備するもの <使った花> ワスレナグサ クリスマスローズ ワスレナグサが切り花で手に入らない場合は、ポット苗のものを使ってもいいですね。もちろん、庭に咲いている花を摘んで合わせても素敵です。 <器の準備> 水を入れられる器(プラスチック、ガラスなど) モスシート ラフィア 両面テープ モスシートとは? モスシートとは、苔むしたような風合いが演出できるフェイクの苔風のシートです。花資材を取り扱っているショップのサイトや、100円ショップ、ホームセンター、園芸店などで購入できます。本物そっくりなもの、人工芝のようなものなど、いろいろなタイプがあります。今回は、直径15cm×高さ14cmのプラスチックの器を使っています。花の雰囲気や器のサイズに合わせてモスシートを選んでくださいね。 アレンジの手順 器に両面テープを貼ります。 モスシートをしっかり巻き付けます。 ラフィアを巻きます。ラフィアは多めのほうが、ざっくりした雰囲気が出ます。 器に水をたっぷり入れて、ワスレナグサを1本ずつ入れていきます。クリスマスローズも加えて、全体にドーム形になるように整えます。高さは、器と1:1くらいを目安にします。 パリのフローリストのアレンジ 私が住んでいた1990年代のパリ。当時から洗練された素敵なフローリストがたくさんありました。色使いといい、花の組み合わせといい、たくさんの花をたっぷり使った、豪華なブーケやアレンジメントがとてもとても魅力的でした。その頃、すでに私は日本のアレンジメントスクールで講師見習いをしていました。ですので、渡仏する前からパリのフローリストには憧れでいっぱい! 日本の雑誌で紹介されていたフローリストを、パリに着いたら一軒一軒全部見て回ろう! と意気込んで行きました。 パリのフローリストは、雑誌で見た通り。店内には豊富に花が並べられていて、その配置も、店内のインテリアも、「うわ〜」と声を上げてしまうくらい素晴らしく、「ぜったいパリのフラワーアレンジメントを勉強したい!」と思いました。 素敵なフローリストのひとつ、「comme à la campagne」(田舎のように)というフラワーショップがありました。豪華な花を取り扱うフローリストが多い中で、「comme à la campagne」は、店名のように田舎風な素朴な花アレンジを得意とするフローリストで、とても気になる存在でした。 帰国後、ある女性ファッション誌で「comme à la campagne」の記事を目にしました。そこで紹介されていたのが、ワスレナグサのアレンジ。そのアレンジが、とびきり素敵で可愛らしく、またまた衝撃を受けてしまいました。 ワスレナグサ1種だけのアレンジメントで、一見地味な感じですが、清々しく洗練されていて、見れば見るほどに愛おしくなるようでした。器は、細い茎のツゲを隙間なくたくさん貼り付けて、ラフィアで留めて。ツゲの小枝は、きれいに切りそろえられていて、田舎風な雰囲気の中にも、きちっとした印象でした。そんなところも垢抜けた感じのデザインでした。 庭の花が次々に色づく今月は、あのパリのフローリスト「comme à la campagne」のワスレナグサのアレンジを再現してみようと思いました。皆さんもぜひ、フラワーアレンジで春を楽しんでくださいね! Credit 写真・文/海野美規(Unno Miki) フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 https://www.annegarden.jp/
-
アレンジ

アレンジ上手は器選びにコツあり! ぽったり型の花器にレモンイエローの春の花活け
テクニック要らずのフラワーベース選び 春爛漫、色とりどりの花がお花屋さんにも庭にもたくさん! フラワーアレンジが楽しい季節です。むずかしく考えずに、室内に花を飾ってみましょう。フラワーアレンジには、基礎的なものから上級者向きまでさまざまなテクニックがありますが、そんなテクニックをしなくても、誰でも簡単に上手にまとめるコツが、器選びです。 意外とむずかしいガラス器、「投げ入れ」OKの陶器 まずは、素材。花器に多いガラス素材は、透明感があり軽やかで、どんな花とも似合います。ただし、水につけた茎の部分も見えるため、「スパイラル」といったテクニックや、茎が一箇所に集まるように花をなど、とにかく花だけでなく茎の様子にも気を配る必要があります。 一方、陶器など茎の部分が見えない器は、「投げ入れ」ができます。投げ入れとは、給水スポンジに花茎を固定したり、前述のようなスパイラルなどの手法を用いるアレンジメントに対し、花器にフリースタイルで花を挿していく気軽なアレンジの方法です。中の茎の形状を気にする必要がないので楽です。ただし「投げ入れ」は、花が思った位置に留まらず、新しい花を挿し足していくにつれ形が崩れて手こずることも。そんな場合には器の中に「落とし」という花留めを入れる方法もありますが、花器の口が狭いものを選ぶのも、もう一つのコツ。口が狭いとある程度花が留まってくれて、活けやすいのです。そして、色はやはり白色がどんな花にもよく合い重宝します。 生けやすくてお気に入りのデンマークの花器 私が投げ入れするのにとても気に入っているフラワーベースは、ケーラー(KÄHLER)のハンマースホイ(Hammershoi)というシリーズ。デンマークのブランドで、食器や雑貨など、魅力的な陶器やガラス器が多数あります。ハンマースホイシリーズの花器はいくつかサイズがありますが、私はこのコロンとした形のSサイズがお気に入り。口が小さいので、花が動かずに活けやすいのです。ぽったりしたシルエットながら、縦のラインがとても美しく洗練されたデザインで、大輪の花も、可愛らしい小さな花も、枝物の花もよく似合い、どんな花もモダンな印象にしてくれる魔法のフラワーベースなのです。 今回は、このハンマースホイのSサイズの花器を使って、雰囲気の違う2つのアレンジをしていきましょう。 春を告げる黄色い花と白い花を組み合わせたアレンジ <使った花> 春らしいレモンイエローの花と白い花の組み合わせました。花びらがヒラヒラしているものを選んで、軽やかで、柔らかい雰囲気のアレンジに。 八重咲きチューリップ 黄色 3本 八重咲きチューリップ 白色 2本 スイートピー 5~6本 胡蝶蘭 2本 <手順> 同じ花をまとめて入れるようにします(グルーピング)。 黄色のチューリップ3本を入れます。 胡蝶蘭の枝ぶりを見て、左右どちらかに流れるように入れます。 白のチューリップ2本を入れます。 スイートピー を入れます。 全体を整えて完成! ユキヤナギを入れると、また少し違った雰囲気になります。 ユキヤナギをメインに白い花のアレンジ <使った花> こちらは、ユキヤナギの小さな白い花とネコヤナギの枝物の花の組み合わせです。フワッとラフに活けると雰囲気が出ます。 ユキヤナギ 3本 ネコヤナギ 5本 白チューリップ 2本 ホワイトスター 2本 スイセン 2本 <手順> ユキヤナギを横に広がるように入れます。 ネコヤナギ、チューリップなどを入れます。 全体的に、フワッと広がったような感じに入れましょう。高さは、器とだいたい同じくらい。1:1がバランスよく見えます。 南仏マントンのレモン祭り 3月になると、春をお祝いするお祭りが盛んになりますね。長く寒い冬が終わり、待ちに待った春の訪れは、世界中の人々の喜びです。 南フランスにマントンという街があります。ここマントンでは、2月中旬から3月初めにかけて、春をお祝いするレモン祭りFête du citronが開催されます。レモン祭りは、モナコF1グランプリとニースのカーニバルと並ぶ、南フランス3大祭りの一つです。私は二十数年前に、このレモン祭り開催中のマントンに行きました。 レモン祭りの内容を知らないままマントンを訪れたものですから、街中レモンとオレンジだらけで、ただただびっくり! 想像以上のレモン! 圧倒されてしまいました。札幌の雪まつりの雪像の、レモンバージョンといった感じでしょうか。それに加えて、レモンで飾り付けた巨大な山車のパレード。毎年テーマがあるようで、私が見たのはたくさんの恐竜(?)でした。パレードでは、次から次へと、黄色とオレンジ色の恐竜が闊歩していました。 驚くほどのレモンとオレンジ…きっと街の中は爽やかな柑橘系の香りでいっぱいだっただろうと思いますが、残念ながら、香りについてはどうも思い出せません。どんなだったでしょうか? 大きなオブジェも山車も、生のレモンとオレンジを1個1個付けています。後から調べると、1回の祭りで使うレモンの量は150トン。「これだけのレモンを使って、ちょっともったいない?」と、その時も気になっていましたが、そこは心配ご無用、無駄にするなんてことはないのだそうです。実を傷つけないように、針金や釘などは使わず、金属製の土台にゴムで取り付けていて、お祭り後は、レモンジュースやジャム、お酒などに加工して販売するそうです。よかった! 今年のレモン祭りは、来年まで延期ということです。レモン祭りがなくても、あの素敵な南仏マントンの街には、暖かくて、眩しくて、キラキラした春の陽が、今年もあふれていることでしょう。 Credit 写真・文/海野美規(Unno Miki) フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 https://www.annegarden.jp/
-
レシピ・料理

簡単! おいしい! ヘルシーなノンシュガーの「発酵あんこ」を私と愛犬のおやつに
砂糖を使わないヘルシーな発酵あんこ あんこ好きにありがたい発酵あんこ。砂糖がまったく入っていないのに、ほんのり自然な甘味がとても美味しいあんこです。 米麹を使うことにより、時間をかけて糖化が進み、優しい甘味のあんこになります。あんこが大好きなのに、糖分が心配で…と思っている方にはとても嬉しい逸品です。もうすでに、発酵あんこのファンの方もいらっしゃることでしょう。まだお試しになっていない方は、ぜひ一度味わってみていただきたいです。少し時間がかかりますが、作り方はいたって簡単。炊飯器を使えば、ほったらかしでできます。 小豆は、ポリフェーノール、小豆サポニン、鉄分、食物繊維、善玉菌などなど、健康効果、美肌効果が期待できる栄養がいっぱいです。ノンシュガーの美味しい発酵あんこなら、安心していただけます。 ノンシュガーということは、愛犬のおやつにも使えますね。今回はどら焼きにしてみましょう。どら焼きの皮もノンシュガーの生地にしました。 あなたと愛犬とのおやつの時間にどうぞ。 発酵あんこどら焼きの材料 <発酵あんこ> 小豆 100g 麹 100g 水 400mlほど(炊飯器のおかゆモード、0.5合の目盛りに合わせる) <どら焼きの皮> 薄力粉 50g 卵 1個 無糖ヨーグルト 50g ベーキングパウダー 小さじ1/2 *犬用はノンシュガーで作ります。 発酵あんこどら焼きの作り方 <発酵あんこ> 小豆を洗い、炊飯器にセットします。 水の量は、炊飯器の「おかゆモード」の全がゆ、0.5合のメモリに合わせます。 「おかゆモード」にセットしてスイッチを入れます。 *炊飯器を使わず、お鍋に入れて40〜50分ほど茹でても構いません。指で潰せるくらいの柔らかさになるようにします。 麹をポロポロにほぐしておきます。 小豆が炊けたら、蓋を開けて、60℃になるまで冷まします。 *まだ小豆が硬いようでしたら、お鍋に入れて加熱してください。指で潰せるくらいの柔らかさになるように。 60℃になったところで、麹を入れて混ぜます。 *水分が多いようでしたら、調整してください。 炊飯器の「保温」で8〜9時間。炊飯器の蓋はしないで、布巾をかけて発酵させます。 発酵器、ヨーグルトメーカーでも作れます。 時々かき混ぜます。 8〜9時間後、甘味が出てきたら出来上がり。 麹の白い粒が気になるようでしたら、ブレンダーなどで滑らかにします。 *犬が食べる場合は、滑らかな状態のほうが消化しやすいです。 *「渋切り」はしていません。小豆のエグミなどが気になる方は、おかゆモードで炊く前に「渋切り」をしてください。 *人間用はお好みで塩を入れると、味が引き締まり、甘さもより感じられるようになります。 <どら焼きの皮> 薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるっておきます。 卵、無糖ヨーグルトを混ぜて、①の粉類を入れてよく混ぜます。 中火に熱したフライパンで焼きます。 焼きあがったどら焼きの皮に、発酵あんこをはさんで出来上がり。 *犬のどら焼きは、あんこを少なめにします。また、小さくちぎってあげてください。 私も愛犬あんも、おやつは幸せ おやつという言葉は八刻(やつどき)に食べることから生まれたそうで、そもそもおやつの時間は午後の2時。 母は昔から、2時でも3時でも4時でも「さあ〜お三時にしよう〜」と言って、おやつの号令をかけます。母のルールでは「(お)さんじ=おやつ」で、まあ何時でもいいのだそうです。実際、私とあんのおやつの時間は午後5時。散歩から帰ってきた時が「(お)さんじ」です。 「寒かったねー」と言って、温かい飲み物と、ちょっとした甘いもの。チョコレート、クッキー、焼き菓子、お饅頭、どら焼き、たい焼き…お土産でいただいた銘菓もあれば、お取り寄せしたお菓子もあったり、自分で作ったケーキのことも。いろいろ食べたいのはやまやまですが、午後5時となると、夕食までもう少しというタイミングですから、おやつは美味しいものを少しだけ。ですので、おやつ選びは大切です。 愛犬あんはというと、彼女も散歩から帰ったら、必ずおやつを食べるものだと思っているようで、ちょっこり座って待っています。あんのおやつは、この発酵あんこのどら焼きのような私の手作りの時もありますが、やはりジャーキーが大好き。ジャーキーを食べるのは、一日の中でこの時だけなので、とても楽しみにしているようです。 おやつが嫌いな人はいないのではと思います。私は子どもの頃から、おやつの時間が大好きでした。それは大人になってからも変わりません。今のおやつの時間は、愛犬あんとふたりで過ごすことが多く、私は、あんとの毎日のこのおやつの時間が、ほのぼの幸せなひととき。いつまでもこの幸せな時間が続くといいなと思います。 Credit 写真・文/海野美規(Unno Miki) フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 https://www.annegarden.jp/
-
アレンジ

バレンタインデーには、真っ赤な「自分フラワー」アレンジを!
赤い花を集めて、「自分フラワー」アレンジ もうすぐバレンタインデー。チョコレート好きな方には嬉しいシーズンですね。 近年は、「義理チョコ」や「本命チョコ」というよりも、高級なチョコレートを自分へ贈るという「自分チョコ」が増えているとのこと。私もすっかり「自分チョコ」派です。 チョコレートが自分への贈り物なら、バレンタイン・フラワーも自分へ贈るというのはいかがでしょうか。 フリフリの花びらが美しいラナンキュラスと一重のチューリップ、八重咲きのアネモネ。どれも春を代表する花です。バレンタインカラーの花を集めて、赤い器にアレンジしました。 気分もお部屋も元気になる、真っ赤な「自分フラワー」アレンジです。 使った花と器 ラナンキュラス チューリップ アネモネ 各5~6本ずつ。 アネモネは、紫色と白を少し入れてアクセントにしました。 器は、オーバル形のドット柄のものと、クッキーの入っていた丸いプラスチック製のものを使ってみました。ドット柄は、少々可愛らしくなりすぎたでしょうか? でも「自分フラワー」なのですから、自分が好きなようにアレンジするのが一番です。 「自分フラワー」アレンジの作り方手順 オーバル形も丸形も、どちらも同じ手順です。 オーバル形の「自分フラワー」アレンジ 器の中にセロファンやビニール袋を入れて、オアシスを入れます。 チューリップの葉を使います。葉のついているところでカットします。 チューリップの葉をくるくると巻いて、オアシスに挿します。 ラナンキュラスを入れます。 高低差をつけ、グループにして(グルーピング)入れましょう。 同じように、チューリップ、アネモネを入れます。 出来上がり! 丸形の「自分フラワー」アレンジ 丸形のアレンジも、オーバル形と作り方は同じです。 器の中にセロファンやビニール袋を入れて、オアシスを入れます。 チューリップを葉のついているところでカット。 チューリップの葉を巻いて、オアシスに挿します。 高低差を意識し、グルーピングしながらラナンキュラスを入れます。 チューリップ、アネモネを入れて完成。 赤色がパッと目を引く華やかなフラワーアレンジができました。 真っ赤なイチゴの季節 2月というと、いろいろな場面で赤い色を目にします。バレンタイデーもあり、イチゴの美味しい季節でもあり、赤鬼も登場したり…やはり、2月はRedなイメージです。 イチゴの本来の旬は、もう少し春になってからだと思いますが、いつの頃からか、クリスマスが近づくにつれどんどんスーパーに並び始めるようになりましたね。今年は寒波のせいで寒い日々が続きますが、いよいよイチゴの季節の本番。あのキラキラ真っ赤な色が嬉しいです。 『吾輩は猫である』の中には、苦沙弥先生がひと月に8缶のジャムを舐めていたというくだりがあります。甘党だった夏目漱石は、ジャムが大好きだったのだそうです。『漱石、ジャムを舐める』(河内一郎/著)では、当時のジャムについて詳しく書かれているのですが、ここでいう「ジャム」は杏でもなくリンゴでもなく「イチゴのジャム」に間違いないそうです。 私も大のジャム好き。特にイチゴジャム。漱石のように、ひと月に8缶もの量は食べませんが、3〜4瓶くらいは空けると思います。市販のイチゴジャムではやはり甘さが気になり、手作りするようになりました。手作りジャムは、甘さ控えめ、レモン多め、少しゆるめ。自分好みのジャムに仕上げます。嬉しいことに、私の住む静岡はイチゴの生産が盛んで、自宅から車で少し行ったところにイチゴ農園があり、朝摘みイチゴを買うことができます。ジャム用のイチゴも箱売り。たくさん買ってジャムを作り、イチゴのない季節にも作れるように、冷凍イチゴにして保存もしておきます。 私のイチゴジャムの作り方は、いたってカンタンです。イチゴ300g、砂糖80〜90gくらい、レモン汁1/2〜1個分。耐熱ガラスのボウルに材料を入れて、レンジで10分。取り出して、アクを取りかき混ぜて、もう一度レンジで5~6分くらい。様子によってレンジ時間を追加します。取り出したら、スプーンの背でイチゴを粗めに潰して出来上がり。保存食というより、短い期間で食べ切るフレッシュジャムみたいな感覚です。このジャムがあると、朝食が楽しみで楽しみで。 赤いペーパーナプキンとガラスコップで小さな赤いアレンジも 朝のテーブルに、手作りイチゴジャムと、厚切りの食パン、フレッシュな真っ赤なイチゴ、目玉焼きとサラダ、そうそうコーヒーも。 そこへ、赤い小さなアレンジを添えます。鮮やかな赤い花で、パッと目が覚める気がします。 小さなアレンジは、マグカップやガラスコップで十分です。ガラスコップなら、赤いペーパーナプキンを巻いて赤い器に。ラナンキュラスなど3~4輪を短めに入れるだけで、カンタンにレッドなアレンジになります。 赤い花にエネルギーをもらって、元気よく朝の時間を楽しみましょう! Credit 写真・文/海野美規(Unno Miki) フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 https://www.annegarden.jp/




















