スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。 2026年10月5日発売の書籍第3弾『小さな空間を生かす立体ガーデニング 玄関から始める花のある暮らし』(発行/KADOKAWA)予約受付中!
3and garden
スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。 2026年10月5日発売の書籍第3弾『小さな空間を生かす立体ガーデニング 玄関から始める花のある暮らし』(発行/KADOKAWA)予約受付中!
3and gardenの記事
-
宿根草・多年草

葉も花も実も楽しめる! 育てやすいヤブランはガーデニング初心者にもおすすめの植物
まずはヤブランの基本情報を把握しておこう! simona pavan/Shutterstock.com ヤブランは、キジカクシ科ヤブラン属の植物です。原産地は日本を含む東アジアで、日本の気候によく馴染んで暑さ・寒さに強く、育てやすいのが特徴。多年草で、一度植え付ければ何年も生育します。春から新芽を出し、寒くなると生育が止まりますが、落葉することなく常緑のまま冬を越し、寂しくなりがちな冬の庭の貴重なグリーンとなってくれます。ヤブランの草丈は20〜40cm。細長い葉を放射状に伸ばしてシャープなラインを描きます。開花期は7〜10月で、花つきがよく次々と開花して庭を彩ってくれます。 ヤブランの別名と名前の由来 Ancha Chiangmai/Shutterstock.com ヤブランは漢字で「藪蘭」と書き、名前に「ラン」が入っていますが、ラン科の植物ではありません。「藪のような暗がりでも咲く花」というのが花名の由来といわれます。また、ランのように細長い葉を持ち、細長い花姿が中国語で「細長く連なっている」という意味の「欄」にちなむ、など名前の由来は諸説あるようです。和名で古くは「山菅(やますげ)」や「菅(すげ)」と呼ばれ、万葉集にも登場します。また、同じキジカクシ科に属する、春咲き球根植物ムスカリに姿が似ていることから「サマームスカリ」と呼ばれることも。英名は、学名Liliope muscariからそのまま「リリオペ」で、これはギリシャ神話に記されている、泉の妖精の名前にちなんでいます。 ヤブランの花と実をご紹介! 花言葉も知っておこう simona pavan/Shutterstock.com ヤブランは、花茎を立ち上げた先端に、花径4mmほどの小さな花を連ねるように咲かせます。花色は紫、白。花後に実をつけますが、すぐに果皮が取れて、黒い種子が剥き出しになります。花言葉は「謙虚」「忍耐」「隠された心」など。 ヤブランの品種と特徴 ヤブラン属には5種が属しており、品種改良によって作出された園芸品種も出回っています。ここでは、主に日本で流通している種類や園芸品種についてご紹介します。 日本に自生するヤブランの仲間 コヤブラン。Chintung Lee/Shutterstock.com 日本に分布しているのは、ヤブラン、ヒメヤブラン、コヤブランの3種類です。ヒメヤブランとコヤブランはヤブランよりもやや小ぶりで、草丈は10〜20cm。ヤブランとは異なり、ランナー(匍匐茎)を伸ばして増える性質を持っています。ヒメヤブランは花穂につく花数が少なめですが、コヤブランは、ヤブランと同じくらい花穂にたくさんの花を連ねるので、花数に注目すれば見分けることができます。 葉のきれいなものが多い! ヤブランの園芸品種 ‘モンロー・ホワイト’。Wiert nieuman/Shutterstock.com ヤブランの園芸品種で最もポピュラーなのは斑入りヤブランで、葉にストライプ状に斑が入り、カラーリーフプランツとして重宝します。‘ライラック・ビューティ’は紫色の花穂が通常よりも大きく、より華やかな雰囲気が魅力です。‘ビー ディー・インゴット’は、葉が黄緑色で、明るい雰囲気をもたらしてくれます。‘モンロー・ホワイト’は、白花で花つきがよく、爽やかな咲き姿が素敵な品種です。 ヤブランを元気に育てるためのポイント ここまで、ヤブランの基本情報や名前の由来、花言葉、種類などについてご紹介してきました。では、ここからはガーデニングの実践編として、適した栽培環境や植え付け、水やりや施肥、増やし方など、育て方について詳しく解説します。 ヤブランの栽培環境と置き場所 crystaldream/Shutterstock.com ヤブランは、日向から半日陰の場所まで、どこでもよく育ちます。ただし、あまりに暗い場所では、ヒョロヒョロと間のびした草姿になり、花つきも悪くなるので注意。また、葉に斑が入る品種は、真夏に強光線を浴びると葉焼けして見栄えが悪くなるので、朝のみ日が差す東側や落葉樹の足元など、チラチラと木漏れ日が差すような半日陰の場所が向いています。土壌を選ばずよく育ち、暑さ寒さにも強いのが特徴です。関東以西の暖地では特に寒さ対策の必要はなく、戸外で越冬できます。 ヤブランに適した土づくり funnyangel/Shutterstock.com 【地植え】 植え付けの約2週間前に、腐葉土や堆肥、緩効性肥料少量を混ぜ込んでよく耕してください。土づくりをした後にしばらく時間をおくことで、分解が進んで土が熟成し、植え付け後の根張りがよくなります。 【鉢植え】 草花用にブレンドされた、市販の培養土を利用すると手軽です。 ヤブランの植え付け・植え替え Vasyliuk/Shutterstock.com ヤブランの植え付け・植え替えの適期は、真夏や真冬を除いた3〜6月か、9〜11月頃です。ただし、ほかの時期にも苗は出回っているので、花苗店などで入手したら早めに植え付けるとよいでしょう。 【地植え】 土づくりをしておいた場所に、苗の根鉢よりも一回り大きな穴を掘り、軽く根鉢をほぐして植え付けます。最後にたっぷりと水を与えましょう。複数の苗を植える場合は、15〜30cmの間隔を取ってください。 庭で育てている場合、環境に合えば植え替える必要はありません。ただし、植え付けから5〜6年が経って株が込み合っているようなら、掘り上げて株分けしてください。改めて植え直し、株の若返りをはかりましょう。 【鉢植え】 鉢で栽培する場合は、6〜7号の鉢を準備します。用意した鉢の底穴に鉢底ネットを敷き、軽石を1〜2段分入れてから草花用の培養土を半分くらいまで入れましょう。ヤブランの苗をポットから取り出して軽く根鉢をくずし、鉢の中に仮置きして高さを決めます。少しずつ土を入れて、植え付けましょう。水やりの際にすぐあふれ出すことのないように、土の量は鉢縁から2〜3cmほど下の高さまでを目安にし、ウォータースペースを取っておいてください。土が鉢内までしっかり行き渡るように、割りばしなどでつつきながら培養土を足していきます。最後に、鉢底から流れ出すまで、十分に水を与えましょう。寄せ植えの素材として、大鉢にほかの植物と一緒に植え付けてもOKです。 鉢植えで楽しんでいる場合、成長とともに根詰まりして株の勢いが衰えてくるので、2〜3年に1度は植え替えることが大切です。植え替え前に水やりを控えて土が乾いた状態で行うと、作業がしやすくなります。鉢から株を取り出してみて、根が詰まっていたら、根鉢をくずして古い根などを切り取りましょう。根鉢を1/2〜1/3くらいまで小さくして、元の鉢に新しい培養土を使って植え直します。 ヤブランの水やり wavebreakmedia/Shutterstock.com 水やりの際は、株が蒸れるのを防ぐために茎葉全体にかけるのではなく、株元の地面を狙って与えてください。 真夏に水やりする場合は、朝か夕方の涼しい時間帯に行うことが大切です。気温の高い昼間に行うと、すぐに水がぬるま湯のようになり、株が弱ってしまいます。 また、真冬に水やりする場合は、気温が低くなる夕方に与えると凍結の原因になってしまうので、十分に気温が上がった真昼に与えるようにしましょう。 【地植え】 根付いた後は、地植えの場合は下から水が上がってくるのでほとんど不要です。ただし、雨が降らない日が続くようなら水やりをして補います。 【鉢植え】 日頃の水やりを忘れずに管理します。ただし、いつもジメジメした状態にしておくと、根腐れの原因になってしまいます。土の表面がしっかり乾いたら、鉢底から水が流れ出すまで、たっぷりと与えてください。茎葉がしおれそうにだらんと下がっていたら、水を欲しがっているサイン。植物が発するメッセージを逃さずに、きちんとキャッチしてあげることが、枯らさないポイントです。また、冬でもカラカラに乾燥させることのないように、適宜水やりを続けてください。 ヤブランの肥料 Sarycheva Olesia/Shutterstock.com 【地植え】 強健な性質なので、1年目は植え付け時に元肥として緩効性肥料を施してあれば、追肥の必要はありません。2年目以降は、古葉を刈り込んだ後や、株の生育に勢いがない時などに液肥を与えておくとよいでしょう。 【鉢植え】 3〜4月と10〜11月に緩効性化成肥料を置き肥します。古葉を刈り込んだ後や、株の生育に勢いがない時などには、液肥を与えておくとよいでしょう。 ヤブランの手入れ mihalec/Shutterstock.com 【古葉切り】 ヤブランは多年草に分類され、越年して長く生育を続ける植物です。寒くなると生育が止まって冬を乗り越え、春を迎えると新芽が動き出します。この新芽が出る前のタイミングで、葉を地際から刈り取っておきましょう。前年に出た葉は古くなって傷んでいたり、茂りすぎて草姿が乱れるためです。古い葉を残しておいても生育に問題はないのですが、古い葉と新しい葉が混じり合い、草姿も見苦しくなってしまいます。見栄えよく保つには、この刈り込みのひと手間をかけておくのがポイントです。 【花がら摘み】 ヤブランの終わった花は、そのまま放置せずに摘み取りましょう。まめに花がらを摘んで株まわりを清潔に保つことで、病害虫発生の抑制につながりますよ! また、いつまでも終わった花を残しておくと、種子をつけようとして株が消耗し、老化が早まって花数が少なくなるので注意。花がらをまめに摘み取ると、次世代を残そうとして次から次に花がつき、長く咲き続けてくれます。種子を採取したい場合は、開花が終わりそうな頃に花がら摘みをやめて、種子をつけさせましょう。 ヤブランを育てるうえで気をつけておきたい病気と害虫 devil79sd/Shutterstock.com 【病気】 ヤブランは比較的病気にかかりにくい植物ですが、まれに炭疽(たんそ)病を発症することがあります。 炭疽病は、春や秋の長雨の頃に発生しやすくなります。カビが原因で発生する伝染性の病気で、葉に褐色で円形の斑点が現れるのが特徴です。その後、葉に穴があき始め、やがて枯れ込んでいくので早期に対処することが大切です。斑点の部分に胞子ができ、雨の跳ね返りなどで周囲に蔓延していくので、被害を見つけたらすぐに除去して土ごと処分しておきましょう。密植すると発病しやすくなるので、茂りすぎたら葉を間引いて風通しよく管理してください。水やり時に株全体に水をかけると、泥の跳ね返りをきっかけに発症しやすくなるので、株元の表土を狙って与えるようにしましょう。 【害虫】 ヤブランは比較的害虫が発生しにくい植物ですが、まれにナメクジとヒョウタンゾウムシの被害にあうことがあります。 ナメクジは花やつぼみ、新芽、新葉、果実などを食害します。体長は40〜50mmで、頭にツノが2つあり、茶色でぬらぬらとした粘液に覆われているのが特徴。昼間は鉢底や落ち葉の下などに潜んで姿を現しませんが、夜に活動します。植物に不快な粘液がついていたら、ナメクジの疑いがあるので夜にパトロールして捕殺してください。または、ナメクジ用の駆除剤を利用して防除してもよいでしょう。多湿を好むので風通しをよくし、落ち葉などは整理して清潔に保っておきます。 ヒョウタンゾウムシは、主に4〜8月に発生しやすい昆虫です。成虫の体長は6〜9mmで、色は灰褐色。頭が小さく鼻のような突起を持ち、胸部と腹部がヒョウタンのような形をしています。主に葉を食害し、見栄えが悪くなるので注意。飛ぶことができず、株を揺すると落ちやすいので、捕殺しましょう。大量に発生しているようなら、適用する薬剤を散布して駆除するのも一案です。成虫は秋に雑草や枯れ葉の中で越冬するので、冬に雑草や枯れ葉を残さずに株まわりをきれいに掃除しておきましょう。 ヤブランは株分けで増やすのが一般的 Nataly Studio/Shutterstock.com ヤブランは株分けして増やすことができます。適期は3〜4月か10〜11月頃です。株を植え付けて数年が経ち、大きく育つと老化が進むので、「株分け」をして若返りをはかります。株を掘り上げて4〜5芽ずつ付けて根を切り分け、再び植え直しましょう。それらの株が再び大きく成長し、株が増えていくというわけです。 シェードガーデンにピッタリ! ヤブランの楽しみ方 Peter Turner Photography/Shutterstock.com 丈夫でメンテナンスの手間がかからないヤブランは、耐陰性があるため、あまり日当たりに恵まれない環境でも育ちます。常緑性で冬でもエバーグリーンが楽しめるのもいいですね。斑入り種や明るい黄緑葉種を選んで、暗くなりがちなシェードガーデンをみずみずしく彩ってはいかがでしょうか。足元が日陰になりがちな樹木の下草としてもおすすめです。和風・洋風を問わずに取り入れやすく、放射状に細葉を伸ばすシャープな草姿は、モダンな雰囲気の庭にもよく似合います。 日陰でも育つ丈夫なヤブランを育ててみよう! Ancha Chiangmai/Shutterstock.com 日当たりに恵まれない場所にも適応してよく育つヤブラン。ほかの植物には適さない場所でも育ち、植物の隙間を埋める植物としても重宝します。ぜひ庭やベランダに迎え入れてはいかがでしょうか。
-
家庭菜園

秋冬野菜の植えどき! 揃えたいグッズとおすすめ野菜10種
秋冬野菜の準備を始めよう! Barry Neal/Shutterstock.com 8~9月頃は、いろいろな秋冬野菜が播き時や植え時を迎えるシーズン。鍋料理に欠かせないハクサイやダイコン、冬の寒さに当たってじっくりと甘くなるホウレンソウなど、これからの季節に栽培したい野菜はたくさんあります。気温が低い期間に栽培する秋冬野菜は、夏野菜に比べて虫が発生しにくく、虫が苦手なガーデナーさんにもおすすめ。秋冬野菜を育てて、日々の食卓で採れたてを味わってみましょう! 秋冬野菜栽培スタートのための準備 sanddebeautheil/Shutterstock.com 家庭菜園は、地植えの畑はもちろん、種類を選べばベランダガーデンなどプランター栽培でも楽しむことができます。秋冬野菜の栽培をスタートする際に準備しておきたいものをチェックしておきましょう。 鉢・プランター Berents/Shutterstock.com プランター栽培なら、地植えのスペースがなくても家庭菜園を楽しむことができます。ベランダや玄関先での栽培も可能。条件に応じて移動できるのもメリットです。プランターを購入する場合は、育てたい野菜に応じた大きさや深さを考慮しましょう。例えばホウレンソウのような葉物野菜は根が浅く張るので比較的コンパクトなプランターで栽培が可能ですが、ダイコンのような根菜類は深さのあるプランターが必要です。ミニダイコンやミニハクサイなど、プランター栽培に向いたコンパクトな品種を選ぶのもよいでしょう。 土、鉢底石 Piyaset/Shutterstock.com 菜園で野菜を栽培する場合、成功のカギを握るのが土作りです。土作りは植え付けの直前に行うよりも、2週間以上前に準備しておくのがベター。事前によく土を耕して、石や過去に栽培した野菜の葉や根、ごみなどを取り除いておきます。育てたい野菜に応じて、2週間以上前に堆肥や石灰などを散布して耕し、1週間前に肥料を投入しておくとよいでしょう。 プランター栽培では、一般的な野菜・草花用の培養土を選んで、プランターの底に鉢底石を数cm厚入れて使います。 備えて安心な病害虫対策グッズ 夏野菜に比べれば、シーズン的には害虫の被害が出にくい秋冬野菜。とはいえ、まったく発生しないという訳ではなく、アオムシやヨトウムシ、コナガなどのチョウ目害虫は、春だけでなく秋にも発生シーズンを迎えます。害虫が発生してしまった場合に備えて、野菜に使える殺虫剤を用意しておくと安心です。なかでも、収穫直前まで使え、必要な時にピンポイントで手軽に使えるスプレーできるものがあると重宝します。 肥料 美味しい野菜作りには、適切な肥料を与えることが大切。植物を健全に生育させ、収穫を楽しむためには肥料が欠かせません。肥料にもいろいろな種類がありますが、植物によって必要な栄養素が異なるので、野菜作りに合わせて配合されたものを選ぶとよいでしょう。 寒冷紗、支柱 Lee waranyu/Shutterstock.com 冬の寒さ対策と害虫対策に、あると便利なのが寒冷紗。防虫ネットと遮光ネットの役割を併せ持つような布です。保温効果があるので、霜よけや寒さ対策として効果的。また、網目が細かいので害虫対策にも役立ちます。寒冷紗をトンネル状にセットするための支柱と合わせて活用してみましょう。果樹の場合は、樹木に巻き付けて防寒対策とすることもできます。 いまが始めどき! おすすめの秋冬野菜10選 秋冬に栽培をスタートする野菜はいろいろありますが、その中でも家庭菜園ビギナーにも育てやすく、鉢植えでも栽培できる野菜を10種ご紹介します。家庭菜園の場合、特に種まきから栽培すると、一度に大量の野菜が収穫できて食べきれないことも。少し時期をずらして種を播く「ずらしまき」などをして、収穫量を調整するのもおすすめです。 新鮮な間引き菜をお料理に活用できるのも家庭菜園の楽しみのひとつですね。 ハクサイ ranmaru/Shutterstock.com アブラナ科の葉菜類で、冬の定番野菜の一つ。連作障害が発生しやすいので、2年間はアブラナ科の植物を植えていない場所で育てましょう。種まきの適期は8月下旬〜9月上旬で、間引きながら育成し、収穫は11〜1月です。苗から育てる場合は、9月下旬に植え付けましょう。かたく結球したら収穫時です。ベランダでも育てやすく、料理もしやすい手ごろなサイズのミニハクサイも人気。 ダイコン Princess_Anmitsu/Shutterstock.com アブラナ科の根菜類で、直根性で移植を嫌うため、種まきからスタートします。春まきもできますが、管理のしやすい秋まきがおすすめ。種まきの適期は8月下旬~9月上旬で、間引きながら育成し、収穫は10月下旬〜12月です。プランターで栽培する場合は、コンパクトに育つミニダイコンを選ぶとよいでしょう。菜園の場合は、土作りの際によく耕して土をやわらかくしておくことが理想の形をつくるポイントです。 カブ Matsumoto/Shutterstock.com アブラナ科の根菜類で、直根性で移植を嫌うため、種まきからスタートします。種まきの適期は8月下旬〜10月上旬で、間引きながら育成し、収穫は10〜12月です。連作障害が発生しやすいので、2年間はアブラナ科の植物を植えていない場所で育てましょう。春まきもできますが、管理のしやすい秋まきがおすすめ。小カブ種で直径5cm、大カブ種で直径10cmくらいに育ったら収穫します。プランターでも育てやすい野菜です。 ラディッシュ(ハツカダイコン) cha_cha/Shutterstock.com アブラナ科の根菜類で、種まきから収穫までの期間が短く、プランターでも簡単に栽培できるので、家庭菜園初心者に特におすすめの野菜です。春まきと秋まきが一般的で、秋まきでは9月下旬~10月下旬に種まきをしますが、真夏と真冬を除けば通年栽培できます。間引きながら育成し、1カ月ほどで収穫ができます。収穫が遅くなるとスが入ることがあるので、収穫時を逃さないようにしましょう。 ホウレンソウ Iakovleva Daria/Shutterstock.com ヒユ科の葉菜類で、栽培期間が短く、種まきから育てます。春まき・夏まき・秋まきができますが、管理のしやすい秋まきがおすすめ。種まきの適期は9〜10月で、間引きながら育成し、収穫は10〜12月。プランター栽培でも育てやすい野菜です。酸性土壌に弱いので、種まきの2〜3週間前に苦土石灰と堆肥を散布して土作りをしておきましょう。 コマツナ Jun Wat/Shutterstock.com アブラナ科の葉菜類で、育てやすい野菜の代表格。栽培できる期間も長く、3〜10月に種まきができますが、管理のしやすい春まきと秋まきがおすすめ。秋まきの場合は寒冷紗などを利用して防寒対策をするとよいでしょう。間引きながら育成し、草丈が25cm程度になったら収穫時です。 ミズナ Ryoko Fujiwara/Shutterstock.com アブラナ科の葉菜類で、種まきからスタートします。小さな株で収穫するなら3~10月まで種まきできますが、じっくり育てて大株にするなら秋まきがおすすめ。秋まきの適期は9月上旬~10月中旬で、間引きながら育成し、草丈が25cm程度になったら収穫時。12~1月まで育てれば大株で収穫できます。 シュンギク Hagen Wan/Shutterstock.com キク科の葉菜類で、種まきからスタートします。生育適温は15〜20℃と冷涼な気候を好み、春まきと秋まきができますが、管理のしやすい秋まきがおすすめ。種まきの適期は8月下旬〜10月上旬で、間引きながら育成し、収穫は10月中旬〜12月上旬です。酸性土壌に弱いので、苦土石灰などを用いて土作りをしておきましょう。株ごと抜き取って収穫もできますが、一般家庭では茎の途中で摘み取って収穫すれば、次々と脇芽が出て長い期間収穫できます。 ワケギ&アサツキ TG23/Shutterstock.com いずれもネギ科の葉菜類で、球根を植え付けて栽培します。コンパクトなプランターでも簡単に育てられるので、ベランダガーデンにもぴったり。植え付けの適期は8月下旬〜9月下旬です。草丈が20cmほどに伸びたら収穫適期。3cmほど残して地際で刈り取ると、再び葉を伸ばして何度か収穫を繰り返すことができます。 イチゴ OTCR/Shutterstock.com バラ科の果菜類で、苗から栽培をスタートします。10月中旬〜11月中旬に親株を植え付けて冬越しさせ、収穫は翌年の4月下旬〜6月上旬です。イチゴの株元の膨らんだ部分を「クラウン」といい、成長点があるので、これを埋めないように浅植えにするのがポイント。花が咲いたら、筆などを使って人工授粉をしましょう。夏頃からランナー(ほふく茎)を伸ばして子株ができるので、2節目以降の子株をとって増やすこともできます。 秋冬野菜を栽培して、美味しい収穫を楽しもう! Franz Peter Rudolf/Shutterstock.com この記事では、秋からスタートする家庭菜園の準備と、ビギナーでも育てやすいおすすめの野菜についてご紹介しました。熱中症の心配や害虫被害が少ない秋は、絶好のガーデニングシーズン。菜園デビューにもちょうどいい季節です。ぜひ秋冬野菜の栽培に向けた準備をスタートして、家庭菜園ならではの新鮮な野菜を味わってみませんか?
-
一・二年草

観賞用トウガラシ(唐辛子)はカラフルで個性的! 手入れや増やし方を解説
観賞用トウガラシの基礎知識を知っておこう! Olga Mazo/Shutterstock.com 観賞用トウガラシはナス科トウガラシ属に分類される植物で、植物としては食用のトウガラシと同じものです。野菜などの食用にする作物には、安全性が確認されている農薬を使うことが法律で決められていますが、観賞用の植物はそうした基準をクリアしていない農薬が使われていることがあります。そのため、食べることは避けましょう。秋の終わりになると観賞部位である果実が熟し、種子を取ることができますが、これを採種して翌年の春に播くと、色とりどりの食べられるトウガラシを作ることができます。ただし、味は食用のものに比べると劣ることが多いです。 熱帯アメリカ原産で、暑さには強いですが耐寒性はあまり高くありません。原産地では多年生のものもありますが、日本では冬越しが難しいため一年草として扱われています。冬場に暖かい場所で管理すれば、冬越しすることは可能です。 人気の高い観賞用トウガラシの品種 s8/Shutterstock.com 観賞用トウガラシには品種のバリエーションが豊富です。ここでは人気の品種をいくつかご紹介します。 コンガ Kit Leong/Shutterstock.com ‘コンガ’は短めで丸みのある実が可愛らしい品種です。実の色が紫からオレンジ、赤へとだんだん変化していくのが特徴で、変化のスピードが実ごとに違うので、一株でもカラフルな色を楽しめます。株のサイズが小さめなので、寄せ植えにもおすすめの品種です。 メデューサ Roberto Dani/Shutterstock.com ねじれた形の細い実が特徴で、その形がギリシア神話に登場するメデューサに例えられました。実の色も緑、黄、オレンジ、赤と変化が楽しめます。乾燥させてクリスマスのオーナメントなどにも使われる人気の品種です。 パープルレイン Yui Yuize/Shutterstock.com ‘パープルレイン’は細長く濃い紫色の実がエレガントな品種です。葉も、緑の地色に紫がかった葉脈と白色の斑が入って、涼やかな雰囲気があります。寄せ植えをシックな印象にするのにも向く品種です。 観賞用トウガラシの栽培方法を解説 S_Photo/Shutterstock.com さまざまな品種がある観賞用トウガラシですが、ここからは栽培方法について、項目ごとに詳しく解説します。 土づくりと肥料のポイント Piyaset/Shutterstock.com 観賞用トウガラシには、水はけと水もちがよい用土を準備しましょう。 用土は市販の観葉植物用の培養土や、赤玉土と腐葉土を6:4で混合したものを使います。もしくは赤玉土と腐葉土に酸度調整済みのピートモスを混ぜるのもおすすめです。 肥料を与える際は、元肥には完熟堆肥や緩効性の化成肥料を使いましょう。追肥は5〜9月の成長期に、定期的に緩効性化成肥料を置き肥するか、液体肥料を使用します。 植え付け時のポイント larisa Stefanjuk/Shutterstock.com 観賞用トウガラシは寒さに弱いので、植え付けは暖かくなってから行います。植え付けの適期は5〜8月ですが、遅くなると実を観賞できる期間と量が少なくなるので、早めに植え付けるのがおすすめです。庭植えの場合は、株同士の間隔を20cmほどあけて植えるようにします。 ナス科の植物のため、同じ土での連作は難しいです。鉢植えの場合は、新しい土を用意して植え付けましょう。庭植えの場合も、土づくりをしてから植えるようにします。 観賞用トウガラシに適した場所 Yui Yuize/Shutterstock.com 観賞用トウガラシは日当たりと風通しのよい場所を好みます。湿度が高い場所では根腐れが起きやすいため、風通しのよい場所で育てるのも重要です。日照不足では実が十分に成長しません。しかし、真夏などに日差しが強すぎてすぐに土が乾燥してしまう際には、明るい日陰や、午後から日陰になる場所に移して育ててもよいでしょう。 水のやり方のポイント Miriam Doerr Martin Frommherz/Shutterstock.com 鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水をやります。庭植えの場合は自然の雨のみで育ちますが、真夏など日差しが強く乾燥しすぎる時期には、適宜水やりをします。 観賞用トウガラシは根が浅く張っているため乾燥に弱い植物です。乾かしすぎないように注意しましょう。乾燥する時期には株元を腐葉土で覆い、保水性を高めるとよいでしょう。 観賞用トウガラシに見られる病害虫 Kazakova Maryia/Shutterstock.com 注意が必要な病気は、うどんこ病です。梅雨時や秋の長雨の時期に特にかかりやすいため、病気の葉を見つけ次第、殺菌剤で対処が必要です。 害虫では、アブラムシやハダニに注意が必要です。気温が高くなる4〜10月につきやすくなります。アブラムシは見つけ次第手などで取り除き、ハダニはこまめに葉水をかけて取り除きます。野菜用の殺虫剤を使用して対処することも可能です。食用にしないので、株元にオルトランなどの薬剤をまいて対処するのもよいでしょう。 観賞用トウガラシの増やし方 Marsan/Shutterstock.com 観賞用トウガラシは、主に種まきで増やします。 種まきの適期は、気温がおよそ20〜25℃になる5〜6月です。育苗箱に3〜4cm間隔で、すじまき、もしくは点まきします。本葉が出てきたら育苗ポットに植え替えましょう。その後、根が十分に回ったら鉢へ移します。 また、挿し木で増やすのも簡単です。9月下旬になったら挿し木をして苗を作り、小さい株にして室内で冬越しをすることもできます。 観賞用トウガラシの種子の取り方 Maryia_K/Shutterstock.com 観賞用トウガラシの実がしおれたら種子が取れます。しおれた実を縦に切って種子を取り出しますが、種子に触れた手で目などを触らないように注意しましょう。作業時にはゴム手袋で保護するのがおすすめです。 取った種子は十分に乾燥させた後、翌年の暖かくなる時期まで冷蔵庫で保管します。発芽率が落ちるため、翌年には播きましょう。 観賞期間が長い! カラフルなトウガラシを楽しもう Federico Magonio/Shutterstock.com 色鮮やかで、姿も個性的な観賞用トウガラシは、夏前から秋の終わりまで長く楽しめることも魅力の一つです。品種も多く、色合いや形もさまざまなので、ぜひ好みの品種を探してみてください。お気に入りの観賞用トウガラシでガーデニングに彩りをプラスしてみてはいかがでしょうか?
-
宿根草・多年草

いつもの庭に躍動感をプラス 風にそよぐグラス類4選
ナチュラルな印象を与えるグラス すっと長く伸びた葉を持つグラス類は、普通の葉や花など丸い形が目立つガーデンの中で、直線を感じさせる貴重なアクセント。また、すっきりとした細長い葉だけでなく、ふわふわとした形や枝垂れるもの、鮮やかに色づくものなど、さまざまな種類がある穂状の花もグラス類の大きな魅力です。わずかな風をとらえてさらさらと揺れるグラス類の姿は情緒豊かで、ガーデンに取り入れるとナチュラルな印象が際立ち、風が吹くたびに景色に動きが生まれます。寄せ植えに取り入れれば、繊細な細い葉が華やかな花々を引き立てる存在として活躍。丈夫で育てやすい品種が多いのも嬉しいところです。豪華な花々に比べ、一見地味に思えますが、爽やかな葉姿や柔らかな花姿を持ち、和風の庭にも洋風の庭にもしっくりとなじむグラス類は、ガーデニングに欠かせない存在です。 宿根草の取り揃えが豊富な栃木・那須の「コピスガーデン」のグラス類のコーナー。 グラスの特徴 ふわふわとした穂を持つものや、細い葉を風に揺らすもの。ガーデンに登場するグラスにはさまざまな種類がありますが、そのほとんどがイネ科に属しています。そもそも、英語のgrassにはイネ科の植物という意味もあります。イネ科の植物の大きな特徴は、平行に葉脈が走る細長い葉を持ち、根はひげ根で穂状花序(すいじょうかじょ)をつけること。この科に属する植物は非常に種類が多く、10,000種余りを数えます。 風に揺れるグラス類の植物 グラス類にはたくさんの種類がありますが、その中でもガーデン素材として人気が高いものを少しご紹介します。 ホルデウム・ユバツム(ジュバタム) 初夏につけるふさふさした穂は、ピンク色を帯びた優しいクリームグリーン。次第に黄金色に咲き進みます。風になびくと柔らかな曲線を描き、グラス類の中でも穂の美しさから人気が高い種類。 パンパスグラス elinaxx1v/shutterstock.com 草丈1~3mに達する、ススキに似た大型のグラス。長く伸びた茎の先につける、白やピンクのふわふわとした大きな花穂は、秋のグラスガーデンの主役としてインパクト抜群。切り花やドライフラワーとしても人気があります。 ラグラス Varran/Shutterstock.com 「ウサギの尾」を意味するラグラスは、初夏につけるふっくらとした柔らかな白い穂が愛らしく、フラワーアレンジの花材としても活躍します。‘バニーテール’は草丈20~40cmほどで穂も小さい矮性種。こぼれダネでもよく増えます。 カレックス Nicky Rhodes/Shutterstock.com 風になびく細い葉と、バリエーション豊かな葉色が魅力的なカレックス。緑葉のほか、赤銅色や明るい黄緑色、銀白色、斑入りなど、さまざまな色が楽しめます。丈夫で育てやすく、花壇や寄せ植えのアクセントにおすすめです。 ここでご紹介したグラス類はごく一部。このほかにも魅力的なグラスはたくさんあります。また、グラス類は生育旺盛で丈夫なものが多いので、手をかけなくても栽培しやすいのも特徴です。反面、大きくなりすぎたり、根詰まりしやすいので注意しましょう。 グラス類を取り入れて、変化に富んだガーデニングをぜひ、楽しんでください! Credit 写真・文/3and gardenガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。
-
一・二年草

ガーデンを鮮やかに彩るカラーリーフ バリエーション豊富なコリウス
花壇や寄せ植えのアクセントに欠かせないカラーリーフ ガーデンを彩る草木の中でも、特に葉色のバリエーションが豊富で、花や実よりも葉を観賞対象とするものをカラーリーフと呼びます。植物の葉というと、緑色が思い浮かびますが、カラーリーフの葉色は銅葉や黄金葉、銀葉、紫葉、黒葉などじつに多様。緑色にしても、明るいライムグリーンから濃い緑色まで幅広くあります。カラーリーフは観賞期間が長く、また広い面積に渡って彩りを広げるので、ガーデンのベースとしてや、色合いの変化などの演出には欠かせません。寄せ植えのアクセントとしても活躍します。 そんな魅力的なカラーリーフの中でも、初心者でも育てやすくてよく流通されるものの一つが、今回ご紹介するコリウス。コリウスは主として葉を観賞する東南アジア原産のシソ科の植物で、日本では園芸的には一年草扱いとされます。キンランジソやニシキジソなどとも呼ばれる通り、シソ科らしい形の葉はカラーバリエーションが豊富で、緑が勝るものから、赤い葉に黄緑色の縁取りが入るもの、緑の葉に赤い斑が入るものなど、オレンジ色や赤色、紫色、黒色まで実にさまざまな色合いを持つ品種があります。コリウスは観賞期間が長く、特にガーデンの色合いが寂しくなってくる秋のガーデニング素材としても頼れる植物。葉色は複色になっていることが多く、他のカラーリーフにはない、ユニークで印象的なコリウスの葉色や模様は、ハロウィンの花壇や寄せ植えの演出としてもぴったり。ハンギングバスケットやコンテナに植えれば、花にも負けない艶やかな姿が楽しめます。 近年、人気のコリウス苗として栄養系と呼ばれるものがあります。これは従来のタネから育てる種子系の苗とは異なり、挿し木で増やした苗のこと。種子系に比べて花が咲きにくいため大株に育てやすく、スタンダード仕立てやツリー仕立てにも向きます。コリウスは旺盛に生育するので、初夏に苗を購入して植え付ければ、秋にはさまざまに色づいた葉が広がる、見応えのあるコーナーをつくることができます。 コリウスの葉色を一部ご紹介 前述の通り、とても葉色のバリエーションが豊富なコリウス。明るく華やかな色合いを持つ品種も多く、秋のガーデンの彩りとしても活躍します。ここでは、ガーデンを彩るコリウスを一部ご紹介します。 コリウスの育て方 コリウスはガーデニング初心者でも育てやすいカラーリーフ。耐寒性が弱く、日本で栽培する場合は一年草扱いなので、気軽にチャレンジしてみましょう。 コリウスを育てる際には、水はけがよく、日当たりと風通しのよい場所で栽培します。耐暑性は普通程度にありますが、真夏は葉色があせることが多く、退色が気になる場合は直射日光の当たらない明るい半日陰に移動するとよいでしょう。比較的水を好み、特に大株になると水を必要とするので、しおれないように注意します。鉢植えの場合は表土が乾いたらたっぷりと水を与えます。庭植えの場合は、植え付け直後と真夏を除き、基本的に水やりは必要ありません。 花期だけでなく、葉がついている間中楽しめる観賞期間の長さもカラーリーフの魅力。コリウスは、初夏に植え付けると晩秋まで楽しむことができます。根鉢を崩さずに植えるようにし、生育に応じて適宜鉢増しをして植え替えましょう。花穂を上げて青紫色の花を咲かせますが、花に養分を取られて生育が鈍るため、茎の先端のほうに花芽が見えたらすぐ下の節で切り取ります。また、スタンダード仕立てなどにする場合、摘心を繰り返して草姿を整えるようにしましょう。耐寒性がないため一年草扱いとなりますが、冬越しに挑戦する場合は、11月中旬頃に室内に取り込み、暖かくて日当たりのよい場所で管理します。 併せて読みたい ・天野麻里絵さんの「やってみよう!初めてのガーデニング」 小さな花壇で夏から秋を彩るカラーリーフ5選 ・寄せ植えの基本知識! おしゃれに仕上げるコツ ・カラーリーフの宿根草「基本14種」寄せ植えや花壇に彩りを! Credit 写真&取材/3and garden ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。
-
一・二年草

蝶が舞うような優雅な姿が美しいクレオメ! 特徴や育て方をご紹介
クレオメってこんな花! まずは基本情報を確認 クレオメの学名は、Cleome hassleriana。フウチョウソウ科セイヨウフウチョウ属(クレオメ属)の一年草です。春に種子を播くと7〜10月に開花し、寒くなると枯死してしまう、ライフサイクルの短い植物といえます。花色はピンク、白、紫など。原産地は熱帯アメリカで、暑さには強いものの寒さに弱い性質です。日本へは明治時代に伝わったとされています。草丈は60〜120cmと高くなるので、支柱を設置しておき、強風などによる倒伏を防ぐとよいでしょう。 クレオメの特徴と楽しみ方 花は4弁花で、長いおしべが特徴です。一輪の花径は3〜4cmほどと小さいのですが、花茎の頂部で放射状に花をつけるので、まとまって大きく見えます。夕方に咲いて翌日の昼にはしぼんでしまう短命な花ですが、花茎を伸ばして下からどんどん咲き上がっていくので、長い期間にわたって開花を楽しめます。 クレオメは直立するような草姿で、スマートな印象。楕円形の葉が放射状について天狗の団扇のような姿をしています。軸の付け根にはトゲがあるので、取り扱いには注意してください。 草丈が高くなるので花壇では後段に配し、背景として活用するとよいでしょう。花つきがよいので、群生させると迫力のあるシーンを演出することができます。水揚げがよくないので、切り花には向いていません。 クレオメの別名と花言葉 クレオメには「西洋風蝶草(セイヨウフウチョウソウ)」の別名があります。これは蝶が舞っているように見える花姿から名付けられたとされています。また、「酔蝶花(スイチョウカ)」とも呼ばれており、これは同様に蝶のように見える花姿と、花色が変化していくことから酔って赤らんでいく姿をイメージしたもののようです。英名の「Spider flower」は、花姿が足の長い蜘蛛を連想させることからとか。 クレオメの花言葉は、「秘密のひととき」「風に舞う」「想像したほど悪くない」「小さな愛」などです。 さまざまな園芸品種があるクレオメ 真夏によく咲くクレオメは人気の草花で、園芸品種もさまざまに揃います。‘カラーファウンティン’は最もポピュラーな品種で、赤紫、濃いピンク、白の花色があり、丈夫で育てやすいためビギナーにおすすめ。‘ホワイトクイーン’は白花で、‘ピンククイーン’は咲き始めの濃いピンクから淡い色へと変化していきます。‘セニョリータ’はロザリータ(淡いピンク)、ブランカ(白)のバリエーションがあり、トゲがありません。「クリオ」シリーズは、草丈60〜70cmの矮性種で、コンパクトにまとまるのが魅力です。 クレオメを上手に育てるポイント ここまで、クレオメの基本情報や特徴、楽しみ方、花言葉、種類などについてご紹介しました。では、ここからはガーデニングの実践編として、適した栽培環境や植え付け、水やりや施肥、日頃の管理、増やし方など、育て方全般について詳しく解説します。 クレオメに適した栽培環境 日当たり、風通しのよい場所を好みます。午前のみ光が差す東側など半日陰の場所でも育ちますが、あまりにも日陰だと花つきが悪くなるので注意しましょう。 水はけのよい環境を好むので、水はけの悪い土壌であれば、腐葉土や堆肥を多めにすき込み、10〜20cmくらい土を盛って周囲よりも高くしておくとよいでしょう。暑さに大変強いので、夏の強い日差しのもとでも元気に開花します。そのため、遮光ネットなどの暑さ対策は不要です。また、一年草で秋が深まり涼しくなってくると枯れてしまうので、冬越しの対策も必要ありません。 クレオメを育てるのに適した用土 【地植え】 植え付けの約2週間前に、腐葉土や堆肥、緩効性肥料を混ぜ込んで、よく耕してください。水はけのよい環境を好むので、腐葉土や堆肥を多めにすき込み、10〜20cmくらい土を盛って周囲よりも高くしておくとよいでしょう。土づくりをした後にしばらく時間をおくことで、分解が進んで土が熟成し、植え付け後の根張りがよくなります。 【鉢植え】 市販の草花用培養土を利用すると手軽です。自身で土を配合する場合は、赤玉土(小粒)6:腐葉土4の割合でブレンドするとよいでしょう。 クレオメを植え付ける適期と方法 クレオメの植え付けの適期は、4月下旬〜5月です。ただし、ほかの時期にも苗は出回っているので、花苗店などで入手したら早めに植え付けるとよいでしょう。 クレオメは「直根性」といって、ゴボウのように太く長く伸びる根を持っていて、この根を傷めると後の生育が悪くなるので、移植する際は根鉢を崩さないよう丁寧に扱ってください。 【地植え】 土づくりをしておいた場所に、苗の根鉢よりも一回り大きな穴を掘り、根鉢を崩さずに植え付けます。クレオメは移植を嫌うので、根を傷めないように扱うことがポイントです。最後にたっぷりと水を与えます。複数の苗を植える場合は、20〜30cmくらいの間隔を取っておきましょう。 【鉢植え】 鉢で栽培する場合は、6〜7号の鉢を準備します。用意した鉢の底穴に鉢底ネットを敷き、軽石を1〜2段分入れてから草花用の培養土を半分くらいまで入れましょう。苗をポットから取り出し、根鉢を崩さずに鉢の中に仮置きして高さを決めます。クレオメは移植を嫌うので、根を傷めないように扱うことがポイントです。少しずつ土を入れて、植え付けましょう。水やりの際にすぐあふれ出すことのないように、土の量は鉢縁から2〜3cmほど下の高さまでを目安にし、ウォータースペースを取っておいてください。土が鉢内までしっかり行き渡るように、割りばしなどでつつきながら培養土を足していきます。最後に、鉢底から流れ出すまで、十分に水を与えましょう。 クレオメの水やり 水やりの際は、株が蒸れるのを防ぐために茎葉全体にかけるのではなく、株元の地面を狙って与えてください。 真夏に水やりする場合は、朝か夕方の涼しい時間帯に行うことが大切です。気温の高い昼間に行うと、すぐに水の温度が上がり、株が弱ってしまいます。 【地植え】 根付いた後は、地植えの場合は下から水が上がってくるのでほとんど不要です。ただし、雨が降らない日が続くようなら水やりをして補います。特に真夏の気温が上がって乾燥しやすい時期は、ハダニが発生しやすくなるので、茎葉全体や葉裏などにもシャワーをかけて防除するとよいでしょう。 【鉢植え】 鉢栽培の場合は、日頃の水やりを忘れずに管理します。ただし、いつもジメジメとした状態にしておくと、根腐れの原因になってしまいます。クレオメは乾燥に強く、特に苗が幼いうちは水を与えすぎると、ヒョロヒョロと茎葉が伸びて軟弱になるので注意しましょう。土の表面がしっかり乾いたら、鉢底から水が流れ出すまで、たっぷりと与えてください。茎葉がしおれそうにだらんと下がってきたら、水を欲しがっているサイン。植物が発するメッセージを逃さずに、きちんとキャッチしてあげることが、枯らさないポイントです。 クレオメに必要な肥料 【地植え・鉢植えともに】 植え付け時に元肥として緩効性肥料を施しておきます。その後は、5〜9月に緩効性肥料を月に1度を目安に、株の周囲にばらまいて土によく馴染ませてください。 鉢栽培の場合は、水やりと共に肥料成分が流亡しやすいので、株の状態を見て勢いがないようであれば液肥を施して様子を見るとよいでしょう。 クレオメの生育中に必要な管理 【花がら摘み】 クレオメは次々に花が咲くので、終わった花は早めに摘み取りましょう。まめに花がらを摘んで株まわりを清潔に保つことで、病害虫発生の抑制につながりますよ! また、いつまでも花がらを残しておくと、種子をつけようとして株が消耗し、老化が早まって花数が少なくなってしまうので注意。花がらをまめに摘み取ると、次世代を残そうとして次から次に花がつき、長く咲き続けてくれます。 【支柱の設置】 クレオメは草丈が高くなるので早めに園芸用支柱を立てておき、丈が伸びてきたら誘引して倒伏を防ぎましょう。 クレオメがかかりやすい病気と気をつけておくべき害虫 【病気】 クレオメは病気に強く、発症の心配はほとんどありません。 【害虫】 クレオメに発生しやすい害虫は、ハダニ、コナジラミ、モンシロチョウの幼虫などです。 ハダニは、葉裏に寄生して吸汁する害虫です。体長は0.5mmほどと大変小さく、黄緑色や茶色い姿をしています。名前に「ダニ」がつきますが、クモの仲間。高温で乾燥した環境を好み、梅雨明け以降に大発生しやすいので注意が必要です。繁殖力が強く、被害が大きくなると、葉にクモの巣のような網が発生することもあります。湿気を嫌うため、予防として高温乾燥期に葉裏にスプレーやシャワーなどで水をかけるとよいでしょう。 コナジラミは、植物の葉裏について吸汁する害虫です。体長は1mmほどと大変小さいのですが、白いので目にとまりやすいといえます。繁殖力が旺盛で、短期間で卵から幼虫、成虫になり、被害が拡大しやすいのが特徴。吸汁によってウイルスを媒介するほか、排泄物にすす病が発生しやすく、二次被害を呼びやすいので要注意。冬は卵やサナギの状態で雑草の中に潜み、春になると周囲に移動して活動を始めるので、雑草や枯れ葉を残さずに処分しておきましょう。大発生した時は、スプレータイプの適用薬剤を散布して対処してください。 モンシロチョウはシロチョウ科の昆虫で、春から秋にかけて発生しやすく、主に幼虫が葉を好んで食害します。葉に1個ずつ産卵され、幼虫がまだ小さいうちは2〜3mmで緑色をしているために見つけづらいのですが、大きくなると3cm前後になり、発見するとギョッとしてしまいます。若芽や葉を好み、旺盛に葉に穴をあけて一晩で被害が拡大することもあるので注意。葉の裏表を観察し、穴があいていないかチェックしておきましょう。見つけ次第捕殺します。 クレオメは種まきで増やせる! クレオメは、ビギナーでも種まきから簡単に育てられますよ! こぼれ種で増えるほど強健な性質で失敗が少ないので、ぜひ種まきから始めてみませんか? 種まきからスタートするメリットは、輸送などによる苗への負担がかからず、環境に馴染みやすいことです。敷地が広くて多数の苗を植えたい場合は、コストカットにもなります。 今年咲いた花から種子を採取して播きたい場合は、開花期が終わりそうな頃に花がら摘みをやめて、莢をつけさせます。莢が熟した頃に採取して中から種子を取り出し、密閉容器に入れて種まきの適期まで保存しておきましょう。 種まき適期は、4〜5月です。 【直まき】 庭に直接種子を播くことを「直(じか)まき」といいます。 種子を播く約2週間前に、腐葉土や堆肥、緩効性肥料を混ぜ込んでよく耕し、土づくりをしておきましょう。種子はばらまきにし、薄く土をかぶせます。発芽後は間引きながら育成し、最終的に株同士の間隔を20〜30cmほど取ります。密植すると見栄えはよくなりますが、蒸れたり、病気にかかりやすくなったりするので、適切な株間を取って風通しよく管理しましょう。 【ポットまき】 種まきから栽培する場合、花壇などに直まきすると、幼苗のうちに病気や虫の害にあいやすく、天候不順に左右されやすいので、黒ポットに播いて、適した場所で管理すると、より確実です。用土は清潔な市販の種まき用の培養土を使いましょう。クレオメは「直根性」といって、ゴボウのように太く長く伸びる根を持っていて、この根を傷めると後の生育が悪くなるので、移植する際は根鉢を崩さないよう丁寧に扱ってください。 まず、3号の黒ポットに草花用にブレンドされた市販の培養土を入れ、種子を2〜3粒ずつ播いて軽く土をかぶせます。最後にジョウロなどで高い位置から優しい水流で水やりしておきましょう。発芽までは明るい半日陰で管理し、乾燥しないように適度に水やりします。 発芽後は日当たりのよい場所で管理します。勢いがあって元気のよい苗を1本のみ残し、ほかは間引きましょう。ヒョロヒョロと伸びて弱々しい苗や、葉が虫に食われている苗、葉が黄色くなっている苗などを選んで間引きます。苗が十分に育ったら、花壇や鉢など、植えたい場所に、根鉢を崩さずに植え付けます。 花が少ない真夏にも元気に咲くクレオメを育ててみよう! 暑さに負けず、夏の庭に彩りをもたらしてくれるクレオメ。華奢な風貌で、風にゆらゆらと揺れ、白花は特に涼を感じさせてくれます。ぜひ庭やベランダに迎えて、優美な花姿を愛でてはいかがでしょうか。 Credit 文/3and garden ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。
-
宿根草・多年草

園芸品種は1万以上! ベゴニアの種類ごとの特徴や主な品種を解説
ベゴニアとはどんな花? Ihor Hvozdetskyi/Shutterstock.com ベゴニアは、シュウカイドウ科シュウカイドウ属の多年草です。原産地はオーストラリアを除く、世界の熱帯・亜熱帯地域。発芽適温が20〜25℃、生育適温が18〜20℃ということからも分かるように、暑さには強いのですが、寒さには弱い性質です。そのため、日本で育てる際には、冬の寒さ対策が必須です。 ベゴニアが世界の熱帯・亜熱帯地域に分布しているということは、自生する地域や気候に馴染むように、それぞれに進化してきたことが想像できますね。その種類は、なんと原種で2,000種以上が確認されています。人気の植物ですから、人の手により長年にわたって品種改良が行われてきたこともあり、現在、交配種は1万種を超えているとされています。 ベゴニアは常緑性の植物で、周年青々とした葉を保ち、葉の形は左右非対称になります。肉厚で大きめの葉を持ち、種類によってその色や形はさまざまで、株姿も茎が上に伸びるタイプや這うように伸びるタイプなど多様です。 また、雌雄異花なのもベゴニアの特徴で、1つの株に雄花と雌花が咲きます。総じて雄花が八重咲き、雌花が一重咲きになります。ベゴニアの開花期は主に4〜10月。花色はピンク、赤、オレンジ、黄、白、青、紫などがあります。 ベゴニアの花言葉 Asetta/Shutterstock.com ベゴニアの花言葉は、「片想い」「愛の告白」「親切」「幸福な日々」など。「片想い」は、葉の形が少しいびつなハート形をしているところからとされています。 また、花色によっても異なる花言葉が与えられており、赤いベゴニアは「公平」、白いベゴニアは「親切」です。 木立性ベゴニアの特徴 Peter Turner Photography/Shutterstock.com 茎が上方へ真っ直ぐに立って伸びるのが、木立性ベゴニアの特徴です。木立性ベゴニアの草姿は、4つに分類することができます。 ●矢竹型 太い主枝が真っ直ぐに伸び、竹のように節がやや太くなるタイプ。十分に主枝が伸びきると、次の新しいシュートが地際から出てきます。木立性ベゴニアの中でも主流の草姿で、品種数も多く出回っています。 ●叢生(そうせい)型 やわらかい質感の茎が地際から多数伸び、株立ち状に茂るタイプ。細い茎は枝分かれしやすい性質を持っています。 ●つる性型 茎が細くて這うように伸びたり、枝垂れたりするタイプ。ハンギングバスケットのように高い位置に掛けたり吊り下げて、しなやかな茎葉の動きを楽しむタイプです。 ●多肉茎型 枝分かれしにくい、多肉質の太い茎が伸びるタイプです。 ひと口に木立性ベゴニアといっても、バラエティーに富んでいます。木立性ベゴニアは、花茎を伸ばした先に枝分かれして小さな花をびっしりと咲かせる華やかさが魅力。花色は白、赤、ピンク、オレンジ、複色咲きなどがあります。四季咲き性の品種が多く、冬も10℃以上を保てば開花を楽しめます。冬越しできる最低温度は7℃程度です。草丈1mを超える大型の品種もあれば、鉢栽培できるコンパクトな品種もあります。 木立性ベゴニアの主な品種 Nnattalli/Shutterstock.com ‘カサブランカ’は、黒みがかったベルベットのような質感の葉に映える白い花が特徴的。「世界最高峰」といわれる品種です。 ‘ミセスハシモト’は、コレクター垂涎の名花で、長く伸ばした花茎の先に枝分かれしてピュアホワイトの花が鈴なりに咲きます。花の重みで花茎がしなる姿が魅力的です。 ベゴニア・マクラータは、グリーンの葉に白いドットが入るユニークな株姿に人気があり、「ポルカドットベゴニア」とも呼ばれています。夏に清楚な白い花が咲きます。 ‘ピンク・ミュージアム’は、葉表が濃いグリーン、葉裏が銅色のリバーシブルタイプ。ベビーピンクの愛らしい花も目を引きます。 根茎性ベゴニアの特徴 Jamikorn Sooktaramorn/Shutterstock.com 多肉質の太い茎が地下で横に這うように伸びるタイプが、根茎性ベゴニアです。主に葉の形や色に特徴のある品種が揃い、特にコレクション性が高く、人気を誇っています。葉のサイズも2cmほどの小さなものから、30cm以上になるものまで。茎が地表か地中にあるため、葉が地際から直接伸びているように見えるのが特徴です。 直射日光に当てないほうがよく、明るい日陰や室内などで管理する観葉植物として人気があります。開花期は3〜6月頃。花色は白、赤、ピンク、オレンジ、黄、複色があります。寒さに弱く、耐寒温度は3〜5℃。 根茎性ベゴニアの主な品種 Fabrizio Guarisco/Shutterstock.com ‘バウレンシス’は、花弁の裏にトゲが生えているのが特徴で、取り扱いには注意。先端がとがっているシャープな葉姿で、グリーンの葉は紫色で縁取られています。 ベゴニア・マソニアナは、中国南部からヒマラヤにかけて自生するベゴニアで、「アイアンクロス・ベゴニア」とも呼ばれています。葉の美しさを楽しむ観葉ベゴニアで、グリーンの葉に鉄十字のような黒い模様が入り、インパクトがあります。草丈は30〜50cmで、耐寒温度は5℃くらいまで。 ‘タイガーキトゥン’は、育ててみたい品種として大人気。深いワインレッドの葉に明るいグリーンの斑がランダムに入ります。葉数が多く出揃い、まるでシックな花が咲いているように見えます。 レックスベゴニアの特徴と主な品種 Real_life_photo/Shutterstock.com レックスベゴニアは、根茎性ベゴニアの一種です。インド〜タイ原産のベゴニア・レックスをメインに、他の品種を掛け合わせて作出された品種群のことをレックスベゴニアと呼び、今や一つのジャンルとなっています。葉の美しさを追求して作出された品種グループで、特にコレクション色が強いのが特徴。品種数が大変多く、珍しい色や模様、葉姿はエキゾチックで、選ぶ楽しみがありますよ! レックスベゴニアの草丈は30〜50cmで、管理しやすいコンパクトさもいいですね。強い日差しに当てると葉焼けして美観を損なうので、明るい日陰で管理します。耐寒温度は5℃くらいなので、秋以降は室内の明るい窓辺などに移動するとよいでしょう。 人気の品種は、カエデのような形のシルバー色の葉で、縁や葉脈に赤茶色がのる‘ベデルギウス’、葉が渦巻き状に立体的に巻き込むシルバーリーフを持ち、縁と中央には黒い斑が入る‘エスカルゴ’などです。 球根性ベゴニアの特徴と主な品種 Gurcharan Singh/Shutterstock.com 球根性ベゴニアは、園芸品種の球根ベゴニアの元となっている、アンデス山系に分布する数種の野生種の球根性ベゴニアのことを指します。園芸品種の基本となった原種は7種類あり、ボリビエンシス、キンナバリーナ、クラーケイ、ピアーセイ、ロシフローラ、ダビシー、ベイシーです。 球根ベゴニアの特徴 supawat bursuk/Shutterstock.com 球根ベゴニアは、前述のようにアンデス山系に分布する、球根性の野生種から作出された園芸品種群です。気温が下がると地上部を枯らして休眠し、球根の状態で越冬します。ベゴニアの中でも花の発色が美しく、華やかな存在感を放ちます。 球根ベゴニアは、茎が立ち上がって自立する「立ち性」と、枝垂れるように伸びる「下垂性」の2種類に分けられます。開花期は4月中旬〜7月中旬。花色は赤、ピンク、オレンジ、黄、白、複色などがあります。花のサイズは5〜30cmと品種によって幅があり、一重咲き、八重咲き、ピコティ咲き、バラ咲きなど、花姿も多様です。 球根ベゴニアの主な品種 Celine Kwang/Shutterstock.com ‘ノンストップ’シリーズは、10cmほどの大きな花が、次々と「ノンストップ」に咲く品種です。バラのような豪華な八重咲きで、花色は赤、オレンジ、黄、白、ピンクなどがあります。草丈は約20㎝で、コンパクトにまとまる扱いやすさも長所の一つです。 ‘ファイヤークラッカー’は、原種のベゴニア・ボリビエンシスに交雑種を掛け合わせて作出された品種で、花火が見事に上がったような咲き姿が個性的。花色はピンク、オレンジ、黄、白など。枝垂れる性質があるので、ハンギングバスケットや吊り鉢などに植え込み、高い場所に飾るのがおすすめです。 センパフローレンスの特徴 Yui Yuize/Shutterstock.com ベゴニア・センパフローレンスは、昔から庭づくりに用いられてきた種類で、一般家庭ではもちろん、公共の花壇でもよく見られます。ベゴニアの中でも一番身近な存在といっていいのではないでしょうか。 ベゴニア・センパフローレンスはブラジルが原産のククラタの変種、フーケリーを元に作出された園芸品種です。4月中旬〜11月まで開花期間が長いのが特徴で、四季咲きベゴニアとも呼ばれています。花色は赤、ピンク、白、複色など。草丈は20〜60cmで、肉厚でつややかな葉を持ち、葉色はグリーン系とシックな褐色系があります。寒さに弱いので、日本では一年草として扱われていますが、暖地では冬越しできることもあるようです。 センパフローレンスの主な品種 Enokorogusa/Shutterstock.com ‘アンバサダー・ローズフラッシュ’は、センパフローレンスの中でも大輪系の品種です。生育旺盛で分枝性もよく、草姿が乱れにくくきれいにまとまります。草丈は25〜30cm。茎葉は明るいグリーンで、花色はピンクです。 ‘ダブレット’は、銅葉系の葉がシックな印象。花色は赤、ピンク、白で、半八重咲きの花を密に咲かせる姿は大変華やかです。草丈は20〜45cm。 ‘ダブルアップ’は、分枝がよい品種で、こんもりと密に茂る特徴があります。花弁を幾重にも重ねる八重咲きで、優美な印象。花色は赤、ピンク、白があり、茎葉は明るいグリーンと褐色が揃います。草丈は20〜45cm。 エラチオールベゴニアの特徴 Maria Pomelnikova/Shutterstock.com エラチオールベゴニアは、ベゴニア・ソコトラナと球根ベゴニアを交配して作出された園芸品種群です。花鉢として販売されることが多く、窓辺を彩る植物として人気があります。開花期は9月中旬〜6月下旬で、花色は赤、ピンク、オレンジ、黄、白、複色など。一重咲きもありますが、花弁を幾重にも重ねる華やかな八重咲きに人気が集まっています。草丈は15〜40cmでコンパクトにまとまり扱いやすいのも長所。生育適温は20℃前後で、耐寒温度は10℃くらいと、暑さも寒さも苦手という性質を持っています。 エラチオールベゴニアの主な品種 Summer 1810/Shutterstock.com ‘バレンチノ’は大輪のシングル咲き。濃いピンクと黄色の花心やしべのコントラストが美しく、目を引く品種です。花つきがよく、株いっぱいに花芽がつき、次々と咲き上がります。花もちがよいのも特徴です。 ‘アール・ヌーヴォー’は、クラシカルな雰囲気をまとう品種で、花弁を数枚重ねる八重咲き。花色は深みのあるピンクで、花弁の縁にはグリーンが混じります。 ‘ダネードー’は鮮やかな赤色の花。大きな花弁の中央に、小さな花弁が連なるユニークな咲き姿を楽しめます。 冬咲きベゴニアの特徴と主な品種 Debu Durllabh/Shutterstock.com 冬咲きベゴニアは、クリスマス・ベゴニアとも呼ばれ、クリスマスからお正月のシーズンを盛り上げる花鉢として利用されています。冬に出回る花ですが、寒さには弱く、耐寒性は10℃くらいまでで、花を咲かせるには15〜18℃が必要です。冬は必ず室内で管理しましょう。花色は赤、ピンク、白などで、茎葉を覆い尽くすほどたっぷりと開花します。 主な品種の‘ピーターソン’は、ピンク、淡いピンク、濃いピンクのバリエーションがあり、花茎を立ち上げて多数の花を咲かせます。‘ラブ・ミー’は、可愛らしいネーミングもあって、爆発的にヒットした品種。パステルピンクの花が株いっぱいに咲いて、室内を華やかに彩ります。 さまざまな種類があり葉や花が楽しめるベゴニアを育ててみよう Alina Kuptsova/Shutterstock.com 原種が2,000以上、交配種は1万を超えるといわれるほど、種類が豊富なベゴニア。可愛らしい花を楽しむもの、クールな葉姿を楽しむものなど、多様なコレクションができます。さまざまな種類の中から、お気に入りのベゴニアを見つけて、ガーデンやベランダなどで育ててみてはいかがでしょうか。
-
おすすめ植物(その他)

夜に香る花には理由があった! いい香りを楽しめるおすすめの花13選
夜に花の香りが強くなるのはなぜ? 夜に花を咲かせて、香りを強く漂わせる植物は、熱帯地域に自生する植物がほとんど。これは、植物の生き残り戦略の一つとして発達したものです。熱帯地域は、昼は暑すぎて生命の危険があるために昆虫が外に出ることは少なく、気温が下がった夜になると活発に活動し始めます。花は、そんな昆虫を呼んで受精を確実にするために、夜に開花するように進化したのです。サイズが大きく白い花が多いのは、ほの暗い月光の下でも目立ちやすくするため。さらに香りを強く漂わせることで、虫をおびき寄せるというわけです。したがって、夜に香りを漂わせる植物のほとんどが、夏に開花します。 夜に香る花13選 夜に花を咲かせて香りを濃く漂わせる植物、13種類をピックアップしました。寒さに弱いものがほとんどですが、適した温度管理をすれば、日本でも栽培することができます。 マツリカ モクセイ科ソケイ属のつる植物です。開花期は7〜9月で、花径2cmくらいの肉厚な白い花が咲きます。夕方から咲き始め、翌朝にはややピンク色を帯び、やがてしぼんでしまう一日花です。一重咲きと八重咲きとがあります。ジャスミンの一種でもあり、強い香りを放つのが特徴です。香料用として栽培され、またジャスミンティーの材料にもなっています。 原産地は熱帯アジアなので暑さには強く、寒さに弱い性質を持っています。冬でも10℃以上は必要なので、鉢栽培を基本とし、季節に応じて適地へ移動しながら管理するとよいでしょう。つるを伸ばして生育し、自然界では150〜300cmくらいにまで達します。鉢植えでは剪定や切り戻しによって樹勢をコントロールし、手に負える範囲で栽培するのがおすすめ。オベリスクやあんどん仕立てに使う支柱などを設置し、つるを誘引しながら管理しましょう。常緑の植物で冬もみずみずしいグリーンを楽しめますが、寒さによって地上部を枯らすことがあります。たとえ地上部が枯れても地下の根は生きていることがあるので、翌春に生育し始めるのを待ってみてください。 ヨルガオ ヒルガオ科ヨルガオ属の多年草です。日本では寒さに耐えられずに越年できないので、一年草として扱われています。開花期は8〜9月。夕方からアサガオに似た、10〜12cmの大きな白い花が咲き、甘い香りを漂わせます。翌朝にはしぼんでしまう一日花ですが、開花期間中は次々に咲いて長く楽しめます。ユウガオという名前で流通していることもあります。 原産地は南アメリカのつる性植物です。つるを4〜6m伸ばすので、支柱やネットを設置し、誘引して仕立てます。つるが硬いので、多少強引に誘引してもかまいません。暑さ対策として南側の窓前にネットを張って広く誘引すれば、グリーンカーテンとしての利用も可能。日当たりのよい場所を好むこと以外は、放任でもよく育つ丈夫な性質で、ビギナー向きです。 イエライシャン ガガイモ科テロスマ属の多年生つる植物です。開花期は6〜9月で、花径2cmくらいの星形の花が咲きます。花色は咲き始めの黄緑からオレンジへと変わり、咲き進むと上品な甘い香りを放ちます。夜になるとより強く香りますが、真夜中になると甘い香りはなくなるなど、時間帯によって香り方が変わる神秘的な植物です。イエライシャンは中国語で、漢字で書くと「夜来香」。日本ではトンキンカズラの別名があります。 原産地は中国やベトナムなどで、暑さには強く、寒さに弱い性質を持っています。冬でも10℃以上は必要なので、鉢栽培を基本とし、季節に応じて適地へ移動しながら管理するとよいでしょう。つるを伸ばして生育し、自然界では4〜5mくらいにまで達します。鉢栽培では剪定や切り戻しによって樹勢をコントロールし、手に負える範囲で栽培するのがおすすめ。オベリスクやあんどん仕立てに使う支柱などを設置し、つるを誘引しながら管理しましょう。肥料を好むので、生育期は定期的に緩効性化成肥料を与えて、株の勢いを保ちます。ただし、冬は生育が止まるので、肥料は与えずに管理してください。 プルメリア キョウチクトウ科インドソケイ属(プルメリア属)の落葉樹です。原産地では一年中開花しますが、日本での開花期は6〜10月。花径は6〜7cmで、やや肉厚な5弁花を咲かせます。花色は赤、ピンク、黄、白、複色など。開花すると、甘い香りを漂わせます。 原産地は熱帯アメリカで、暑さには強く、寒さに大変弱い性質を持っています。冬でも15℃以上は必要なので、鉢栽培を基本とし、季節に応じて適地へ移動しながら管理しましょう。樹高は自然樹形で10mほどにもなりますが、近年は樹高を抑えた矮性種も出回っています。晩秋に室内に取り込む前に剪定し、大きくなりすぎないようにするとよいでしょう。 チューベローズ リュウゼツラン科ゲッカコウ属の球根植物です。開花期は7〜9月で、花色は白。花茎を長く立ち上げ、6弁花を多数咲かせて穂状になります。甘いフローラル系の香りを持ち、夜になるとより濃く香るのが特徴。香水の原料にもなっています。 原産地はメキシコで、暑さに強く寒さに弱い性質。十分気温が上がった春に植え付け、初夏から初秋に向けて開花。地上部が枯れた頃に球根を掘り上げて、バーミキュライトを入れた箱に埋め、10℃以上の場所で管理。越年後また春が来たら植え付ける……というライフサイクルで、毎年楽しめる草花です。草丈は60〜100cmになり、花茎を長く伸ばすので、支柱を立てて誘引しておくとよいでしょう。やや湿り気のある土壌を好むので、特に真夏は水切れしないように管理するのがポイントです。 月下美人 サボテン科エピフィルム属の多年草です。月花美人の開花期は7〜10月で、12〜13cmの大きな花を咲かせます。花色は白で、花弁を重ねる豪華な花姿が魅力。夜に開花し始めて甘い香りを放ち、朝までにはしぼんでしまう一日花です。 原産地はメキシコを中心とした中南米。サボテンの一種で、高温多湿の森林内で自生してきた植物です。寒さに大変弱く、冬でも8〜10℃は必要なので、鉢栽培を基本とし、季節に応じて適地へ移動しながら管理します。草丈は100〜200cm。もともとは樹木の幹に根を張り、下向きに葉を枝垂れさせるようにして生育する特性があり、草姿が乱れやすいので支柱を立てて誘引するとよいでしょう。あまりに大きくなって持て余すようなら、シュートが100〜150cm伸びたところで先端を摘み取り、高さを抑えます。 ニオイバンマツリ ナス科バンマツリ属(ブルンフェルシア属)の常緑性低木です。開花期は4〜7月で、花径3〜4cmの5弁花が多数咲き、満開時には木を覆い尽くすほどになり、見応えがあります。咲き始めは紫色ですが、だんだん褪色してやがて白へ変化します。そのため1本の木で紫から白の複色の花色を楽しめ、大変華やかです。花からは芳醇な甘い香りが漂い、夜に香りが強まります。 原産地はブラジル南部やアルゼンチンで、約40種が分布。熱帯性の花木のため、暑さには強く、寒さには弱い性質を持っています。冬でも5℃以上は必要なので、鉢栽培を基本とし、季節に応じて適地へ移動しながら管理するとよいでしょう。開花期は水を欲しがるので、水切れには注意。生育旺盛で樹形が乱れやすいので、開花後すぐを目安に、適宜切り戻して管理します。 イランイランノキ バンレイシ科イランイランノキ属の常緑樹です。自生地では一年中開花しますが、日本での開花期は6〜9月。花径は5cmほどで、ややカールする長い花弁がユニークです。咲き始めはグリーンで、咲き進むと黄色やオレンジ色へと変化していきます。香水の原料になるほど芳香を放つのが特徴。開花初期は香らないのですが、開花が進むと強く香るようになります。 主に熱帯地域に自生する植物で、暑さには強く、寒さに大変弱い性質を持っています。冬でも15℃以上は必要なので、鉢栽培を基本とし、季節に応じて適地へ移動しながら管理するとよいでしょう。 ヤコウボク ナス科ケストルム属の常緑性低木です。開花期は6〜11月で、星形の花が咲きます。花色はグリーンを帯びた白。一つひとつの花は小さく、やや地味な印象ですが、多数の花を咲かせ、濃厚な甘い香りを漂わせて存在感を強めます。夜にはいっそう強く香るため、「ナイトジャスミン」の別名を持っているほどです。強烈といってもいいほど香るので、強い香りを長時間かぐと頭痛を起こしやすい敏感な方は、開花期には室内に入れないほうが無難です。 原産地は西インド諸島で、暑さには強く、寒さに弱い性質を持っています。冬でも5℃以上は必要なので、鉢栽培を基本とし、季節に応じて適地へ移動しながら管理するとよいでしょう。自然樹高は100〜300cmになりますが、剪定や切り戻しによって樹勢をコントロールし、手に負える範囲で栽培するのがおすすめ。花が咲き終わった枝は切り戻しておくと、側枝を伸ばして再び開花します。 キダチチョウセンアサガオ ナス科キダチチョウセンアサガオ属の常緑樹です。開花期は7〜11月で、別名の「エンジェルストランペット」の名前の通り、長さ25〜30cmほどのラッパ形の花を下向きに咲かせます。花色はピンク、オレンジ、黄、白。夜になると香りが強くなります。 原産地は熱帯アメリカで、暑さには強く、寒さに弱い性質を持っています。そのため、鉢栽培を基本とし、季節に応じて適地へ移動しながら管理するとよいでしょう。ただし、他の熱帯植物よりは寒さに耐え、暖地では地植えも可能です。本来は常緑樹ですが、日本の冬の寒さを経験するとすべての葉を落とします。しかし生育期になると新芽を出すので、早々に枯れたと判断せずに春まで見守ってください。全ての部位に毒を含むので、取り扱いには注意しましょう トキワレンゲ モクレン科モクレン属の常緑樹です。シラタマモクレン、ココマグノリアの別名を持っています。開花期は3〜11月ですが、満開の姿がずっと続くというよりは、長い期間に花が少しずつ咲くといった具合です。緑色のつぼみが時間をかけてほころんでいき、白い玉のような花姿が愛らしいのですが、一日花のためすぐに散ってしまいます。開花するとメロンのような甘い香りを漂わせます。 原産地は中国で、関東以南の暖地であれば、庭植えも可能です。最終的に樹高は3mくらいになりますが、成長が遅いので鉢栽培にも向いています。剪定の手間はあまりかからず、透かし剪定をして管理するとよいでしょう。 オシロイバナ オシロイバナ科オシロイバナ属(ミラビリス属)の多年草です。日本では寒さに耐えられずに越年できないので、一年草として扱われています。開花期は6〜10月で、花色はピンク、白、赤、オレンジ、黄、複色など。ほのかに上品な甘い香りを持っています。花は夕方から咲き始めて翌朝まで開花。午前中にしぼんでしまう短命の一日花ですが、次々と咲くので、終わった花をまめに摘み取り、株まわりを清潔にしておきます。 原産地はペルーなどの熱帯アメリカで、暑さに強い性質を持っています。草丈は30〜100cm。こぼれ種で増えて雑草化するほど強健な生命力を持ち、放任してもよく育つのでビギナーにおすすめ。植え付けの適期は6〜8月。日当たりと風通しのよい場所を選んで植え付けます。 サガリバナ サガリバナ科サガリバナ属の常緑高木です。開花期は7〜9月で、花茎が下に向かって30〜50cm伸びて多数の花を連ねます。花色は白〜淡いピンクで、糸状に長く伸びる雄しべが放射状に展開し、ふわふわとした花姿が特徴です。太陽が沈む頃から開花し始め、完全に日が落ちて暗くなった頃に満開になります。翌朝、日が昇り始める頃に全ての花を落とす、一日花です。開花すると、バニラのような甘い香りを漂わせます。 原産地は、東南アジア〜太平洋で、日本では沖縄など南西諸島に自生。暑さには強く、寒さに大変弱い性質を持っています。冬でも15℃以上は必要なので、鉢栽培を基本とし、季節に応じて適地へ移動しながら管理するとよいでしょう。 夜によい香りを放つ花を楽しもう 夏になると、夜に花を咲かせる植物の種類が多くなります。特に夜行性の昆虫にアピールしておびき寄せるために、麗しい香りを漂わせる花も多く、観察するのも楽しいもの。夜に香る植物を取り入れて、庭にトロピカルな雰囲気を加味するのもよさそうです。 Credit 文/3and garden ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。
-
観葉・インドアグリーン

果樹栽培【アボカドの育て方】おいしく食べたアボカドの種子から発芽させて育ててみよう!
森のバターとも呼ばれる栄養豊富なアボカド Krasula/Shutterstock.com 栄養価が高く、おいしくて人気の高いアボカド。「森のバター」とも呼ばれるように、脂肪分を多く含んだアボカドは、トロリと柔らかくてクリーミーです。スーパーにも並ぶ一般的な果実ですが、アボカドがどのような植物なのか知っている人は意外に少ないかもしれません。アボカドは中央アメリカを原産とする常緑性の高木の果実で、世界に3,000品種以上あるとされています。 MNStudio/Shutterstock.com 「森のバター」という名がある通り、アボカドの果実には脂肪分が多く含まれていてカロリーは高めですが、その脂肪分の多くは健康によいとされる不飽和脂肪酸。また、美容や健康に欠かせない各種ビタミンや、女性に欠乏しやすいミネラルを豊富に含み、葉酸や食物繊維も含まれている、特に女性にとってはとても嬉しい食材。そのため、「食べる美容液」なんていう名前で呼ばれることもあるほどです。 トーストにスライスしたアボカドと目玉焼きをのせて。Anna Shepulova/Shutterstock.com さて、そんなアボカドをおいしく食べた後に残るのが、実の真ん中にある、丸くて大きなタネ。いつもは捨ててしまうこのタネを使って、アボカドを育ててみませんか? アボカドは耐寒性がやや弱いものの、意外にも日本の気候でも栽培が可能です。関東南部以西であれば、戸外での越冬も可能。もっとも、食品として販売されているタネから栽培した場合、結実までに長い時間がかかるので、アボカドを自宅で収穫するのは難しいかもしれません。タネから育てた実生苗は、実の収穫には適していませんが、アボカドの葉は涼しげで濃い緑色が美しく、実を収穫できなくても観葉植物として楽しむことができます。成長させれば、初夏に咲く黄色い小花も楽しめますよ。本来は高木になるアボカドですが、鉢植えでコンパクトに育てれば、室内でも栽培できます。 観葉植物として育てたアボカドは、大きな濃い緑の葉が素敵。Madlen/Shutterstock.com アボカドのタネの発芽方法 アボカドを食べたら、タネは捨てずにとっておきましょう。その際、包丁の刃などで多少傷がついていたとしても、問題なく発芽します。アボカドは低温に弱く、長く冷蔵庫に入っていた場合などは発芽しにくくなっている場合があります。アボカドを食べる機会があればいつでも挑戦できますし、失敗してもともと、という気持ちで、あまり気負わずにチャレンジしてみましょう。 アボカドの発芽は、気温の高い5~8月頃に行うのがオススメ。20℃ほどの気温を保つことで、発芽率が高まります。気温が高い状態で発芽すれば、その後の生育の際にも防寒対策が必要ありません。ここでは室内のちょっとしたスペースで管理でき、誰でも挑戦しやすい水耕栽培と、発芽後も育てやすい鉢植えでの発芽の手順をご紹介します。 アボカドの栽培 12カ月早見表 水耕栽培でのアボカドの発芽方法 用意するもの アボカドのタネ 水耕栽培用の容器 つまようじ 水耕栽培用の容器はグラスなどなんでも構いませんが、根を伸ばせるようにある程度深さがあり、タネを固定できるよう口の部分がタネよりも一~二回りくらい大きいものがオススメです。 発芽の手順 取り出したタネをよく洗うアボカドからタネを取り出したら、タネについているぬめりを取り除くようによく洗います。アボカドの果肉には発芽抑制成分が含まれているため、しっかり洗っておかないと発芽しにくくなります。アボカドは乾燥に弱いので、食べた後は早めに発芽作業をするとよいでしょう。 タネにつまようじを刺すよく洗ったタネのとがったほうが上、丸いほうが下になるように、つまようじを3本ほど刺します。このつまようじを容器の縁にかけてタネを固定します。タネに傷がついても、中心部の胚が傷つかなければ問題なく発芽するため、あまり深くなければ気にせずに刺してしまってOKです。やや下向きに刺すと、タネを深く容器に沈めることができます。 容器にタネをセットする水耕栽培の容器に水を入れ、つまようじを刺したアボカドのタネをセットします。水の量は、タネの下1/3~半分ほどが水に浸かるようにするとよいでしょう。タネをセットしてから、30~40日程度で発芽します。時々水を替えながら、発芽まで待ちましょう。 水耕栽培での発芽後の管理 Olya Detry/Shutterstock.com 発芽した後のアボカドは、しばらくは水耕栽培で育てることができます。日当たりがよく、気温の下がらない窓辺などに置きましょう。水中に白い根を伸ばし、次第に成長する姿が見られるのは水耕栽培ならではの楽しみ。環境さえ整えば、根と茎を伸ばして大きくなりますが、ある程度の大きさを超えたら倒れやすく、生育も悪くなります。半年ほど栽培して、根がいっぱいになったり、葉が数枚出たタイミングで培養土を入れた植木鉢に植え込むとよいでしょう。 地上部が成長し、根がいっぱいになってきたら植え替えのタイミング。Olya Detry/Shutterstock.com 鉢植えでのアボカドの発芽方法 GlebGus/Shutterstock.com 土に植えて発芽させる場合は、はじめから地植えにするよりも、植木鉢で栽培するほうが管理もしやすくオススメです。植木鉢で栽培する場合、土は園芸用培養土で大丈夫。アボカドは弱酸性の土壌を好みますが、さほど気にしなくてもよいでしょう。 Lizmyosotis/Shutterstock.com アボカドのタネは、水耕栽培の場合と同様に、よく洗ってぬめりを取っておきます。タネは乾燥に弱いので、実から取り出したらなるべく早めに植えましょう。植木鉢の底に鉢底石を入れ、水やりの際に水がたまるウォータースペースを考慮しながら培養土を入れたら、とがったほうが上になるようにしてタネを植え込みます。その際、タネの下半分ほどだけが土に埋まるように注意しましょう。タネを植えたら水をたっぷりやり、タネ播きは完了。アボカドは水切れに弱いため、植えた後は土が乾かないように水やりを忘れずに行います。発芽に適した温度は20℃前後で、植え込み後、1カ月程度で発芽します。 アボカドの育て方 ShooShoo/ Shutterstock.com 発芽したアボカドは、北風が直接当たらない、日当たりがよい場所で管理します。水切れに弱いので、用土が乾燥しないよう水やりを忘れずに行いましょう。特に、夏場は乾燥しやすいので注意します。また、春~秋にかけての気温が高い成長期には、必要に応じて規定量の肥料を施すとよく育ちます。幼木の頃は茎が折れやすいため、支柱を立てて育てると安心。茎が伸びてきたら、鉢の大きさや必要に応じて剪定します。 アボカドは耐寒性がやや弱いため、冬は防寒対策が必要です。特に若木のうちは寒さに弱いので、室内に取り込んで育てたほうが無難。成長すれば、地域によっては戸外でも越冬できます。寒風が直接当たらない、日当たりのよい場所で管理するとよいでしょう。 アボカドは本来であれば高木に成長するため、鉢植えの場合は大きめの鉢で栽培するとよいでしょう。根詰まりすると生育が悪くなるので、生育に合わせて数年に一度植え替えをします。植え替えの適期は5~6月頃。根が強くないので、植え替えの際はあまり根をいじらないように注意します。根がある程度大きく育ったら、花壇などに植え付けるのも方法です。 味のよいアボカドを結実させて実を収穫したい場合には、このようにタネから育てた実生苗は適しません。実生苗は花も咲きにくいので、園芸店で接木苗などを購入しましょう。結実までの年数は、接木苗で3~4年ほどとされています。また、アボカドの花は、一つの花の中でも雄しべと雌しべの成熟期が異なるため、自家受粉せず、1本だけ植えても結実しにくいのが特徴。実を収穫したい場合は、異なる品種と混植するとよいでしょう。 アボカド以外にも! インテリアにぴったりな葉を愛でる観葉植物3選 アボカド栽培は、芽吹きの様子から根や小さな芽が育ち、成長していく過程をすべて楽しむことができます。食べた後の種子から育てるので、実質原価0円で手軽に挑戦できるのも嬉しいですね。とはいえ、芽出しから観葉植物として楽しめるまで大きく成長するには少し時間もかかります。もっと簡単にインテリアでグリーンを楽しみたいなら、鉢植えの観葉植物を購入するのもおすすめ。ここでは美しい葉が楽しめる観葉植物を3つご紹介します。 カラジウム Firn/Shutterstock.com バリエーション豊富なカラフルな葉が、トロピカルな印象のカラジウム。サトイモ科の球根植物で、冬は休眠するので、秋に葉が黄色くなっても処分しないようにしましょう。休眠前から水やりを少しずつ控え、休眠中は球根を掘り上げるか鉢土を乾かして、室内の暖かい場所に置いておきます。5℃以下になると球根が腐ってしまうので注意しましょう。翌春に植え直せば、また新芽を出して成長してくれます。 ガジュマル Olga Miltsova/Shutterstock.com 独特の樹形を持つガジュマルは、観葉植物としてとても人気が高いクワ科の樹木です。樹形に加え、ゴムノキの仲間らしい常緑で艶のある葉も魅力的。日本でも沖縄や屋久島に自生し、現地では大木になりますが、観葉植物としてはコンパクトなサイズの鉢植えが広く流通しています。暖かい環境であれば丈夫で育てやすく、初心者にもおすすめ。生育旺盛なので、植え替えや剪定をして大きさをコントロールするとよいでしょう。 セローム Tran Trung Designer/Shutterstock.com 切れ込みの入った葉にエキゾチックな雰囲気の漂うセロームは、サトイモ科の観葉植物。観葉植物として人気の高い、同じくサトイモ科のモンステラにも似ていますが、成長は少しゆっくりで、茎や気根が木質化するなどの違いがあります。比較的耐陰性や耐寒性があるので、室内であれば冬越しもしやすく、初心者にも育てやすい観葉植物です。根の生育が旺盛なので、必要に応じて植え替えながら育てましょう。 観葉植物をもっと美しく楽しむためのコツ 観葉植物、という漢字からも分かる通り、観葉植物は生き生きとした葉が最大の魅力です。特に、面の広い葉を持つアボカドやセロームなどは、油断すると葉色がくすんだりホコリがたまったりして、なんだか暗い印象になってしまうことも。ここでは、葉を美しく保つための手入れ方法をご紹介します。 定期的な葉水で乾燥を防ぐ DimaBerlin/Shutterstock.com 室内で育てている観葉植物は、雨が当たらないので葉が乾燥しがちです。そこで定期的に行いたいのが葉水。特に空中湿度が高い熱帯雨林などの地域が原産の植物は、葉からも水分を吸収するので、霧吹きなどで葉に水をスプレーしてあげるとよいでしょう。裏側も忘れずにスプレーを。葉水は、葉が乾燥すると発生しやすいハダニの予防にもなります。葉水のついでに葉に虫がついていないか、枯れた葉や傷んだ葉が無いかも合わせて確認し、気づいたら取り除きましょう。ホコリがたまっている場合は、濡らした布やキッチンペーパーなどで拭き取るか、専用の葉面洗浄剤を使いましょう。 専用の葉面洗浄剤で艶やかな葉に 観葉植物の葉の手入れに一番手軽、かつ効果抜群なのが、専用の葉面洗浄剤を使うこと。積もったホコリや水では落ちにくい葉の汚れを落として、印象がすっきり明るくなりますよ。 そして、生き生きとした観葉植物の姿を楽しむには、植物を健康に育ててあげることが一番大切です。日々の水やりや肥料、病害虫対策などを通して、植物を元気に育てましょう。 併せて読みた
-
ショップ
![おしゃれなカフェと花が楽しめる青山フラワーマーケット 南青山本店[お出かけ情報・東京ボタニカルライフ]](https://gardenstory.jp/wp-content/uploads/2022/07/45c48cce2e2d7fbdea1afc51c7c6ad26-6.jpg)
おしゃれなカフェと花が楽しめる青山フラワーマーケット 南青山本店[お出かけ情報・東京ボタニカルライフ]
花と花雑貨、カフェ、スクールが一体になった花の複合おしゃれスポット 今年、南青山・骨董通り側に最大面積のフラッグシップショップとしてリニューアルオープンした「青山フラワーマーケット 南青山本店」。花と緑にあふれるフラワーショップや、国内外からセレクトされた約1,000種類の花瓶が並ぶフラワーベースギャラリー、エディブルフラワーを使ったメニューが大人気のティーハウスのほか、デイリーフラワーを気軽に楽しむコツを教えてくれるフラワースクールも併設。都内にいながら花に囲まれ、癒やしのひとときが楽しめます。 高感度の大人を魅了するセンスあふれる花と緑 国内122店舗を展開する青山フラワーマーケットのフラッグシップショップとしてリニューアルオープンした南青山本店。花のセレクトは店舗ごとに異なり、その土地の文化や人々の求めるものに応じて店長がそれぞれ仕入れをしています。南青山といえば、ファッションやアート、美食の最先端エリア。東京で最も感度の高い大人たちが集う街の花屋として、南青山本店には常時ハイセンスでユニークなセレクトの花が数多く並びます。夏はモカラやデンファレ、バンダなど花もちのよいラン類やクルクマ、ヒマワリがおすすめ。国内外のコンテストで受賞した花のコーナー「THE FLOWER」にはこの夏、グラマラスなリシアンサスが登場します。育種家の情熱が注がれた超進化系の花も見逃せません。 都会でヒマワリ畑が体験できる「青山ヒマワリ祭り」 8月1日(月)~8月7日(日)までは、ヒマワリが青山フラワーマーケット、ティーハウス、ハナキチの店内を埋め尽くす「青山ヒマワリ祭り」が開催されます。夏の太陽に向かって元気に花を咲かせる大輪花というイメージのヒマワリですが、近年はアレンジしやすい小輪や中輪、ふわふわした八重咲き、色もレモンイエローからクリーム、テラコッタ、2色咲きなど、そのバリエーションはとても豊か。新しいヒマワリの魅力が発見できます。遠方の方にも一緒にヒマワリ祭りを楽しんでもらうため、Aoyama DIRECT(オンラインショップの産地直送サービス)や、高速バス輸送サービスを活用したヒマワリの販売が、この時期限定で南青山本店でも実施されます。 夏の花を長もちさせるコツも伝授!「ケアツールフェア」 夏は切り花のもちが悪くなりがちですが、その原因は水の汚れと栄養不足。切り花を長くもたせるコツは、スパッと切れ味のよい花ばさみと清潔な水。8月は、花のある暮らしに役立つ選りすぐりのツールをテーマにした「ケアツールフェア」が開催され、限定オリジナル花ばさみの黒バージョンが並び、花を長もちさせるオリジナル切り花鮮度保持剤「フレッシュフラワーフード」のタンクやミストメーカーなどが、いつもよりお求めやすく購入できます。ヒマワリなどは茎に産毛が多く水が汚れる原因となるバクテリアが発生しやすいので、抗菌剤と糖分が主成分のフレッシュフラワーフードを使いつつ、花瓶の水を茎の先端が4〜5cm浸かる程度に加減すると、夏でも花が長もちします。 平日が狙い目の大人気カフェ「青山フラワーマーケット ティーハウス」 移転前の店舗時から常に行列ができていた大人気のカフェ、「青山フラワーマーケット ティーハウス」は、“花農家の温室”がコンセプト。天井や窓辺などにディスプレイされた観葉植物が店内を瑞々しい空気感で満たし、まさに都会のオアシスといった雰囲気。そんな癒やし空間のなかで提供されるメニューは「花かんむりのフレンチトースト」や「フラワーパフェ」、フレッシュハーブをたっぷりブレンドした「フレッシュハーブティー」、色とりどりの美しい花を加えた「フランス紅茶」など、エディブルフラワーやハーブを使った見目麗しい一皿ばかり。リニューアル後は席数を拡大していますが、休日のランチどきは並ぶので平日が狙い目です。 自分のために花を飾ろう。デイリーフラワーのための花教室 ティーハウスの奥には、フラワースクール「ハナキチ」も併設。青山フラワーマーケットのコンセプト「Living Wtih Flowers Every Day」を実践するための、素敵に飾るコツや季節の行事に合わせた花あしらい、ブーケの作り方などを教えてくれます。また、外部のスペシャリストを招いた「花とワインの会 Flower Wine Night」などバラエティに富んだクラスも用意。素敵な大人のたしなみとして、季節の花をササッとあしらうテクニックを身につけてみませんか。 花を買って、食べて、学べる青山フラワーマーケット 南青山本店。花のある素敵な暮らしの扉を開きに、週末お出かけしてみませんか。 Information 青山フラワーマーケット 南青山本店 住所/東京都港区南青山5-4-41 グラッセリア青山1階・2階 電話/03-3486-8787 営業時間/10:00~20:00、日祝 10:00~19:00 青山フラワーマーケット ティーハウス 南青山本店 電話/03-3400-0887 営業時間/8:00-19:00 ハナキチ 電話/03-3797-0704 営業時間/火-金:10:00-21:00 土日祝:10:00-18:00 定休日/月曜日 ※変動あり Credit 文/3and garden ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。 写真提供/パーク・コーポレーション



















