うんの・みき/フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。
海野美規 -フラワー&フォトスタイリスト-
うんの・みき/フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。
海野美規 -フラワー&フォトスタイリスト-の記事
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アレンジ

新年のお祝いに! 縁起物のゴヨウマツとセンリョウで作る簡単&モダンなお正月アレンジメント
お正月のアレンジ 今年も残りわずかとなり、街は慌ただしくも華やかな年末の空気に包まれてきました。新しい年を迎えるためのお正月準備は万端ですか? 今回は、古くから縁起物として愛されてきたゴヨウマツとセンリョウという伝統的な素材を使いながら、食卓や玄関をモダンに彩るアレンジのアイデアをご紹介します。マツの力強い緑とセンリョウの実の鮮やかなコントラストを活かした、シンプルでコンパクトな「ゴヨウマツとセンリョウのモダンアレンジ」です。 ゴヨウマツとセンリョウは縁起のよい植物 このアレンジメントに使われる植物は、見た目の美しさだけでなく、それぞれに新年にふさわしい深い意味が込められています。 ゴヨウマツ(五葉松) 古くから「不老長寿」の象徴とされ、お正月飾りに欠かせない存在です。 葉が5枚で1束となっていることからついたゴヨウマツという名は、「御用を待つ」にも通じ、商売繁盛の願いも込められます。 力強い緑は、冬の寒さに耐える生命力を表し、一年間の健康と発展を願います。 センリョウ(千両) 鮮やかな赤い実と常緑の葉が特徴で、その名のとおり「財産」や「富」を象徴する縁起物です。 実を葉の上に乗せてつける姿が、財を蓄える様子にたとえられ、金運・商売繁盛の願いが込められています。 重箱を使ってお正月らしく 重箱を器として使うことで、通常のフラワーアレンジメントとは一味違ったアレンジを楽しめます。 重箱はハレの日の象徴であり、おせち料理を詰める器として使われることが多いですね。その器をアレンジに用いると、一気に格調高いお正月の雰囲気に。また、食卓を彩るテーブルアレンジとしてだけでなく、リビングのテーブルやサイドテーブルに飾る際にも、コンパクトでどんな場所にも飾りやすいサイズです。 こうしたアレンジには、漆塗りの本格的な重箱を使うのはもったいないと思われるかもしれません。そんなときは、今回利用するような、プラスチック製の蓋付き2段の重箱風の器もおすすめ。カジュアルなキッチングッズのお店での取り扱いが多いようです。このような重箱風な器だと安心して気兼ねなく使えます。 新年にふさわしい黄色いセンリョウ(キミノセンリョウ) 一般的にセンリョウというと、鮮やかな赤い実を思い浮かべますが、その色違いの品種として黄色い実をつけるものがあり、これは「キミノセンリョウ(黄実千両)」と呼ばれます。 赤いセンリョウは「富」を象徴しますが、黄色いセンリョウは、その色が黄金(こがね)色に通じることから、特に縁起がよいとされています。 金運・財運の上昇:まさに黄金を連想させる色であるため、「財産」や「金運」をさらに強く願う意味が込められています。 明るさ・希望:赤実とはまた違った明るく軽やかな印象で、新しい年を明るく迎える希望の象徴とされます。 古くは、お正月飾りの生け花として、松にはキミノセンリョウを、梅には赤いセンリョウを組み合わせるのが一般的であったという記録もあります。 この季節は赤い実が目立ちますが、キミノセンリョウの清々しい黄色の実は格別の魅力を放っています。 その鮮やかな色彩は、まるでキンカンやミカンといった柑橘類を思わせるようで、空間に軽やかで爽やかな印象をもたらします。たしかに「金運アップ」の縁起物として注目されがちですが、それだけでなく、黄色の実は新年にふさわしい明るく清々しい可愛らしさも持ち合わせていますよね。私はこのキミノセンリョウがとても好きです。 お正月アレンジに用意するもの ゴヨウマツ キミノセンリョウ(黄色) センリョウ(赤) 重箱風のプラスチックの器(2段) 吸水性スポンジ カラーサンド(黄緑色) 今回のアレンジでは、フラワーアレンジ用資材のカラーサンドを花留めに使います。カラーサンドよりももう少し大きめな粒の白い石を使ってもいいですね。 アレンジの手順 1. 器の1段に事前に十分に水を吸わせた吸水性スポンジを敷き詰めます。 2. もう1段には、カラーサンドを敷き詰めて、水を入れます。 3. 吸水性スポンジを敷いた1の器に、6~7cmくらいにカットしたゴヨウマツを垂直に挿していきます。 4. センリョウをアクセントになるように入れます。 5. カラーサンドを入れた2の段の上に少しずらして重ね合わせ、できたスペースにセンリョウを入れます。 出来上がり! ゴヨウマツの剪定枝を使って粋なエコ・アレンジ 今回のアレンジメントに使ったゴヨウマツの枝は、特別なものではなく、じつは、年末恒例の実家庭の手入れで植木屋さんに剪定していただいた際の、切り落としを集めたもの。 折よく作業中に立ち会えたときは、お願いして形がよい枝を選んでいただくことができますが、すっかり作業が終わった後の場合は、掃き残された短い切り枝を拾い集めることもあります。大きな枝は残っていませんが、この重箱に敷き詰めるアレンジには、短い枝や葉が密集した部分があれば十分です。 本来であれば廃棄されてしまう残り物の枝を無駄なく集めることで、重箱アレンジを作り上げることができました。庭の恵みを最大限に生かした、愛着の湧くお正月飾りです。
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暮らし

寒がりシニア犬の冬支度! おすすめヤギミルクパウダーの活用と防寒着で寒さ対策
シニア犬の寒さ対策 師走を迎え、今年もいよいよ本格的な冬の寒さとなりました。 我が家の柴犬あんは間もなく12歳を迎えるシニア犬。厳しい寒さは体温調節能力が衰えがちなシニア犬にとって大敵です。 寒がりのあんは、朝はぬくぬくのお布団からなかなか出てこられず、散歩に出ればブルブルと震えてしまうほど。そんな愛犬の姿を見ると、飼い主としては胸が痛みます。 愛犬たちが、この冬を寒さに震えることなく、温かく快適に過ごせるように、 身体の中から温める「食事の工夫」と、寒さからしっかり守る「適切な防寒対策」を考えてみました。 身体の中から温める! おすすめヤギミルクパウダー 温かい食事は、消化吸収を助け、体温を上げる効果が期待できます。食欲が落ちがちなシニア犬の嗜好性アップにもつながります。そこで、ヤギミルクパウダーを活用して、暖かいミルクシチューを作ってみてはいかがでしょう。 ヤギミルクパウダーは、特にシニア犬や体力の衰えた犬にとって非常に有用な栄養補助食品として知られています。 ヤギミルクのメリット 1)消化吸収に優れている ヤギミルクの脂肪球は牛乳の約1/6と非常に小さいため、膵臓の消化酵素(リパーゼ)の働きで素早く分解され、胃腸への負担が少なくスムーズに吸収されます。シニア犬や胃腸が弱い犬に適しています。 また、牛乳に多く含まれ、下痢の原因となりやすい乳糖(ラクトース)の含有量が少ないため、牛乳でお腹を壊しやすい犬でも比較的安心して与えることができます。 2)栄養価が高い 牛乳の約20倍のタウリンが含まれているといわれています。タウリンは犬の心臓機能のサポートや、視力や脳の発達維持に必要な栄養素です。 そして、カルシウム、ビタミン(A, D, B群)、微量元素(鉄、亜鉛、銅など)が豊富に含まれており、免疫力の維持や骨・歯の健康、皮膚・被毛の健康維持に役立ちます。 3)アレルギーのリスクが低い 牛乳のアレルギーの原因となりやすいタンパク質「αS1カゼイン」が非常に少ないため、牛乳アレルギーの犬の代替ミルクとして利用されることがあります。 4)水分・栄養補給 夏バテや食欲不振、体調不良で固形物を食べたがらないときでも、水分と同時に栄養を効率よく補給できます。飲水量が少ない犬の水分補給の促進にも役立ち、尿結石などのリスク軽減にもつながります。 犬用ヤギミルクパウダーの使い方と注意すること ヤギミルクパウダーは、水分補給や嗜好性の向上など、目的に応じてさまざまな使い方ができます。 基本的な使い方は、 ぬるま湯で溶かす フードにふりかける 手作り食に混ぜる など。 どの方法でも簡単に使うことができ、開封後の保存方法さえ注意すれば、いつでも使える便利な食材です。 ヤギミルクパウダーの注意点 ヤギミルクパウダーは栄養豊富なため、与えすぎるとカロリーオーバーや主食を食べなくなる原因となります。パッケージに記載された給与量を守り、愛犬の体重や運動量に合わせて調整しましょう。 また、ヤギミルクパウダーには人間用のものも販売されています。 多くの商品で、人間用とペット用で成分や内容物が同じである場合が多く、「人間用としても、ペット用としても使える」と記載されている製品もよく見られます。ただし、パッケージや添加されている栄養素(例:カルシウム強化など)が異なる場合もあるため、人間が犬用のものを、または犬が人間用のものを利用する場合は、必ず成分表示を確認し、添加物や塩分などが犬にとって問題ないか確認しましょう。特に犬に与える場合は、無添加・無調整のものが最も安全です ヤギミルクパウダーで! 温かシチューの作り方 ヤギミルクパウダーを使って、野菜と鶏肉のシチューを作ります。 <材料> 鶏ササミ 50g コカブ 50g カリフラワー 50g ハクサイ 30g 水 100〜150ml ヤギミルクパウダー 5g 水(ミルクを溶かすため) <作り方> 1. 野菜を食べやすい大きさにカットします。 2. ヤギミルクパウダーを少量の水で溶いておきます。 3. お鍋に、野菜とササミ(そのままの大きさで)と水を入れて火にかけます。 4. 野菜が柔らかく、ササミもしっかり煮えたら、ヤギミルクパウダーを少量の水で溶いて入れます。 5. 全体をよく混ぜて出来上がりです。 食べやすい温度に冷まし、食べやすい大きさに肉を割いて与えてください。 愛犬を守る防寒着 数年前、あんのかかりつけの病院の先生から、屋内と屋外の温度差のヒートショックに注意するようにアドバイスされました。 服を着るのも有効とのことで、我が家のルールとして、朝夕の散歩の時に外気温が8℃以下なら保湿性に優れた犬用発熱Tシャツ、5℃以下ならば黄色のダウンベスト、もっと低い場合は、これらを重ね着すると決めています。 犬用の服についてですが、関節が弱くなっているシニア犬にとって、無理な姿勢での着脱は負担が大きいです。伸縮性のある素材のものや、マジックテープやスナップボタンで簡単に着せられるものがやはりおすすめです。また、重い服は動きの妨げになり、体力を消耗させます。軽くて動きやすい保温性の高い素材を選びましょう。 この季節の散歩道、防寒着をしっかり着込んだワンコたちとすれ違います。どの犬も、おしゃれで暖かそうで可愛らしいです。 以前、古い考えの私の父は、「犬には自前の上等な毛皮がある。服など不要だ!」と、頑なに持論を曲げなかったのですが、あんがあまりにも可愛いのでしょうか、それとも父自身が年を重ねて寒がりになったからでしょうか、今では、あんが散歩に出かける時間になると、誰よりも率先して「服を着せる係」を買って出てくれるようになりました。何やら、あんに話しかけながら、手際よく発熱Tシャツを着せています。その様子に思わず笑みがこぼれます。
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植物の効能

寒い季節に“ほっとする”リンデンティー。愛犬にもできるやさしいケア&手作り肉球バーム
風邪の季節にリンデンのハーブティーを 空気が乾燥し、体調を崩しやすい風邪の季節。忙しい日々の中で、心身を優しく労わる時間を持つことは何より大切ですね。そんなときに、フランスで「病気知らずの木」と呼ばれることもある、リンデン(西洋菩提樹)の花を使ったハーブティーはいかがでしょうか。 リンデンティーは、ほんのりとした優しい甘さが特徴で、ハーブティー初心者の方にも飲みやすいおいしい味わいだと思います。 マグカップから立ち上る湯気を吸い込むと、繊細な蜜のような香りが鼻を通り抜け、まるで深い森の中にいるような安らぎを感じられます。この瞬間の穏やかなティーブレイクは、単なる水分補給ではなく、身体の緊張をほぐし、ストレスから解放してくれる大切な時間となります。 初夏に咲く、リンデン(西洋菩提樹)の花。Valentyn Volkov/Shutterstock.com リンデンの効能 リンデンの花に含まれる成分は、特に寒い季節に嬉しい効果が期待できるとされています。 鎮静作用:イライラや不安を和らげ、リラックスして睡眠をサポート。ゆっくり休みたいときのティーとして親しまれています。 発汗作用:温かいリンデンティーを飲むことで、身体を内側から温めます。発汗を促す作用も期待でき、熱っぽいときや、季節の変わり目のセルフケアにも親しまれています。 粘液質による喉のケア:喉や呼吸器系の粘膜を優しく保護する働きがある粘液質の1種(アラビノガラクタン)が含まれています。 風邪の季節にリンデンティーを日常に取り入れることで、身体を内側から温め、優しく守ることができます。お気に入りのカップで、リンデンの香りと優しい甘さを楽しみながら、贅沢なティーブレイクを過ごしてみませんか。 リンデンを愛犬にも活用 リンデンティーの飲み残しは、愛犬の散歩の後の肉球や足のケアに活用できます。 私は、散歩に出かける前に、ティーバッグを桶に入れ、お湯を入れて準備をしておきます。散歩から戻ったら、リンデンティーをタオルに含ませて、愛犬あんの足や体全体を拭いています。 リンデンには保湿作用もあるとされ、乾燥しがちな犬の肉球に潤いを与える効果や、ほのかな優しい香りで愛犬をリラックスさせる効果も期待できるということです。 リンデン入り肉球バームを作ろう リンデンの成分を閉じ込めて、乾燥が気になる季節に肉球をケアするためのバームを作りましょう。 リンデン入り肉球バームは2ステップで作ります。 ステップ1リンデン浸出油(インフューズドオイル)を作る まず、リンデンの有効成分をホホバオイルに抽出します。 <材料> リンデンフラワー 大さじ1 ホホバオイル 大さじ1 <作り方>(湯せん法) 準備:ホホバオイルと乾燥リンデンの花を耐熱性のガラスボウルに入れます。 2. 湯せん:鍋に少量の水を入れ、弱火にかけます。ガラスボウルを鍋にセットし、オイルを温めます。【ポイント】湯せんの温度は60〜70℃の低温を保ちます。高温にしすぎるとハーブの成分が損なわれるため、優しく温めてください。 3. 抽出:弱火のまま約30分〜1時間ほど湯せんを続け、リンデンの成分をゆっくりとオイルに抽出させます。 4. 濾す:湯せんから下ろし、オイルが冷めないうちに清潔な布やコーヒーフィルターを使ってリンデンの花が残らないように濾し取ります。 これで「リンデン浸出ホホバオイル」の完成です。 インフューズドオイルの主な作り方には、2つの方法があります。 温浸法(湯せん法)- 短時間で作りたい時はこの方法が便利 冷浸法(自然光法)- ゆっくり成分を抽出したい時に〇オイルとハーブを瓶に入れ、直射日光の当たらない窓際などに置き、数週間(2週間〜1カ月)かけてゆっくりと自然の力で成分を抽出します。 今回は、温浸法(湯せん法)で作りました。 ステップ2バームを仕上げる ステップ1で作った「リンデン浸出ホホバオイル」を、バームの材料として使います。 <材料> ミツロウ 約15g シアバター 約15g リンデン抽出ホホバオイル 約15g <作り方>(湯せん) 1. 溶かす:湯せん用の鍋を用意し、耐熱容器にミツロウとシアバターを入れ、完全に溶かします。 2. 混ぜる:ミツロウとシアバターが溶けたら、火から下ろし、リンデン浸出ホホバオイル(大さじ1)を加えてよくかき混ぜます。 3. 注ぐ:すべての材料が均一に混ざったら、すぐに清潔な容器に注ぎ入れます。 4. 冷やし固める:蓋を開けたまま動かさずに冷やし固めて完成です。 肉球のケアに手作りのリンデンバームを活用。 ※犬の体質によって合わない場合がありますので、まずは少量から試しましょう。舐めてしまう犬や持病のある犬、高齢犬は獣医師に相談すると安心です。 シニア犬、朝の散歩の前に 私と愛犬あんは、夜明けとともに散歩に出かけます。冬の早朝は、冷たく澄み切った張り詰めた空気が快いものです。しかし、この心地よさは同時に、シニア犬にとっては厳しい環境でもあります。愛犬が年を重ねると、体温調節能力や筋力が低下するため、寒さ対策とペース配分がより大切になってくると感じます。 シニア犬は少しの寒さでも寒くて震えることが多くなります。我が家の柴犬あんも、朝ベッドから起きてすぐに外に出ると、ガタガタ、ブルブル、音が聞こえてきそうなくらいに震えます。震えることによって熱を発生させる「シバリング」という正常な行動*ではあるそうなのですが、震えているのを見ると、こちらまでいっそう寒くなってしまいます。嫌がらないのなら、首元からお腹、背中までをしっかり覆う、保温性の高いウェアを着用させましょう。特に心臓に近い体幹を冷やさないことが重要です。 また、朝は関節が固まりやすく、急な動きは負担になります。準備運動として、玄関先で軽く体を撫でたり、マッサージをしたりして、関節を温めるイメージで体を慣らしてから出かけるとよいようです。 若い頃のようなスピードや距離は求めず、犬のペースに合わせてゆっくりと。かくいう私も、あんと同じような年齢です。暖かくして準備をして、朝の清々しい時間を一緒に楽しめたらいいと思っています。 *シニア犬の震えの原因には寒さだけではなく、内臓疾患などいろいろな病気によって引き起こされるものがあります。
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アレンジ

不器用さんでも失敗しない! 挿すだけで“プロ級”クリスマスリースの作り方
クリスマスシーズン到来! Victoria Kurylo/Shutterstock.com フラワーショップの店頭に、鮮烈なポインセチアの赤や、可憐なシクラメンが並び始めると、いよいよ華やかなクリスマスシーズンの到来を感じますね。「今年はどんなクリスマスの飾りにしようかな?」と、頭の中でイメージを膨らませる時間は、クリスマス準備の中で最も心躍るひとときではないでしょうか。 クリスマスには、生花ならではの生命力を取り入れたリースを飾りませんか? 今年は、深いグリーンの中に、新鮮なヒメリンゴと赤い実をふんだんにあしらって、王道のクリスマスカラーのみずみずしい華やかリースを作ることにしました。 玄関に飾って、フレッシュな香りと素材の輝きを楽しみましょう。 王道クリスマスカラーで! フレッシュなクリスマスリース 今回は緑×赤の王道カラーで、トラディショナルなクリスマスリースに仕上げましょう。 リース全体を覆うのは、モミやヒムロスギといった深いグリーンの常緑樹。そして主役は、真っ赤なヒメリンゴとウィンターベリー、ヒペリカムといった赤い実です。 ヒメリンゴ:コロンと可愛らしいサイズのヒメリンゴは、まさにクリスマスの象徴。そのフレッシュな赤が、リースのグリーンの中でひときわ目を引く主役になります。 赤い実(ウィンターベリー 、ヒペリカムなど):小さな赤い実を枝ごと使うことで、動きを出すことができます。 玄関に飾れば、ヒメリンゴのほのかな甘酸っぱい香りとフレッシュグリーンの香りが、一層クリスマス気分を高めてくれます。自然素材ならではの贅沢なリースで、心ときめく季節を迎えましょう! ワイヤーワークが苦手な方におすすめのオアシスリング リース作りは好きだけど、「ワイヤーを巻く作業がどうにも苦手…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。繊細なワイヤーワークは時間も手間もかかり、特に初心者の方にはハードルが高いかもしれません。 そんな方には、吸水性スポンジでできたリースの土台(オアシスリング)を使うのがおすすめです。 アレンジメントのように、スポンジに直接花材を挿していくだけでOKですし、ワイヤーで縛る手間がないため、早くきれいに形が完成します。また吸水性スポンジなので、生花やフレッシュなグリーンを使いたい場合も水分を補給でき、みずみずしさを長く保てます。 クリスマスリースの材料 リース型吸水性スポンジ(オアシスリング) 直径25cm ヒムロスギ 5本 ユーカリ 2本 ヘリクリサム 5本 ヒペリカム 6本 ウィンターベリー 2本 ヒメリンゴ 8個 松ぼっくり 8個 麻紐 事前に土台となるリングの紐通しの部分に、麻紐をつけておきましょう。 ワイヤー フェイクのリンゴでもOK! strelka/Shutterstock.com フレッシュな材料にこだわりたいのはやまやまですが、ヒメリンゴは1カ月も飾っておくと、シワシワになったりカビたりしてしまうこともありますよね。暖かい部屋に置いておくと、なお心配です。 そこで、ヒムロスギやユーカリ、ウィンターベリーなどはフレッシュな生花を使い、ヒメリンゴはフェイクを使うというのも1つのアイデアです。 フェイクのリンゴは、本物と見間違うほどよくできています。その上、発泡スチロールなので軽い! テーブルリースで平置きにする場合はよいのですが、ドアに吊す場合は、できるだけ軽く仕上げたいので、軽いフェイクのリンゴは重宝します。 香りを楽しむために、2、3個はフレッシュなヒメリンゴを、あとはフェイクにするというのもよいかもしれません。軽くて傷まないフェイクリンゴ、おすすめです。 クリスマスリースの作り方 1. リース型吸水性スポンジに水を含ませます。その際、たっぷりの水の中にポンと入れて、ゆっくり浸水するのを待ちましょう。 2. ヒムロスギを10cmくらいにカットします。 3. スポンジの面から斜め30°くらいの角度で、カットしたヒムロスギを挿していきます。 ポイント まずはリングの上面に1周ヒムロスギを挿し、同様にリングの外側→リングの内側の順に、それぞれ1周挿していきます。その際、すべて同じ方向に挿していくのがポイント! まずは上面に1周挿します。 上面を挿し終わったら外側を。 最後に内側にも挿します。枝の向きを揃えて挿しましょう。 4. ヒムロスギでリースのベースができたら、ユーカリ、ヘリクリサムを入れます。 5. ヒペリカム、ウィンターベリーといった赤い実ものを入れます。 6. ヒメリンゴの下に竹串を刺して、ヒムロスギの間に入れます。 7. 松ぼっくりを入れます。松ぼっくりは、安定するようにワイヤリングして入れるのがおすすめ。ワイヤーをマツボックリの根元近くに引っ掛け、ワイヤー同士をねじるなどして足をつければ、スポンジに挿すことができます。 出来上がり! クリスマスカラーの意味 クリスマスを象徴する緑と赤の鮮やかなコントラストは、単なる色の組み合わせではなく、古代から受け継がれてきた深い意味を持っています。 *生命の源としての「緑」 ヨーロッパの厳しい冬において、葉を落とさずに1年中緑を保つ常緑樹(モミやヒイラギなど)は、「生命の源」そのものを意味します。これは、冬の寒さや闇が続いても、春が必ず来て生命が再生するという、永遠の希望の象徴です。 *太陽と炎の力強い「赤」 赤は、人々に暖かさを与える太陽の光や、集いの場となる焚き火の炎を表します。古代のヨーロッパでは、太陽の力が最も弱まる冬至祭に、常緑樹を飾り、焚き火を焚くことで、太陽の復活を願う大切な儀式が行われていました。 「緑」と「赤」は、この冬至祭に欠かせない要素であり、現代のクリスマスへと受け継がれたのだそうです。 そして、現代のクリスマスツリーを彩るイルミネーションは、この焚き火の炎が変形したものなのだとか。暗い冬に光を灯し、希望と暖かさを呼び込むという願いが、現代では電飾のきらめきへと姿を変えたのです。 クリスマスカラーの緑と赤は、冬の闇を打ち破り、生命の希望と暖かな光を呼び戻すという、人々の切なる願いが込められた歴史的な色彩ということなのです。 Nathapon Triratanachat/Shutterstock.com そう思って、改めて駅ビルの巨大なクリスマスツリーを見上げると、その輝きに一段と深みを感じます。 キラキラと煌めく無数のイルミネーションは、ただ美しいだけでなく、人々が最も多く集う場所を明るく照らしています。この光景はまさに、遥か大昔のヨーロッパで、冬の闇を打ち破るために人々が集い、生命と希望の象徴である常緑樹の周りで、焚き火の炎に照らされていた夜の光景を彷彿とさせます。 現代のツリーの輝きは、時を超えて、あの頃と同じように多くの人々の心を明るく照らしているのかなと思いを巡らせるのです。
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寄せ植え・花壇

愛犬と一緒に作るクリスマスの寄せ植え 寄せ植えアイデア&冬に楽しむコツ!
愛犬と一緒に秋のガーデニングシーズン 心地よい秋風が吹き、いよいよ秋の園芸シーズンの到来です。 秋の庭仕事に、豊富なカラーと植物の組み合わせが楽しい寄せ植え作りに挑戦して、贅沢な時間を過ごしませんか。 気持ちのよい秋の陽気に誘われて、いつも寝てばかりの愛犬あんも、珍しく庭での作業に付き合ってくれています。 私の手元を覗き込んだり、足元で寝転んだり、邪魔をする名人ですが、隣にいるだけで作業が何倍も豊かな、心和むひとときになります。 クリスマス風寄せ植えの組み合わせアイデア3つ 今の時期は、秋から冬、さらに来年の春に向けて、長く咲き継ぐ花苗が揃う季節。ぜひいろいろな組み合わせの寄せ植えを試してみたいですね。今回ご紹介するのは、クリスマス風の寄せ植え。冬を越し、来年の春まで楽しめる寄せ植えで、クリスマスの準備を始めませんか? クリスマス風にするなら、クリスマスツリーのようなコニファーをメインに、合わせる植物で雰囲気を変えるのがおすすめです。植物の組み合わせのアイデアには、次のようなものがあります。 アイデア1<定番のクリスマスカラー> 最もクリスマスの雰囲気が出るのは、緑・赤・白の定番の色。 コニファー・ゴールドクレスト……緑 ガーデンシクラメン、チェッカーベリーなど……赤 ビオラなど……白 アクセントとして、アイビーやワイヤープランツなど垂れ下がるもので動きを出しましょう。 アイデア2<ホワイト系の植物と> 雪を思わせる白やシルバーの植物を使って、洗練された雰囲気に。 コニファー・ブルーアイスなどのシルバーがかった品種 シロタエギク、ヘリクリサムなどのシルバーリーフ ビオラ、パンジー、アリッサム など、白系の植物でまとめます。 アイデア3<シックな色と質感で> コニファーを使わないタイプも一案。深みのある色合いやメタリックな質感で、落ち着いた雰囲気に。深みのある色で統一することで、グッと引き締まった、洗練された印象にまとめましょう。 ハボタン……光沢のある黒や濃紫など。フリンジ咲きタイプもおすすめ ビオラやパンジー……黒、ボルドー色など もちろん、ここにコニファーをプラスしてもいいですね。 寄せ植えの苗は、ゆったりorぎゅうぎゅう? 寄せ植えを作る際は、花苗が成長した姿を想像して「株間はゆったり」というのが定説です。でも、株間を取って植えると、植え付け直後はスカスカで寂しい感じになってしまいますね。どのくらいの株数を合わせるのか迷うところなのですが、季節や植物のフォルムによって、株数を決めましょう。 例えば、パンジーなどは、もりもりの春の姿を想像して植え付けを。春から夏に作る寄せ植えの素材は、サフィニアやロベリアなど、株が広がるタイプが多く成長も早いので、ゆとりをもって植えるとよいでしょう。 一方、秋から冬の寄せ植えによく使われるガーデンシクラメンやハボタン、プリムラ・ジュリアンなどは、あまり株が広がらないので、少々密に、一見ぎゅうぎゅうに窮屈そうに見えるくらいの株数を合わせても大丈夫です。冬は植物の成長が遅いので、株間を詰め、作った直後から楽しめる形で植え付けるのがおすすめです。 実践! クリスマスの寄せ植え2種を作ってみよう それでは、一足早くクリスマス風の寄せ植えをしてみましょう。 今回は、コニファーの寄せ植えと、ハボタンのハンギングタイプの寄せ植えの2種類を作ることにしました。 コニファーの寄せ植え 中心に、鮮やかなライムグリーンが美しいコニファー・ゴールドクレスト。その株元には、可憐なニュアンスカラーのビオラを合わせました。 作ってすぐはまだ花数が少なく、少し色合いが寂しいようではありますが、ビオラが大きく育って花をたくさん咲かせると、清楚で華やかな雰囲気になります。 シックなハボタンのハンギングタイプの寄せ植え ハンギングバスケットは、壁やフェンスなどにかけて、空中に吊り下げることができる寄せ植えです。目線の高い位置に草花を飾ることで、スペースを有効活用できます。 マンションのベランダで楽しむ場合は、吊すことが難しかったりしますので、スタンドを使って飾る方法もあります。土を使って植え込むとかなりの重量になるので、吊すより低い位置に置くほうが安心です。 この寄せ植えには、渋い色のハボタンとシロタエギク、白いビオラとアリッサム、そして差し色にピンクのプリムラを合わせました。こちらは、主に秋から冬にかけて楽しむ寄せ植えなので、株間を詰めてぎゅうぎゅう気味に作りました。 犬は一緒に仕事をするのが好き? 多くの犬は、飼い主のそばにいることが大好きです。それが「仕事」という状況であっても、一緒にいる時間に喜びや安心を感じるようです。 群れで暮らしてきた犬は、家族(群れのメンバー)と一緒にいることで安心感を覚えます。大好きな飼い主がそばにいることは、最も安心できる状態です。また、犬は飼い主の動きや表情をよく観察しています。体を寄せたり、静かにそばで寝ていたりするのは、「そばにいたい」という愛情表現や甘えのサイン。仕事をしている飼い主さんのそばにいることで、コミュニケーションを取っているのではないでしょうか。 そして、飼い主のそばにいれば、おやつをもらえるチャンスがあったり、撫でてもらえる休憩時間があったり、散歩に連れて行ってもらえるなど、「自分にとっていいこと」が起こるかもしれないという期待を抱いているかもしれませんね。 もちろん、独立心が強く、一人の時間を好む犬もいるかもしれませんが、多くの犬にとって「飼い主と一緒にいる時間」は、場所や状況にかかわらず、幸せな時間であると言えるのではないでしょうか。 我が家の愛犬あんの場合、庭仕事は彼女の「仕事」ではないのですが、何やらとても忙しそうです。私たちと一緒になって、何か作業することは、お手伝いをしていると思っているのでしょう。少々邪魔で私の仕事が捗らなくても、あんにとっても私にとっても大切な時間です。
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アレンジ

秋の暮らしを彩る“黄色いバラ”のアレンジ実例|おうちで簡単にできるシックなフラワーアレンジ
秋バラで楽しむ、大人シックなフラワーアレンジ 日ごとに秋らしさが深まり、いよいよ秋バラが美しい季節ですね。 澄んだ空気の中、ひときわ鮮やかな明るいイエローのバラをメインに、温もりを感じる秋のアレンジメントを楽しみませんか。 今回のアレンジに使ったバラ‘カタリナ’は、黄色1色でシンプルですが、コロンとしたカップ咲きの花形なので、柔らかで華やかな印象になります。そのバラに、スモーキーなグリーンが美しいユーカリと、アクセントとして赤茶色のワレモコウを添えました。ユーカリのほのかな香りが、落ち着いた気分にさせてくれます。 アレンジに使った花 バラ(カタリナ) 10本 ユーカリ 2本 ワレモコウ 1~2本 アレンジの器には、チョコレート色をチョイス。落ち着いた色味の器で、シックにまとめましょう。 秋バラアレンジの作り方 1. 器に水を入れます。直接水を入れられない器の場合は、中にプラスチックなどの容器(落とし)を入れて使います。 2. ユーカリを器全体に入れます。このユーカリが花留めの役割を果たします。 器の前面に飛び出すように入れたり、左右のどちらかに寄せたりなど、ユーカリの入れ方次第で全体のフォルムがだいたい決まります。 3. ユーカリの間に、バラを入れます。 バラは高低差をつけて、デコボコになるように入れましょう。 4. ワレモコウを少し長めに飛び出すように入れて、出来上がり。 テーブルにぴったりのミニサイズアレンジでも! 同じ花材で、かわいいミニサイズバージョンのアレンジメントも楽しめます。こちらの器には、同じくチョコレート色の紅茶缶を使い、小さくまとめました。 小ぶりなサイズなので、テーブルに飾るアレンジにどうぞ。 バラ(カタリナ) 3~5本 ユーカリ 1本 ワレモコウ 1本 バラのトゲを取る方法 バラを楽しむためにどうしても避けられないのが、トゲの処理です。バラは好きだけど、トゲが……と思う方も多いのではないでしょうか。 私も水揚げをしているときにトゲが刺さり、とても痛い思いをしたことが何度もあります。トゲが刺さると、後々まで痛みが残りますよね。バラのトゲはけっこう強力です。 水揚げやアレンジ中にケガをしないためにも、事前のトゲ処理が大切です。バラのトゲを処理するには、次のような方法があります。 <大きめのトゲが少量付いている場合> ハサミでトゲの先端をカットする 手でトゲをつまんで取る <大きなトゲと細かいトゲがたくさん付いている場合> トゲ取りグッズを使う 安全で便利なトゲ取りグッズ 厄介なバラのトゲを処理するために、バラの茎を挟んで軽く引き下ろすだけでトゲや余分な葉を取り除くことができるという、トゲ取り専用のツールがあります。 鉄製のトゲ取りグッズ。 トゲ取りグッズには、鉄製やシリコン製のものがあります。鉄製のものは、一度で葉っぱとトゲがごっそりきれいに取り除けますが、茎を傷つけないように力加減が必要です。 シリコン製のトゲ取りグッズ。 一方、シリコン製のものは、柔らかいので茎を傷つける心配がありません。トゲがぽろっと取れるというよりは、トゲの姿は残りますが、先端が削れて弱々しくなり、触っても痛くありません。 トゲ取りグッズは、バラの茎の下半分くらいのところを挟んで、茎に沿って滑らせるようにして使います。トゲのついたバラを扱う際には、トゲ取りグッズが1つあると安心です。
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クラフト

愛犬の暮らしにハーブを! レモングラスの乾燥方法と虫よけ&消臭ナチュラル活用術
レモングラスの収穫 初秋は、レモングラスの収穫にぴったりの季節です。夏の日差しをたっぷり浴びて大きく育ち、香りも一番豊かになる時期。葉が青々としていて、茎がしっかり太くなっているものが収穫の目安です。爽やかな香りを楽しみながら収穫しましょう。 我が家では、庭のレモングラスが伸び放題になってしまいました。収穫しつつ、枯れた葉や傷んだ葉を取り除いて、風通しをよくしておきたいと思います。レモングラスは寒さに弱いため、これから11月中には収穫を済ませて冬に備えましょう。 収穫したレモングラスは、乾燥させて、愛犬との暮らしに活用しましょう。 レモングラスの乾燥方法 ■自然乾燥(天日干し) 1. レモングラスをきれいに洗い、水気をしっかり拭き取ります。 2. 茎から葉を外し、扱いやすい長さに切ります。 3. 風通しのよい日陰に吊したり、ザルなどに広げたりして乾燥させます。 4. 完全に乾燥したら、密閉できる容器に入れて保存します。 ポイント:直射日光下での乾燥は避けてください。香りが飛んだり、変色する可能性があります。 ■電子レンジを使う 1. レモングラスをきれいに洗い、水気を拭き取り、細かく切ります。 2. 耐熱皿に重ならないように広げます。 3. 電子レンジで短時間ずつ(600Wで1分など)加熱し、様子を見ながら乾燥させます。 ポイント:加熱しすぎると焦げてしまうので、少しずつ様子を見ながら加熱してください。 乾燥レモングラスの愛犬への活用アイデア 乾燥させたレモングラスは、フレッシュのものよりも香りが強く、さまざまに活用できます。ただし、レモングラスには犬にとって有毒になりうる成分が含まれ、また消化も悪いため、犬が口にしないよう注意が必要。使用する際は様子をよく観察しましょう。 レモングラスの活用法には次のようなものがあります。 ●香り袋(サシェ) 乾燥させたレモングラスを細かく刻み、通気性のよい袋に入れます。使用する袋は、お茶パックがおすすめ。これを犬のベッドやケージ、おもちゃ箱などに入れておくと、香りで虫を遠ざける効果が期待できます。 <作り方> サシェの材料として、お茶パックと乾燥レモングラスを使います。 1. 乾燥レモングラスを適量、細かく刻みます。 2. お茶パックなどの目の細かい袋に入れ、袋の口をしっかり閉じます。 ポイント:犬が袋を破って中身を食べてしまわないよう、手が届かない場所に置くか、丈夫な袋を使用しましょう。 ●消臭剤 乾燥レモングラスをそのまま容器に入れて、犬の部屋の消臭剤として活用できます。特に、湿気がこもりやすい場所やニオイが気になる場所に置くと効果的です。 ●虫よけスプレー 乾燥レモングラスを煮出してハーブティーを作り、それを冷まして虫よけスプレーとして使う方法もあります。 <作り方> 1. 乾燥レモングラスを適量、鍋に入れ、水を加えて煮出します。 2. 冷めたら、スプレー容器に移します。 3. 犬のベッドや玄関、ベランダなどに吹きかけます。 注意点:犬に直接スプレーするのは避け、顔まわりにもかからないように注意しましょう。 乾燥レモングラスは、アロマオイルよりも香りが穏やかで、より安心して活用できる場合があります。ただし犬が嫌がるようなら、無理に使うのはやめましょう。 「選択の自由」が詰まったおもちゃのバスケットをより快適に 我が家の愛犬あんには、自分のおもちゃを入れたバスケットがあります。 あんにとって、このバスケットはただの収納スペースではありません。それは、あん自身の「選択の自由」が表現される、特別な場所です。 バスケットの中には、遊びすぎてボロボロになったロープ、噛みごたえのあるイカ形のおもちゃ、音のならなくなったボールやぬいぐるみ、そして小さくて転がしやすいボール……。 あんはおもちゃを鼻でツンツンと押したり、前足でちょんと触ったりして、一つひとつ吟味します。そして「今日はこれ!」と決めたおもちゃをくわえて、私のところに持ってきます。 あんがおもちゃを一つずつ選び、今日の気分に合ったものを見つけ出す姿は、小さな命にもちゃんと意志があることを教えてくれます。この行為は、単なる遊び道具を選ぶだけではなく、あんが自分の意志で何かを決めるとても大切な時間です。 いつも人間の指示に従うだけでなく、自分で物事を決められる機会があることは、犬のストレスを大きく軽減する。これは、犬の心の健康にとって非常に重要なことです。 あんのおもちゃは、どれも使い古されて薄汚くなったものばかりです。捨てちゃおうかなと思うこともあるのですが、あんが大事にしているようなので、そのままにしています。 レモングラスの手作りサシェは、爽やかな香りで、おもちゃを清潔に保ち、あん自身にもリラックス効果をもたらしてくれると思います。
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アレンジ

飾るだけで秋を感じる! マリーゴールドが主役の簡単アレンジ2タイプ|人気品種や長もちのコツもご紹介
秋の気配を感じながら 初夏から晩秋まで長く咲くマリーゴールドは、暮らしに彩りを添えるのにぴったりの花。暑さが和らぎ、過ごしやすくなるこれからの季節、鮮やかなマリーゴールドは、深まる秋の色合いと美しく調和します。ガーデンでは寄せ植えや花壇の主役に、室内では切り花として、手軽に季節感を取り入れることができます。 お部屋にマリーゴールドを飾って、秋の訪れを感じてみませんか? マリーゴールドの種類 マリーゴールドは、花の形や大きさ、草丈などによって、4つの系統に大別されます。 アフリカンマリーゴールド(アフリカントール) Yui Yuize/Shutterstock.com 草丈が高く、大きな球状の花を咲かせます。日本では「千寿菊(センジュギク)」とも呼ばれます。存在感があり、花壇の背景や切り花にも向いています。 フレンチマリーゴールド Kersti Lindstrom/Shutterstock.com 日本で最も一般に流通しているタイプです。草丈は低めで横に広がり、八重咲きでこんもりとした花をたくさんつけます。花壇や寄せ植え、ハンギングバスケットなど幅広い用途で使われます。 メキシカンマリーゴールド Zuzha/Shutterstock.com 細い葉を持ち、草丈が高くなる一重咲き小輪の品種です。レモンに似た爽やかな香りを持つものもあります。 宿根マリーゴールド Opachevsky Irina/Shutterstock.com 日本の気候でも毎年開花する多年草タイプで、冬を越して毎年花を咲かせます。 人気上昇中の注目マリーゴールド品種 大輪で切り花としても人気がある、白花のアフリカンマリーゴールド‘バニラ’。 色変わりする品種 咲き始めと終わりで花の色が変化する品種で、長期間楽しめるため人気です。中でも、咲き始めの鮮やかな赤からオレンジ、そして黄色へと変化する‘ファイヤーボール’は特に注目されています。花色のグラデーションが美しく、1株で複数の表情を楽しめます。 白やクリーム色の品種 マリーゴールドといえば、オレンジや黄色といったビタミンカラーが主流ですが、最近では‘バニラ’という、やわらかなクリーム色の品種も人気です。ほかの花にも合わせやすく、ナチュラルな雰囲気を演出できます。 マリーゴールドの名前の由来 マリーゴールド(Marigold)の名前は、「Mary's Gold(マリアの黄金)」に由来するとされ、「聖母マリアの黄金の花」として名付けられたといわれています。 また、マリーゴールドは、もともとメキシコや中南米が原産地。ヨーロッパへは、大航海時代にスペイン人によってもたらされたそうです。マリーゴールドとメキシコ、そして中南米の太陽は、切っても切り離せない関係にあります。マリーゴールドの鮮やかな色は、まさにメキシコのまぶしい太陽を象徴しているかのようですよね。 そんなマリーゴールドは、メキシコと中南米の文化にも深く根ざしていて、特にメキシコでは、毎年11月1日と2日に行われる「死者の日」(Día de Muertos)というお祭りにおいて、欠かせない存在。「死者を導く花」として、お墓や死者の魂を迎えるために作られる祭壇でも必ず飾られるそうです。 マリーゴールドのアレンジバリエ 今回は、色鮮やかな花が美しいマリーゴールドを使ったフラワーアレンジメントを2種類ご紹介します。 ① バスケットに多種生け 多色で、いくつかの種類の花を合わせます。 <用意するもの> ●花材 マリーゴールド(オレンジ・黄) ランタナ サルスベリ ●器 バスケット プラスチックの容器(落としとして) <アレンジの手順> 1. プラスチックの容器に水を入れて、バスケットにセットします。 2. ランタナをバスケット全体に入れます。 3)マリーゴールドを高さを変えて入れます。 4)サルスベリの枝を入れます。 出来上がり! ② マグカップに小さく活ける マグカップにハーブなどと小さくアレンジします。 <用意するもの> ●花材 マリーゴールド 一重咲きジニア アップルミント ●器 マグカップ <アレンジの手順> アップルミントの枝を花留めにして、花を活けます。 1. マグカップに水を入れます。 2. アップルミントをカップ全体に入れます。 3. アップルミントの間に、マリーゴールドを入れます。 4. ジニアを合わせます。 マリーゴールドを長く楽しむポイント4つ! 切り花のマリーゴールドをより長く楽しむためのコツは、次の4つです。 ① 水替えをこまめに 茎が傷みやすいので、毎日水を替えて、清潔な状態を保ちましょう。 ② 涼しい場所に置く 直射日光が当たる場所や暖房機器の近くを避け、風通しのよい涼しい場所に飾るのがおすすめです。 ③ 花瓶の水を少なめにする 茎が水に浸かりすぎると傷みやすくなります。水は茎の先端から2〜3cm程度が目安で、入れすぎないように注意します。水に浸かる部分の葉っぱは取り除きましょう。 ④ 水揚げをしっかり行う 買ってきたらすぐに、水中で茎の先端を斜めにカットしましょう。水の吸い上げがよくなり、花が長もちします。 マリーゴールドに潜む、小さなサプライズ 先日、秋のマリーゴールドのアレンジメントレッスン中、突如「きゃっ!」と悲鳴があがりました。 何事かと思えば、参加者の方がアレンジしているマリーゴールドの中から、にょろりと1cmほど(もう少し大きかったかもしれません)の、まさかの虫が登場したのです。正直なところ、虫が大の苦手な私も、心の中では「ギャー!」と絶叫。しかし、皆さんの手前、平静を装いながらティッシュでそっと包み、ベランダにリリースしました。 マリーゴールドといえば、害虫が嫌がる香りを持つとして知られる「コンパニオンプランツ」。まさかそんな花に、虫がわざわざ潜り込んでいるなんて。一部の虫にのみ効果があると分かっていても意外に感じました。その強すぎるマリーゴールドの香りに惹かれてしまったのでしょうか。特に、‘バニラ’のような大きめの花からは、思わぬサイズの虫が現れることもあります。 もし、切り花のマリーゴールドから虫が出てきても、どうか驚かないでくださいね。虫も、マリーゴールドの花が好きすぎたばかりに、うっかり家にまでついてきてしまって戸惑っているかもしれません。
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レシピ・料理

愛犬の健康習慣に! スルフォラファン豊富なブロッコリースプラウトで手軽に栄養をプラス
種類豊富なスプラウト 「スプラウト」はお好きですか? スプラウトというと、かいわれ大根をイメージする方が多いと思います。そのほか、ブロッコリー、マスタード、レッドキャベツなど、最近は種類が豊富になっていますね。 先日、「かいわれ大根は平安貴族が食した高級食材だった!」と聞いて、とても驚きました。ラディッシュやマスタードなどの新芽は欧米で古くから食べられていて、ヴィクトリア朝時代にもスプラウトがブームになったという記録があるそうです。 注目のスルフォラファンを含むスプラウトは天然のサプリ さて、「スプラウト」とは、発芽直後の植物の新芽で、発芽野菜ともいいます。 植物が発芽し成長を始めると、乾燥した種子の状態では存在しなかった種類のビタミンや、その他の栄養成分を自分で合成するようになります。大きく成長するために必要な栄養やパワーを、最も豊富に含んだ状態の野菜です。 中でも注目の成分が、植物由来の化学成分(ファイトケミカル)のスルフォラファン。野菜として成長したブロッコリーにも微量に含まれるスルフォラファンですが、ブロッコリースプラウトには何倍、何十倍も含まれているといわれています。 スルフォラファンは、植物の中ではスルフォラファングルコシノレートとして存在し、酵素によって分解されるとスルフォラファンに変換されます。スルフォラファンは、解毒作用や抗酸化作用などが期待され、また健康な中高年世代において、継続的に摂取することで日常生活からくる酸化ストレスによる肝臓のダメージを軽減し、血中ALT値(肝臓の健康状態を示す指標の1つ)を改善する作用もあることが明らかになっています。 これが、「スプラウトは天然のサプリメント」「スーパーフード」といわれる理由。人気があるわけですね。 そのほかの栄養も豊富! スルフォラファンのほか、スプラウトの種類によって含まれている成分や栄養素は異なりますが、β-カロテンやビタミンC、葉酸、ビタミンK、カリウム、カルシウム、食物繊維などが豊富です。 特にスルフォラファンの摂取には、サラダやサンドイッチの具材にして、そのまま「生」で食べることが一番! なので、調理も簡単です。 生のほか、味噌汁やスープの具材に加えてみてもいいですね。どちらにしても、さっと洗って水気を取るだけで使えるのが嬉しいです。 スプラウトの種類 スプラウトには、かいわれタイプともやしタイプがあります。 かいわれタイプは、ダイコン、ブロッコリー、マスタード、レッドキャベツ、ルッコラなど。アブラナ科の植物が多いですね。 もやしタイプは出荷まで暗室で育てたもので、緑豆モヤシ、大豆モヤシ(豆が残っているもの)、アルファルファなどがあります。 愛犬にもブロッコリースプラウト スプラウトは、犬が食べても大丈夫な食材です。 スルフォラファンはさまざまな健康効果をもたらしてくれますが、辛味成分の1種でもあります。人間はそれほど辛味を感じなくても、犬にはとても辛く感じられるかもしれません。また与えすぎは犬の胃や腸に刺激になり、下痢や嘔吐といった症状をもたらす可能性があります。与えすぎに十分注意してくださいね。 我が家の愛犬あんも、初めはお肉に隠していても目ざとく見つけて、きれいにスプラウトだけ残していました。少量ずつ混ぜていくうちに慣れたのか、よく食べるようになりました。あんはもともと茹でたブロッコリーが好きなので、ブロッコリースプラウトは食べやすいのかなとも思います。 これだけ栄養価の高い食材ですし、手に入れやすい上に調理が簡単なので、上手に使うことができればいいですね。 愛犬が食べるには スルフォラファンは加熱に弱いので、そのまま「生」で摂取したいもの。手作りごはんでは、細かくカットしたものを調理したごはんに混ぜ込むようにします。 それから、スプラウトをよく噛んで細胞を壊すことで、スルフォラファンに変換されて吸収率が高まるということなのですが、犬には「よく噛んで食べて!」と言っても難しいですよね。なにしろ、あんもだいたい1〜2回噛んで、後は丸呑みです。そのためにも細かく刻んで与えるのがおすすめです。 スプラウトの調理例冬瓜と鶏胸肉の煮物とブロッコリースプラウト <材料> 冬瓜 50〜60g 鶏胸肉 40g ブロッコリースプラウト 少々 茹で卵 1/4 <作り方> 1. 冬瓜の皮と種を除き、1cm角ほどにカットします。 2. お鍋に冬瓜と鶏胸肉と水を入れて火にかけます。 3. 冬瓜がトロトロに柔らかくなったら出来上がり。 4. 仕上げにみじん切りにしたブロッコリースプラウトと茹で卵を散らして完成! 栄養価の高いスプラウト。愛犬の食事にも、ぜひ適切に取り入れてみてくださいね。
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アレンジ

花瓶の中の名画 ゴッホの『ひまわり』風に楽しむ“ヒマワリ一種生け”アレンジ
夏はヒマワリの季節 Labellepatine/Shutterstock.com 8月。この季節のフラワーショップには、ヒマワリがたくさん揃っています。ニュースでも、全国各地でヒマワリ畑が見頃を迎えていると伝えています。私がいつも訪れる公園の花壇にもヒマワリが植えられています。ヒマワリの成長は早く、どんどん伸びて私の身長はあっという間に越し、大きな花を咲かせました。 ヒマワリは夏のイメージそのもの。暑い中でも顔を上げてすっと立っている姿を見ると、なんだか元気になってきます。 今月は、そんなヒマワリのアレンジを楽しみたいと思います。 ゴッホの『ひまわり』 ゴッホの『ひまわり』。Vincent van Gogh Public domain, via Wikimedia Commons ヒマワリというと、ゴッホの名画を思い起こす方も多いのではないでしょうか。 フィンセント・ファン・ゴッホの『ひまわり』は1作品だけではなく、7点制作されたと考えられています。構図はすべてほぼ同じで、壁の前に置かれた花瓶にヒマワリが活けられています。 緑色の花瓶に3本と5本のヒマワリが活けられているのが1点ずつ、黄色の花瓶に12本から15本のヒマワリが活けられているものが5点。黄色の花瓶のほうは、2種類くらいの違う品種なのか、それともつぼみなのか、少し雰囲気の違うヒマワリが、自由に伸び伸びと描かれています。 ゴッホは南仏アルルの「黄色い家」と呼ばれていた家で、芸術家たちと共同生活を送っていました。黄色の花瓶は、その黄色い家を表しているといわれています。ゴッホは、アトリエを半ダースのヒマワリの絵で飾る考えを手紙に残しているそうです。 「ゴッホのひまわり」風のアレンジ 今回は、ゴッホの名画『ひまわり』をモチーフに、ヒマワリだけの一種生けのアレンジを飾りましょう。 ヒマワリは大輪で平面的な花です。花と花の間に、何かほかの葉物などを入れるとヒマワリが留めやすくなるのですが、ヒマワリ1種だけではバランスをとるのがちょっと難しいかもしれません。同じ方向、同じ高さ、同じ向きに揃えてしまうと、平面的で単調な感じになってしまいます。 そこで、高さは高低差をつけてデコボコに、向きは正面向き・横向き・やや下向きなどあっちこっちに向くようにすると、ゴッホの『ひまわり』のように、生き生き伸び伸びした印象になります。また、色や咲き方が異なる何種類かのヒマワリを選ぶと、アレンジに変化をつけられます。 アレンジの手順 今回は、2色のヒマワリを8本使います。そのヒマワリ1~8を順番に器に入れていきましょう。 少ない本数の一種生けでも、花そのものに存在感があるので、印象的なアレンジになります。 1. 器にしっかり吸水させた吸水性スポンジ1/6ブロックを入れます。その際、ぎゅうぎゅうになるよう器に詰めて、器から外れないようにします。 2. ヒマワリ1 器の中心より少し手前に、器の縁のギリギリ上の高さになるよう入れます。 3. ヒマワリ2 正面から見てヒマワリ1の右斜め上に花が来るよう、少し高めに入れます。 4. ヒマワリ3 ヒマワリ1の右隣に、色の異なるヒマワリを高さと向きを変えて入れます。 5. ヒマワリ4 ヒマワリ3の後方に、茎を短めに切って入れます。 6. ヒマワリ5 茎の曲がりが面白いヒマワリだったのでそのまま生かし、ヒマワリ2の後方に高めに入れます 7. ヒマワリ6 ヒマワリ5の左横を埋めるように入れます。 8. ヒマワリ7 ヒマワリ6のさらに左横に、向きを変えて入れます。 9. ヒマワリ8 ヒマワリ5の下に、裏側を向くように入れます。 裏側からアレンジを見たときの様子。 真上からアレンジを見たときの様子。 完成! ヒマワリの花の付き方は、前向きか上向きかのどちらか。入れる場所に合わせて、どちらを向いた花かを選ぶとよいでしょう。茎が曲がっているものは、曲がり方を生かして、茎が見えるように入れるのもおすすめ。動きが感じられます。 正面から見て、後方のヒマワリが全部見えなくても、もう1本あるとないとでは、与える奥行きの印象が変わってきます。今回のアレンジのヒマワリ8のように、後方や足元にも1本入れるといいですね。 ゴッホについて触れるには フィンセント・ファン・ゴッホについて、とても有名な画家なのに、私はこの『ひまわり』という作品と、耳を切る事件を起こしたと聞いたことがある程度にしか知りませんでした。 私は、『楽園のカンヴァス』を読んで以来、原田マハさんのアート小説作品が好きで、いくつか読み楽しんでいます。ゴッホについて書かれた『たゆたえども沈まず』は発売されてすぐに読みました。 『たゆたえども沈まず』は、ゴッホの生涯と、ゴッホを支え続けた弟のテオの物語です。ゴッホがどんな状況に陥っても、兄と兄の作品を愛し続けたテオの気持ちは心に響きます。それにしても、ゴッホの孤独さ、悲しみ、不遇さに、読んでいると私もだんだん気が重くなり、読み続けるのが辛くなることもありましたが、どんどん引きこまれてページが進んでいきました。当時の日本の美術、浮世絵とパリの美術との関係についても知ることができて、とても興味深い作品です。 今年も残暑が厳しいようです。涼しいお家で、アレンジや文学作品からゴッホを楽しんではいかがでしょうか。





















