愛犬のための手づくりごはん5・暑い夏こそ、お粥で元気に! 「鶏肉と枝豆のお粥」
梅雨から暑い夏へ。熱中症、水分不足、体に熱がこもってしまったり、逆に、クーラーの効いた部屋で過ごして、胃腸や手足が冷えてしまったり。夏バテ、食欲不振など、ヒトも犬も体調を崩しやすい季節がやってきました。厳しい夏を元気に過ごすために、オススメなのがお粥。夏に食欲が落ちる愛犬あんもよく食べてくれる、鶏肉と枝豆のお粥のつくり方をご紹介します。

胃腸に優しく、食べやすい食事として、お粥を取り入れてはいかがでしょうか。数年前にシンガポールに暮らしていたことがありますが、その時は、家でも外食でもよくお粥を食べました。暑い気候のシンガポールでは、地元の方々は朝から熱々のお粥を食べると聞き、我が家でも真似をして取り入れていました。以来、週に1~2回は夕飯にお粥を食べます。夜遅い時間の夕食や、外食やお酒を飲む機会の多い夫のため、白米の食べ過ぎ防止など、お粥のメニューはとても有効です。犬にとっても水分の多いお粥は食べやすいようです。
「暑い時に熱々のお粥は、ちょっと……」と思われるかもしれませんが、お米は、なんといっても活動のエネルギー源となります。食欲が落ちて元気のない夏こそ、お粥でパワーアップさせましょう。

<材料>犬の1食分
・お米1合を炊飯器の「お粥モード」で炊いたもの。おたまで1杯くらい。
・鶏肉(唐揚げ用にカットしたもの) 2~3切れ
・キャベツ 1~2枚
・枝豆(茹でたもの) 適量
・クコの実 数粒
・ゆで卵(トッピングとして少々)
<つくり方>
- お米1合を炊飯器の「お粥モード」で炊きます。この分量で、大人2人分と犬1頭分で、我が家ではちょうどよいくらいです。犬が食べることと、人も塩分の摂りすぎにならないように、塩などは一切入れません。犬用に、おたまで1杯ほど取り分けておきます。

- 小鍋にお粥とキャベツ、ゆでた枝豆、鶏肉、クコの実を入れて火にかけます。お水を少々入れます。コトコトゆっくり煮て、鶏肉が柔らかくなれば出来上がりです。お粥の代わりに、普通に炊いた白米でもできますが、お粥を煮ると、さらに柔らかくトロトロになります。


白粥は冷蔵庫で2~3日(季節による)は保存できます。冷凍保存もできます。
白粥があれば、一緒に合わせる肉や魚、野菜の組み合わせを変えていろいろアレンジができます。白粥の上に焼いた肉をトッピングしてもよいのですが、我が家の柴犬あんは、お粥にお肉の味がついていないのが分かるらしく、お粥だけ残す時があります。一緒に煮ると全体にお肉の味がつくようで、残さず食べます。
<注意すること>
炭水化物に含まれる糖質は、消化力や代謝力といった体質によっては向き不向きがありますので、消化がうまくできているかを確認しながら、少しずつ量を調整してください。また、穀物アレルギー、肥満、膵臓疾患、糖尿病、腫瘍などの疾患のある場合は、避けてください。
※ホリスティックケア・カウンセラー養成講座テキストより

枝豆は、緑黄色野菜と大豆の両方の栄養素を持つ食材で、夏バテ防止にぴったりですが、大豆アレルギーのある場合には注意が必要です。食物繊維が豊富なので、消化しやすいように柔らかくして、小さなワンちゃんは丸呑みして喉に詰まらせることがないように、潰すか細かくカットしたほうが安心です。あんの場合も細かくします。

鶏肉は、食べるときに手で裂いて、一口サイズに。少し冷ましてから食べさせるようにします。
我が家の愛犬あんは、暑さに強いといわれる柴犬のわりには、どうも暑さに弱く、この時期は夕方の散歩に行きたがりません。運動不足でお腹が空かないせいか、食欲が落ちてきますが、鶏肉のお粥はよく食べます。夏太りには注意ですが、お粥パワーで犬たちと一緒にこの夏を元気に過ごしましょう!
Credit
写真&文/海野美規(Unno Miki)
フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。
http://www.annegarden.jp
参考:ホリスティックケア・カウンセラー養成講座テキスト『薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』 喩靜 / 植木もも子 監修
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