「光の演出で人の心を彩る」ことを目指すタカショーデジテックがお届けするWebマガジン。外構で使われている『屋外照明』や、店舗の看板などに用いられている『LEDサイン』、街を華やかに彩る『イルミネーション』など、「光の今」がわかる情報を発信している。普段は聞くことができない商品に込められた開発者の想いやものづくりの裏側や光の上手な取り入れ方など、ここでしか知ることができない情報が盛りだくさん!
DIGISPOT
「光の演出で人の心を彩る」ことを目指すタカショーデジテックがお届けするWebマガジン。外構で使われている『屋外照明』や、店舗の看板などに用いられている『LEDサイン』、街を華やかに彩る『イルミネーション』など、「光の今」がわかる情報を発信している。普段は聞くことができない商品に込められた開発者の想いやものづくりの裏側や光の上手な取り入れ方など、ここでしか知ることができない情報が盛りだくさん!
DIGISPOTの記事
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照明・ライティング
壁面のライトアップで華やかな空間を演出!
壁面を明るくするメリット 人の視界は、床面より壁面のほうが認識しやすいため、壁面を明るくすると、空間全体を明るく、そして広く感じさせることができます。また同時に、壁面を照らすことで、その付近の明るさも確保されます。 壁面に当たった反射光は柔らかいため、足元を明るくしたいときにも壁面をライトアップするとよいでしょう。 このように、壁面のライトアップを上手に取り入れると、空間の魅力や機能性がぐっと上がります。 壁を美しく照らすポイント 壁面の色味で変わる明るさ 壁面をライトアップする場合、同じ明るさでも壁自体の色味によって明暗が異なって見えます。それは、光は白い色味のほうが反射しやすく、暗い色味だと反射しにくいためです。 上写真のように、同じライト製品を使い、同じ光量を当てた場合、壁の色味によって周囲の明るさが変わってくるのです。 少ない光量で明るく見せたい場合は、白い壁面をライトアップするとよいでしょう。 壁面のテクスチャを生かす手法“グレージング” “グレージング”とは、ライトをなるべく壁面の近くに設置してライトアップすることで、壁面に陰影をつくり、テクスチャーを浮かび上がらせる手法です。 石材やレンガなどによって壁面に凹凸のテクスチャーがある場合は、“グレージング”によるライトアップで素敵に演出しましょう。 光のラインをつくるようにライトアップ 壁面を使ってアートのように光のラインをつくるというのも、おしゃれな手法です。上写真のように、壁の下方から上方に向けて、直線的でシャープな細い光を浮かび上がらせると、スタイリッシュになります。この光は、シンプルな白い壁面に効果的で、より光のラインが際立ちます。 壁面のライトアップにオススメの照明器具 地中に埋め込むタイプの“グランドライト” グランドライトは、直接見てもまぶしさを感じにくい照明器具「グレアレス(不快なまぶしさを抑えた。下記参照)」のタイプを選ぶとよいでしょう。 一定の間隔に配置すると、まとまり感のある落ち着いた雰囲気になりますよ。 両側配光のウォールライト ひとつのライトが上下両方向に照らす両側配光のタイプの照明器具は、壁面を効率よく照らすのに向いています。壁面が一気に華やかな印象になり、反射光の効果で周りも明るくなります。下方も明るくなるので、上の写真のように、光が当たる場所に植え込みを置くのもアイデアですね。 壁面を均一に明るくするライン状のライト このように壁面を全体的に照らしたい場合は、ライン状のライトがオススメです。 壁面に沿って隙間なく設置することで、器具と器具の間の光が途切れず壁一面にライトアップされます。これは、空間全体をより広く見せたいときに使うと効果的です。 光のラインを出すなら超狭角のライト 光のラインがはっきり出るスポットライトを壁面に向けて設置すると、光で壁面をデザインすることができます。自分の好きな角度に置いて、オリジナルの光によるデザインを楽しんでみるのもよいですね。 少ない光でも効果的に設置することで、空間が明るくなるうえ、華やかでおしゃれな演出が楽しめる壁面のライトアップの事例の数々を、ぜひ取り入れてみませんか? 併せて読みたい ・“ひかりノベーション”で自宅を簡単にライトアップ! ・坪庭や中庭をライティングで夜も身近に。狭い場所でも、ちょっとした植栽とライトアップで毎日眺めて落ち着ける空間をつくりませんか? ・見て癒される、音で癒される、水を使ったライティング。夜の水面をライトアップ。
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照明・ライティング
“ひかりノベーション”で自宅を簡単にライトアップ!
“ひかりノベーション”って何? 帰宅した時に、我が家が右の写真のようにライトアップされていたら素敵ですよね。 “ひかりノベーション”とは、自宅の庭やエントランスに、このような光を自分でDIYとして簡単に取り入れられるライティングのセットです。 この“ひかりノベーション”シリーズは、庭仕事についているプロフェッショナルの中から、すでに6,000人以上のライティングマイスターを生み出してきた経験やノウハウを活かして開発されました。屋外照明のプロフェッショナル集団であるLEDIUS LIGHTING LAB.が監修を行い、美しい夜の庭の演出方法と、そのテクニックまで考えられた内容になっています。 “ひかりノベーション”シリーズは、自分で簡単に設置できるのに、プロが使う照明並みの明るさで、より美しい庭を演出することが可能。1lm(ルーメン)ほどのソーラーライトと比べてもはるかに明るく、プロが演出で使う約200lmの明るさをとることができるのです。 プロ並みのライティングがリーズナブルにできるのも“ひかりノベーション”セットの魅力の一つですね。 工具が不要。誰でも簡単に設置できる! “ひかりノベーション”シリーズはセット売りのため、自分で一から照明器具を買い揃える必要もなく、工具も不要です。そのため、購入後すぐに誰でも簡単に設置できるのが嬉しいところ。 ライト2台に加え、コントローラーや延長コード、分岐コネクターなど全ての部材が1つの箱に入っています。低電圧12Vのローボルト(R)製品はとても安全で、扱うのに電気工事の資格も必要ありません。 セット販売以外に単品販売もしており、最大8台まで接続可能なので、自宅に器具を追加して、より華やかなライトアップにすることも可能です。 接続もコネクターをはめて回すだけという簡単な作業でできるので、結線に苦手意識がある方でも工具なしで簡単に施工できます。 余ったコードは器具の本体内に巻き取って収めることができるので、綺麗な仕上がりになります。また、設置はスパイクを挿すだけなので、家族みんなで設置してもいいですね♪ ひかりノベーションには、“木のひかり”“壁のひかり”“地のひかり”の3種類があり、どれもプロ並みのライティングを自分で施すことができます。続いては、3種類それぞれのテクニックをご紹介していきます。 “木のひかり”のライトアップ! “木のひかり”の器具は角度調整ができ、樹木を効率よく照らすのに効果的です。直線的な中角の光は、下記でご紹介するライティングテクニックにぴったりの器具です。 アップライティング 樹木の基本的なライティング方法です。樹木を下から照らし上げることで、日中とは違った樹木の雰囲気が楽しめます。 真っ暗で見えにくかった樹木も、ライトアップすることでガラリと印象が変わり、主役感が生まれますね。 シャドーライティング 自宅の壁面が白くて影が十分に映し出せる面積があり、さらに樹木があれば、シャドーライティングがオススメ! シャドーライティングとは、樹木の影を壁面に映し出すライティング方法です。 まず、影をつくりたいと思う壁面に向かって光を向けるイメージで樹木をライトアップします。そうすると、壁面に樹木の影が映し出されます。ライトアップされた樹木と壁面の樹木の影がとても綺麗で神秘的な印象になります。 クロスライティング どの方向から見ても同じ明るさで照らしたいというときは、クロスライティングにしましょう。家の中からでも外からでもライトアップされた樹木を楽しみたいという方にオススメです。クロスライティングは、1本の樹木に何個かのライトを使う手法です。そうすることで1つのライトのときよりも明るく華やかに、どこから見ても均一に樹木がライトアップされます。 ひかりノベーションのセットはライトが2個ついています。、同じライトを使用することで色合いが揃い、違和感のないクロスライティングになりますよ。 “壁のひかり”のライトアップ! “木のひかり”はシャープな光が印象的ですが、“壁のひかり”はふんわりとした優しい光で壁面を幅広く効率的に照らし、空間に広がりを生み出します。 空間を広く、華やかに見せたい人にオススメ。壁面を照らすことで壁面付近の明るさ確保にも効果的です。 壁面のライトアップを上手に取り入れると、空間がぐっと魅力的になりますよ♪ シルエットライティング 落ち着いた印象のライトアップをしたい方におすすめなのがこちら。シルエットライティングとは、対象物をシルエットとして見せるライティングテクニックです。 壁面をライトアップし、光源をシルエットにしたいもので隠すように置くことで、ワンランク上の演出が実現できます。 グレージング 凹凸のある壁面や門袖におすすめなのがこちら。グレージングとは石の凹凸が綺麗に出るライティングテクニックです。 壁面に光を走らせるようにライトアップすることで、石の凹凸の陰影を強調することができます。 “地のひかり”のライトアップ! “地のひかり”は、下面を効率よくライトアップするので、背の低い植栽やアプローチのライティングにおすすめです。 植栽ライティング 夜も植栽を楽しみたい人におすすめなのがこちら。ライトが埋もれないように背の低い下草などをライトアップしてあげましょう。 お気に入りの小さな花をライティングしてみてもいいですね。 アプローチライティング アプローチを明るくしたい人におすすめなのがこちら。夜帰宅したときにアプローチが真っ暗だと危険ですよね。足元をライトアップしてあげることで、転倒やつまずきの防止にもなり、安全に歩行できます。 アプローチ横に植栽がある場合は、植栽を柔らかく照らすこともできます。 あかりだまりライティング 植栽を照らしつつ落ち着いた印象にしたい方にオススメなのがこちら。あかりだまりライティングとは、光をためたようなライティングテクニックです。 器具を植栽で隠し光源を見せないような配置をすることで、光が植栽の中に溜まり、落ち着いた印象のライティングになります。 ご紹介した3種類のライティング方法、それぞれの特徴やテクニックを参考に、“ひかりノベーション”で簡単にご自宅のライトアップを楽しんでみてはいかがでしょうか。 テクニックは公式WEBサイトでご紹介しています。詳しくは、LEDIUSHOMEひかりノベーション公式サイトへ! http://lediushome.jp/hikarenovation/ あわせて読みたい ・あらゆる植栽に合ったライティング ・夜のアプローチを魅力的にする5つの見せ方 ・南国リゾート風ガーデンをより楽しむためのライティングテクニック
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照明・ライティング
あらゆる植栽に合ったライティング
植栽の高さで決まるライティング 低い下草や低木、ちょっと高さのある木々、背の高い樹木など、庭にはさまざまな大きさの植栽があると思いますが、植栽の高さに合わせたライトアップをするだけでも、かなり庭の印象が変わってきます。 低い植栽のライトアップ 低い植栽には、下面に配光するパスライトやポールライトがおすすめです。光が下方に集中するので、効率よく低い植栽を照らすことができます。 はっきりとした明るさで植栽をピンポイントに照らしたいときは低い位置に光がくるライトがおすすめです。お気に入りの花や植栽がある場合は、このような照らし方をすると、その部分にスポットライトが当たっているように見えますね。 低い植栽をふんわりとした明るさで広範囲に照らしたいときは、高いポールライトやパスライトがおすすめです。地面からライトが遠い分、光が広がりやすいので、広い範囲を照らすことができます。少ない灯数でライトアップをするときは、背の高いポールライトを使うといいですね。 少し高さのある植栽のライトアップ 少し高さのある中木には、光が上方にも広がるポールライトとアップライトがおすすめです。 このようなポールライトは全体的に光が広がるので、低い植栽も少し高さのある植栽も明るく照らしてくれます。 アップライトで密度のある中木を照らす場合は、外縁をなめるように光を当てると効率よく綺麗に照らし出せます。 背の高い植栽のライトアップ 樹木は、スポットライトによるライトアップが一般的ですが、樹木の高さに合わせてライトの光量を決めるとよいでしょう。樹木は背が高い分、ライトアップをすると一気に華やかな空間になります。 樹木を一つのライトで照らすのも綺麗ですが、光が当たるところと当たらないところができ、どうしても樹木自体に明暗が出てしまいます。どの方向から見ても同じ明るさで照らしたいときは、クロスライティングがおすすめ♪ クロスライティングは、一つの樹木に複数のライトを使う手法です。 こうすることで、一つのライトのときよりも明るく華やかに、どこから見ても均一にライトアップされます。同じライトを使用すると、色合いが揃って違和感のないクロスライティングになりますよ。 スポットライトを設置する場合は、植栽が綺麗にライトアップされることも重要ですが、人が通る道やアプローチなどから見て眩しくないか、向きをよく確認しましょう。 このように植栽の背の高さに合わせたライトアップをすることで、効率よく光を生かせたり、より素敵な空間にすることができますね。夜もガーデンを楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?
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照明・ライティング
夜のアプローチを魅力的にする5つの見せ方
間接照明の光で落ち着きのあるアプローチに 段差のあるアプローチには間接照明がおすすめです。 間接照明は光源を直接見せないライトアップで、光を壁に当てて照らしたり、反射を利用することで穏かな光をつくり出すことができます。階段に間接照明を採り入れると、光源が直接見えず眩しさも感じないので、落ち着いた空間にしたいときに向いています。 段差のあるアプローチだと、このように段差を利用して間接照明を採り入れられますね。視線が段差に向くので、暗くてつまずくといった事故も防げます。 床下に光を入れることで、アプローチがより際立ちます。 壁面の反射光でアプローチに柔らかい光を アプローチの横に壁面がある場合は、壁面を使ったライトアップもおすすめです。 光を壁面に向けて照らすと、反射光でアプローチ全体に柔らかい明かりが確保できます。床よりも壁面のほうが目に入りやすいため、床面を照らすより壁面に光を当てたほうが、空間全体が明るく広く感じられます。 壁面を一定のピッチで明るくすると、このようにアプローチにも光が回ります。歩くのには十分な明るさですね。 このように光と影がはっきり出るもので照らすと、スタイリッシュな印象になります。凹凸がある壁面なら、アプローチを明るくしながら、壁面の模様や影も強調されます。凹凸の小さい壁面にはライトを近付けて、凹凸の大きい壁面は少し離してライトアップすると、凹凸の陰影がきれいに出ますよ♪ 小さな光の連投をアプローチに アプローチが狭い場合や器具の存在感を抑えたい場合は、埋め込むことができるライトを連投で取り入れるのがおすすめです。 キラッとした光は自然に視線を集めるので、導線に入れてあげると効果的です。 足元を照らしながらキラキラ輝くライトが飾りにもなりますね。 ポールライトで進みやすいアプローチに アプローチまわりに植栽があるときは、足元も植栽も照らせるポールライトがおすすめです。ポールライトはアプローチを照らす際に重宝しますね。 周りの植栽も照らしたいときは、拡散光のポールライトを、足元や低木を中心に照らしたい場合は、下面配光のものを選ぶとよいでしょう。 一定のピッチで配置すると統一感も出ますね。明るさの途切れない間隔で配置すると暗い場所ができず、安心して歩けるアプローチになりますね。 光の位置が高いと、光の広がりも大きくなりますね。 ライトを配置する距離を少し離すと、アプローチに明暗がつきます。アプローチにメリハリをつけたいときは、間隔をあけて設置するとよいでしょう。 上から照らすダウンライトでアプローチを均一な明るさに 上方に光源を設置できるゲートなどがあるときには、ダウンライトがおすすめです。 上から光を当てれば、このようにアプローチが均一に明るくなりますね。植栽も、上からの光で陰影が美しく浮かび上がります。 上からの明るさを確保しつつ、部分的に明暗をつけて壁面や植栽を照らしても素敵ですね。光の色味をそろえると統一感が出ます。 夜のアプローチを光で美しく演出する方法は、このようにたくさんあります。自宅のアプローチが暗いときは、ご紹介したライティングの手法を参考にしてみてください。 夜帰宅したときに暗くて進みにくいアプローチではなく、思わず見とれてしまうような素敵なアプローチを照明でつくってみませんか?
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照明・ライティング
南国リゾート風ガーデンをより楽しむためのライティングテクニック
南国リゾート風をより素敵に演出 南国風の庭には派手な色味の壁面や建材は比較的に少なく、自然の色味に近い建材などが多く使われています。光を上手に取り入れるには、その自然色の建材などを活かせるライトアップを意識しましょう。 光の色味は白色、暖色どちらでも好みで。しかし、色味をそろえて統一感をもたせることは大切です。また、影をつくると、南国風の空間をより引き立たせてくれます。 そこで今回は、南国リゾートのような空間を、夜もいっそう素敵に見せるライトアップの方法をご紹介していきます。 リゾート空間をライトアップするポイント ヤシの木などの南国植物をアップライトで明るく 〈基本は下から強く照らしましょう〉 南国植物をこのように光量の強いもので下から照らすと、存在感がさらに引き立ちますね。背が高く迫力のあるものが多い南国植物は、光量が強めのライトアップでその特徴が際立ちます。ライトアップされると、このような南国植物の幹は陰影が強調されて目立ちますね。 〈白の光でライティングしてもOK〉 白色光で植物をライトアップすると、暖色のライトアップとはガラッと雰囲気が変わりますね。同じような光量でも白色のほうが明るく感じられます。 〈影をつくるのも効果的〉 このような直線的な葉の植栽にシャドーライティングをすると、壁面にデザインされたような影が映って面白いですね。 植栽の影を上手に使った例です。 *シャドーライティング 下写真のように、樹木の影を壁面に映す方法のこと。 水や壁面を活かしたライトアップ 〈南国風の庭にも合うウォーターガーデンで癒しの空間に〉 南国風の庭は、ウォーターガーデンとも合います。ウォーターガーデンがある場合は、ぜひ水もライトアップしてみてください。水をライトアップすることで空間の雰囲気が変わるのはもちろん、水のゆらぎによって癒しの効果も得られます。 〈壁面の凹凸を活かしたライトアップ〉 壁面をライトで照らすことで、素材の凹凸感が引き立っています。壁面から近い位置でライトアップすると、より壁面のテクスチュアが際立ちますね。その光の前にプランターなどを置くことによって、シルエットライティングの効果も出すことができます。 *シルエットライティング 下写真のように、光を隠すようにプランターなどを置いてシルエットを浮かび上がらせる方法のこと。 〈白壁の反射を使ったライトアップ〉 動線側の側面をライトアップすると、壁面の反射で周りも明るくなりますよ。真っ白な壁面は光の反射率が高いので、このように壁面を照らすとライティングの効果がさらに高まります。また、このようなプランターをグランドライトで一面だけライトアップすると、横面との明暗の違いがはっきり出て効果的です。 リゾート空間に合う光 煌めきのあるライトアップ 〈光源が直接見える光〉 光源が直接見える光を飾りとして置いても素敵です。 〈キャンドルの光〉 点光源をところどころに置くとアクセントにもなります。壁面を明るく照らすことで奥行き感が出るだけでなく、空間自体が明るく感じられます。このような空間でゆっくり食事ができたら素敵ですね。 影を出すライトアップ 〈器具のデザインによってつくられる光と影〉 夜になるとライトによって陰影が出るので、昼とは違った印象に。南国植物もライトアップで迫力が増していますが、器具によって地面に描かれた影もアクセントになっています。 〈陶器の中に光を入れる〉 光が中から漏れることで置物のシルエットが浮かびあがります。光を上手に取り入れることで、南国リゾート風の空間がさらに幻想的な雰囲気になっています。 南国風の庭のライティングは、光と影をはっきりさせるものが多いですね。 南国植物を照らす際は電球色だと温かく落ち着いた雰囲気に、白色だと迫力が感じられます。 テクスチュアや樹木も独特な南国風の庭は、ライトアップをするとより引き立つものがたくさんあります。これらを上手に活かして、南国リゾートのような空間をライティングで楽しんでみてはいかがでしょうか?
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照明・ライティング
料理も空間も美しくライトアップ! 庭やテラスでの食事の演出方法をご紹介
食事に大切な照明の色味 食事をする上で明るさが大切なのはもちろん、光には色味の違いがあり、じつは色味もとても重要になってきます。 光には、温かい色味から冷たい色味まであります。そういった光の色味を表すものを色温度といいます。この色温度を気にせずに照明を配置して空間をつくってしまうと、空間全体の印象が思っていたものと違うということにもなります。 食事をする空間をつくる上で、この色温度はとても大切な要素になります。飲食店やカフェなどでは、赤っぽい温かい色の光が多くありませんか? 赤色は食欲を刺激する色味でもあるため、赤を引き立たせるような色味の照明を使うと、より食事がおいしく感じられます。このことを考慮した上で、飲食店などでは温かみのある光が使われることが多いのです。 一般的に、食事をするときに冷たい色の光の下では食べ物がおいしそうに見えません。ですから食事をする空間では、温かい色味の照明を選ぶとよいでしょう。また、温かい光だと落ち着く空間になり、リラックス効果もあります。 反対に青白い冷たさを感じる色の光は、集中力を高める効果があり、活発な印象を受けます。そのため、オフィスなどではこの色の光が用いられます。また、すっきりと清潔感のある印象も受けるため、薬局や病院などもこのような色合いの光が一般的ですよね。 こういったことから、庭で食事をする際には、白っぽい光よりも温かみのある光のほうが適しているといえるでしょう。 空間に合った光の高さで雰囲気を変えよう 照明は、取り付ける位置によっても雰囲気が変わってきます。光の高さは、人の心理にも影響します。 低い位置の照明は落ち着きのある空間に ゆったりと庭で過ごすのであれば、低めの光をおすすめします。低い位置に照明を設置するとリラックスできる空間になり、足元の明るさも確保できます。 低めに取り付けるときには、光源を直接見ても眩しさを感じないデザインの器具を選びましょう。光源を直接見せない間接照明などをうまく使っても雰囲気のある空間になりますよ♪ 高い位置の照明は華やかさのある空間に パーティーなどの賑わいの空間には、このような装飾照明を使ってもいいですね。高い位置に照明を取り付けると昼に近い心理状態になり、行動的な空間がつくれます。華やかさを出したい場合にも、高めの位置に光を持ってくるとよいでしょう。 庭で食事をするときなど、テーブル上に光を取る方法 庭で食事をする上で大切な明るさですが、どのように光をテーブル上に取ればよいのか分からない人も多いと思います。そこで、テーブルを照らす方法をご紹介します。食事を楽しみながら、そこにずっといたいと思える空間を設えたいですよね。 テラスに屋根がある場合は、ダウンライトやペンダントライトで上からの光も取り入れられますね。 テーブルにランプを置いて明るさを取ったり、キャンドルなど炎の揺らめきがあるものでもホッとした空間になりますね。 周りの間接照明や壁面の反射を利用してテーブル上に明るさを取る方法もあります。 家の中からの明るさを少し借りて食事をすることも可能ですね。 他にも柱にライトを設置したり、壁面にスポットライトを設置してテーブル上を明るくすることもできますし、ウォールライトの光を利用してもいいですね。 食事を楽しむための光の取り入れ方はこのようにたくさんあるので、組み合わせ次第で自分のイメージと合った庭になりますし、庭での時間をより豊かなものにすることができますね♪ 光の利用で庭の印象はガラッと変わります。明るさを上手に取り入れることで、料理もよりおいしくなりそうですよね。 光には、空間を明るくするという役割だけでなく、心理的にもいろいろな効果があります。もし庭で食事をすることがあれば、光の色味や照らし方などにも気を配ってみましょう。庭での食事の時間がもっと楽しくなりますよ♪
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照明・ライティング
坪庭や中庭をライティングで夜も身近に。植栽とライトアップで毎日眺めて落ち着ける空間をつくりませんか?
坪庭、中庭ってどんな空間? 坪庭は、小さな空間を囲い、草花や樹木などを植え、飾りとしてオブジェを置くのが一般的です。外部の視線を気にする必要もないので気兼ねなくカーテンも開けられますし、小さな坪庭でも家の通気性が上がります。さらにライトアップをした坪庭があるだけで夜の雰囲気が一気に変わりますよ♪ 坪庭も中庭も壁面に囲まれた庭ですが、一般的に坪庭は屋敷内にあるとても小さな庭園のことで、中庭は人が歩いたりゆっくり休めるぐらいのスペースがあり、坪庭よりも大きい庭のことです。 家の壁面で囲って中庭をつくり、中庭に面して窓を多く設けることで光が取りこみやすく、明るい家にすることが可能です。坪庭よりも広い中庭なら、まだ小さいお子さんでも安心して遊ばせてあげることができます。また、外の視線を気にすることなく庭で過ごしたい方や、プライベートな庭を確保したい方にもオススメです。安心して過ごせる庭があるのって素敵ですよね。 家のどこからでもよく見える中庭は、ライトアップして夜も楽しんでみましょう。せっかくプライベートに過ごせる中庭なのに、真っ暗だともったいないですよ。 坪庭も中庭も、こうしないとだめという決まりはないので、洋風にしたりモダンな雰囲気にするのもいいですね! 夜もそれに合わせたライトアップをして雰囲気を出すと素敵です。 坪庭、中庭を綺麗にライトアップするコツと家の中からオシャレに見せるコツ 狭い空間につくるからこそ、夜にライトアップをすると、一つ一つの植栽、飾りが目立ちます。どれもが美しく浮かび上がるようなライトアップをしたいですよね。 特に坪庭、中庭の場合、地面には飾りを置くぐらいで、樹木や壁面を中心に光を当てるのが、奥行きも出て綺麗に見せるコツです。 坪庭の周りの壁や天井を利用して、シャドーライティングを応用することもできます。狭い空間だからこそ、ライト一つで夜の坪庭が昼間とは違った雰囲気になるのも魅力的ですよね。 しかし、家の中からもオシャレに見えないと、せっかくつくった坪庭、中庭が台無しです。 暗くなってくると電気をつけると思いますが、その時に気をつけたいポイントとして、窓の反射があります。せっかく中庭、坪庭をつくり上げてライトアップまでしたのに、家の中から見たときに反射が起きて見えなかったらもったいないですよね? この反射が起こるのは、家の中が明るすぎることが原因です。明るさのバランスが悪いと、室内の様子が映り込むミラー現象が起こってしまいます。このミラー現象が起こらないよう、部屋の中を少し暗くする、もしくは坪庭、中庭を明るくすることを意識しましょう。 〈室内が明るすぎる場合〉ライトアップされた植栽が窓の反射で見えにくい……。 〈室内と庭の明るさのバランスが取れている場合〉ライトアップされた植栽がふんわり浮かび上がります。 一年を通して考えた中庭、坪庭 中庭や坪庭は、一年を通して考えましょう。 例えば春夏に美しいと思ったものだけで中庭や坪庭を完成させてしまうと、秋冬になって、花が咲かない、葉が散るなどといったことで、思っていたものと違う、見どころのない庭なんてがっかりする可能性があります。四季の移り変わりの中で、いつも綺麗で見どころのある状態だといいですね。一年を通して樹木や飾りをバランスよく考え、ライティングもそれに合わせて変えてみましょう。 春から冬にかけて一年を通した植栽、一年を通したライトアップを考え、上手に中庭や坪庭をつくると、とても魅力的な空間になりますよ♪ 坪庭や中庭に季節を感じられるシンボルツリーを植え、四季を家の中で味わえるのも素敵です。 時間の流れが感じられる庭を、シンボルツリーとライトアップで表現してみませんか? 『樹木で夜の庭に浮かび上がるシンボルツリー 樹木を魅力的にライトアップするコツと手法』の記事でもご紹介しましたが、樹木の大きさや種類によって照らし方に変化をつけるといいでしょう。 葉が生い茂っているときでも葉が落ちているときでも、光の調節ができる調光ライトは、季節によって葉の量が変わる樹木にオススメです。桜は白色、紅葉は温かみのある電球色というように、その時の樹木に合った色味を調節できる調色ライトを使うと、一年を通して効果的なライトアップが自由にできていいですね。 難しそうに感じる坪庭・中庭ですが、狭い空間だからこそ、このように少しの光でも効果が大きく変わってきます。この限られた空間に植栽や飾りをどのように置いていくのか、夜には光をどのように当てたら綺麗に見えるかを考えるのも楽しいですね。 光を上手に使って、夜の庭を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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照明・ライティング
室内だけじゃない! 屋外の雰囲気作りにも。間接照明の効果的な使い方
シーン別の間接照明 ここでは、門柱や階段など、場所によって異なる間接照明をご紹介します。 樹木の間接照明 庭は昼間、太陽の光で全体的に明るいですよね? でも、夜は太陽が落ちて真っ暗に。 そこに間接照明で樹木などの見せたいもの、目立たせたいものを照らしてあげれば、このように闇の中に浮かび上がらせ、引き立てることが出来ます。 光源を上手に隠すこともポイントですね。 下から輪郭をなぞるようにライトアップすると、葉を落とした枝々が浮かび上がってきれい♪ 壁面の間接照明 壁に沿ってライトを入れると、壁に反射した光で周りもほんのり明るくなりますよ。 光源が見えないことで柔らかい雰囲気に。 一定の距離を置いて壁面を照らすとメリハリが出てアクセントにもなりますね。 壁面に樹木の影を映したりシルエットを楽しめる間接照明 壁面と樹木、どちらもライトアップで遊んでみましょう。 ライトアップによって影をいろいろつくってみたり、コンテナなどをシルエットが浮き上がるよう配置しても面白いですよ。 樹木の影をデザインのように映す間接照明も面白いですよね。 白い壁が樹木の影で華やかな印象になりますね。 壁面を照らし、その前に鉢や植栽を置いてみてください。暗くなると、このようなシルエットが浮かび上がります。 落ち着いた空間にしたい時などは、このシルエットライティングがオススメです! 門柱、表札の間接照明 家の入り口にもなる門柱は、明るさを確保しつつ眩しさを抑えた光がほしいですよね。 このように壁面に光を当てながら、その周りも明るく照らしてあげることも。 表札は特に眩しくならないように、光源を上手に隠しましょう。 階段の間接照明 光源が見えなくても、これだけ明るさが確保できます。 段差を使った間接照明は、きれいなのはもちろん、安全確保にもなります。 間接照明の使い分け 色味を変えた間接照明 庭の雰囲気によって器具や光の色味を変えて夜の庭をライトでデザインしてみましょう。 和の空間の照明は、配置する器具の雰囲気も重要ですが、光の色味でもガラッと変わりますよ。 暖色系の温かみのある光、強すぎず優しい光をオススメします。低めの位置に配置すると、和のテイストに合う穏やかで落ち着きのある空間になります。 モダンな外観や光でかっこよく見せたいときは、白色の光がオススメです。スタイリッシュな空間に生まれ変わりますよ。 間接照明はいろいろな空間で楽しむことができます。 しかし、ライトの光源自体が目に入ると、まぶしく不快に感じます。門柱のライトが背の低い方には眩しくないか、樹木を照らしているライトの光源が直接目に入ってこないかなど、気配りを忘れずに。ライトの位置、向きを考えたり、アップライトには光源が見えないようにフードを付けたりしてみてください。 少しの工夫で、さらによい空間になりますよ♪ このように、お庭でも間接照明の方法はたくさんあります。 気になったもの、きれいだなと思ったものがあれば、ぜひ自宅でも取り入れてみてください。夜の外構が一気に幻想的で魅力的な空間になるはずです!
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照明・ライティング
見て癒やされる、音で癒やされる、水を使ったライティング。夜の水面をライトアップ。
庭の水場に光を入れて癒やし効果を 噴水や滝、水のせせらぎに接すると穏やかな気持ちになり、癒やされることはありませんか。 庭の水場にライティングを施して灯りを入れてあげることで、より癒やし効果を得られます。水の動きや音に加えて、夜の庭に光を入れることによって、とても幻想的な空間を演出することができます。 でも水に光を入れるのって難しそうに感じますよね。まず、どうやって水中にライトを入れたらいいの? と思う方も多いと思います。具体的な方法を見ていきましょう。 ウォーターライティング 水のゆらぎを利用したライティングで癒やしの空間を 水のゆらぎや動きなどをライトアップするととても幻想的な空間に♪ 噴水や壁泉の存在感を強調させてくれます。凹凸のある壁面に水中から光を飛ばしてライトアップしてみても♪ 壁面にライティングの効果を映すため、ほかの光は干渉しないようにしましょう。広く照らしたい時は、強めの光にするとよいでしょう。 水にライトを使う時は、必ず水中用のライトを使いましょう。 ミラーライティング 夜の真っ暗な水面を鏡のように使ってみましょう 水面の奥にある対象物を照らすと水面に対象物が映って、とても幻想的な雰囲気にしてくれます♪ 水と光、両方の存在感を出すことができます。水中が明るくなると映り込みが弱くなってしまうので、なるべく暗い状態にするとよいでしょう。水面の動きが激しすぎると、映り込んだものが見えなくなってしまうので気をつけましょう。 フロートライティング 水面にライトを浮かべて、きらめきとゆらぎのある庭に 水面にライトを浮かべることで、浮遊感のある幻想的な雰囲気をつくってくれます。水面に動きをつくってあげると、ライトが水と一緒に動くのでとても綺麗♪ 噴水や滝などで水面に動きを入れてあげると効果的です。 池の大きさに合わせ何個か設置することをオススメします。大きさに合わせて光を足すことで、一気に雰囲気が変わります。夜には暗くなってしまう水辺のところどころに光を照らすと、とても綺麗で癒やされます。周りの植栽も一緒に明るく照らすと水面に植栽が映って、ミラーライティングの効果も♪ ウォーターシャインライティング 水全体をライトアップして非日常的な空間に 水中用のライトを何個か使って、ライトアップは水平にしましょう。すると、光が反射して、水中全体に光が回って綺麗ですよ。水面はなるべく動きのないフラットな状態にしましょう。水の中だけを照らしたい時は、角度にも気をつけながらライトアップするとよいでしょう。 水を使ったライティングは、水中を光らせる方法だけでなく、浮かべてみたり、水面に映し込んだりして楽しむこともできます。また、水場の近くにあるものを意識してライトアップするとよいでしょう。植栽している樹木や草花が水面に映ると幻想的になります。 水の動きや映り込みを利用したライトアップで、夜の庭を幻想的な空間にしてみてはいかがでしょうか?
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照明・ライティング
夜の庭に浮かび上がるシンボルツリー! 樹木を魅力的にライトアップするコツと手法
ライトアップは樹木を引き立てる 1本だけでもライトアップされた樹木は引き立っていて、目が行きますよね。 たくさんの樹木をライトアップすると、こんなに明るく華やかな印象になります。少しのコツが分かれば、夜の庭は美しく彩られます。樹木のライトアップ方法を詳しく見ていきましょう。 光の当て方の種類 樹木をライトアップするのには、案外たくさんの手法があります。 アップライティング ■樹木の基本的なライトアップの手法で、とっても綺麗♪ 下から照らすアップライティングは、樹木の一般的な照らし方です。樹木の種類や高さにあったものを使うことで枝葉の美しさを浮かびあがらせ、昼とはガラッと印象が変わります。樹木のライトアップについて初心者の方は、まず下から照らすアップライティングからトライしてみてはいかがでしょうか? 同じ樹木でもライトアップすることで昼とは雰囲気が変わって、幻想的に♪ シャドーライティング ■樹木を利用して影をつくり出す手法 まず、影をつくりたいと思う壁面に向かって光を向けるイメージで樹木をライトアップします。アップライティングと同じように下から樹木を照らしあげましょう。樹木の影が壁面に浮かびあがります。ライトアップされた樹木と、壁面の樹木の影がとても綺麗で神秘的ですよね。 シルエットライティング ■光を隠すように置いて対象物のシルエットを強調することで落ち着いた印象に シルエットライティングは、アップライティングやシャドーライティングのように直接照らすのではなく、見せたい対象物のシルエットが浮かぶように後ろの壁からライトアップします。対象物を直接照らすよりも落ち着いた印象になりますよ。 クロスライティング ■樹木をどこから見ても同じ明るさに 樹木を一つのライトで照らすのも綺麗ですが、光が当たるところと当たらないところでは、どうしても樹木自体に明暗が出てしまいます。どの方向から見ても同じ明るさで照らしたいという時は、クロスライティングがオススメ♪クロスライティングは、一つの樹木に何個かのライトを当てる手法です。そうすることで一つのライトの時よりも明るく華やかに、どこから見ても均一にライトアップされます。同じライトを使用することで、色合いが揃って違和感のないクロスライティングになりますよ。 ムーンライティング ■月明かりのような穏やかなライティング 月明かりのような影が地面にできて、自然に近い状況をつくるので落ち着いた空間に。月明かりのような穏やかな光は、リラックスしたい時にも効果的♪樹木の内側から自然に影をつくってあげるようにライトを設置するとよいですよ。このような空間があると、庭に出たくなりますね♪ 樹木の種類に合わせた照らし方 樹木を綺麗にライトアップする手法を紹介してきましたが、ここでは樹木の種類や大きさによって照らし方を変えることで、樹木をより綺麗に見せるテクニックを紹介していきます。 一般的な落葉広葉樹 落葉広葉樹は枝葉の密度が薄いため、光が樹冠の中をよく通ります。ライトの位置をできるだけ幹に寄せ、若干外向きに照らすことで樹冠の上部まで光が通ります。一方、株立ちのものは幹にさえぎられることが少ないので、器具設置側の反対側の枝葉を照らすことで、樹冠全体に光が行き渡ります。 株立ちの広葉樹 株立ちの広葉樹は幹にさえぎられることが少ないので、設置したライトの反対側にある枝葉を照らすことで、樹冠全体に光が行き渡ります。 常緑広葉樹 外側から照らすことで、綺麗に樹冠全体をライトアップできます。この場合、ライトから樹木まで、ある程度の距離が必要になります。 針葉樹 針葉樹も常緑のものは常緑広葉樹同様、枝下から照らしても光が抜けません。樹形が円錐形に整ったものであれば、アウトラインをなめるように照らすことで効率よく綺麗に照らせます。 樹木一つをとっても、ライトアップの方法はたくさんあります。照明の当て方、角度、色みが変わると雰囲気が変わります。樹木のライトアップを工夫して、夜のお庭を楽しんでみてはいかがでしょうか。