手作りは楽しい! 寒い季節にぬくぬくの手作り豚まんで、愛犬もポカポカ

寒い季節には、やっぱりホカホカの豚まんが恋しくなりますよね。冬の間は、愛犬にも温かい豚まんを作ってあげませんか?
ハーバルセラピストの資格を持ち、ペットのための自然療法も学ぶ海野美規さんは、愛犬あんのために、日々ごはんやおやつを手作りしています。そんな海野さんに、愛犬が食べても安心な「ぬくぬく」の豚まんの作り方を教えていただきました。
目次
豚まんを作ろう

寒い季節、ほかほかの食べ物は、本当に幸せですよね。愛犬にも、温かいおやつをあげたい! といっても、熱々は食べられませんし、危険でもありますので、「あつあつ」というより「ぬくぬく」の豚まんで喜んでほしいな〜と思います。

豚まんの皮は、ベーキングパウダーでカンタンにできる方法で作ります。無糖、無塩の生地なので安心です。肉だねには干し椎茸を入れました。我が家の愛犬あんも大好きな豚まん。ぜひ、ぬくぬく豚まんで愛犬をポカポカにしてあげましょう。
手作り豚まんの材料
肉だねの材料

- 豚ひき肉 100g
- 白菜 1/2枚ほど
- 干し椎茸(水で戻しておく) 1個
皮の材料

- 強力粉(春よ恋) 120g
- ベーキングパウダー 小さじ2
- 水 80cc
- ごま油 大さじ1
手作り豚まんの作り方

豚まんの皮を作ります
1.粉類をふるいにかけてボールに入れ、水を入れて混ぜます。
2.ごま油を入れて混ぜ、ひとまとまりにします。
3.ラップをかけて、ひと休み。
肉だねを作ります
4.水で戻した干し椎茸は、みじん切りにします。
5.白菜をみじん切りにします。
6.ボウルに入れて、豚ひき肉とよく混ぜます。
7.適当な大きさに分けて丸めておきます。
肉だねを包んで蒸します
8.休ませておいた生地を分割します。
9.生地を薄くのばして、肉だねを包みます。
10.蒸し器で10〜20分蒸します。くっつかないようにクッキングシートなどの上にのせて蒸すとよいでしょう。
※大きさによって蒸し時間が多少変わるので、様子をみて加減してください。
できあがり!

*犬が食べる際には、熱すぎないように注意してください。
*皮の堅いところは外したり、小さくちぎって、喉につまらせないように気をつけて与えてください。

なんでも手作りしたブダペスト生活
海外暮らしで、日本と同じような食生活を実践するのはなかなか難しいことがありますが、日本食が世界中で人気になったことで、大都市では食材を手に入れやすくなりました。
シンガポールに住んでいる時は、日本のスーパーマーケット、デパートがいくつかありましたから、価格はさておき、ほぼ日本と同じように買うことができました。
それに比べて、日本から遠く離れたヨーロッパ、それも東欧ハンガリーではとても大変でした。私が暮らしていた15年前は、それでも、ずいぶん日本食材の品揃えも増えて便利になったと言われましたけれど。
雪の降る寒い日は、「あぁ〜あつあつのあんまんが食べたいな〜豚まんも食べたい〜」「湯豆腐が食べたいな〜」としみじみ思うことがありました。当時のブダペスト市内には、あんまん、豚まんはどこにもありませんでした。そのため、なんとか自分で作らなくてはなりません。豆腐は中国食材店で購入できましたが、用途が違うせいか、鮮度に問題があり湯豆腐には使えません。安心して食べられる豆腐は、日本から持って行った手作り豆腐キットで作っていました。友人は、蒟蒻も手作り。たくさん作ったと言って、いただいたこともありました。食べたければ、みんな自分で作っていたのです。
海外生活でなくても、日頃からなんでも手作りしている方はいらっしゃると思います。でも私は、日本では、豚まんの名店と聞けばそちらで買ってしまいますし、豆腐や蒟蒻はスーパーで買っています。手作りしなければ食べられない海外生活は、不便だと感じる反面、なんだか楽しく面白かったなと思います。
材料や調味料は揃わないし、名店ほど味に深みはないし、見た目もイマイチとしても、私の豚まんはとても美味しかった!

愛犬のために豚まんを作りながら、いろいろ手作りしていたブダペストでの暮らしを懐かしく思い出しました。
Credit
写真・文/海野美規(Unno Miki)
フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。
https://www.annegarden.jp/
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