うんの・みき/フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。
海野美規 -フラワー&フォトスタイリスト-
うんの・みき/フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。
海野美規 -フラワー&フォトスタイリスト-の記事
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レシピ・料理

愛犬のための手づくりごはん6「カボチャのポタージュスープ」
カボチャのポタージュスープの作り方 今年の春、父が会社の敷地内に畑を作りました。そしてカボチャとスイカを植えたところ、どちらも上々の出来栄えで、大きな黒スイカや小玉スイカがゴロゴロ、大小のカボチャもゴロゴロ、たくさん収穫できたそうです。お裾分けにもらったカボチャで、ポタージュスープを作りました。今回もヒト用と犬用と、途中まで一緒に作ります。 <材料> ・カボチャ ・豆乳 ・水 ・塩、コショウ、コンソメ <作り方> カボチャを適当な大きさにカットします。 鍋に水とカボチャを入れ、柔らかくなるまで茹でます。 マッシャーでカボチャをつぶします。 豆乳を入れてよく混ぜ、火にかけます。 ヒト用とあん(犬)用とに分けます。 ヒト用は、コンソメや塩、コショウなどで味を調えます。 あん用は、味つけなしででき上がり。 ポタージュスープに、焼いた鶏肉や、茹でた豚肉などを添えると、ボリュームアップ。栄養満点のご飯になります。 カボチャは甘みがありますので、太りやすいわんちゃんは食べ過ぎに注意です。 大豆アレルギーがある場合は、ヤギミルク(粉末)や牛乳でも代用できます。あんは大豆アレルギーの心配がありませんので、豆乳で作りました。 カボチャは、体を温め、疲労を回復する食材といわれています。冷房の効いた部屋で過ごしていると、意外と体が冷えていたりしますので、夏にも効果的な食べ物のようです。 カボチャというと、黒い皮の‘えびす’、‘くりゆたか’、‘味平’、‘こふき’などをスーパーでよく見かけます。今回使った白いカボチャは‘雪化粧’という品種。貯蔵性がよく、約3カ月は美味しさそのままで保存が可能です。でも、早く中が見てみたくて、収穫して2週間ほどで切ってしまいました。中はとてもきれいな黄色! 煮物にもしましたが、煮くずれせずホクホクで、とっても美味しいカボチャでした。あんも茹でたこのカボチャが気に入ったようでよく食べました。一足早く収穫の秋を楽しんでいます。 カボチャの育て方のコツ 1.アーチやフェンスに仕立てて省スペース栽培 カボチャは調理した残りのタネからも芽を出すほど発芽率がよく、とっても丈夫! 家庭でも簡単に育てることができます。が、つるを長く伸ばして予想外に広がるので、スペースを考慮する必要があります。アーチやフェンスにつるを絡ませて立体的に育てれば、場所を取らずに省スペースで栽培ができます。 2.つるを整理する カボチャのタネ播きは4月下旬頃が適期。タネ播き後、1週間程度で発芽します。つるが伸び出したら、混みすぎないように子づるは1~2本残して整理しましょう。 3.人工授粉をしよう 花が咲いた後、人工授粉をすると確実に実をつけさせることができます。花の下がぷっくり膨らんでいるものが雌花で、15節に1つくらいの割合で雌花が咲きます。花のほとんどは雄花です。雄花は花の下が細いのが特徴です。雄花を取って、雌花に受粉させます。雌花に実がなるので、間違って雌花を取ったり踏んづけたりしないように大事にしましょう。実が成長する間、ときどき向きを変えて全体に光が当たるようにすると形のよいカボチャになります。ヘタの部分が白くコルク状になってきたら、収穫のサインです。 併せて読みたい ・愛犬のための手づくりごはん5・暑い夏こそ、お粥で元気に! 「鶏肉と枝豆のお粥」 ・愛犬のための手づくりごはん4「そら豆のポタージュ」 ・愛犬のための手づくりごはん3「庭採れ春キャベツと鶏胸肉の具沢山スープ」 Credit 写真&文/海野美規(Unno Miki) フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 http://www.annegarden.jp イラスト/3 and garden
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アレンジ

庭の花でかわいいアレンジ『秋が待ち遠しい~ケイトウで初秋のアレンジ』
「いや~今日も暑いですね~」が毎日の挨拶となった今年の夏。もうそろそろ秋の雰囲気を味わいたいところです。 初秋を代表する花の一つ、ケイトウ。こっくりとした濃い色合いと、フェルトのような質感、そして、まんまるな毛糸玉のようなフォルムの久留米ケイトウは、秋の気配を感じさせてくれる花です。 どっしりとした印象の花ですので、残暑の残る今の季節には、白いバスケットで軽やかにアレンジしてはいかがでしょう。 <使った花> 久留米ケイトウ(濃いピンク) トサカケイトウ(薄いピンク) コスモス <用意したもの> バスケット 落とし用のボウル(バスケットの高さと同じかそれより低いもの) <手順> バスケットの中に落とし用のボウルをセットして、水を入れます。 ケイトウを1本ずつ入れていきます。 3種類の花を混ぜて入れるのではなく、“グルーピング”といって、久留米ケイトウのエリア、トサカケイトウのエリア、コスモスのエリアと、種類ごとに分けて活けていきます。そうすると、見た目にスッキリとまとまります。久留米ケイトウは、高低差をつけて、でこぼこにして立体感を出しましょう。 ケイトウだけのバスケットアレンジも楽しいのですが、コスモスのような柔らかい花を加えると、優しい印象になります。コスモスも初秋の花。秋らしさもアップしますね。 ケイトウは、黒いタネがボロボロ落ちることがありますので、ペットが間違って口にしたり、テーブルの上に飾って、食器に入ってしまわないように注意しましょう。コンパクトにアレンジすると、飛び広がりません。 ケイトウというと、文字通り「鶏頭」。ニワトリの赤いトサカを連想します。それがちょっと苦手……と思われる方もいるかもしれません。でもでも、久留米ケイトウという種類は、赤以外では、濃いピンクや、オレンジ、黄色などがありますし、トサカケイトウ(ボンベイ系)という種類は、もっと色のバリエーションがあって、シックな色合いでとてもおしゃれですよ。この秋、ぜひモードなケイトウのアレンジを楽しんでみてください。 併せて読みたい ・オシャレな花器でコスモスをセンスよくアレンジ ・庭の花をサラリと活ける 「秋の花の十五夜アレンジ」 ・晩秋が植えどき! ベリーのアレンジメント Credit アレンジ作成・写真・文/海野美規(Unno Miki) パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 http://www.annegarden.jp
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アレンジ

酷暑に花もちするランを使った南国の花アレンジ・3パターン
熱帯の国ではお馴染みの装飾花「ラン」 私が以前住んでいたシンガポール、また旅行で訪れたタイのホテルやレストランなどでは、豪華なランの花アレンジをたくさん目にしました。エントランスだけではなく、テーブルの上、廊下、カウンター、化粧室など、いたるところに大小のランのアレンジが飾られていて、洗練されたコロニアルなインテリアとよくマッチしていました。真夏の暑い季節、南国の花装飾をお手本に、ランを使ったアレンジをしてみませんか。 <使った花> ラン / ・モカラ チャクワンオレンジ(サーモン) 5本 ・モカラ サイアムゴールド(濃い黄色) 6本 ・モカラ カリプソ(濃いピンク) 4本 黄色~オレンジ~ピンクのグラデーションにしました。 それぞれの本数に差をつけます。ピンクはアクセントになるように少なめにして、オレンジ色系を強めにしました。ピンクが多ければ、また違う雰囲気に。もちろん全部同じ色でも。 <器> ・球形のガラスの器 ・白い石(花留め) <手順> 器の底に石を敷き、ランを1本ずつ丁寧に入れていきます。 ガラスなので、水の中も綺麗に見せるようにします。茎がバラバラにならないように揃えて入れます。ポイントとなる点を決めて、そのポイントを通過して組むように入れていくとまとまります。 切り花のランにはいろいろな種類があります。よく見かけるのは、デンファレという品種のもの。今回使ったモカラもいろいろなタイプがあります。黄色、オレンジ、ピンク、紫、そしてドット柄の入ったものなど。価格は、胡蝶蘭などに比べるとぐっとお手頃です。たっぷり使って、南国リゾートのイメージで、カラフルに真夏のアレンジを楽しんでください。 ランと庭花のカジュアルアレンジ 庭に咲いていた白い八重咲きのサフィニアと組み合わせてみました。ランだけよりも、ぐっとカジュアルな雰囲気になりますね。ピンク2本、そのほか1本ずつのモカラです。器には、中国茶の入っていた缶を使いました。 少ない本数で可愛いテーブルアレンジ 少ない本数でも楽しめます。2~3色のランを1本ずつ用意して、短くカットして透明アクリルのケースに生けました。ちょっとしたおもてなしのテーブルにいかがでしょうか。低いアレンジですので、センターテーブルのに。 また、ナプキンホルダーの代わりに、3色のランの花をリボンに添えてみました。美しい色のランは、テーブルを華やかにします。 Credit アレンジ作成・写真・文/海野美規(Unno Miki) パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 http://www.annegarden.jp
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レシピ・料理

愛犬のための手づくりごはん5・暑い夏こそ、お粥で元気に! 「鶏肉と枝豆のお粥」
胃腸に優しく、食べやすい食事として、お粥を取り入れてはいかがでしょうか。数年前にシンガポールに暮らしていたことがありますが、その時は、家でも外食でもよくお粥を食べました。暑い気候のシンガポールでは、地元の方々は朝から熱々のお粥を食べると聞き、我が家でも真似をして取り入れていました。以来、週に1~2回は夕飯にお粥を食べます。夜遅い時間の夕食や、外食やお酒を飲む機会の多い夫のため、白米の食べ過ぎ防止など、お粥のメニューはとても有効です。犬にとっても水分の多いお粥は食べやすいようです。 「暑い時に熱々のお粥は、ちょっと……」と思われるかもしれませんが、お米は、なんといっても活動のエネルギー源となります。食欲が落ちて元気のない夏こそ、お粥でパワーアップさせましょう。 <材料>犬の1食分 ・お米1合を炊飯器の「お粥モード」で炊いたもの。おたまで1杯くらい。 ・鶏肉(唐揚げ用にカットしたもの) 2~3切れ ・キャベツ 1~2枚 ・枝豆(茹でたもの) 適量 ・クコの実 数粒 ・ゆで卵(トッピングとして少々) <つくり方> お米1合を炊飯器の「お粥モード」で炊きます。この分量で、大人2人分と犬1頭分で、我が家ではちょうどよいくらいです。犬が食べることと、人も塩分の摂りすぎにならないように、塩などは一切入れません。犬用に、おたまで1杯ほど取り分けておきます。 小鍋にお粥とキャベツ、ゆでた枝豆、鶏肉、クコの実を入れて火にかけます。お水を少々入れます。コトコトゆっくり煮て、鶏肉が柔らかくなれば出来上がりです。お粥の代わりに、普通に炊いた白米でもできますが、お粥を煮ると、さらに柔らかくトロトロになります。 白粥は冷蔵庫で2~3日(季節による)は保存できます。冷凍保存もできます。 白粥があれば、一緒に合わせる肉や魚、野菜の組み合わせを変えていろいろアレンジができます。白粥の上に焼いた肉をトッピングしてもよいのですが、我が家の柴犬あんは、お粥にお肉の味がついていないのが分かるらしく、お粥だけ残す時があります。一緒に煮ると全体にお肉の味がつくようで、残さず食べます。 <注意すること> 炭水化物に含まれる糖質は、消化力や代謝力といった体質によっては向き不向きがありますので、消化がうまくできているかを確認しながら、少しずつ量を調整してください。また、穀物アレルギー、肥満、膵臓疾患、糖尿病、腫瘍などの疾患のある場合は、避けてください。 ※ホリスティックケア・カウンセラー養成講座テキストより 枝豆は、緑黄色野菜と大豆の両方の栄養素を持つ食材で、夏バテ防止にぴったりですが、大豆アレルギーのある場合には注意が必要です。食物繊維が豊富なので、消化しやすいように柔らかくして、小さなワンちゃんは丸呑みして喉に詰まらせることがないように、潰すか細かくカットしたほうが安心です。あんの場合も細かくします。 鶏肉は、食べるときに手で裂いて、一口サイズに。少し冷ましてから食べさせるようにします。 我が家の愛犬あんは、暑さに強いといわれる柴犬のわりには、どうも暑さに弱く、この時期は夕方の散歩に行きたがりません。運動不足でお腹が空かないせいか、食欲が落ちてきますが、鶏肉のお粥はよく食べます。夏太りには注意ですが、お粥パワーで犬たちと一緒にこの夏を元気に過ごしましょう! Credit 写真&文/海野美規(Unno Miki) フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 http://www.annegarden.jp 参考:ホリスティックケア・カウンセラー養成講座テキスト『薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』 喩靜 / 植木もも子 監修
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アレンジ

アレンジレッスン・乙女ユリとドウダンツツジのシャンぺトルスタイル
新緑の淡い緑色から、力強く深い緑へと、植物の色が変化しています。ドウダンツツジの爽やかなグリーンを生かして、シャンぺトルスタイルにアレンジしてみませんか。 シャンペトルとは、「田舎風」「田園風」という意味で、フランスの田舎をイメージした、ナチュラルで素朴な雰囲気のスタイルです。フラワーアレンジメントだけでなくインテリアやウェディングなどでも使われ、ここ数年ですっかり人気が定着しました。 <合わせた花> シャンペトルは「田舎風」という意味なので、合わせる花も、山あいに咲いているようなイメージで選んでみました。 ・ドウダンツツジ ・乙女ユリ ・カンパニュラ ・アジサイ ・ガクアジサイ‘ダンスパーティー’ ・トルコキキョウ <花器> 穴あきのポットカバーを器として使いました。 *ビニール袋を二重にして、その中に吸水性スポンジをセットしてあります。スポンジの高さは、器の1/3程度。 <手順> ドウダンツツジを入れます。 枝振りを見て、より自然な感じになるように、のびのびと入れていきます。 乙女ユリを入れます。 乙女ユリを見ると、下向きに咲くもの、上を向いて咲くもの、横向きのものとさまざまなので、花の向きに注意して入れましょう。横向きのものは、そっぽを向いたようにならないように、お互いに内向きにするとまとまって見えます。 カンパニュラ、ガクアジサイなどを入れます。 私は、乙女ユリをメインにアレンジしたいなと思い、前の方の目立つところに入れました。トルコキキョウやアジサイは、後ろや横のほうに入っています。 今回使った乙女ユリは、会津の山奥に自生している日本原産のユリで、ヒメサユリ(姫小百合)という素敵な名前でも呼ばれているそうです。しかしながら、タネを保存、生産する方が少なく、生態の変化などもあって、年々出荷の維持が困難になっているとのこと。控えめで繊細な花姿がとても美しい花です。いつまでも、後世に残してほしいですね。 お花屋さんで手に入れやすいのは、スカシユリやテッポウユリ、カサブランカなどの大輪のユリ。暑い季節は、清涼感のあるユリが涼しさを演出してくれます。白いテッポウユリなどは、シャンペトルスタイルのアレンジに合います。つぼみの状態で買ってくると、次第に開いていく様子も楽しめます。 あまりつくり込んだ感じにならないように、ラフ&ナチュラルに、摘んできた花をバケツにポンと入れたような雰囲気のアレンジを楽しんでみてください。
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アレンジ

ピーターラビットの庭をイメージしたカントリー風なアレンジ
5月18日より実写版『ピーターラビット』のロードショウが始まりました。 『ピーターラビット』は1902年、イギリスのビアトリクス・ポターが描いた絵本。イギリスで最も美しい風景と称えられている湖水地方が舞台です。湖水地方は、2017年に世界遺産に登録されました。映画では、現代に設定を置き換えて描かれています。ピーターが想像以上のやんちゃぶりを発揮しているようですよ。美しい湖水地方の風景や、ミュージカル仕立てになっているところなど、見どころ満載。とても楽しそうな映画です。 http://www.peterrabbit-movie.jp 『ピーターラビット』の絵本のページをめくると、可愛らしいうさぎのピーターが、今にも動き出しそうに生き生きと描かれています。その毛並みや足の動き、体のラインは、触ってみたくなるほど本物そっくり。そして背景には、いろいろな種類の植物が登場します。どんな植物があるのか、それを詳しく紹介し、解説している本があります。 この本を読むと、植物とポターの関係、ピーターラビットの世界の植物のこと、園芸家としてのポターの生涯がとてもよく分かります。最後には付録として、「ビアトリクスの庭の植物」と「ビアトリクスの作品に登場する植物」の一覧表が掲載されています。 絵本をめくり、出てくる植物を見つけて、一覧表で照らし合わせます。そうすると、何度も読んだピーターラビットのお話の世界が、いっそう深く面白く広がっていきます。 庭の草花が色とりどりに咲き、木々の新緑と織り混ざってとても美しい季節です。ピーターラビットが元気よく走り回っていた庭には、ポピー、ジギタリス、バラ、ビオラ、ナスタチウム、カモミールなどが咲いています。ピーターラビットの世界をイメージして、カラフルなアレンジをしてみました。 <使った花> バラ、ナスタチウム、ポピー、ビオラ、パンジー、アイリス、シラー・ベルビアナ、ムラサキツユクサ、カモミール、ミント、フェンネルなど。お花屋さんで揃える場合も、いろいろな色の花を1本ずつ選んで合わせると楽しいアレンジに。 <器> ホウロウのポット。カントリー風な雰囲気にするために、リバティープリントの花柄の生地を持ち手に巻きました。 <手順> ポットに水を入れて、メインとなる大きな花を手前、器の縁の付近に。その他の花はバランスを見て加えていくだけです。ラフな感じにふわふわっと仕上げると、多色多種の花の取り合わせも重い印象になりません。 Credit アレンジ作成・写真・文/海野美規(Unno Miki) パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 http://www.annegarden.jp
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レシピ・料理

愛犬のための手づくりごはん4「そら豆のポタージュ」
庭のそら豆が収穫時期を迎えました。スーパーマーケットでもたくさん見かけます。そら豆は、初めは上向きに成長していきます。空に向かっていくので「空豆」という名前がついたとか。また、ぷっくりと丸くなっているところから「蚕豆」と書くことも。サヤが膨らみ下向きになれば収穫どきです。 そら豆を薬膳・漢方の観点で見てみると、「膵と胃の働きを高め、胃にたまった湿気を取る作用がある。食欲不振や胃もたれを解消したり、むくみを取る効果がある。体の組織をつくるタンパク質をはじめ、鉄などのミネラルが豊富なため、貧血の予防や疲労回復に有効」ということです。 我が家の柴犬あんも、茹でたそら豆が大好きです。焼いたお肉の上に柔らかく茹でたそら豆を細かくカットしてトッピングしたり、おやつとして食べたりします。 今回は、相性のよい豆乳と合わせて「そら豆のポタージュ」にしました。 <材料> そら豆 無調整豆乳(大豆のアレルギーがある場合はヤギミルクで) <手順> そら豆を柔らかく茹でて薄皮も剥き、マッシャーでつぶします。 豆乳を入れて混ぜ合わせます。濃すぎるようでしたら水で調整します。 <注意> そら豆:アレルギー体質の場合は、急性溶血性貧血を引き起こすことがあるそうですので与える際は慎重に。 豆乳:大豆アレルギーのある場合は、ヤギミルクを使って様子をみてください。 ヤギミルクは、牛乳に比べて脂肪球が小さいため消化吸収されやすく、またアレルゲン物質が少ないので、牛乳アレルギー症状のある場合でも飲める人が多いことから評価が高まっているといわれています。国産のヤギチーズなども国内外で注目されているそうです。 犬用としても、パウダー状でも販売されています。新鮮なヤギミルクを購入するのはちょっと難しいので、パウダー状粉ミルクはとても便利です。できれば、国産で人間も使えるようなヒューマングレードのものがあるといいのですが、現状ではなかなかないようです。無添加でオーガニックの認証を受けているものを選ぶとよいと思います。 そら豆+豆乳だけのものは、あん用に。 私たちヒト用には、玉ねぎや調味料を加えるなどして、そら豆ポタージュを完成させます。 旬のそら豆。あんと一緒に味わいたいと思います。 参考:『薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』 喩靜 / 植木もも子 監修 Credit 写真&文/海野美規(Unno Miki) フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 http://www.annegarden.jp
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レシピ・料理

愛犬のための手づくりごはん3「庭採れ春キャベツと鶏胸肉の具沢山スープ」
庭で栽培していたキャベツが収穫の時を迎えました。ちょっと小さなキャベツですが、これ以上は大きくなりそうもないし、横のほうが裂球してきたようなので、もう収穫します。冬から大事に見守ってきたキャベツ。パンジーやムスカリに囲まれてゆっくりと育ってきました。中はどうなっているでしょう。カットするのがとても楽しみでした。 包丁を入れてみると、意外としっかり葉が巻いていました。虫喰いにもあっておらず、なかなかの出来栄え! キャベツは、春キャベツをはじめ、冬キャベツ、夏の高原キャベツなど、一年中産地を変えて旬な時期があります。 キャベツは、消化機能の強化に積極的にとりたい食材の一つです。 胃酸の分泌を抑え、胃粘膜の修復を助けるといわれるビタミンUが豊富。その他、βカロテン、アミノ酸、カルシウムなども豊富に含みます。気を補い、消化機能を助け、消化不良、疲れなどにも効果があるといわれています。 春は体を動かしたくなる季節でもあり、環境の変化、気候の変化で疲れやすい季節ですね。体を動かすために不可欠なのは、エネルギーをつくる「気」といわれます。この気が足りないと、消化機能が低下し、栄養をつくる力や、摂取した栄養を体のすみずみに届ける力が弱くなります。スタミナがなくなり、疲れやすくなってしまうので、私も春になると、キャベツをそのまま千切りにしたり、コールスローにしたりして、知らず知らずのうちに積極的に摂っていました。春にキャベツを食べるのは、理にかなっていることでもあったのです。 キャベツの他、春に旬を迎えるアスパラガスを合わせました。カロテン、ビタミン類、食物繊維を豊富に含み、栄養価に優れた野菜で、高血圧や動脈硬化の症状を緩和し、便秘などにも効果があるとされています。さっと茹でるだけでも甘みがあって美味しいですし、栄養の面からもあまり加熱しすぎないほうがいいのですが、食物繊維が豊富なので、消化がうまくできないあんには柔らかくしたほうがよいかと思い、クタクタになるまで煮ました。 そして、近頃注目されているスーパーフードのゴジベリーを数粒加えました。ゴジベリー(クコの実)は、中国では古来より不老不死の薬として珍重されてきました。免疫をサポートして老化防止機能があり、目の健康や、脳や神経の健康の維持に役に立つとされています。クコの実は、犬にも人間にも、有用な栄養がたくさん含まれています。 *糖尿病やその他の疾患で薬を服用中の人は摂らないなど、注意が必要です。 <作り方> 犬用にも、ヒト用にも応用できます(今回は犬だけの分量でつくりました)。 ザクっと大きめにカットしたキャベツ、下茹でしたアスパラガス、ニンジン、鶏胸肉、クコの実と水を鍋で煮ます。 犬用とヒト用を一緒につくった場合は、犬用は別に取り分けます。犬用は味付けはせず、そのままででき上がりです。ヒト用は塩・コショウなどで味を調えます。 でき上がったら、鶏肉を手で裂き、キャベツなど野菜も潰したりちぎって小さくしてボウルに盛りつけます。スープも入れます。 庭採れキャベツは新鮮で柔らかく、とても美味しくできました。鶏肉は胸肉を使いましたので、それほどくどくなく出汁がよく出ていて、あんもスープをたくさん飲んでいました。 Credit 写真&文/海野美規(Unno Miki) フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。 http://www.annegarden.jp
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アレンジ

母の日に! ブーケアシストを使って簡単にラウンド型の花束を
ラウンド型花束の花材 ラナンキュラス 5本 チューリップ 4本 ラグラス‘バニー・テール’ 2本 ラウンド型花束づくりに用意するもの ・シサル麻付きのフラワー(ブーケ)アシスト 直径約13㎝×長さ約20㎝(1つのブーケに1つで OK*花資材を取り扱っているお店のネット通販などで購入できます) ・麻ヒモ ・ビニール袋 ・キッチンペーパー ・ラッピングペーパー ・リボン ラウンド型花束の作り方手順 葉っぱは取り除いておきます。 アシストの中に花を1本ずつ垂直に入れていきます。茎が交差しないほうが綺麗にできます。 グルーピングといって、同じ種類の花を隣同士にするとまとまって見えます。 丸くドーム形になるようにします。 作っているうちに、アシストの中に深く入れすぎになりがちなので、高さをキープして調整しながら入れていきます。 花が全部入ったら、麻ヒモなどで縛ります。 アシストの柄の長さに合わせて、茎を揃えてカットします。 ここで、水の中に入れて一休み。手の温度で茎が温まってしまったのをリフレッシュさせましょう。 ペーパーを茎の部分に巻いて水をつけてビニール袋に入れ、セロテープでしっかり止めます。 ビニール袋はジップロックのような厚手のものが向いています。 ラッピングペーパーで包み、リボンを結んででき上がり。 アシストは、いろいろなタイプとサイズのものがあります。今回は、シサル麻がホルダーの周りについているものを選びました。花を入れた後、シサル麻を引き出して花に絡ませるようにすると、鳥の巣のような感じでナチュラルな仕上がりになります。 ラッピングペーパーの寸法は、花束の長さより少し長めに取り、横は花束を1周と4分の1くらいできる大きさのものを用意します。 長細くカットしたペーパーの真ん中に花束を置き、左右からくるむようにします。下から3分の1あたりのところをギュッと絞り、リボンを結びます。 ラッピングはタイトにせず、リボンの上3分の2の部分はペーパーをふわっとさせます。 今回使ったラッピングペーパーは、どんな花色にも合う白ですが、ワッフル状になった少し厚めのパーペーで、シンプルすぎないところがオススメです。 庭の花を摘んで旬の花束をプレゼント このようなラウンド形の花束は、縦に長く花がついたような花(スイートピーなど)はちょっと難しいのですが、ラナンキュラスやバラ、カーネーションなどのような丸い形の花には向いています。母の日のカーネーション、庭に咲いたバラの花束をつくるときなどに、ぜひアシストを使ってみてください。 併せて読みたい ・毎日の花飾りに使うガラス器 ダリアを3タイプの器にアレンジ ・感謝やエールの気持ちを花言葉に託して花を贈ろう ・【花の保存法】押し花をラミネート加工して思い出を残そう! Credit アレンジ作成・写真・文/海野美規(Unno Miki) パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。http://www.annegarden.jp
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レシピ・料理

ペットのための自然療法。春季デトックスハーブのダンデライオン
公園に散歩に行くと、愛犬あんの足元にたんぽぽが咲き始めました。花いっぱいの季節がやってきましたね。 たんぽぽは、公園などでよく見かけるとても身近な植物ですが、実は世界各地で伝統医学の自然薬として用いられてきたハーブです。日本でも生薬として、強肝、利胆などを目的に古くから使われてきました。 ハーブとの関わりは人間よりも動物の方が古く、『Herbs for Pets ペットのためのハーブ大百科』(グレゴリー・L・ティルフォード&メアリー・L・ウルフ著)の中で、「何百万年も前、まだ地球上に人類が存在しない頃から、大きい生きものも小さい生きものも、植物で心とからだを癒してきました。その動物の姿を通して人類が学んできたことが、今、私たちが使っている医薬品の起源になっています」と書かれています。 人間に優しい効果があるハーブを犬にも使えたらいいのにと思い始めて、勉強を進めていた私はこれを読んで、自然療法はもともと動物から人間が教わってきたことで、動物の方が先生なんだと分かりました。だったら、ハーブをあんにもどんどん活用していきたいと思うようになりました。我が家の愛犬あんが、お腹の調子が悪そうで落ち着かない時、とりあえず病院に連れて行くと、すぐに注射やたくさんのお薬を処方されます。辛そうにしている時は、すぐに治してあげたいという一心なので、治ってよかったと思うのですが、できれば注射や強い薬に頼らず、常日頃から健康でいられるようにしてあげたいと思っていたからです。 自然豊かな環境であれば、散歩に行った時や、普段の暮らしの中で犬自身で有効な植物を探し出して取り入れることができるかもしれませんが、あんのように街中で暮らし、自然に触れ合う機会が少ない犬は取り入れることができません。現代ではこのような犬たちが多いのではないかと思われます。 そこで、手軽に手に入るハーブティー用の乾燥ハーブを使う方法をご紹介したいと思います。 今回は春先に取り入れたいハーブの一つ、ダンデライオンを選んでみました。 ダンデライオンは犬に取り入れやすいハーブで、ヤギ、馬、羊などは牧草地で葉っぱを食べたり、たんぽぽが好きという犬も多いそうです(あんは食べませんが)。 健康管理や病気の予防、治療においてハーブが用いられる際、ハーブは人の体にもともと備わっている自然治癒力に働きかけます。そのためハーブは最も歴史がある自然療法といわれています。ダンデライオン(根)は胆汁の分泌を促進し、肝臓全体の循環を促す作用があることが実証されています。気温の上昇とともに、身体に備わった自然な流れで、体内の老廃物を排泄しようと働き始める春先に活用したい、春季デトックスハーブといわれています。イヌリン、タラキサステロール、カリウムなどミネラルを含みます。イヌリンはプレバイオティクスとして作用するため、ビフィズス菌などの有用菌を増やして腸内環境を整えるとされています。便秘気味、消化が悪い、皮膚のトラブルなどの症状が気になる時に使いたいミネラルです。 ハーブ専門店などで、「ダンデライオン」「ダンデリオン」という名前で販売されています。 ここで使ったのは、生活の木の「有機ダンデリオン」。たんぽぽの根を乾燥させたものです。フードプロセッサーで粉末状にして、ご飯にふりかけます。 あんの好きな牛もも肉のおかずの上にふりかけるとよく食べます。食べない場合は、ハーブティーにして、中型犬であれば大さじ1杯程度与えてもよいようです。 ローストしてから粉末状にしても構いません。ローストして淹れたたんぽぽコーヒーやたんぽぽミルクティーは、私たちも美味しくいただけます。 1日の摂取量は、体重10㎏の犬に対して1g程度までとされていますが、最初は少量から試して様子を見ながら与えていきましょう。長く続けず、1週間~10日間前後与えたら2~3日休むなど、リズムをつくるようにします。 ハーブは安全といっても、犬それぞれによって好き嫌いがあるほか、アレルギーを起こす場合もあります。何か治療中の場合や、疾患を持った場合もあるでしょうから、与える際には十分注意をしてください。 ダンデライオンを使い始めて、あんの場合はアレルギーなどの症状はなく、便通もよいようです。医薬品のような即効性はないものの、穏やかに、体を本来の状態に戻すよう作用してくれるのがハーブのよいところです。私もあんと一緒に、様子を見ながら続けたいと思います。 Credit 写真&文/海野美規(Unno Miki) フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。http://www.annegarden.jp 参考: 『Herbs for Pets ペットのためのハーブ大百科』(グレゴリー・L・ティルフォード&メアリー・L・ウルフ著、金田郁子訳) ホリスティクケア・カウンセラー養成講座テキスト JAMHAシニアハーバルセラピスト・植物療法科テキスト





















