ほり・ひさえ/ガーデンセラピーナビゲーター。一般社団法人日本ガーデンセラピー協会専門講師。
生花店勤務を経て、ガーデンデザイン・ハーブ・アロマセラピー等を学び、起業。植物のある暮らしを通じて、病気になりにくい身体を作り健康寿命を延ばすことを目指した「ガーデンセラピー」に特化した講座の企画運営と庭作りを得意とする。埼玉県熊谷市の『花音の森』にて、日々植物に囲まれ、ガーデンセラピーを実践中。
ほり・ひさえ/ガーデンセラピーナビゲーター。一般社団法人日本ガーデンセラピー協会専門講師。
生花店勤務を経て、ガーデンデザイン・ハーブ・アロマセラピー等を学び、起業。植物のある暮らしを通じて、病気になりにくい身体を作り健康寿命を延ばすことを目指した「ガーデンセラピー」に特化した講座の企画運営と庭作りを得意とする。埼玉県熊谷市の『花音の森』にて、日々植物に囲まれ、ガーデンセラピーを実践中。
ほり・ひさえ/ガーデンセラピーナビゲーター。一般社団法人日本ガーデンセラピー協会専門講師。
生花店勤務を経て、ガーデンデザイン・ハーブ・アロマセラピー等を学び、起業。植物のある暮らしを通じて、病気になりにくい身体を作り健康寿命を延ばすことを目指した「ガーデンセラピー」に特化した講座の企画運営と庭作りを得意とする。埼玉県熊谷市の『花音の森』にて、日々植物に囲まれ、ガーデンセラピーを実践中。

お庭で採れたハーブ活用法♪ 万能ハーブソースと使い方レシピ
ハーブの作用 ハーブは、生活に役に立つ香りのある植物を指します。使い道はとても幅広く、料理やドリンク、クラフトや美容アイテムにも変身します。 植物は自ら動くことができないため、さまざまな対処能力を持つように進化してきました。強い太陽からの紫外線に負けない抗酸化成分や、虫に見つけてもらうための芳香成分など、生き残るための術として、天然の化学物質(フィトケミカル)を持っているのです。人類は、この天然物質を活用してきた歴史がありますが、近年、科学的技術の進歩により、ハーブの持つ薬理作用が判明してきました。ハーブを健康づくりに役立てたいと感じている方もとても増えていますね。 今日使うハーブの紹介 ハーブは立派な食材! 自分のおうちで栽培をして、飲んだり食べたりとフル活用してみませんか? 今回は、私のお庭で採れたフレッシュハーブを使って、ソースを作ってみます。 使ったハーブはこちら! ◯スペアミント+アップルミント 10g ◯ローズマリー 3g ◯セージ 2g の計15gです。フレッシュ(生葉)の状態は、葉に含まれる水分があるため、ドライに比べて、多くの量が必要になります。フレッシュの葉で作ることで、より香りが立ちますので、ハーブの生育が旺盛なこの時期におすすめのフレッシュハーブならではのソースです。ハーブは葉だけの状態にして、軽く洗って、水気をよく拭き取っておきましょう。 ミント・ローズマリー・セージの効能は? 今回使ったハーブは3種類。ハーブを混ぜると香りが混ざってすごいことになりそう…と心配になるかもしれませんが、混ぜることによって角が取れて、まろやかになる作用があるんですよ! ミント ハーブの中でも特に生育旺盛なのがミント。せっかくなので、飲んだり食べたりと活用しまくりましょう! 今回は、スペアミントとアップルミントを使いましたが、ミントは種類が多いのも特徴の1つ。それぞれに香りが異なりますので、試してみてください。 使用するのは、先端の柔らかい葉がおすすめ。下のほうのごわごわした葉は苦味が気になることも。爽やかな香りは脳を刺激し、活性化させます。また抗酸化作用を持つフラボノイドを含み、胃腸の働きを整えてくれますよ。夏バテ気味で食欲がない…といった時にもおすすめ。 ローズマリー 針のような葉を持つローズマリーは、ツンとした強い香りが特徴です。こちらもミント同様、先端の柔らか葉のほうがおすすめ。苦手だな…と思ったら、少量にしましょう。 ローズマリーは強い抗酸化作用を持っていて、細胞を老化から守ってくれます。ローズマリーの化粧水を使った78歳のハンガリー王女が、30歳年下の王子にプロポーズされたというエピソードがあるくらい(笑)。 セージ 独特な香りには、抗菌作用や殺菌作用があり、肉や魚の臭みを消すためによく使われます。こちらも、ローズマリーに次ぐ抗酸化作用があり、老化防止に役立つと言われています。 セージはサルビアの仲間で、たくさんの園芸種がありますが、食用ハーブになるのはコモンセージ(ガーデンセージ)という品種ですので、ご注意ください。セージは少々癖があり薬っぽい香りがするかもしれません。苦手な場合は少量にするか、使わなくてもOK! フレッシュハーブソースの作り方 それでは、作っていきましょう。 材料 ◯フレッシュハーブ 15g ◯オリーブオイル 50g ◯天然塩 5g といっても作り方は簡単! フレッシュハーブは葉だけにして、軽く洗って水気を取ったら、すべての材料を入れて、フードプロセッサーで混ぜるだけ。 ハーブは香りが命。時間の経過と共に香りは落ちてしまいますし、色も黒ずんできます。作り置きはせず、使う分だけ作るようにするといいですよ。 作ったフレッシュハーブソースの使い方 作ったハーブソースの使い方をいくつかご紹介していきますね。 白身魚のハーブソース添え 淡泊な白身魚の味付けにおすすめです。あらかじめ、塩こしょうで下味をつけておいた白身魚に、小麦粉をまぶして焼きます。 ハーブのから揚げ 油っぽくなりがちな唐揚げも、ハーブソースでさっぱり! すりおろしたニンニク、塩こしょう、におい消しのためにセージやタイムなどのフレッシュハーブを袋に入れて、よく揉んで、20〜30分置いておきます。その後、小麦粉、片栗粉(適量)をまぶして、中温で揚げれば出来上がり♪ 大根サラダ ただの大根がおいしいサラダに変身! 薄めにスライスした大根に、ミニトマトとレモンを小さくカットしたものとフェンネルの花にハーブソースをかけていただきます。 サーモンのカルパッチョ風サラダ ミントの葉とルッコラなどのベビーリーフと、スライスした玉ねぎのサラダに、ハーブソースをかけて。サーモンなどの生魚をいれてもおいしいですよ。 好みに合わせて、他の料理との相性もお試しください♪ <注意点> 自然の恵みが詰まったハーブですが、妊娠中・授乳中の方、治療中の病気がある方、体質等の心配がある方は、使用できない種類もあります。使用する前に、かかりつけの医師にご相談ください。また、ハーブは薬ではありません。健康状態が気になる方も医師にご相談ください。

初心者さん必見♪ ガーデニングを楽しむ2つのポイント
ポイント1:植えたい場所に合わせて、正しく植物を選ぶ 植物は大きく分けると、「日当たりが好きな植物」と「日陰が好きな植物」の2つに分類できます。日光は、植物の成長にとって最も重要なものの一つで、上手に育てるためには、この見極めが非常に大切です。つまり、日当たりが好きな植物を日陰に置いたら枯れてしまいますし、反対に、日陰が好きな植物をガンガン日が当たる場所に置くと、うまく育ちません。 それは当たり前のことだと思われるかもしれませんが、植物を買いに行くと、つい好みの色や見た目の形で選んでしまい、植える場所と選んだ植物が合っていないことがよくあり、うまく育たないケースは多々見受けられます。そうならないためにも、植物を買う際には、ついている名前の札をよく見ることが重要です。 裏をめくると… こんなふうに、科や原産地、どのくらいの大きさに成長するのか、管理のポイントなどが書かれていて、植物が好むこと・嫌いなことなどのプロフィールが分かるようになっています。植えたい場所にはどのくらい光があたるのかを事前にリサーチし、その場所に合わせて、正しく植物を選ぶこと。それが、上手に育てる第一歩です! ポイント2:気温や気候に合わせて、正しく植物を選ぶ 日本の気候は温帯と呼ばれ、冬と夏とでは温度差があり、四季が楽しめるのが特徴です。降水量も多く、高温多湿でもありますね。また、日本の国土は、北海道から沖縄まで縦長の地形で、北海道と沖縄の気候が全く違うのも日本特有です。今まで植物をうまく育てられなかったと思っている方は、この温度や気候が原因の一つになっているかもしれません。 というのも、住んでいる場所によって、育ちやすい植物・育ちにくい植物があり、残念なことに、日本の園芸店で販売されている植物は、すべて日本の気候に適応しているとは限らないからです。しかも、園芸本に書かれている情報は、関東以西の平地での栽培を基準にしている場合が多いので、お住まいの地域によっては、本に書いてある通りには育たないケースもあります。 住んでいる土地の温度や気候に合った植物を選び、育てることができれば、失敗もぐんと減るはずです。 例えば…ラベンダーはどうして北海道で育つのか? ラベンダーは、気持ちをリラックスさせ、安眠を促す作用(鎮静作用)があるハーブです。ふるさとは、地中海沿岸地域。地中海沿岸は、偏西風や暖流の影響で冬は暖かく、夏は涼しい気候で、雨も少ないため乾燥しているのが特徴です。 一方、日本は、寒暖差があり降水量も多く、高温多湿な気候なので、比べてみるとだいぶ違う環境であることが分かります。 しかし、北海道にはたくさんのラベンダー畑が広がっていますね。どうしてラベンダーは北海道で育つのでしょうか!? それは、北海道には梅雨がなく、じめじめしていないからです。ラベンダーはもともと乾燥した場所で生息していましたから、過湿に弱く、特に日本の梅雨・長雨は苦手なのです。 どうしてもラベンダーを育てたいなら… 光と温度の条件に合った植物を選ぶことが大切と言ってきましたが、私の住んでいる埼玉県熊谷市は、日本一暑い街として有名です。梅雨のジメジメと夏の暑さ…この環境そのものが、ラベンダーを育てるのには向いていないのです。それでも、私は、どうしてもラベンダーが育てたいと思い、 ・水やりを控えて、ジメジメさせないことを基本としつつ、夏は水切れで枯れることもよくあるので、水の管理をしっかりする ・混み合った枝は適度に切って、株元は常に風通しよく育てる ・地植えではなく鉢植えにして、暑い夏は日陰に移動する という点に特に注意して、管理しています。 植物を育てる楽しみ「ガーデンセラピー」 土や緑に触れ、季節の花を愛でたり、ハーブの香りを嗅いだり…そんな自然に寄り添った暮らしで、日々のストレスを和らげ、病気になりにくい身体を作る自然療法を、「ガーデンセラピー」と呼んでいます。 植物が成長する様子は、何物にも代えがたい感動や気づき、勇気を与えてくれます。そのためにはまず、植物の性質・基本的な育て方を知って、植物が暮らしやすいベストな環境を作ってあげることが大切。植物のある暮らしは、決して特別なものでも、難しいものでもありません。失敗を恐れず、気に入った植物一鉢からでも、ガーデンセラピー始めてみてくださいね。 併せて読みたい ・天野麻里絵さんの「やってみよう!初めてのガーデニング」小さな花壇で育てる一年の花サイクル ・普段使いに便利でガーデニング初心者にも簡単に育てられるキッチンハーブ5種&育て方の注意点 ・初心者さんにも最適! 春のイチ押し花苗ペチュニアとゼラニウム〜タキイ種苗園芸部 山田さんの園芸あるある教室vol.4

簡単ハーブ活用レシピ♪ アップルミントコーディアルを作ろう
繁殖力旺盛! アップルミント アップルミントは、ハッカの香りとリンゴの甘い香りが楽しめます。また、他のミントと比べると刺激も少ないため、肉や魚などの料理にも合うし、クッキーやパウンドケーキなどのお菓子にもおすすめという、広く使えるハーブです。 ですが、ミントはすごく増えて、庭に植えるとはびこってしまい大変、という話を聞きませんか? 私のハーブ畑では、5年前にスペアミントとアップルミントとペパーミントを2~3mずつ離して植えました。ゆるく管理をしていましたが、6年目の春を迎えた今年、とうとうペパーミントの陣地は、アップルミントに侵略されてしまいました…。 というわけで、ミント類は地植えにすると管理が必須となりますが、逆に言えば、収穫もたくさんできるということ! ミントの草丈は、常に20cmほどにキープしておくと、いつもおいしい柔らかい葉を摘み取ることができます。伸ばしっぱなしにせず、収穫を兼ねて、随時カットして、整理整頓をしましょう。 アップルミントの管理の仕方と収穫方法 それでは、アップルミントを収穫してみましょう。収穫をしながら、次の葉が育ちやすい環境も、一緒に整えていきますね。 ではまず、収穫から! 収穫は一度にごっそり取るのではなく、全体の2/3は葉を必ず残しましょう。そして、ミントの場合、1本根元からカットするのではなく、先端だけを摘みます。 この点線のところでカットすると、すぐ下にある葉の脇から新しい芽が出てきます。その新しい芽が伸びたら、またそれを収穫する…というわけです。ですが、この写真のように、かなり込み合った状態だと、株元に風が通らず、蒸れて下の葉は落ちてしまいます。 収穫する際に、風通しを意識して整理してあげるとよいでしょう。 一方、アップルミントは他のミントよりも、時期的に早く芽を出すので、勢力を拡大しやすいという特徴があります。あまり大きくならないうちから、しっかりメンテナンスをすることはアップルミントの生育だけでなく、他の植物のためのスペース確保にもつながる重要な作業です。これ以上増えてほしくない場所にあるアップルミントは、根ごと抜いてしまいましょう。さらに繁殖を防止したいなら、アップルミントの周囲に、深さ10cmほどの溝を掘っておくようにします。 コーディアルとは? このように株を整理しながら育てていると、収穫量がどんどん増えます。そこで、せっかく収穫したアップルミントを無駄にしないために、大量消費レシピとして、コーディアルを作っていきたいと思います。 コーディアルとは、イギリスやオーストラリアでよく作られる、シロップ漬けのこと。もともとは、ハーブをアルコールに漬けた飲み物でしたが、摘みたてのフレッシュハーブや新鮮な果物を原料としたノンアルコール飲料になって、1,000年以上も飲み継がれています。 ハーブティーや、水・お湯・炭酸水などに加えて、希釈して飲みます。 使用するハーブによって、こんな色も楽しめますよ。 アップルミントコーディアルの作り方 アップルミントコーディアルを作ってみましょう。作り方はとても簡単です。 材料 ○アップルミントの葉 50g ○砂糖 50g 私はてんさい糖を使用していますが、お好みのもので大丈夫です。 ○水 250ml ○保存用ビン 200ml 葉を準備する アップルミントの葉を茎から1枚ずつ取り、軽く洗ってざるに上げます。この写真で50g。 鍋で煮る 鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したら、アップルミントをすべて入れます。 少しすると、ミントはしんなりしてくるので、弱火にして15分ほど煮ます。 ざるで濾す 15分経ったら火を止めて、アップルミントの煮汁を濾します。煮汁の量は、200mlほどになっていると思います。火加減やミントの状態などでも、でき上がりの量は変わりますが、多少の差なら問題ありません。 砂糖を加える 濾した煮汁を鍋に戻し、砂糖を加えて加熱します。へらなどで混ぜて、砂糖が溶けたら火を止めます。 完成です ビンに入れて、完成です。作ったものは冷蔵庫で保管し、早めに使い切りましょう。 アップルミントコーディアルの使い方 今回作ったコーディアルは、水や炭酸水などで希釈して、飲んでください。目安は、水160mlに対しコーディアル40ml。量はお好みで調整してくださいね。ホットでもアイスでもお楽しみいただけます。 私のお気に入りはこれ! オレンジを入れたヨーグルトに、アップルミントコーディアルをかけたもの。程よい酸味と爽やかさがベストマッチです。 また、アイスクリームにかけたり、お酒に入れたり、お菓子作りもおすすめです。 いい香りに癒やされて、飲んで、食べて…とハーブの楽しみ方は無限大! ぜひ、心身の健康づくりにハーブを役立ててみてくださいね。

ルッコラソースの作り方〜栽培して食べるガーデンセラピー実践レシピ〜
ルッコラってハーブなの? 作用は? ハーブとは、ラテン語で草を意味する「herba(ヘルバ)」が語源となっています。これもハーブなのね! と驚くほど種類があり、定義は「生活の役に立つ、香りのある植物たち」ということだけ。部位によって名前が変わったり、国が変わるとハーブがスパイスになったりと、多種多様に使われています。 そして今回の主役、ルッコラもそんなハーブの一つで、アブラナ科の一年草です。ゴマのような風味とピリッとした苦みを持ったルッコラは、ミックスになったベビーリーフなどに含まれていることも多く、サラダや炒め物やパスタなどに使われるのが一般的ですね。β-カロテン・鉄分・ビタミンCなどを豊富に含み、栄養価が高いのが特徴です。 日本にはイタリア料理と共に広まったので、新しいハーブのような気がしますが、実は、古代エジプト時代には、クレオパトラが食べていたといわれていて、かつては、惚れ薬の作用があるとも信じられていたそうですよ。おもしろいですね。 ルッコラは種からの栽培も簡単! ルッコラは種からの栽培も簡単。プランター栽培でも日当たりさえよければ、十分収穫できるので、種まき初心者さんにもオススメ。 種まきで大事なことは、種袋に書いてある「播いていい適期」を守ること。気温が少し違うだけなら大丈夫かと思ってしまいますが、この1、2℃といった微妙な差を敏感に察知して、種は発芽します。関東では、春と秋、2回の播き時がありますので、その時期に合わせて、チャレンジしてみましょう。 種を播いたら、不織布をかけておくと、暑さ寒さから守られることと、鳥が種を食べにくる心配も減りますのでオススメです。 不織布は100円ショップに売っています。 そして、種を播いたら、芽が出るまで毎日忘れずに水やりをしましょう。この不織布の上からジョーロで水をかけます。不織布は水を通すので、布の上からしっかりたっぷりかけましょう。 芽が出揃ったら、間引きをします。すべてを残しておきたい気持ちはよく分かりますが、隣との隙間がないと、蒸れて、すべて枯れてしまいます。間引きを兼ねて、小さいものから収穫していき、最終的には10~15cm間隔に1つを目安にして、その1つを大きく育てていきましょう。間引く際は引っこ抜くのではなく、一本一本、ハサミで株元から丁寧にカットしましょう。 ルッコラ栽培でガーデンセラピーを始めよう 植物を育てて癒されるセラピーを「園芸療法」といいます。園芸療法自体は古くからある、植物療法の一つですし、園芸療法という言葉を聞いたことがある方も多いはず。そこに、身体にいい作用を持つハーブや野菜を育てて、食べることを加えたのが、「ガーデンセラピー」という考え方。自分で育てたものを食べることで、さらなる健康増進を目指した自然療法の新しい形です。 種からルッコラを育てる過程で、芽が出た時の喜びや、大きく成長していく感動を体験し、さらにルッコラを体内に取り込むことで、栄養を摂取できます。また、「これ、私が育てたルッコラよ」なんて小さな自慢をしたりしながら会話もはずめば、笑顔あふれる食卓にもつながりますよね。 園芸は、広い庭がないとできないと思いがちですが、ルッコラは日が当たる場所なら、どこでも栽培できます。このように、植物をうまく選べば、広さは必ずしも必要ではありません。工夫をしながら、あなたのガーデンセラピーの形を見つけてくださいね。 大きくなってきたら、ルッコラのソースを作ってみよう 順調に栽培できたら、ルッコラソースを作ってみましょう。簡単に作れるルッコラのソースのレシピをご紹介します。 <材料> ◯ルッコラ 100g ◯オリーブオイル 250g ◯白ごま 20g ◯落花生 30g ◯塩 小さじ1 ◯殺菌消毒済みの保存容器 <作り方> ルッコラをミキサーで混ざりやすいサイズにカットしたら、上記の材料をすべてミキサーに入れて、スイッチを押すだけ。撹拌したら密閉容器に入れて、早めに食べてくださいね。多く作った場合には、冷凍保存も可能です。 作ったソースは、ドレッシングのように使っていただけます。 お豆腐にかけてもおいしいです。今回は、白ごま・落花生といった和の要素と合わせているので、お醤油との相性もばっちり。 また、パスタやペンネのソースとしても優秀。チーズを加えるなどのアレンジをしてもおいしい一皿になりますよ。ぜひお試しください。

豊富な種類が魅力の「タイム」! 育て方から料理への活用方法まで大公開
タイムはどのような植物? タイムは、シソ科・イブキジャコウソウ属の多年草に分類されるハーブの総称。ハーブの中でも特に種類が豊富で、350種類を超える品種があります。病害虫や暑さ・寒さに強く、初めてガーデニングに挑戦する人でも育てやすいのも嬉しいですね。ヨーロッパ・北アフリカ・アジアが主な原産地で、日本に自生している品種もあるんですよ。 手でこするとスッとする独特な香りをもち、料理の香りづけやハーブティー、精油(エッセンシャルオイル)などに活用され、人気の高いハーブです。タイムの茎や葉に含まれているチモールという成分は、ハーブの中でも強い殺菌作用と抗菌作用があり、古代エジプトではミイラを作る際の防腐剤としても使われたそう。このように、タイムは薬草として、人類が最も古くから利用してきた植物の一つで、歴史あるハーブなのです。 タイムの人気品種 タイムはまず大きく分けて、茎が上に立っている「木立ち性」と、茎が立たず横方向に這うように成長する「ほふく性」の2種類があり、ここから、さまざまな品種へと分かれていきます。植えるスペースの広さや使う用途によって、うまく使い分けましょう。それぞれ代表的な人気品種について、具体的にご紹介していきますね。 【木立ち性】人気品種その1:コモンタイム タイムの中で最もポピュラーな品種です。コモン(common)というのは、一般・通常という意味で、学名からも「一般的な」といった意味が読み解けます。古くから親しまれてきた品種で、食べたり飲んだりといった食材として使い勝手もよいですし、知名度や人気も高く、流通量も多いのが、このコモンタイム。 他の品種と比べると爽やかな強い香りが特徴で、魚や肉の臭みをうまく消してくれるため、料理によく活用されます。丈は30cm、幅は40cm程度に成長する木立ち性で、夏に近づくと淡いピンクの小さな花を咲かせます。この花はエディブルフラワーとして食べることもできますよ。 【木立ち性】人気品種その2:レモンタイム 丈30cm、幅30cmほどに成長する木立ち性のタイムです。一見するとコモンタイムに似ていますが、名前の通りレモンによく似たさっぱりとした香りが特徴です。コモンタイムよりも軽めの爽やかな香りなので、料理はもちろん、ハーブティーやポプリにもおすすめですよ。レモンの代用としても使い勝手がよく、パウンドケーキなどのお菓子にもぴったり! 比較的成長スピードが早い種類です。 また、このレモンタイムを園芸用に品種改良したものに「ゴールデンレモンタイム」があります。ゴールデンレモンタイムは葉のふちが黄色くなります。食べたり飲んだりする場合は、レモンタイムを使用しましょう。 【木立ち性】人気品種その3:マスティックタイム Israel Hervas Bengochea/Shutterstock.com 木立ち性で、丈は30~60cmにもなることがある比較的大型のタイムです。花の色はピンクが多い一般的なタイムとは異なり、フワフワとした綿毛のような可愛らしい白い花が楽しめます。スペインのイベリア半島に生息する固有種です。 コモンタイムに比べると、甘く強い香りがあるのが特徴で、精油(エッセンシャルオイル)としても活用されています。精油になるとスパニッシュマジョラムやタイムマストキナという名前になって販売されていますので、ご注意くださいね。 【ほふく性】人気品種その1:クリーピングタイム 地面を這うように横に成長するほふく性のタイムで、丈は5~10cm程度です。「ワイルドタイム」とも呼ばれ、主にヨーロッパに自生する品種です。初夏になると手毬のように丸いピンクの花が絨毯のように咲き広がる様は圧巻! 観賞用としてもオススメです。 olko1975/Shutterstock.com 地面を覆うグラウンドカバーとして適しているので、雑草対策にもぴったり。植えてしばらくして根がしっかりついたら、怖がらず踏みつけてください。その上を普通に歩くくらいなら、問題ありませんので安心してくださいね。あまり人が通らないところに植えてもよいですが、そうすると草丈が上に伸びてきます。草丈を低くしたい場合は適度に踏んであげましょう。 【ほふく性】人気品種その2:イブキジャコウソウ backpacking/Shutterstock.com 滋賀県伊吹山で発見され、ジャコウの香りがするのでこの名前が付いたといわれています。クリーピングタイムによく似ているのですが、ヨーロッパ原産であるクリーピングタイムに対し、イブキジャコウソウはアジア原産で、クリーピングタイムとは草丈や花の付き方が若干異なります。 耐寒性に優れたタイムで、もともと日本に自生しているため、手間もかからず非常に育てやすい品種。葉には爽やかさとともにほんのり甘い香りがありますが、飲んだり食べたりするのに向く品種ではありません。 タイムを上手に育てるポイント6選 タイムは、ハーブの中でも比較的丈夫といわれますが、そうはいっても、生き物です。放っておいても勝手に育ってくれるわけではありません。ですが、ポイントをいくつか押さえることで失敗は少なくなります。ここでは、タイムを上手に育てるポイントを6つ、ご紹介します。 【ポイント1】栽培環境 タイムを丈夫に育てるには、まず栽培環境を整えることが大切! よく日光が当たり、風通しのよい場所で栽培しましょう。もともと地中海沿岸に自生しており、乾燥気味の環境を好むため、水はけの悪い場所は避けてくださいね。 タイムは耐寒性に優れており、氷点下以下にならなければ根が枯死することはほぼないので、初心者でも育てやすい種類といえますが、夏場の高温多湿は注意が必要です。葉が茂ったままにしておくと風通しが悪くなり、蒸れて枯れてしまうことも…。夏場は特に水やりは控え、風の通り道を意識して、枝数を減らすなどしてあげましょう。 プランターを使用して育てる場合は、ハーブを栽培するのに適した配合になっている専用の土を使うとよいでしょう。ハーブ用の土は、ホームセンターの園芸用品コーナーで購入できます。 【ポイント2】種まき タイムは一般的には苗や挿し木から増やすことが多いですが、タネから育てることも可能です。種まきに適した時期は、4~5月と9~10月の年2回。これはお住まいの地域によって異なりますので、タネ袋に書かれている気温をよくチェックして、適した時期に行ってくださいね。 小さなポットに土を入れ、タネをひとつずつ間隔を空けて丁寧に置いていきましょう。発芽には日光がたっぷりと必要なので、タネの上に深く土は被せないようにします。 種まき後は水をたっぷり与えます。土を深くかぶせていないと、タネが流れる可能性もあるため霧吹きを使用しましょう。芽が出るまで水は毎日、しっかり地面が濡れるまで与えてくださいね。 芽が出て本葉が3枚ほどになったら、よく育っているものだけを残し、それ以外は、丁寧にカットします。これを「間引き」といいます。この時、手で抜くと、せっかく育った根がごっそり抜けてしまいますので、ハサミを使ってくださいね。 そのあと、草丈が5cmくらいに育ったら、地面や新しい鉢に植え替えてあげましょう。 【ポイント3】植え付け・植え替え タイムの植え付けは、4月中旬~6月下旬、または9月中旬~下旬頃がおすすめです。人間にとって過ごしやすい季節は植物にとっても同じ。なるべく負担がない季節のほうが失敗は少ないですよ。地面に植える場合は、高畝を作り、20cm程度の間隔を空けて苗を植えましょう。高畝を作ることで、水はけと通気がよくなります。また、タイムは一見すると草のようですが、分類上は常緑低木…つまり「木」なのです。うまく根付くと茎は木質化し、肥大成長しますから、植える場所は広めに取っておくのがおすすめです。 鉢植えの場合は、鉢底ネット、その上に鉢底石を敷いて、土を入れましょう。この際、培養土やハーブ用の土を使用するのがおすすめです。根はあまり深く張らないので、浅めの鉢でも大丈夫です。タイムは丈夫でよく成長するため、元気に育てたいなら、大きさに応じて植え替えも必要です。タイミングは、鉢底から根が出てきたり、水を与えてもあまり吸わなくなったりした時。作業する時期は、春や秋など植え付けと同じ頃がおすすめ。一回り大きな鉢へ植え替えましょう。 【ポイント4】水やり 全般的にハーブを育てる時に大事なのが、水の与え方。ハーブと一口にいっても、水が好きなもの・嫌いなものがあります。今回のタイムは、もともと乾燥を好む植物なので、頻繁に水やりをする必要はありません。地植えでしっかり根が付いた場合は、自然の雨だけでも十分なくらいです。 特にタイムは、水をやり過ぎると根腐れを起こしやすく、そこに高温が加わると枯れてしまうこともあるため注意が必要です。土の表面が完全に乾いたら、たっぷりと与えましょう。そして次に水をやるタイミングは、また土の表面が完全に乾いてから。水をあげなきゃ! と思うのではなく、この土の表面が乾くのを待つことに意識を向けてみてください。特に冬は、寒さで成長が緩やかになるため、土が乾いてから数日後に水をやるくらいでも十分ですよ。 【ポイント5】肥料 植え付ける時の土に、緩効性肥料を混ぜておきましょう。その後の追肥は、地植えの場合は、基本的にあまり必要としません。鉢植えの場合は、春と秋に1~2回の置き肥または月5回程度の液体肥料を与えると、葉の成長はよくなります。ですが、肥料を与えすぎると根腐れの原因になったり、香りも弱くなるため、注意が必要です。使用する肥料に合わせて、回数などは調整してください。 【ポイント6】収穫 植え付け後、根が張り、しっかりした株に生長したら、葉を茎ごと刈り込んで収穫します。一年を通して緑なので、長期にわたり収穫ができるのも、タイムを栽培するメリットですね。収穫のルールは、一度に葉をすべて収穫しないこと! 葉がなくなるとそれ以上成長できなくなる恐れもあるため、1回の収穫量は全体の1/3くらいまでにとどめておきます。そして大きくなってきたら、また1/3ほど収穫します。その繰り返しです。 実はこの収穫作業は、ハーブを育てる上でとても大事な株元の通気を確保する作業にも繋がっています。生えっぱなしにせず、こまめに収穫して活用してください。収穫する際は葉の根元近くを切り、枝数を減らすようにしましょう。また、一年中緑のハーブですが、成長が鈍る冬は収穫を控えるのがおすすめです。また来春に、元気な芽が出てくるのを楽しみに待っていてくださいね。 タイムの上手な管理方法 タイムはとにかく高温多湿に弱いです。私の住む埼玉県熊谷市は日本一暑い街…タイムは育ちにくい環境だといえますね。なので、水やりは控えて、地植えも鉢植えも自然の雨にお任せする程度にしています。そして蒸れないように、株元の風通しを確保するため、収穫をこまめに行っています。梅雨前には全体の1/3程度のボリュームにし、秋の終わりには全体の1/2程度まで剪定しておくと、翌年の春には新しい芽が出てきてくれますよ。タイムは耐寒性に優れているため、冬でも枯れることはないものの、地域によって異なりますので、冬越しが心配な場合はご注意ください。 タイムを料理に活用する方法 タイムは料理にとても使えるハーブ! ぜひいろいろな方法で活用してください。 【香りづけ】 爽やかな香りをもつタイムは、料理の香りづけとしても最適。独特の風味が出て味の変化を楽しめるとともに、見た目のアクセントにもなりますね。香りづけにはコモンタイムが向いています。パウンドケーキにもおすすめ! 【臭み消し】 肉や魚を調理するとき、独特の臭みが気になる人も多いかもしれません。そんな時、下ごしらえをする段階でタイムを一緒に入れておくと、スッとした爽やかな香りが臭みを消してくれます。使用するのは生葉のままでOK! また、タイムは殺菌・防腐作用をもつ成分を含むため、衛生面でも一役買ってくれます。 【ハーブオイル】 オリーブオイルに生のタイムの枝を漬け込んでおくと、ハーブオイルが出来上がります。タイムとオリーブオイルの組み合わせは、特にイタリア料理に合いますよ。 【ハーブビネガー】 タイムはお酢との相性もばっちり! ドレッシングやピクルスを漬け込む際などにもおすすめです。 育てやすいタイムで手作りのハーブを楽しもう タイムは、比較的丈夫で育てる手間もかからないため、今回ご紹介した育て方のポイントを押さえれば、初心者でも挑戦しやすいハーブの一つ。また、育てるだけではなく、そのあとの楽しみも無限に広がります。種類も豊富なので、花や香りなど自分好みの品種を見つけ、ハーブ栽培を始めてみませんか? 【ご注意ください】 タイムは強い香りが特徴で、刺激成分があります。妊娠中の方は使用を控えめにしてください。

初心者におすすめ! ハーブを育てるメリットと育て方のポイント【基本編】
ハーブについての基礎知識 暮らしに役立つ植物として、ハーブは古代から人々に愛されてきました。ラテン語で「草」を意味する「ヘルバ(herba)」に由来し、食用・飲用・薬用・美容・園芸・装飾など、生活のさまざまな場面で幅広く活用されています。まずは、ハーブについての基礎知識をご紹介しますね。 ハーブとは? ハーブとは、日々の生活に役立つ香りのある植物の総称で、それぞれの植物によって、葉や茎、つぼみ、花、根などが使われます。 また、ペッパーやターメリック、シナモンなどの「スパイス」と呼ばれるものがありますね。「ハーブとスパイスって何が違うの?」という質問もよく受けますが、実は、ハーブとスパイスの区分や定義は、国や専門家によってさまざまで、決まりはありません。ハーブとは、生活に役立つ香りのある植物の総称ですので、ハーブの中にスパイスも含まれるという考えもありますし、ハーブは花・茎・葉で、スパイスは種子・根・実と、使用する部分で分けて考える場合もあるようです。 ハーブにはどんな種類がある? ハーブには、1万を超える種類があります。 代表的なハーブには、ミント、バジル、ラベンダー、ローズマリー、パセリ、マジョラム、パクチー、ローズゼラニウム、セージ、レモングラスなどがあります。また、ドクダミやシソ、ショウガやワサビなど、日本人に馴染み深い植物もじつは立派なハーブなんですよ。 そして、それら一つひとつが、抗菌作用・発汗作用・利尿作用など身体に有効な異なる成分を持っているのが、ハーブの特徴。「料理」「薬用」「園芸」「クラフト」「お茶」「健康」など、さまざまな用途に使用されます。このハーブの持つメリットを、日々の暮らしの中でうまく利用できると、生活の豊かさにもつながりそうですね。 ハーブを育てるメリット ハーブは育てたら使える! という点が最大のメリット。わざわざ買うのではなく、栽培しておけば使いたいときに、使う分だけ収穫できます。また、ハーブは病害虫に強い種類が多いため、農薬を使用しなくても栽培可能。飲んだり食べたりと口にする機会も多いハーブですから、安心安全に使用できるのも自家栽培の嬉しいポイントです。まだまだたくさんメリットがあるので、ご紹介しますね。 料理の幅が広がる ハーブは、和食に使われる薬味と同じように、日々の料理に少し加えることで、味を引き締めてくれます。例えば、お肉を焼くときに、生のローズマリーやタイムを1枝加えるだけで、いつもと違う味と香りが楽しめて、料理上手になった気がしてしまうくらいです。 お料理に向いているハーブは、ローズマリー、タイム、セージなど。まずは1種類から試してみて、慣れてきたら、ローズマリー+タイムや、ローズマリー+セージというように複数のハーブを組み合わせ、ブレンドしてみるのもおすすめ。ブレンドとなると、相性が気になるところですが、ローズマリー、タイム、セージは、同じシソ科の植物で、相性も抜群。じつは、ハーブは組み合わせることによって、お互いの角が取れてマイルドに感じる作用があるんですよ。お料理のアレンジの幅が広がり、レシピの選択肢も増えますね。 採れたてならではの風味がある そんなハーブを庭の一角で育てておくと、必要なときにすぐに使えて、とても便利。 じつは、ハーブのもつ特有の香りは、空気に触れると揮発して、だんだん消えていってしまうんです。この香りはハーブにとって「命」。摘み取ったらすぐ使うことで、格別な風味を楽しむことができますよ。スーパーなどで売られている乾燥ハーブは、長期保存をするための工夫です。お庭で育てたハーブは、わざわざ乾燥させてから使う必要はありませんので、フレッシュのまま活用するのがおすすめです。 この格別な香りは、ハーブのおいしさを左右するポイントにも。これを味わえるのは、自分で育てた人の特権! 日当たりのいい場所と、ちょっとしたコツがあれば育てられるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。 虫除け効果があるってホント? 多くのハーブには、虫が嫌う「昆虫忌避作用」があります。これは虫が嫌いな香りを発して、植物自身が自分を守るための手段です。そのため、ペパーミントやバジル、レモングラス、ローズマリー、ラベンダー、ゼラニウムなどは、栽培していても虫が付きにくい丈夫なハーブといえます。 「玄関や庭にハーブを植えると、ゴキブリや蚊などの虫を寄せ付けないってホント?」と聞かれることがありますが、植えてあるだけで虫が室内に入るのを防ぐことは、残念ながらできません。葉や茎・花などに含まれる芳香カプセルがはじけた時に、香りが届くシステムなので、植物自体に虫がつかないようにすることはできますが、人間が虫除け作用を利用したいのであれば、このカプセルに触れないといけません。 というわけで、葉や花をこすってカプセルを弾けさせていれば、虫除け作用も期待できますが、植えてあるだけではそれほど効果は感じられないと思います。 ハーブを上手に育てるポイント 利用法もさまざまなハーブは、初心者さんが、「植物を育てる楽しさ」を体感するアイテムとしておすすめ。もともと厳しい自然環境で育ってきた植物ですから、特別な世話は必要なく、育てやすいといえます。大切なことは、環境に合った育て方をしてあげること! まず、ハーブを上手に育てるために大切なことは、温度・日当たり・風通し・水やりです。ですが、先述の通り、ハーブと一口にいっても、1万種類以上もありますので、その種類によって好む環境が異なります。育てたいハーブに合わせて環境を整えてあげることで、失敗のリスクもぐっと減ります。例えば、バジルは熱帯アジア原産。日本のじめじめした夏は得意ですが、寒さは苦手で、発芽生育に必要な気温は13℃以上です。それ以下になると、日本ではうまく育ちません。 また、ローズマリーは地中海沿岸がふるさと。湿気がなく、カラッとした気候が好きなので、水やりを控え、風通しよく管理すると、うまく育ってくれます。 このように、まずは育てたいハーブの「原産地」がどこかを知ることが大事です!生まれた土地の気候に近い環境をつくってあげましょう。 ハーブを育てる上での注意点 もう少し詳しく、ハーブを育てる上での注意点をまとめます。もし、今までハーブを育ててもうまくいかなかった…という経験がある方は、この点をもう一度見直してみるとよいかもしれません。 寄せ植えをしないほうがうまく育つ? 寄せ植えとは、1つの器に何種類かの植物を混植すること。さまざまなハーブを寄せ植えすることで、見た目が華やかになりますよ。 上級者の方は、いろいろなハーブを1つにまとめて楽しんでみてください。一方、初心者の方は、1つの鉢に1種類のハーブを植えて育てることからスタートするのがおすすめ。ハーブにはさまざまな種類がある故に、育て方も多種多様。それぞれに適した土や環境が違うため、はじめのうちは単独で植えるほうがよく育つでしょう。 慣れてきたら、原産地や、シソ・アブラナなどの「科」で分ける、好きな環境が似ているもの同士を合わせるなどしていくと、育てやすい寄せ植えができますよ。ハーブだけでなく、一年草や多年草など、お花の楽しめる苗と一緒に植えてもOKです! 環境に合ったハーブを選択する 先ほど、育てたいハーブに合わせて、環境を整えてあげることが大切というお話をしましたが、日本の気候は温帯と呼ばれ、冬と夏とでは温度差があり、降水量も多く、高温多湿である点、さらに日本の場合は、北海道から沖縄まで縦長の地形で、北海道と沖縄の気候が全く違う点にも注意が必要です。つまり、住んでいる場所によって、育ちやすいハーブ・育ちにくいハーブがあり、すべてのハーブが日本の気候に適応しているとは限らないのです。また、園芸本に書かれている情報は、関東以南の平地での栽培を基準にしている場合が多いので、お住まいの地域によっては、本に書いてある通りには育たないケースもあります。 例として、レモングラスは東南アジア原産なので、湿度や暑さに強く、九州南部や沖縄などでは育ちやすいですが、北海道では栽培に工夫が必要で、難易度が上がります。 反対に、ラベンダーは乾燥した地中海沿岸が原産地。梅雨がなく、じめじめしていない北海道では育ちやすいですが、過湿に弱く、特に日本の梅雨・長雨は苦手なので、他の地域では栽培が難しくなります。 というわけで、住んでいる土地の温度や気候に合ったハーブを選べば、失敗もぐんと減るはずです。「欲しい」という気持ちだけで選ぶのではなく、欲しいハーブは、自分の住まいに合っているかどうか、一度チェックをしてみてくださいね。 おすすめのハーブ5選 これからハーブを育ててみよう! という初心者さんにも、栽培から収穫まで楽しめて、使い勝手もいいハーブを5つ、ご紹介します。 ミント ミントはシソ科の耐寒性多年草です。清涼感のある強い芳香が特徴で、スイーツやドリンク、ガムなどの菓子類や化粧品など、幅広い用途に向く非常に使い勝手のよいハーブです。原産地は、北半球の温帯地域・アフリカなので、日向で水はけのよい土を好みますが、種類も多いため、半日陰やじめじめした湿地でも育つものもありますよ。 ミントは地植えすると、茎が地中にどんどん伸びて広がるため、広がらせたくない場合は、一度鉢に植えた状態で地植えにしたり、地面に間仕切りを置くなど、根が広がらないようにする工夫が必要です。特に増えやすいミントは、スペアミントとアップルミントです。原種に近いものは繁殖力も強いという特徴がありますよ。 食用としてポピュラーなのは、スペアミントとペパーミント。150cc程度のお湯に、ミントの葉を15枚程入れて熱湯を注げば、爽やかなミントティーのでき上がり。消化促進作用があるので、食事の後、食べ過ぎた時、胃がもたれた時などに飲むと、すっきりします。 バジル バジルはシソ科の非耐寒性一年草です。イタリアではバジリコと呼ばれ、食欲をそそる強い香りが特徴。フレッシュ(生葉)のままパスタやピザ、サラダ、肉料理などに使用すると、風味をアップさせてくれます。 原産地は熱帯アジア。暑さには強く、日本の高温多湿でも丈夫に育ってくれます。 バジルを育てるのに適した環境は、日当たりがよい場所。西日でもOKです。乾燥に弱いため、土の表面が乾いたら水をたっぷりと与えましょう。また、20cmくらいの高さになったら、収穫を兼ねて先端を摘む作業「摘心」をすると、脇芽が伸びて大株に育ち、収穫量がアップします。 たくさん収穫したいなら、花を咲かせないこともポイント! 花が咲くと新芽が出にくくなるし、葉も固くなります。 花は早めに摘み取って、飾って楽しみましょう。 たくさん取れたら、バジルペーストもおすすめ。フレッシュのほうが香りや風味はよいですが、ドライにしておくのも○です。 パセリ パセリはセリ科の半耐寒性二年草。料理の付け合わせにぴったりで、彩りを添えてくれるだけでなく、食後の口直しとしても利用されます。地中海沿岸が原産地で、葉の縮れた「モスカールドパセリ」と、葉が平たい「イタリアンパセリ」があります。 パセリを育てるのに適した環境は日向で、水はけのよい用土です。25℃以上になると生育が衰えます。高温多湿と、夏の強い日差しは苦手ですので、黄色くなった葉は取る・適宜収穫するなどして、株元の風通しをよくしておきましょう。また、鉢で管理して、夏場は涼しい場所に移動などすると、うまく栽培できるでしょう。また、初夏に花を咲かせると枯れます。花芽がついたら、摘むようにしましょう。春~秋は、屋外でよく日に当てて栽培しますが、冬場は室内に取り込むなどすれば、長期に渡り収穫ができます。 たくさん収穫できたら、冷凍しておくのがおすすめ。手でパラパラにできるので使いやすいですよ。 ラベンダー ラベンダーはシソ科の常緑低木です。種類によって、耐寒性があるものとないものがあります。柔らかいフローラルの香りが特徴で、香りを楽しむのによく利用されます。料理やハーブティーに使われるのは、イングリッシュラベンダーやトゥルーラベンダーです。ラベンダーにもたくさんの種類がありますので、ご注意くださいね。 ラベンダーを育てるのに適した環境は、基本的には、日向と水はけのよい用土ですが、お住まいの地域に合わせて品種を選ぶと失敗が少ないはず。高温多湿に強い・弱い、寒さに強い・弱いなど、それぞれの地域に合う育てやすいラベンダーがあります。 ローズマリー ローズマリーは、シソ科の耐寒性常緑低木です。チキンや魚などと相性がよく、料理の幅が広がる、使い勝手のいいハーブ。大株に育つので、庭の植物としても見応えがあり、常緑で一年中収穫できるのも魅力です。 ローズマリーを育てるのに適した環境は、バジルと同様に日当たりがよく、風通しのよい屋外です。キッチンで栽培するのではなく、屋外で育てて、必要な時には庭へ出て摘むようにしましょう。また、ローズマリーは香りが強いのも特徴。たっぷり芳香成分を含んでいて、触るとべたべたするのは「精油」です。疲れた時に一枝折って香りをかぐと、気分がすっきりする作用がありますよ。 ハーブを育ててガーデニングを楽しもう! ハーブは、料理やお茶に利用したり、香りをかぐなど、日常生活で活用できる場面が多く、初心者さんでも育てやすい丈夫な植物です。ハーブといってもかなりたくさんの種類があるので、ご自宅の環境に適したハーブを選ぶことが失敗しないコツです。飲んだり食べたりできるのはハーブならでは! ガーデニングを楽しみながら、癒しのひとときを過ごしてください。 <注意点> 自然の恵みが詰まったハーブですが、妊娠中・授乳中の方、治療中の病気がある方、体質等の心配がある方は、使用できない種類もあります。使用する前に、かかりつけの医師にご相談ください。また、ハーブは薬ではありません。健康状態が気になる方も医師にご相談ください。 併せて読みたい

【プロがおすすめ】マストバイハーブ7選 憧れのハーブライフを叶えよう!
ハーブとはどんな植物? メリットは? ハーブとは、日々の生活に役立つ香りのある植物の総称です。葉や茎、つぼみ、花、根など特定の部位を用いて、「料理」「薬」「園芸」「クラフト」「お茶」「健康」など、さまざまな用途に使用されます。加えて、それぞれリラックス作用・デトックス作用・リフレッシュ作用など、身体に有用な効能を持っているのが、ハーブの特徴です。 このハーブの持つ効能を、日々の暮らしの中でうまく利用できると、生活の豊かさにもつながりますね。そして、ハーブは育てたら使える! という点が最大のメリット。栽培しておけば、使いたいときに使う分だけ収穫できます。 また、病害虫に強い種類が多いため、農薬を使用しなくても栽培可能。飲んだり食べたりと口にする機会も多いハーブですから、安心安全に使用できるのも自家栽培の嬉しいポイントです。 ここからは、活用の幅が広く、庭にあると重宝するおすすめのハーブ7つを厳選して、ご紹介していきます。 おすすめハーブ1:レモングラス レモングラスは、イネ科の多年草。軽く触れるだけで、レモンのような爽やかな香りのするハーブです。 ショウガの持つスパイシーな香りと、レモンの持つ爽やかな香りを併せ持つ香りが特徴。東南アジアではとてもポピュラーで、タイの代表的スープ「トムヤムクン」の風味付けや、カレーのスパイスによく使われます。 こうした料理の香り付けはもちろん、クッキーやケーキなどのお菓子にも合いますし、お茶としても楽しまれています。特にフレッシュ(生葉)のさわやかなハーブティーは格別! 収穫したての青々としたレモングラスは、毎年育ててよかった! と思うナンバーワンハーブです。 レモングラス栽培のコツ 苗から栽培します。株元に日差しと風がしっかり当たる場所で育てましょう。レモングラスは高温多湿が大好きで、夏の生育具合いは、びっくりするほど。草丈は1.5mにもなり、株幅も大きくなるので、植栽スペースは広めに確保してください。 冬の寒さには弱く、埼玉県北部に位置する熊谷市の場合、地植えでは年によって翌年出てきたり、出てこなかったりします。ですので、収穫し終わる11月末に掘り上げてプランターに移植し、冬場はプランターで管理をするほうが無難です。 おすすめハーブ2:スペアミント ミントはとても種類が多く、現在、300種類以上あるともいわれています。なかでも使いやすいのが「スペアミント」。ガム・キャンディーなどのお菓子や、化粧品のスーッとした芳香など、私たちの身近にある香りの一つですね。 また、料理やお菓子の飾りにもよく登場しますし、ミントを使った飲み物も、世界中の国々で広く愛されています。 スペア(spear)とは「槍(やり)」の意味で、先のとがった花や葉の形を槍に見立てて名づけられたといわれ、葉の縁はギザギザしています。スペアミントの香りは、「l-カルボン」という成分が主体で、優しい清涼感が特徴です。 ミント栽培のコツ ヨーロッパが原産のハーブは、日本のじめじめとした湿気が苦手な種類も多いのですが、ミントはそんな日本の風土にも合っています。ガーデニング初心者さんも、ハーブは初めてという方も、育てやすいハーブで、栽培は苗から。育てる際には、日当たりのよい場所を選び、水を切らさないように注意しましょう。 また、ミントは繁殖力が旺盛です。どんどん地下茎を伸ばし、周囲の植物にもお構いなしに広がっていく種類もあります。地植えにしなければよかった…と後悔することがないよう、植える前に、栽培範囲を決めて地中に仕切りを施したり(仕切り板が市販されています)、鉢植えで育てるとよいでしょう。 おすすめハーブ3:ジャーマンカモミール カモミールはギリシャ語の「大地のリンゴ」が語源で、その言葉の通り、ほんのりとリンゴに似た甘い香りがするハーブです。優れた薬効を持ち、紀元前から活用され、ヨーロッパでは最も歴史のある民間薬の一つ。和名はカミツレといい、19世紀初めにオランダから蘭学と共に入ってきたといわれています。 カモミールにも品種が多数ありますが、育てやすく丈夫なカモミールの代表品種が、一年草のジャーマンカモミールです。花が咲いたら切り花として飾ったり、お菓子作り、ハーブクラフト作り、染色、精油など、さまざまな活用方法がありますが、なかでもハーブティーがおすすめ。 芳香成分のある花の部分だけを摘み取って乾燥させたもの(または生)を使って、お湯を注げば、ハーブティーの出来上がり。カモミールには、気持ちが高ぶって眠りたいのに眠れないとき、イライラするとき、ストレスや不安を感じるときに、気持ちを落ち着け、鎮めてくれる作用があります。 成分が穏やかなハーブでもありますので、お子様にもおすすめですよ。 カモミール栽培のコツ 初心者の方は苗から、慣れている方は種からでも栽培できます。耐寒性があるので、秋に種を播いておくと、春には大株に成長してくれますよ。 日当たりと風通しのいい場所を好むので、株間を広めに取っておきましょう。乾燥に弱いので、水切れには注意してください。春先はアブラムシがつきやすいので、発見した場合はすぐ捕殺しましょう。また、花は香りが一番強いピーク時に摘み取ります。花びらが反り返ってくる頃が目安。 おすすめハーブ4:ローズマリー・オフィシナリス ローズマリーは、シソ科の常緑低木。地中海沿岸が原生地です。海岸近くに育ち、小さな青色の花をつけることから、ラテン語で「海のしずく」という意味の学名を持っています。 針のような形をした葉から強い香りを放つローズマリーは、春から晩秋まで、小さな花を不定期に咲かせます。花色は品種によりブルーや白・ピンクなどがあります。 また、『記憶のハーブ』という異名を持つように、集中力を高め、頭をスッキリさせてくれる頭脳明晰作用があり、仕事や勉強、また認知症予防にもおすすめ。 ローズマリーにもたくさんの品種があり、葉の形状・花の色・成長の性質などさまざまで、品種によって香りも多少異なりますが、1鉢育てるなら、原種のローズマリー・オフィシナリス(学名/Rosmarinus officinalis)がおすすめ。木立性で茎がまっすぐに伸び、暑さ寒さに強く、とにかく丈夫。料理やお菓子、お茶など、食用にも向く品種です。 ローズマリー栽培のコツ 苗を購入しましょう。育てる際のポイントは、日当たりのよい場所に置き、風通しを確保すること。そして、水やりを控えめにすること。土の表面が乾いたら、たっぷりあげるのが基本。毎日水やりをしては根腐れを起こします。 大きめなプランターで栽培も可能です。小さな苗で買ってきても、枝がすぐに木質化して大きくなります。地植えする際には、場所をよく選びましょう。 枝葉が伸びてきたら、剪定を兼ねて随時収穫し、利用してくださいね。 おすすめハーブ5:ラベンダーグロッソ 紫色の花が咲き誇る様子が印象的なラベンダーは、ハーブの女王的な存在です。 ラベンダーの魅力は、優れた芳香成分。ポプリ・サシェなど芳香アイテムとしても使われますが、ラベンダーのすがすがしい香りの正体は、「酢酸リナリル」「リナロール」という成分。この成分は、不安や緊張・イライラを鎮める「鎮静作用」を持っています。精神的な疲労を感じたり、ストレスからくる胃のトラブルや偏頭痛があるときに、おすすめのハーブです。 こちらは、コモンラベンダーという一番ポピュラーな品種です。ですが、コモンラベンダーは高温多湿が苦手。私の住む埼玉県熊谷市では、残念ながら栽培が難しい品種です。夏に高温多湿になる地域でラベンダーを育てたい、またラベンダーはいつも枯らしてしまうという方は、‘グロッソ’なら、栽培の難易度はぐっと下がりますよ。 ラベンダー栽培のコツ 栽培は苗から。苗は3~4月購入し、すぐに植え付けます。梅雨前に、ある程度根が張るようにしておくことが大事です。日当たりと風通しがよい場所に植えましょう。1株でも成長すると横幅がかなり必要になりますので、80cmくらいスペースを確保してください。花期がは梅雨と被るので、雨で傷んでしまうこともありますが、晴れ間を狙って、香りが一番いいところで収穫できればベスト! おすすめハーブ6:モスカールドパセリ パセリは、地中海沿岸原産のセリ科の二年草。料理の添え物のように使われますが、じつはパセリはビタミンやミネラルを豊富に含んでいる、栄養価の高いハーブです。独特な香りのもとになっているアピオールやピネンという成分には、消化促進・口臭予防・抗菌作用などの働きがあります。また、濃い緑色の色素成分・クロロフィルにはデトックス作用があり、美と健康にも一役買ってくれますよ。 パセリって『買ったら多いのよ、ちょっと飾りに欲しいだけなのに』って思いませんか? そんな方は、ぜひ栽培してみてください。わざわざ買わなくても、1鉢育てておけば、使いたいときに使いたい分だけ採れて便利です。 パセリ栽培のコツ 苗から栽培しましょう。苗は園芸店やホームセンターで、比較的簡単に入手できます。よく出回る時期は、春と秋です。日向~半日陰で育ててください。地植えでもプランター(鉢植え)でも栽培できます。上の写真は、畑で栽培しているパセリですが、地植えの場合、1株で直径30cmほどにもなりますから、株間は広めにあけてください。 葉が茂ってきたら、使う分だけ収穫しましょう。外側の葉から少しずつ摘んでいくと、長期にわたって収穫できます。一気に採ってしまうと枯れてしまう原因にもなりますので、注意してくださいね。たくさん採れたら、冷凍保存もできます。冷凍すると軽くもむだけでみじん切りのように細かくなるので、便利ですよ。 おすすめハーブ7:スイートバジル バジルは、インド、インドシナ半島、モルッカ諸島原産のシソ科の一年草。バジルという名は、ギリシャ語の「王様」という言葉(バシレウス)に由来するといわれます。ヨーロッパにも広まり、イタリアでは「バジリコ」とも呼ばれます。アフリカから東南アジアに150種類以上分布していて、食用ハーブとして人気です。ブッシュバジルやシナモンバジル、ライムバジル、ホーリーバジルなど数多くの品種があり、全種類が食用可能です。その中でも、汎用性が高いのは、やっぱりスイートバジル。バジリコソースを作るほどの量は1株では難しいですが、収穫期が長く、ちょこちょこサラダやピザを作って食べる程度なら、1株で十分楽しめます。 バジルには、心身及び中枢神経の強壮作用があり、体のさまざまな機能を高めてくれる働きがあります。また鎮静作用もあり、腹痛や吐き気・胃痙攣といった症状を鎮めてくれたり、イライラを鎮めて神経を落ち着かせる作用、不眠症や偏頭痛を改善する作用があるともいわれています。 意外かもしれませんが、バジルはお茶にして飲むのもおすすめ。食後に一杯飲むと、消化を促進してくれますよ。 バジル栽培のコツ 初心者の方は苗から、慣れている方は種からでも栽培できます。特に高温多湿が得意で、暑い日本の夏にもぐんぐん生長してくれる心強い植物です。水が好きなので、水切れには十分注意が必要です。 収穫は随時。大きくなってきた葉から収穫してください。花が咲くと葉が固くなります。柔らかい葉のほうが美味しいので、花芽が出てきたらこまめにカットしましょう。 ハーブは私たちの暮らしを豊かにする この7つさえあれば、充実したハーバルライフが送れます。栽培の容易なものも多いので、どれか1つからでもぜひ、栽培してみてください。

日本一暑い街・熊谷市でエアコンがない暮らし! 猛暑で過酷な3年目の夏の記録【「花音の森」レポ Vol.13】
エアコンに頼らず暮らそうと思った理由は? 日本一暑い街・熊谷で生まれ育った私。年々暑くなっていることを実感する日々の中、エアコンを使うことが当たり前で、これまで「エアコンなしで、暮らせるわけがない」と思って歳を重ねてきました。 しかし、年齢とともに、一日中冷房の効いた部屋にいると、体が冷えて不快に感じるように。体調の面でも、あまりエアコンに頼らないほうが私には合っているのかもと思い、花音の森を作る時に、『日本一暑い街・熊谷でエアコンに頼らず暮らす』という野望を掲げました。家の設計や素材を選ぶことに加え、植物の持っている力を上手に利用することで、快適に暮らせるかもしれないと思ったからです。 花音の森の成長記録は、こちらをご覧ください。 花音の森の大事な木。落葉樹のコナラが暑さを防ぐ! 日本一暑い街で冷房に頼らず暮らすために考えたことは、屋根・壁・窓に直射日光が当たらないようにすること。そのために、落葉広葉樹・コナラをぐるりと家を取り囲むような配置にしました。ちなみに木が1本もない更地の状態からの施工でした。 植えたばかり(2020年1月)の様子がこちら。 植物たちは順調に育ってくれて、エアコンがない夏もそこまで辛いことはなく、楽しみながら過ごせました。3年目の初夏(2022年6月)の様子がこちら。 角度によっては、建物の壁面が見えない状態になってきました。木々に覆われたことにより、今年5月には室内に入ってくる日差しがだいぶ遮られ、部屋が暗いな、と感じるほどに。ということは、今年の夏は涼しいのかも! と期待していました。 雹に猛暑…2022年の夏の出来事まとめ 「木が大きくなれば、年々涼しくなる」。そんな期待が見事に裏切られることになった、今年の夏。出来事をまとめてみます。 6月上旬には雹が降って、被害が出た 6月2日夕方、埼玉県北部では雷を伴った激しい雨と雹が降り、風も強く吹きました。近所では物置が飛ばされたり、最寄り駅では車が雹でボコボコになっていたり、熊谷のお隣・深谷市の植物生産者の方のハウスは屋根が壊れたり…と、相当な被害が。 この日、私は花音の森にいましたが、「コツン」という音はしたものの、こんなことになっているとは全く知らず、翌朝のニュースで初めて知りました。我が家はウッドデッキに設置した蚊帳が破れ、大きな穴があいてしまったのと、一部植物の葉が傷ついているくらいの軽傷で済みました。 この日は、熊谷で1時間に18mmの降雨があったそう。こういう突発的な天候の変化も、視野に入れておかねばなりませんね。 6月下旬にいきなり気温40℃が1週間続く! 猛暑の夏 6月25日から、40℃近くの最高気温予報日が続く、いきなりの異常事態。 毎年気温40℃というのはありますし、この日が来たか、くらいの感覚で、そこまでしんどいことは今までなかったのですが、身体がまだ暑さに慣れていないところに、いきなり40℃、そしてこれが1週間も続く…そんな6月下旬でした。 あまりの暑さに屋外用の冷風機を設置することに。そして6月27日には梅雨明け(のちに7月23日頃に修正されました)という最短の梅雨と、6月としては記録的な暑さとなりました。 ここでは、1年を通じて室内・屋外の気温を記録しています。少々見にくいですが、ピンクの線が室内の気温、黄色の線が屋外の気温で、その日の最高と最低気温が記録されている図です。 いきなりの梅雨明けで記録的な暑さとなった6月末(気温図*1)。この夏一番暑かった日は、6月30日15:50、40.9℃でした。室内温度が30℃を超えなければ、そこまで暑さを感じることはなく、室温と屋外気温の差が+5度ほどで推移するこの気温帯は、エアコンがなくても十分過ごせます(気温図*2)。その後は、35~38℃くらいで推移していき(気温図*3)、8月上旬には急に秋を感じるような涼しい日が出てきます(気温図*4)。こうなると、気温が連続して上がることも少なく(気温図*5)、冷風機の出番もなくなり、心からホッとしました。 コガネムシとの闘い 今年は、コガネムシが大量発生しました。去年は豊作だったブドウが、コガネムシに葉をほとんど食べられ、今年は数房しか収穫ができなかったですし、ユーカリの葉も穴だらけに。 コガネムシの成虫は葉を食べ、幼虫は根を食べます。害虫かどうかは、人間が決めているだけのことであって、私は、基本的に薬剤散布はせず、刺されて痛いものや被害が出るものは捕殺して、あとは放置することが多いです。 でも、こんな数のコガネムシは初めて! 恐ろしいほどでしたが、毎晩、光に寄ってくるコガネムシを退治しまくりました。というのも、成虫に産卵されると、来年厄介なことになるのです。土の中もチェックしつつ、来年はあまり出ないことを願うばかりです。 お助けアイテム・草刈りロボさん導入 花音の森には「草は友達ルール」があります。草は抜かず、上体部を刈るだけ。根を抜こうと思うと大変な雑草管理ですが、これなら楽です。根を残すことで、土は硬くならずふかふかですし、雨を保水してくれる効果もあり、水たまりや土がぬかるむのも防いでくれますよ。 また、ゲリラ豪雨のような強い雨が降ると、土がえぐられて土砂となり、道路や河川に流れていきます。自宅の庭でできることは少ないですが、なるべく土砂を自宅から出さない工夫は、立派な環境保全にも繋がっています。ぜひ、草は大切にしてみませんか? 花音の森の草が生える部分は170坪。2年間草刈り機でカットしてきましたが、今年は心強い味方が登場! それがこちらのスウェーデン・ハスクバーナ社のロボット草刈り機。暑い中、草刈りをする手間が省け、なにより、緑の草じゅうたんがとてもキレイ! こちらはまた改めて、ご紹介しようと思います。 エアコンなし暮らし3年目が終わって思うこと お盆の時期を過ぎると、秋の虫が鳴き始め、季節の移り変わりを感じます。もう、コナラからドングリがいっぱい落ちてきていますし、次は紅葉と落ち葉を楽しむ季節がやってきますね。 ここに来るお客様からは、「エアコンがないなんて嘘でしょ? 涼しい!」と言われる日もあります。皆さん、内心ドキドキで来られるんでしょう(笑)。 植物を通して入ってくる風は本当に心地よく、エアコンなしの暮らしになってから、毎日グランピング気分というか、日々の何気ない暮らしを楽しんでいるような実感もあり、スイッチひとつで涼しくなる快適さでは得られない何かを、日々感じています。 また花音の森での暮らしをお伝えしていきますので、引き続き、一緒に楽しんでいただけたら幸いです。

チャイブの育て方と活用法! ピンク色のチャイブドレッシングを作ろう
チャイブはどんなハーブ? チャイブの効能は? チャイブはユリ科の多年草。原産地はアジア・ヨーロッパで、和名はエゾネギです。 チャイブはネギの仲間で、主に料理に使います。小口切りにしても繊細で、スープやオムレツ・サラダの飾りにもぴったり。また、ネギの代わりに、そうめんや蕎麦の薬味にも〇。春に咲く花は、エディブルフラワーとして食べられます。花びらだけにして、サラダに添えていただきましょう。 チャイブには豊富なビタミンとミネラルが含まれています。特に注目すべき成分が「アリシン」という強い匂いを持つイオウ化合物の一種。主に、ニンニクやネギなどに含まれている、あの独特な強い香りのもとです。ニンニクが疲労回復によい・スタミナがつくといわれるのは、このアリシンの働きによるものです。が、ニンニクはちょっと匂いが気になるな…という時にこそ、チャイブを使ってみてください。チャイブは、ニンニクやネギよりもマイルドで、とても食べやすいハーブ。疲労回復・健康維持のために、ちょっとずつ、毎日摂取することをおすすめします。 チャイブを育ててみよう! 栽培のコツは? チャイブは、スーパーのフレッシュハーブコーナーで見かけるようにもなりましたが、パセリやバジルに比べると、まだまだ手に入りにくいハーブです。必要な時にすぐに使えるように、ご自身で栽培してみましょう! チャイブの育て方・植え付け チャイブは、日向から半日陰で栽培します。ポット苗は4~6月に出回り、ハーブ苗がそろう園芸店などで購入可能です。草丈は30cmほど。1苗につき30cm四方のスペースをとって植え付けます。ポットから出したら、根は崩さず、そっとやさしく植えましょう。 チャイブの水やり・注意すべき病害虫 チャイブは土の表面が乾いたら、たっぷり水をあげてください。乾燥に弱いので、水切れには注意します。乾燥しすぎると、アブラムシやハダニがつきやすいので、葉をよくチェックしましょう。虫は見つけ次第、捕殺です。病気にはあまりなりません。 チャイブの収穫方法 チャイブは生育旺盛なハーブで、1年で3回ほど、根元からカットしても、またすぐ出てきます。慣れるまでは、切るのがちょっと怖いと感じるかもしれませんが、必ず伸びてくるので大丈夫、チャレンジしてみてください。 チャイブは葉と花が食べられます。4月から11月、葉があるうちならいつでも収穫できますよ。草丈が20cmほどになったもの、大きくなったものから、収穫してみましょう。地際から3cmほど残してカットします。途中でカットするのではなく、株元付近で切るのが再生させるポイントです。 なお、チャイブは加熱すると味や香りが落ちるので、フレッシュのまま使いましょう。 また、チャイブは2年目の5〜6月に丸い紫色の花が咲きますが、花が咲くと葉が硬くなってしまいます。花が咲いたら株元から切り取り、次の葉を育ててください。 チャイブは暑さにあまり強くないため、夏場、強い日差しに当たると株が弱ります。花が咲くと株は花に体力を使ってしまい、よけいに株が弱るので、そのままにせず収穫を兼ね、花後は一度バッサリとカットするのがベスト! 花が咲いたら、チャイブビネガーを作りましょう。作り方は、このあとご紹介します。 チャイブの冬越し チャイブは多年草なので、来年また新しい葉が出てきますが、冬の間は葉がなくなります。11月末を目安に、地上部をカットして、腐葉土などで土の表面を覆うマルチングをしておくと、関東以南は戸外で冬越し可能です。 なお、冬の間、地上部はなくなりますが、根は生きています。1~2週間に1回程度、水をあげましょう。3月下旬になると、新芽が出てきます。 チャイブの花が収穫できたら、チャイブビネガーを作ろう チャイブの花が収穫できたら、チャイブビネガーを作ってみましょう。 【材料】 ◯りんご酢 150ml ◯チャイブの花 30個 ◯150mlビン 1個 【作り方】 1. チャイブの花を摘んで、軽く洗い、しっかり乾かします。 2. ビンを煮沸消毒します。 3. ビンの中にチャイブの花を入れます。 4. りんご酢を注ぎ入れ、蓋をして、一度しっかり振ります。 5. 冷暗所に置き、2週間ほど寝かせます。毎日1回、しっかり振りましょう。 6. 2週間後、濾して完成です。 2週間経ったら、フィルターなどを使って濾して、完成です。何も着色していませんが、こんな鮮やかなピンク色に! チャイブを30個入れたものが右、チャイブ10個のものが左です。30個のほうが、色も香りも濃く仕上がりましたが、10個でも十分チャイブの香りが楽しめますよ。 チャイブビネガーのドレッシングを作ろう チャイブビネガーは、ドレッシングにするのがおすすめです。 【材料】 ◯チャイブビネガー 50ml ◯オリーブオイル 50ml ◯塩 3g ◯コショウ 適量 作り方 作り方は簡単! 材料をすべて混ぜれば完成です。 自分で栽培したハーブを使って作る一品は、きっと格別においしく感じるはず。ぜひ、ハーブのある暮らしを楽しんでみてくださいね。 Credit 写真&文/堀 久恵(ほり ひさえ) 花音-kanon- 代表、ガーデンセラピーナビゲーター。一般社団法人日本ガーデンセラピー協会専門講師。 生花店勤務を経て、ガーデンデザイン・ハーブ・アロマセラピー等を学び、起業。植物のある暮らしを通じて、病気になりにくい身体を作り健康寿命を延ばすことを目指した「ガーデンセラピー」に特化した講座の企画運営と庭作りを得意とする。植物に囲まれ、日々ガーデンセラピーを実践中。埼玉県熊谷市在住。 https://kanongreen.com/

タンポポの花でシロップを作ろう! 「タンポポ蜜」のレシピ
雑草のイメージが強いタンポポ、じつはハーブです 空き地、土手、道端のコンクリートの隙間まで、春になると身近な場所でよく見かけるタンポポ。可憐で明るさを感じさせる黄色い花から、真っ白な綿毛のタネまで、可愛らしい姿ですが、繁殖力の強い野草です。環境省の要注意外来生物に指定されているし、雑草のイメージも強い…そのタンポポが、じつはハーブ! そもそもハーブとは、私たちの生活に役に立つ、香りのある植物の総称。タンポポも古くから暮らしの中で活用されてきました。インドの伝統医学アーユルヴェーダでは、肝臓や胆のうの不調に利用されていますし、日本でも明治時代頃まで、花を天ぷらにしたり、茎をきんぴらにして食べていたそうですよ。 和名は西洋タンポポで、英名は「Dandelion(ダンデライオン)」といいます。ギザギザの切れ込みが入ったタンポポの葉を、荒々しいライオンの歯並びに見立てた名前です。原産地のヨーロッパでも、葉・花・根と全草が利用されてきた歴史があります。 タンポポの薬効・効能は? タンポポは、全草に薬効成分があり、多糖類の一種・イヌリンや、ビタミン・ミネラルなどを含みます。葉・花・根を使用し、薬効が集中しているタンポポの根を乾燥させたものが、中国伝統医学で使われる生薬・「蒲公英(ホコウエイ)」です。 タンポポのお茶は、利尿作用が高く、体内の毒素や老廃物の排出を促す作用があり、むくみや膀胱炎の予防・ケアに使われています。タンポポは、フランス語で別名・ピサンリ。意味は、おねしょ。優れた利尿作用があることから、こう呼ばれているそうですよ。 また、ヨーロッパでは健胃薬として知られており、肝臓や腎臓、消化器系の働きを高め、消化不良や便秘を解消する作用も。また、葉や根がハーブティーとして流通しており、特に、タンポポの根を炒って抽出した「タンポポコーヒー(タンポポ茶)」は、カフェインを含まないので、代用コーヒーの一つとして、妊娠中・授乳中の女性に人気があります。 さて、気になるその味は? 麦茶に近いような感じです。 ※キク科のアレルギーがある方は使用を避けましょう。※胆汁管や胆のうに炎症などの症状がある方はタンポポ根の使用は避けましょう。 タンポポ蜜を作ってみよう! 我が家の庭では、タンポポの花がいっぱい咲いていて、ミツバチたちがせっせと蜜を集めている様子が見られます。ということは、おいしいのかしら? と思って調べてみると、タンポポ蜜というものが作れることが判明! さっそく試してみました。 【材料】 ◯タンポポの花 100個(60g程度) ◯水 250ml ◯砂糖 400g ※今回は素焚糖を使用しました ◯オレンジ 1/2個 ◯レモン 1/2個 ◯保存瓶 ※今回使用しているビンは、容量340mlです 【作り方】 1. タンポポを摘みます タンポポの花が咲く期間は、約3日。朝につぼみを開き、夕方には閉じるので、摘み取るのは花が咲いている時間にしましょう。摘むと、親指が黒くなってしまうので、気になる方は手袋をしてくださいね。また、虫がいないか、虫に食われている跡がないかなども見ながら、摘んでください。 2. ざるに並べて、虫のチェックをしましょう タンポポの花には、アリや虫が付いていることが多いので、このまま家の中に入れるのは、危険です(笑)。ざるやトレイに並べて、振ってみると、虫たちが出てきます。この作業をして、いったん外に放置しておきましょう。 3. 鍋にタンポポと水を加えて、6時間ほど放置します 私は洗わずに使用しました。洗ってしまうと、せっかくの花粉が流れてしまいます。洗いたい場合は、軽く洗う程度にしましょう。 6時間後には、水に色が染み出しています。 4. オレンジとレモンの皮をむき、鍋に入れます 5. 火にかけて沸騰したら、砂糖を投入。弱火にして40~50分コトコト煮ます とろみがついてきます。ここで煮詰めすぎると、飴になってしまいますので、様子を見ながら時間を調整してください。 6. フィルターなどを使用して濾し、保存瓶に入れて、完成です タンポポ蜜の使い方 作っている時、花粉の香りが漂ってきて、幸せな気持ちになりました。味は、さっぱりしたはちみつのよう。オレンジ・レモンと一緒に煮たので、爽やかさもあります。個人的には、はちみつより好みかもしれません。私は、ヨーグルトに混ぜたり、お湯にといて飲んだりと、甘味が欲しい時に使っていますよ。作ったものは、早めにお召し上がりくださいね。





