うんの・みき/フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。
海野美規 -フラワー&フォトスタイリスト-
うんの・みき/フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。
海野美規 -フラワー&フォトスタイリスト-の記事
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植物の効能

愛犬と楽しむハーブ いろいろな薬効が穏やかに効くカモミール
愛犬と一緒にハーブ 野生の動物は、本能的にハーブを食べることで病気や傷を癒やし、体調を整えてきたとのこと。動物とハーブの関係は、人間よりも古く、動物が特定の草を好んで食べたり、傷を癒やしたりする光景を見て、人間はハーブについての知識を得ていたそうです。 我が家の愛犬あんも、散歩の途中でいつも同じ特定の草を食べることがあります。そういうときは、胃もたれがするとか、胃腸の調子が悪いとか、何かちょっとした不調があるのだと思います。 犬は自らの健康を守るために、草(ハーブ)を取り入れているのです。 ハーブには医薬品のような即効性はありませんが、もともと動物が持っている自然治癒力に働きかけて、全身的に体調を整えてくれる効果があります。私たち人間と同じように、愛犬も一緒にハーブを活用できたらいいなと思っています。 春に収穫したカモミール 5月頃でしょうか、庭のカモミールがたくさんの花を咲かせました。うまく育つ年と、あまりよく育たない年とあるのですが、たくさん咲いたときには、花を収穫しておくことにしています。今年も、花の部分だけを摘み取って乾燥させておきました。 たくさん咲いたといっても、一番きれいなときに摘んでしまうのが忍びなく、お茶にして1〜2回楽しめるくらいの量ですが、収穫して役立てるというのは楽しみの一つになります。 カモミールってどんなハーブ? カモミールは伝統的に、消化不良や下痢などの消化器系の不調や、ストレスなどの精神的な疲労に、リラックス、鎮静目的で古くから使われてきました。また、抗炎症作用にも優れているので、歯周病のようなオーラルケアや、皮膚炎や湿疹、虫刺されなどにも使えるハーブです。いろいろな薬効が安全で穏やかに作用するので、犬へのハーブ療法を行う場合におすすめということです。 ただし、カモミールはキク科の植物です。キク科アレルギーのある人間も犬も注意が必要です。アレルギー反応がないか確認してから使用しましょう。妊娠中の場合は使わないでくださいね。 犬に使う場合 犬へのハーブの使い方は、内服と外用とがあります。 <内服の場合> ドライハーブを粉末状にして混ぜたり、ハーブティーとして与えるのが手軽です。ハーブティーといっても、ごくごく飲むのではなく、体重10kgの犬で1日に10mlほどの量を、2回程度に分けて与えるくらいにとどめます。初めはもっと少ない量で様子を見ながら与えましょう。ティーよりも成分濃度が高いチンキにすれば、少量でも効果的に摂取できます。 チンキは、ドライハーブ10gを、食品グレードの植物グリセリン、またはウォッカなどのアルコール40〜100mlに漬け込んで作ります。ただし、アルコールの匂いを嫌う犬も多いので注意しましょう。浸けておくのに少し時間はかかりますが、作り方は簡単ですので、常備しておくと便利です。使う量は、体重10kgの犬で1日あたり0.5~1.5mlくらいを目安に。初めはさらに少量から試してください。 せっかくなので確実に摂取できるよう、ティーもチンキも、フードやおかずに添えるようにするとよいでしょう。 <外用の場合> 内服と同じように浸剤(ハーブティー)を作って、湿布をしたり、リンスのようにかけたり、足湯などに利用することができます。 また、ハーブティーを内服して治療効果を得るほどの量を与えることは難しいのですが、飼い主が飲んでいる側で、マグカップから上がる蒸気と香りで、一緒にリラックスするのもよいでしょう。蒸気を吸入することで、上気道にも作用するとのことです。 愛犬の足湯に カモミールは、抗炎症作用や抗菌作用、かゆみを抑える作用があります。 愛犬あんは、時々、前脚を舐めていることがあります。ただ退屈なのかもしれませんが、痒いのだとかわいそうです。そこで、カモミールの浸剤(ハーブティー)の足湯を試してみることにしました。 足湯のやり方は簡単。鍋で沸騰させたお湯に、お茶パックに入れたカモミールを入れて火を止め、蓋をして10分ほどおきます。浸剤を洗面器に入れて、水やお湯を追加し、量と温度を調節します。 今回は洗面器が小さいので、前脚と後脚と分けて入れました。あんは、初めは少し警戒していましたが、気持ちいいのか、じっとしているようになりました。こちらも1〜2分など短い時間から始めて、慣れてきたら少しずつ長くするといいですね。 足湯の効果はというと、なんとなく舐めることが減ったような気もしますが、経過を観察中です。 ピーターラビットとカモミール カモミールティーというと、ピーターラビットのおはなしを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。私もピーターラビットが大好き。先日、静岡で開催されているピーターラビット展に行ってきました。 『ピーターラビットのおはなし』が出版されて今年で120年だそうです。世界中で長く愛されてきた青いジャケットのピーターラビットは、今でも色あせることなく、元気でとびきりの可愛さでした。 ピーターラビットのおはなしで、ピーターはマクレガーさんの庭でたくさんの野菜を食べて大騒動を起こします。なんとか家に帰ったピーターは、お腹が痛くなって寝込んでしまいます。そんなときにピーターのおかあさんが淹れたのが、カモミールティーです。温かいカモミールティーで、お腹も整い心身ともにリラックスして、ピーターはゆっくり眠れたのではないでしょうか。 お話はフィクション。本物のウサギがカモミールティーを飲んでもいいのかどうかは分かりませんが、イギリスでは古くから、カモミールティーをごく普通に飲んでいたのが分かります。まだまだ医薬品が高価だった時代は、民間では薬草(ハーブ)を育て、それを煎じて薬の代わりにしていました。日本でも古くから伝わる民間療法がたくさんありますね。 ちょっとした不調のとき、ほっとリラックスしたいとき、愛犬と一緒に、温かいカモミール ティーを一杯いかがでしょうか。 Credit 写真・文/海野美規(Unno Miki) フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 https://www.annegarden.jp/ 参考:『犬と猫のためのメディカルハーブガイド』日本アニマルウェルネス協会
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アレンジ

ドライフラワーで楽しむ! 落ち葉とドライラグラスの秋の草原風アレンジ
ドライフラワーのアレンジ 気温はまだ高めではありますが、日ごとに秋色が濃くなってきました。この季節は、各地で収穫祭やハーベストフェスティバルのようなイベントが行われています。 ハーベストカラーというと、稲穂の黄金色、ベージュ、土の色、紅葉の色、ススキの色などが思い浮かびますね。そんな色を集めて、秋の草原をイメージしたホワイトベージュのドライフラワーのアレンジを楽しんでみませんか。 根強い人気のドライフラワー。その人気の理由は、独特の風合い、ナチュラルさ、ちょっと懐かしいようなノスタルジックな感じといったところでしょうか。フレッシュな花とは違った魅力がありますね。また、ドライフラワーは自分で作れるところも、楽しみの一つです。 今の季節は、落ち葉も美しいですね。アレンジ用に、きれいな落ち葉を拾ってきました。草ぼうぼうの庭に生えていたエノコログサも少々。 カラフルなドライフラワーも素敵ですが、今回はあえてホワイトベージュで色を揃えました。落ち葉の黄色から茶色のグラデーションを差し色に、ドライラグラスのふわふわ感を生かして、優しい雰囲気に仕上げましょう。 使った花と用意したもの ドライフラワー 麦 ラグラス イタリアンルスカス(プリザーブド加工品) 落ち葉 エノコログサ 用意したもの 切り株風ベース 寸胴のガラスの器 レインボーフォーム(ピンク) LEDキャンドルライト リボン(幅広のものがおすすめ) 羽根 LEDキャンドルライトは、器にぴったりの筒形のものと、小さなボール形のものを用意しました。灯りの強さで雰囲気が変わります。また、いつもの緑色の吸水性スポンジの代わりに、レインボーフォームのピンク色を使いました。完成時はリボンで隠れるので、緑色のスポンジでも構いません。 アレンジの手順 フォームをカットします。カットする際はガラスの器よりも、外周が1cmほど幅広になるようにします。 切り株風のベースの上にカットしたフォームをのせ、その上にガラスの器を置きます。 ドライフラワーを、ガラスの器の外周に沿って、垂直にフォームに挿していきます。 まず、麦、イタリアンルスカスを、高低差をつけて挿します。 所々に落ち葉を入れます。 ラグラス、エノコログサ、羽も高低差をつけて挿します。 ベースをぐるぐる回しながら、色のバランスや高さのバランスを調整しましょう。 挿し終わったら、フォームを隠すようにリボンを巻きます。 器の中にLEDキャンドルライトを入れて出来上がり。 ドライフラワーと落ち葉は、少し隙間を残して入れていきましょう。 キャンドルを入れると、ラグラスや落ち葉の間から、LEDライトの灯が透けてきれいに見えます。 鳥の羽根は、草の間に隠れている鳥のイメージです。落ち葉やラグラスの間から、羽根が見え隠れするように入れてみてください。 フラワーロスがゼロになるように! 先日、フラワーショップでは35%の花が廃棄されているという話を聞きました。食品ロスが問題になっていますが、フラワーロスも悲しい現実です。生花はきれいな時期が短いですから、売れ残って商品にならなくなってしまったものは、廃棄することになってしまいます。 こうしたフラワーロスに対する取り組みに、ロスレスフラワーとして、廃棄されそうな花をブーケにし、通常よりリーズナブルに販売しているサイトもあります。それほどたくさんの数量ではないのかもしれませんが、すぐに完売してしまうそう。廃棄される花をなるべく減らし、またクラフトなど、生花とは別の楽しみ方で花を使っていこうとしている方もいます。そのような取り組みに倣って、少しでもフラワーロス削減につながることを取り入れていきたいと思っています。 私は小さいながら花教室をしています。少人数ですので、一度にそれほどたくさんの花を仕入れることはないのですが、予備を含めてどうしても必要数よりも多めに準備をするため、余ってしまうことになります。また、庭に咲いた花も、次のシーズンに向けて模様替えする際、まだ咲いているのに処分しなくてはいけないことがありますね。せっかく咲いているのにかわいそうだな、もったいないなということがしばしば。 そういうときは、捨てないで、まとめて吊してドライフラワーにしておきます。そして、リースやアレンジなどに使います。素敵な作品に生まれ変わらせるのが、ささやかながら花への感謝の気持ちなのですが、逆に、私は二次的にも三次的にも、花から楽しみをいただくこととなっています。 今回ご紹介したアレンジで使ったラグラスの半分は、春に使った残りをドライにしておいたものです。落ち葉は拾ったもの、エノコログサも庭に生えていたもの。こういうものでも、十分にアレンジできました。まだ、私の自宅には出番を待つ自家製ドライフラワーがあります。 きれいに咲いてくれた花、無駄になんかしたくないですね。 Credit 写真・文/海野美規(Unno Miki) フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 https://www.annegarden.jp/
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レシピ・料理

庭摘みのブルーベリーで 愛犬のおやつブルーベリーマフィン作り
ブルーベリーの収穫 我が家の庭には、1本のブルーベリーの木があります。まだ植えてから数年しか経っていませんが、毎年少しずつ実をつけます。母がとても楽しみにしているブルーベリーなのですが、去年、一昨年と2年連続で、いざ収穫という時に、何者かに(たぶん鳥ではないかと…)全部食べられてしまいました。やっと実が増えてきたのに、味がよくなってきたのに、一番よいタイミングで先を越されてしまうのですから、鳥たちもよく見ていますね。 そこで今年は、収穫期の前から網をかけておきました。その甲斐あって、ブルーベリーの実は、8月の初めごろから長い間楽しませてくれました。庭に出て、1粒2粒摘んで食べたり、摘んできてヨーグルトに入れたり、ブルーベリーがあると暮らしの楽しみが広がります。 9月に入り実が硬くなってきたので、全部収穫することにしました。それほど多くないのですが、ブルーベリーマフィンを作って、愛犬あんと一緒に楽しむことにしましょう。 毎年食べにきていた鳥のためにも、少し木に残しておきました。でももう、怒って来ないかもしれませんね。 愛犬用ブルーベリーマフィンの材料 カップ5個分 国産薄力粉 90g スキムミルク 10g ベーキングパウダー 小さじ1 バナナ 1/2本 卵 1個 オリーブオイル 5g プレーンヨーグルト 35g ブルーベリー 30粒 ノンシュガーですので、バナナのほんのり自然な甘味を加えました。 ブルーベリーはお好みの量を入れてください(一度に食べる量には注意してください)。 愛犬用ブルーベリーマフィンの作り方 バナナをフォークの背などでつぶしておきます。 ボウルに卵、オリーブオイル、ヨーグルトを入れてよく混ぜます。 薄力粉、ベーキングパウダー、スキムミルクを合わせてふるい、混ぜ合わせます。 つぶしたバナナとブルーベリーを入れて、ゴムべらでさっくり混ぜます。 型に入れて、180℃のオーブンで20〜25分ほど焼きます。 出来上がり。 愛犬が食べる際には、食べやすい大きさにちぎってください。 あんには、プレーンヨーグルトを添えてあげました。 シニア犬の目の健康維持 ブルーベリーといえば、ポリフェノールの一種である「アントシアニン」を豊富に含むことで知られています。アントシアニンには、抗酸化作用があり、生活習慣病の予防に効果があるとされています。目の血流を改善して、目の健康維持にも効果が期待されています。 愛犬あんは8歳7カ月。プレシニア期です。犬は、人間と同じようにシニア期に入ると、白内障や緑内障などの目の病気が心配になってきます。白内障で白く濁った水晶体を元に戻すことは難しいとのこと。白内障になる前から、しっかりケアしていきたいです。 目の健康維持にはビタミン類、特に白内障の予防にはビタミンCが欠かせないということで、ビタミンE、ビタミンCを含むブルーベリーは、ぜひ愛犬にも与えたいフルーツです。 目が健康なこと 散歩で毎日のように公園で一緒に遊んでいた、あんより先輩の柴犬のR君。ある時から散歩に行きたがらなくなったと、飼い主さんが心配していました。R君はトボトボと肩を落として、飼い主さんの後ろを歩いていました。どうやら目が白く濁ってきたということでした。 R君は白内障と診断され手術をしました。術後しばらくして、いつもの公園にR君の姿がありました。足取りも軽やかに颯爽と歩いていました。「やっぱり目がクリアになって、心も晴れやかになったみたい」と飼い主さんも喜んでいました。 シニア犬になっても元気で散歩ができることは、犬にも飼い主にも喜びです。そのためには、目が健康であることは、とても大切なことの一つだと感じました。早いうちから、目の健康維持に心がけていきましょう。 Credit 写真・文/海野美規(Unno Miki) フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 https://www.annegarden.jp/
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アレンジ

黒い器にアレンジ! 夏の名残と初秋の花で季節を演出
夏の名残に 朝の散歩の時間が涼しく、心地よく感じるようになりました。待ちに待った秋の到来ですね。 庭では、夏の花が終わろうとしています。でもまだ、キバナコスモスや秋明菊など、秋口まで咲く花がちらほらと咲き残っていたりするので、切ってしまったり抜いてしまうことができずにいます。なかなか秋の庭に衣替えができません。 あんなに暑かった夏も、終わってしまうのは少し寂しい気がします。夏の名残を惜しみながら、アレンジを楽しみませんか。 黒い器をひと工夫 私が普段花を入れる器は、白い陶器、透明のガラス、バスケットが多く、そういえば黒い器はあまり使わないなあと、ふと思いました。ガラスや白い器は、やはり印象が柔らかですし、バスケットは自然な感じになりますから、花も生き生きして明るく見えるように思います。黒い器は、キリッと引き締まってかっこいいのですが、少々重く感じて、ちょっと苦手な方もいらっしゃるかもしれませんね。 そこでひと工夫! 黒い器に文字を入れたらどうでしょうか。 お手本にしたのは、人気ベーカリーショップのテイクアウトのカップ。私はこのデザインが気に入っていて、このカップに花を活けるのもとても好きです。 このデザインを真似して、黒い器に愛犬あんの“A”を、もう一つは、“Merci ”と入れてみました。 ブリキ素材の黒い器に、白いペンで文字を入れるだけ。とても簡単に変身できます。表情も柔らかくなるように思います。 表情を新たにした黒い器に、この季節の花をアレンジしてみましょう。 アレンジに使った花 セダム マリーゴールド 千日紅 ワレモコウ 秋明菊 フウセンカズラ キバナコスモス キャットテイル セロシア シュウカイドウ ジニア ネコジャラシ セダムやセロシアはフラワーショップで買った花、それと庭に咲き残っていた花、初秋の花も少し、季節の変わり目の今どきのいろいろな花を取り合わせました。 アレンジの手順 器の中にカップなどの“落とし”を入れて水を入れます。 セダムを手前に入れます。 マリーゴールドを隣に入れます。 キャットテイル、セロシアなどをサイドに入れます。 ほかの花も、色のバランスなどを見ながら入れます。 ワレモコウはツンツン飛び出しているように。 フウセンカズラは風船がついている部分を垂れ下がるように入れます。 全体にふんわり、ざっくり入れて出来上がりです。 アレンジのほか、可愛らしい鉢花を入れてもいいですね。キャンディのような可愛らしいミニケイトウを入れてみました。 “Merci ”の器は、ちょっとしたギフトにいかがでしょうか。 名残の花は賑やかに 茶の湯の世界では、10月は風炉の最後の月。11月は炉開き、新しいお茶をいただく新しい年の始まりの月です。 ということで、今頃の季節は、茶花の活け方もいつもと趣が違います。 「名残の花」「名残り花」、ピークを過ぎているのに残っている花や、遅れて咲いている花を集めて籠に活けたりします。 「名残の花は、寂しくないように本数を多くたっぷりと活けるんですよ」と教わりました。茶花でも、たっぷり活けるなんてことがあるのだと、少し嬉しく思いました。 茶花を活けるテクニックや精神は難しいですが、たっぷり賑やかに活けることは、フラワーアレンジメントの得意とするところ。 夏の名残の花、初秋の花、移りゆく季節の花を賑やかに活けて楽しんでください。 Credit 写真・文/海野美規(Unno Miki) フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 https://www.annegarden.jp/
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レシピ・料理

手作り出汁パックを使って 愛犬も喜ぶ旨味と香り豊かな真鯛のあんかけ
手作り出汁パック 夏の暑い時期に食欲が落ちるのは犬も同じようで、愛犬あんも冬に比べると食べる量が少なくなります。なんとか食べて欲しいと、あれこれ考える飼い主さんも多いのではないでしょうか。 こんな季節には、和風出汁スープを活用してはいかがでしょうか? 出汁パックを手作りして、犬のごはんを美味しくしましょう。 犬のごはんは味つけをしないので、食材本来の味がとても大切です。かつお節、干ししいたけ、煮干し、昆布でとった出汁が美味しいのは間違いないですね。和風出汁スープをベースに、季節の野菜や白身の魚を入れて作ります。香りもよく、なんだか料亭の一品みたいです。暑い日でも、愛犬もとても食欲が増します。 出汁パックを手作りしておくと、いつでも使えて便利です。また、出汁スープは、製氷皿で小分けにして冷凍しておくと、さらに便利に使えます。 真鯛のあんかけの材料 <出汁パック> 干ししいたけ 約2g 昆布 約4g かつお節(薄削り) 約8g 煮干し 約2g 材料を粉砕するのには、ミルサーを使用します。粉砕した材料を不織布のお茶パックに入れれば、手軽に使える出汁パックになります。 <真鯛のあんかけ> 真鯛(刺身用を厚めにカットして使いました) 2切れ 葛粉(片栗粉でも大丈夫です) 小さじ1/2 枝豆(ゆでておく) 適量 ニンジン(ゆでておく) 適量 クコの実 3〜4個 出汁スープ 100ml 手作り出汁パックと真鯛のあんかけの作り方 <出汁パック> 干ししいたけは、軸を取り除き、手で適当な大きさに割ってミルサーに入れ粉状にします。粉砕した材料は小皿などに取り出しておきます。 煮干し、かつお節もそれぞれ同じようにします。 昆布は、手で割ってミルサーに入れ、細かくしすぎず粗いチップ状にします。 不織布のお茶パックに、粉砕したそれぞれの素材をブレンドして入れます。 私のブレンドは次の通りです。 干ししいたけ 小さじ1/2 昆布 小さじ1 かつお節 大さじ2 煮干し 小さじ1 保存はジップロックに入れて冷凍庫、または冷蔵庫で。 もちろん人間の料理用にも使えます。犬用の場合は、さらに少し薄めてもよいでしょう。 ※昆布にはヨウ素が含まれるので、与えすぎには注意しましょう。 <真鯛のあんかけ> 出汁スープを作ります。水500〜600mlを鍋に入れ、出汁パックを1つ入れて火にかけます。 沸騰したら弱火で5〜6分煮出します。 今回使うのは100ml。残りは冷蔵庫に入れて保存したり、製氷皿に入れて小分けにして冷凍しておくと、また手軽に利用できます。 出汁スープに真鯛、ゆでた枝豆とニンジン、クコの実を入れて煮ます。 真鯛に火が通ったら取り出します。 葛粉(片栗粉でも)を小さじ1/2くらいの水で溶き、回し入れます。 スープにとろみがついたら出来上がりです。 犬が食べる際には、具材を食べやすい大きさに崩してください。 犬の味蕾 舌の表面には味蕾(みらい)と呼ばれる味覚を感じる器官があります。この味蕾により、人間は「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」「旨味」などを感じることができます。そしてこれらの味が複雑に混じり合って、“美味しさ”を楽しむことができるのです。 人間の味蕾の中にある味細胞の数は数千~1万個程度とされ、大人になるにつれて次第に減少するといわれています。では犬の味蕾はどうかというと、人間の約1/5、1,700個ほどだそうです。 また、犬も人間と同じように「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」に加えて、近年の研究では「旨味」も感じているということが分かってきているそうです。犬たちも、「お出汁がきいていて、美味しいわ!」と感じている!? のかと思うと、とても興味深いですね。 人間と比べて味覚は少し鈍いけれど、犬は嗅覚が優れている動物です。食事に対しても、まず匂いで美味しいものであるかどうかが、判断の重要なポイントになるようです。国産のドッグフードの中にはかつお節が使われているものもあるように、かつお節、昆布、干ししいたけ、煮干しの出汁の香りは、(好みはあるでしょうが)食欲が増す、とても好きな香りでもあるようです。我が家の愛犬あんも、出汁の香りが好きなようで食が進みます。 「旨味」という味覚を持ち、出汁の香りを好む犬。あれこれ調味料で味付けをしない料理を食べる犬たちは、私たちよりも食材本来の旨味や香りを楽しみながら食事をしているのかもしれません。 Credit 写真・文/海野美規(Unno Miki) フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 https://www.annegarden.jp/
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アレンジ

リボン+ガラス+花を組み合わせて! お気に入りのリボンで飾るベストマッチなアレンジ
可愛いリボンをアレンジに再活用 贈り物に欠かせないリボン。お祝いや感謝の気持ちを込めた贈り物に結んだり、ちょっとしたおもたせにかけたり。リボンがあるとハッピー度が格段に上がります。 きれいな色のリボンにウキウキ。そしてそのリボンをスルーッと解くときは心躍る瞬間です。 私は、そんなリボンが大好きで、ほどいた後は、くるくる巻いて箱に入れてとっておくのが習慣になっています。きれいなリボン、かっこいいリボン、捨てるなんてできません! そういう方は、きっと多いですよね。 今回は、そんなリボンとガラスの器を組み合わせてアレンジをしたいと思います。ガラス+リボン+花、これがまたよく似合うんですよ。 器を束ねて ガラスの器を束ねてリボンで結びます。これだけで、立派な花器になります。 ガラスの器を3〜4個用意します。この場合、器はストレート(寸胴)の形状のほうが扱いやすいです。斜めになっているものはリボンを巻くとき結びにくく、滑り落ちてしまいます。 今回使用したのはシリンダー型の器で、直径4×高さ18cmの細いもの4つ。 もう一つ、Weckの器を使ったアレンジも作りましょう。この器はほぼまっすぐなのでおすすめです。サイズ違いでも、同じサイズのものでも大丈夫。こちらは3つ使います。 リボンで結ぶ リボンを用意して器に結びます。 シリンダー型のほうは、太めのリボン。Weckの器のほうは、細めのリボンを選びました。リボンで結ぶ前に、輪ゴムで仮留めをしておくのもよいでしょう。 リボンの色は、活ける花の色に合わせて決めるとよいのですが、おすすめは、焦げ茶色、モスグリーン、ベージュ。どんな色の花にもよく合って、少し大人っぽい雰囲気にもなります。 集めておいたリボンは、ブランド名が入っているものもあるのですが、さすがおしゃれブランドは、リボンも素敵なデザイン! ロゴや字体がよいアクセントになります。自宅に飾るだけのアレンジだったら、再利用して楽しんでいます。 アレンジに使った花 <シリンダー型の器のアレンジ> オミナエシ アゲラタム ホトトギス キンミズヒキ 白い小菊 初秋を感じる野の花の組み合わせです。あまり印象の強すぎる色は避けて、オフホワイトの少し太めで文字入りのリボンを選びました。リボンを結ぶ位置は、器の真ん中よりも上の部分。真ん中に結ぶと、“まわし”のように見えてしまいます。 <Weckの器のアレンジ> 帝王貝細工(ヘリクリサム) アゲラタム ペパーミント アップルミント 薄いピンクの帝王貝細工と、紫色のアゲラタムの組み合わせ。淡い色の花なので、リボンは焦げ茶色をチョイス。ちらりと見える焦げ茶色のリボンが、引き締まった印象を与えてくれます。 アレンジの手順 <シリンダー型の器のアレンジ> 水を入れます。 大きな葉のついたホトトギスを入れます。 オミナエシを4つの器にそれぞれ入れます。 アゲラタム、白い小菊、キンミズヒキを入れます。 全体に印象の柔らかい花の取り合わせなので、自然な感じになるように入れていきます。 アゲラタムは一番濃い色なので、正面にやや短めにフォーカルポイントとして入れると、まとまりよく見えます。 <Weckの器のアレンジ> 器に水を入れます。 ミント類を3つの器に入れて、大まかなベースを作ります。 帝王貝細工を入れます。高低差をつけるとよいでしょう。 アゲラタムを入れます。 花を混ぜて入れるよりも、グルーピング(種類ごとにまとめる)で入れるとスッキリします。 集まってしまうもの 他人から見るとガラクタかもしれないけれど、捨てられず集まってしまうものってありますよね。私も、リボンをはじめ、お菓子の箱、缶、紙袋、ジャム瓶など、いつの間にか増えてしまいます。 「可愛い箱! これは何かに使えそう」とか、「この瓶は花を活けるのにちょうどいい」とか、きっといつか何かに使えそうだと思って、取っておくのです。 確かに、そのうちのいくつかは私の思った通りの働きをしてくれて、「やっぱり捨てなくてよかった!」と思うのです。そういう経験があるから、捨てられずどんどん増えてしまって。特に、最近のクッキー缶は、ひと工夫もふた工夫もされた、可愛らしいデザインが増えてきているように思います。ラッピングも、過剰な包装はあえてせずに、小粋なリボンだけがかけられていたりして、シンプルでシックなスタイルにますます乙女ゴコロ(いくつになっても!?)はくすぐられます。その結果、家にはかさばるクッキー缶とリボンが増えていき、今日もまた家族から呆れられてしまうのでした。 Credit 写真・文/海野美規(Unno Miki) フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 https://www.annegarden.jp/
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暮らし

愛犬との真夏のお出掛けに、冷え冷えミントのタオルで熱中症対策
犬の熱中症 暑さ厳しい日本の夏。上等の毛皮を纏った犬は、私たち人間よりもはるかに暑い思いをしていることでしょう。 我が家の愛犬は柴犬。日本の風土・気候に合った日本犬は、本来は暑さ、寒さに強い犬種といわれていますが、あんの場合は、毎日ぐったり。散歩もトボトボ。運動量も食欲も減り、まるで元気がありません。この厳しい暑さでは無理もありませんね。柴犬の場合、被毛はダブルコートで、内側には細い綿毛のような毛がぎっしり。もふもふのさわり心地はいいのですが、この厚い被毛では熱を蓄えてしまうだろうと想像できます。 犬は人間のように汗をかいて体温調節をすることができず、パンティング(ハッハッと激しく口で呼吸をすること)で体温を下げようとします。気温や湿度が高かったり、気道に問題があるなど持病があったりすると、うまく水分を蒸散できずに、体温を下げることができません。 屋外はもちろん、室内もムシムシ暑くなっていないか、散歩の時間は暑くないか、過度な運動をしていないかなど、一緒に暮らすペットが熱中症にならないように、十分注意したいですね。 熱中症になりやすい犬 どの犬種も熱中症には注意しなくてはいけないのですが、特に気をつけたほうがよい犬は、 短頭犬(フレンチブルドッグなど) 足の短い犬(コーギーなど) もともと涼しい地域の犬(シベリアンハスキーなど) ダブルコート・被毛が厚い犬(ゴールデンレトリーバー、柴犬など) その他すべての犬種に共通して、 被毛が黒い犬 心臓、腎臓などに持病がある犬 高齢の犬 肥満気味の犬 などが挙げられます。 我が家の愛犬あんは、ダブルコートの黒毛。要注意です! 犬の熱中症対策 <いつもの散歩> 毎日の散歩の時に注意することは、出発する時間です。 人間の体感温度が32℃のとき、地面に近いところを歩く犬は50℃くらいといわれています。実際にアスファルトを触ってみると、熱い! ここを肉球そのままで歩くのですから、火傷の危険もあります。 散歩は、涼しい時間帯を選んで。私とあんは、朝も夕方も5時出発です。夕方の場合は、アスファルトが冷めているか、日差しが強くないかなど確認しましょう。 クールネックなどのひんやりグッズを取り入れている犬もいます。クールネック、保冷剤入りのベストなどいろいろな商品があり、クールネックは手作り派も見かけます。保冷剤をバンダナに包んで首に巻くだけのクールネックは、簡単に取り入れられますね。 <お出掛けには> 車でちょっと遠くまでお出掛けという場合は、冷蔵庫で冷やしたり凍らせたタオルを持っていくのもおすすめです。私はすっきりした香りの冷え冷えミントタオルをジップ付きビニール袋に入れ、保冷バッグにペットボトルと一緒に入れて持っていきます。 犬の場合も、脚の付け根を冷やすと効果的とのことですから、ハッハッと暑そうにしていたら、保冷剤や冷えたタオルでクールダウンしましょう。 また、「毛を逆立てるようにして撫でて、毛の間にこもった熱を出すようにするとよい」と獣医さんにアドバイスされました。「逆撫で」が嫌いな犬、興奮してテンションが高くなってしまう犬もいるようですが、これはカンタンです! 私はあんに、散歩中何度も実践しています。 ひんやりミントタオルの作り方 スペアミント、ジンジャーミント、アップルミント、ペパーミントなどミント類を、桶などに入れます。 熱湯を入れて、濃いめのミントティーを作ります。 タオルを浸して冷めたら軽く絞ります。 ジップ付きビニール袋にタオルを入れます。 冷蔵庫または冷凍庫に入れて冷やします。 出来上がった冷たいミントタオルは、ペットボトルと一緒に保冷バッグに入れて、夏のお出掛けに持っていきましょう。 犬にもミント そもそもミント類、犬が口にしてもいいのかなと心配になりますが、もちろんミントの葉っぱを食べても大丈夫です。と言っても、スーッとフレッシュで爽やかなあのメントールの香りは、犬にとっては刺激的で苦手かもしれません。あんも、ほんのり香るくらいは嫌いではないようですが、ミントの葉を喜んで食べることはありません。 犬にとってミント(ペパーミント)は、人間と同じように、消化器系の不調、呼吸器系の不調に効果的で、ちょっとした腹痛や便秘、下痢などに使ってよいとのことです。また乗り物酔いによる吐き気や、口臭などにも効果があります。 犬にハーブを取り入れる方法として、手軽にできるのはハーブティー。 「犬がハーブティーを飲むかしら?」と思うのですが、私たちのように「カップでたっぷり飲む」というイメージではなく、犬が内服する場合は、体重10kgで1日に小さじ1〜2杯くらい(濃さによります)が目安とされていますから、ごく少量です。はじめは様子を見ながら、この量よりもさらに少しずつ与えてみてください。 熱中症対策にミントも活用しつつ、元気に夏を乗り切りましょう。 Credit 写真・文/海野美規(Unno Miki) フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 https://www.annegarden.jp/ 参考:『Herbs for Pets ペットのためのハーブ大百科』金田俊介/監修
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アレンジ

夏にぴったり! フェイクゼリーとミントで目にも涼しい涼感アレンジ
夏はゼリーで たいへんな暑さの毎日。 炭酸飲料やかき氷、アイス、ゼリーなど冷え冷えのおやつに手が伸びます。ゼリーは喉越しもよく、見た目も涼やかで、夏には欠かせません。 涼やかなゼリー、花アレンジにも取り入れて楽しんでみませんか? ゼリーといっても、今回ご紹介するのはクラフト用のゼリーなのです。冷蔵庫に入れなくても傷むことなく、扱いが簡単。そんなゼリーにフルーツを入れて、ゼリー寄せのようにアレンジしてみましょう。花材は、ハーブなどグリーンだけ。シンプルアレンジはいかがでしょうか。 用意するもの *クラフト用ゼリー 今回使用した商品は「クリスタルアクセント ホワイト」。水を含ませると10倍くらいに膨らみます。花資材を取り扱っているサイトで購入できます。ピンク、グリーンなどの色付きもありますが、花やフルーツとの組み合わせには、無色透明のこのタイプがおすすめです。 *ガラスの器 *お好みのフルーツ(フェイクフルーツがおすすめ) ゼリー寄せにしたフルーツは本物ではありません。フェイクフルーツだと、食べ物を無駄にすることがないですし、傷んで変色することもなく便利に使えます。 *花材 アップルミント レモンバーム レモングラス スペアミント フウセンカズラ スプレンゲリー アレンジした植物は、ハーブやつる物のフウセンカズラなどで、グリーンだけのアレンジに。 クラフト用ゼリーの作り方 クリスタルアクセントを、ボウルやバケツなどに入れて水を注ぎます。 ティースプーン1杯につき200ccの水で、コップ1杯ほどのゼリーができます。お使いになる花器の大きさに合わせて、ゼリーを膨らませてください。 1時間ほどでゼリー状に膨らみます。量が多いと、もう少し時間がかかることもあります。 ザルなどにあけて、余分な水を捨てます。 アレンジする花器にゼリーを入れます。 アレンジの手順 <バリエーション1 パフェ形の器にアレンジ> パフェ形の花器にゼリーを入れながら、フェイクフルーツも入れます。側面から見て、フルーツがバランスよく見えるようにします。 フェイクのフルーツは軽いため、どうしても浮かび上がってきてしまいます。はじめは下のほうに配置しておくとよいでしょう。 水を入れます。水が多いとフルーツが浮かびやすく、またゼリー感が薄れるので、様子を見ながら入れてください。 フウセンカズラを入れ、アップルミントなどのミント類も入れます。 レモングラスを入れます。 ゼリーの上にレモンを飾って、入れたミントなどと馴染ませます。 出来上がり。 <バリエーション2 小さなグラスにアレンジ> 小さなグラスにゼリーとフェイクのチェリーを入れ、ハーブを少々。同様にフェイクのスライスレモンのグラスアレンジも作りました。 先にご紹介したパフェ形の器のアレンジと、小さなグラスのアレンジを使って、バスケットアレンジも作ってみましょう。 浅いバスケットに、パフェ形の器のアレンジとレモン(本物)、小さなグラスのアレンジを一緒に並べます。空いたスペースにレモングラス、スプレンゲリーなどを添えてみました。 <バリエーション3 シリンダー形の器にアレンジ> 高さのあるシリンダー形の器にアレンジします。 フェイクのレモン、チェリーをバランスよく配置しながらゼリーを入れていきます。 水を入れて、植物を入れます。 涼やか和菓子「錦玉羹」 夏の和菓子で思い浮かべるのは、水羊羹、錦玉羹、琥珀羹など、冷たくておいしいお菓子ではないでしょうか。 「錦玉羹(きんぎょくかん)」というのは、寒天と水を煮溶かして、砂糖を加えて作った和菓子です。透明感のある錦玉は目にも涼やかで、夏を代表するお菓子です。 私は、このきれいなお菓子を、どうやって作るのかなと、とても興味がありました。どうしても錦玉羹を自分で作ってみたくて、短期間でしたが和菓子教室に通ったことがあります。和菓子教室では、いちご大福や花の練り切り、桜餅など、四季折々のお菓子を作り、6月のお稽古で、待望の錦玉羹を習いました。カップに入った金魚鉢に見立てたものだったのですが、その作り方は、何工程もある、とてもとても手間のかかったものでした。 まず金魚を練り切りで作ります。粉寒天に砂糖を入れて煮詰めて錦玉を作り、一部を緑色に着色して型抜きをして浮葉を作っておきます。そしてカップに錦玉を流し入れて、浮葉→半止まりで錦玉→半止まりで金魚→半止まりで錦玉と繰り返していきます。半止まり(寒天液が固まる寸前の状態)を見極めて作業するなんて高度な工程もあり、なんとも手の込んだお菓子でした。 私は細かい作業が苦手で、最初の金魚を作るところから四苦八苦。岩に見立てた大納言の配置もうまくいかず、出来上がりを見ると???な金魚鉢。有名和菓子店のあの美しい錦玉羹には遠く及びませんでした。でも自作の錦玉羹に感激してしまいました。 Credit 写真・文/海野美規(Unno Miki) フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 https://www.annegarden.jp/
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アレンジ

まるでソフトクリーム⁉︎ カシワバアジサイ‘ハーモニー’とステンレス製フラワーベースでひんやり印象のアレンジ
カシワバアジサイ‘ハーモニー’ 梅雨は雨の季節。アジサイの美しい姿をあちらこちらで見かけます。ちょっと憂鬱な雨の日も、色とりどりのアジサイを見ると、「梅雨も悪くない」と思えたり。 アジサイの一種、カシワバアジサイに‘ハーモニー’という品種があります。実家では、数年前に父が玄関脇に植えたそうで、毎年ソフトクリームのような円錐形の花を咲かせます。通りかかった方からも、「きれいですね〜」と褒めていただくようです。大きな花穂に小花がぎっしり! ふわっふわっで真っ白です。 今回は、ボリュームたっぷりなカシワバアジサイ‘ハーモニー’をメインにアレンジを作ります。 見た目にもひんやりの花器 アジサイを活けるには、たっぷり水が入るフラワーベースがいいですね。ガラスのベースは、間違いなく涼しそうに見えます。 でも今回は、さらにひんやりとした印象になる、ステンレス製の鉢カバーを選びました。バケツ型で、たっぷりの水を入れて活け込むことができます。 もう一つ、ステンレス製の小さめなサイズの鉢カバーがありましたので、こちらも使ってコンパクトなアレンジも作りましょう。 キッチン用品など、ステンレス製で器になりそうなものを探すと、案外いろいろあります。ステンレスのシルバー色は、花色の邪魔をせず、どんな花にも合わせやすいのです。形もシンプルなので、スタイリッシュな印象に。ひんやり、スッキリな夏の花のアレンジにおすすめです。 使った花 カシワバアジサイ‘ハーモニー’ 3本 アジサイ(ピンク) 1本 シャクヤク 1本 トルコキキョウ 1本 アジサイの水揚げ アレンジをする際に、アジサイの水が下がって(しおれて)しまったということもあるかと思います。 そんなときの対処方法は、新聞紙に包んで水切りをし、深水(バケツなど深い容器にいっぱいに張った水)につけます。水につけるときは、新聞紙ごと濡れてしまって大丈夫。一晩(早ければ数時間)つけておくと、シャキッと水が上がります。 また、葉っぱは必要な枚数を残して切り落としておきましょう。 アレンジの手順 器に水をたっぷり入れます。直接水を入れられない場合は、落としを入れます。その場合も、水はたっぷり入れましょう。 大きな花から入れます。 カシワバアジサイの一番大きな枝を入れる場所を決めます。 配色に気をつけてほかの花も入れていきます。 トルコキキョウを入れます。 花の種類や色を混ぜないように、グルーピングして入れるとすっきりして見えます。 出来上がり。 同じ要領で、コンパクトなアレンジも作ることができます。 大きな花の季節 初夏から夏にかけて、大きな花がたくさん出回ります。 今回使った、アジサイやシャクヤクをはじめ、ユリ、ヒマワリ、ダリアなど大輪の花が揃います。 大きな花がある季節は、思い切って大きなアレンジを楽しみたいですね。大きな花を取り合わせたアレンジは、少ない本数でも豪華に見えるところが嬉しいです。また、ボン、ボンと入れるだけで、だいたいの形ができてしまうので、とても簡単にまとめることができます。 お手本はホテルの花装飾 大きな花のアレンジには、ホテルの花装飾が参考になります。 以前シンガポールに住んでいた時、ホテルのエントランスロビーに飾られていた大きな花装飾を見るのが大好きで、よく見学に行きました。まあ、ホテルのロビーに飾ってある花アレンジは、大きすぎて豪華すぎて、一般家庭向きではないのですが、花の組み合わせ、色合わせ、スタイルなど、真似したいヒントがいっぱいあります。 シンガポールのホテルでいうと、コロニアル調が素敵なラッフルズホテルは、ランをメインにトラディショナルなスタイルの花アレンジだったり、スタイリッシュで現代的なフラトンベイホテルは、アジサイとカラーのスタイリッシュでモダンなアレンジだったり。ホテルのコンセプトに合わせた花装飾が、とても興味深く思いました。 今回アレンジに使ったバケツ型のステンレス製の入れ物は、白のデンファレをアレンジして、ラウンジのサイドテーブルに置いてありました。ひんやりとした質感で、いかにも涼しげな感じが素敵だったのを覚えています。 Credit 写真・文/海野美規(Unno Miki) フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 https://www.annegarden.jp/
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レシピ・料理

ヴィーガン対応のレシピを参考に、愛犬に手作りあんこロールパン
犬もヴィーガン?? 環境意識や健康意識の高まりにより、近年、ヴィーガンというライフスタイルが多くの人に支持されています。ヴィーガンという暮らし方を実践している人は、動物愛護が目的の人から、環境保護や健康的な食生活を目指す人もいるそうです。 いま注目が集まるヴィーガンですが、先日、愛犬にもヴィーガン食を推奨するという記事を目にしました。 記事によると、ウィンチェスター大学で動物福祉と倫理学を教える教授の研究で、「2,536匹を調査。客観的なデータに加え、飼い主が獣医に連れていく頻度や、獣医による健康状態の報告なども含め、さまざまな角度から分析を実施した結果、犬たちにとって、もっとも健康的で危険性の少ない食事は、栄養学的にも健全なヴィーガン食であると結論づけた」とありました。 「えー!犬もヴィーガン⁉︎」と驚きました。犬は人間と暮らすようになった今でこそ雑食になってきたけれど、もともとは肉食の動物と習いました。その犬がヴィーガンとは…。 カナダやシンガポールでは、植物性食材のみを使ったヴィーガン仕様のドッグフードも発売されているとのこと。アレルギー反応を起こしやすい牛肉を使用していないことで評価されているそうです。確かに、我が家の愛犬あんも牛肉は苦手のようなので、このドッグフードはいいかもしれません。 ヴィーガン対応のレシピを参考に 愛犬のおやつは、牛乳・バターなどの乳製品や砂糖・塩などは使いたくないと思い、なんとか工夫して作っています。 最近は、和食・洋食・中華などヴィーガンの料理レシピが、ネット上にいろいろと紹介されています。ヴィーガン料理は、肉・魚・卵・乳製品・ゼラチンといった動物性食品や、白砂糖・ハチミツを使いません。ですが、ヴィーガン料理であっても、調味料を使って味付けはします。 人間用のヴィーガン対応の料理レシピは、犬のご飯には不向きですが、スイーツであれば、犬のおやつに応用できそうな、作ってみたいレシピが見つかります。 ぜひヴィーガン・スイーツを愛犬の手作りおやつに取り入れてみてはいかがでしょうか。 発酵なしのヴィーガンパン それでは、ヴィーガンの専門サイトで紹介されていた、「発酵いらずのヴィーガンパン」を作りましょう。 パン生地は、薄力粉とベーキングパウダーと豆乳で作りますので、発酵いらずで手軽にできます。りんご酢を入れることで、ふっくらした生地にします。 掲載されていたのはシナモンロールでしたが、中身をあんこに変更してあんこロールにしてみました。あんこは砂糖を使わず、ほのかな甘みのあるデーツというドライフルーツを入れて作ります。 発酵いらずのヴィーガンパンで作るあんこロール ヴィーガンパンの材料と作り方 <材料> 薄力粉((国産小麦) 125g 豆乳 100ml ベーキングパウダー 大さじ1/2 りんご酢 小さじ1 <作り方> 材料をボールに入れて混ぜます。 ひとまとめにしておきます。 *柔らかさの様子を見ながら、豆乳を加えてください。 デーツ入りあんこの材料と作り方 <材料> 乾燥小豆 1カップ デーツ 1/2カップほど(5〜6個) <作り方> デーツを細かくカットしておきます。 小豆を洗い、鍋に入れます。 水を入れて火にかけ、沸騰したら5分ほど煮ます。 5分ほど煮たら、ざるにあけます(渋切り)。 鍋に小豆を戻し、水3カップほど入れて火にかけます。 沸騰したら、弱火で小豆が柔らかくなるまで煮ます(50分くらい)。 煮詰まりそうになったら、水を足してください。 小豆が指で潰れるくらいになったら、デーツを入れます。 小豆をヘラで潰しながら混ぜます。水分を飛ばすようにしますが、冷めてからもデーツが水分を吸うので、少しゆるめにしておきます。 あんこロールの作り方 ヴィーガンパンの材料で作った生地を、打ち粉(分量外)をした台の上に出します。 麺棒を使って、長方形(正方形)にのばします。 デーツ入りあんこを、のばした生地の上に広げます。 手前端から巻いていきます。 3〜4cmくらいの幅でカットします。 天板に並べます。 200℃に温めたオーブンで15分ほど焼きます。 出来上がり。 犬が食べる場合は、小さくちぎって与えましょう。 6月30日には小豆を 「水無月」という三角形のういろうの生地にあんこがのった和菓子があります。水無月は、6月30日の「夏越の祓(なごしのはらえ)」の日に食べる慣わしです。 小豆は邪気を払うとされています。一年の後半を無病息災で過ごせるように願いをこめて、小豆をいただきます。あんこロールで、愛犬も元気に今年後半も過ごせますように。 Credit 写真・文/海野美規(Unno Miki) フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 https://www.annegarden.jp/






















