「光の演出で人の心を彩る」ことを目指すタカショーデジテックがお届けするWebマガジン。外構で使われている『屋外照明』や、店舗の看板などに用いられている『LEDサイン』、街を華やかに彩る『イルミネーション』など、「光の今」がわかる情報を発信している。普段は聞くことができない商品に込められた開発者の想いやものづくりの裏側や光の上手な取り入れ方など、ここでしか知ることができない情報が盛りだくさん!
DIGISPOT
「光の演出で人の心を彩る」ことを目指すタカショーデジテックがお届けするWebマガジン。外構で使われている『屋外照明』や、店舗の看板などに用いられている『LEDサイン』、街を華やかに彩る『イルミネーション』など、「光の今」がわかる情報を発信している。普段は聞くことができない商品に込められた開発者の想いやものづくりの裏側や光の上手な取り入れ方など、ここでしか知ることができない情報が盛りだくさん!
DIGISPOTの記事
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照明・ライティング
夜の庭を幻想的に! ガーデンライトのある生活で暮らしに潤いを
ガーデンライトの役割 暗い所に光がちょっと入るだけでも、庭はこんなに美しく見えるようになります。 庭のライティングはこのような見た目の変化だけでなく、大きく分けて安全・美観・機能・防犯・価値の5つの役割があります。詳しく説明していきます。 安全 一番よく通るアプローチ、玄関、門柱に明るさを。 足元が暗いと転倒するなんてことも……。まずは、住宅の顔となる門柱周り、アプローチに光を入れてみませんか? ガーデンライトをアプローチに配置することで明るくなり、足元を照らしてくれるので階段やちょっとした段差がある場合は特に、足元の安全確保になります。 玄関まで誘導するようにアプローチに照明を置いてあげると、周りの植物も照らされ美しい景色が楽しめます。アプローチが明るくても奥が暗いと危険や不安を感じやすいので、外から見て一番奥にある玄関を明るくしましょう。玄関までのアプローチが歩きやすくなりますよ。 このように奥が明るいほうが進みやすくなり、不安を感じません。 美観 夜帰るのが楽しみになる庭に 照明を効果的に使うと情緒のある庭になります。夜の庭に照明があるのとないのとでは、全然違いますよね。昼とは違った幻想的な景色が楽しめ、リラックスできる空間になります。太陽の光で全体的に明るい昼の庭とは変わって、夜は灯りで庭の雰囲気をデザインすることができます。 昼はシンプルな壁面も夜は灯りによって雰囲気を変えることができます。真っ白の壁を光のキャンパスとして考えても面白いかもしれません。 和風庭園では色みの強すぎない暖かい光でライトアップ。和の雰囲気が引き立ち、リラックスのできる空間に。 機能 照明で生活を豊かに。 夜の庭に光があることで、家の中から庭のライティングを楽しめるのはもちろん、庭に出て食事をするなど庭で過ごせるようにもなります。真っ暗では庭に足を運ぼうとも思いませんよね? 夜は室内で過ごすという生活の中に、「庭で過ごす」という選択肢を増やしてみませんか? 防犯 照明がなぜ防犯になるの? アプローチや庭が暗いと、、死角ができてしまい泥棒に狙われやすくなります。庭にライトを入れて明るくしましょう。そうすると、暗いところがなくなるだけでなく近所からも眺めてもらえるようになるので、防犯能力がアップします。また、センサータイプの照明を入れるとより効果的ですよ。 価値 照明を上手に使うことで価値が上がる! 夜の暗がりで何も見えない庭に、照明を効果的に入れることでとても幻想的になり、夜の庭の価値を上げることもできます。 夜の庭が明るくなると見た目はもちろん、庭に出て食事もできます。玄関周りを明るくすれば、安全、防犯にもなります。 照明によって明るくするだけでなく、美観、機能、安全、防犯の面で、より意味を持つ住まいになり、結果として新たな付加価値を生み出せるのです。 ガーデンライトは明るさを確保するだけでなく、このようにいろいろなメリットがあります。夜の庭の価値を上げる照明を考えてみませんか?
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エクステリア
あなたの住宅は何テイスト? 住宅のテイストに合わせた光の演出法
カントリーテイストならこれ! ~住宅を彩る可愛らしい光~ カントリーテイストというと、どのような住宅を思い浮かべますか? 一口にカントリーテイストといっても、フレンチカントリーや北欧風、南欧風などさまざまなバリエーションがありますが、例えば上の写真のような真っ白な壁にオレンジ色の洋風瓦屋根、曲線を描くレンガの小道、季節の植物の彩りというように、自然素材を使った素朴な味わいのある住宅のことを、一般的にカントリーテイストといいます。曲線的なデザインがやさしく可愛らしいイメージで、若い女性に人気があります。ライトアップの際にも、その可愛らしさが際立つように心掛けましょう。 実際にどのようにライトアップするのがよいのでしょうか? まず、カントリーテイストの住宅に似合う、おすすめのライトをご紹介。 上の写真にもあるように、『マリンライト』はカントリーテイストの住宅にピッタリ! 地面に置いて設置するタイプ、壁面に取り付けるタイプ、土に挿して固定するタイプ…とたくさん種類があるので、理想に近いライティングができます。 また、カントリーテイストの住宅に似合う光の演出として、ふんわりとした優しい光のライティングがあげられます。おすすめは《あかりだまり》というテクニックを用いたライティングです。《あかりだまり》は植栽などの中にライトを設置し、光が植物から溢れ出るような演出ができます。 その他にも『ポールライト』を使用し、空間全体をふんわりと照らす《間のライティング》も、カントリーテイストの住宅にはよく似合います。 それに+αで、シンボルツリーを照らす《アップライティング》や、玄関までの道のりを照らす《パスライティング》などを取り入れると、より美しい光の演出となります♪ モダンテイストならこれ! ~シンプルだけど、しっかりと魅せる光~ モダンテイストの「モダン」には、近代的・現代的という意味があり、余計な装飾を省き、鉄・ガラス・コンクリートといった無機質な素材を多用しています。最近ではあえて窓を少なくし、壁面の面積を多くとるタイプの住宅も見かけます。 モダンテイストの住宅といっても、和モダン、シンプルモダン、ラグジュアリーモダン…などさまざまな種類がありますが、今回はその中でも、シンプルな無地の壁面に直線的な外装の「シンプルモダン」に着目してご紹介します。 実際にどのようにライトアップするのがよいのでしょうか? 直線的な外装が特徴のモダンテイストの住宅には、光も直線的に見せ、さらには暗い部分と明るい部分がはっきりと分かるよう、陰影を強くつくるライトアップがおすすめ。明暗をはっきりと見せることで、モダンテイストのカッコいい雰囲気をより際立たせることができます。 明暗をはっきりと見せるためには、どのライトを使用するかがポイント。光の配光角度が狭ければ狭いほど、光は直線的で明暗の差が強く出ます。逆に配光角度が広ければ光は全体的にほんのり柔らかく照らします。 モダンテイストにおすすめなのは、直線的な光が演出できる「狭角」のライト。写真のように、壁に光のラインを描くライティングテクニックを《ウォールライティング》といいますが、シンプルな無地の広い壁があればこそ映えるライティング方法です。 次におすすめのライティングテクニックは、樹木の影を壁面に投影し、光(明)と影(暗)で演出する《シャドーライティング》です。 このライティングテクニックは過去の「庭を幻想的に演出して安全度もアップ! 背の高い樹木のライトアップ方法をご紹介」の記事にて詳しくご紹介しています。 このようにモダンテイストの住宅は、シンプルなデザインだからこそ、いろいろなライトアップを試すことができます。ぜひお試しください。 和テイストならこれ! ~落ち着きと趣を感じさせる光~ 和テイストの住宅は、一番思い浮かべやすい住宅テイストだと思います。 伝統的な和のデザインや、「障子」「格子」「瓦」など、和の要素を取り入れた、どこか懐かしさを感じる住宅。 和テイストの住宅では、和の要素を活かし、光の色味に気を付けながらライトアップすると、美しい夜の和庭園を演出することができます。 実際にどのようにライトアップするのがよいのでしょうか? 昔の日本には、昼は障子越し、夜は行燈で明るさを得る文化がありました。この2つには現代にも通ずる共通の照明技法が使われています。 それは、どちらも“光源を直接見せず和紙で囲い、光をぼかしている”ということです。障子越しの太陽光や行燈の光は、どこかぼんやりとしていて落ち着きますよね? 実はこの技法は、現代の和のライトアップでも非常に重要なことなのです。 モダンテイストの住宅とは違い、和のライトアップは強い陰影を付けず、光をぼかし柔らかな印象を与えるのが特徴です。 その他にも「光の色味」「光の位置」「光の明るさ」この3つに気を付けてライトアップをしましょう。これらのことをさらに詳しく説明していくと「3低の光」というものに辿り着くのですが、こちらは前回の記事「夜の和風庭園を彩る光~和のライティングのコツとオススメの照明器具」に詳しく記載しています。 リゾートテイストならこれ! ~南国のような雰囲気漂う光~ リゾートテイストというと、どのような住宅を思い浮かべますか? アジアンリゾートを思い浮かべた方もいれば、地中海リゾートや南米風リゾートを思い浮かべた方もいるのではないでしょうか? ここでは、石材やタイルをふんだんに使用し、葉先の尖ったニューサイランや椰子の木、ソテツなど、いかにも南国らしい植物に囲まれた住宅を例に、ご紹介します。 リゾートテイストの住宅では、南国をイメージさせる植物をライトアップしたり、海を連想させる青色のライトを使用して照らすと、よりリゾート感を演出することができます。 実際にどのようにライトアップするのがよいのでしょうか? 椰子の木やニューサイランなどといった南国の植物がある場合は、「ガーデンアップライト」で照らし出しましょう。リゾート感はもちろんのこと、庭のシンボルとしてその存在感を目立たせることもできます。 また、ウォーターガーデンを取り入れている場合は、水中でも使用できるローボルトの「ウォーターライト」で照らし、非現実的で神秘的な夜のウォーターガーデンを演出しましょう。 一方、ウォーターガーデンや椰子の木などがなくても、簡単にリゾート風に見せるテクニックがあります。 それは「青色のライト」や「ラタンを使用したライト」を取り入れることです。海を連想させる「青色」の光に、「電球色」のラタンライトを組み合わせると、「光の色」だけでも十分にリゾート感を演出することができます。リゾートテイストの住宅に最も合わせやすい光の演出です。 いかがでしたか? 今回は、4つの住宅テイストに合わせた光の演出についてご紹介しました。 住宅によって光の演出方法を変えると、よりマイホームのよさが生かされ、愛着もひとしおです。新しく住宅を建てる時や、外観をどうしよう…と悩んでいる時には、ぜひこの記事を思い出してくださいね。
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照明・ライティング
夜の我が家の美観が劇的に向上! 簡単設置のD.I.Y.ライトアップグッズ
ライトアップで得られる効果は? 1. 外観がグッと向上!! 真っ暗なお庭とライトアップされたお庭では一目瞭然! イルミネーションの時期や、ライトが入っているカフェテリアなどは自然と立ち寄ってみたくなりますよね? 写真のようにライトを一つ設置するだけで、お家の雰囲気はかなり変わってきます。 2. お庭が明るいと防犯対策に 夜になってもライトのついていない真っ暗な住宅は、侵入者にとって好都合で狙いやすい状況。そうならないためにも、お庭を明るく照らし、防犯対策をする人も増えてきています。 投光器や街灯でも防犯対策にはなりますが、せっかくならガーデンライトなどで照らしませんか? 美観も優れ、防犯対策にもなるのでオススメです。 3. 安全面の向上 エントランスに階段などの段差がある方は、足元を照らすことで踏み外しを防げ、安全な空間に。 また、明るい部屋から外へ出た瞬間に辺りが見えづらくなる「暗順応」などの現象も、庭にライトを設置することで緩和されます。 このように夜のお庭をライトアップすることで得られる効果はたくさんあります! 住宅のテイストに合わせたライトアップ方法や、季節に合わせたライトアップもできるので演出の仕方は自由自在♪ 【参考記事】 季節に合わせたライトアップ方法 https://gardenstory.jp/exterior/36977 住宅のテイストに合わせたライトアップ方法 https://gardenstory.jp/exterior/30290 アプローチに最適なD.I.Y.ライトアップグッズ「間のひかり」 照明器具を設置するのは、難しいと思っていませんか? 確かに、電圧の高い照明器具は設置に資格が必要ですが、ローボルトのD.I.Y.ライトアップグッズなら自分で簡単に設置できます。 「ひかりノベーションシリーズ」は、そんなローボルトのD.I.Y.ライトアップキット。設置に必要なものが全てセットになっており、工具や電気工事の資格を必要としないので、誰でも簡単に設置でき、触れてもビリっと来ない安心安全のローボルト製品です。 ローボルトというと「そんなに明るくないんじゃないの…?」という印象を持たれがちですが、プロが扱うライティングの明るさがあり、LED電球だからいいことがいっぱい! 植物にも優しい光で至近距離からのライトアップも可能! さらに、通常の電球より電気代も安く、長寿命。虫も寄りづらいので夏場もライトアップも楽しめます。また、暗くなると自動で点灯する照度センサー付き! 自分で点灯時間、消灯時間を設定することもできます。 「ひかりノベーションシリーズ」はシーンに合わせて「木のひかり」、「壁のひかり」、「地のひかり」を展開。さらに、新作として「間のひかり」が加わりました。 間のひかりの特徴 間のひかりの最大の特徴は、2種類のポールの組み合わせで高さが調節できることです。 植物の成長に合わせて高さを変えたり、照らす対象物の大きさに合わせて高さを変えたりと、1つのポールライトで3つの高さの光を演出できます。 どんなライトアップがオススメ? 1. 光をふんわりと魅せる「あかりだまり」 写真のように、壁より20cmほど離して間のひかりを設置すると、美しい「あかりだまり」を作ることができます(詳しくは図1を参照)。 壁にできたあかりだまりは、空間を広く見せ、優しく落ち着いた印象を与えることができます。また、高さ調節が可能な「間のひかり」は、小さな壁面から大きな壁面まで対応でき、広範囲まで光を届けます。壁面だけでなく足元まで明るく照らすことができるので美観はもちろん、安全性も高まります。 2. 植栽と周辺を明るく照らす 植栽も、樹木も地面も一度に照らせたらとっても楽ですよね。「間のひかり」はそれが実現できちゃうんです。 植栽の中に「間のひかり」の灯部が約15~20cm出るように設置することで、植栽だけでなく、足元や樹木にも光が届き、辺りを明るく照らすことができます(詳しくは図2を参照)。 植物の高さに合わせて高さを変えられる「間のひかり」は臨機応変なライトアップが可能ですね♪ 3. 段差の安全をつくる「ステップライティング」 玄関までの道のりに階段があるお家も多いのではないでしょうか? 夜、真っ暗だと段差に気づかず、つまずいて怪我をする恐れも十分にあり得ます。 そんな不安要素を取り除くためにも足元を明るく照らしましょう。 階段を照らす時には、一段目と最上段を照らすことで段差をいち早く認知させることができ、踏み外しを防いだり、転倒防止にも繋がります。このような階段を照らすライトアップテクニックをステップライティングといい、階段より約25cm、踏面より20~30cm離して設置すると足元にふんわりと光を届けることができます(詳しくは図3を参照)。 4. 足元に光を届ける「フットライティング」 お庭の小道を優しい光で照らしませんか? 「間のひかり」を等間隔に2m~2.5mのピッチで設置すると、空間の奥行きや、美しさをさらに際立たせることができます。また、足元などの低い位置に光があると、安心感を与えることができ奥へ進みやすくします。このようなライトアップテクニックを「フットライティング」といい、低い位置を照らすためこのライトアップをする際には、一番低くなる組み合わせで使用するのがオススメです(詳しくは図4参照)。 購入方法は? 「間のひかり」のご購入は公式サイトの取扱店舗一覧よりご確認ください。 公式サイト:https://www.hikarenovation.com/blank また、青山ガーデンにて先行予約キャンペーンを実施! 6月17日(水)~7月1日(水)の間に予約していただくと特典がもらえます!ご興味がある方は、下記リンクよりご確認ください! 青山ガーデン:https://aoyama-garden.com/shop/g/g75710700 いかがでしたか? ぜひ、「間のひかり」を使って夜のお庭を明るく、活気あふれるものにしてみてください♪ ●ライトアップテクニックは随時インスタグラムにて公開中! https://www.instagram.com/hikarenovation/?hl=ja ●さらに詳しく知りたい方は「ひかりノベーション公式サイト」へ https://www.hikarenovation.com/
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照明・ライティング
我が家の庭がリゾートに変身! 夏に向けて夜のライティング計画
涼を感じる夏のナイトガーデンを楽しもう! ①樹木を照らそう~アップライティング~ 夏になると、元気な瑞々しい緑の樹木がお庭を彩ってくれますよね。 木々の緑には、目の疲れを癒したり、暑さ軽減にも効果的なことがよく知られています。そんな樹木を夜も楽しむライトアップには4000~5000Kの白い光がおすすめ! 白い光は涼しさを感じさせる効果があり、なんと白色の光と電球色の光とでは、体感温度が2℃も変わってきます。光の色ひとつでこんなに体感温度が変わるなんて、すごいですよね! このように、夏場は光の色を選ぶことで簡単に涼を得ることができちゃうんです。照らし方は、写真のような樹木の「アップライティング」がオススメです。樹木の根元付近に『アップライト』という照明器具を真上に向けて設置すると、光がよく抜け、空間にパッと明るい印象を与えることができます。(『グランドライト』の場合は角度調整できるものがおすすめ!) ②ガラスの壁面を照らそう~ウォールライティング~ 夏の風物詩といえば、風鈴や金魚鉢、ラムネなど…ガラスを使ったものがたくさん! 写真はそんなガラスを使ったデザイン効果抜群の壁面。夏はここに照明を合わせることで、気泡が美しく青色の光や白色の光と合わさり、まるで水の中にいるような神秘的な演出に。ガラスをライトアップするときは、後ろから『アップライト』や『グランドライト』を当てると、気泡を美しく照らし出すことができます。涼しげで幻想的な夏の夜の光の演出に、誰もが驚くはず。 水を利用した光の演出で見た目も涼しい庭に 美しいライトアップと流れ落ちる水音が、聴覚と視覚に心地よい刺激を与えてくれる水辺のライティング。 その中でもおすすめの演出方法を3つご紹介します。 ※注意 1.ウォーターガーデンをライトアップする際は、必ず『水中用ライト』を使用してください。 2.必ず、触れても安全なローボルトを使してください。感電などの事故を防ぐことができます。 ①水の動き、ゆらぎをライトアップ~ウォーターライティング~ 噴水や壁泉など、動きのある水をライトアップすることで、涼しさを感じる夏に適した演出ができます。照明を使って、動きのある水面のゆらぎを壁に投影する方法を「ウォーターライティング」と呼びます。水中専用の『ウォーターアップライト』を噴水や壁泉、壁に向かって照らすことで、美しい光と水の空間を演出することができ、癒し効果も期待できます。 日本庭園でよく見られるつくばいを照らす際には、和の雰囲気を壊さないよう弱い光を使うのがおすすめ。一方、リゾート感を演出する時は強めに照らしたりと、光の強弱を調節することで、それぞれの雰囲気にフィットした美しいライトアップができます。 ②プールをライトアップ~ウォーターシャインライティング~ 昼間は紫外線が気になるプールですが、夜なら日焼けを気にすることなく楽しめます。そんなナイトプールにおすすめの照明方法が「ウォーターシャインライティング」! 水の中で邪魔にならない埋め込みタイプの『ウォーターグランドライト』をプールの壁面に設置することで、水中から光が逃げず、美しく明るいライトアップが可能です。 この「ウォーターシャインライティング」により、幻想的でうっとりするような空間を作れば、夜のプールを目いっぱい楽しむことができます。 ③水面を活かしたライトアップ~ミラーライティング~ また、庭に池がある方におすすめなのが「ミラーライティング」。鏡のように水辺の景色を水面に映し出す照明方法です。『アップライト』を植栽の背後に設置し、根元から真上に向けて照らすと、水面に樹木が映って、神秘的な空間を演出することができます。 「ミラーライティング」の場合、水面が明るいとミラー効果が得られません。水面が映し出すものより明るくならないように注意しましょう。また、水面の動きが激しいと、綺麗に映り込まなくなるので、プールなどを利用しているときに照らすのはおすすめしません。 庭でのディナータイムでリゾート気分を満喫! 庭は開放感が得られ、安心して家族で集える場所です。夏のディナーを庭で過ごせば、ちょっとしたリゾート感が得られますよ! リゾート感を演出し、楽しい雰囲気を作り出すにもライトアップは必須。 『ガーランドライト』は電球が多数ついているので、ビアガーデンのような賑やかなムードを演出するのにもってこいです。頭上から照らすことで空間全体を明るくし、手元や足元もちゃんと見えるので安心です。 白い光よりも、温かみのある電球色のほうが食べ物をおいしく感じさせます。 おさらいとおすすめ照明器具のご紹介 1. 涼を感じる夏のナイトガーデンを楽しもう ●「アップライティング」 →光の色に注意して樹木を照らそう(夏場は白の光がおすすめ)。 ●「ウォールライティング」 →ガラスを照らして涼を感じよう(白、青で照らすことで水の中にいるような演出に)。 2. 水を利用した光の演出で見た目も涼しい庭 ●「ウォーターライティング」 →水のゆらぎを照らし、心地よい空間にしよう。 ●「ウォーターシャインライティング」 →幻想的でうっとりする空間にしよう。 ●「ミラーライティング」 →水面に映る樹木を楽しもう。 3. 夜のお庭でパーティー! 人が集まる夜の庭 →楽しい雰囲気を壊さないように、デザイン性に優れたライトを選んで、高い位置から多数の光で照らそう。 暑い夏でも庭で快適なガーデンライフを送るために、日の沈んだ頃を狙って心地よい夜の庭をつくりましょう! 夏だからこそ楽しめるライトアップもあるので、ぜひ試してみてください。