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庭が一気に“絵”になる——ガーデンストーリーの【トレリス】【フェンス】活用術|つるバラも小道も、欲しかった景色が今日から作れる!

庭が一気に“絵”になる——ガーデンストーリーの【トレリス】【フェンス】活用術|つるバラも小道も、欲しかった景色が今日から作れる!

「あと一歩、庭が決まらない…」——そんなとき効果的なのが、トレリスとフェンスです。一枚置く、数枚つなぐ、壁際に立てる——たったそれだけで、植物だけでは生まれにくい線・面・高さ・リズムが加わり、花は引き立ち、動線は整い、写真映えも段違い。この記事ではガーデンストーリーシリーズのガーデントレリス、フラワートレリス、ミニ花壇フェンスを例に、基礎知識から設置のコツ、相性のよい植物、庭で得られる効果までを一気に解説。はじめての方も、既存の庭を格上げしたい方も、今日から“理想の景色作り”を始めましょう。

はじめに:3タイプの違いをサクッと把握

ガーデントレリス — 「面」で魅せる、つる植物の舞台

ガーデントレリス
  • 壁面や窓辺に立てて、つる植物(バラ、クレマチス等)を立体的に誘引。
  • “面”ができることで花の開花面がそろい、写真映えが格段にアップ。
  • 白壁の“のっぺり”を解消し、陰影とフォーカルポイントを生みます。

◾️サイズ/高さ180cm×幅30cm・60cmの2展開
◾️カラー/チャコールグレー・セージグリーン・ティールブルーの3展開

フラワートレリス — 「ライン」で整える、道と視線

フラワートレリス
  • 小道の両脇・半目隠し・簡易ゲートに。
  • 領域をやさしく区切る境界線や動線を整理する“庭の編集ツール”として活躍。
  • 風に揺れる草花の倒伏防止にもお役立ち。

◾️サイズ/高さ90cm×幅30cm・60cm・120cmの3展開
◾️カラー/チャコールグレー・セージグリーン・ティールブルーの3展開

ミニ花壇フェンス — 「縁」を整え、こぼれを美しく

ミニ花壇フェンス
  • 花壇と芝・通路の境目をくっきり。草花のはみ出しや倒れ込みをやさしくセーブ。
  • 低く広がるビオラ、オステオスペルマム、デージーなどがきれいに見える前景を作ります。
  • 植木鉢の飾りにも。

◾️サイズ/高さ32cm×幅45cm
◾️デザイン/「パピヨン」と「シンプル」の2展開
◾️カラー/チャコールグレー・セージグリーン・ティールブルーの3展開

【使い分けのコツ】

★高さや背景を足したい=ガーデントレリス
★動線や視線を整えたい=フラワートレリス
★花壇の縁をきれいに保ちたい=ミニ花壇フェンス

トレリス・フェンス シーン別“効く”使い方実例10

1. つるバラを美しく誘引

トレリス・フェンスにつるバラを誘引

S字や扇形に枝を“水平気味”に配ると花芽が増加し、花いっぱいに。トレリスを壁から5〜10cm離して設置すると風通しが保たれ、メンテナンスする際も作業がラクです。

トレリス・フェンスにつるバラを誘引

パピヨンの装飾がバラをよりエレガントに演出するだけでなく、誘引ひもがずり落ちない留め付けポイントとして機能性も発揮します。

2. 庭のデザイン性アップ

トレリス・フェンスの使い方

殺風景な壁の前に設置するだけで、のっぺり感が消えてトレリスの優美な曲線が絵画的な効果を生みます。花を誘引しても、していなくても庭のデザイン性がアップ。

連結させて使う

連結金具を使用することで、複数枚をきれいなラインでつなげて安定させることができます。

3. 花色とのコーディネートでフォーカルポイントに

トレリス・フェンスの使い方

それぞれのアイテムはチャコールグレー、セージグリーン、ティールブルーの3展開があるので、花色とコーディネートすることで、より印象的なコーナーが作れます。撮影スポットにもなるフォーカルポイント作りに。

4. やさしい‘結界’として

トレリス・フェンスの使い方

オープンガーデンなどでお客さまの多い庭では、この先進んでほしくないバックヤードエリアなどの手前に「留め石」の代替として機能します。生活感のある裏手を目に入れすぎない役目も。

5. 動線を確保しつつ、草姿を美しく

トレリス・フェンスの使い方

小道と植栽帯を分けて、動線をスッキリ確保。うっかり花を踏み荒らすこともありません。草丈の高い植物をそっと支えて草姿を美しく保つ効果もあります。

6. 乱れがちな小花の群生をスッキリ

トレリス・フェンスの使い方

ふんわり咲く小花の群生は、最盛期を過ぎると草姿が乱れがちに。株の手前に差し込むだけで、複数株を一気に支えるプランツサポートの役目を果たしつつ、一瞬で整った印象にすることが可能。

7. エリアを分けて、奥行きを演出

トレリス・フェンスの使い方

差し込むだけで庭のエリア分けとして機能。向こう側が見えるので、全隠しよりも庭は広く感じ、風通しも◎。

8. 前景を締めて、花をそっと守る

トレリス・フェンスの使い方

草丈の低い植物の前景をラインで締めて花の存在感を際立たせます。こぼれる花を美しく支え、ホースによるなぎ倒しや踏み込みを防止して、花をそっと守ります。

9. 鉢植えの背景として

トレリス・フェンスの使い方

植物を際立たせる背景になりながら、寄せ植えにフォーマルなおしゃれ感を手軽に演出できる小道具として活躍。

10. 庭の“撮れる角度”を増やす

トレリス・フェンスの使い方

同シリーズを複数点でデザインを統一すると、どこから撮っても“絵になる”一体感に。

トレリスと相性のいい植物ガイド

つる性(主役)

つる性の植物
Molly Shannon, Zhukovskaya Elena/Shutterstock.com

つるバラ(左)、クレマチス(中)、ハニーサックル(右)など。
→バラは水平誘引+S字で花数UP。留め具は園芸用ラフィアやビニタイを8の字にして結ぶことで枝を保護できます。

フォーマルに決めたい花壇

フォーマルガーデンの植物

ネペタ、サルビア・ネモローサ(左)、ジギタリス(中)、アリウム(右)など。
→フェンスでラインどり、手前の小花が道に倒れ込むのを防止。

カラーリーフ

カラーリーフ

ヒューケラ(左)、斑入りサンゴミズキ、ギボウシ(右)など。
→トレリス、フェンスの曲線ラインがリーフにエレガントさをプラス。

低木・シュラブ

低木・シュラブ

小型のバラ(左)、ノリウツギ(右)。
→トレリスに沿わせたり、株姿を額装する感覚で。

トレリス・フェンス設置で得られる庭の5つの効果

  1. 高さが出る:平面的な植栽に“縦”が加わり、写真映えと立体感が即アップ。
  2. 視線を編集:見せたい場所に視線を誘導し、生活感のあるエリアはソフトに視線を遮る。
  3. 動線がスムーズ:フェンスで行き止まりや踏み込みをやさしく制御。植物のダメージも減る。
  4. メンテしやすい:倒伏や絡まりを防ぎ、剪定・花がら切り・散水がラクに。
  5. 季節演出が簡単:春はバラ、夏はクレマチス、秋は実物… “飾る場所”が常に用意される。

トレリス・フェンスの設置のコツ(失敗しない基本)

  • 差し込みは垂直+深さ15〜20cmを目安に差し込む。
  • 壁付けは5〜10cm離す:通風し・掃除・害虫確認がしやすく、雨後の植物の乾きも早い。
  • 連結は連結金具使用:高さが揃ってラインがきれい。
  • 誘引ひもはゆるめの8の字:枝にフェンスを留めつける際、誘引ひもをゆるめの8の字で縛ると、枝を傷めにくい。
  • 重い物を引っ掛けない:水の入ったジョウロやホースは、重みで構造物を曲げる原因になるので引っ掛けない。

ガーデンストーリー・シリーズが選ばれる理由

ガーデンストーリーのトレリス・フェンス
左からフラワートレリスのセージグリーン、チャコールグレー、ティールブルー。
  • ガーデン愛好家が選んだカラー展開:ガーデントレリス、フラワートレリス、ミニ花壇フェンスは、庭好きの読者の皆さんに、植物と相性のよいカラーを投票で選んでもらい商品開発。だから、どんな庭にもしっくり馴染んで素敵な風景を作ってくれます。
ガーデンストーリーのトレリス・フェンス
  • 繊細な曲線×適度な線径:花の柔らかさに寄り添いながら、写真で線が潰れにくいのが魅力。
  • 統一意匠で拡張自在:高さ、幅違いのトレリス、フェンスを同柄で連結でき、庭全体に物語性が生まれます。
  • 軽量で設置が簡単:撮影前にサッと動かせる取り回しのよさで重宝。
  • 四季の演出に強い:冬はライトやリースを掛ければ “見せ場”が消えない庭に。

よくある質問Q&A

Q. 風で倒れませんか?
A. 風が通り抜けるデザインです。土に垂直に、15〜20cmの深さで挿し込むのが基本。植物を誘引する際も、植物の葉が茂り過ぎないようにメンテナンスをすることで、通風が保たれ植物も健やかに育ちます。

Q. サビは?
A. 屋外では金属は経年で味わいが出ます。気になる場合は春先にクリア塗装をひと吹き(艶消しのものをお使いください)。

Q. つるバラの剪定・誘引のとき外せますか?
A. 軽量・連結式なので作業前に一旦外してもOK。枝を外す際は8の字留めを先に切るとスムーズです。

さあ、“足すだけで決まる庭”へ

ガーデントレリス

フェンスやトレリスは、苗や土のように「消耗」しません。一度迎えたら、景色の資産として季節を重ねるたびに働き続けます。花が少ない時期も、ラインで庭を美しく見せ、満開の季節には舞台装置として主役を引き立ててくれます。

ガーデンストーリーシリーズ

——ガーデンストーリー・シリーズは、あなたの庭をもっと美しく、手入れをしやすくするツールです。

「今日、ひとつ置く。」それだけで庭に素敵な魔法がかかりますよ。

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