部屋が明るくなる! 簡単、芽出し球根たちの水耕栽培 プチプラ花コーデVol.155
プチプラ雑貨を使って、もっと暮らしと花を楽しんでみませんか? 100均などのプチプラ雑貨とフラワーアレンジを日々楽しむ、フラワーデザイナーの川守由利子さんに、旬のプチプラな手作りアイデアを教えていただきます。
目次
育てる感覚を一緒に楽しみたい、春の球根花
チューリップやヒヤシンス、ムスカリにスイセン、クロッカスなどの球根の花は、飾っているだけで気分が明るくなるものばかり。近年では、通常の切り花のほか、球根つきも出回っています。
私は毎シーズン、1度は球根つきの花を飾っています。水耕栽培として育てている感覚が味わえることが魅力です。
今年も、近所にある園芸店へ芽出し球根を探しに行きました。さまざまな種類の中から、これから花が咲きそうなヒヤシンスと、ちょうど花が咲いているムスカリを購入。これらを100均活用で飾ってみます。
ヒヤシンスの芽出し球根の根を洗う方法
園芸店で買ったヒヤシンスは、ピンクの花が咲くものを選びました。球根が3つ植えられていて600円(税抜)です。

どれもしっかりとつぼみが上がってきていて、うっすらとピンクがかっています。これから花が咲く、ちょうどいい芽出し球根でした。
ヒヤシンスは花の香りも楽しみです。
水耕栽培するために、鉢から球根を抜き、根を洗う作業をしていきます。これを、根洗いといいます。
ヒヤシンスは鉢から出したら、根がびっしりと回っていました。

これをそっと手でくずしていきます。

ヒヤシンスの根は切れやすいので、土は指でやさしく落とします。ある程度土が落ちたら、今度は根の部分を水で洗っていきます。

水で残りの土が取れて、きれいな根が見えました。これで根洗いが完了です。

100均グッズが水耕栽培の花器に早変わり
ヒヤシンスの球根を楽しむために、100均で買ったものは、この3つです。

円筒形のガラス瓶に、まん中は少し低めのガラスの花瓶。上の部分がシェイプされ、口元が広がっているので、球根をのせるのにちょうどよさそうな形です。こちらは200円でした。
いちばん右は、折りたたみのコーヒードリッパーです。ちょっと面白いかも! と、思って購入してみました。これがあると、家の空き容器を使って球根を楽しむことができそうです。
まずは円筒形のガラス瓶と低めの花瓶に、ヒヤシンスの球根を飾りました。

円筒形のものは、そのまま入れればOK。
低めの花瓶は、中にヒヤシンスの根が入りにくいので、根の周りをセロハンで包んでまとめてから入れました。花瓶の中に根が入ったら、セロハンはそっと上に引っ張り、はずします。

面白いと思った折りたたみコーヒードリッパーも使っていきます。

こちらは家で使っていないグラスを用意しました。

コーヒードリッパーに球根を飾る際も、根の周りをセロハンで包んで、中に入れます。

球根の部分に水がつくと腐る原因になるので、飾るときは水につからないようにしましょう。

ヒヤシンスの水耕栽培のワンシーンが出来上がりました。これからつぼみが少しずつ膨らみ、花が咲いていくと思うと、それだけでもワクワクしています。
ヒヤシンスの花飾りの材料のご紹介
- ヒヤシンス苗…600円
- 円筒形のガラス瓶…100円*ダイソー
- ガラスの花瓶…200円*ダイソー
- 折りたたみコーヒードリッパー…100円*ダイソー
合計1,000円(税抜)
ほかに、セロハン、グラスを用意。
小さな鈴なりの花が魅力のムスカリの根洗い
次に、ムスカリを飾っていきます。
ムスカリはブドウを逆さまにしたような形の小さな花の集合体。この鈴なりに咲く姿がかわいらしく、とても好きな花です。

ムスカリは5株のうち、4株はちょうど花が咲いていて、残りの1株はまだこれから咲きそうです。
新聞紙を広げた上にムスカリを鉢からそっと取り出し、根をくずしました。

ムスカリは根が張っていなかったので、簡単に分けることができました。このムスカリの土がとてもふかふかで、触っていると癒やされ、また土の香りもよかったです。落とした土は、リサイクルできるように取っておきます。
こちらもある程度土を新聞紙の上で落としたら、最後に水で根や球根部分を洗っていきます。

土が落ちたら、根洗いが終了です。

洗った球根を飾っていきます。
麻紐をアクセントに! ムスカリの花飾り
ムスカリを飾るために用意したのは、こちらです。

向かって左から、麻紐、ガラスの保存容器、その隣のガラスの花瓶は以前にパンジーやビオラを飾るときに買ったもの。いちばん右側の花瓶も、上が広がっているガラスの花瓶です。どれも、ムスカリの球根にぴったり。
ガラスの花瓶に飾るときは、ヒヤシンス同様ムスカリも、根の部分をセロハンでカバーすると、根が花瓶の中に入りやすくなります。

ガラスの花瓶には1つずつ飾り、保存容器には2つのムスカリを飾りました。

それぞれのガラス瓶の口元には、麻紐を巻いておめかし。雑貨をディスプレイしているお気に入りのコーナーに飾りました。

麻紐を巻くと、少し引き締まった感じとナチュラルさが出て、球根ともよく合います。ムスカリもなるべく水を少なめに、球根に水がつかないように飾ります。
球根を1つずつで飾ったり、まとめて飾ったり。その時の気分や場所でいろいろ変えて楽しみたいと思います。
既にある程度球根が育ってからの水耕栽培は、失敗もなく楽しめるのが嬉しいです。
ムスカリの花飾りの材料のご紹介
- ムスカリ苗…500円
- ガラスの花瓶2つ…200円*ダイソー
- ガラスの保存容器…100円*ダイソー
- 麻紐…100円*ダイソー
合計900円(税抜)
ほかに、セロハンを用意。
好みの花瓶を発見し、シリーズで揃えることに
ダイソーで買ったこの花瓶、シリーズで大きさや価格違いが何種類かありました。

シンプルすぎない花瓶で、球根はもちろん、さまざまな花とも相性がよさそうです。
口元が狭くなっているのも飾りやすさのポイント。私好みの花瓶で、もう少し大きめのサイズもあったので、それも揃えたいと思います。
Credit
写真&文 / 川守由利子 - 『ブーケ・ドゥ(Bouquet Doux)』主宰。 -

かわもり・ゆりこ/花店勤務を経て、2006年に独立。『花時間』第6回フラワーアーティストオーディションに優勝し、現在、東京・自由が丘にて花教室を主宰している。アトリエ名は、“甘くやさしい花束”という意味の仏語から。その名のとおり、心なごみ笑顔になる、柔らかな印象のアレンジを中心に、雑誌やwebでも活躍中。手作りが得意で、プチプラ雑貨と“花”を組み合わせて楽しむアイデアを連載中。
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