ほり・ひさえ/ガーデンセラピーナビゲーター。一般社団法人日本ガーデンセラピー協会専門講師。
生花店勤務を経て、ガーデンデザイン・ハーブ・アロマセラピー等を学び、起業。植物のある暮らしを通じて、病気になりにくい身体を作り健康寿命を延ばすことを目指した「ガーデンセラピー」に特化した講座の企画運営と庭作りを得意とする。埼玉県熊谷市の『花音の森』にて、日々植物に囲まれ、ガーデンセラピーを実践中。
ほり・ひさえ/ガーデンセラピーナビゲーター。一般社団法人日本ガーデンセラピー協会専門講師。
生花店勤務を経て、ガーデンデザイン・ハーブ・アロマセラピー等を学び、起業。植物のある暮らしを通じて、病気になりにくい身体を作り健康寿命を延ばすことを目指した「ガーデンセラピー」に特化した講座の企画運営と庭作りを得意とする。埼玉県熊谷市の『花音の森』にて、日々植物に囲まれ、ガーデンセラピーを実践中。
ほり・ひさえ/ガーデンセラピーナビゲーター。一般社団法人日本ガーデンセラピー協会専門講師。
生花店勤務を経て、ガーデンデザイン・ハーブ・アロマセラピー等を学び、起業。植物のある暮らしを通じて、病気になりにくい身体を作り健康寿命を延ばすことを目指した「ガーデンセラピー」に特化した講座の企画運営と庭作りを得意とする。埼玉県熊谷市の『花音の森』にて、日々植物に囲まれ、ガーデンセラピーを実践中。

夏バテ防止にオススメ! 爽やかに香るハーブピクルスの作り方
ハーブを食べることがガーデンセラピーに 生活が不規則だったり、食生活が乱れていたり…何かとストレスを感じる現代を生きる私たちにこそオススメの植物療法「ガーデンセラピー」をご存じですか? ガーデンセラピーとは、植物を育てたりやハーブの香りを楽しむなど、植物を取り入れた暮らしを送ることで、五感が刺激され、脳が活性化して、健康寿命を延ばすことができるのでは? と注目されている自然療法です。 「ガーデン」とつくので、庭がないとできないと思われがちですが、決してそうではありません。スパイスコーナーで販売されているハーブや、植物100%から作られた精油を利用するなど、庭がなくても楽しめる方法がたくさんあるのも、ガーデンセラピーの魅力。 特に、日々の料理にハーブを取り入れると、香りによる癒やし作用はもちろん、ハーブの持つさまざまな効能を体内に摂取することができるので、ご家族の健康づくりに役立てられますよ。 このように、日々の暮らしにハーブを取り入れ、食べたり飲んだりすることで、健康づくりにつなげることは、芳香・食事・園芸・森林・芸術療法の5つからなるガーデンセラピーの中で、「食事療法」にあたります。 ハーブピクルスに向くハーブの種類は? 今回は、ジンジャー・ローズマリー・タイム・ローリエ・セージのドライ(乾燥)ハーブを使って、ピクルス液を作っていきます。ハーブは、ティー用(飲用)として売られているものです。スーパーのスパイスコーナーにあるものでもOKですよ。 左上から、ジンジャー、ローズマリー、タイム 左下から、ローリエ、セージ。 ピクルスを作る際に使用するハーブは、ドライ(乾燥)でもフレッシュ(生)でも、どちらでもおいしく作れます。ドライの場合は小さじ1程度で十分ですが、フレッシュの場合は、まだ水分が抜けていない分、手のひら程度の量が要ります。意外と量が必要なので、ご注意くださいね。 また、ハーブを使う際、気になるのが「これとこれは組み合わせるとどうなの…?」という点。今回ご紹介した5種類は比較的相性がよいので、ブレンドの割合を自分好みに調整してみましょう。 今回のような料理の場合は、ピクルス液に香りを移す目的で、ハーブを使用します。「味をつけるのではなく、香りをつけている」ので、どんな味になるのか? というよりは、どんな香りにしたいかを重視するとよいでしょう。それぞれの香りをかいでみて、好きな香りを多めに入れると、うまくまとまりますよ。 今回は、ジンジャー・ローズマリー・タイム・ローリエ・セージを、小さじ1杯ずつミックスしたものを使用します。ハーブの種類は、多種あれば味がより複雑になりますが、スーパーなどで揃えやすいものを1~3種類ほどセレクトしてもよいと思います。 ハーブピクルスの作り方 それでは、ハーブピクルスを作っていきましょう。 <材料> ※作りやすい分量 野菜(にんじん・大根・ミニトマト・きゅうり) 適量水 1/2カップ米酢 1/2カップきび砂糖 40g塩 大さじ1/2黒コショウ(粒) お好みハーブ類(ジンジャー・ローズマリー・タイム・ローリエ・セージを、各小さじ1ずつミックスしたもの) 小さじ1~2程度飾り用フレッシュハーブ 適量(あれば) <作り方> 1. 野菜を適当な大きさに切り、煮沸消毒を済ませたビンに詰める。その際、飾り用のフレッシュハーブがあれば、一緒に詰める 2. 水・コショウ・ハーブを鍋に入れて、ひと煮立ちさせる 3. 火を止めて砂糖と塩を入れて、溶かす 4. 3に酢を入れて、ひと煮立ちさせたら、鍋を火からおろして粗熱を取る 5. ビンいっぱいに液を注ぐ。その際、ハーブ類は濾さずにビンの中に一緒に入れる 作ったら、冷蔵庫で保管しましょう。一晩置いて味が染みたら食べごろです。保存料などを使っていないので、早めに食べきってくださいね。 酢だけで作るピクルスに比べると、ハーブが入ることによって、酢の角がとれ、ツンとした酸味がまろやかに変化してくれるのも魅力です。ぜひ作ってみてくださいね。

ミント活用おすすめレシピ〜トマトサラダと豚しゃぶの作り方〜
ミントの名前の由来 長年にわたり、世界中の人々に愛されているミントですが、3,500年も前から利用されている植物だということ、ご存じでしたか? ミントは、ギリシャ神話に出てくる妖精・メンタにその名を由来するといわれています。妖精メンタはとても美しく、地獄の神ハデスは、メンタに恋をしてしまいます。ですが、ハデスには妻がいて、その妻が怒って「お前はつまらない雑草になってしまえ」とメンタに呪いをかけて、姿を草に変えてしまいました。メンタは草になってしまいましたが、自分の存在を香りで知らせたというお話があります。神話に登場するということは、それだけ当時の人々にとっても親しみのある身近な植物であったということでしょう。 ミントの種類や効能は? 誰もが一度は感じたことのある、あの清涼感が特徴のミントは、ハーブの代表選手です。爽やかな香りがガムや歯磨き粉の香料としても使われていますし、最近では、チョコ×ミントの組み合わせがアイスだけでなく、パンやクッキーといった食品にも幅を広げ、コンビニスイーツとしても大人気ですね。 ミントは600品種あるといわれていますが、主に使われるのは、ペパーミントとスペアミントの2種類。刺激作用があり、頭をすっきりさせて気分をリフレッシュさせるのに向いています。また、消化促進作用も期待できます。 特にペパーミントには、強い刺激作用をもつ「メントール」という成分があり、消化器系の機能を刺激し、嘔吐や下痢などのトラブルや乗り物酔いなどの症状を緩和してくれます。 一方、スペアミントはメントールの含有量が極めて少なく、マイルドな香りが特徴です。好みによって、使い分けるのもおすすめですよ。 ミントを食べることは「ガーデンセラピー」 地植えにすると、地下茎でどんどん伸びて勢力を拡大するミントたち。本来、ハーブとは、生活に役立つ香りのある植物たちを指します。植えっぱなし・放置してある状態はもったいない! いっぱい使って、暮らしの中に役立ててこそ、ハーブのチカラが活きます。 ハーブを自分で育てて、それを食べたり飲んだりすることで、健康づくりに繋げようという取り組みを「ガーデンセラピー」と呼んでいます。ガーデンセラピーは、園芸療法や芳香療法といった植物の楽しみ方(自然療法)を組み合わせていくことで相乗効果を狙った新しい形の自然療法なのです。 ミントを自宅で育てることは「園芸療法」に、飲んだり食べたりすることは「食事療法」になりますが、自分で育てて、それを食べることが組み合わさると、ガーデンセラピーになる…というわけですね。 今、育てているだけ・生えているだけという方は、ぜひ摘んで活用しましょう。また、買って使っているという方は、栽培にチャレンジしてみてください。新しい体験がきっとできるはずですよ。 お庭で採れたミント活用術! 今回は、ミントを使った簡単お料理レシピを2つ、ご紹介します。 主役はミントです。食べられるミントであれば種類は問いませんが、種類によって風味が変わるのも、また面白い点。我が家では、ペパーミント・スペアミント・アップルミント・イングリッシュブラックミント・ジンジャーミントなど、さまざまな種類を栽培していますので、その時に採れるものを使っています。が、使い勝手が各段にいいのは、スペアミント。お料理にもお茶にもおいしく使えるので、これから栽培する場合は、まずはスペアミントがおすすめですよ。 レシピ1:ミントとトマトのサラダ <材料> ◯トマト 4個 ◯玉ねぎ 1度 / 2個 ◯ミント ひとつかみ ◯A(ドレッシング):オリーブ油 小さじ4/レモン汁 小さじ4/塩、コショウ 少々 <作り方> 1. ミントの葉を枝から1枚ずつ切り離し、軽く水で洗っておく 2. トマトを湯むきして、一口大に切る 3. 玉ねぎをみじん切りにする 4. Aの材料を小さな容器に入れて混ぜ合わせ、ドレッシングを作る 5. ボウルにすべての材料を入れて軽く混ぜたら完成 ミントもそのままパクっと食べてみてくださいね。スペアミントはマイルドですが、ペパーミントは刺激が強い場合もあります。ミントの種類によって量は調整してください。 レシピ2:ミントの豚しゃぶ <材料> ◯しゃぶしゃぶ用豚肉 適量 ◯ミント ひとつかみ <作り方> 1. ミントの葉を枝から1枚ずつ切り離し、軽く水で洗っておく 2. お湯を沸かし、沸騰したらミントを入れる 3. 豚肉をその中で茹でて、取り出す 4. お皿に乗せて完成 お好みでドレッシングをかけて、お召し上がりください。ミントも一緒に食べると、口の中に爽やかな香りが広がります。豚肉を茹でているときの生臭さもなく作れますよ。

お庭で採れたハーブ活用術♪ ミントマヨネーズを作ろう
ミントの育て方のコツは? ミントは生育力旺盛なハーブです。雑草以上の繁殖力で増えていきますので、庭植えする前に、よく場所を選ぶことが大事です。 ですが、増えたら増えた分、活用できるということですから、上手に育てて、いつもおいしい状態をキープしておけたらいいですよね。 そのためにも、放置せず、しっかりお手入れをしましょう! お手入れのコツは、「20cmキープ」。伸ばしっぱなしにせず、収穫を兼ねた剪定を繰り返し行い、草丈は20cm程度を維持して育てます。 こうすることで、わき芽が伸びて収穫量が増えますし、花芽もつかないので、葉がゴワゴワと硬くならず、夏でも秋でも柔らかなおいしいミントを収穫できますよ。 手作りマヨネーズにミントを加えてみよう こんな風にミントを育てていくと、お茶にしたり、お風呂に入れたりしても、まだ余るでしょう。そんなときには、マヨネーズをつくって、そこにミントをたっぷり入れて食べるのがオススメです。 さわやかな香りが口の中に広がり、食欲をそそるおいしさです! おいしく食べながら、体調にもよい変化をもたらしてくれるのがハーブの最大の魅力。ミントにも嬉しい作用が詰まっていますよ。 あの爽やかな香り成分の中には、心身の機能を活発にする作用や、胃腸の働きを整える作用があります。お腹にガスがたまったり、吐き気・食欲不振、精神的ストレスが原因の胃腸トラブルなどを抱えているときにもオススメのハーブです。 ミントマヨネーズの作り方 マヨネーズは簡単に作れますので、一緒に挑戦してみましょう。 <材料> 〇ペパーミントとスペアミントの葉 40~50枚程度 卵 1個酢 小さじ1/3塩 小さじ1サラダ油(または米油) 200ml <作り方> 1. 卵を常温に戻しておく 2. ミントの葉はさっと洗い、しっかり水気を切った後、葉だけの状態にしてハサミで細かくカットする 3. ボウルに卵・酢・塩を入れて、泡だて器で白っぽくなるまでしっかり混ぜる 4. サラダ油を少しずつ加え、乳化するまでよく混ぜる 5. 4を数回に分けて繰り返し、ぽってりしてきたら混ぜるのをやめる 6. 最後に刻んだミントを入れて、ゴムベラなどでさっくり混ぜる ★このレシピは防腐剤など添加物を使っていません。瓶などの密閉容器に保存し、冷蔵庫に入れて2~3日を目安に食べきってくださいね。 ミントマヨネーズの活用方法 通常のマヨネーズと同じように使います。私は、蒸したホクホクのジャガイモに添えて、シンプルに食べるのが好きです。 タマゴサンドやツナサンドに加えてもおいしいですよ。 お子さんがいる家庭や、ハーブ初心者さんは、ミントの量を減らすと、ぐっと食べやすくなりますので、ハーブの量はお好みで調整してください。 また、今回はペパーミントとスペアミントで作りましたが、アップルミントやパイナップルミントなど、他の種類のミントでも作れます。 ミント以外にも、バジルやタイム・オレガノ・パセリなどを使ってもおいしく食べられますよ。 ぜひご自身のお庭でハーブを育てて、食卓に取り入れてみてくださいね。 <注意点> 自然の恵みが詰まったハーブですが、妊娠中・授乳中の方、治療中の病気がある方、体質等の心配がある方は、使用できない種類もあります。使用する前に、かかりつけの医師にご相談ください。 併せて読みたい

簡単にできて癒やし効果大! 室内に置いて楽しめる“苔玉”の作り方
苔玉に向く植物は? 苔玉にする植物は、盆栽になるようなモミジやサクラなどの和の植物から、一年草などの花苗まで、どんな植物でも作ることができますが、室内でも育つ観葉植物がオススメ! 観葉植物なら育てやすいですし、室内で見て楽しむことができる点や、種類も豊富にある点、インテリアグリーンとして活躍してくれる点も魅力です。 「鉢に植えていなくても、植物って育つの…?」と心配になるかもしれませんが、鉢がない分、通気性がよく、根がしっかり張るので、ご安心を。 そのまま何年も育てて楽しむことができますよ。 苔玉にする観葉植物を選ぶコツは? まずは、置きたい場所に合った観葉植物を選ぶところからスタート! 観葉植物は、種類によって、適す置き場所が異なります。 多くの観葉植物は、日当たりがよい窓辺や、レースのカーテン越しなどの明るい場所を好みます。そのような場所で育てられる場合は、あまり種類を気にしなくてもいいのですが、室内の日が当たらない場所に置きたい場合には、耐陰性のある植物(日陰でも育つ植物)を選ばないといけません。 アイビーやテーブルヤシ、オリズルラン、ポトス、ドラセナ、カポックなどは耐陰性がありますので、窓のないトイレや廊下などにも置けますよ。 ただし、苔の部分は日陰になると日光が不足し、枯れてしまいます。時々軒下などに出して、日光浴をさせてあげてくださいね。 苔玉を作ってみよう それでは、さっそく苔玉を作っていきます。 <準備するもの> ●けと土+ピートモス+赤玉土(1:1:1の割合) 苔玉の土は、お団子にしやすいけと土(湿地のヨシなどが蓄積してできた土)と、ピートモス(コケが泥炭化したもの)がオススメです。今回は、さらに赤玉土を加えて、土をブレンドしていきますが、割合は目安ですので、いろいろ試してみてくださいね。 ●お好きな観葉植物(ここではアイビー) アイビーは、丈夫で耐寒性もあります。葉色もグリーン一色の種類から斑入りや白っぽいものまで、さまざまな種類がありますので、気に入った種類を選んでくださいね(白い葉よりも緑が強い種類のほうが丈夫に育ちます)。 ●ハイゴケ よく苔玉づくりで使われるのが、このハイゴケです。高温多湿に強く、室内でも日光が差す場所を好むコケです。 ●お皿(受け皿)●木綿黒糸●ラップ●水 <作り方> 1. 苔玉用の土をよく混ぜてから、握りこぶし1つ分くらいをラップの上に置き、水をかけて湿らせます 2. おにぎりを握るように、ラップの上からよくこねて、固まりがないようにしましょう 3. 2を開いて、その上にさらにラップをかけ、直径20cmくらいまで広げます 4. 観葉植物をポットから出して、形を整えます ポットから出した土の部分は状態は四角っぽくなっています。今回は丸い苔玉にしたいので、角張った四隅の土を落として、丸い形にしておきます。 5. 3のラップを取り、4の観葉植物を広げた土の上に乗せて包みます この時に、全体に土がつくようにしっかり握っておきましょう。 6. ラップの上にハイゴケを裏返して置いたら、枝や枯れた葉などを取り除き、ていねいに薄くドーナツ形に広げ、中央に5の観葉植物を置きます 7. ラップを持って、周りにハイゴケを貼りつけます 8. 黒糸を7に巻きつけます たすき掛けになるように、左右上下まんべんなく巻きます。その際、しっかりと力を入れて巻きつけてください。15周ほど巻いたら、残りの糸は苔玉の中に巻き込んでおきましょう。 9. 完成です 苔玉管理のポイントは、水やりとローテーション作戦 苔玉が枯れてしまう一番の原因は、水不足です。上から葉に水をかけても、葉が水をはじき、苔玉の中まで浸透しません。しっかり吸水させてあげることが大切。そのためには、ボウルに水を張って、1時間ほど浸けておくのがオススメです。 水に浸けた後は受け皿に戻しますが、受け皿には水が溜まっていないことが理想の状態。 溜まった水は、こまめに捨てるようにしてくださいね。 水やりのタイミングは、季節によっても変わりますが、生育期には3~4日に1回くらいを目安にしましょう。 また、苔玉をいくつか作って、ローテーションさせるのもオススメです。観葉植物の苔玉は、屋外管理でもいいくらい、明るい風通しのよい場所が好きです。1つは室内、1つは外の半日陰に置き、2~3週間ほどで場所を入れ替えるローテーション作戦を実行することで、日光浴ができ、よい状態をキープできます。 ぜひ癒やしの苔玉を作って、室内にもグリーンがある生活を楽しんでください。

さっぱりヘルシー!「青じそビネガージュース」の作り方&しその育て方
和のハーブ・しその作用 しそは、ビタミン・ミネラル・α-リノレン酸を含んでいます。α-リノレン酸は、体には絶対に必要な必須脂肪酸の一つで、体内で生成できず、食品から摂るしかありません。積極的に摂りたい成分として、最近では、えごま油や亜麻仁油に多く含まれると話題ですね。α-リノレン酸は、オメガ3に分類され、血中の中性脂肪を下げる作用、血栓ができるのを防止する作用、高血圧を予防する作用があるとされています。また、解毒・抗菌・防腐作用や、発汗・消化促進作用も期待できます。風邪のひき始めや、夏バテ気味、食欲がなく胃もたれがする…そんな状態の時に、飲んだり食べたりしてみるのがおすすめですよ。 もともとハーブとは、香りがあって生活に役立つ植物の総称として、ヨーロッパで付けられた名前です。そのために、なんとなく「海外の植物」というイメージがありませんか? ですが、日本でも昔から植物を薬草として用いたり、食事に加えて香りや風味を楽しんだり、いろいろと活用してきた歴史があります。今回ご紹介するしそのほかにも、よもぎ・ゆず・わさび・山椒・しょうがなど、和のハーブもいっぱいあるんですよ。 初心者さん向け! しその栽培はとても簡単 しその栽培はとても簡単! しかも、5~11月の長い期間、青い葉から穂じそまで余すところなく活用できるし、一つの株から大量に収穫可能。ぜひ栽培にチャレンジしてみてください。しそは、シソ科に属し、寒さに弱いため、霜が降りる頃には枯れる一年草とされていますが、我が家はこぼれ種で毎年出てきます。園芸が得意な方は種から、初心者さんは苗の購入がオススメです。 草丈は80cm程度まで大きくなりますので、地面に直接植える際には、場所をしっかり確保してから、植え付けてくださいね。 栽培のコツは2つ。まずは、水切れさせないこと。しそは湿った土を好み、水が不足すると葉が固くなり、おいしく食べられませんので、水切れさせないように管理しましょう。 2つめは、花芽を付けさせないこと。花が咲くと、種を育てることに栄養を注がれ、香りや味が落ちます。剪定を兼ねて収穫し、花芽は見つけたら取り除きましょう。8月以降についた花穂はそのままにしておくと、2ヵ月ほどで穂じそができます。穂じそもおいしく食べられますし、みそに漬けておく保存方法もありますよ。→「話題のオメガ3が豊富! 和のハーブ、シソの実のみそ漬けを作ろう」 青じそビネガージュースの作り方 それでは、青じそを使ったビネガージュースの作り方をご紹介します。 <材料> ※仕上がり量1,300cc程度 青じそ(葉) 80枚水 1,200ccきび砂糖 250gりんご酢 100ccレモン汁 大さじ2煮沸消毒した保存容器 <作り方> 1. 青じそをよく洗い、葉のみにします 2. 鍋に水と青じそを入れ、水から煮立てます。沸騰したら、弱火で10分煮ましょう 3. 液をザルで濾したら、りんご酢・レモン汁・きび砂糖を加えて、よく混ぜたら完成です このレシピは、濃縮タイプです。水やお湯、炭酸水などで3倍程度に薄めて飲んでください。かき氷のシロップにもオススメです。 ビンに入れて、リボンをかけてラッピングしたら、プレゼントにも喜ばれそう! 植物で癒やされる暮らし方「ガーデンセラピー」 ガーデンセラピーという言葉をご存じですか? 日々の暮らしの中で、植物と触れ合うことを通じて、心身の健康を維持・向上させようというものです。 植物を通じて体験できる、5つの療法(園芸・食事・芳香・森林・芸術)を適宜組み合わせたものをガーデンセラピーと呼びます。今回のケースでは、しそを育てよう(園芸療法)、食べよう(食事療法)、可愛らしくラッピングしてみよう(芸術療法)という3つの療法を組み合わせることで、あなただけのガーデンセラピーが出来上がっていくイメージです。 以前から、園芸療法や芳香療法など、単一の療法はありますが、このように組み合わせて取り入れることで、相乗効果を得ることができますよ。 自分で育てたものを、飲んだり食べたりするって、すごく贅沢で特別な時間だなぁと、私は日々感じて癒やされています。さらに、周りの人におすそ分けしたりすることで、笑顔が繋がっていく…そんなガーデンセラピーを一緒に楽しんでみませんか?

万能ハーブ! セージの効能&「トウモロコシのセージバター」の作り方<ハーブ活用簡単レシピ>
万能薬として活躍してきたセージの効能 セージは、シソ科の多年草で、丈夫で育てやすいハーブの一つです。収穫期間は4月から10月くらいまでと長く、冬はいったん葉がなくなるものの、春になるとまた出てくるので、一度植えれば長い間楽しむことができます。 セージと一口に言っても世界中に多くの自生種があり、フルーツの香りがするものや、花の美しくガーデンの彩りとして使われる園芸種もたくさんあります。 ハーブとして飲んだり食べたりするのに向いているセージは数種類ありますが、その中でもオススメは“コモンセージ”です。 使える部分は、葉と花。少し触れただけでも、刺激的な強い香りがするのが特徴です。草丈は70cmほどになり、年数を経るとともに大株になっていきます。 イギリスでは、“セージを植えている人は長生き””といわれ、抗菌・防腐・消化促進・口臭予防などの作用がある万能ハーブです。ソーセージの‘セージ’はこのハーブに由来し、セージの葉が持つ抗菌・防腐作用を利用し保存性の高い加工肉として作られたのがソーセージです。また、肉料理の臭み消しや、香りづけにも効果的で、消化を促し肝臓の働きを強めてくれる作用もあります。 より簡単な利用方法として、数枚の葉をカップに入れてお湯を注ぐだけでもハーブティーになり、のどの痛みがあるときのうがい薬としても重宝します。 コモンセージの育て方のコツ 葉にはやわらかい毛があり、少しフワフワした手触りで、強烈な香りがします。美しい紫色の花もサラダの彩りなどにも使えます。 栽培には、日当たりと水はけ・風通しがよい場所が適しています。花を咲かせたままにすると株が弱るので、開花後は剪定を兼ねて収穫しましょう。花は切り花やドライフラワーにして玄関や部屋に飾ってもきれいです。 栽培のコツは、株を横に張らせるように育てること。定期的に収穫をしながら育てていくと、常に生長点を摘み取ることになります。これを繰り返すことで、上に伸びるのではなく、横に枝葉が伸びていきます。 ハーブを育てる際、“どこで切ったらいいか分からなくて、そのまま伸ばしている”という声をしばしば聞きます。草丈を高くすると、樹形が乱れて倒れたり、夏の台風などの際に折れてしまうこともあります。伸びきった枝は、新芽を10cmほど残して、思い切って株元の方からカットしましょう。梅雨~真夏以外は適宜カットしても大丈夫です。こうすることで形よく、枝葉を茂らせることができますよ。 簡単ハーブレシピ「トウモロコシのセージバター」の作り方 ハーブは生活の中に取り入れてこそ、その魅力を発揮します。ぜひ、日々の料理に取り入れていきましょう。今回は簡単にできるフレッシュなセージの葉とトウモロコシを使った「トウモロコシのセージバター」を作ります。 <材料> ◯ トウモロコシ1本 ※生のトウモロコシが手に入らない時は缶詰でもOK ◯ セージ(生葉)5枚程度 ※お好みで調整してください ◯ バター 適量 ◯ 塩 適量 <作り方> 1. トウモロコシの実を外し、セージの葉はみじん切りにします 2. 熱したフライパンにバターを入れ、トウモロコシを加えて炒めます 3. セージと塩を加えて、さっと混ぜたら完成です 「ガーデンセラピー」の入門編にぴったりのハーブ 自然と一体になって、植物のある暮らしをすることは、ストレスをコントロールし、心と体を健やかに保つ作用が期待できます。そんな植物でできる自然療法を総称して、「ガーデンセラピー」と呼びます。 簡単にできるガーデンセラピーの実践としてオススメなのが、ハーブ。いつものお料理にハーブをプラスすると、彩りと香りがよくなるうえに、身体にもいい効果をもたらします。ハーブを育てることは園芸療法に、香りをかぐことは芳香療法に、それを食べることは食事療法につながります。ハーブはさまざまな暮らしのシーンで取り入れやすい植物です。ハーブを楽しむことが、日々の暮らしの質を向上させることにつながります。 まずはハーブ一鉢の栽培から、「ガーデンセラピー」にチャレンジしてみませんか? 今回紹介したトウモロコシのセージバターも、ハーブの香りのおかげでおいしさ倍増です。これから旬を迎えるトウモロコシで、ぜひお試しくださいね。

お庭で採れたハーブ活用法!ローズマリーの消臭剤をつくろう
お庭で採れたハーブをもっと活用しよう 身近にあるハーブを、もっと日頃の生活に取り入れてみませんか? 切って室内に飾っておくだけでも、いい香りが広がって、リフレッシュできますよ。 今回は、ローズマリーを使って、消臭剤をつくっていきます。 材料は、重曹とハーブだけと、とてもシンプル。化学物質や合成香料で消臭するのではなく、ハーブの持つ香り(効能)を利用しています。作った消臭剤は、冷蔵庫・玄関・下駄箱・トイレ、どこにおいても大丈夫! というのも、手作りならではの魅力ですね。 お庭にローズマリーがない場合には、市販の乾燥ハーブ(ハーブティー用、またはクラフト用)をご利用ください。ハーブ専門店・インターネット通販などで購入可能です。 消臭にオススメのハーブ ハーブはいい香りを楽しむだけではなく、「おなかの調子を整える作用」「リラックス作用」など、一つひとつのハーブがそれぞれ効能を持っています。 においが気になる時は、菌が繁殖していることが原因の一つ。殺菌作用のあるハーブを選びましょう。 <殺菌作用のあるハーブ> ●タイム 食用にはコモンタイムを使いますが、今回のように消臭剤として使う場合には、クリーピングタイムやレモンタイムなど、園芸種でも同様の作用が期待できます。 ●ミント ミントも刺激のある強い香りが特徴のハーブですね。ミントにもたくさんの種類がありますが、ペパーミントやスペアミントは香りが強いため、お庭に一株あると便利に使えます。 今回の消臭剤には、アップルミントやグレープフルーツミントなどを使ってもよいでしょう。 ●ローズマリー ローズマリーは、目の覚めるような爽やかな香りが特徴。殺菌作用が強いので、風邪の予防やひき始めのケアにも向いています。今回は、このローズマリーを使って消臭剤を作ります。 お庭で採れたハーブを乾燥(ドライ)にさせてみよう それでは、ハーブの消臭剤をつくっていきましょう。 まずは、ハーブを収穫したら軽く洗い、乾燥させます。その際、葉の裏や茎と葉の間などに虫がいないことをよく確認して、少量ずつ束ねて、逆さにして吊るしましょう。 ハーブの命は香りです。時間をかけて乾燥させるより、短時間でカラッと乾かしたほうが、香りをうまく閉じ込められます。天日には当てず、室内の風通しのいい場所に吊るし、エアコンやファンの風をうまく利用しながら3~5日くらいで乾燥させたいところです。 カラカラによく乾いたら、完成です。 湿気やにおいを取ってくれる強い味方、重曹 今回の消臭剤のもう一つの材料は、重曹です。 重曹そのものにも、においを吸い取ってくれる消臭作用がありますので、ハーブとの相乗効果が期待できます。重曹が固まってきたら、湿気を吸った証拠ですので、取り換えましょう。 今回は、肌に触れたり、口に入るものではありませんので、お掃除用や工業用のグレードでも大丈夫です。ドラッグストアや100円ショップで購入可能です。 ハーブの消臭剤の作り方 <材料> ・重曹 適量 ・乾燥ハーブ(ローズマリー) 適量 ・ガラス瓶などの容器 <作り方> 乾燥させたハーブの葉を枝から取り、細かくしておく重曹とハーブを混ぜ、器に入れて完成 重曹とハーブの量に、特に決まりはありません。お好みで構いませんが、重曹4:ハーブ1くらいを一つの目安としてみてください。 また、下駄箱の中など、倒してしまう可能性が高い場所に置きたい場合には、ガーゼやレースなど、通気性のよい布でふたをしておくと安全です。 ハーブの香りが薄れてきたら、交換時です。また、お手持ちの精油を2~3滴垂らして使うのもよい方法です。 今回は、消臭をテーマにローズマリーを使用しましたが、寝室に置きたい場合にはリラックス作用のあるハーブを選んだり、その日の気分で香りを選んだり…と、香りのアレンジは無限に広がります。 ぜひ、お気に入りの香りで、室内でも「ガーデンセラピー」を楽しんでみてくださいね。 <注意点> 自然の恵みが詰まったハーブですが、妊娠中・授乳中の方、治療中の病気がある方、体質等の心配がある方は、使用できない種類もあります。使用する前に、かかりつけの医師にご相談ください。

夏にピッタリ! おいしく飲めるハーブビネガーを作ろう
健康増進にぴったり、お酢のチカラ 昔から健康によいといわれるお酢ですが、その力をご存じですか? 一日の食事の中に、大さじ1杯(約15㎖)のお酢を使った料理や飲み物を加えると、食後の血糖値上昇が緩やかになるそうです。また、毎日継続的に摂ることで、血圧を低下させる働きがあることも、科学的に証明されています。加えて、胃や腸を刺激して食欲を増進させる作用、腸の善玉菌を増やして便通を改善させる作用も期待できます。 それから、「疲れたな…」と感じた時にも、お酢がオススメなのです。身体に溜まった疲労物質をお酢の主成分・酢酸が分解、疲労回復に繋がります。 なんだか身体にとってもよさそうな気がしてきますが、「酸っぱいのはちょっと苦手…」という方も多いのではないでしょうか? そこでおすすめなのが、酢にハーブをプラスすること! お酢の酸っぱさの角が取れて、不思議なことにマイルドになり、使いやすくなるんですよ。 おいしく飲めるハーブビネガーをつくってみよう お酢にハーブを漬けた『ハーブビネガー』をつくってみましょう。 ハーブビネガーは、お料理やお掃除・ヘアケアなどにも使えるのですが、今回はハーブの嬉しい作用も摂れて、なおかつおいしく飲めるハーブビネガーをつくってみたいと思います。 まずは、おいしく飲めるハーブビネガーを作る際にオススメのハーブを2種類、ご紹介しますね。 ハイビスカス 「ローゼル」という種類の食用品種を使います。代謝促進作用・利尿作用に優れていて、むくみが気になる人にオススメです。また、クエン酸を豊富に含むので、夏バテ防止・疲労回復にもぴったり。 ハイビスカスの特徴は、真っ赤な色が楽しめるところ。お酢につけても、赤い色素がしっかり出てくれますので、見た目も鮮やかなハーブビネガーができ上がりますよ。 乾燥させたドライハーブを使います。 ローズヒップ ローズヒップはドッグローズから採れる実で、ビタミン類を多く含むハーブです。メラニン色素の生成を防ぐ働きがあるので、シミ予防・紫外線対策にも向いています。また、コラーゲンの生成・肌の弾力を保つ働きも。特に夏場には積極的に摂りたいハーブなので、お酢に入れて、一緒に摂取するのがオススメです。 よくローズヒップは赤い色が出ると思われていますが、じつはうすい茶色。赤い色が出るハイビスカスと一緒にブレンドされることが多いところから、誤解されているようです。 乾燥させたドライハーブを使います。 ハーブビネガーのつくり方はこちら! <材料> りんご酢 200㎖果実酢がオススメですハーブ(ドライハーブ 10~20g程度)今回は、ハイビスカス5g+ローズヒップ15gで、合計20gを使用。ハーブの量はお好みで調整していただいて大丈夫です。容器 <つくり方> 材料を容器に入れます。すぐに、ハイビスカスの持つ赤い色が出てきますよ。1~2週間ほど寝かせたら、ハーブを濾して保存してくださいね。 作ったハーブビネガーの飲み方は? お酢はそのまま飲むと、胃や歯に負担になりますので、何かで薄めて飲みます。5倍程度に希釈してお飲みください。私は、炭酸で割ることが多いですが、水・お湯・牛乳・豆乳なども楽しめますよ。甘味が欲しい場合や飲みにくい場合には、はちみつなどをお好みで足してみてくださいね。 また、おもてなしにも喜ばれるのが、こちらのフルーツと一緒にしたアレンジ! イチゴやキウイフルーツ・バナナなど、お好みのフルーツを添えた、炭酸割りです。お庭で採れたミントも飾ってみました。 夏場にさっぱりしたものを飲みたい時、ちょっと夏バテ気味の時など、ぜひ取り入れてみてくださいね。

お庭にあるハーブで作ろう! ハーブバター
いつもの料理をおいしくするハーブバター 庭に生えているハーブを、もっと日頃のお料理に使ってみませんか? 今回ご紹介するハーブバターは、風味はもちろん、いつもの料理なのに、見た目もなんだかぐっとおしゃれに見えるから、不思議です。ハーブは、和食に使われる薬味と同じように、日々の料理に少し加えることで、料理の味を引き締めてくれます。また、胃の働きを活発にして、食欲をそそる効果も期待できます。いつものお料理も、一味違った味と香りが楽しめるはず! ぜひ食卓にハーブを取り入れてみてください。 ハーブバターの活用方法&食べ方は? まずはシンプルに、バゲットにつけて食べてみましょう。 今回ご紹介しているハーブバターのレシピには、アンチョビが入っているため、塩気もきいていてバゲットとの相性は抜群です。ハーブバターにすりおろしたニンニクを加えれば、ガーリックトーストに! また、お肉やお魚・野菜を焼いたり、炒めたりするときに使うのもオススメです。卵料理や、パスタに絡めてもおいしいですよ。 使い方は簡単。通常バターを使うシーンで、ハーブバターを使ってもらえればOKです。ぜひ、お気に入りのレシピを見つけてくださいね。 ハーブバターに向いているハーブはこちらです ハーブバターを作るのに向いているハーブは、イタリアンパセリ、ディル、チャービル、チャイブ、バジル、フェンネル、タラゴン、タイム、ローズマリーなどです。 イタリアンパセリやチャービル、ディルなど、茎がやわらかいタイプのハーブは、丸ごと少々粗めのみじん切りにするだけでも、違和感なく食べられます。ですが、タイムやローズマリーのように、茎や葉が固い種類は、もうひと手間必要。ハーブバターには、葉だけにして使いましょう。タイムは1枚ずつ、茎から葉を取って使います。ローズマリーは、葉だけにしたら、さらに細かくカットしましょう。 ハーブをカットする際には、包丁を使うより、ハサミでカットするほうがやりやすいこともあります。特にローズマリーはハサミがオススメですよ。 複数のハーブを合わせる時のコツは? 今回のハーブバターでは、上記のハーブの中から、2~4種類ほどミックスして使います。ハーブの種類や分量によって味も変わりますので、いろいろな組み合わせを試してみてくださいね。「ハーブ同士の相性で合わないものはありませんか?」とよく聞かれますが、上記のハーブでしたら、どれと合わせても、おいしく食べられると思います。 その際の選び方のコツは、こちら。 まず、使ってみたいハーブを手に取って、一つずつ香りをかいでみてください。できたら、葉をちぎるか、葉をこする・叩くなどしてみましょう。シソのような香りだったり、ネギのような香りだったりと、ハーブそれぞれに特徴がありますので、ご自身がおいしそうと感じた種類を選んでみてください。そして、その中で、一番おいしそうと感じたハーブの分量を増やし、多めに使うことがポイントです! ハーブが庭にない場合には、スーパーの野菜コーナーで取り扱っている店舗もありますので、チェックしてみてくださいね。 ハーブバターの作り方 それでは、実際にハーブバターを作ってみましょう。 <材料>・無塩バター 80g・アンチョビ 2枚程度・フレッシュハーブ 上記の中から2~4種類を選んで、みじん切りにしたものを大さじ1程度(量は好みで調節してください) <作り方> バターを常温に戻しておく。フレッシュハーブをさっと洗い、キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取る。アンチョビとハーブを細かく刻む。バターをなめらかになるまで混ぜる。バターがなめらかになったら、アンチョビとハーブを入れて、またさらに混ぜる。容器に移して完成。 密閉容器に入れて、冷蔵庫で保存します。1週間ほど保存可能ですが、なるべく早くお召し上がりください。

ハーブの寄せ植えを作ろう! ハーブ苗の選び方から寄せ植えの作り方まで
ハーブの苗を買いに行く前にやっておくべき大事なこと まず、最初にやることは、置き場所を決めること。園芸店やホームセンターに苗を買いに行く前に、寄せ植えを置く場所の確認が必須です。 ハーブの多くは日当たりがいい場所・風通しがいい場所を好みます。目安は5時間以上、日を遮るものがなく、よく日が当たる場所に置きます。自分が思っているより、日が当たっている時間が短かった、なんていう話はよくありますし、玄関に置きたかったけど北側で日はほとんど当たらない…といった場合もよくみられます。そういう場所は不向きですので、健全に育てるためにも、まずは自分の家の研究から始めましょう。 日当たりと風通しのいい場所がある方は、どんなハーブを買ってきても比較的育ちやすい環境と言えますが、どこにもそんな場所がない…という方は、半日陰でも育てられるハーブを選びましょう。ミント・チャービル・レモンバーム・カラミンサ・ミョウガなどは半日陰でも栽培可能です。 どんな苗を選べばいいの? 他に必要なものは何? 早くハーブの苗を選びたいところですが、どんな鉢に植えるか決まっていますか? 園芸店やホームセンターで一緒に鉢も購入するなら、先に鉢を決めましょう。鉢が決まらないと、苗を何種類買ったらいいか、わかりません。それと共に、鉢の素材や色によって印象も変わりますので、お好みのものを見つけてください。 今回はブリキのバケツをセレクトしました。 ハーブ苗の選び方 いい苗かどうかを見るには「葉」の状態をチェックします。苗を選ぶ際、好きな色の花が咲いているとか、欲しかった種類が見つかるとすぐにカゴに入れたくなりますが、ちょっと待って。希望はよくわかりますが、それは一旦脇におき、まず見るべきは、葉の状態です。 ・病害虫がいないか/いた形跡がないか ・葉の色が鮮やかか ・葉の先までピンとしているか ・下葉が枯れていないか ・茎が間のびした状態になっていないか をチェックしましょう。また、株元がぐらぐらしているようなものも避けましょう。根がしっかり張っていれば、株元がぐらつくことはありません。 厳しい目で見て、健全な苗のみを持ち帰ってください。健全な苗を選ぶことができれば、失敗するリスクも少なくなりますよ。 続けて、鉢のサイズに対してハーブの苗がいくつ必要か、確認しましょう。寄せ植えの場合、苗をたくさん詰め込みすぎると、風通しが悪くなり、生育に影響が出ます。かといって、空きすぎると寂しい状態に。バランスを見て、隣に来る植物と、葉が重ならない程度の空間が空いているといいでしょう。 合わせて、それぞれのハーブに付いている説明書きを見て、将来どんなサイズになるのか、どんなふうに成長するのかなどのイメージをしながら、あれこれ組み合わせてみてください。 今回は4種類選びました。左からオレガノ・ローズゼラニウム・イングリッシュブラックミント・レモンベルガモット。 苗を選んだら、鉢底石、鉢底ネット、園芸用培養土(またはハーブ用培養土)、腐葉土も一緒に準備してください。 ハーブの寄せ植えの作り方・基本手順 それでは寄せ植えを作っていきましょう。 【材料】 ハーブの苗、器、鉢底石、鉢底ネット、園芸用培養土(またはハーブ用培養土)、腐葉土、粘着テープ 【手順】 1. 器に鉢底ネットを粘着テープで貼る 作業中ずれてしまったり、虫が持ち上げて入ってくるのを防ぐために、鉢底ネットは粘着テープで四隅を貼って、穴をしっかりふさぎましょう。 2. 鉢底石を入れる 水はけがよくなるように、鉢底石を使用します。鉢底が見えなくなるくらいまで、入れましょう。器の深さがない場合は入れなくてもOKです。 3. 培養土を入れる ポット苗の高さに合わせて、培養土を入れましょう。 4. 購入する際に決めたイメージを再度思い出し、苗の配置を決める 5. ポットから苗を取り出し、根をそっと崩す ポットから出したら、そのまま置くのではなく、根をそっと崩してから植えます。 根がしっかり張っているものは、1/3程度を目安に根を崩します。根を引き出すイメージです。 6. 苗の場所を調整し、培養土を入れて苗の隙間を埋めていく ここで大切なのが、苗の高さ。低すぎると株元に風が通らなくなりますし、高すぎると水やりの時に土があふれてしまいます。ちょうどいい目安は、鉢のふちから指関節ひとつ分下に土の高さが来るくらいです。これをウォータースペースと言います。ウォータースペースを意識するのを忘れず、根の間にしっかり土を詰めましょう。 7. マルチングをする 最後に培養土の上にマルチングをします。マルチングとは、腐葉土や落ち葉、わら、もみ殻、黒ビニールなどで、株元や表土全体を覆うこと。こうすることで、土中の水が蒸発するのを防ぎます。 8. 完成! ハーブを上手く育てるために! 水やりのコツは? 作り終わったら、すぐ水をたっぷりあげましょう。1回の水やりの量の目安はプランターと同量です。たっぷりの水を時間をかけて吸わせてあげてください。 これからハーブを上手に育てるために、水やりは必須作業です。コツは、水をあげることに意識を向けるのではなく、水をあげない期間をしっかり作ること。ハーブは土を乾燥気味に育てることが大切です。土が乾燥するまで、水をあげるのは待ってください。この「待つ」時間にハーブの根が生長しています。水のあげすぎで枯らしている方はとても多いので、ぜひ参考にしてみてください。





