「食欲の秋」にふさわしく、秋の味覚には美味しいものがたくさん。この季節、愛犬と一緒に季節の食材を楽しんでみませんか? ハーバルセラピストの資格を持ち、ペットのための自然療法も学ぶ海野美規さんが、愛犬あんのために手作りするのは、秋の味をギュッと詰め込んだクリとマッシュルームのテリーヌ風。秋の味覚を代表するクリとキノコは、どちらも犬が食べても大丈夫な食材です。
目次
食欲の秋に楽しむ秋の味覚
いよいよ秋本番。フルーツ、野菜、キノコ、魚、美味しい食材があふれる季節ですね。あれもこれも食べたいものばかりです。いつも同じものばかりになってしまいがちな愛犬のごはんも、せっかくのこの季節、秋の食材を使っておいしく作ってあげようと思います。

今日のごはんに、ブラウンマッシュルームとクリのテリーヌはいかがでしょうか。
炒めて煮詰めて冷やし固めるだけのテリーヌ風です。簡単にできて、秋の味覚をギュッと詰め込んだ一品。今回はブラウンマッシュルームを使いましたが、マイタケやエリンギなど、手に入りやすいキノコで大丈夫です。ぜひお試しください。


キノコいろいろ

秋はキノコの季節。とはいえ、栽培も盛んに行われているので、一年を通して食べることができますね。いつか本格的に山に入って、天然のキノコを収穫して食べてみたいなどと思ったりします。
さて、スーパーで手に入るキノコにもいろいろな種類があり、それぞれに特徴があります。
シイタケは肉厚で歯ごたえがあります。
シメジは「香り松茸、味しめじ」というほど味がよいとされています。もっともこの「しめじ」は、なじみ深いブナシメジではなく本シメジのことだそうです。
マイタケは独特の香りと歯ごたえがあり、見つけると舞うほど嬉しいキノコで、うま味が強いのが特徴です。
マッシュルームはホワイトとブラウンがありますが、栄養についてはさほど差がないそうです。ブラウンマッシュルームのほうが香りが強く、風味も強いとされています。
キノコは犬が食べても大丈夫な食材です。低カロリーなので肥満対策によいのですが、食物繊維が多く、犬にとっては消化しづらい食材でもあります。与える際には、消化しやすいように柔らかく調理をしましょう。
テリーヌ風の材料

- クリ(茹でたクリの正味) 30〜40g
- ブラウンマッシュルーム 50g
- ズッキーニ 40g
- 鶏ひき肉(胸肉) 70g
- 水 200ml
ここではブラウンマッシュルームを使いましたが、キノコはお好みのものでOKです。
牛乳パックをよく洗い、底面から10cmくらいのところでカットして、型として使います。型にラップを敷いておくと、取り出すときに便利です。
テリーヌ風の作り方

1.クリは茹でて皮を剥き、細かく刻んでおきます。
2.ズッキーニ、ブラウンマッシュルームを粗みじんにします。

3.お鍋にオリーブオイルを少量(分量外)入れ、鶏ひき肉、2の野菜を炒めます。

4.水を入れます。
5.クリを加えて煮詰めます。

6.好みに応じてフードプロセッサーにかけます。
7.牛乳パックの型に詰めて、冷蔵庫で一晩冷やして完成です。


与える際には、少しずつ切り分けて。食べすぎに注意してくださいね。



月の岩石の名前

夜空がきれいな季節となりました。10月17日は満月。2024年最大のスーパームーンだったのだそうですが、皆さんはご覧になりましたか?
今年の2月だったでしょうか、日本の無人探査機「SLIM」が月面着陸に成功したとニュースになりました。月面にある10の岩石を観測するなどの成果をあげたとのことでした。撮影された岩石は、区別しやすいように、それぞれ犬の名前が付けられました。その犬は、セントバーナード、ダルメシアン、甲斐犬、ラブラドールレトリバー、秋田犬、ビーグル、パピヨン、トイプードル、土佐犬、そして柴犬。
どうして犬の名前がつけられたのかというと、観測に関わる研究者の間で、それぞれの大きさをイメージしやすくするためだったとか。研究者のみなさんが犬好きであることがうかがえ、親近感が湧きました。
選ばれた犬たちはそれぞれ大きさが違うので、とてもイメージしやすいですよね。あまり犬に詳しくない方も、これをきっかけに犬の大きさに興味を持たれるかもしれません。
我が家の愛犬あんは柴犬です。この犬の中では小さめな岩石かな?
あんと一緒に美しい月を見上げて、岩石の名前のことを思い出しました。
Credit
文&写真(クレジット記載以外) / 海野美規 - フラワー&フォトスタイリスト -

うんの・みき/フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。
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