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「公孫樹」ってなんて読む? 正解できたらすごい難読植物名漢字クイズ【Let’s Try! 植物クイズ】Vol.19

2025.10.18
「公孫樹」ってなんて読む? 正解できたらすごい難読植物名漢字クイズ【Let’s Try! 植物クイズ】Vol.19

私たちの身の回りにある植物には、驚くほど難しい漢字表記がたくさんあります。普段はカタカナやひらがなで目にする植物たちも、漢字で見るとまるで別物かも? 身近な植物をテーマにした「難読漢字クイズ」をお届けします。

身近な植物!「公孫樹」ってどんな植物?

クエスチョン
Fumeezz/Shutterstock.com

実際に育てていても、漢字で表記されると案外分からない植物も多いもの。普段呼んでいるのとは違う名前があったり、意外な漢字表記があったり、植物の漢字も面白いものです。

そんな植物の漢字表記の中から、身近な植物に関するものをクイズで出題!

今回のお題は「公孫樹」。あなたはこの漢字が表す植物が分かりますか?

ヒント

街路樹や寺社仏閣の植栽の定番。秋には見事な黄葉が楽しめます。食用できる種子も美味。

正解は…

いちょう

イチョウ
Takasu Pro/Shutterstock.com

イチョウの基本データ

学名:Ginkgo biloba
科名:イチョウ科
属名:イチョウ属
原産地:中国
和名:イチョウ
別名:ギンナン
英名:ginkgo、maidenhair tree
開花期:4~5月
形態:落葉性高木
樹高:20~30m

秋に見事な黄葉を見せ、足元の景色も黄色に染め上げるイチョウ。黄葉の美しさだけでなく、成長が早く、病害虫や大気汚染、火災に強いことから、公園や学校、道路、寺社などにもよく植栽され、日々の暮らしの中でなじみ深い樹木です。ギンナンの独特な匂いも秋の風物詩ですね。長寿の樹木で、樹齢1,000年以上と伝えられるものもあり、ご神木や天然記念物として保護されるケースも多いです。また、盆栽としても人気があります。

イチョウは1属1種の植物です。化石から古代には仲間がいたと考えられていますが、現存するのはイチョウのみ。「生きている化石」ともいわれ、裸子植物では最古の種の1つとされます。種子の殻の中にある胚乳と呼ばれる部分は食用にできますが、殻を覆う外種皮に触れると、皮膚の炎症や痛みを引き起こす場合があるので注意しましょう。

「公孫樹」の由来とは?

イチョウ
EQRoy/Shutterstock.com

イチョウの漢字表記はいくつかあり、「公孫樹」のほか「銀杏」「鴨脚樹」とも書きます。読み方はすべて「いちょう」ですが、「銀杏」に関しては「ぎんなん」のほうがなじみ深いかもしれません。「公孫樹」という漢字は漢名に由来し、祖父(公)が種子を播くと、孫が実(種子)を食べることができるという伝承に基づいているそう。「イチョウ」という名前も中国語の「鴨脚(ヤーチャオ)」に由来するとされています。

クイズ一覧はこちら!

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