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2024年春開催「#バラのフォトコン2024」受賞写真をご紹介

2024年春開催「#バラのフォトコン2024」受賞写真をご紹介

2024年春から夏まで開催した【Instagram バラのフォトコンテスト2024】。今シーズンに撮影した“2024年 私のお気に入りのバラ”をテーマに、たくさんの方にご投稿いただきました。ご参加くださった皆様、誠にありがとうございました!⠀ここでは、受賞者20名様の素敵な写真を「ガーデンストーリー」編集部のコメントとともにご紹介いたします。バラのある美しく幸せな風景をお楽しみください。

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最優秀賞「kumibaranoie7750」さん

ガーデニングは、理想の空間や風景を自らの手で作り出すことができる、とてもクリエイティブな趣味です。数あるバラの花色のなかでもパープルを選び、同じパープル色で同時期に咲くクレマチスをコーディネートしたこの一枚の中には、撮影者さんの美意識と植物への愛情が詰まっていると感じ、最優秀賞に選ばせていただきました。コメントには、カミキリの被害にあって絶えてしまわないように挿し木で増やした3株のバラと書かれています。この風景を維持するために栽培を工夫し、日々ガーデニングを楽しんでいらっしゃるからこそ撮影が叶った一枚ですね。

最優秀賞のkumibaranoie7750さんには、英国製植木鉢、ウィッチフォード・ポタリーの「エリザベス女王生誕95周年記念ポット」とgrn GENERAL LIFEの「ガーデニングエプロン」(提供:澁谷商店)のセットをお贈りいたします。おめでとうございます!

優秀賞「chobo51」さん

フェンスに絡むバラとクレマチス、テーブルにはミニバラを、花台やテーブルで高低差をつくって空間を最大限に使い、さまざまな季節の花も咲く愛らしい屋外空間。こんな風に組み合わせれば見どころの多い一角になるんだなぁと見入ってしまいました。バラを育てるには広い空間が必要と思っている方も多いかもしれません。しかし、こうして限られた空間の中でも品種を選べば、まるで室内のインテリアをコーディネートするように好みの空間を作れるということが分かります。バラが咲く庭づくりのお手本になる一枚です。

優秀賞「just_follow.my_heart」さん

冬の誘引・剪定の手入れの甲斐あってラベンダー色のつるバラが満開を迎えた時期。きれいに花が咲き揃った喜びを、ワンちゃんと一緒に記念写真を撮ろうと庭主さんがトランクの舞台を用意したのでしょうか。お行儀よく手を揃えてポーズをとっていたのに、香りにつられて横顔になってしまった。撮影前後のストーリーが想像できる微笑ましい写真ですね。バラ咲く庭で、撮影者さんが幸せを感じている時間も写り込んでいる気がします。

優秀賞のchobo51さんとjust_follow_my_heartさん以上2名の方には、オールメイドインジャパンの「ガーデニングトレイ」とトレイやガーデニンググッズを収納できる「ポーチ」(提供:RKK Japan 株式会社)のセットをお贈りいたします。おめでとうございます!

編集長賞「crazetaka」さん

バラの背景に無数の丸い光が印象的です。魅力的な玉ボケと、美しいバラの表情を一枚に収めたテクニカルな写真で目に止まりました。この丸い光は、撮影機材にこだわり、映り込む状況を選んだからこそできるのだとか。夕日が差し込む木々が背景なのか、イルミネーションが光る夜景の中なのか……どんなシチュエーションでこのバラが咲いていたのか気になります。

編集長賞のcrazetakaさんには、天然のバラの成分が凝縮された芳香蒸留水「ローズメドウ ナチュラルウォーター」(提供:深谷たんぽぽ(社会福祉法人埼玉のぞみの園))と「カヌレ アロマディフューザー」(提供:浅野木工所)のセットをお贈りいたします。おめでとうございます!

GSC賞「lupankun.10.29」さん

飛び立つ鳥が印象的なシーティングアーバーの天井をすっかり隠すほど、無数の白花が咲く夕闇。微かに光るランプの灯りからカラー写真だと気が付きますが、なんとも幻想的なモノクロームの世界が表現されています。昼も夜も、きっと早朝も夕方も、どんな時間帯もこのバラ咲く景色は美しく、光の色や強さによって刻々と表情が変わるこの風景を庭主さんは楽しんでいることでしょう。

編集部で5作品選出した後、ガーデンストーリークラブの会員の皆様に最終選考をお任せし、lupankun.10.29さんがGSC賞を受賞されました。hakumokurenの「ボタニカルアクセサリー」(提供:hakumokuren)をお贈りいたします。おめでとうございます!

特別賞「yu_kotori」さん

青空にお星さま! 晴天にキラリと輝いていますね。これって偶然? それとも星形になるように仕立てられているのでしょうか。偶然だったら撮影者さんの視点に拍手喝采。どちらにしても、バラを見にきてお星さまを発見したら、なんだか得した気分になりそうです。

特別賞「weekendgarden_rose」さん

夕方の光を受けたバラの庭風景から、一日が平穏に終わる安堵感が感じられます。テーブルの上に置かれたバラを挿したピッチャーも、穏やかな暮らしの空気を感じさせます。庭がきれいに見える時間帯やアングルを熟知していればこその一枚ではないでしょうか。この庭はきっと大事な場所なのでしょうね。

特別賞「meg_0312」さん

画面に迫りくるようにたわわに咲く‘グリーンアイス’が、まるでウェディングブーケのようですね。‘グリーンアイス’はミニチュアローズの分類なので、しばしば鉢植えや花壇に植栽されているのを見ますが、こんなふうに超コンパクトなつるバラ風に仕立てても、とてもエレガントで素敵です。

特別賞「sakura.siphon」さん

濃い影を背景にバラが際立ちとてもムードのある写真ですね。窓の向こうにもバラが咲いているのかと思いきや、玄関扉のガラスに、庭のバラが映り込んでいるのだとか。小ぶりの赤いバラとピンクのバラの組み合わせがシックでおしゃれ。家の出入りのたびにこんなドラマチックな風景が見られるなんて、ため息を使い果たしそうです。

特別賞「r_o_s_e_me」さん

とても背の高い松の木があるところをみると、元は和の庭だったのでしょうか。バラが咲き乱れるこの花園に生まれ変わるまでには、長い道のりを経たことと思います。色とりどりのバラとたくさんの花々が共演して華やかながら、アーチの下にまっすぐ続く小道が庭にすっきりとした印象をもたらしています。この小道一つとっても、自分で作るのは一苦労のはず。その苦労の甲斐がある素晴らしい風景ですね。

特別賞を受賞されたyu_kotoriさん、weekendgarden_roseさん、meg_0312さん、sakura.siphonさん、r_o_s_e_meさん以上5名の方には、フランスの名門ナーセリー「メイアン社」が作出したバラ「Zepeti(ゼプティ)」をメインにコーディネートした花苗セット(提供:エム・アンド・ビー・フローラ)をお贈りいたします。おめでとうございます!

佳作「miika0314」さん

満開のバラの小径を歩む赤いワンピースの女の子。見ているだけで頬が緩む愛らしい光景ですね。ワンピースの色は、手前のバラとおそろいのピュアレッドで、まるでこの日のために誂えたかのようです。日々成長する子どもたちのその一瞬を切り取れるのは、写真の大きな醍醐味です。

佳作「oryori__sanapu43」さん

花弁を広げた赤いバラの真ん中に向かって、クマバチが一直線! クマバチは羽音は大きいものの、性格はとても穏やか。ガーデンで暮らす虫の営みを捉えた、生き物たちに向ける優しい視線が感じられる写真です。シャッタースピードを早めにし、羽がぶれていないため、ホバリングというより空中に静止したようなユニークな表情が捉えられています。

佳作「rukafield」さん

辺りが暗くなり始めた夕刻、バラが飾る白い窓辺に明かりがともり、室内の温かな団欒が目に浮かぶようなシーンです。光の中のバラとはまた少し違う表情を見せる、夜のバラにスポットを当てた一枚です。ピンクのつるバラ‘春風’は15年ほど前に植えた株。ボリュームいっぱいに育ったバラが、ポストカードのような光景を作り上げています。

佳作「smile.m.t」さん

明度を落とした暗い背景に浮かび上がる一輪のバラが、ドラマティックな雰囲気です。重たげにうつむく花姿、水分を含んで透き通るようなコーラルピンクの花弁1枚1枚の美しさ、水滴をたたえた深緑の葉の艶やかさなど、雨上がりのバラの魅力を余すところなく捉えた一枚です。

佳作「airplane_love_itm」さん

青空を切り取るバラの窓の真ん中に、飛行機がぽっかりと浮かぶ構図の鮮やかさが目を引く一枚。背景の建物もバラが重なることで隠され、より花に囲まれた印象が強まっています。イメージ通りに収めるには、テクニックや想像力はもちろん、少しの幸運、そして根気が必要な構図。2年越しの挑戦で、見事完璧な瞬間が切り取られました。

佳作「hydrangea0416」さん

零れんばかりに咲き誇るピンクのつるバラは‘ドロシー・パーキンス’。真っ赤な車体との対比が目にも鮮やかで、バラが伝う大きな窓や外壁の色合いも相まって、まるで海外の街角のようなシーンが目を惹きました。しかしこの光景の裏側では、車へ降り注ぐバラの花弁との格闘が日々繰り広げられているのだとか。ガーデナーなら思わず共感してしまうエピソードですね。

佳作「moe_rosegarden_」さん

庭で咲くイングリッシュローズを集めて浮かべた花手水。花の顔を真上から見下ろす構図では、まあるくふんわりと花弁が重なるバラの花形の美しさが際立ちます。ワイルドストロベリー柄の器に、本物のワイルドストロベリーを合わせた一工夫で、ぐっと面白さが増しています。

佳作「natsu3311」さん

ピンクのバラが降り注ぐウッドデッキに、テーブルセットを置いて優雅なひととき…。多くのロザリアンが憧れる、素敵な暮らしが目に浮かぶ一枚を選びました。‘フランソワ・ジュランヴィル’は花付きのよさから人気の高いつるバラですが、こちらはひときわ見事な咲きっぷり! 温かみのある夕刻の光に照らされて、バラも花弁の中から輝くようです。

佳作「onigiriento」さん

この見事なハート形に満開のバラを咲かせるまで、どれだけの時間と手間、愛情が必要だったことでしょうか。バラを育てて、花房を結うように形を整え、ピンクの花が際立つよう葉のボリュームを調整して…と、丹精込めて手を加えたからこそ見られる、愛のこもったハートです。

佳作「pinerose62」さん

緑の枝葉が茂る庭をキャンバスに、ローズピンクのバラ、淡い紫のブルーローズ、白の八重のクレマチスなど、優しい色調で描き出された瑞々しい庭の情景。花数は多くても、ヌケや余白を生かした構図で圧迫感を感じさせません。彩度を抑えた色調に、しっとりとバラの香りを含んだ空気まで感じられる一枚です。

佳作を受賞された、miika0314さん、oryori__sanapu43さん、rukafieldさん、smile.m.tさん、airplane_love_itmさん、hydrangea0416さん、moe_rosegarden_さん、natsu3311さん、onigirientoさん、pinerose62さん、以上10名の方と、受賞者全員に、優れた効き目で大注目のペレット状肥料「マイローズ ばらの天然有機肥料」1kg(提供:住友化学園芸)をお贈りいたします。皆さま、おめでとうございます!

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