植物の力を閉じ込めたコスメを、長年にわたり雑誌やウェブサイトで美容記事の編集をしてきた徳永幸子さんがご紹介する連載「ボタニカル・パワー」。今回は紫外線や暑さでダメージが蓄積している今の時期にこそ力を入れたい、エイジングケアアイテムを3つご紹介します。
目次
夏の終わりは一年で一番老化が加速する!?
“夏老け”という言葉をご存じでしょうか。夏は一年で一番老化が進みやすい季節だといわれています。なぜなら、肌老化の原因の7割は紫外線。たっぷりと紫外線を浴びた肌は、シワやシミを引き起こすだけでなく、角質層を肥大化させて、ごわつきやくすみも招きます。
さらに、夏にたくさん出る皮脂は、肌の上で酸化すると刺激になり、小さな炎症を引き起こします。これもまた、老化の原因となるのです。
つまり、この時期に夏ダメージが蓄積した肌をしっかりケアするかどうかが、運命の分かれ道! 夏老け対策として、今こそ使いたいアイテムをご紹介します。
国民的シワ改善美容液がスピードにこだわってパワーアップ! オルビス「オルビス ザ リンクルセラム」

夏に浴びる紫外線が恐ろしいのは、肌の奥深くにある真皮層にまで到達し、コラーゲンやエラスチンを破壊、変性させてシワやたるみを引き起こすから。冬になると目立つ乾燥が原因の小ジワと違い、紫外線は年齢とともに刻まれる深いシワの原因となるのです。
そんなシワを改善してくれるのが、8月20日に「オルビス」から新登場した『オルビス ザ リンクルセラム』です。
ベストコスメを多数受賞したシワ改善・美白ケアの「リンクルブライトシリーズ」の中でも、その効果実感の高さと、ずっと続けられる良心的価格で、美容雑誌から“国民的シワ改善美容液”という、アイドル顔負けのキャッチフレーズが与えられたシワ改善美容液『リンクルブライトセラム』を、さらにパワーアップさせたもの。
「シワ改善は時間がかかるのは分かっているけど、早めに効果を実感できないとモチベが続かない…」。誰しも、一度は思ったことありますよね? そんな声に耳を傾け、細胞が修復箇所に素早く駆けつける“遊走”からヒントを得て、“スピード”に着眼。これまで同様の高いシワ改善効能はそのままに、独自研究に基づいた保湿成分ドクダミエキスと、その浸透をサポートする成分を組み合わせた浸透型ハリ保湿成分を新配合し、有効成分のなじみと浸透スピードがアップしました。
だから「なんかよく分からないし…」と、ケアをやめてしまったり、ほかに浮気したりする気が起きる前に、嬉しい変化を感じることができるんです!
ぐんぐんなじんで浸透するから、美白もスピーディ!

さらにこちら、目指せるのはシワ対策だけじゃないんです。シワと美白両方にアプローチするナイアシンアミドをオイルカプセル化した速攻型ナイアシンアミド複合体を配合。だから、シミ・そばかすまでスピーディーに防いでくれるんです。
エイジングの二大悩みであるシワとシミが、2種類の美容液を使うことなくこれ1つで済むなんて、コスパもタイパも優秀すぎやしませんか!? “国民的シワ改善美容液”の座を不動のものにする気満々ですよね。
するっと伸び広がり、ぐんぐん肌になじむテクスチャーの心地よさも、毎日お手入れが楽しくなる一因ですが、何より使うたびに「あれ、いい感じ?」がどんどん確信に変わる手応えに感動します!
【商品概要】
オルビス『オルビス ザ リンクルセラム』[医薬部外品]
30g 価格:4,950円(税込)、60g 価格:8,800円(税込)
(問)オルビス フリーコール 0120-010-010
公式サイト www.orbis.co.jp
夏老けのあらゆる悩みに対応する次世代レチノール メゾンレクシア『メゾンレクシア サプリメント セラム-1』

紫外線ダメージによる乾燥が原因で夏の終わり頃から感じるのが、肌のしぼみやごわつき、くすみ、毛穴の開き。これらの悩みをまるっと解決してくれる万能エイジングケア成分といえば、レチノール。
レチノールには肌のターンオーバーを促進し、コラーゲン生成を助ける働きがあるため、肌のしぼみ、たるみ、シワ改善といった効果が期待できます。厚生労働省からシワ改善の効能が承認されているほど、その効果はお墨付き。
また肌のターンオーバーを促進するので、ゴワつきやくすみの目立つ肌にももってこい。さらに皮脂の過剰分泌を抑える効果も期待できるので、ぱっくり毛穴、たるみ毛穴の両方に効果的なんです。
つまり、夏老け対策の最適解といえる成分! ですが残念なことに、レチノールには大きな欠点が。それがA反応と呼ばれる、肌が赤くなったり、皮膚がむけたり、ヒリヒリしたりする副作用。また紫外線に弱いため、朝に使う場合はUV対策が必須。さらにビタミンCと併用しにくいという側面も。
どんなにエイジングケア効果が高くても、副作用が怖いし制限があるしで手が出せないと思っている人、安心してください! バクチオールがありますよ。
バクチオールとは、アーユルヴェーダで昔から使われてきた、インドのマメ科植物、オランダビユ(バブチ)の種子から抽出された美容成分。レチノールと同様の働きをするのに刺激がなく、A反応が起こりにくいため、 “次世代レチノール”と呼ばれる成分なんです。
そんなバクチオールを高配合しているのが、『メゾンレクシア サプリメント セラム-1』。ボトルの中身は純度99%という、ほぼ原液ともいえるバクチオールとスクワランのみという潔さ。成分に自信があるからこそ、シンプルな処方になっています。
朝晩使えるから悩みに素早くアプローチ

テクスチャーは、サラリとした軽いオイルのよう。肌へのなじみも抜群で、ぬるっと肌に残ることもないので、朝のお手入れに使ってもメイクを邪魔しません。むしろ肌がしっかりとうるおい、毛穴もきゅっと目立たなくなるので、朝に使うことでメイクのノリがよくなる気が!
なにより使うほどに、キメの乱れやハリ不足などのエイジングサインが徹底ケアされ、肌にむぎゅっとした弾力が復活するのを実感できる、大満足の1本です。
【商品概要】
メゾンレクシア『メゾンレクシア サプリメント セラム-1』
25ml 価格:7,700円(税込)
(問)メゾンレクシア 0120-550-789
公式サイト https://maisonlexia.com/
連鎖エイジングに着目! 老化を引き起こす原因を全方位からケア FATUITE(ファチュイテ)「ブライテスト アドバンストサプリメント」

夏老けは体の中からのケアも、とても重要。紫外線は活性酸素を発生させて、シワ、シミ、たるみの原因となる酸化を促進するだけでなく、なんと糖化まで加速させるのをご存じでしょうか。
糖化は、体内のタンパク質と糖が結びついてAGEsという物質を生成し、肌の黄ぐすみやシワ、たるみの原因となるもの。それだけでなく、AGEsは活性酸素を大量に発生させ、酸化がさらに悪化。酸化で細胞が傷つくと炎症が起き、さらなる酸化と糖化を引き起こします。またやっかいなことに、AGEsは炎症も促進するんです!
つまり、酸化、糖化、炎症はそれ単独でもダメージですが、互いに悪影響を及ぼし合いながら、エイジングを加速させていくというわけ。この話、どんな怪談よりゾッとしませんか!?
この世にも恐ろしい“連鎖エイジング”に着目したのが、透明感やエイジングケアを追求するスキンケアブランドFATUITEの『ブライテスト アドバンストサプリメント』です。酸化・糖化・炎症にアプローチする3種の天然由来原料が、体の中から老化に負けず輝くためのサポートをしてくれます。
発売24時間で10,000個が完売した納得の成分

配合されているのは、特許技術アモルファス化テクノロジーによって吸収率を約94倍*⁴に高めた「高吸収型クルクミン」、鮭の約8000倍ものカロテノイドを含有するヘマトコッカス藻由来の「アスタキサンチン」、スーパーフルーツ・マンゴスチンの果皮から抽出された「ロダンテノンB」の3種。いやもうこのスペック、えぐいです。これだけこだわりの成分で作っていたら、嫌でも期待が高まるというもの。
酸化・糖化・炎症は、お肌だけでなく、体のさまざまな不調を招く原因になるので、睡眠時間があまり確保できていない人、不摂生をしがちな人、バランスのとれた食生活ができていない人などにもおすすめ。
1日4粒飲むだけなのでズボラな私にも無理なく続けられたのですが、飲み始めて10日くらいたった頃から、どよんとしたくすみ感が軽減し、体が疲れにくくなったような。このまま続けるのが楽しみです!
*⁴ A novel amorphous preparation improved curcumin bioavailability in healthy volunteers(2021)
【商品概要】
FATUITE『ブライテスト アドバンストサプリメント』
120粒(約1ヶ月分) 価格:9,720円(税込)
(問)FATUITE info@fatuite.com
公式サイト https://fatuite.com/
猛暑を超えて災害級ともいえる暑さの日本の夏。紫外線だけでなく、外と中の寒暖差による自律神経の乱れ、ふき出し続ける皮脂など、肌環境は昔よりもずっと過酷に。だからこそ、今この時期にしっかりとケアをして肌の立て直しを図りましょう。
Credit
写真&文 / 徳永幸子 - 美容ライター/エディター -

とくなが・さちこ/早稲田大学卒業後、美容専門の編集プロダクション「レ・キャトル インターナショナル」でライター・エディターとしてのキャリアをスタート。『non・no』、『MORE』、『LEE』、『ar』 といった女性誌でライティングや、『美レンジャー』、『美的.com』などの美容系webメディアで編集に従事。エイジングケアコスメとチョコレートに目がない50歳。
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