ほり・ひさえ/ガーデンセラピーナビゲーター。一般社団法人日本ガーデンセラピー協会専門講師。
生花店勤務を経て、ガーデンデザイン・ハーブ・アロマセラピー等を学び、起業。植物のある暮らしを通じて、病気になりにくい身体を作り健康寿命を延ばすことを目指した「ガーデンセラピー」に特化した講座の企画運営と庭作りを得意とする。埼玉県熊谷市の『花音の森』にて、日々植物に囲まれ、ガーデンセラピーを実践中。
ほり・ひさえ/ガーデンセラピーナビゲーター。一般社団法人日本ガーデンセラピー協会専門講師。
生花店勤務を経て、ガーデンデザイン・ハーブ・アロマセラピー等を学び、起業。植物のある暮らしを通じて、病気になりにくい身体を作り健康寿命を延ばすことを目指した「ガーデンセラピー」に特化した講座の企画運営と庭作りを得意とする。埼玉県熊谷市の『花音の森』にて、日々植物に囲まれ、ガーデンセラピーを実践中。
ほり・ひさえ/ガーデンセラピーナビゲーター。一般社団法人日本ガーデンセラピー協会専門講師。
生花店勤務を経て、ガーデンデザイン・ハーブ・アロマセラピー等を学び、起業。植物のある暮らしを通じて、病気になりにくい身体を作り健康寿命を延ばすことを目指した「ガーデンセラピー」に特化した講座の企画運営と庭作りを得意とする。埼玉県熊谷市の『花音の森』にて、日々植物に囲まれ、ガーデンセラピーを実践中。

天然香料の精油で作る! 癒やしのアロマキャンドル
キャンドルの炎に癒やされるワケ キャンドルの火や暖炉の炎って、「ずっと見ていられる」「見ていて飽きない」と感じた経験はありませんか? あの炎は、一定なようでいて、一定ではないのです。そんな、規則性と不規則性の間のゆらぎを『1/f(エフぶんのいち)ゆらぎ』といいます。炎のほかにも、自然界には多く存在し、そよ風・鳥のさえずり・蛍の光・小川のせせらぎなどが心地よいと感じるのは、このゆらぎがあるからです。もっと身近なところでいうと、電車の揺れる振動も、1/fゆらぎ。だからリラックスして眠くなるのだそう。 五感で感じ取ったこの癒やしのゆらぎは、脳にアルファ波(α波)を発生させます。アルファ波には、ストレスを癒し、免疫力を上げてくれる作用があるといわれていますから、1/fゆらぎを意識してみてくださいね。 キャンドルの原材料「ソイワックス」 そんな癒やし効果のあるアロマキャンドルに必要な、メイン材料がこちら。 大豆から作られる、ソイワックスです。 ソイワックスは、でき上がった時に優しい色になるうえ、植物由来で安心して使える素材です。石油から作られたパラフィンワックスは安価に手に入りますが、石油なので、すすが出てしまうことも。その点、植物由来のソイワックスは、すすが出にくいので、室内で使いたい場合には、私はソイワックスを使っています。 ワックス類は、キャンドル専門店やインターネットで購入可能です。 香りのもと「精油」 このような小さな瓶に入っている精油は、エッセンシャルオイルとも呼ばれます。精油は、植物の花・果皮・果実・根・葉など、さまざまな部位から抽出された、天然の揮発性物質です。 アルコールや水などは一切添加されていない、純度100%のものを精油と呼びます。100%の天然香料は、数十~数百種類の化学成分から成り立っていて、その成分があるからこそ、「リラックス作用」や「鎮静作用」などの心身へ働きかける作用が存在します。 「アロマオイル」「フレグランスオイル」など、合成して作られた香りや商品名もたくさんありますので、使用する前に、必ず100%天然香料であることを確認してくださいね。 ブレンドテーマを決めよう アロマキャンドルには、精油を100滴入れていきます。 香りはお手持ちの精油の中から、その日の気分で選んでいただければ大丈夫ですが、精油を数種類持っている方は、一つテーマを決めて、それに合わせて香りを選んでみましょう。 今回私は、『夜、リラックスできる香り』をテーマにブレンドしてみたいと思います。選んだ精油は、オレンジスイート・ゼラニウム・イランイランの3本です。 オレンジスイート オレンジの果皮から採れる精油です。前向きで明るい気持ちにさせてくれる作用があります。心身の緊張をほぐし、ほっとくつろぎたい夜に向いています。 ゼラニウム ローズゼラニウムの花と葉から採れる精油です。園芸種のゼラニウムとは違う植物です。ホルモン分泌や自律神経のバランスを調整してくれる作用があります。 イランイラン イランイランという常緑高木の花から採れる精油です。心をほぐし、気分を明るくしてくれる作用があります。怒りや不安を感じる時、ストレスが溜まってイライラする時にオススメです。 アロマキャンドルの作り方 それでは、アロマキャンドルを作ってみましょう。 <材料> ソイワックス 250g精油 100滴(オレンジ50滴・ゼラニウム30滴・イランイラン20滴)ガラス瓶キャンドル芯と座金 *キャンドル専門店やインターネットで購入してください割りばし 2本 <作り方> 1.ソイワックスを計量して、湯せんにかけて溶かす 2.ワックスがとけたら湯せんからおろし、ガラス瓶に流し込む 3.粗熱が取れたら、精油を100滴入れて軽く混ぜるその際、精油は振ったりせず、落ちてくるのをじっと待ちます。精油は熱に弱いため、少し冷めてから入れるのが、香りを長持ちさせるコツです。 4.固まり始める前に、キャンドル芯をセットする座金にキャンドル芯を通し、底まで沈め、割りばしで中心にくるように固定します。 5.しっかり固まったら完成季節によっても時間は変わりますが、このサイズですと2時間ほどで固まります。 ぜひ、アロマキャンドルで癒やされてくださいね。

アロマキャンドル「ワックスバー」の作り方
アロマワックスバーってなに? アロマワックスバーは、板状になった芯がないキャンドルです。天然100パーセントの香料・精油(エッセンシャルオイル)を混ぜて作れば、香りも楽しめます。 そのまま置いておいたり、ドアノブや壁に掛けたりすると、インテリアアイテムにもなりますし、香りがあるので、サシェやポプリと同様に飾ってもいただけます。 「子供や動物がいて火を使うのは心配…」という方にも安心して使えるのも、魅力の一つですね。 アロマワックスバーは、作り方も簡単。一緒に作ってみましょう! アロマワックスバーの制作に必要な材料 <材料>縦13cm×横6cm程度1個分 ソイワックス 70gドライフラワー 適量お好きな香りの精油 50滴程度アルミパウンドケーキ型 1個紙コップ 2個割りばしストロー アロマワックスバーを作るメインの材料は、ワックス。今回は、大豆から採れるソイワックスを使います。ソイワックスは、出来上がった時に優しい色になるのと、植物由来で安心して使える素材です。 ですが、もともと柔らかい素材のため、夏場など高温になると溶けてきてしまうこともあります。ワックスバーを作る際には、「ハードタイプ」のソイワックスがおすすめですよ。ソイワックスの他に、パラフィンワックス、ビーワックスでも同様に作れます。 ワックス類全般は、キャンドル専門店やインターネットなどで購入可能です。 それから、デコレーション用のドライフラワーをご用意ください。今回は、写真の5つを使います。お好みの色や形を探してみてくださいね。 ドライフラワーに合わせて、お好きな香りの精油を用意したら、準備完了です! 作ってみよう! アロマワックスバー ①飾りのレイアウトを決めましょう。 紙に型を写し、どこに何を配置するかを事前に考えておきます。穴をあけるスペースがあると、リボンを通して吊るすことができますよ。その際、穴をワックスバーの縁ギリギリにあけると、割れてしまう可能性もありますので、なるべく内側に配置するのがポイントです。 ②ソイワックスを中火~弱火にかけ、溶かします。鍋がない場合には、湯せんで溶かしてください。 ③ソイワックスが溶けたら、二重にした紙コップに一旦移し入れて、粗熱が取れるのを待ちます。 溶けたソイワックスは高温になるので、取り扱いにはご注意くださいね。 この後、精油を入れるのですが、精油は熱に弱いため、少々冷めてから入れるのが、香りを長持ちさせるコツです。 ④精油を入れます。 お好みの精油を50滴程度入れたら、割りばしでよく混ぜます。 ⑤型に流し入れます。 今回使用したアルミ製のパウンドケーキ型は、製菓材料店などで入手できます。シリコン型でもきれいにつくれますので、オススメです。 ⑥ワックスが少し固まってきた段階で、ドライフラワーを配置し、穴の位置にストローを差し込みます。 この際、うまく作るコツは、タイミングを見極めて手早く作業を進めること。 ワックスが固まる時に、ドライフラワーも一緒に固めてもらいたいのですが、ここでゆっくりすると、ワックスだけが先に固まってしまい、うまく接着しないことも。できる限り手早く進めましょう! かといって、あまり早い段階でドライフラワーを入れると、沈んで、よく見えなくなってしまい、もったいないことに。表面にうっすらと白い膜が張ってきたくらいが、ベストタイミングの目安です! ドライフラワーを配置するときは、ぎゅっと押さずに、ポンと置く程度にしましょう。押すとワックスがよれてしまいます。 穴をあけたい場所に、ストローを差し込んでおくのもお忘れなく! ⑦ワックスが完全に固まったら、型とストローを外し、リボンを通して完成です。 下にも穴をあけておくと、タグやタッセルなどを通すこともでき、アレンジの幅が広がります。 香りがなくなったら、新しいものと取り替えてください。 いかがでしょう、うまく作れそうでしょうか? 1つ、2つと数を重ねることで、コツもつかめてくると思います。 庭で採れた花を、ドライフラワーにして使うのもステキですね。ぜひ、アロマワックスバー、作ってみてくださいね。

香りでセルフケア! ストレスが溜まってイライラする時のアロマテラピー 芳香浴の3つの楽しみ方
ストレスが溜まるってどんな状態? 「ストレスが溜まって、なんだかイライラする…」 例えば、そんな気持ちになりがちなのが、季節の変わり目だといわれています。 天候の変化は身体にストレスを感じさせます。そのストレスに対応するために、いろいろな機能を働かせているのですが、その中の一つが、「自律神経」。自律神経には、日中活発に過ごす時に働いている「交感神経」と、夜リラックスするときに優位になる「副交感神経」があり、うまくバランスを取ることで、心身の健康を維持しています。昼間は交感神経が働いてバリバリ活動する、夜は副交感神経が働いて疲れた心身を休息させるというのが、本来の働きです。 ですが、暑くなったり寒くなったり…というような、一日の気温差が大きい天候が続くと、その変化に対応しようと身体が頑張ってくれるため、交感神経が優位になりがちに。結果、副交感神経の働きである休息が取りにくくなり、疲労が蓄積し、「ストレスが溜まって、イライラする」という状態になってしまうわけです。 天候を例にとりましたが、人間関係や仕事の重圧など、ストレスの多い現代社会では、常に交感神経が働きすぎだといわれています。そんな状態をそのまま放置しておくと、心身の不調へとつながってしまうこともあります。 ストレスケアに、アロマテラピーを試してみましょう そうならないためのストレスケアのポイントは、『交感神経を休めることができるか』。毎日、交感神経をしっかり休め、副交感神経の働きを促すことが大切になります。交感神経と副交感神経のバランスを整えるために取り入れたいのが、芳香療法・アロマテラピーです。 精油(エッセンシャルオイル)を使うのですが、この精油、雑貨屋さんなどで、見かけたことのある方も多いのではないでしょうか? 精油は、植物の花・果皮・果実・根・葉など、さまざまな部位から抽出された、天然の揮発性物質で、数十から数百種類もの成分が集まってできており、それらが複雑にまじりあうことで、「血圧降下作用」「鎮静作用」というような、人の心身へ働きかけるさまざまな作用をもたらすといわれています。 そんな精油を利用して心身のケアを行う療法を、アロマテラピー(芳香療法)と呼んでいます。精油について・取り扱いの注意点などは、『アロマテラピーをはじめよう! 精油を安全に楽しむための基本レッスン』にまとめてありますので、ぜひ参考にしてください。 ストレスでイライラするときにはこの香りをかいでみよう ストレスが溜まってイライラする時にオススメの精油は、ラベンダー・ネロリ・カモミール・ローズ・ジャスミンなど、お花から採れる香りや、オレンジ・ベルガモット・マンダリンなど、かんきつ類の香りです。これらの精油には、鎮静作用・血圧降下作用などがありますので、交感神経の高ぶりを鎮め、心身をリラックスさせてくれます。 ポイントは、毎日、夜にこの精油の香りをかぐこと! 交感神経から副交感神経へ、バトンタッチする時間を取ってみてください。 簡単に香りをかぐことができるのが、芳香浴です。 <芳香浴の方法1> ディフューザーなどアロマ芳香器を使って、部屋に香りを拡散させます。精油の量は、ご使用の芳香器の説明書などを確認してください。 <芳香浴の方法2> マグカップにお湯をはって、そこに精油を1~2滴垂らし、立ち上ってくる香りを吸い込みます。しばらくそのまま目を閉じて、ゆっくりと深い呼吸を繰り返しましょう。 <芳香浴の方法3> ハンカチやコットン、ティッシュペーパーなどに精油を1~2滴垂らし、立ち上ってくる香りを吸い込みます。しばらくそのまま目を閉じて、ゆっくりと深い呼吸を繰り返しましょう。 アロマテラピーを楽しむコツ 精油を選ぶとき、大切なことが一つあります。 それは、「作用・効能に縛られすぎないこと」です。 ラベンダーには鎮静作用があり、副交感神経を優位にして、心身をリラックスさせ、安眠を促します。ですが、ラベンダーがあまり好きではないのに、無理して「眠れる香りはラベンダーだから」と使っても、逆効果になりかねません。また、気持ちは一定ではありませんので、昨日はいい香りだと思ったけど、今日はなんかちょっと違う…と感じることは、よくあります。 そこで無理して、「この症状にはこの香りって書いてあったから」と使うのではなく、心のままに、精油を一つ選んでみてください。きっとその精油が、今あなたの身体に必要な一本だということだと思います。 毎晩、一つの香りを選ぶ時間を取って、香りでストレスケアをしてみてくださいね。 <精油を使う際の注意点> 精油は、花や葉などの植物100%からなる、凝縮された香り成分です。 妊娠中・授乳中の方、治療中の病気がある方、体質等の心配がある方は、使用できない種類もあり、注意が必要です。事前に注意点を確認の上、安全に楽しんでください。

ローズヒップとは? 効果・効能とハーブティーだけじゃない活用法「ローズヒップごはん」
ローズヒップとはどんなハーブ? 効果・効能は? ローズヒップは、“ドッグローズ”というバラの品種から採れるハーブで、偽果(ぎか)からタネを取り除き、乾燥させた状態で販売されています。 ビタミンA・B・C・D・E・Kなどを多く含むため、「ビタミンの爆弾」とも呼ばれ、特にビタミンCはレモンの20~40倍も含まれています。ビタミンCはコラーゲン生成にも関わっていて、毛細血管を丈夫にし、肌に弾力を与える役割を果たすので、美肌効果も。また、紫外線を浴びた後のメラニン生成を防いで、シミを予防する効果も期待できます。肌の衰えや肌荒れが気になる方は、積極的に摂りたいハーブですね。 また、ローズヒップには、ビタミンC以外に、フラボノイド、リコピン、β-カロテンも豊富に含まれていて、体内のサビ成分である活性酸素を除去する抗酸化作用、免疫力を高める免疫賦活作用も期待できます。肌だけでなく、体内から健康を作るのにも効果的です。 その他、気管支などの炎症や発熱で、ビタミンCを消耗したときの補給や、疲労回復・風邪やインフルエンザの予防・排便を促す緩下作用などもあります。 このように、栄養価が高いことから、戦争中物資が乏しかったイギリスでは、子ども達にローズヒップシロップを配ったそうですが、効能を知ると納得できますね。 “ローズヒップティー”の色は… “ローズヒップティーは赤い色“という印象がありませんか? じつは、ローズヒップだけで入れるお茶は、上写真のような薄い茶色の液体です。イメージされがちな赤色は、ハイビスカスから出る色素です。ローズヒップはハイビスカスとブレンドされていることが多いため、ローズヒップのお茶は赤いと勘違いされる方が多いのです。 また、酸っぱい…というイメージもあるかもしれませんが、それもハイビスカスの酸味を感じているのかもしれません。ローズヒップだけで飲むと、そこまで酸っぱさはなく、むしろ、うまみや甘みを感じる味です。酸味があると敬遠されていた方は、ぜひローズヒップだけで飲んでみてください。印象が変わるかもしれません。 まるごと摂取するには…ごはんと一緒に炊き込むのがオススメ! 身体に嬉しい作用をたっぷり含んだローズヒップ、ぜひとも毎日飲んでほしいのですが、毎日飲むのが難しいという方には、ごはんと一緒に炊き込む“ローズヒップごはん”がオススメです。 ローズヒップティーの場合、お茶として煮出して、ハーブの有効成分を摂取しますが、栄養素として考えた時、葉や花などハーブそのものを摂取し、まるごと口に入れたほうが栄養価も高いとされています。ごはんと一緒に炊き込むことで、ローズヒップも柔らかくなり違和感なく食べることができます。 気になるお味は…白米とほぼ同じで酸っぱいとか甘いとかはなく、普段のごはんと同じように食べられますよ。 ローズヒップごはんの作り方 作り方はとても簡単! お米を研いで、炊飯器にセットする際、ローズヒップをパラパラと加え、スイッチを入れるだけ。 量の目安は、お米2合に対し、ローズヒップ小さじ1程度です(量はお好みで調整してください)。 炊き上がった時には、色はあまりついていませんが、しゃもじでさっくり混ぜると、ローズヒップの色素が出てきて、ごはん全体がほんのりピンク色になってきます。そして、時間の経過とともに赤っぽく変化していきます。天然の植物色素なので、安心して食べられます。 一口サイズのおにぎりにすると可愛らしいですね。 ローズヒップを購入する際の注意点 ローズヒップは、ハーブ専門店で購入できます。ハーブには、ハーブティーとして飲む以外にも、クラフトとして販売されているものもあるので、購入する際には、“食品”であることを確認しましょう。すべてのハーブが食品としての基準を満たしている訳ではないことを知っておきましょう。 また、食品には賞味期限があります。ハーブは鮮度が命。空気に触れると、植物の持つ色や香りも劣化していきます。形が変わらないからといって、ずっと保存がきくものではないので、一度にたくさんの量を買うのではなく、少量をこまめに買い足すことがコツです。 ピクニックのお弁当や誕生日パーティーなどに、彩りがきれいなローズヒップごはんはぴったり! ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

「キンモクセイのチンキ」の作り方 秋に花咲くキンモクセイの意外な効用
キンモクセイの香りの成分には、リラックス作用がある キンモクセイの収穫作業は、キンモクセイ好きさんにとっては、たまらなくいい香りのはず。キンモクセイには、リナロールやゲラニオールという香り成分が含まれていて、高揚した気分を落ち着かせる鎮静作用があるのです。ストレスや不安・イライラなどを鎮めて、気持ちをリラックスさせてくれますよ。夜に香りをかぐと、安眠にも一役買ってくれそうです。 *妊娠中・授乳中の方の利用はご注意ください。 キンモクセイを収穫してみよう まずは、キンモクセイを収穫しましょう! キンモクセイの香りがピークになるのは、五分~八分咲きの頃です。満開になるにつれ香りが弱くなっていきますので、早目に収穫しましょう。花を軽く触ってみて、ぽろぽろ落ち始める頃を目安に、丁寧に花を集めます。 お好みの量を収穫したら、枯れ葉や枝・終わった花を取り除き、軽く水で洗い、ペーパータオルなどでよく水気をふき取ります。 また、収穫した花は、紅茶とブレンドして飲むこともできます。茶葉に対して半量くらいのキンモクセイを加えて、通常のお茶と同じようにいれると、香りのよいアレンジティーが楽しめますよ。 収穫した花を使って作る『キンモクセイのチンキ』 収穫したキンモクセイの香りを長く楽しむために、アルコールに漬けてみましょう! ハーブをアルコールに漬けたものは、「ハーブチンキ」「ティンクチャー」などと呼ばれ、キンモクセイだけでなく、ラベンダーやローズなどでも作ることができます。アルコールに漬け込むことで、甘い香りを長く楽しめることに加え、水やお湯では抽出できない有効成分を取り出すことができ、より薬効の高い状態になります。直射日光の当たらないところで保管すれば、おおよそ1年ほどの保存が可能です。 ―『キンモクセイのチンキ』の作り方― <材料> 収穫したキンモクセイアルコール度数35~40度のお酒(ウォッカ・ホワイトリカーなど)密閉容器 <作り方> 容器を消毒しておく。収穫したキンモクセイを容器に入れ、浸るくらいまでお酒を注ぐ。室内の冷暗所に置き、1日1回容器を振って3週間ほど馴染ませる。*その際、キンモクセイはお酒より上に出ないように注意します。3週間ほど経ったら、キンモクセイを取り出して、完成。 キンモクセイの花が咲いている時にしかできない庭仕事です。今年の秋には、ぜひ香りを楽しみながらキンモクセイを収穫して、ハーブチンキをつくってみてください。 キンモクセイのチンキの使い方や活用方法、ルームフレグランスなどのつくり方については、後日改めてご紹介します。 <注意点> ハーブは薬ではありません。健康状態が気になる方は医師にご相談ください。また、紹介したレシピの作用や反応には、個人差がございます。ご利用の際には、身体に合うかどうかパッチテストを行い、違和感がある場合にはすぐ使用を中止するなど、ご自身で責任を持ってお試しいただくようお願いします。チンキにはアルコールを使用しているため、子どもの口に入らないようご注意ください。

葉も花も! 和ハーブ・シソを食べ尽くそう! シソの実の塩漬け+シソ餃子の作り方
シソってどんな植物? シソの歴史は古く、日本では平安時代から栽培が始まったといわれ、人々の暮らしの中で健康維持に役立てられてきました。 料理の薬味として使われることが多いのは、食欲増進作用があるため。また、殺菌・防腐作用があることから、葉・花穂がお刺身やお寿司などに添えられているのも、うなずけますね。 シソは、ビタミンやミネラル類を豊富に含んでいる栄養価の高い植物で、加えて、その種子にはα-リノレン酸やルテオリンが、そして、赤ジソの葉には、ポリフェノールの一種・ロスマリン酸が含まれており、花粉症などのアレルギー症状を緩和する効果が期待できるとされています。葉だけでなく、花・タネまで活用できる万能和ハーブなのです。 シソの保存レシピ「シソの実の塩漬け」を作ろう シソの葉は、1株でかなりの量が収穫でき、食べ飽きるほど…。薬味にしたり、てんぷらにしたりしますが、今回は、我が家で重宝している、シソの消費レシピを2つ、ご紹介しますね。 まずは、1つめ。花が咲いている時にしかできない保存レシピ「シソの実の塩漬け」です。 8月までは花を咲かせないように管理し、9月以降は花を咲かせて、1カ月ほど経ったら、保存食「シソの実の塩漬け」を作ります。 【材料】 ◯シソの実(青でも赤でもどちらでも可) 50g ◯天然塩 10g (※シソの実の20%) 【作り方】 1. シソの花穂を収穫し、茎から丁寧に実を外す 2. 洗ったあと、熱湯で1分茹でてあく抜きをする 今回は赤ジソの花穂を使用しているのですが、紫色をしていた実は、茹でると緑色っぽくなりますよ。 3. ざるにあけ絞った後、キッチンペーパーなどを使って、しっかり水気を取る 4. 天然塩を入れ、混ぜ合わせたら完成 2日後から召し上がれます。密閉容器に入れて、冷蔵庫で1カ月程度を目安に食べきりましょう。 ごはんにふりかけてもいいですし、おにぎりにもおすすめ! 味噌汁の具材や、ハンバーグに混ぜたりと、活用の幅も広いです。 葉も実も使った「シソ餃子」を作ろう そして、もう1品はシソ餃子。先ほど作った、シソの実の塩漬けも使いましょう。シソの実のプチプチとした食感も楽しめますよ。 【材料】 餃子の皮(大判) 20枚 シソの葉(青でも赤でもどちらでも可) 20枚 豚ひき肉 240g キャベツ 1/6個 ニラ 30g にんにく 1片 しょうが 適量 鶏がらスープの素 小さじ1(大さじ1のお湯で溶かしておく) こしょう 少々 シソの実の塩漬け 大さじ2~3程度 ※量はお好みで調整してください。※塩漬けがなくても作れます。その場合は、塩を適量入れてください。 ごま油 適量 たれの用意 酢や黒酢・ショウガの千切り・ラー油・醤油などお好みのもの 【作り方】 1. キャベツは下茹でして粗みじんに切り、水気をしっかり切っておく 2. ニラを5mmくらいに切る 3. ボウルに豚ひき肉・シソの実の塩漬けを入れて、粘り気が出るまでよく混ぜる 4. ボウルに、キャベツ・ニラ・にんにく・しょうが・お湯で溶かした鶏がらスープの素・こしょうを加えて、よく混ぜ餡を作る 5. 餃子の皮にシソの葉を置き、その上に餡を乗せて包む 6. フライパンにごま油を入れて餃子を並べ、焼き色がつくまで焼く 7. 水を加えて蓋をし、弱火で5分ほど蒸し焼きにする 8. 蓋を取ったら強火で残った水気を飛ばし、最後に、ごま油を回し入れ、カリッとするまで焼いて完成 初心者さん向けハーブ! シソの上手な育て方 このように、シソは活用の幅が広く、楽しめる期間が長いため、ご自宅に1鉢あるととても便利に使えます。栽培も簡単で初心者さん向けハーブでもあります。また、プランターでも栽培可能ですので、ぜひ、春から栽培にチャレンジをしてみてください。 上手に育てるためのポイントは、3つ。 まずは、6~8月は花芽を付けさせないようにすること。花が咲いてしまうと、新しい葉を出す力はタネを充実させるほうへ回り、結果、葉があまり採れません。花芽が伸びてきたら、すぐ摘み取り、食べましょう。また、伸びてきた上の柔らかい葉をこまめに摘み取るようにすると、脇芽がどんどん出てきて、多くの葉が収穫できます。はじめのうちは、どこで切ったらいいのか分からず、もう出てこないんじゃないか…と不安になりますが、これも「慣れ」です。怖がらずチャレンジしてみてくださいね。 2つめは、水やりのタイミングです。シソは乾燥が苦手ですので、水が切れないようにしましょう。 3つめは、置き場所です。シソは日当たりが強すぎる場所より、半日陰といったような、直射日光が当たらない場所のほうがおすすめ。日光が強すぎると、収穫する葉がごわごわしてきます。全般的にハーブや野菜栽培には日当たりが必須ですが、そんな場所がない方にとって、シソは重宝しますね。ただし、ひょろひょろと上に伸びてしまtたり葉の色が薄くなってくるようなら、日照不足のサイン。もう少し日当たりがいい場所への移動を検討してくださいね。

レモンの爽やかな香りが楽しめるブレンドレシピ♪ フレッシュアイスハーブティーを作ろう
ハーブティーを飲むことで得られる作用 ハーブの香りにホッとしたり、癒されると感じた経験がある方も多いかもしれません。人とハーブとの関わりの歴史は、紀元前3000年までさかのぼることができます。長い歴史を経て、人々の生活に役立てられてきましたが、現在では、科学的な成分分析も進み、どんな成分が身体のどんな症状に作用するか、判明してきています。特に、現代人を悩ませるストレスや生活習慣が原因となる不調をケアし、病気にかかる前に、予防としてハーブを役立てようとする人がとても増えてきました。 ハーブには、誰もが持つ自らを治そうとする力・自己治癒力を高める作用があります。転んでけがをすると、かさぶたになり元に戻るように、私たちの身体は病気やケガをしても、いつも正常な状態に戻ろうとする働きを備えているのですが、ハーブはその自己治癒力を高める手助けをしてくれます。 加えて、続けて摂取することで、心身の不調からの回復を早めたり、病気にかかりにくくする免疫力向上作用も期待できるんですよ! ハーブをおいしく飲むコツは「ブレンド」 ハーブを1種類だけ飲むのもいいですが、中にはくせがあるものや飲みにくい味のものもあります。でも、ハーブは複数の種類をブレンドする(混ぜる)ことによって、よりおいしくなることをご存じですか? 単体では強い香りだと感じても、混ぜることによりお互いの角が取れ、まろやかにしてくれます。 また、ハーブの作用は穏やかですが、1種類を長期にわたり大量に飲み続けると、かえって体内のバランスを壊すことにもなりかねません。数種類をローテーションしたり、月替わりで摂取するハーブを変えるとよいですね。 今回のブレンドは、レモン風味のハーブを集めてみました 私は、毎日ハーブティーを飲んでいますが、その日の気分や気候、体調によって、ホットやアイス、いろいろな味や色を楽しむことにしています。特に夏はハーブの生育もピークに達し、活発ですから、香りのいいフレッシュハーブティーが最高のご褒美に。 今回は、夏の私の定番! レモンの香りがするフレッシュハーブを3種類ブレンドした、冷たいアイスハーブティーをご紹介しますね。 使うハーブはこちら。 レモングラス イネ科の植物で、葉からレモンに似た香りがします。風邪やインフルエンザなどの感染症予防や、消化促進作用があります。ただし、妊娠中の方は使用しないでください。 レモンバーム シソ科の植物で、こちらも葉からレモンのような香りがするのが特徴。不安や緊張・イライラなどを和らげ、気持ちを穏やかにしてくれる鎮静作用があります。また、抗菌作用もあり、ウイルスや感染症予防にも用いられます。 レモンバーベナ クマツヅラ科の植物で、葉からレモンの香りがします。香りがよいため、和名は香水木と名付けられました。鎮静作用があり、リラックスしたいときにおすすめのハーブです。消化促進作用もあるので、食後のお茶にも〇。 アイスフレッシュハーブティーのおいしい作り方 それでは、この3種類のハーブを使って、冷たいハーブティーを作ってみましょう。 準備するもの(グラス2杯分) ◯フレッシュハーブ3種類(レモングラス/レモンバーム/レモンバーベナ) 合計20g 葉だけにした状態で、レモングラスを10g・レモンバームを6g・レモンバーベナを4g用意しました。分量は、お好みで変えても問題ありません。おおよそ、片方の手のひら4つ分くらいのフレッシュハーブが適量です。量が少ないと、味が薄くなってしまいますので、ハーブの量は多めがおすすめです。 熱湯 400cc氷グラスティーセット 作り方 1. レモングラスは1cm幅くらいに細かくカットし、レモンバームとレモンバーベナは、茎から葉を1枚ずつ切り離したら、軽く洗う 2. ティーポットにハーブを入れて、沸騰させたお湯を400cc注ぐ 3. 蓋をして3分蒸らす 4. 3分蒸らしている間に、グラスいっぱいに氷を入れておく 5. 茶こしで濾しながら、グラスにハーブティーを入れて完成 レモンの爽やかな香りが口いっぱいに広がるので、ぜひ試してみてくださいね! <注意点>自然の恵みが詰まったハーブですが、妊娠中・授乳中の方、治療中の病気がある方、体質等の心配がある方は、使用できない種類もあります。使用する前に、かかりつけの医師にご相談ください。また、ハーブは薬ではありません。健康状態が気になる方も医師にご相談ください。

ハーブスイーツレシピ♪ ラベンダーブランマンジェを作ろう
今回の主役は、清々しい香りと可憐な花・ハーブの女王ラベンダー! 今回の主役は、ラベンダー。シソ科の常緑低木で、花の部分だけを使用します。 ラベンダーといえば、リラックスハーブの代表! ラベンダーの語源は、ラテン語のラワーレ(洗う)に由来し、古代ギリシャの時代から、怒りや執着を鎮め、心身の浄化に用いられてきたそうです。この語源の通り、ラベンダーには、心を穏やかにする鎮静作用があり、イライラや抑うつ状態の時、ストレスが溜まったと感じた時、気持ちをリラックスさせて楽にしてくれます。特に、心配事があって眠れないようなときには、ラベンダーのリラックス作用を活用しましょう。ドライラベンダーを香り袋に入れて、枕元に置いて、目を閉じて深呼吸してみてくださいね。 ドライのラベンダーを購入する時の注意点は? 今回は、そんなラベンダーの香りを活用した、お菓子を作ってみます。ほんの少量のラベンダーですが、ふんわり香るオトナなお菓子になりますよ! ハーブティー用のドライラベンダーを選びます。ハーブはネット通販で入手可能ですが、初めて買う場合には、ハーブ専門店を利用すると、アドバイスがもらえて安心ですね。 購入の際の注意点は2つ。 まず、クラフト用ハーブは飲食には向きませんので、飲食できるものかどうかをチェックしてくださいね。加えて、私はオーガニックのものを選んでいます。 2つめは、たくさんの量を一度に買うのではなく、必要な分をこまめに買い足すこと。というのも、ハーブは香りが命! 香りの成分は、空気に触れると飛んでいく揮発性を持っています。香りの成分があるからこそ、リラックス作用があり、その香りが薄くなってしまったら効果も減ってしまいます。封をあけたら、賞味期限に関係なく、早めに使い切ることがオススメですよ。 ラベンダーブラマンジェの作り方 それでは、作ってみましょう! 材料(150mlカップ約2つ分) ◯牛乳 200ml ◯生クリーム 100ml ◯砂糖 40g ◯ラベンダー(ドライ) 大さじ1※量はお好みで調整してください ◯ゼラチン 5g ◯水 大さじ2 作り方 1. 鍋に牛乳とラベンダーを入れて、1時間ほど置いて香りを移す 2. ゼラチンに水を加えて、10分置いておく 3. 鍋に牛乳を入れて、弱火にかける。周りがふつふつとし始めたら、すぐ火から下ろし、砂糖とゼラチンを加えて混ぜる 4. 3の液体を濾す 5. ボウルの底に冷水(氷水)を当てて、濾した液を泡だて器で攪拌しながら軽く混ぜて冷ます 6. 生クリームを加えて、とろみがつくまで混ぜる生クリームは直前まで冷蔵庫に入れて、冷やしておくといいですよ。 7. 器に入れて冷やし固める6の工程までにしっかり冷えていれば、1~2時間で固まります。 上にラベンダーをちらして飾りにしても♪ 応用として、ゼラチン3gで作ると、かなりぷるぷるのブランマンジェができます。お好みで作ってみてくださいね。 日々の暮らしに植物のチカラを! ガーデンセラピーのすすめ たくさんのハーブがありますが、ハーブ一つひとつにこのような薬理作用があり、口に入れたり、身に付けたりすることにより、さまざまな恩恵を受けることができます。単なる飾りとしてだけではなく、日常的に暮らしの中に取り入れていけると、心身の健康を維持に役立ちます。 今までは、なんとなく気が晴れる…などあいまいだった部分も、技術の進歩と共に、段々とそのメカニズムが判明してきました。植物や自然が人々へどのような影響をもたらすのか、科学的観点から考え、それを活かして植物や緑に囲まれた住まい方を提唱しているのが「ガーデンセラピー」です。 今回ご紹介したラベンダーを使ってお菓子を作ることも、立派なガーデンセラピーの形。ぜひ、ご自宅で体感してみてください。 <注意点>ハーブは薬ではありません。健康状態が気になる方は医師にご相談ください。

話題のオメガ3が豊富! 和のハーブ、シソの実のみそ漬けを作ろう
日本人にも馴染み深いシソの作用・効能は? シソは解毒・抗菌・防腐作用のある植物です。よくお刺身などに添えてありますが、これはシソの防腐作用を狙ったもの。理にかなった利用法ですよね。 シソは生で食べるイメージがありますが、お茶にしてもおいしく飲めます。発汗作用や消化を助ける作用もありますので、風邪のひき始めや、食欲がない、胃もたれがする…そんな状態のときに、飲んだり食べたりしてみるのがオススメですよ。 シソには、ビタミン、ミネラル、α-リノレン酸が含まれています。中でもα-リノレン酸は、体には絶対に必要な成分である必須脂肪酸の一つ。体内で生成できないため、食品から摂るしかなく、積極的に摂取したい成分です。最近では、えごま油や亜麻仁油に多く含まれると話題ですね。 α-リノレン酸は、オメガ3に分類され、血中の中性脂肪を下げる作用、血栓ができるのを防止する作用、高血圧を予防する作用があるとされています。 シソを栽培しよう シソは、その青い葉を食すのはもちろんのこと、最後にできる穂ジソまで楽しめるのも特徴です。栽培方法はとても簡単! 5~11月の長い期間、しかも一つの株から大量に収穫できますので、ぜひ育ててみてください。 シソはシソ科に属し、寒さに弱いため霜が降りる頃には枯れる一年草です。園芸が得意な方は、タネから栽培することが多いですが、初心者さんは苗を購入してみましょう。苗はガーデンセンターや園芸店などで5月頃に購入することができます。 草丈は80cm程度まで大きくなりますので、地面に直接植える際には、場所をしっかり確保してから植えつけてくださいね。 シソは日当たりのよい場所でも半日陰でも栽培可能ですが、日光が不足すると徒長したり、葉の香りが悪くなってしまいます。ただし、真夏の強い日光も葉が傷む原因に。地植えよりも鉢に植えたほうが、真夏に移動させることもできるため、管理がしやすいかもしれません。 また、シソは湿った土を好みます。水が不足すると葉がかたくなり、おいしく食べられませんので、水切れしないように管理しましょう。 栽培する際の大事なポイントは、葉を収穫する時期(5~7月)には、花芽を付けさせないこと! 花が咲くと、タネを育てることに栄養が注がれ、香りや味が落ちてしまいます。剪定を兼ねて収穫し、花芽は見つけたら取り除きましょう。8月以降についた花穂はそのままにしておくと、2カ月ほどで穂ジソができます。穂ジソは、実ができ始めの柔らかい状態のものが食べるのにベストですよ。 穂ジソのみそ漬けを作ろう 収穫した穂ジソを使ったみそ漬けのレシピをご紹介します。 <材料> ○ シソの穂 20本程度 ○ みそ 400g程度 ○ ガーゼ ○ ラップ ○ 密閉容器 <作り方> 1. シソの穂枝から実だけを取ってバラバラにし、ざるに入れてよく洗う。このとき、ゴミなども取り除いておく。 2. 熱湯でサッとゆで、ざるに上げてペーパーなどでしっかり水分を取る。 3. シソの実をガーゼで包み、平らにしておく。ガーゼの代わりに、だし袋でもOK。 4. 密閉容器にみそを入れ、ガーゼで包んだシソの実を置く。その上にさらにみそをのせ、シソの実をみそで挟む。 5. ラップを三重にして表面をぴったり覆い、空気が入らないようにふたをする。冷蔵庫で7~10日ほど寝かせる。 6. シソの実を取り出す。 漬けたままにしておくと、かなりしょっぱくなってしまうので、寝かせる期間はお好みで調整を。取り出したシソの実は、おにぎりやお茶漬けなどで食べるのがオススメです。 シソの実のみそ漬けの使い方 シソの実のみそ漬けは、通常のみそと同じように使えます。私のお気に入りは、シソの実のみそ漬けを玄米ごはんに混ぜて、白ごまを振るだけのシンプルな食べ方。 香りづけに、生のシソの実を散らしています。もちろん白米でもおいしく食べていただけますよ。にぎって焼いたら、最高においしい焼きおにぎりになります。 また、お味噌汁に使うと、ほんのりシソの香りが◎です。 自然と一体になって、植物のある暮らしをすることは、ストレスをコントロールし、心と体を健やかに保つ作用が期待できます。そんな植物でできる自然療法を総称して、「ガーデンセラピー」と呼んでいます。たとえ広い敷地がなくても、ガーデンセラピーとしてできることはたくさんあります。特に、ハーブは、狭いスペースやプランターで育つ丈夫な種類も多くあり、今回ご紹介したシソもそのうちの一つ。ぜひハーブを育て、家族とおいしく食べて健康づくりに役立ててくださいね。

疲労回復や老化防止も! 赤色ハーブ・ハイビスカスの美味しいアレンジレシピ
身体に嬉しい作用がいっぱい! ハイビスカス ハイビスカスには栄養素がたくさん。クエン酸、リンゴ酸、ハイビスカス酸などの植物酸、アントシアニン色素、粘液質、ペクチン、ビタミン、ミネラルなどを含み、私たちの美容と健康をサポートしてくれるハーブです。 特に注目したいのが、クエン酸の働き。クエン酸は、ミネラルの吸収を助け、新陳代謝を活発にする作用や、身体を錆びつかせ、老化を促進する活性酸素を攻撃する抗酸化物質の働きを助ける作用を持っています。つまり、新陳代謝を促進しながら、血管やお肌の老化防止にも一役買ってくれているワケです。 また、肩こりや筋肉疲労のもととなる疲労物質・乳酸を分解する作用も持っているので、疲労回復にもぴったり。特にスポーツ後に摂取するのがオススメですよ。 そして、お酒をよく飲む方に、ぜひ摂取していただきたいのが、このハイビスカス。肝臓の働きを促進する強肝作用や、体内の余分な毒素を排出する利尿作用があるため、二日酔い予防にも○。 この真っ赤な色はアントシアニン色素によるもの。「ブルーベリーは目によい」といわれるのも、このアントシアニン色素の作用があるから。アントシアニン色素は、網膜に張り巡らされた毛細血管を保護・強化し、血液循環を向上させるといわれています。パソコンやスマートフォンなどの電子機器が手放せない現代人にとって、積極的に摂取したい成分でもありますね。 ハイビスカスってどんなハーブ? 「ハイビスカス」というと、赤や黄色など南国の花をイメージする方も多いかもしれませんね。ハイビスカスはフヨウ属の総称で、近年では品種改良が進み、数千種類もの品種があるといわれています。 その中で、食用として使われるのは「ローゼル」という種類。ハーブとして利用するのは花が終わった後のがくの部分(一番外側で花を支える役割を持った部分)で、それを乾燥させた状態で販売しています。乾燥ハーブを扱うショップなどで入手可能です。手に入りやすく、また、他のハーブと比べると価格が安いのも嬉しいですね。 ちなみに、こちらの写真は生のローゼル。生花市場でたまたま見かけて購入したものです。生食もできますよ。 ハイビスカスのお味は…? 見た目は鮮やかな赤色! 美味しそうに見えるかもしれませんが、かなり酸味が強いのが特徴です。酸っぱいのが得意な方はいいのですが、私個人的には、ハイビスカスは単品で飲むことは避けたいハーブ…(笑)。でも、前述の通り、ハイビスカスはたくさん体によい作用をもたらしてくれますので、積極的に取り入れたいハーブでもあります。特に夏バテ防止にも、ハイビスカスに含まれるクエン酸のチカラをうまく利用したいところ。 ということで、飲みやすく、美味しくなるようにアレンジしたレシピを3つご紹介! 見た目にも美しく二層に分かれたセパレートティーにもなり、おもてなしにもかなり喜ばれるレシピです。 ハイビスカスアレンジレシピのご紹介 まずは、基本になるハイビスカスティーを作りましょう。でき上がりは約6杯分のレシピです。 1. ハイビスカスをティースプーン山盛り8杯ほど用意します 2. 600ccのお湯を注いで、3分蒸らします 3. その間に、グラスいっぱいに氷を入れて準備しておきます 4. 3分経ったら、ハーブを濾して、注ぎやすい容器に移しておきましょう アレンジティー1:ハイビスカス×カルピス 氷の入ったグラスに、カルピス(原液)を適量入れます。 カルピスを入れたグラスに、ハイビスカスティーを入れます。氷にあてながら、そーっと注ぐと、きれいなセパレート(2層)に分かれてくれますよ。これは液体の比重により、糖類を含むカルピスは下に沈むためです。コツは、とにかくそーっと、ゆっくり注ぎ入れることです。 完成です! アレンジティー2:ハイビスカス×100%フルーツジュース 同じ要領で、100%のフルーツジュースとアレンジするのもオススメです。ハイビスカスの酸味がかなり緩和され、飲みやすいハーブティーになりますよ。 今回は、オレンジジュースとパイナップルジュースで作ってみました。割合は、ハイビスカス2:ジュース1です。写真だと、比率は4:1くらいに見えますが、実際には、もっとジュースが多く入っています。前述の通り、糖分は水分の重みで沈んでしまいますので、見た目をもっとジュースっぽくしたい場合には、ジュース類の量を多めにして作ってみてくださいね。 このアレンジは、お子様と一緒に楽しめるのも魅力。おいしいハーブティーをご家族で楽しんでください。





