私たちの身の回りにある植物には、驚くような漢字があてられているものがたくさんあります。普段はカタカナやひらがなで目にすることが多い植物たちも、漢字で見るとまるで別物? 身近な植物をテーマにした「難読漢字クイズ」をお届けします。
目次
身近な植物!「蘆薈」ってどんな植物?

実際に育てている植物でも、漢字で表記されると案外分からないことが多いもの。普段呼び慣れている名称とは違う名前があったり、意外な漢字が使われていたりと、そこには面白い世界が広がっています。
ここでは、難読といわれる植物の漢字表記の中から、身近な植物に関するものをクイズ形式で出題!
今回のお題は「蘆薈」。あなたはこの漢字が表す植物が分かりますか?
ヒント
薬用になる植物として知られ、食用にもなる多肉植物。別名は、医者いらず。
正解は…
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ろかい(あろえ)

アロエの基本データ
学名:Aloe
科名:ススキノキ科
属名:アロエ属
原産地:アフリカ南部から地中海沿岸、マダガスカル、カナリア諸島
和名:ロカイ(蘆薈)
別名:医者いらず
英名:Aloe
開花期:12~2月(種類により異なる)
花色:赤、黄、オレンジ、複色
形態:多年草(常緑性多肉植物)
草丈:2~200cm
アロエは多肉植物の一種で、乾燥した砂漠や岩場に自生し、強靭な生命力を持ちます。よく知られているものは、日本でも古くから栽培されているキダチアロエや、食用としてヨーグルトなどによく利用されるアロエベラなど。アロエは現在650種類以上が確認されており、大きく分けると観賞用、薬用、食用のカテゴリーがあります。姿や模様が多様で、特に観賞用のアロエには個性的なルックスのものが多く、コレクターにも人気です。アロエは非耐寒性の種類が多く、日本では冬は屋内に取り込んで管理するのが一般的ですが、中には耐寒性のあるものもあります。性質に合わせ、場所を選んで植栽することで、ユニークな庭演出にも活用できますよ。暑さや乾燥に強いため、近年の猛暑の夏を彩る植物としても魅力です。
「蘆薈」の由来とは?

アロエは漢字で「蘆薈」と書きますが、これは漢名に由来します。もともとアロエの語源は古代アラビア語で“苦い”を意味する「alloeh」。これを中国では「蘆薈(ろえ)」と表記しました。その後、鎌倉時代もしくは室町時代初期に日本に伝わり、「蘆薈」を音読みして「ろかい」と読むようになりました。つまり、学名や英名と同じ由来なのです。現在も、アロエの和名や生薬名ではロカイ(蘆薈)が使われています。
クイズ一覧はこちら!
Credit
文 / 3and garden

スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。「ガーデンストーリー」書籍第1弾12刷り重版好評『植物と暮らす12カ月の楽しみ方』、書籍第2弾4刷り重版『おしゃれな庭の舞台裏 365日 花あふれる庭のガーデニング』(2冊ともに発行/KADOKAWA)発売中!
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