100均で見つけた簡単便利な「手作り時計キット」を使って、自分好みのオリジナル時計を作ってみませんか? 紙箱の蓋にハギレを貼り、ドライフラワーのミモザをリース風にあしらえば、ナチュラルで可愛いボタニカルテイストの時計が完成します。既製の時計をリメイクするよりも自由度が高く、お部屋の雰囲気にもぴったり合う簡単なDIYアイデアを、フラワーデザイナーの川守由利子さんに教えていただきます。<プチプラ花コーデVol.176>
目次
100円という金額に驚いた、手作り時計キット
いつも100均で、楽しみに探しているクラフトの材料。キャンドルやレジン、ハーバリウムと、花を存分に生かせるものが身近で手に入れられ、リーズナブルで簡単に作ることができるのも魅力です。
そんな100均でl手作り時計キットを発見しました。100円でこんなキットがあるなんて、とても驚きました。
これまでは既製の時計をリメイクし、花をアレンジしていたのですが、手作り時計キットがあると、より自分好みのテイストに仕上げることができます。
ちょうどミモザを楽しんだあと、それをドライフラワーにして飾っていました。そこで、ドライフラワーのミモザと手作り時計キットで、ボタニカルテイストの時計を作ってみます。
時計のベースには、クラフト紙ボックスの蓋を活用
オリジナルの時計作りに買ったのは、こちらです。

向かって左から、クラフト紙ボックス、手作り時計キット、ハギレ、リースの土台です。クラフト紙ボックスは、蓋の部分のみ使います。手作り時計キットは、ベースになるものに穴をあける必要があります。穴をあけやすいことや、合わせる花の量、部屋に合う時計のサイズを考えると、この蓋がぴったりでした。
手作り時計キットには、このパーツが入っていました。

ムーブメント、ゴムパッキン、ワッシャー、ナット、丸パーツにナット回しです。
ほかに、時計の針など。電池は別売りで、単3電池が1つ必要になります。
中には取り扱い説明書が入っていました。

この説明書の裏側には、文字盤用の型紙まであり、とても親切。

材料を確認すると、100円という値段に改めて驚かされました。
穴をあけてハギレを貼れば、時計のベースは完了
まずは、時計のフレームを作っていきます。
① クラフト紙ボックスの蓋の中央に穴をあけるための目印を付けます。

定規とペンを用意し、ボックスの蓋の角から角へクロスの線を引きます。
② ①で引いたクロスの線が交わる真ん中に穴をあけます。

私は持っているアイスピックを使いました。このアイスピックは、長いことクラフト用に使っているものです。
③ アイスピックであけた穴にハサミで小さな切り込みを入れ、穴を大きくしていきます。

全部で8カ所ほど切り込みを入れました。手作りキットの説明書には「直径9mmの穴をあけておいてください」と明記されていたので、だいたいそれくらいの大きさになるように、切り込みを入れました。
④ ハギレを用意し、蓋の大きさに合わせて切ります。

蓋の下にハギレを敷き、蓋のサイドを覆うくらいの幅を取って、カットします。
⑤ カットしたら、グルーで蓋のサイドにハギレを貼っていきます。

このとき、しっかりとハギレを伸ばして貼り、シワができないようにします。
⑥ 蓋の角の余った布をカットします。

カットしたら、その部分もグルーで貼っておきます。

⑦ アイスピックを使って、ハギレ部分にも穴をあけます。穴は、最初にあけた蓋の穴と同じ場所です。

こちらもハサミで切り込みを入れて、穴を大きくしておきました。

蓋と同じように、穴が直径9mmほどになったら完了です。
ムーブメントを設置して時計の本体が完成!
ハギレを貼ったボックスの蓋に、時計のパーツを取り付けていきます。
① ボックスの蓋の裏側にムーブメントを付けます。

正面から見ると、あけた穴のところにムーブメントの中心部分が出てきます。

② ワッシャー、ナットを入れ、ナット回しを使い、しっかりとナットを固定します。

③ 時計の針もセットしました。

これでアレンジをする時計の本体が完成です。手作りの楽しい時間を味わえました。
次はこれに、花をアレンジしていきます。
今回は、ミモザに合わせてナチュラルな色のハギレを買いました。布によっても雰囲気が変わるので、布をあれこれ選ぶのも楽しいひとときです。
自家製のドライフラワーでリース風に仕上げる
時計のデコレーションは、こちらを用意しました。100均ではリースの土台を購入。

ミモザやラグラスは、以前、生花で買ってドライフラワーにしたものです。
アレンジの手順は、こちらです。
① リースの土台を、ハサミでバラバラにして、つるを3、4本取り出します。

② 取り出したつるを時計のベースの内側に入る大きさに丸め、麻紐などで2~3カ所留めてまとめます。

まとめるのは麻紐のほかに、針金(ワイヤー)、糸などでもできます。
③ 時計のフレームに②で作ったリースのつるを、グルーで数カ所固定します。

グルーをつけたら、つるが浮かないように時計のフレームを40秒ほど手で押さえておきます。
④ ドライフラワーをアレンジしていきます。

まずはミモザを小分けにし、リースの上にどんなふうにアレンジするか、置いて考えます。

⑤ アレンジする場所を決めたら、グルーでリースにミモザを固定していきます。

⑥ ミモザを、写真のように向かって左下と右上につけました。

⑦ ラグラスもバランスを見ながら、グルーで固定していきます。

これで時計アレンジが完成です。とてもナチュラルな時計ができました。
ドライフラワーにしたミモザを活用することができ、さらに時計にアレンジすることができたのは、時計キットのおかげです。
ドライフラワーは100均にも売られているので、それを活用するのもいいですね。造花も豊富なので、いろいろなデコレーションができます。自分好みの時計に仕上げることができるのは、キットならでは。
材料のご紹介
- ミモザ(ドライフラワー)…300円
- ラグラス3本(ドライフラワー)…300円
- クラフト紙ボックス…100円*ダイソー
- ハギレ…100円*ダイソー
- 手作り時計キット…100円*セリア
- リースの土台…100円*セリア
- 麻紐…100円*ダイソー
合計1,100円(税抜)
※ミモザとラグラスは生花で購入した時の価格です。
ほかに、グルーとグルーガン、定規、ハサミ(花用と紙用)、ペン、目打ちまたはアイスピック、麻紐や針金を用意。
文字盤も100均で調達して、より使いやすい時計に
以前買ったエンボスステッカーに数字があったので、それを貼って時計に数字を入れてみました。

数字は、スタンプなどでも素敵に入れられます。
ステッカーの数字をプラスしたら、より使い勝手のいい時計になりました。

Credit
写真&文 / 川守由利子 - 『ブーケ・ドゥ(Bouquet Doux)』主宰。 -

かわもり・ゆりこ/花店勤務を経て、2006年に独立。『花時間』第6回フラワーアーティストオーディションに優勝し、現在、東京・自由が丘にて花教室を主宰している。アトリエ名は、“甘くやさしい花束”という意味の仏語から。その名のとおり、心なごみ笑顔になる、柔らかな印象のアレンジを中心に、雑誌やwebでも活躍中。手作りが得意で、プチプラ雑貨と“花”を組み合わせて楽しむアイデアを連載中。
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