花屋さんの球根付きムスカリでガーデン風テラリウムアレンジ
まだまだ寒さが厳しい庭で、いち早くスイセンやスノードロップがひっそりと蕾を上げ始めました。ヒヤシンスの芽も小さく覗き始めて、球根植物が咲き揃う季節が待ち遠しいですね。ちょっと季節を先取りして、フラワーショップの店先に並ぶ球根付きムスカリを、いま人気のテラリウム風にアレンジしました。
近年、フラワーショップには年明け間もなくから季節を先取りし、春咲きの芽出し球根が並ぶようになってきました。また、球根付きであるけれど、鉢植えではなく切り花と同様に扱われるムスカリも見かけるようになりました。この球根付きムスカリは土が付いていないので、切り花のように扱えて、花もちがよいのが嬉しい点です。
2種類の球根付きムスカリと山ごけを使って、ガラスの器にテラリウム風にアレンジしました。ラグラスなども入れると、もふもふ楽しいアレンジになりますよ。今だけの季節限定アレンジに挑戦してみませんか。

<花材>
・球根付きムスカリ 2種類 各3~5球
・スノードロップ 2球
・ラグラス 3本
・フェンネルの葉 2本
・アップルミントの葉 2本
・山ごけ(なくてもOK)

<器>
私は、白樺台つきガラスの器を使いましたが、少し深めのガラスの器を使うとよりテラリウム風になります。
<手順>
1. ガラスの器に山ごけを薄く敷きます。

2. ムスカリなどの球根の部分を山ごけで覆い、器の中に入れます。
3. 基本的に、茎の部分が垂直になるようにします。

4. 球根が見えないように、ざっくりと山ごけを入れます。ぎゅうぎゅうに押さえつけず、ふんわりと。少し球根が見えていても大丈夫です。
5. 並べたムスカリの間に、ラグラスやフェンネルの葉などを、山ごけに挿すように入れます。

垂直に入れていきますので、高低差をつけることで動きを出すようにします。
山ごけを衣のようにまとわせると、器の中で安定しますし、乾燥も防げます。水分補給は、山ごけの部分に霧吹きなどでシュッシュッとかけてください。

山ごけが手に入らない場合でも、筒長のガラスの器に入れるだけで簡単なアレンジが楽しめます。このときは水は少なめに。

ムスカリなど茎が曲がっている場合は、(上から見て)器の縁からはみ出ないように内向きに入れるとまとまって見えます。それぞれが外に出てしまうと、そっぽを向いているように感じてしまいます。
春の妖精のようなムスカリやスノードロップ。ガラスの器の中の小さな庭に、妖精たちの愉しいおしゃべりが聞こえてくるようなイメージでアレンジしましょう♪

Credit
写真&文 / 海野美規 - フラワー&フォトスタイリスト -

うんの・みき/フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。
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