ほり・ひさえ/ガーデンセラピーナビゲーター。一般社団法人日本ガーデンセラピー協会専門講師。
生花店勤務を経て、ガーデンデザイン・ハーブ・アロマセラピー等を学び、起業。植物のある暮らしを通じて、病気になりにくい身体を作り健康寿命を延ばすことを目指した「ガーデンセラピー」に特化した講座の企画運営と庭作りを得意とする。埼玉県熊谷市の『花音の森』にて、日々植物に囲まれ、ガーデンセラピーを実践中。
ほり・ひさえ/ガーデンセラピーナビゲーター。一般社団法人日本ガーデンセラピー協会専門講師。
生花店勤務を経て、ガーデンデザイン・ハーブ・アロマセラピー等を学び、起業。植物のある暮らしを通じて、病気になりにくい身体を作り健康寿命を延ばすことを目指した「ガーデンセラピー」に特化した講座の企画運営と庭作りを得意とする。埼玉県熊谷市の『花音の森』にて、日々植物に囲まれ、ガーデンセラピーを実践中。
ほり・ひさえ/ガーデンセラピーナビゲーター。一般社団法人日本ガーデンセラピー協会専門講師。
生花店勤務を経て、ガーデンデザイン・ハーブ・アロマセラピー等を学び、起業。植物のある暮らしを通じて、病気になりにくい身体を作り健康寿命を延ばすことを目指した「ガーデンセラピー」に特化した講座の企画運営と庭作りを得意とする。埼玉県熊谷市の『花音の森』にて、日々植物に囲まれ、ガーデンセラピーを実践中。

ハーブを活用して簡単に完成! クリスマススワッグの作り方
スワッグとは? スワッグとは「壁飾り」という意味で、フラワーアレンジメントの一種です。 丸い形は「リース」、それ以外の形は、「スワッグ」や「ガーランド」などと呼ばれます。スワッグは、ドアや壁に掛けてもいいですし、横にして置いて、テーブルを飾っても素敵です。 リースやブーケ(花束)と比べて短時間で簡単に作れるので、初心者さんにオススメのアレンジメントです。 特に決まりもありませんから、自由に作ってみてくださいね。 クリスマススワッグを作る材料は? まずは使用する花材の準備から。用意したものは、ユーカリ、チェリーセージ、コモンセージ、サラダバーネット、エレガンテシマ(ヒノキ)、ラムズイヤー、アップルミント、モミです。今回は、ドライフラワーになりやすいユーカリやミントなど、ハーブの葉に加えて、クリスマスシーズンに飾って楽しめるように、庭に植えてある針葉樹(コニファー)の枝を使いました。ヒバやモミ、ヒノキなどの針葉樹も立派なハーブ! これらがプラスされると、一気にクリスマスの雰囲気になりますよ。 ハーブの種類はもっと少なくても問題ありませんし、お庭に生えている針葉樹がある方は、剪定を兼ねて、一緒に使ってみるのもオススメです。手に入らなければ、お花屋さんにある花材で気に入ったものを揃えてくださいね。 自家栽培している植物を使う場合には、虫がいないかどうか、よくチェックしましょう。虫がいるとしたら、葉の表ではなく裏面です。 枝葉を裏返して、よくチェックをしましょう。枝と枝の間もよく確認してくださいね。 他に揃えておく材料は、輪ゴム、リボン、麻布です。 クリスマススワッグの作り方 それでは、スワッグを作っていきましょう。仕上がりは、40×20cmくらいです。 1. 花材の準備をします はじめに、用意したハーブを3つのサイズに分けましょう。枝葉の長さが30cm以上を大サイズ、30~20cmを中サイズ、20cm以下を小サイズとしてまとめておきます。 ●大サイズ…(左から)チェリーセージ、ユーカリ ●中サイズ…(左から)サラダバーネット、コモンセージ、エレガンテシマ ●小サイズ…(左から)ラムズイヤー、アップルミント、ユーカリ、モミ サイズ別に分けたら、下葉を取り除いておきましょう。 目安は握りこぶし1つ分ほど。ここに葉が残っていると、うまく乾燥しにくくカビの原因にもなりますので、丁寧に取り除いてくださいね。 2. 大サイズから束ねます まずは大サイズから束ねていきます。三角形になるように枝葉の向きを調整して、輪ゴムでとめましょう。 ポイントは、手で持つのではなくて置いて作ること。手で持ちながら作るのは、練習が必要な難しい技術です。あまり慣れていない方は、テーブルの上に置きながら作り、要所要所を輪ゴムでとめていくと、上手にできますよ。 3. 中サイズ、小サイズを束ねます 長いものから順に、三角形を意識して重ねていきます。上に重ねていくことで、厚みが出て、ボリューム感のあるスワッグに仕上がります。また、ハーブは左右均等に配置するのではなく、1種類をひとかたまりにまとめて配置します。この手法をグルーピングと呼びます。 作りながら、時々逆さにして、三角形になっているかをチェックしましょう。 4. 輪ゴムでまとめます すべての花材が入ったら、輪ゴムで1つにまとめましょう。 5. 麻布とリボンを巻きます 輪ゴムを隠すように、麻布を一周巻き、その上からリボンを巻きます。 この際、リボンの向きに注意しましょう。吊るして楽しみたいので、これまで作っていた向きとは逆にして蝶結びをします。麻布は、なければ省略してOKです。 6. 完成です ボリューム感は、枝葉の量で調整してくださいね。クリスマスが終わったら、リボンや麻布をお正月っぽいものに替えると、また違った雰囲気になりますよ。季節に合ったリメイクをして、ぜひ長く楽しんでください! 上手にドライにする方法 うまくドライにできれば、きれいな色やハーブの香りを長い期間楽しむことができますので、コツをおさえておきましょう。 コツ1:天日に当てないこと 強い光に当ててしまうと、色があせたり、葉が焼けたりします。乾燥させる場所は“風通しのよい日陰(室内)”にしましょう。 コツ2:短時間で乾かすこと 湿気の多い季節は避けて、短時間で乾燥させたほうが、状態のよいドライフラワーになります。冬場は空気が乾燥しているので、きれいに仕上がる季節でもありますよ。ぜひお試しくださいね。

おいしいハーブティーで風邪予防をしよう
風邪対策のキーワードは「免疫力」 私たちの体は、免疫という自然治癒力を備え持っていて、さまざまな病気から体を守っています。 体に入ってくる細菌やウイルス、体内で発生したがん細胞などの異物から体を守ってくれるチカラ、これを「免疫力」と呼びます。しかし、この免疫力は、疲れが溜まったり、睡眠不足だったり、ストレスが強くかかったりなどの状態が続くと、力が低下。結果、風邪やインフルエンザなどのウイルスに負けてしまい、発病する…という仕組みです。 風邪をひかないためには、生活習慣の見直しと、「免疫力を上げておく」ことが大切。免疫力が高い人は、風邪やウイルスが体に入ってきても、はねのけたり、症状が軽く済む、回復が早い、といった体の状態を保つことができます。 ハーブをおいしく飲むためには、ブレンドすること ハーブには、この免疫力を高める作用を持つものがたくさんあり、摂取することで、免疫力が強化されて、日々の健康づくりにも役立ちます。ですが、なかなか意識をしないと摂れないのではないでしょうか? そこでオススメなのが、ハーブティーを一日1杯以上飲むこと。 まずは、これを1カ月、続けてみてください。そのためには、おいしくないと続きませんから、免疫力を上げて風邪をひきにくくするハーブたちをブレンドしてみたいと思います。 実はハーブは、ブレンドすることでおいしさが増すのです。よく、「ハーブ同士の相性ってあるのですか?」と聞かれますが、単品で飲むと主張が激しいと感じても、他のハーブと混ざることで角が取れて、味がまとまってくるんです。その上、それぞれのハーブが持つ薬効成分もまとめて摂れるので、ブレンドすることを強くオススメします。 風邪予防のためにオススメのハーブは? それでは、風邪予防につながる作用を持つハーブを3種類、ご紹介していきます。 1. エキナセア 自己治癒力を高めてくれる免疫賦活作用や、抗ウイルス作用や抗菌作用、炎症を鎮めてくれる消炎作用もあるので、風邪やインフルエンザの予防にピッタリのハーブです。風邪をひきやすい人はもちろん、季節の変わり目で体調を崩しやすい人や、気管支炎になりやすい人にもオススメです。 注意:キク科の植物にアレルギーがある方は注意が必要です 2. エルダーフラワー エルダーフラワーは、発汗によって熱を下げる働きがあるため、風邪のひき始めやインフルエンザの初期症状緩和に役立ちます。また、花粉症・アレルギーなどの症状緩和にも使われます。 薬効の高さから、医薬品として古くから使われてきたハーブです。 3. レモングラス レモングラスには、優れた抗菌作用があり、風邪やインフルエンザなど感染症の予防に効果あり。また、胃の働きを整える作用があるので、風邪の症状が胃腸に出やすい人にも◎。レモンに似た爽やかな草の香りで、飲みやすいハーブです。 注意:成分が強いため妊娠中は使用しないでください ハーブを買うときの注意点 ハーブティーは、一年を通して購入しやすいドライハーブを利用しましょう。ハーブショップやインターネットで入手できます。ハーブショップなどでは、クラフト用のハーブも一緒に売られていることもあります。購入する際には、「食品用」であることを確かめてからお買い求めくださいね。 ハーブは香りが命。一度に大量を買うのではなく、少量をこまめに買い足すことをオススメします。しっかり封をして、戸棚など日が当たらないところで保管しましょう。 風邪予防ブレンドレシピ <材料>60g エキナセア 25gエルダーフラワー 15gレモングラス 20g 一日1杯(2g)・30日分で60gが目安になります。 それぞれのハーブを計量し、ボウルに入れてよく混ぜたら、密閉容器で保存してください。飲む際にはよく混ぜてから使ってくださいね。 また、ブレンドの比率は、好みで変えていただいて問題ありません。ご自分の好きな味でブレンドしてみるのもまた楽しい作業ですよ。 おいしいハーブティーの入れ方 作ったブレンドをおいしく飲むためには、入れ方も大切です。ハーブティーの入れ方をおさらいしておきましょう。 【手順】 ポットにハーブを入れるあらかじめ温めておいたポットにハーブを入れます。ティーカップ1杯(150~180cc)に対して、ティースプーン山盛り1杯が目安です。熱湯を注ぎ、ハーブを蒸らして成分を抽出するお湯を注いだら、すぐポットのふたをして、ハーブのエキスを抽出します。3分待ちます。ティーカップに注ぐあらかじめ温めておいたカップに注いで、飲みましょう。 ハーブティーは、1杯目で薬効成分はほとんど抽出されます。風邪予防のために摂取したい方は、緑茶や紅茶のように、2杯目・3杯目と飲むことはせず、1杯目を大切に飲んでくださいね。ハーブティー効果で、この冬も元気に過ごせますように。 <注意点> ハーブは薬ではありません。健康状態が気になる方は医師にご相談ください。 また、ご紹介したレシピの作用や反応には、個人差があります。ご利用の際には、身体に合うかどうかパッチテストを行い、違和感がある場合にはすぐ使用を中止するなど、ご自身で責任を持ってお試しいただくようお願いします。

冬の風邪予防にオススメ! ハーブはちみつの作り方
風邪予防はもちろん、ひきはじめにも「はちみつ」がオススメ! はちみつは、ビタミンCやB1、B2などのビタミン類やマグネシウム、カルシウム、鉄、ポリフェノールなど150を超える多彩な栄養素を含んだ総合栄養食品です。古代から、甘味料としての食用だけでなく薬用や美容品としても使われてきた歴史があります。 はちみつに含まれるグルコン酸には殺菌作用があり、また、強い殺菌力を持つ過酸化水素をつくる酵素も含まれることから、咳止めやのどの炎症、口内炎、擦り傷の治療などに効果があるとされてきました。 ちなみに、はちみつにカビが生えたり腐ったりしないのは、この高い殺菌作用のおかげなのです。 また、はちみつに含まれる糖分は、消化吸収に優れた“単糖類”で、胃腸への負担が少なく、体内で効率よくエネルギーに変わるので、疲労回復効果も期待できます。風邪をひいて弱った身体のケアにもピッタリです。 風邪やインフルエンザが流行するこの時期、はちみつの殺菌効果や疲労回復効果を上手に取り入れて、風邪予防したいですね。 今回は、さまざまな効果が期待できるはちみつに、ショウガとローズマリーを加えた、「ハーブはちみつ」を作ります。風邪予防にはもちろん、ちょっとのどが痛いかも、疲れ気味で体力が落ちているかも…というときにも有効な、冬にぴったりの一品です。しかも簡単に作れますので、ぜひお試しくださいね。 体を温めるには乾燥ショウガがオススメ! 日本人に馴染み深いハーブの一つ、ショウガは、風邪や悪寒に効果があり、昔から漢方薬として使われてきました。 実はショウガには、生で使うか乾燥させて使うかによって、相反する作用があることをご存知ですか? 生のショウガにある辛み成分に含まれる「ジンゲロール」には、体の中心部分の熱を細部に送り届けながら、体を冷やす作用があるので、熱を冷ましたいときなどにオススメです。 そのジンゲロールを乾燥させることで変化した成分を「ショウガオール」といいます。 ショウガオールには、身体を奥深くから温めてくれる作用があり、その効果は長時間持続しますので、胃を温めて食欲を促し、消化を促進する働きが期待できます。ですので、風邪予防や風邪のひきはじめ、冷え性改善などには、特に乾燥ショウガがオススメです。 乾燥ショウガは、生のショウガを乾燥させてから使用してもいいですし、乾燥させたものもハーブやスパイス専門店で販売されています。 抗菌作用のあるローズマリーをプラスしよう! 強い芳香成分を持つローズマリーには、殺菌作用、抗菌作用や消化促進効果があります。また、その香りには脳細胞を活気づける作用があり、風邪で弱った身体を活発にして、元気づけてくれます。ちなみに、ローズマリーは生でもドライでも、どちらでも構いません。 ハーブはちみつを作ろう! 作り方は簡単! 乾燥ショウガとローズマリーの2種類のハーブをはちみつに漬け込むだけで、ハーブはちみつのでき上がりです。 <用意するもの> ○ 純正はちみつ(できれば非加熱のもの) 100g はちみつは、添加物などが入っていない純正のものがオススメです。また、はちみつに含まれるビタミン類は熱に弱いため、できれば製造工程で加熱処理をしていないものがよいでしょう。 ○ 乾燥ショウガ 10g ○ ローズマリー(生or乾燥) 5g ○ 密閉容器 <作り方> 1. 密閉容器のビンとフタをきれいに洗い、たっぷりの水に浸し、火にかけます。沸騰したらそのまま5~10分煮て、煮沸消毒し、キッチンペーパーの上に逆さに置いて熱を冷まします。 2. 煮沸消毒したビンに、ショウガとローズマリーを入れて、はちみつを加えます。 はちみつに徐々にハーブの有効成分が溶け出してきますので、5日ほど経ったら、使えるようになります。 ハーブはちみつの効果的な摂り方は? せっかく作ったハーブはちみつですから、効果的に摂取したいですよね。 例えば、お湯やハーブティー、紅茶の甘みとして使うのもオススメですが、先ほども触れたとおり、はちみつに含まれるビタミン類は熱に弱く、45℃になると壊れてしまうので熱湯は避けましょう。 純正で非加熱のはちみつを使った場合には、生でそのまま口に入れるのがベストです。夜寝る1時間ほど前に体内に入れると、成長ホルモンの分泌を促進してくれる作用があるのでオススメです。風邪予防や健康づくりに取り入れる際には、ぜひ参考にしてみてくださいね。 <注意点> 自然の恵みが詰まったハーブですが、妊娠中・授乳中の方、治療中の病気がある方、体質などの心配がある方は、使用できないハーブもあります。使用する前に、必ずかかりつけの医師に相談しましょう。健康状態が気になる方も医師に相談してから使用しましょう。 また、1 歳未満の赤ちゃんがはちみつを食べることで乳児ボツリヌス症にかかることがあります。1歳未満のお子さまには食べさせないでください。

ハーブティーで風邪予防! 免疫力を上げる「エキナセア」をおいしく飲もう
風邪にかからないためのキーワードは「免疫力」 私たちの体は、免疫という自然治癒力を備え持っていて、さまざまな病気から体を守っています。体に入ってくる細菌やウィルス、体内で発生したがん細胞などの異物から体を守るチカラのことを、免疫力と呼びます。 この免疫力ですが、疲れが溜まっていたり、睡眠不足だったり、ストレスが強くかかっている状態等が続くと、力が低下。結果、風邪やインフルエンザなどのウィルスに負けてしまい、発病する…という仕組みです。 というワケで、風邪にかからないためには、生活習慣の見直しと、「免疫力を上げておくこと」が大切なんですよ! 免疫力が高い人は、風邪やウィルスが体に入ってきても、はねのけることができたり、風邪をひいても症状が軽く済む、回復が早い、といった体の状態を保つことができます。 免疫力アップの効果が期待できる「エキナセア」 そんな免疫力を上げておくために、役立ってくれるのがハーブ! 免疫力アップの効能を持つハーブの一つに、「エキナセア」があります。 北アメリカの先住民がよく使っていたハーブで、動物に噛まれたり、傷や虫刺されの手当て、などに活用されていたようです。エキナセアには、自己治癒力を高めてくれる免疫賦活作用や、抗ウィルス作用や抗菌作用、炎症を鎮めてくれる消炎作用もあるので、風邪やインフルエンザの予防にピッタリのハーブです。 風邪をひきやすい人はもちろん、季節の変わり目で体調を崩しやすい人や、気管支炎になりやすい人にもオススメですよ。 風邪予防が期待できるハーブ3種類 ハーブを手軽に楽しめる方法が、お茶として飲むこと。一年を通して購入しやすいドライハーブを利用して、ハーブティーを楽しんでみましょう。ドライハーブは、ハーブショップやインターネットで入手できます。ハーブショップなどでは、クラフト用のハーブも一緒に売られていたりします。購入する際には、「食品」であることを確かめてからお買い求めくださいね。 それでは、寒い季節に特に役立つ、風邪対策にぴったりな3種類のハーブをご紹介していきましょう! エキナセア 先にご紹介したエキナセア。単体で飲むと、渋みと苦みがあって、少々クセがあると感じるかもしれません。注意:キク科の植物にアレルギーがある方は注意が必要です。 レモングラス 殺菌作用があり、風邪やインフルエンザなどの感染症の予防に役立ちます。また胃の調子を整える健胃作用・消化促進作用もあり、消化器系をサポートする効能もあります。レモンのような爽やかな香りがするので、飲みにくいハーブに合わせるとよいでしょう。 ローズヒップ 高い栄養価を持つハーブで、「ビタミンの爆弾」とも呼ばれています。風邪やインフルエンザの予防はもちろん、炎症や発熱でビタミンCを消耗した時の補給としても役立ちます。緩下作用もあるので、便秘がちな時にもオススメですよ。 また、ローズヒップティーは赤い色だと思われている方が多いのですが、単品で入れると、よくあるお茶の色で、赤くはありません。酸味が強いため、苦手な方は量を少なめにしましょう。 ハーブで風邪予防! ハーブティーブレンドレシピ 1種類のハーブを単品で飲むのもいいですが、複数のハーブをブレンドすることによって、飲みにくさも緩和されたり、相乗効果でおいしくなったりするのをご存じですか? 先ほどご紹介した3種類をブレンドしてみましょう。相性もいいので、おいしいハーブティーになりますよ。 <材料> 乾燥ハーブエキナセア 10gレモングラス 10gローズヒップ 10g*酸味が苦手な場合には5g*ローズヒップは堅いため、事前にハサミなどで切って小さくしておく。お湯ティーカップ 【おいしいハーブティーの入れ方】 ポットにハーブを入れるあらかじめ温めておいたポットにハーブを入れます。ティーカップ1杯(150~180㏄)に対して、ティースプーン山盛り1杯が目安です。熱湯を注ぎ、ハーブを蒸らして成分を抽出するお湯を注いだら、すぐポットのふたをして3分待ち、ハーブのエキスを抽出します。ティーカップに注ぐあらかじめ温めておいたカップに注いで、飲みましょう。 ハーブティーは、日々の習慣として、1日に1~3杯を目安に飲み続けていくことで、健康や美容維持・体質改善へとつながっていきます。また、ハーブティーを入れる際、基本的には1杯目で、体に働きかける有効成分のほとんどが、抽出されてしまいます。風邪予防のために摂取したい方は、緑茶や紅茶のように、2杯目、3杯目と飲むことはせず、有効成分が含まれた1杯目を飲んでくださいね。 <注意点> 自然の恵みが詰まったハーブですが、妊娠中・授乳中の方、治療中の病気がある方、体質等の心配がある方は、使用できない種類もあります。使用する前に、かかりつけの医師にご相談ください。また、ハーブは薬ではありません。健康状態が気になる方も医師にご相談ください。

ハーブをおいしく飲もう! 美肌コーディアルの作り方
コーディアルとは? コーディアルとは、ハーブ類・ジンジャーなどのスパイス類・季節の果物などを、砂糖やはちみつに漬けこんだシロップのこと。 イギリスが発祥で、もともとはアルコールでつくっていたそうですが、今はノンアルコール飲料として、子どもから高齢者まで幅広く親しまれています。特にハーブを使ったものを、ハーブコーディアルと呼び、ハーブの凝縮された薬効成分を、いつでも手軽に体内に取り入れることができます。また、日常的にハーブを飲むことで、体内の免疫力が上がり、風邪をひきにくくなり、予防にもつながりますから、ぜひ積極的にハーブを摂りましょう! とはいえ、ハーブというと、あの独特の香りが苦手だったりしませんか? コーディアルは、甘いシロップ。子どもでも飲める市販のものが、たくさん売られていますので、お好きなものを探してみてくださいね。ハーブの薬効成分を取りたい場合は、着色料・香料・保存料などが使われていないものがオススメです。 美肌のためのハーブコーディアルを作ろう! そんなハーブコーディアル、実は簡単に手づくりできちゃうのです! 今回ご紹介するのは、美肌ケアに一役買ってくれるハーブを集めたコーディアル。こちらの3種類のドライハーブを使って、つくりますよ。 1.ローズ ローズは「花の女王」といわれ、世界三大美人のクレオパトラも愛用していたことで知られています。 人間の体内では、「活性酸素」というのが日々生まれているのですが、活性酸素は、体の細胞を酸化させ、老化を早める特性があります。ローズは、そんなコワイ活性酸素から守ってくれる物質「ポリフェノール」を多く含んでいるため、美容に向くハーブです。 それだけではなく、生理痛や生理不順など女性特有のトラブルの改善や、便秘・下痢・むくみなど、幅広くケアしてくれる優れもの!日々積極的に摂りたいハーブの一つです。 2.ローズヒップ ローズヒップは、ドッグローズから採れる実で、ビタミンを豊富に含んでいて、栄養価が高いハーブです。メラニンの生成を防いでシミを予防する作用があり、コラーゲンの生成にも関与するといわれているので、肌あれや肌の弾力アップにも。ローズ同様、ポリフェノールも入っています。 3.ハイビスカス 観賞用のハイビスカスではなく、食用種である「ローゼル」という種類のがくの部分を飲料にします。ルビーのように真っ赤な色素成分が特徴です。ハイビスカスは、クエン酸を豊富に含んでいますので、肉体疲労や眼精疲労を和らげてくれます。また、利尿作用にも優れていて、身体のむくみが気になる人にもオススメですよ。こちらもローズ同様、ポリフェノールも入っています。 ローズ・ローズヒップ・ハイビスカスを使ったレシピ「美肌コーディアル」 『美肌コーディアル』の作り方をご紹介します。 <材料> ドライハーブ(ローズ15g、ローズヒップ15g、ハイビスカス5g)きび砂糖 80gミネラルウォーター 300mlレモンの絞り汁 大さじ2保存容器 <作り方> 鍋にミネラルウォーターとドライハーブを入れて、沸騰させる。弱火でコトコト5分煮る。火を止めて5分蒸らす。ハーブを濾して、液を抽出する。抽出液を鍋に戻して弱火にかけ、少しずつきび砂糖を入れて溶かす。きび砂糖が溶けたら火を止め、レモン汁を加えて完成。 粗熱が取れたら、煮沸消毒した容器に入れて、冷蔵庫で保存します。保存料が入っていませんから、1週間ほどで使い切ってくださいね。 飲む時は、水やお湯・炭酸などで5倍に希釈してお飲みください。 <注意点> ハーブは、薬ではありません。適量を摂取し、自己責任で楽しんでください。体調のすぐれない方・持病のある方・妊娠中の方は医師にご相談ください。

いつもの料理をさらにおいしく♪フレッシュハーブのブーケガルニを作ろう
ブーケガルニってなに? ブーケガルニとは、ハーブを束にして、糸で縛ったもので、「香草の束」という意味があります。煮込み料理を作る際によく使われ、素材の臭みを取ったり、料理に香味をつける役割を担っています。使うのは、生のハーブや乾燥させたハーブで、一般的には、タイムやローリエ、バジルやセロリなどがよく使用されますが、種類には決まりはありません。その家に伝わる味があったり、地域によって違ったりとバリエーションもさまざま。日本でいうと、味噌汁の味噌に近いでしょうか。 香りを楽しむならフレッシュハーブを使おう! じつは、ハーブの持つ香りは、空気に触れると揮発して、だんだん消えていってしまう特徴があります。この香りはハーブにとって「命」。フレッシュ(生葉)を使用すると、格別な風味を楽しむことができますよ。一方、乾燥させたドライハーブは、長期保存が可能。ハーブは一年を通じて収穫できるものばかりではないので、収穫したものを長く使うための知恵です。フレッシュとドライでは風味も異なりますので、違いを楽しんでみるのもおすすめですよ。 フレッシュハーブを使うときの注意 フレッシュハーブを使う場合は、調理前に水洗いをしましょう。ただ、葉が柔らかいものは水を含むと葉同士がくっついてしまったり、傷むこともあるので、注意が必要です。水気を含んだ状態だと傷みやすくなるので、洗ったらキッチンペーパーなどでそっと包んで、水気をしっかり取っておきましょう。 また、ハーブの中には金属に反応する種類もあり、例えば包丁で刻むと真っ黒になってしまい、せっかくのハーブが台無しに…。そんなことを避けるため、基本は手でちぎるのがおすすめです。それと、思った以上にまな板が緑に染まることもあるので、気になる方はキッチンペーパーなどを敷いた上で、作業するとよいでしょう。 フレッシュハーブでブーケガルニを作ろう フレッシュハーブを使って、ブーケガルニを作ってみましょう。 <材料> ハーブ 適量タコ糸 今回使用したハーブはこちら セロリ(葉と茎)ローズマリーオレガノセージタイムローレル 4~5種類、手に入りやすいものを用意してください。ハーブは1種類で使うより、たくさんの種類を混ぜることで、お互いの味の角を取り、引き立て合う作用を持っていますので、できるだけ多くの種類があるほうが、おいしく仕上がります。怖がらず、混ぜてみましょう。そうすると、より複雑な香りのする一皿になりますよ。 <作り方> 作り方はとっても簡単! 枝のまま材料を束ねて、タコ糸をぐるぐる巻きつけて… しっかり結んだら、完成です。 タコ糸はきつめに巻きましょう。特に煮込み料理に使う場合、ぐつぐつと長時間煮ている間に、巻きが弱いとほどけてしまい、鍋の中でバラバラに…。しっかり結んでおきましょう。 ブーケガルニと相性がいいお料理は? 作ったブーケガルニは、ポトフやスープ、シチューなどの煮込み料理におすすめ。 素材的には牛肉との相性がよいので、ビーフシチューやビーフストロガノフを作る時に使ってみてください。 使いやすいハーブは自分で育ててみよう 庭やベランダで、ハーブを育ててみませんか? わざわざスーパーで購入するのではなく、お庭で育てたハーブがあれば、使いたいときにサッと摘んで使用できます。この格別なフレッシュハーブの香りは、料理の美味しさを左右するポイントにも。これを味わえるのは、自分で育てた人の特権! 初心者さんでも育てやすいハーブは、ローズマリー・ミント類・パセリ・バジル・ラベンダーなどです。一般的にハーブは10~20℃くらいの気温があれば育ちやすいといわれていて、植え込みをするのは、春か秋がベストシーズン。暑すぎたり、寒すぎたりすると、株が弱ってうまく育たないことも…。この気温の頃なら、植え方が丁寧でなくても、環境がカバーしてくれますので、初心者さんはこの秋に植え込むのをおすすめします。日当たりのよい場所と、ちょっとしたコツがあれば育てられるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。詳細はこちらの記事でご紹介しています。

パセリの育て方とおいしいハーブレシピ「ガーリックパセリトースト」
ハーブの役割は3つ ハーブを料理に入れるって、「おしゃれ」な印象を受けるかもしれませんね。確かに見た目におしゃれにもなりますが、それ以上に注目したいのが、とにかく味がグレードアップするという点。今回は、ハーブを料理に使う際の基本となる考え方を、お伝えします。 まず、料理に加えるハーブの役割は、3つ! 1.香り付け、2.色付け、3.辛味付け。中でも香り付けは、ほとんどのハーブが該当する効果です。おいしそうな香りを付けて、食欲をそそったり、肉や魚など素材がもつ臭みを抑えてくれる作用があります。この香りは、精油成分。植物内部に蓄えられていた揮発性の成分が、たたいたり刻んだりと刺激を与えることで、香りを発生させます。 ここで大事なことは、ハーブは味付けにはならないということ。 いくら足しても、味には変化がありません。味の薄い・濃いを調整する役割は、塩やしょうゆなどの担当で、ハーブではありません。ですから、「ハーブを入れると、味が濃くならないかしら…」という心配はご無用です。 ハーブはどのくらい入れたらいいの? 料理にハーブを取り入れる際、量はどのくらい入れるのかしら? と疑問に思うかもしれませんね。これは、作る料理、ハーブの種類や好みによって異なりますので、自分の舌で試してみましょう。コツは少量から始めること。徐々に追加していくこと。そうすると、失敗が少ないはずです。 もう一つのコツは、乾燥ハーブを使うか、生葉を使うかで、同じ料理でも使用する量が変わること。乾燥したものは、水分が抜けてかさが減っていますから、生葉の量の1/3程度でも大丈夫です。ですが、これもハーブの種類によって、水分含有量が異なりますので、いろいろ試しながら楽しんでみてください。 また、はじめは1種類だけからスタートし、慣れてきたら、いろいろなハーブを混ぜて使ってみましょう。1種類だけでは感じられなかった複雑な一皿になりますよ。組み合わせる際には、単品で使ってみて好きだなと感じたハーブの量を多めにすると、まとまりやすくなります。 添え物だなんてもう言わせない! 今日の主役はパセリ どうしても料理の添え物という印象がぬぐえないパセリですが、これも立派なハーブです。 パセリはセリ科の二年草。葉が縮れた「モスカールドパセリ」と、葉が平たい「イタリアンパセリ」が主流です。料理の彩りや香り付けに使われます。パセリの鮮やかなグリーンには、鉄やカルシウムなどミネラル分や、βカロテン・ビタミンCが豊富に含まれていて、特にβカロテンはニンジンに迫る含有量を誇るんですよ。そして、あの特徴のある青い香りには、抗菌作用や消臭作用、整腸作用があります。料理の最後に食べると、口臭防止にもなります。 このように、作用がたくさんあるので、ぜひこの機会に見直してみましょう。 パセリは、かなり使い勝手のいいハーブ。スープの浮き実にしたり、薬味としても優秀です。いっぱい採れたら、冷凍保存しておき、使いたいときには手でぱらぱらと砕いて添えればOK! パセリは卵料理とも相性がいいですよ。 初心者さん向けハーブ! パセリを育ててみよう パセリは栽培も簡単。地植えでも鉢植えでも管理可能で、育てやすいハーブです。庭やベランダで育てておくと重宝します。 育て方のコツは、日光にしっかり当てて、水はけ・風通しよく管理すること。25℃以上になると生育が衰えます。高温多湿と、夏の強い日差しは苦手ですので、黄色くなった葉は取る・適宜収穫するなどして、株元を風通しよくしておくと、ずっと収穫可能です。 また、夏場暑くなる地域の方は、地植えではなく、鉢で管理するのがおすすめ。夏場は涼しい場所に移動できるほうが、安心です。また、初夏に花を咲かせると枯れます。花芽がついたら、摘むようにしましょう。春~秋は屋外でよく日に当てて、冬場は室内に取り込むなどして管理すれば、長期に渡り収穫ができます。 パセリ消費レシピ♪ ガーリックパセリバターを作ろう パセリは地植えにすると、かなり大量に収穫できる優れもの。あれこれ使うのですが、それでも消費が間に合わない時には、私はよくこのパセリバターを作ります。 作り方はこちら! 材料 バター(有塩) 200gにんにく 大1~2片程度パセリ 生葉を片方の手のひらに乗るくらい 作り方 作り方は簡単。ニンニクとパセリはみじん切りにしておき、常温に戻したバターに混ぜれば完成。保存容器に入れて10日ほど保存可能です。冷凍保存もできます。 バケットにガーリックパセリバターをたっぷり塗って、トースターでこんがりするまで焼いて食べてみてください。おいしい香りに食欲が増します…要注意です(笑)。

ハーブの冬越し準備をしよう! 植物タイプ別・作業方法レッスン
ハーブの冬越し! まずは、耐寒性があるか、ないかを見極める まずは、ハーブの種類によって、耐寒性があるか・ないかを調べましょう。ここで大切なことは、お住まいの地域によって差があること。書籍類などは、関東以南を基準として、耐寒性のあるなしを記載しています。ですが、日本の地理は南北に長く、ヨーロッパと似たような気候の場所もあれば、熱帯アジアに近い場所もあり…と、かなりの差が。お住まいの地域の最低気温がどのくらいになるのか、その植物はどのくらいまで耐えられるかを調べ、外に植えたまま(鉢の場合は出したまま)でいいのか否かを見極めましょう。 耐寒性のあるハーブの冬越し方法 それでは具体的な作業を見ていきましょう。まずは、庭に植えっぱなしでも冬越しできる寒さに強いタイプから。 耐寒性がある常緑低木 ラベンダー、タイム、ローズマリー、ローレルなどは比較的耐寒性のある種類ですが、そのまま放置するより、寒くなる12月頃を目安に、一度剪定をしておくとよいでしょう。春には新しい柔らかい芽が出てきて、美味しく食べたり飲んだりできます。 【ローズマリーの場合】 枯れている枝・混み合っている枝をカットして、まずは本数を減らします。そのあと、飛び出ている枝を小さくカットして、サイズダウンします。いきなり丸坊主のように剪定してしまうと、寒さに耐えられず枯れてしまうこともありますので、見た目があまり大きく変わらない程度にとどめておくのがポイント! 【ラベンダーの場合】 花後の剪定がしっかりできていれば、そこまで短く切り詰める必要もありませんが、全体の2/3ほどを残すようカットします。万が一、雪が降り積もった場合、株が大きいままだと雪の重みで枝が折れたりすることがありますので、切っておくと安心です。 耐寒性がある多年草 ミント類・セージ類・ヤロウ・サラダバーネットなど、いったん枯れて、春になるとまた出てくるタイプと、ラムズイヤーやワイルドストロベリーなど、葉がそのまま残るタイプがあります。葉がそのまま残るタイプは、古い葉を取り除く程度の作業でOK! いったん枯れるタイプは枝葉の整理をして、来年に備える作業をします。 【カラミンサの場合】 カラミンサは、ミントの近縁種。この枝葉はそのままにせず、地際からばっさりカットです。花音の森の庭では、もう足元に小さい次の芽がスタンバイ中でした。雑草で周りを囲うように寒さ除け(マルチング)をします。マルチングについては、この後に記載します。 耐寒性がないハーブの冬越し方法 一方、寒さに弱く、このままでは枯れてしまうタイプのハーブもあります。花音の森の庭では、レモングラス・ニオイゼラニウム類・レモンバーベナがこれに当たります。 このタイプは、地植えではなく鉢植えのほうが管理が楽ですが、やはり地植えのほうが大株になるので、私は毎年掘り上げて冬越しさせています。やり方は、地際でカットしたあと、根全体を掘り上げ、寄せ植えを作るように鉢に植え替えればOK! 霜が当たらない軒下などで管理して、暖かくなったら地植えにします。 寒さに弱い一年草は、抜くのではなく、地上部をカットするだけ バジルやシソ、マリーゴールドなどの寒さに弱い一年草は、タネ採りをして終わり。通常なら、根から抜いてしまうところですが、私は抜かずに地上部をカットするだけにしています。 【シソの場合】 シソはかなり根を張っていたので、枝を落とした後、のこぎりで茎をカットしました。根は土の中の微生物たちにより分解され、次の植物の栄養になります。 春、この場所に植物を植える頃には、スコップもさくっと入るくらい土が柔らかくなっているので、微生物の力にはいつも感心させられます。 抜くということは、大変な労力であると同時に一緒に土や根を捨てることになります。根は微生物のえさとして活用されますし、特に、土は1cm堆積するまで100年もかかるのです。ちょっとだってゴミにはしたくない気持ちで、大切にしています。 庭で出たものはゴミにしない! マルチングとして活用しよう 作業をしながら、土の表面にはマルチングをします。マルチングとは、腐葉土やわら、もみ殻、黒ビニールなどで、株元や畝全体を覆うこと。 マルチングは地温調整・雑草防止・降雨時の泥はねによる病害虫の予防・保水作用など、いいことばかりです。マルチングの材料は購入もできますが、私は、落ち葉や刈った草たちを活用し、木々の足元に置くことにしていて、庭から出たものをゴミにしないように心がけています。 こちらは、先ほどカットしたラベンダーの枝葉。他の植物の足元に置き、土の表面を覆います。これから乾燥のシーズンがやってきますが、マルチングがしっかりしてあれば、水やりの回数も減らせますよ。ぜひお試しください!

簡単! ローズマリーリースの作り方〜 ガーデンセラピー実践レシピ 〜
ローズマリーの栽培のコツは? 針のような形をした葉を揉むと、強い香りを放つローズマリー。シソ科の常緑低木です。春から晩秋まで、ブルーや白、ピンクなどの小さな花を不定期に咲かせます。ハーブの中でも、ローズマリーは丈夫で、高温多湿の日本でもよく育ちますので、初心者さん向きのハーブでもあります。ぜひ、お庭やベランダで一株育ててみてください。 栽培のコツは、適度な剪定をすること! 植えっぱなしで手入れをしないと、葉っぱはゴワゴワになってしまいますが、剪定をすることで新芽の成長をうながし、若い芽が脇から出てきます。新芽は、料理やお茶に使ったときに出るハーブ特有の苦みが少ないので、おいしく楽しめるはずですよ。 また、大きくなると枝葉が込み合ってきます。そうすると、蒸れて枯れる原因になりますので、剪定を兼ねて適度に風が抜けるように枝葉をカットし、整理してあげるとよいでしょう。 土に触れ、植物が育っていく様子を体感することは、日々の暮らしに励みや楽しみを与えてくれます。それに、意外と体力を使うのが土いじり。ほどよい疲労感で夜もぐっすり眠れるという効果も。この一連の作業は、ガーデンセラピーの中の一つ、園芸療法にあたります。 ローズマリーの香りには集中力を高める作用が Photo/Nataliia K/shutterstock.com 私の朝の日課は、ローズマリーの葉をこすって香りをかぐこと。スーッとした爽やかな香り成分の中には、脳内の血液循環をよくする作用があり、集中力や記憶力を高めてくれます。まさに、朝にピッタリの香りなのです。別名「記憶のハーブ」とも呼ばれていて、一時期、ローズマリーの香りが認知症の予防になると大変人気になりました。 ここで、ハーブの香りをかぐとどんなことが起こるか、簡単にご説明しますね。鼻から入った香りの芳香分子は、電気信号になって脳に直接届きます。その時間は、わずか0.2秒。歯が痛いと感じるまでの速度は、約0.8秒といわれていますので、香りの伝わる速度が、どれだけ速いかがお分かりいただけるでしょうか。 香りをかぐことでリラックスしたり、元気が出る、というのは単に気持ちの問題ではなく、そんな香りの成分が、脳に届いているからこそ起きる現象なのです。これはガーデンセラピーの中の一つ、芳香療法(アロマセラピー)です。 ローズマリーのリース作りがもたらす効果 Photo/Oksana Mizina/shutterstock.com ローズマリーをよく育てるために行う剪定で切り取った枝を使って、リースを作ってみましょう。 香りをかぎながらリースを作っていく作業は、ガーデンセラピーに当てはめると、芳香療法+芸術療法になります。芸術療法とは、作品作りを通じて手を動かし、脳を活性化させることを目的としたもので、フラワーアレンジや写真・陶芸などが含まれます。大切なことは、作品のよし悪しではなく、リラックスして作品を作る時間を楽しむこと。たとえリースがキレイな円形に仕上がらなくても、自分で作った作品には、買ったものとはまた違う愛着が感じられるはずですよ。 ローズマリーリースの作り方 それでは、ローズマリーのリースを作っていきましょう。 <材料> ※直径24cmリースベース使用 〇ローズマリーの枝10cmサイズ 150パーツくらい 〇リースベース(直径24cm) 雑貨店で購入できます。 〇リースワイヤー(23番) リースを作るときに使う、糸のようにつながっているワイヤーです。ワイヤーの太さにより番号が決まっていて、数が大きくなれば細く、数が小さくなれば太くなります。今回のような枝の場合には、23番が使いやすいでしょう。専門店やインターネット通販で購入できます。 <作り方> 1. まずは下準備。ローズマリーの枝をすべて10cmにカットして、根元の葉を3cmほど取り除きましょう。これを約150本作ります。 2. ローズマリーの枝を一定方向に、リースベースに巻きつけていきます。 リースベースの裏にワイヤーの先をくくりつけ、中心・内側・外側を意識して、3カ所に枝を置いたら、その根元をワイヤーで2周ほど巻いてしっかりとめます。 3. 1段目のローズマリーから5cmほど下げて、2段目を同様に巻きます。その際、ワイヤーは切らずにつなげたまま、2段目に持ってきて、キュッと根元をよく締めましょう。 4. 同様にこれを一周繰り返していきます。 5. 枝を残しておき、寂しいと感じるところに追加で差し込むとよいでしょう。 6. 完成です。リボンなどを使ってデコレーションするのもいいですね。 このまま風通しのよい日陰に数日置いておくと、次第に乾燥します。その様子も楽しんでみてくださいね。今回はリースベースが24cmと大きめでしたが、小さいサイズでももちろんできますので、お好みの大きさで作ってみてくださいね。 飾っておけば見た目におしゃれなのはもちろん、きっといい香りに癒やされますよ♪

おうちDIY・コキアで手作り! ナチュラルほうきを作ろう
コキアってどんな植物? GuideCG/Shutterstock.com コキアはヒユ科・バッシア属の一年草。初夏に苗が出回ります。ふわふわした緑が、だんだん大きな丸い姿に成長し、秋になると赤く紅葉し、長い期間楽しませてくれる植物です。茨城県の国営ひたち海浜公園の群生した景色が有名ですね。コキアの歴史は古く、900年頃の書物に栽培されていた記録が残っています。江戸時代には広く栽培され、枯れ枝はほうきの材料に、若い枝や果実は食用にと、無駄なく利用されていたそうです。 コキアの種子を採ろう! コキアの種まきの方法 James Jeong/Shutterstock.com 成長したコキアの種子を採って、種まきをしてみましょう。紅葉が終わった後、コキアが自然に立ち枯れ、茶色くなるのを待ちます。この間に種が落ち、翌年、自然に出てくることもありますが、やはり確実な方法は種まきです。 まずは、茶色くなったコキアを株元からハサミでカットします。種子を採取する際は、新聞紙などを敷いた上で、枝を軽くたたいてみます。そうするとゴマよりも小さい種子が、いっぱい落ちてきますよ。ゴミなどを取り除き、通気のよい暗めの室内で管理します。種子は保管がちゃんとできていないと、発芽率が下がりますので、私は、1種類ずつ紙袋に入れたら、ふたができる紙箱に入れ、床下収納にしまって保管しています。そして、来年の4~5月頃、ぱらぱらと「ばらまき」をします。 【ばらまきの方法】 ①あらかじめ十分に土を湿らせたうえで、種子が重ならないように均等にばらまきます ②播いた後は、土をかぶせないか、ふるいで軽くかぶせる程度にします コキアは発芽に光が必要な、好光性種子植物。かぶせる土は、あくまでも乾燥を避けるためのものなので、かぶせすぎないように注意しましょう。 ③芽が出るまでは、こまめに水をやり、乾燥しないように見守ります コキアのほうきを作ろう 丁寧に種子を採ったら、次は枯れ枝でほうきを作ります。 用意する材料 ◯コキアの枝 1~3株分 ◯麻紐やリボン 50cm程度 ◯ワイヤー(#26)1本 ◯ハサミ 作り方 1. コキアの枝を地際でカットします。水分が残っているようなら、風通しのよい場所でしっかり乾燥させてから作りましょう。屋外で、枝に残った種や弱い枝などを、手櫛で落とします。コキア1本でもいいですが、2~3本合わせると、よりしっかりとしたほうきが出来上がります。 ※今回使用したのは1本分です。 2. 根元に近いほうから、枝を1本ずつカットします。 3. 枝を落とした部分が、持ち手になります。持ち手部分は10~15cmほど確保できれば十分ですので、枝を落としすぎないように注意しましょう。 4. おおまかに何束かに分け、先端の長さを合わせてみます。ほうきをイメージして、先端をまとめます。 5. 小束を作ったら、1つにまとめます。この時も、ほうきの先端をイメージ! 6. 束ねた部分にワイヤーを巻いて、しっかり巻き留めたら、持ち手の部分の余分な長さをカットして揃えます。 7. 続いて、持ち手部分に麻紐を巻きます。麻紐がずれてこないよう、しっかり何周も巻いておくと安心です。お好みのリボンでもOK! 8. 最後は固結びでしっかり縛りましょう。どこかにひっかけて吊り下げたい場合は、固結びの後、輪を作っておくといいですよ。 手作りほうきの使用感は? 実際に掃いてみて、使用感を確かめました。先端を揃えてカットすると、掃きやすくなり、ほうきとして立派に使える気がしました。もっと太いしっかりしたものを作りたいなら、コキアが3本以上あるとよさそうです。 また、穂の長さを短くカットすれば、ミニほうきにもなります。お好きなスタイルを見つけて、アレンジしてみてください。 私は、薪ストーブまわりを掃除するのに使用しています。毛先が抜けてきたら、長さを少しずつカットして、掃きやすいように加工しながら使っていますよ。 春から私たちを楽しませてくれたコキアですが、枯れた後まで活用できるなんて、素晴らしい植物ですね。ぜひナチュラルな雰囲気も楽しめる、手作りほうきを作ってみてください!





