私たちの身の回りにある植物には、驚くような漢字があてられているものがたくさんあります。普段はカタカナやひらがなで目にすることが多い植物たちも、漢字で見るとまるで別物? 身近な植物をテーマにした「難読漢字クイズ」をお届けします。
目次
身近な植物!「凌霄花」ってどんな植物?

実際に育てている植物でも、漢字で表記されると案外分からないことが多いもの。普段呼び慣れている名称とは違う名前があったり、意外な漢字が使われていたりと、そこには面白い世界が広がっています。
ここでは、難読といわれる植物の漢字表記の中から、身近な植物に関するものをクイズ形式で出題!
今回のお題は「凌霄花」。あなたはこの漢字が表す植物が分かりますか?
ヒント
オレンジ色の花をたっぷりと咲かせる夏の花。ぐんぐん育ち、旺盛に茂るつる性の花木。
正解は…
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のうぜんかずら

ノウゼンカズラの基本データ
学名:Campsis grandiflora
科名:ノウゼンカズラ科
属名:ノウゼンカズラ属
原産地:中国
和名:ノウゼンカズラ
別名:ノウゼン、ノウゼンカツラなど
英名:Chinese trumpet creeper
開花期:7~8月
花色:オレンジ、黄、赤
形態:落葉つる性中木
樹高:5~10m
真夏の暑さにも負けず、オレンジや黄、赤のホットな花をこぼれんばかりに咲かせるノウゼンカズラ。生育も旺盛なつる性の花木で、棚や壁、枯れた木などに絡みつき、気根を伸ばして自力で這い上りながら、名前のとおり空に届くかと思うほどダイナミックにつるを伸ばして花を咲かせます。一日花ですが、花付きがよく次々に開花するため、花が少なくなりがちな夏を長く彩ってくれるのが嬉しいところ。日当たりと風通しのよい環境を好み、暑さに強く丈夫で放任してもよく開花するので、ビギナーにもおすすめです。地植えの場合は根付いてしまえば、ほとんど追肥と剪定のみのメンテナンスで育ちます。成長が早く繁茂しやすいので、剪定で大きくなりすぎないようにコントロールするとよいでしょう。
「凌霄花」の由来とは?

ノウゼンカズラは漢字では「凌霄花」と書きます。これは漢名の「凌霄」に由来するもので、漢方では「凌霄花(りょうしょうか)」として乾燥させたノウゼンカズラの花を利用します。「凌」は「しのぐ」「越える」、「霄」は「大空」「天空」を表す漢字。つまり「凌霄花」は「天にのぼる花」という意味になります。ノウゼンカズラがつるを伸ばしてよじ登り、高いところで咲く様子から名付けられたと考えられています。
ちなみに和名のノウゼンカズラは、「りょうせう(りょうしょう)」が「のうせう(のうしょう)」となり、それが次第に「のうぜん」に転じたのが由来だそう。平安時代に成立した日本最古の本草書とされる『本草和名』には、「乃宇世宇(のうせう)」の字が当てられたことが残されています。「カズラ」はつる植物を表す言葉です。
クイズ一覧はこちら!
Credit
文 / 3and garden

スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。「ガーデンストーリー」書籍第1弾12刷り重版好評『植物と暮らす12カ月の楽しみ方』、書籍第2弾4刷り重版『おしゃれな庭の舞台裏 365日 花あふれる庭のガーデニング』(2冊ともに発行/KADOKAWA)発売中!
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