お正月に欠かせない花の3択クイズ! 元旦草の別名もあるフクジュソウ(福寿草)は次のうちどれ?【Let’s Try! 植物クイズ】Vol.28
早春に明るい色彩の花を咲かせるフクジュソウ(福寿草)。縁起のよい名前からお正月に飾る花として親しまれてきた身近な花で、旧正月の頃に花が咲くことから元日草や元旦草などの別名もあります。今回は、3枚の写真の中から正しいものはどれかを選ぶ3択クイズに挑戦! みなさんはフクジュソウはどの花か分かりますか?
目次
身近な花!「フクジュソウ」は次の3つのどれ?

お正月を彩る鉢花として人気の高いフクジュソウ。縁起のよい植物として古くから栽培され、江戸時代から多くの園芸品種も作られています。本来は2~4月に咲きますが、年末には開花調整された株が出回ります。日本は4種類のフクジュソウが自生しています。
さて、そんなフクジュソウには、よく似た花がいくつかあります。今回は、正しいフクジュソウの写真を選ぶ3択クイズ! フクジュソウは、次のA~Cのどれでしょう?
A

B

C

ヒント
いずれもキンポウゲ科の植物で、早春に開花し、夏~秋には休眠するため、短い期間だけ地上に現れるスプリングエフェメラルです。花姿は似ていますが、葉の形などに違いがあります。
正解は…
↓
↓
↓
↓
B

フクジュソウの基本データ
学名:Adonis ramosa
科名:キンポウゲ科
属名:フクジュソウ属
原産地:北海道~本州
和名:フクジュソウ(福寿草)
別名:ガンジツソウ(元日草)、ガンタンソウ(元旦草)、ツイタチソウ(朔日草)、エダウチフクジュソウなど
英名:Far East Amur adonis、Amur adonis、Pheasant’s eyeなど
開花期:2~4月
花色:黄、クリーム
形態:宿根草(多年草)
草丈:20~30cm
早春に鮮明な明るい黄色の花を咲かせるフクジュソウ。花色は黄色が基本ですが赤や緑の品種もあり、地面から花茎を伸ばした頂部に、3cmほどの花を咲かせます。葉は細やかに切れ込んだ羽状複葉。花や葉などは太陽の動きに合わせて向きを変え、夜や曇りの日は花弁を閉じるという性質があります。早春に、ほかの花に先駆けて開花した後は、夏前に地上部を枯らして休眠するスプリングエフェメラルの1つです。
フクジュソウという名前は、春を告げるという「フクツグソウ(福告ぐ草)」が、語呂の悪さからフクジュソウ(福寿草)になったのが由来とされています。別名のガンジツソウ(元日草)やツイタチソウ(朔日草)は、旧暦のお正月頃に咲くことに由来します。日本に自生しているフクジュソウは、フクジュソウ、キタミフクジュソウ、ミチノクフクジュソウ、シコクフクジュソウの4種類で、ほかに多くの園芸品種があります。

フクジュソウは落葉樹の下のような、開花時期は日当たりがよく、その後は半日陰になるような場所を好みます。寒さに強く、マイナス10℃程度であれば地植えでも越冬し、特に防寒対策も必要ありません。ただし、乾燥や凍結には弱いので注意しましょう。休眠期である夏は涼しい場所で管理します。フクジュソウは全草に有毒成分を含むため、口にしないよう注意が必要です。特に、芽がフキノトウと似ているため、誤食しないように気をつけましょう。

残りの選択肢の花は…
A キバナセツブンソウ

キンポウゲ科の多年草。開花期は2~3月で、光沢のある鮮やかな黄色の花を上向きに咲かせます。開花時は花を取り囲むようにすぐ下に葉がつき、花後に伸びる葉は掌状で光沢があります。ちなみに、花弁のように見える部分はじつは萼(ガク)です。南ヨーロッパ原産で、ヨウシュセツブンソウやエランティスなどとも呼ばれます。
C セツブンソウ

キンポウゲ科の多年草。2~3月の節分の頃に開花し、花弁のような白い萼(ガク)を開きます。葉は灰緑色で深く切れ込みます。関東地方以西に自生する日本固有の品種ですが、近年は乱獲や生息地の開発などにより激減していることから、環境省のレッドデータブックでは準絶滅危惧種に指定されています。
クイズ一覧はこちら!
Credit
文 / 3and garden

スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。2026壁掛けカレンダー『ガーデンストーリー』 植物と暮らす12カ月の楽しみ 2026 Calendar (発行/KADOKAWA)好評発売中!
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