うんの・みき/フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。
海野美規 -フラワー&フォトスタイリスト-
うんの・みき/フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。
海野美規 -フラワー&フォトスタイリスト-の記事
-
植物の効能

蚊の季節はこれから!? 天然成分を使った手作り蚊取り線香と防災月間
蚊の季節はこれから encierro/Shutterstock.com 今年の夏は「危険な暑さ」というフレーズを随分と耳にしました。そろそろ涼しさを感じたいですね。 ここ数年、8月に蚊に刺されることが少ないという話をよく聞きます。実際、私も犬の散歩で公園に行っても、蚊があまり飛んでいないと感じます。 蚊は気温が25~30℃のときに活動が活発になり、35℃を超えると葉の裏など日陰に身を潜めるようになるそうです。したがって、涼しくなるこれからの季節こそ蚊が活動しやすくなり、増えてくるとみられます。蚊の季語も季節が変わってしまうかもしれません。犬の散歩や庭仕事の際は、これからも油断せず虫除けをしなくてはいけないですね。 蚊取り線香と除虫菊 StreetVJ/Shutterstock.com 蚊の対策として、蚊取り線香は古くから親しまれてきました。蚊取り線香は、除虫菊の有効成分ピレトリンを線香に練り込んで作られています。 除虫菊の花。Oleg Kovtun Hydrobio/Shutterstock.com 除虫菊の原産国は地中海・中央アジアで、セルビア共和国で発見された植物です。この花は古くから殺虫効果があることが知られていました。 蚊取り線香などの殺虫剤のメーカーとして知られているKINCHO(大日本除虫菊株式会社)の創業者上山英一郎氏が、明治19年(1886)にアメリカのH.E.アモア氏から除虫菊の種子を贈られ、おなじみの渦巻型の蚊取り線香を作り出しました。上山氏は和歌山県や広島県・香川県を中心とした瀬戸内地方、北海道など、日本の各地で除虫菊の栽培を奨励し、しまなみ海道の因島は、5月になると除虫菊で島が真っ白に埋め尽くされていたそうです。しかしながら、化学薬品の普及により産業としての栽培は終了し、現在は観賞用として栽培され、広く島民に愛されています。こうした経緯から、除虫菊は旧因島市の花に制定され、現在も島のシンボルとなっています。 手作り蚊取り線香 蚊が心配なこれからの季節に向けて、除虫菊パウダーを使った蚊取り線香を手作りしてみませんか? 意外にも、とても簡単に作ることができます。ラベンダーやミントなどお好みの精油を加えてもいいですね。 <材料> ・除虫菊パウダー ここで使用した「かえる印の天然除虫菊パウダー」は100%天然除虫菊の乾燥粉末で、人やペット(哺乳類)への安全性が高い害虫防除剤。また、プランターの下や、畑にまいて使うこともでき、散布後は自然に分解されるため環境負荷がほとんどないとされる、人にも地球にも優しい天然殺虫剤です。ただし、魚類や両生類、カブトムシなどの昆虫には毒性があるので、これらの生き物の近くでは散布しないようにしましょう。 ・タブ粉 タブ(﨓)は、クスノキ科の常緑高木で、別名「イヌグス」。この木の樹皮を粉にし、お香やお線香の基材・つなぎとして利用します。 ・水 ・精油(レモングラス 、ラベンダー、ゼラニウム、ミント、シトロネラなど) ・乳鉢・乳鉢 ・コーン型(クリアファイルで作ります) 不要になったクリアファイルを半円形に切り抜き、円の中心を頂点に円錐形に丸めてコーン型を作ります。 手作り蚊取り線香の作り方(コーン形線香約3個分) 1.除虫菊パウダー(小さじ1)、タブ粉(小さじ1)を乳鉢に入れます。 2.乳棒でよく混ぜます。 3.水を小さじ1くらいから入れて混ぜます。様子を見ながら、形を整えやすい軟らかさになるまで少しずつ水を加えていきます。 4.よく混ぜて練ります。 5.途中で精油を2〜3滴加え、さらに練り混ぜます。 6.3等分にして、コーン型に入れて形を整えます。 7.2〜3日ほど陰干しします。乾燥したら出来上がりです。 *しっかり乾いていないと火が消えてしまうので、ひっくり返して底も乾燥させましょう。 ペットとの災害対策 9月は防災月間です。蚊の対策と併せて、防災についても確認しておきたいと思います。 このところの気候では、9月の台風シーズンにとどまらず、高温、ゲリラ豪雨、落雷、突風など、常に災害につながりそうな気象状況になりやすいようです。 加えて、私の住む静岡は、南海トラフ地震想定震源域になっています。巨大地震注意情報が出されてから、スーパーマーケットではお米や水が売り切れ(他の要因もあるようです)たり、1家族1ケースのみの販売になったりして、一層不安が募りました。「本当に巨大地震が来るかも」と思い、物置の奥に仕舞い込んでいた避難グッズを確認しました。ペットのいる家庭では、ペット用の避難グッズも必須です。 飼い主とペットが共に災害を乗り越えるために、日頃からの備えがとても大事ですね。 先日かかりつけの動物病院に行ったとき、「人とペットの災害対策ガイドライン(環境省発行)」の冊子が置いてありました。ペットとの同行避難について、避難生活について、ペットのしつけと健康管理など、いま一度確認して準備をしておきたいですね。 冊子の内容はこちらでも読むことができます。
-
植物の効能

瞳の紫外線対策に! アントシアニン豊富なビルベリーを使った愛犬のアイケアレシピ
目の病気を防ぐ愛犬のアイケア sumroeng chinnapan/Shutterstock.com 太陽がギラギラと眩しい季節となりました。愛犬の目のケアは大丈夫でしょうか? 紫外線の目への影響は大きく、さまざまな障害の原因となることが最近の研究で明らかになってきています。通常、紫外線の多くは眼球を守っている角膜で吸収されるのですが、波長によっては水晶体や眼球の奥にある網膜にまで達するものがあり、水晶体が濁る白内障を引き起こす原因となったり、目の老化現象を促進したりと、いろいろな目の病気を誘発してしまうこともあるそうです。 紫外線の強い季節、十分に注意して過ごしたいですね。 Edu Gonzalez/Shutterstock.com 犬の目は紫外線に弱いといわれています。そのため、紫外線が当たり続けることで、目の病気を発症するリスクが高くなります。犬用のサングラスもあるようですが、なかなか上手に着けて散歩できる犬ばかりではないでしょう。普段から、犬の目の健康に気をつけて過ごすのが大切ですね。 犬の目を守るアイケアハーブとして、以前、アイブライトやカレンジュラをご紹介しました。今回はビルベリーを取り入れて、愛犬のアイケアをしていきましょう。 ビルベリーとアントシアニン ビルベリーの実。Nata Naumovec/Shutterstock.com ビルベリーは北欧原産とされ、古代ギリシャ時代から食用・薬用として使われていたといいます。強力な抗酸化作用を発揮するアントシアニンを豊富に含み、さまざまな酸化ストレス、目や心血管系の健康を保つのに効果的とのこと。ビルベリーは、アントシアニンを含む食材の代表格ブルーベリーよりも、さらに多くのアントシアニンを含んでいることでも知られています。 夏に白夜となる北欧で、太陽の光を一日中浴び続けるビルベリーは、紫外線から身を守るために、アントシアニンを豊富に含んでいるのだそうです。北欧のビルベリーの実を切ってみると、中まで濃い青紫色になっているというCMを目にした方も多いかもしれませんね。 目の健康に役立つアントシアニン アントシアニンはポリフェノールの1種で、青紫色の天然色素です。アントシアニンには、紫外線などの有害な光によるダメージから、植物が自らの体を守るという働きがあります。人間の場合は紫外線を浴びると、メラニンという色素によって肌を黒くすることで体内に紫外線が入るのを防ぎ、細胞が傷つかないように守っていますが、植物も同様にアントシアニンという色素によって紫外線などから実(身)を守っているのです。 そんなアントシアニンが目の健康に役立つといわれ始めたのは、戦時中、夜間飛行のパイロットの間で、ブルーベリー(ビルベリー)ジャムを食べると視界がよくなるという経験談が広まったから。その後ヨーロッパで研究が盛んに行われています。ブルーベリージャムで視界良好になるなら、もっとたくさん食べたくなりますね。 ハーブとしてのビルベリー活用 ハーブとして市販されているビルベリーには、パウダータイプとホール(ドライ)タイプがあります。犬用ハーブを取り扱っている通販サイトなどで購入できます。 パウダータイプは、そのままおかずやヨーグルトにふりかけるだけでも摂取できるので、とても便利に使えます。 ホールタイプは、リンゴ酢に漬けてビルベリービネガーにするのがおすすめだと、お店のアドバイスがありました。もちろん飼い主も、ドレッシングのほか、炭酸などで割ってドリンクとして一緒に楽しめるということで、私も早速トライしてみました。ビルベリーとリンゴ酢の組み合わせ、夏にぴったりなドリンクです! ビルベリー入りパンケーキ 瞳の健康に役立つビルベリー。紫外線が気になるこの季節は特に、愛犬にビルベリーを食べさせたい! と思い、パンケーキに入れてみることに。アイケア効果が期待できるビルベリー入りパンケーキを作ってみましょう。 <材料> ビルベリー(ホール) 5g a)ビルベリー(パウダー)2g a)薄力粉 50g a)ベーキングパウダー 小さじ1 卵 1個 豆乳 50〜60g <作り方> 1. ビルベリー(ホール)を大さじ1のお湯(分量外)で戻しておきます。 2. ボールに卵をとき、豆乳を入れてよく混ぜます。 3. aの粉類を合わせてふるい入れます。 4. 戻しておいたビルベリーを汁ごと入れて混ぜます。 5. フライパンにオリーブオイル(分量外)をひいて、生地を流し入れて焼きます。 出来上がり! ビルベリーのチアシードプリン スーパーフードのチアシードを使った、混ぜるだけの簡単プリンです。夏のおやつにどうぞ。 レシピ参考:「犬と猫のためのメディカルハーブガイド」金田俊介/著 <材料> チアシード 大さじ2/3 ビルベリーパウダー 小さじ1/2 ヨーグルト 30g 豆乳 大さじ1 <作り方> 1. 容器に、チアシード、ビルベリーパウダー 、ヨーグルトを入れてよく混ぜます。チアシードが水分を含み、もったりしてきます。 2. 冷蔵庫で冷やして出来上がりです。 チアシードは膨らむので、一度にたくさん与えないように気をつけましょう。必ず、水分を十分含ませた状態でつぶしてから与えてください。 目の日焼けに注意 梅雨も明けて、いよいよ夏本番です。今年も猛烈に暑くなりそうですね。これからの季節は犬の目の紫外線対策が必須です。 我が家の愛犬あんは、サングラスを持っていません。日中は部屋の中で過ごし、朝晩の散歩は、太陽がギラギラしている時間を避けるようにし、外に出たらなるべく日陰を歩くように心がけています。それなのに、愛犬あんは時々、直射日光の当たる暑い窓辺で寝そべっていることがあります。「たまには日光浴しないとね」という感じなのでしょうか。私がこんなに心配しているのに。親の心子知らずです。
-
アレンジ

清く緑一色! フォルムの違いを楽しむ常夏リゾート風リーフアレンジ
真夏のアレンジは暑い国を参考に 今年も梅雨明け前から猛暑の日々。エアコンもフル稼働です。 暑い季節のアレンジは、南国の花の飾り方がとても参考になります。ランやクルクマなど暑さに強い花をメインにした、色鮮やかでクラシカルなアレンジ。またシンプルでスタイリッシュなアレンジなど、シンガポールやバンコクで見た、素敵な花あしらいがとても印象に残っています。 今回は、常夏の国をお手本に、花を使わない葉っぱだけのアレンジを楽しんでみませんか。鬱蒼とした緑あふれる南国のイメージです。 バリエーション豊かな葉っぱを集めて ナルコラン(アマドコロ) ギボウシ キイチゴ ミョウガ コンテリクラマゴケ アヤメ 左上から時計回りに、コンテリクラマゴケ、キイチゴ、ナルコラン、ミョウガ。緑の色合いも形もさまざま。 花を使わないリーフアレンジは、葉っぱが主役。異なる形状や斑入りなど、なるべくいろいろなバリエーションの葉を揃えるとよいですね。 アレンジの器には、夏らしいバスケットを使います。 エメラルドグリーンが涼やかなコンテリクラマゴケ コンテリクラマゴケは、イワヒバ科イワヒバ属の常緑多年草。エメラルドグリーンや深みのあるグリーンの小さな葉がふわふわと茂り、光の当たり方で色合いが変わって見えます。 エメラルドグリーンが鮮やかなコンテリクラマゴケの小さな葉。 テラリウムや観葉植物としても人気で、切り花ではレインボーファーンという名前で販売されています。私も最初は切り花で購入したと思うのですが、庭の半日陰で少しじめっとした場所に挿し木をしたところ、どんどん増えて這うように広がりました。コンテリクラマゴケは、日が強く当たると、きれいなエメラルドグリーンにはなりません。周りにはミョウガなども育っている、鬱蒼としたこの環境がコンテリクラマゴケにとって心地よいようです。 庭に育つコンテリクラマゴケとミョウガ。 コンテリクラマゴケは、ガラスのベースと相性がよく、とても涼しそうに見えます。1種だけで活けるのもおすすめです。 真夏のリーフアレンジの手順 1.バスケットの中にプラスチックの容器(落とし)をセットして、水を入れます。 2.大きな葉のキイチゴを3カ所くらいに入れて、全体のアウトラインを決めます。 3.ナルコラン、ギボウシ、ミョウガを入れます。 4.コンテリクラマゴケを入れます。 5.アヤメを入れます。 出来上がり! 「ガーデン・シティ」から「シティ・イン・ア・ガーデン」へと進化する街シンガポール 15年ほど前、シンガポールに住んでいました。シンガポールはよく知られているように、街に緑が溢れる「ガーデン・シティ」。どこを歩いても、大きな樹々が立ち並び、とても美しい都市です。 そんなシンガポールは、2001年に、“ガーデン・シティ”の概念を一歩進めた“シティ・イン・ア・ガーデン”という新たな方針を発表しました。都市全体がまるで庭園の中にあるようなイメージなのだそうです。私が滞在していた頃は、まさに“シティ・イン・ア・ガーデン”作戦の真っ只中。ガーデンズ・バイ・ザ・ベイやマリーナベイ・サンズなどの建設が進められ、次々とオープンしていた時期でした。 “ガーデン・シティ”作戦は、熱帯の高温多湿な気候を少しでもやわらげて暮らしやすくするため、そして同時に、外国人が安心して訪れ、投資してみたいと思わせるような都市緑化による対外的なイメージ戦略です。 そこから進んだ“シティ・イン・ア・ガーデン”作戦は、これまでの都市空間の緑化だけでなく、島全体で都市と自然との共生を図ろうとするもの。 どちらにしても、シンガポールに住む人にも、訪れる人にも、仕事をする人にも、さらに魅力的な都市に発展し続けています。この国に住むシンガポーリアンの友人がとても羨ましく思えます。
-
植物の効能

犬の歯を守る! ハーブを活用したオーラルケアで健康維持
香りのよいハーブ フェンネル 初夏になり、庭でフェンネルが大きく成長しています。ぐんぐん茎が伸びて、もう1m以上になっているでしょうか。 フェンネルはセリ科のハーブで、古代エジプトや古代ローマでも栽培されていたという、とても古い歴史を持つ植物です。葉、茎、花、種子すべてが食用できます。特に種子のフェンネルシードは、芳香性健胃剤として位置付けられ、消化を促すとともに、腸内のガスの排出を促す駆風作用によって、鼓腸(胃や腸にガスが溜まる状態)や疝痛(せんつう)の対処に用いられるなど、薬用としても利用されてきました。精油も種子から抽出されます。 スパイスとして料理やお菓子作りに利用され、食後の口臭予防にもなるフェンネルシード。抗炎症作用などもあり、薬用にも利用されます。 フェンネルは、猫のしっぽのようなフワフワと柔らかい葉が特徴で、食事に添えるハーブとしてはもちろん、フラワーアレンジのアクセントとして入れてもとても可愛らしいです。甘い香りも印象的で、6月後半頃からは黄色の花が咲き始めます。 株元が膨らむフローレンスフェンネル。 フェンネルの中でもフローレンスフェンネルという種類は、株元が玉ねぎのように膨らみ、野菜と同じようにスープやサラダに利用します。基本種のスイートフェンネルはハーブティーにしたり、料理に使ったり。特に、「魚のハーブ」といわれるように、サーモンや白身魚のマリネ、イワシのソテーなどに使うと、魚の臭みが取れて風味がよくなります。 犬のオーラルケアにフェンネルを活用 フェンネルには抗炎症作用・殺菌作用があるので、オーラルケアに有用。犬・猫の口臭の原因となる歯周病対策に、ぜひ試してみたいハーブです。 口臭の原因は歯そのものではなく、歯ぐきに問題のあることが多いといわれています。そのため、歯周病対策は必須。歯周病の原因は口腔内の細菌で、歯垢や歯石の原因でもあります。歯肉炎をはじめとする歯周病は、心臓疾患、脳血管疾患、糖尿病など、いろいろな疾患につながることが分かってきています。また認知症にも関連していることが明らかになっています。健康に過ごすためには、歯ぐきの健康に気をつけなくてはいけませんね。 犬の場合、3歳以上の80%が歯周病ともいわれています。歯磨きやうがいのできない犬のオーラルケアには、ハーブも効果的に利用したいもの。ハーブの持つ殺菌作用が歯垢の原因菌に対して働き、歯垢や歯石の付着を防ぐのに役立つのだそうです。 オーラルケアに役立つハーブ フェンネルのほかにも、オーラルケアに有用なハーブがあります。 タイムには優れた抗菌作用があり、有効成分のチモールは、市販されている人間用のマウスウォッシュ液にも配合されています。また、口内炎にもおすすめのカモミール、穏やかな殺菌作用と免疫力を強化する作用のあるエキナセアなども、オーラルケアに効果があります。 ハーブを用いたオーラルケアの際には、これらのハーブのチンキを作り、ブレンドして使うのがおすすめです。 オーラルケアのためのハーブチンキの材料と作り方 フェンネルシードとカモミール。 それでは、オーラルケアのためのハーブチンキブレンドを作ってみましょう。オーラルケアに効果のあるそれぞれのハーブを、チンキ剤にしてからブレンドします。 チンキとは、40〜100%濃度のアルコールにドライハーブやフレッシュハーブを漬け込んで、成分を抽出したもの。動物はアルコールの味を嫌うことが多いので、グリセリンで抽出したチンキがおすすめです。 <材料> ドライハーブ 5g グリセリン 25ml <作り方> 1.蓋のできるガラス容器に材料を入れて、よく振ります。 2.毎日数回ガラス容器を振ります。 3.6~8週間ほど経ったら、さらしなどで濾して、保存用の遮光ビンに移し替えます。 出来上がったチンキは、冷暗所で保存して1年くらいで使い切りましょう。 こうして作るハーブチンキのオーラルケアは、フェンネル、タイム、カモミール、エキナセア、これらのどれか1種類でももちろん有効ですが、それぞれのチンキを作り、いくつかブレンドすると、より効果が期待できるそうです。ぜひ、少しずつ作って試してみてください。 オーラルケアのためのハーブチンキの使い方 ハーブチンキブレンドができたら、早速オーラルケアに使ってみましょう。 ブレンドしたハーブチンキを使う前に、まずコットンやシートなどで歯のぬめりを取り除きます。私は、オーガニックコットンシートを少し水で濡らして絞り、指に巻いて使っています。 続いて、綿棒にハーブチンキを含ませて、歯周ポケットに塗り込むようにします。 愛犬あんは今年で10歳です。立派なシニア犬となりました。これからも健康に過ごせるように、オーラルケアをしっかりしたいと思っています。
-
アレンジ

瑞々しい旬の果実を飾ろう! フサスグリを楽しむ初夏のアレンジバリエーション4タイプ
フレッシュな実ものを飾って 6月になると、梅の実をはじめ、ブルーベリーやラズベリーなどのベリー類、サクランボ、ビワ、モモ、フサスグリなど、色鮮やかな果実が実ります。こうした実りが嬉しい果樹を、庭に植えてあるという方も多いのではないでしょうか? 私も、ブルーベリーの鉢植えを育てているところです。葉が茂り、ぐんぐん成長していて、早く実がならないかなと楽しみにしています。 果実は、ジャムにしたり、お酒にしたり、梅干しのように漬けたり、いろいろ楽しめるのが嬉しいですね。そして、実をむだにしてしまうのはもったいないのですが、ひと枝ふた枝、部屋に飾るのもいいですね。今の季節らしいすてきな花アレンジになります。 スグリの種類 この季節の実ものはいろいろありますが、フラワーショップで手に入りやすいものといえば、フサスグリもその1つでしょう。もう少し早い時期だとまだ出始めで、透明感のある薄黄緑色の実に、葉っぱも黄緑色の爽やかな色合い。さらに季節が進むと、赤く色づいてとてもきれいです。今回は、このフサスグリを使ったアレンジを4タイプご紹介します。 フサスグリ(アカフサスグリ)は、初夏に真っ赤な果実を房状につける果樹。透明感のある直径6~7mmの実がブドウのようになります。英名はRedcurrant(レッドカラント)。これは干しブドウの品種「カラント」に由来するといわれています。こちらの名前のほうが馴染みのある方もいるかもしれませんね。フランス語ではGroseille(グロゼイユ)と呼ばれます。 スグリの仲間で黒い実を付けるクロフサスグリは、英名ブラックカラント、フランス語ではカシス。リキュールやお菓子でよく知られていますね。 そのほか、グリーンや赤い果実のセイヨウスグリ(英名グーズベリー)もあります。グーズベリーは、アヒル料理のソースに使われることからこの名前がついたそう。グリーンの実が、とてもきれいです。 フサスグリのアレンジ4種に使った花 フサスグリ ユリ(花とつぼみ) ローズリリー トルコキキョウ エンドウ フサスグリのアレンジの手順 <ホウロウポットにアレンジ> まずは真っ白なホウロウポットに、ほかの花と一緒にアレンジしてみます。 1.ホウロウポットに水を入れます。 2.フサスグリを長い枝、短い枝と長さに差をつけてカットして入れます。 3.咲いているユリをフォーカルポイントとして入れます。 4.つぼみのユリも入れます。 5.トルコキキョウを入れます。 6.つるもの(エンドウのつる)を入れて動きをつけます。 出来上がり! <ガラスの器に1種活け> フサスグリは脇役になりがちですが、もっとフサスグリを主役に! という場合は、フサスグリだけをガラスのベースに入れて活けるのもおすすめです。赤い実が枝の下のほうにまでついているので、透明なガラスベースに入れるときれいに見えます。 <ローズリリーと合わせて> 1種活けと同じガラスの器に、華やかな八重咲きのローズリリーと合わせて活けても。 <小さなガラス器にアレンジ> 小さなガラスの器に活けて、テーブルに飾ってもいいですね。 サクランボのケーキ モンモランシー 初夏はサクランボのおいしい季節ですね。 サクランボは、季節限定の短い期間のお楽しみです。子どもの頃は、ウチにもサクランボの木があったらな〜と思っていました。 先日のニュースで、今年のサクランボは双子果が多く見られると耳にしました。双子果は、実が2つくっついて生育するサクランボで、前の年の気温が影響しているそうです。昨年の猛暑でめしべが2つに分かれる異常が多く発生し、春にそのめしべが受粉して双子の実が多くなっている、サクランボもかなりのストレスを感じているということでした。今夏も猛暑と予想されていますので、サクランボも辛いですね。 さて、そんなサクランボを使った「モンモランシー」という名前のケーキをご存じでしょうか? 「モンモランシー」という名前は、フランス近郊の街で古くから栽培されてきたサクランボのこと。サワーチェリーの代表的な品種ですが、今では木も減少して、収穫量も非常に少なくなってきているそうです。 初めてこの名前を聞いたとき、あまりにも可愛らしいので、どんなケーキなのかととても興味がありました。私が見たモンモランシーは、薄いピンクのマジパンで全体が覆われていて、サクランボの飾りとMontmorencyの文字がおしゃれ。モンモランシーという響きどおりの、可愛らしいケーキでした。 モンモランシーは、本来はこのモンモランシー種を使ったサクランボのケーキのことなのでしょうけれど、現在はサクランボの入ったケーキならモンモランシーと名乗ってもいい? ようで、さまざまなスタイルのケーキを見ることができます。 ということで、私もサクランボ入りのパウンドケーキを焼きました。これも「モンモランシー」と言ってもいいのかな?
-
家庭菜園

季節の食材を味わおう! 愛犬と一緒に旬のエンドウマメを楽しむレシピ
旬のエンドウマメ 実エンドウは春から初夏にかけて収穫できる野菜です。庭での栽培もそれほど難しくなく、可愛らしい緑色のサヤが実ります。 もちろんスーパーでも、丸々とした緑色のエンドウマメが売られています。その緑色を見ると、豆ご飯を炊かなくては! と心が躍ります。 エンドウマメは、犬が食べても問題がない野菜とされています。生の粒のまま与えないこと、与えすぎないことに注意して、旬のエンドウマメを愛犬と一緒に楽しんではいかがでしょうか。 エンドウマメの種類 エンドウマメ(エンドウ)は、マメ科エンドウ属の植物で、成長度合いや品種によって、異なる名前で呼ばれています。 右からサヤエンドウ、スナップエンドウ、実エンドウ。 ・サヤエンドウ エンドウを若いうちに採り、サヤごと食べるもの。その中でも特に小ぶりなものは、「キヌサヤエンドウ」と呼ばれます。 ・スナップエンドウ(スナックエンドウ) グリンピースをサヤごと食べられるように品種改良したもの。肉厚で甘みが強いのが特徴です。 ・実エンドウ(グリーンピース) エンドウのサヤの中の豆をある程度大きくなるまで成長させ、完熟する前のやわらかい状態の時に収穫したものです。 愛犬と一緒にエンドウマメのメニュー <豆ご飯> <材料> お米 2合 実エンドウ(グリーンピース) 100gほど <作り方> 1.お鍋に湯を沸かし、沸騰したら塩少々(犬が食べる場合、塩は少なめ)とエンドウマメを入れて、4〜5分茹でます。 2.エンドウマメが柔らかくなったら、火をとめてそのまま冷まします。 3.茹で汁とエンドウマメを分けます。 4.お米を研ぎ、茹で汁と水を合わせて2合炊きの通常の水の量になるよう調整して、炊飯器で炊きます。 5.ごはんが炊けたら、茹でたエンドウマメを混ぜます。 <エンドウマメの卵とじ> <材料> 実エンドウ(グリーンピース) 50g 卵 1個 <作り方> 1.お鍋に水を適量入れて沸騰させ、エンドウマメを入れます。 2.柔らかくなったら、溶き卵を流し入れます。 3.煮汁が少なくなったら出来上がり。 飼い主さんが食べる場合は、別のお鍋に取り分けて、醤油、みりん、だしの素などで味付けをしてください。 いずれの場合も、エンドウマメは十分に柔らかくし、指で潰すなどしてから与えるなど、喉につまらせないように注意してくださいね。 注意! もふもふプッシュ 先日、新聞に気になる記事がありました。 「室内で飼うペットの思わぬ行動で火災が起きることがあると、製品評価技術基盤機構(NITE)が注意を呼びかけている」というものです。火災の原因は、犬がコンロの操作ボタンを押したために火がついて、周りの可燃物に燃え移って火災が発生したということ。こういった事故が増えているそうです。 ガスコンロの上に置かれたおいしいものにつられて、コンロの操作ボタンを押してしまう行動を、NITEは「もふもふプッシュ」と名付けています。犬や猫が、キッチンに自由に出入りできる状況だと、飼い主さんが調理しているところをいつも見ているということもあり、美味しそうな匂いはするし、ここから大好きなご飯は出てくるしで、コンロはとても興味がある、魅力的な場所と認識しているのでしょう。 我が家の愛犬あんは、お腹が空いている場合やお肉をジュージュー焼いている時は、コンロの下で待機していることがあります。調理している私のそばで、『早くください』というプレッシャーをかけてきます。でも、コンロやシンクに背伸びをして前足をかけることは、もう年齢的にもありません。ですから、もふもふプッシュは起きないと思っていますが、油断は禁物です。 ちょうど前足が届く大型もふもふや、よっぽどの食いしんぼうなもふもふ、まだまだ興味いっぱいの若いもふもふは、十分に気をつけてくださいね。
-
アレンジ

5月はバラの季節! 初夏に似合う爽やかな白バラのバスケットアレンジ
バラの季節 5月はバラの美しい季節。愛犬との散歩のルートに、バラがきれいに咲いているお宅が何軒かあって、この時期はそうしたお家の前を通るのが朝の楽しみになっています。 中でも、壁一面に咲いている白いバラが、それはそれは見事でとてもきれいなお庭があります。じつは、ここはお花屋さんの裏手側。さすがお花屋さんが育てているバラだと納得しました。この景色を見て、今月は白いバラのアレンジにしようと決めました。 庭に咲くバラを摘んでアレンジする…そんな暮らしにはとても憧れます。ガーデンに咲くバラと、切り花として売られているバラとでは、少し様子が違いますから。でも、切り花のバラでも、活け方によっては、まるで庭で摘んできたような自然な花姿に見せることができます。今回は、フラワーショップで買った白いバラで、ナチュラルな雰囲気のアレンジを楽しんでみましょう! バスケットアレンジのコツは「飛び出し」と「デコボコ」 アレンジをナチュラルな雰囲気にするには、ジャグやマグカップなどの生活雑器や、シンプルなガラスの器などを花器とするのがおすすめ。バスケットも、ナチュラルスタイルにはぴったりですね。 今回は、蓋付きのバスケットを花器に選びました。両側に開くタイプです。花の量によっては、片方を閉じて使うこともできます。 ナチュラルに活けるポイントとして、バスケットから花が溢れ出すように、飛び出すようにしてみてください。今回の花材では、姫リョウブとアジサイを手前に飛び出すようにしました。 バスケットから飛び出すようにアレンジするのがポイント。 そしてバラは、高低差をつけて入れて、デコボコとラフな感じにします。 飛び出しとデコボコで、ナチュラルにアレンジしてみてくださいね。 アレンジに使った花 白バラ 5本 姫リョウブ 1本 アジサイ 1本 アイリス 4本 アレンジの手順 1.バスケットの中に器(おとし)をセットし、水を入れます。 2.姫リョウブの枝を、手前に飛び出すように入れます。同様にアジサイも入れます。 3.バラを1本ずつ入れます。 4.アイリスを入れます。 5.アイリスの葉などを入れ、全体のバランスを整えます。 出来上がり! コート・ダジュールの街サントロペのお菓子 トロペジェンヌ 今年もカンヌ映画祭がスタートしました。私が住む静岡市は、フランスのカンヌと姉妹都市になっています。そんなご縁で、カンヌ映画祭に合わせて、毎年5月に「シズオカ×カンヌウィーク」というイベントがあります。この期間は、週末にマルシェが開かれたり、美術館や図書館で映画上映会が開催されたり、街角コンサートも! また、市内の公立小中学校の給食では、フランスパンやフランスの家庭料理が献立に取り入れられるそうです。 今年は週末のお天気がよく、とても爽やかな初夏の陽気で、マルシェは大賑わい! まるで本場カンヌに来たみたいでした! そんなフランスの風光明媚な海岸として知られるコート・ダジュールの街、サントロペ。カンヌ、ニース、モナコなどと並んで人気の、高級リゾート地です。そのサントロペで生まれた、トロペジェンヌというケーキをご存じでしょうか? 大きく丸く焼いたブリオッシュの生地を半分にカットして、たっぷりのクリームを挟んだスイーツで、少し前に流行したマリトッツォに似ています。トロペジェンヌのほうは、もともとポルトガル人のパン職人がサントロペで開店したパン屋さんで売り出したケーキなのだとか。あのフランスの女優ブリジット・バルドーが名付け親ということで、素朴なケーキなのに、なんだかとてもおしゃれな感じのするスイーツです。 以前サントロペを旅行で訪れた際に、ブリジットがお気に入りだったというカフェで、友人と一緒にトロペジェンヌをいただきました。とても大きくて、ふわふわでおいしかった思い出です。今回お店のHPを見てみたら、とてもおしゃれにリニューアルされているようでした。街並みやお店の様子は変わっても、トロペジェンヌはサントロペで人気のスイーツであることは変わりないようです。 シズオカ×カンヌウィークで販売されていないかと探すのですが、今年も見つけられませんでした。やはり本場で食べなくては!
-
アレンジ

もうすぐ母の日! 王道カーネーションで贈り花アレンジを手作りしてプレゼント
母の日のカーネーション もうすぐ母の日ですね。 母の日といえば、カーネーション。一年中見かける花ですが、やはりこの時期はたくさんのカーネーションがフラワーショップに並びます。母の日では、赤やピンクが王道ですが、いろいろな色が出揃うこの時期に、ぜひカーネーションアレンジを楽しんではいかがでしょうか。 花弁に赤い縁取りが入るカーネーション‘マリポサ’。 私のおすすめは、明るいグリーンのカーネーション。どんな色の花ともマッチしますし、今の季節にぴったりの爽やかな色合いに仕上がります。もう一つは、カーネーション‘マリポサ’。柔らかいピンクに赤い縁取りがとてもエレガントで、華やかなアレンジになります。 カーネーションとナデシコ・ダイアンサス カーネーションは、ナデシコ科ナデシコ属の多年草です。 スタンダードタイプは、フリルの花びらが重なって大輪! とてもゴージャスです。アレンジメントに入れるとボリュームアップできます。スプレータイプのカーネーションは、枝分かれしていて、小輪の花がいくつもついています。小輪なのでアクセントに使ったり、小さなアレンジのときに使うといいですね。 スタンダードもスプレーも、どれにしようかと迷ってしまうくらい色のバリエーションが豊富です。 ビタミンカラーも微妙に少しずつ違う色合いが楽しめますし、世界で唯一の青いカーネーションとして話題になった、紫色や薄紫色の‘ムーンダスト’も人気です。おしゃれで大人っぽいニュアンスカラーも素敵ですね。 また、この季節、ダイアンサスという名前でお店に並んでいる花があります。こちらは、ナデシコ科のダイアンサス属。同じナデシコ科なので、カーネーションとよく似ています。ダイアンサスは花びらが一重の花が多く、小輪で素朴な雰囲気がとても可愛らしいです。 ダイアンサスで人気なのは、ピンクと白の斑入りの‘ソネットフレーズ’。華やかで元気な雰囲気がいいですね。そのほか、黒い花の‘ソネットブラックジャック’も人気。黒と白のコントラストがおしゃれです。 お母さんの好きな色、イメージに合う色を選んでアレンジしてくださいね。きっと喜んでくださることと思います! アレンジに使った花 今回のアレンジには、浅型の器(直径20×高さ10cm)を用意しました。花を垂直に、デコボコに高低差をつけて入れるだけ。テクニックいらずで簡単に仕上がります。 カーネーションは水上がりもよく、日もちもするのでアレンジにぴったりの花です。 カーネーション‘セルティック’(グリーン) カーネーション‘マリポサ’(ピンク+赤い縁取り) ビバーナム‘スノーボール’ エピデンドラム エリンジウム スプレーバラ ゼラニウム ニゲラ アレンジの手順 1.器に、水を含ませた吸水性スポンジをセットします。 2.カーネーション5本をスポンジに垂直に挿します。高低差をつけてデコボコになるようにします。 3.同じように、ビバーナム‘スノーボール’を入れます。 4.ピンクのカーネーション、エピデンドラムなど残りの花材を、バランスを見ながら入れます。 5.リボンを掛けて出来上がり。 アレンジのラッピング方法 1.セロファンをカットします。 2.器の下に薄紙を敷き、カットしたセロファンの中央に、アレンジを置きます。 3.セロファンの両端をアレンジの上にもっていき、左右をつまんでリボンで結びます。 母の日に花を選ぶ 毎年母の日に合わせて、いろいろな場所にフラワーショップのポップアップストアが出現します。 カーネーションをメインにたくさんの切り花が並ぶのはもちろん、カーネーションやアジサイ、クレマチスなどの鉢植えも取り揃えられ、とても華やかです。普段からこの場所にこんなふうに花が並んでいたらいいのになあ、と思います。 どういう人がお花を買っていくのかなと、ちょっと観察してみると、小さな女の子が一生懸命お花を選んでいたり、小学5、6年生くらいの男の子のグループがそれぞれ1本ずつカーネーションを選んでいたり、20代の若い男性がカーネーションの入った花束を注文していたり。 母の日には、老若男女関係なく多くの方が「お母さんにお花を贈ろう!」と思うって、やはりとても素敵なことですね。
-
アロマセラピー

新緑の季節 手作りエアーフレッシュナーで部屋の中でも森林浴を!
新緑の季節 サクラも終わり、新緑の美しい季節へ。 公園の樹木が黄緑色の新しい葉で覆われて、景色がワントーンもツートーンも明るくなった印象です。青い空とのコントラストも、とてもきれいです。 いつも愛犬あんと散歩に行く公園は大きな樹が多く、この季節は、その樹の下のベンチに座ってひと休みするのが何よりの楽しみ。爽やかな風と、葉っぱのサワサワという音を聴きながら、あんも私もついウトウトしてしまいます。火曜日と週末には移動カフェもあって、ゆっくり抹茶ラテを楽しんでいる人も多いです。 梅雨入り前の爽やかな季節です。 気持ちのよい森林浴 森とはいわないまでも、公園の樹の下に座っているだけで気持ちがよいものです。これが森の中だったら、もっと清々しい気分になって、空気が美味しく感じられることでしょう。 近年は、森のもつ癒やし効果が注目されるようになっています。海水浴や日光浴のように、「森林浴」という言葉もすっかり浸透しました。森林浴とは、森林を散策しながら森の空気を吸うことによって、疲労回復やストレス解消などの効果を得るものです。 フィトンチッドって? 森林浴の効果をもたらす要因の一つが、樹々の香りのもと「フィトンチッド」。フィトンは「植物」チッドは「殺す」を意味していて、「植物が放出する殺菌力を持つ成分」のことを指します。 樹木は自分で移動することができないため、昆虫や鳥が嫌がる香りや苦味を出して食害されないようにしたり、カビ・細菌の発生や増殖を防ぐための抗真菌・抗菌作用など、フィトンチッドによって自分の命を守っているのだそうです。 フィトンチッドは、植物の外敵にとっては有害ですが、人間にはいろいろな効果を与えてくれる物質です。 フィトンチッドの効果 柏餅。masa44/Shutterstock.com フィトンチッドの殺菌効果は、伐採して木材になった後も続くというのが嬉しいところです。おにぎりをヒノキやスギの経木(木の皮)に包んだり、柿の葉寿司や柏餅、桜餅のように葉っぱで包んだり、わっぱと呼ばれるお弁当箱やまな板などの材料にしたりと、私たちの暮らしの中でも抗菌・防腐などに効果を発揮してくれます。フィトンチッドを多く含む樹木の代表は、マツ、スギ、ヒノキ、ヒバなどの針葉樹。また、クロモジ、クスノキなどにも多く含まれています。 もっとも、森林浴による効果は、このフィトンチッドだけによるものではなく、木の葉の揺らぎ、木漏れ日、風の音、鳥の鳴き声、空気のにおい、森を歩くときの足の裏の感触など、五感を刺激するさまざまな要素が合わさってもたらされるものと考えられているそうです。 私の場合は、これらに加えて隣に座っている愛犬の温もりとモフモフの感触も追加されるので、公園での森林浴は何よりのリフレッシュの時間になっているのです。 ヒノキのエアーフレッシュナー 近くに森林や公園がない方や、なかなか出かける時間がない方も多いと思います。そういう場合は、家でハーブや精油を使って森林浴の効果を取り入れてみてはいかがでしょうか? ヒノキのエアーフレッシュナーは、森林浴をしているような清々しい香りで、イライラした気持ちを鎮めて、心の落ち着きを取り戻してくれます。また、抗菌作用を持つヒノキチオールは、カビや雑菌の繁殖を防ぎ、お部屋の防臭対策にも有効です。 犬と一緒に暮らしているご家庭では、とても重宝しますよ。 <材料> ヒノキの精油 30滴ほど 無水エタノール 10ml 精製水 40ml スプレーボトル <作り方> 1.ヒノキの精油と無水エタノールをスプレーボトルに入れて、よく混ぜます。 2.精製水を加えてよく振り混ぜます。 幻想的な柳絮(りゅうじょ) ポプラの柳絮。Ana Kulagina/Shutterstock.com みなさんは「柳絮」をご覧になったことがありますか? 柳絮というのは、ヤナギ科の植物の綿毛です。中国では春を象徴する風物詩として知られているそうです。また北海道大学の札幌キャンパスでは、初夏に降る雪のように柳絮が舞う光景が見られるということです。 ふわふわの綿毛。Southern Wind/Shutterstock.com 私は、いつも行く駿府城公園でこの光景を見ることができるんです。 この公園には大きなポプラの木が多くあります。ポプラはヤナギ科ヤマナラシ属またはハコヤナギ属に属する樹木。ヤナギ科の植物は、穂状の花をたくさん咲かせます。果実は綿毛に包まれ、風に乗って種子を飛ばします。これがふわふわ空中を浮遊しているのです。 ポプラには雄株と雌株があり、種子である綿毛ができるのは雌株のみで、ポプラの木がたくさんあってもそれが雄株なら綿毛は発生しません。ちなみに街路樹として植えられているポプラの大半は雄株だそうです。 初めて見たときは、よく晴れた日の朝6時頃。フワフワと空から舞ってくる白い綿毛が何か分かりませんでした。あんとの朝の散歩中に、こんな素敵な幻想的な光景に遭遇して、まだ夢の中にいるような不思議な気分になりました。
-
アレンジ

パステルカラーで春らしく! 桃色ユキヤナギのイースターバスケットアレンジ
2024年のイースター いよいよ春本番ですね。日差しも力強くなってきました。 そろそろ、2024年のイースターもやってきます。 イースターは、もともとキリストの復活をお祝いする日ですが、欧米では長く厳しい冬が過ぎて春の訪れを大いに喜ぶという意味合いも含まれているようです。イースターを挟んだ連休には、旅行に出かける人も多く、ワクワクソワソワする季節ですね。 イースターは毎年日付が変わる移動祝祭日。教会によっても異なりますが、基本的には春分の日の後の最初の満月の次の日曜日と決まっています。2024年はというと、3月20日のあとの満月が25日になるので、その次の日曜日の31日がイースターとなります。 桃色ユキヤナギ イースターというと、パステルカラーを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 イースターエッグの白と黄色、イースターバニーの白、大きなリボンのピンク、ヒヨコの黄色、優しい花の色、芽吹き始めた新葉の緑色など、柔らかな明るい色彩です。今月ご紹介するアレンジも、明るい春の色をイメージして花選びをしました。 私の好きなユキヤナギは、しなやかな枝に雪が積もっているように真っ白な小花が咲きます。そのユキヤナギのピンクバージョンで、「桃色ユキヤナギ」という花があります。つぼみは濃いピンク色で、咲くとうっすらとピンク色になります。一つひとつの小さな花、一本一本の華奢な枝は儚げですが、まとまるととてもきれいですよね。 白は名残の雪が積もった雰囲気で、こちらのパステルカラーの桃色ユキヤナギは、イースターの時期にぴったりな感じです。 アレンジで使う場合、ユキヤナギは他の花と混ぜるより、1種類だけをまとめたほうが美しさを強調できるように思います。切り花で流通していることもありますので、お店で見かけた際には、ぜひアレンジに取り入れてみてください。 イースターのアレンジに使った花 桃色ユキヤナギ チューリップ(クラウン咲き) チューリップ(八重咲き) アリウム・コワニー スイセン ミモザアカシア たまごの殻、たまごのオーナメントなど 浅型のバスケット カフェオレボウル 小さめのガラスの器 シサル麻 アルミワイヤー 今回ご紹介するアレンジでは、バスケットの中に花を活ける器を2つ入れ、その周りをイースターらしくたまごで飾ります。ここではカフェオレボウルと小さめのガラスの器を使いましたが、花を活ける器は、どんなものでも大丈夫です。 アレンジの手順 1.バスケットにシサル麻を敷き、花を活ける器として、カフェオレボウルとガラスの器をセットします。 2.器とバスケットの隙間に、たまごの殻やオーナメントなどを置きます。 3.花を活ける器を一度取り出します。器は花を活けた後でバスケットに戻します。 4.それぞれの器に水を入れ、花を活けていきます。*同じ花をグループにしていく(グルーピング)と、まとめやすく、見た目もすっきりします。 5.桃色ユキヤナギだけをまとめてガラスの器に活けます。 6.カフェオレボウルにはミモザアカシア、チューリップ、アリウム・コワニー、スイセンを活けます。 カフェオレボウルは、そのままでは花が留まりにくいので、アルミワイヤーをクルクル巻いて花留めに使いました。 *アルミワイヤーは柔らかく扱いやすい素材です。両端に輪ゴムやセロハンテープを巻いておくと、器に引っ掛けて傷つけることなく、また滑り防止になります。 7.アレンジしたガラスの器とカフェオレボウルをバスケットの中に戻して出来上がり。 イースター(Pâques)シーズンのパッシー通り 以前、パリの16区、パッシー通りの近くに住んでいたことがあります。この界隈は静かな住宅街で、日本の駐在員家族も多く住んでいました。 パッシー通りは、美しいデザインで有名なビルアケム橋を渡ったところのパッシー駅で降りて、左側に長く伸びる通りです。ブティックやお菓子屋さん、チーズ屋さん、アンティークショップなどが並び、当時はお寿司屋さんなどの日本食レストランもいくつかありました。 イースターの季節になると、お菓子屋さんのディスプレイには、ニワトリとたまごとウサギが飛び交って、黄色、白、ピンクのパステルカラーで明るく楽しいものになりました。通りの真ん中あたりには大型スーパーマーケットがあったのですが、そこでもニワトリの形のチョコレートと大小のチョコレートのたまごが山積みされて、まさにPâques商戦開催中! という感じ。クリスマスと同じくらいに盛り上がっていました。 パッシー通りは、犬を連れてそぞろ歩きをするパリジャン、パリジェンヌがいたり、腕を組んでゆっくりウィンドウショッピングを楽しむ年配のカップルがいたり、とてものんびりしたおしゃれな通りで、私もブラブラ散歩するのが好きでした。



















