ブルーベリーの枝と木に咲く花の、梅雨の季節のアレンジ
雨の日が続いて憂鬱になりがちな梅雨ですが、植物たちが生き生きと茂る季節でもあります。フラワー&フォトスタイリストの海野美規さんが作るのは、この時期に実りの時を迎えるブルーベリーに、アジサイやクチナシなど梅雨の花を合わせた季節感あふれるアレンジメント。じっとりとした湿度を忘れさせるような爽やかなアレンジをお部屋に飾ってみませんか?
目次
ブルーベリーの季節

梅雨の季節。雨が降り続くと少し憂鬱な気分になりますが、この時期は、美味しい果実がたくさんありますから、あぁ〜この季節も好きだわ〜と思います。
植物も、実の付いている枝物、ブルーベリーやブラックベリーなどがフラワーショップの店頭に並びます。見かけた時はぜひ、果実の枝物のアレンジをしませんか? この季節にしかできないフラワーアレンジメントが楽しめます。

今回はブルーベリーの枝物を選びました。合わせるのは、アジサイとクチナシ、木に咲く花にしました。梅雨どきらしい組み合わせです。
ブルーベリーの枝は、量によって雰囲気の違うアレンジになります。多めにしてワイルドに。または、アジサイの花を多めにして、ブルーベリーは脇役にしても。

もっと簡単に、ガラスのフラワーベースにブルーベリーの枝を入れただけの花活けもいいですね。シンプルで初夏らしい装いです。

アレンジメントに使った花

- ブルーベリー 2〜3本
- アジサイ(白)1〜2本
- アジサイ(青)2〜3本
- アナベル(緑)1〜2本
- クチナシ 1〜2本

器は田舎風なヤナギのバスケットを選びました。サイズは、横22×奥行18×高さ15cmです。底は半円形、背面は平ら、前面は丸くカーブしています。3本の脚が付いていて、ジャガイモやリンゴなど、収穫したものを入れる「農家のかご」という雰囲気が、ちょっと素敵なバスケットです。
アレンジメントの手順
- バスケットの中にプラスチックなどのカップ「落とし」を入れて水を入れます。

- ブルーベリーの枝を全体に入れます。

- ブルーベリーの枝の間に花を入れていきます。
クチナシ→白アジサイ→青アジサイ→アナベルと入れました。

完成!

花も枝物ですので、茎の細い繊細な草花と違って、気を遣うことなくザクザク入れて大丈夫です。

先に入れたブルーベリーの枝が、ちょうどよい花留めになってくれます。

アジサイ、’アナベル’はカットしてすぐに深水(たっぷりの水)につけて、しっかり水揚げしてからバスケットに活けましょう。もし水が下がってしまったら、また深水(桶などにどっぷりと)に入れてしばらくすると、水が上がります。

ブルーベリー、鳥にも少し…

ウメ、ビワ、モモ、プラム、チェリー、ブルーベリー、いろいろな果実がたくさん揃う季節。色も鮮やかで、美味しく、フルーツ好きには嬉しい季節ですね。庭で栽培されている方も多いのではないでしょうか。

実家の庭の小さなブルーベリーの木も、可愛い実をたくさんつけています。去年は収穫間近のタイミングで、鳥たちに先を越されてしまいました。「そろそろ収穫できるね~。楽しみね〜」という私たちのおしゃべりを、鳥はどこかで聞いていたのでしょう。全部食べられてしまいました。全部といっても、それほどの量ではないのですが、鳥が食べたら、きっとお腹いっぱいになったのではないかと思います。
今年は父が網をかけました。うきうきとブルーベリーを楽しみにしている鳥のことを思うと、ちょっとかわいそうです。収穫した後は、鳥たちにも少し残しておきたいと思います。

Credit
写真・文/海野美規(Unno Miki)
フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。
https://www.annegarden.jp/
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