夏の終わりに愛犬と一緒に! スイカの寒天の冷た〜いおやつ
夏にさっぱり美味しいフルーツといえば、やっぱりスイカ。真っ赤な果肉が目に鮮やかなスイカは熱中症予防にも効果的で、愛犬も美味しく食べられる夏の風物詩です。ハーバルセラピストの資格を持ち、ペットのための自然療法も学ぶ海野美規さんに、今が旬のスイカを使って作る、つるんとした食感が楽しい爽やかスイカゼリーの作り方を教えていただきます。
目次
スイカでひんやり涼もう

まだまだスイカの美味しい季節です。
スイカはよく知られている通り、カリウムと水分が豊富なので、夏の熱中症対策に最適です。また利尿作用が高く、余分な水分を排出してくれます。
以前シンガポールに住んでいたとき、フレッシュな『ウォーターメロンジュース』は定番で、どこでも気軽に飲むことができました。ビールのジョッキサイズで、ごくごく! 甘さが自然で、とても美味しくて、暑い日はいくらでも飲めました。やはりスイカの体を冷やす効果はすごい! と感じました。

犬友達の中でも、スイカが好きという話をよく聞きます。散歩でいつも会う、ヨークシャーテリアのミミちゃんも、小さくカットしたスイカを暑い日によく食べるとか。冷たくて、甘くて美味しいですよね。
愛犬あんはというと、スイカをそのままでは食べません。そこで、スイカゼリーにしてみました。つる〜んとした食感が楽しいらしく、美味しそうによく食べます。
スイカのひんやりおやつで、残暑に負けず過ごしましょう。

スイカゼリーの材料

- スイカ(ジュースにして) 300cc
- 粉寒天 4g
- 水 300cc
「粉寒天」は、寒天を粉末状に加工したもので、原料はテングサやオゴノリといった海藻です。溶かしやすく手軽に使えます。
スイカゼリーの作り方
- スイカの種を取り除き、ミキサーなどでジュース状にします。

- 小鍋に粉寒天と水を入れ、1〜2分火にかけて煮溶かします。
- スイカのジュースを2の小鍋に加えて混ぜます。

- 型に流し入れ、冷やし固めてできあがり。

冷やし固める型は、まん丸の形ができる製氷皿を使いました。
もっと小さな球形の製氷皿もありますね。丸い可愛いゼリーができますが、喉につまらせないように注意してください。今回は、大きな球形の製氷皿にしました。犬に与える場合は小さくカットします。

人間用には、黒ゴマで種をつけると、よりスイカらしさがアップします。

家庭菜園のスイカ

夏の家庭菜園での主役の一つがスイカ。毎年スイカの収穫を楽しみにしています。
私は苗を買ってきて植えています。スイカはやはり人気なようで、ちょっと出遅れると大玉スイカ、黒スイカの苗は完売。小玉スイカが少し残っているくらいです。
スイカは比較的育てやすいようで、だいたい毎年丸い大きなスイカが育ってくれるのが、また嬉しいところです。

敷き藁でマルチングしたり、つるが伸び伸びできるように誘導したり、鳥から守るためにネットを張ったりと、いろいろお世話がありますが、庭で縞々のスイカがゴロゴロしている様子は、なんとも愉しいものです。

愛犬あんも庭に出ては、スイカの成長を見守ってきました。今年もまずまずの出来栄えに満足しているようです。

Credit
写真・文/海野美規(Unno Miki)
フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。
https://www.annegarden.jp/
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