季節の花の3択クイズ! 冬に芳香を放つロウバイ(蝋梅)は次のうちどれ?【Let’s Try! 植物クイズ】Vol.32
冬の寒空の下、どこからかかぐわしい香りが漂ってきたら、近くにロウバイ(蝋梅)が咲いているかもしれません。年末から2月にかけて香りのよい花を咲かせるロウバイは、生け花や茶花にも広く利用され、庭木としても人気があります。今回は、そんなロウバイについて、3枚の写真の中から正しいものはどれかを選ぶ3択クイズを出題! みなさんは、ロウバイはどの花か分かりますか?
目次
身近な花!「ロウバイ」は次の3つのどれ?

真冬に香り高い花を咲かせるロウバイ。12月中旬から開花期を迎えるロウバイは、新年の彩りにもよく利用される身近な花木。江戸時代初期に日本に渡来したとされ、寒さの中で咲く明るい色の花もかわいらしい人気の庭木で、一般には園芸品種のソシンロウバイが多く出回っています。
さて、そんなロウバイには、よく似た花がいくつかあります。今回は、正しいロウバイの写真を選ぶ3択クイズ! ロウバイは、次のA~Cのどれでしょう?
A

B

C

ヒント
いずれも早春~春に黄花を咲かせる花木。香りで簡単に見分けることができますが、開花期や花の姿形、樹形なども違いがあります。
正解は…
↓
↓
↓
↓
C

ロウバイの基本データ
学名:Chimonanthus praecox
科名:ロウバイ科
属名:ロウバイ属
原産地:中国
和名:ロウバイ(蝋梅、蠟梅、朧梅)
別名:カラウメ(唐梅)、ナンキンウメ(南京梅)など
英名:winter sweet、Japanese allspiceなど
開花期:12月中旬~翌年2月
花色:黄
形態:落葉性低木
樹高:2~5m
花の少ない真冬に、かぐわしい香りを放つロウバイ。春のジンチョウゲ、夏のクチナシ、秋のキンモクセイとともに、四大香木にも数えられる香りのよい花木です。原産地の中国では、ウメ、スイセン、ツバキとともに、「雪中四友」として文人画の画題に好んで描かれました。小さな黄色の花は、透き通るような光沢があり、まるで蠟細工のよう。ちなみに、ロウバイという名で花もウメによく似ていますが、ウメの仲間ではありません。
ロウバイは花の中心部が赤紫色を帯びますが、園芸品種であるソシンロウバイは花心まで黄色なのが特徴。香りが強く、花も1回り大きく華やかなので、庭木などにはソシンロウバイがよく利用され、街中で見かける機会も多いです。

ロウバイは日本の気候に合って育てやすい樹木。半日陰~日なたまで特に場所を選ばず、耐寒温度もマイナス10℃と寒さにも強いため、あまり手をかけなくても育ちます。ただし、日照が不足すると花付きが悪くなることがあるので、多くの花を楽しみたい場合は日当たりのよい場所で育てるとよいでしょう。過湿が苦手なので、水はけのよい環境で栽培します。いったん根付くと移植が難しいため、地植えにする際は場所をよく吟味してから植えるようにしましょう。

残りの選択肢の花は…
A マンサク

マンサク科の落葉性低木。冬枯れの景色が残る2~3月に、ほかの花に先駆けて鮮やかな黄色の花を咲かせる、早春を代表する花木の1つです。紐のような細長い花弁を持ち、花の中心部はやや赤や紫を帯びます。昔は「マンサクがよく咲けば豊作」など吉凶を占っていたともされる身近な里山の花木で、現在も真っ先に春を告げる縁起のよい庭木として知られています。花には独特の甘い香りがあり、特にシナマンサクは香りが強いとされています。
B レンギョウ

モクセイ科の落葉性低木。3月中旬~4月中旬に、輝くような明るい黄色の花を株いっぱいに咲かせます。ベル形の花は、花弁が4つに深く切れ込むのが特徴。樹高2~3mで株立ちになり、枝はよく伸びて下垂します。地面についた枝はそこから発根して増えていきます。香りはほとんどありません。
クイズ一覧はこちら!
Credit
文 / 3and garden

スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。「ガーデンストーリー」書籍第1弾12刷り重版好評『植物と暮らす12カ月の楽しみ方』、書籍第2弾4刷り重版『おしゃれな庭の舞台裏 365日 花あふれる庭のガーデニング』(2冊ともに発行/KADOKAWA)発売中! 2026年10月5日発売の書籍第3弾『小さな空間を生かす立体ガーデニング 玄関から始める花のある暮らし』(発行/KADOKAWA)発売中!
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