スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。「ガーデンストーリー」書籍第1弾12刷り重版好評『植物と暮らす12カ月の楽しみ方』、書籍第2弾4刷り重版『おしゃれな庭の舞台裏 365日 花あふれる庭のガーデニング』(2冊ともに発行/KADOKAWA)発売中!
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スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。「ガーデンストーリー」書籍第1弾12刷り重版好評『植物と暮らす12カ月の楽しみ方』、書籍第2弾4刷り重版『おしゃれな庭の舞台裏 365日 花あふれる庭のガーデニング』(2冊ともに発行/KADOKAWA)発売中!
3and gardenの記事
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都市公園に全国初の「ガーデンセラピー」を体感できるユニバーサルガーデン
庭が人へもたらす生理学的作用 2004年の浜名湖花博でつくられた「花の美術館 モネの庭」を再整備した浜名湖ガーデンパーク内の「印象派庭園 花美の庭」。(*) 画家のクロード・モネは草花を絵の具代わりに、キャンバスの上に絵を描くように庭づくりに没頭し、「生きた美術館」と評される美しい庭を残しました。しかし今、庭は芸術的価値を持った観賞の対象としてだけでなく、私たちの暮らしや心身に好影響をもたらす空間として、新たな価値が見いだされつつあります。 緑の血圧正常化作用 緑を見てホッとしたり、美しい風景に癒やされるという感覚は、誰しも経験があるでしょう。これまで体験的なものとして知られてきたこうした感覚に、千葉大学大学院・園芸学研究科の岩崎寛准教授は、血圧の正常化など緑が心身にもたらす生理的作用を発見。緑を見ることで恒常性回路が崩れる要因であるストレス刺激が緩和され、自己治癒力を高める効能があることを解明しました。 緑のストレス減少作用 また、オランダのある市民農園では、読書とガーデニングを比較したストレス値の計測実験が実施され、ガーデニングのほうが読書よりもストレスホルモンを軽減するという結果が得られました。さらに、東京都市大学総合研究所・環境学部の飯島健太郎教授が行った実験では、ガーデニングをしなくても、単に緑との距離が近いほど、ストレスホルモンが減少することが分かっています。このように、これまで「癒やし」という言葉で表現されてきた庭の効果には、生理学的作用があることが科学的に裏付けされ始めています。 理学療法的効果をもたらすガーデンデザイン 一方、こうした生理学的な作用に対し、理学的な療法効果を得られる空間としてガーデン設計を行っているのが、造園家の阿部容子さんです。阿部さんはアメリカ園芸療法協会会員として、米国のカンファレンスで学んだ知識や技術を生かした庭設計を行っています。 整形外科の屋上ガーデン。車椅子の人が移動しやすい、高さを上げた芝生の花壇。足裏刺激も得られる歩行訓練の場所として活用されている。 「理学的な療法効果とは、簡単にいえば、リハビリ効果がその一つです」と阿部さんは話します。例えば、過去に阿部さんが設計施工した整形外科の屋上ガーデンでは、加齢や事故、病気などさまざまな事情により身体機能が失われた方が、庭を歩くことでリハビリ効果が得られるよう道幅や距離、花壇の高さなどを専門医の意見を取り入れながら設計しました。そうした特別な事情がない場合でも、個人邸ではより使う人の心身の事情に寄り添って、背丈や腕幅、足の昇降高、視力など個人のフィジカルデータを反映した設計をすることで、その人がより快適に過ごせる庭づくりを行っています。 「もちろん、美しいというのは大前提。それに加えて、その人にフィットする機能を庭に落とし込むのが、私のガーデンデザインの信条です」(阿部容子さん) 浜名湖ガーデンパークに誕生する「ガーデンセラピー」を体感できるガーデン こうした庭の生理学的・理学的な療法効果を体感できるのが、浜名湖ガーデンパークに誕生するユニバーサルガーデンです。このプロジェクトは2024年春、浜名湖花博20周年を記念した「浜名湖花博20周年記念事業実行委員会(県部会)」の事業の一環で、阿部容子さんがデザインを担当。ガーデンセラピーを取り入れたデザインが予定されています。 浜名湖花博20周年記念事業は、内閣が提唱する国家戦略とも呼応する「デジタル田園都市(ガーデンシティ)」をテーマとしており、高齢化社会における健康寿命の延長や多様性を理解するための世代間交流など、浜名湖周辺の環境を活かした、自然の癒やしと現代の利便性を体感できるライフスタイルの提案の場として展開されます。 阿部さんがセミナー内でセラピーガーデンの実例として示した米国シカゴボタニックガーデンの「イネイブリングガーデン」。車椅子のガーデナーが設計した。Photo/Cicago botanic garden 2023年4月24日、ガーデンセラピーという新たな庭の価値観を取り入れたユニバーサルガーデンの設計を担当する阿部容子さんのセミナーが開催されました。セミナーには市内外の造園業者や学生など約35名が参加。ユニバーサルガーデン及びガーデンセラピーの考え方や認知機能に好影響を及ぼす特定の植物を取り入れたガーデン設計アイデア、療法的効果に積極的にアプローチする庭での五感刺激の方策などについて、阿部さんが解説し、参加者が熱心にメモを取る姿が見られました。 2023年4月24日に開催されたセミナーの様子。 市民の健康増進に寄与する新しい都市公園の提案 2024年春の浜名湖花博20周年記念事業へ向けて再整備されている浜名湖ガーデンパーク。(*) 浜名湖ガーデンパークという都市公園において、ガーデンセラピーを体感できるユニバーサルガーデンが展開される意義について、阿部さんに伺いました。 「庭は、これから向かう超高齢化社会において、さまざまな療法効果を得られる住宅の必須機能として位置付けられていくでしょう。しかし、まだその情報発信は十分ではありませんし、体感できる場所もありません。ですから、今回のユニバーサルガーデンでは、さまざまな庭の療法的効果を体感できる場所であると同時に、市民の皆さんがこのガーデンからさまざまなアイデアを持ち帰って、ご自宅の庭で実践できるセラピーガーデンのモデルガーデン的役割を担う必要があると思っています。訪れて楽しい場所であると同時に、市民生活の向上のための情報発信基地という役目も、浜名湖花博20周年記念事業が掲げる新しい都市公園のあり方として重要なポイントだと考えています」 造園家の阿部容子さん。 公園という不特定多数の人が利用する場所では、誰もが利用しやすいデザインとしてユニバーサルデザインを意識する必要がありますが、今回は「誰もが」という条件に応える一つのデザインに限定しない形を、阿部さんは考えています。 「例えば、回遊路を全部、車椅子で通れるスロープにしておけばユニバーサルなのかといったら、そう単純なものではありません。車椅子ユーザーにもさまざまな体格の人がいますし、介助の必要がある方もない方もおられ、お使いの車椅子の機能も異なります。場合によっては長いスロープより、車椅子で上がれる高さにした階段状の道のほうが安心な方もいらっしゃいます。また、足腰の弱った方には、高さや手すりのデザインに配慮した階段のほうが、スロープを歩き続けるより楽なことがありますし、健康な方にとってはスタスタ上がれる階段のほうが快適でしょう。 ですから、複数の選択肢を用意することによって、ガーデンを訪れた方がご自身のそのときの事情に合わせて園路を選んでこの庭を楽しみ、またいろいろな方法で楽しむ他の人の姿を目にすることで、他者への相互理解も進み、多様性を自然と受け入れる社会に繋がっていくとも思います。そして、ここを訪れた皆さんが、さまざまなことを体験し、自宅の庭にそのアイデアを持ち帰ってご自身の生活に生かしたいと思ったとき、今回セミナーに参加してくださったプロの造園業者の方々が、セラピーガーデンの設計知識を生かして活躍してくれたら理想的ですよね。そうなれば、県が掲げるデジタル田園都市構想が着実に実現化されていくのではないかと、私自身とても楽しみにしています」 コロナや社会情勢のめまぐるしい変化を受け、私たちの暮らし方や価値観も大きな変革期を迎えてさまざまな模索がされています。浜名湖花博20周年記念事業で推進されるプロジェクトは、新時代の暮らし方への一つの明確な回答として、2024年の春の開幕が大きな期待とともに待たれます。
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至高のバラ「ブルガリアン・ローズ」が横浜イングリッシュガーデンに登場
世界一のバラの香料を生産するブルガリア「バラの谷」 朝日を浴びて輝き出すバラの谷。nikolay100/Shutterstock.com ブルガリアの中部、バルカン山脈の南に位置し、スレドナ・ゴラ山脈との間に挟まれた東西約140kmの細長い渓谷、通称「バラの谷」。5月、吸う息や吐く息さえもバラ色に染まりそうなほど、谷はブルガリアン・ローズのピンク色で埋め尽くされます。ブルガリアン・ローズはロサ・ダマスケナ、カザンラクの名前でも知られるオールドローズの一つで、樹高は人の背丈程度。春にピンク色のクシュクシュとした愛らしい花を咲かせますが、何よりも人を引きつけるのは、その香りです。ブルガリアン・ローズの香りは「ダマスク香」というバラを代表する甘く芳しい香りで、さまざまな現代の園芸品種にも受け継がれています。 花は一つひとつ丁寧に手摘みされる。macondo/Shutterstock.com バラの谷では何世紀にもわたってバラの栽培が行われ、国家事業の一つとしてローズオイルが生産されてきました。北海道とほぼ緯度を同じくし、湿気が少なく冷涼なこの地で生産されるローズオイルは、その品質の高さから「黄金の液体」と称され、シャネルなど多くのメゾンが自社の香水にブルガリアン・ローズオイルを用いています。高い品質を維持するために、ブルガリアにはバラの花やローズオイルの栽培者・扱い業者の権利と義務を法制化したバラ製造に関する法律があり、世界に誇る品質が守られてきました。 摘み取られたブルガリアン・ローズは袋詰めされ、すぐに抽出所へ。RaDoll/Shutterstock.com ブルガリア国立バラ研究所は品質維持のための中枢機関で、ローズオイルやローズウォーターの分析・評価・認定を行うとともに、その効果効能についての化学的・薬理学的な研究が進められてきました。ダマスクローズは他国でも栽培されローズオイルの生産が行われていますが、生産地や抽出の技術などによってローズオイルに含まれる成分には大きな差が生まれます。 Anita Ben/Shutterstock.com バラの谷のローズオイルは275 種類以上ものマクロ、ミクロ成分を含有し、複合的かつ絶妙な構成配分であることが分かっています。ゆえに調香師の世界では、単にダマスクローズオイルではなく、「ブルガリアのダマスクローズオイル」を用いることが重要なポイントであることは常識です。「至高の香り」と呼ばれるバラの谷のローズオイルは香水として用いられるだけでなく、その多彩な微量要素の働きにより疾病治療や美容、女性特有の不調などに古くから利用されてきました。 ブルガリア国立バラ研究所からYEGに寄贈された特別な1株 そんなバラの国、ブルガリアから、神奈川県横浜市のローズガーデン「横浜イングリッシュガーデン」にブルガリアン・ローズがやってきました。バラの谷の東端に位置する街、カザンラクの名前でも呼ばれるこのバラは、日本でも苗が市販されていますが、今回やってきたのは、駐日ブルガリア共和国大使館マリエタ・アラバジエヴァ大使を通し、ブルガリア国立バラ研究所から寄贈された貴重な1株。2023年4月28日(金)に、マリエタ・アラバジエヴァ大使とテレビ神奈川熊谷典和社長による植樹式が執り行われ、ブルガリアン・ローズが横浜イングリッシュガーデンの芝地エリアに根をおろしました。 左から「横浜イングリッシュガーデン」スーパーバイザーの河合伸志さん、ブルガリア大使、テレビ神奈川熊谷典和社長。 ブルガリア大使のバラの楽しみ方 バラはブルガリアの国花で、女の子の名前にバラが使われていたり、ブルガリアでは人々の暮らしにとても身近な存在だといいます。大使ご自身もバラが大好きで、公邸にもカザンラクが植えられています。 「この季節は朝、カザンラクの香りをかぎに庭に出るのがとても楽しみなんです。バラは観賞するだけでなく、ブルガリアではバラジャムやバラの蜂蜜など、食卓にもしばしば登場します。これらは胃によいことでも知られ、私はパンケーキやヨーグルトに入れて食べるのが好きです。ローズオイル生産の副産物として抽出されるローズウォーターは最も身近な化粧水で、肌の水分を保持するのにとてもいいんですよ」(マリエタ・アラバジエヴァ大使) 植樹式当日は、駐日ブルガリア共和国一等書記官のペトラ・ニコラエフ氏によって、ブルガリアの観光と歴史を紹介する講演が開催。1kgのローズオイルを得るために3,000kgものバラの花びらが必要であることや、毎年開催されるバラ祭りについて、またバラと並んでブルガリアの特産品であるヨーグルトを使った夏のスープなどが紹介され、ブルガリアの奥深い魅力に触れる機会となりました。 この投稿をInstagramで見る 横浜イングリッシュガーデン-公式アカウント(@yokohama_eg_official)がシェアした投稿 また、園内の芝地エリアでは軽快な音楽とともにブルガリアの伝統舞踊が披露されました。その様子を上記の公式インスタグラムで紹介しています。 バラがより強く香る時間帯の「早朝プレミアム開園」実施中! 4/22(土)~5/21(日)の期間中には、毎年好評の「早朝プレミアム開園」も実施。期間中は通常より2時間早く、8時に開園。清々しい早朝の園内で、ブルガリアからきた貴重なブルガリアン・ローズの香りを堪能してみませんか。植樹した木は芝生エリアにあり、まだまだこれからつぼみが開きます。ただし春の一季咲きなので、この期間をお見逃しなく。売店にも特設コーナーを設置し、ブルガリアン・ローズの化粧水やジャム、蜂蜜を販売しています。 ブルガリア大使の食卓にも上るバラの蜂蜜は、売店で購入できます。 今年のバラの開花は、これまでの温暖な気候の影響で、例年になく全体的に早いペースとなりそうです。ブルガリアからやってきた貴重なブルガリアン・ローズとともに、横浜イングリッシュガーデンにはさまざまなバラが咲いています。バラの香りにどっぷり浸るひとときは、この季節だけの贅沢。芳純なバラの香りを堪能しに、ぜひ横浜イングリッシュガーデンへお出かけください。 ●『見渡す限りバラが咲く! 特別な時間を過ごせるバラ園「横浜イングリッシュガーデン」』では、「ローズ・フェスティバル2023」の見所をご紹介しています。
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宿根草・多年草

小さくて可愛い花が長期間咲くカラミンサ! 爽やかな香りも楽しめるハーブ
カラミンサはこんな花! まずは基本情報を確認しよう カラミンサはシソ科トウバナ属(カラミンサ属)の多年草。原産地は南ヨーロッパ、地中海沿岸で、寒さに強い性質を持っています。花の名前は、学名のCalaminthaがそのまま使われています。「カラミント」と呼ばれることもあるようです。 カラミンサの草丈は15〜50cmで、爽やかなミントの香りがあります。花色は淡いピンク、白、淡い紫。花穂を長く伸ばした先に小さな花をいくつも連ね、一つひとつの花は小さいものの、花つきがよいので開花期は大変華やかです。 カラミンサは多年草のため、ライフサイクルが長いのが特徴。春に成長期を迎えて新芽をたくさん出し、5月中旬〜11月上旬に開花、冬になると地上部を枯らします。しかし枯れたわけではなく、地中で休眠して越年し、春になると再び新芽を出し始める……ということを繰り返し、一度植え付ければ長く楽しめる植物です。 カラミンサの代表的な種類 カラミンサは、主に7種が世界各地に分布しているとされていますが、日本で一般に流通しているのは主に2種類です。ここでは、カラミンサの代表的な種類についてご紹介します。 最も流通している品種のカラミンサ・ネペタ カラミンサ・ネペタは、最もポピュラーに出回っており、コモン・カラミンサとも呼ばれています。花色は白、淡い紫で、花のサイズは1〜2cm。小さな花が花茎にたくさんつき、群植すると見応えがあります。 一回り大きな花を咲かせるカラミンサ・グランディフローラ カラミンサ・グランディフローラは花径2〜3cmと、ネペタよりも少し花のサイズが大きめです。花色は淡いピンクで、華やかな雰囲気が素敵です。園芸品種の‘バリエガータ’は、葉に白い斑が入るので、カラーリーフとして利用することもできます。 カラミンサを元気に育てるコツ ここまで、カラミンサの基本情報や種類についてご紹介してきました。では、ここからはガーデニングの実践編として、カラミンサの育て方について、詳しく解説します。 カラミンサに適した栽培環境 カラミンサは、日当たり・風通しのよい場所を好みます。水はけがよければ、朝のみ日が差す東側や木漏れ日がチラチラと差す程度の半日陰の場所でも栽培できますが、日照不足だと花つきが悪くなったり、徒長して茎葉がヒョロヒョロと長く伸びて倒れやすくなるので注意してください。 水はけ・水もちのよい土壌を好みます。極端な乾燥を嫌うので、適度な水分管理が必要です。 カラミンサは寒さには強いので、特に防寒の必要はありません。 カラミンサに適した土づくり 【地植え】 植え付けの約2週間前に腐葉土や堆肥、緩効性肥料を混ぜ込んで、よく耕してください。土づくりの後にしばらく時間をおくことで、分解が進んで土が熟成し、植え付け後の根張りがよくなります。 【鉢植え】 ハーブ用にブレンドされた、市販の培養土を利用すると手軽です。自身で配合土を作りたい場合は、赤玉土小粒6、軽石1、腐葉土3の割合でブレンドするとよいでしょう。 カラミンサの植え付けと植え替え カラミンサの植え付け・植え替えの適期は、3〜4月か、9月下旬〜11月上旬です。ただし、そのほかの時期にも苗は出回っているので、花苗店などで入手したら早めに植え付けるとよいでしょう。 【地植え】 土づくりをしておいた場所に、苗の根鉢よりも一回り大きな穴を掘り、軽く根鉢をほぐして植え付けます。最後にたっぷりと水を与えます。株が大きく育つので、複数の苗を植える場合は、40㎝くらいの間隔を取っておきましょう。 庭で育てている場合、環境に合えば植え替える必要はありません。 【鉢植え】 鉢で栽培する場合は、6〜8号鉢を準備します。用意した鉢の底穴に鉢底ネットを敷き、軽石を1〜2段分入れてからハーブ用の培養土を半分くらいまで入れましょう。苗をポットから取り出して軽く根鉢をくずし、鉢に仮置きして高さを決めたら、少しずつ土を入れて植え付けます。水やりの際にすぐあふれ出さないように、土の量は鉢縁から2〜3cmほど下の高さまでを目安にし、ウォータースペースを取っておいてください。土が鉢内までしっかり行き渡るように、割りばしなどでつつきながら培養土を足していきます。最後に、鉢底から流れ出すまで、十分に水を与えましょう。 鉢植えで楽しんでいる場合、成長とともに根詰まりして株の勢いが衰えてくるので、1〜2年に1度は植え替えることが大切です。植え替え前には水やりを控えて土が乾いた状態で行うと、作業がしやすくなります。鉢から株を取り出してみて、根が詰まっていたら、根鉢をくずして古い根などを切り取りましょう。根鉢を1/2〜1/3くらいまで小さくし、元の鉢に新しい培養土を使って植え直します。もっと大きく育てたい場合は、元の鉢よりも大きな鉢を準備し、軽く根鉢をくずす程度にして植え替えてください。 カラミンサの水やり 水やりの際は、株が蒸れるのを防ぐために茎葉全体にかけるのではなく、株元の地面を狙って与えましょう。 真夏に水やりする場合は、朝か夕方の涼しい時間帯に行うことが大切です。気温の高い昼間に行うと、すぐに水の温度が上がり、株が弱ってしまいます。 また、真冬に水やりする場合は、気温が低くなる夕方に与えると凍結の原因になってしまうので、十分に気温が上がった真昼に与えるようにしましょう。 【地植え】 根付いた後は、地植えの場合は下から水が上がってくるのでほとんど不要です。ただし、雨が降らない日が続くようなら水やりをして補います。 【鉢植え】 カラミンサは、極端に乾燥するのを嫌うので、日頃の水やりを忘れずに管理します。ただし、多湿が苦手で、いつもジメジメした状態にしておくと、根腐れの原因になってしまいます。土の表面がしっかり乾いたら、鉢底から水が流れ出すまで、たっぷりと与えてください。茎葉がしおれそうにだらんと下がってきたら、水を欲しがっているサイン。植物が発するメッセージを逃さずに、きちんとキャッチしてあげることが、枯らさないポイントです。また、冬に地上部が枯れても、カラカラに乾燥させることのないように、適宜水やりを続けてください。 カラミンサの肥料 【地植え・鉢植えともに】 やせ地で育つほど強健な性質なので、1年目は、植え付け時に元肥として緩効性肥料を施してあれば、追肥の必要はありません。 2年目以降は、春に新芽が動き出す少し前の3月上旬と、気温が落ち着く9月下旬に、緩効性肥料を株の周りにまいて軽く耕し、土に馴染ませておきましょう。 成長が旺盛なカラミンサは切り戻しが必要 多湿になると株が蒸れて弱ることがあるので、梅雨前に切り戻して風通しよく管理します。地際から10〜20cmの高さを目安にカットして、込み合っている部分があれば、すかし剪定をしておくとよいでしょう。 カラミンサを育てるうえで気をつけておきたい病気や害虫 【病気】 ほとんど病気の心配はありませんが、まれにうどんこ病や灰色かび病が発生することがあります。 うどんこ病は、カビによる伝染性の病気です。葉、新梢、つぼみに発生しやすく、表面が白く粉を吹いたような状態になり、放任するとどんどん広がるので注意。対処せずにそのままにしておくと光合成ができなくなり、やがて枯死してしまいます。窒素肥料を施しすぎたり、枝葉が繁茂しすぎて風通しが悪くなったりしていると、発病しやすくなります。うどんこ病が出たら、病気の葉を摘み取って処分しましょう。 灰色かび病は花や葉に発生しやすく、褐色の斑点ができて灰色のカビが広がっていきます。気温が20℃ほどの多湿の環境下で発生しやすい病気です。ボトリチス病、ボト病などとも呼ばれています。風通しが悪く込み合っていたり、終わった花や枯れ葉を放置していたりすると発生しやすくなるので注意。花がらをこまめに摘み取り、茎葉が込み合っている場合は、間引いて風通しよく管理しましょう。 【害虫】 カラミンサはほとんど害虫発生の心配はありません。 カラミンサを冬越しさせるのに対策をすべき? カラミンサは、基本的に寒くなると落葉して越年します。枯れ葉などをいつまでも残しておくと、病害虫の越年場所となってしまうことがあるので、地上部が枯れたら枯れ葉や茎を地際で刈り取っておくとよいでしょう。 カラミンサは寒さに大変強く、種類にもよりますが、マイナス10℃まで耐えるとされています。そのため庭植えの場合は、植えっぱなしにしてもかまいません。鉢栽培の場合も室内などに取り入れる必要はなく、戸外に置いたままにして越冬できます。 カラミンサの増やし方は3種類 カラミンサは、種まき、挿し芽、株分けで増やすことができます。 花後に種を採取して種まき! こぼれ種でも増える 種まきするメリットは、輸送などによる苗への負担がかからず、環境に馴染みやすいことです。敷地が広くてたくさんの苗が欲しい場合には、コストカットにもなります。カラミンサはこぼれ種で増えるほど、強健な性質なので、種まきは容易です。 カラミンサの種まきの適期は4月頃で、発芽適温は20℃くらいです。種まき用のセルトレイにハーブ用にブレンドされた市販の培養土を入れ、1穴あたり1〜2粒ずつ播きます。種が隠れる程度に土を薄くかけ、はす口をつけたジョウロで高い位置から優しい水流で水やりをしましょう。乾燥しないように管理し、発芽後は日当たりがよく、風通しのよい場所で管理します。本葉が2〜3枚出始めたら、黒ポットに植え替えて育苗しましょう。ポットに根が回ってしっかりした株に育ったら、植えたい場所に定植します。 手間はかかるが挿し芽でも容易に増やせる! 挿し芽とは、茎葉を切り取って地面に挿しておくと発根して生育を始める性質を生かして増やす方法です。植物のなかには挿し芽ができないものもありますが、カラミンサは挿し芽で増やせます。 カラミンサの挿し芽の適期は、3〜4月か9月下旬〜11月上旬です。新しく伸びた枝を2節以上つけて切り口が斜めになるように切り取ります。採取した枝(挿し穂)は、水を張った容器に1時間ほどつけて水あげしておきましょう。その後、水の吸い上げと蒸散のバランスを取るために、下葉を2〜3枚切り取ります。セルトレイを用意して新しい培養土を入れ、水で十分に湿らせておきます。培養土に植え穴をあけ、穴に挿し穂を挿して土を押さえてください。発根するまでは明るい日陰に置いて、乾燥させないように管理します。根が回ってきたら黒ポットに鉢上げして育苗し、十分に育ったら植えたい場所へ定植しましょう。挿し芽のメリットは、親株とまったく同じ性質を持ったクローンになることです。 株が大きくなったら株分けで増やせる! カラミンサは株分けして増やすことができ、適期は9月下旬〜11月上旬です。株を植え付けて数年が経ち、大きく育ったら株の老化が進むので、「株分け」をして若返りを図ります。株を掘り上げて数芽ずつ付けて根を切り分け、再び植え直します。それらの株が再び大きく成長し、株が増えていくというわけです。 花期が長いカラミンサは寄せ植えにもピッタリ カラミンサは、草丈が50cmほどにまで成長するので、花壇では中段あたりで活躍。茎葉を多数立ち上げて小さな花を咲かせるので、空間を埋める役割やメインとなる花の引き立て役として重宝します。草丈や株幅が大きくなるので、寄せ植えの花材として利用するなら大鉢を用意してください。脇役として後方や中央に配するのもいいですが、単植でこんもりと仕立てて楽しむのも素敵です。 ミントのようないい香りがするカラミンサはハーブとして楽しめる カラミンサは、ミントのような清涼感のある香りを持っています。生葉をハーブティーにしたり、だしパックに入れて湯船に浮かべ、ハーバルバスとして利用することもできます。 春から秋まで花が楽しめるカラミンサを育ててみよう! 開花期が長く、長い期間にわたって庭を彩ってくれるカラミンサ。強健な性質で、管理の手間がかからないのでビギナーにもおすすめ。寄せ植えや花壇などで活躍するほか、ハーブとしても楽しめるので、ぜひ庭やベランダで育ててみてはいかがでしょうか。
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ガーデニング

被害報告拡大中! この時期に発生する害虫・ヨトウムシの基礎知識と対策を解説
こんな被害、出ていませんか? 葉表だけ残して食べられ、ところどころ半透明になったキャベツの葉。Toporovska Alla/Shutterstock.com バラのつぼみを食べるヨトウムシ。SSSHY/Shutterstock.com 次々に花が咲き、植物がぐんぐん成長する5−6月。この季節、ガーデンを見回っていると、虫の姿は見えないのに、かすり状に半透明になった葉や大きな穴があいた葉を見つけたり、半分にかじられたバラのつぼみを見かけたり、また葉の上に点々と黒いフンがのっていることがあるかもしれません。もし心当たりがあるガーデナーさんは要注意! 初夏に発生報告が増える害虫、ヨトウムシに狙われているサインです。ヨトウムシはキャベツなどの野菜やバラ、草花などほとんどの植物につき、葉や花を食害します。2026年も季節の進みが早く、ヨトウムシも例年より早くから発生しているよう。すでにSNSでもヨトウムシの発生に関する嘆きの声がいくつも投稿されています。 ヨトウムシとは (左)ヨトウガの成虫。Tomasz Klejdysz/Shutterstock.com(右)若齢幼虫は緑色で、成長した幼虫は茶色になります。Sarah2/Shutterstock.com ヨトウムシは、ヨトウガという蛾の幼虫のことで、ハスモンヨトウやシロイチモジヨトウの幼虫も、まとめてヨトウムシと呼びます。漢字では「夜盗虫」と書くように、昼間は地中や葉陰に潜んでいて、夜に活動する害虫です。そのため、昼間はなかなか見つけにくいのが特徴。非常に食欲旺盛で、大きく育った幼虫はひと晩で花や葉をパクパク食べ尽くすので、朝には丸坊主の無残な姿になってしまい、悔しい思いをするガーデナーも多いです。しかも成長するにしたがって薬剤が効きにくくなるとされる厄介な害虫なので、できるだけ初期のうちに対策をすることが重要です。 開花目前にして、つぼみを全て食べられてしまったデルフィニウム。 ヨトウムシ発生時の初期症状と注意すべきサイン かすり状の葉は、ヨトウムシ発生の重要なサイン。Toporovska Alla/Shutterstock.com ヨトウガ(成虫)は飛来すると、葉裏に100~200個もの卵をまとめて産みつけます。ふ化直後の幼虫は葉裏に群生し、裏側から葉を食べるため、葉表を残してかすり状に食害された痕が残ります。このかすり状に半透明になった葉があれば、ふ化直後のヨトウムシがいるサインかも。葉をめくって裏にヨトウムシがいないか確かめましょう。 成長したヨトウムシは分散して食害するようになり、また葉や花に穴があきます。葉脈を残して葉に大きな穴があいたり、葉の上にフンがあるなど食害の痕跡はあるのに、犯人の虫が見当たらない場合、株元の土の中や葉裏、葉陰をよく観察したり、夜にパトロールしてみると見つけることができるかもしれません。ヨトウムシがいたら、見つけ次第捕殺します。 成長したヨトウムシは葉に大穴をあけて食害します。Amelia Martin/Shutterstock.com ヨトウムシの発生と対策の時期は今! ヨトウムシの対策ポイントは、できるだけ発生初期のうちに叩くこと。特に卵塊の状態や、ふ化直後の群生している状態であれば、問題の葉を切り取って処分するだけでOKです。しかし成長してからでは被害が大きくなるだけでなく、ヨトウムシが分散してしまうので、一網打尽にすることはできません。成長すると薬剤も効きにくくなるため、早めに対処することが重要です。 参考:『決定版 野菜の病気と害虫対策BOOK』(草間祐輔著・家の光協会) ヨトウムシが発生しやすい時期は、初夏と秋の年2回。初夏は4~6月、秋は9~12月に発生します。4月に羽化したヨトウガがすぐに卵を産み付け、その後成長したヨトウムシは土の中で蛹(さなぎ)になり、9月に成虫になって葉裏に卵を産みます。そして11月に蛹になったヨトウムシが地中で越冬し、また4月に羽化する、というライフサイクルを繰り返します。このライフサイクルの中で、まだ葉裏に群生しているヨトウムシを効率的に防除できるベストタイミングは、5月中旬と9月上旬。ぜひこのボーナスタイムを逃さないよう、ヨトウムシの発生サインをチェックして、早期発見・対処に努めましょう。 ヨトウムシの対策方法 先に触れたように、ヨトウムシの最も効率的な対策は、発生初期の群生している段階で、葉っぱごと処分してしまうこと。そのためにも、ヨトウムシの発生シーズンには害虫発生のサインが現れた葉裏のチェックを欠かさずに行いましょう。そのほかのヨトウムシ対策には、次のようなものがあります。 薬剤を利用する 薬剤を利用してヨトウムシの対策をする場合、定植時に土に混ぜるタイプの殺虫剤を使うか、発生初期に適用のある薬剤を散布します。ふ化直後の幼虫は葉裏にいることが多いので、葉裏も忘れずにしっかり散布しましょう。 トラップを仕掛ける ヨトウムシは米ぬかを好み、地面に穴を掘って米ぬかを入れたり、米ぬかを入れた容器を埋めておくと、おびき寄せることができるとされています。おびき寄せたヨトウムシは捕殺しましょう。成虫を誘引・捕殺するフェロモントラップも市販されています。また、夜行性のヨトウガは、明るい環境では行動が鈍るため、防蛾灯を利用するのも効果が期待できます。ただし、夜間に明るい環境を保つと、植物の生育に影響が出る可能性もあるので注意しましょう。 初夏はヨトウムシ対策も忘れずに! さまざまな花が開花し、美しいガーデンシーズンを迎えます。開花前のつぼみを食べられて悔しい思いをしないためにも、ヨトウムシ対策を忘れずにしておきましょう。効率的にヨトウムシを退治できるこの時期を逃さず、労せずして美しいガーデンを守りましょう!
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春爛漫の季節を彩る花々! 4月に咲く人気の花20選
チューリップユリ科多年草/主な花色:赤・ピンク・白・黄・オレンジ・紫・黒・緑・複色/主な開花期:3月~5月上旬 Olena Z/Shutterstock.com 春のガーデンを彩る代表的な花、チューリップ。八重咲きやユリ咲き、フリンジ咲き、パーロット咲きなどさまざまな花形があり、花色も豊富で、子どもから大人まで年代問わず広く愛されています。最近では植えっぱなしで咲く原種系のチューリップも人気があります。ガーデニング初心者にも育てやすく、地植えでも鉢植えでも育てられます。球根の植え付け適期は秋、10~11月頃。紅葉を目安にするとよいでしょう。1月中頃から芽出し球根も出回ります。植えっぱなしでも翌年も咲きますが、園芸品種の場合は花がきれいに咲かないことが多いので、確実に咲かせたい場合は毎年植え替えるとよいでしょう。チューリップの花言葉は「思いやり」です。 ●チューリップの育て方。コツとお手入れ、植え替えや寄せ植えを一挙紹介します サクラバラ科高木/主な花色:白・ピンク/開花期:3~4月 555hot8p10 /shutterstock.com 日本の春といえば、誰もが思い浮かべるであろうサクラ。一斉に咲く満開のサクラは、まるで夢のような景色を作ってくれます。サクラは野生種や300以上もあるとされる園芸品種を含めたサクラ属の総称で、種類によっては10月頃から咲き始めるものもあり、また緋色や緑などの珍しい花色もあります。4月には、代表的な品種である‘染井吉野’に少し遅れて咲く山桜などが見頃に。種類により大きく育つので、スペースを十分に確保し、日当たりのよい場所で育てます。剪定の適期は12~3月上旬。成長期に強い剪定をすると長期間開花しなくなるので、強剪定をしなくて済むよう、小さなときから樹形を整えながら育てましょう。サクラの花言葉は「精神の美」「優美な女性」などです。 ●あなたが知らないサクラの一面があるかも? 美しいサクラの品種をご紹介 ネモフィラムラサキ科一年草/主な花色:青・複色/開花期:4~5月 kumikomii/Shutterstock.com 青空のような、澄んだ明るいブルーの花色が美しいネモフィラ。ネモフィラの名所として知られる「国営ひたち海浜公園」の一面に咲く光景が有名ですが、這うように広がり、たっぷりと花を咲かせるので、群植するとカーペットのように面を彩ってくれます。パステルブルーの小花はチューリップなどの春の花との相性が抜群で、寄せ植えや花壇にもぴったり。白の覆輪が入る黒花や、花弁に紫のドットが入る白花の品種もあります。春先に苗が出回りますが、10月頃に種まきをしても簡単に育てられます。一年草なので開花後は抜き取りましょう。ネモフィラの花言葉は「可憐」「どこでも成功」「あなたを許す」などです。 ●【人気】ネモフィラの青い花を咲かせよう! 育て方一挙公開 オステオスペルマムキク科多年草/主な花色: 紫・白・オレンジ・黄・ピンク・複色/開花期:4~6月 Leecy Jones/Shutterstock.com やさしいニュアンスカラーからビビッドなネオンカラーまで、おしゃれな花色が満載のオステオスペルマム。コンパクトにまとまるので、寄せ植えでも扱いやすい花です。パッと開いた上向きの花姿は、鉢の中でも存在感抜群。早春から出回り、春から初夏まで次々と花を咲かせます。日当たり・風通しのよい場所を好みますが、高温多湿に弱いので、梅雨から夏は西日の当たる場所を避け、雨の当たらない半日陰などで管理するとよいでしょう。生育が盛んになり始めた頃に摘心を繰り返すと、わき芽が出てこんもりと成長し、花数も多くなります。開花中はこまめに花がらを摘み、草姿が乱れてきたら草丈の半分くらいまで切り戻すとよいでしょう。オステオスペルマムの花言葉は「元気」「無邪気」などです。 ●【春の寄せ植え】おしゃれカラー満載のオステオスペルマムの寄せ植え6実例 ハナモモバラ科高木/主な花色:白・赤・ピンク・複色/開花期:3月中旬~4月中旬 Princess_Anmitsu/Shutterstock.com 古くから日本人にも親しまれてきたモモ。3月3日のひな祭りには欠かせない花ですね。その中でも、特に花を観賞する花木として扱われるものをハナモモと呼びます。その名の通りの桃色のほか、白や鮮やかな赤などの可愛らしい花を、枝を覆うようにたっぷりと咲かせます。枝垂れ性やほうき立ち性、矮性など、樹形の種類も多いので、栽培スペースに合わせて選ぶことができます。鉢植えや盆栽として楽しむことも可能です。植え付けの適期は11~3月の休眠期。日当たりと水はけのよい環境を好み、日当たりが悪いと枝ばかり伸びて花つきが悪くなるので注意しましょう。剪定は花後、新芽が伸び始める前の6月頃に行い、8月以降は枯れ枝や重なった枝を切る程度にとどめます。また、ひこばえや主幹から芽吹いた小枝は、見つけ次第切り取りましょう。ハナモモの花言葉は「私はあなたのとりこ」「天下無敵」「気立てのよさ」などです。 ●【春の花】 桃の花の特徴・品種・育て方を徹底解説 ハナミズキミズキ科高木/主な花色:白・ピンク・赤/開花期:4月中旬~5月中旬 Brian Teal/Shutterstock.com 街路樹として見かけることが多いハナミズキ。街路樹に選ばれるということは、強い生命力があり、放任してもよく育つ証で、シンボルツリーとしても人気があります。花弁に見える部分は苞で、じつはその真ん中に丸く集まったものが花の本体。花つきがよく、満開時には見応えのある景色となるほか、夏には緑陰をもたらし、秋には紅葉して小さな赤い実をつけるなど、季節を通じて楽しめる花木です。植え付けの適期は、休眠期の12〜3月。樹形を整える剪定は12〜2月に行い、開花後の5月は軽い剪定にとどめます。土壌が乾燥しすぎると弱りやすいので、西日が強く当たる場所は避けたほうが無難です。鉢栽培の場合は水切れに注意しましょう。ハナミズキの花言葉は「返礼」「永続性」などです。 ●ハナミズキの特徴と育て方! 苗木の植え方や剪定についてご紹介 ヤマブキバラ科低木/主な花色:黄/開花期:4~5月 写真/海野美規 北海道から九州まで分布し、鮮やかな黄色の花を咲かせるヤマブキ。『万葉集』や『後拾遺和歌集』の歌にも詠まれている日本原産の花で、一重、八重のどちらも古くから日本人に親しまれてきました。耐寒性、耐暑性ともに強く、育てやすいので、特別手をかけなくても毎年美しい花を楽しむことができます。水はけがよく、腐植質に富んだ土壌に植え、夏は乾燥に注意しましょう。地際から枝が次々に伸びてくるので、スペースは広めに確保しておくとよいでしょう。ヤマブキの花言葉は「気品」「崇高」「金運」などです。 ●【春の花】一重咲きヤマブキを楽しむ〜アレンジ5選〜 オダマキキンポウゲ科多年草/主な花色:白・ピンク・赤・オレンジ・黄・青・紫・茶・黒/開花期:4~6月 Crystal Schumacher-Cox/Shutterstock.com オダマキにはミヤマオダマキなど日本原産の自生種と、ヨーロッパや北米を原産とする西洋オダマキがあります。特に西洋オダマキは非常に多くの園芸品種があり、花色や花姿のバリエーションが豊富で、ガーデニングでも人気の花です。複雑で個性的な造形の花は繊細そうに見えますが、性質は丈夫で育てやすいので、ガーデニング初心者にもおすすめ。少しブルーがかった葉の美しさも魅力です。強い直射日光はやや苦手なので、午前中は日向、午後は明るい日陰になる場所などで育て、夏は遮光するなどして葉焼けや高温障害を防ぐとよいでしょう。オダマキの花言葉は「愚か」「決意」などです。 ●コスパ最高! 一度植えれば数十年毎春咲き続ける「オダマキ」 ラベンダーシソ科低木/主な花色:紫・白・ピンク/開花期:4~7月 aniana/Shutterstock.com 鮮やかな紫色の花と、リラックスできる優雅で豊かな香りから、ハーブの中でも人気の高いラベンダー。芳香剤やせっけん、ハーブティーなど、暮らしの中でも馴染み深い香りの一つです。ラベンダーは古くから、鎮静作用や体の不調を整える効果が期待できる薬用植物として利用されてきました。香りのよいコモンラベンダーや、ウサギの耳のような苞葉を持つフレンチラベンダーなど、いろいろな種類があります。高温多湿に弱いので、温暖な地域では‘グロッソ’など比較的暑さに強い品種を選ぶとよいでしょう。酸性土壌を嫌うので、少量の苦土石灰を加えると生育がよくなります。日当たりと風通し、水はけがよく、西日の当たらない場所で育てましょう。ラベンダーの花言葉は、「沈黙」「清潔」「期待」「あなたを待っています」などです。 ●ラベンダーの剪定は品種ごとに微妙に時期が違う!育て方のコツとお手入れ、植え替えや寄せ植えを一挙紹介します モッコウバラバラ科つる性低木/主な花色:黄・白/開花期:4~5月 写真/遠藤昭 ふんわりとした優しい黄色や白の花を、株いっぱいにたわわに咲かせるモッコウバラ。早咲きで、他のバラよりも一足早く開花期を迎えます。トゲがないために扱いやすく、丈夫で育てやすいので、ガーデニング初心者にもおすすめ。フェンスやアーチに誘引すれば、庭を華やかに演出してくれます。八重のキモッコウバラには香りはほとんどありませんが、白の一重花を咲かせるロサ・バンクシアエ・ノルマリスは香りがあることで知られています。モッコウバラの植え付け適期は10~11月頃。開花後、7月上旬までに剪定を行い、枝を整理すると共に、咲き終わった枝を切り戻します。枝の成長が止まった冬に誘引を行いましょう。モッコウバラの花言葉は「純潔」「あなたにふさわしい人」「初恋」「幼いころの幸せな時間」「素朴な美」などです。 ●素晴らしき我が友! モッコウバラの思い出 アネモネキンポウゲ科多年草/主な花色:白・赤・ピンク・青・紫・複色/開花期:2~5月 yuri-ss/Shutterstock.com ギリシャ語で風を意味するアネモネは、春の風が吹く頃に赤や青、紫色などの鮮やかな花を咲かせる人気の球根植物です。華やかな大輪咲きや素朴な一重咲きなどがあり、花色も豊富。耐寒性が強く、日当たり・水はけ・風通しのよい場所で管理すれば、何年も咲き続けてくれます。球根から育てる場合、植え付け適期は10~11月。そのまま植えると急激に吸水して球根が腐ることがあるので、植え付け前に軽く湿らせたバーミキュライトに球根を埋め、冷蔵庫で1週間程度保管するなど、吸水処理を行っておくとよいでしょう。春先に出回る苗を購入しても育てられます。アネモネの花言葉は「はかない恋」「見放された」「恋の苦しみ」「君を愛す」「希望」などです。 ●アネモネの育て方。コツとお手入れ、植え替えや寄せ植えを一挙紹介します クレマチスキンポウゲ科つる性多年草/主な花色:白・青・赤・ピンク・茶・黄・黒・複色/開花期:4月中旬~10月 写真/おぎはら植物園 つる植物の女王とも呼ばれるクレマチス。自由奔放に伸びるしなやかなつると、美しい花が魅力で、バラと合わせる植物としても人気があります。数多くの品種や野生種があり、いくつかの系統に分類されていますが、系統によって管理方法が異なるので、それぞれに合わせて育てましょう。ガーデニング初心者は新枝咲きの品種を選ぶと、冬にばっさりと切り戻せば翌春に新しい枝を伸ばして花を咲かせるので、管理が簡単です。根を切られることや移植を嫌うので、植え付ける前に植え場所をよく考えてから、根をいじらないように植えましょう。植え付けの際は、つるを1~2節分埋める深植えにします。クレマチスの花言葉は「精神の美」「旅人の喜び」「策略」などです。 ●「知名度なくても素晴らしい!クレマチス5種」専門家が選ぶ珠玉の品種 ルピナスマメ科一年草/主な花色:白・赤・ピンク・オレンジ・黄・紫・複色/開花期:4月下旬~6月 Vixit/Shutterstock.com 花穂を垂直に立ち上げて、鈴なりに花を咲かせるルピナス。フジを逆さまにしたような姿から、「昇り藤」とも呼ばれます。カラフルで大きな花穂はガーデンの中でも存在感抜群です。耐寒性が強い反面、耐暑性が弱く、宿根草の品種も暖地では一年草として扱われます。日当たり・水はけのよい場所で育て、過湿にならないよう気をつけましょう。酸性土壌を嫌うので、苦土石灰などで酸度調整をしておきます。また連作も避けましょう。苗を植えるほか、種まきからでも簡単に育てられます。ルピナスの花言葉は「想像力」「いつも幸せ」「あなたは私の安らぎ」などです。 ●ルピナスの育て方! 美しい花を咲かせるためのポイントもご紹介! ワスレナグサムラサキ科一年草/主な花色:青・ピンク/開花期:3月下旬~6月上旬 写真/海野美規 「私を忘れないで」という、なんともロマンチックな名前のワスレナグサは、細い茎に星のような小さなブルーの花が可愛らしい、春花壇の名脇役。寄せ植えやフラワーアレンジにも欠かせない存在です。一つひとつの花は小さいですが、たくさん咲くので、群植すれば青いカーペットのような風景に。苗からでも、また10月頃に種まきをしても育てられます。水切れを嫌うので、乾燥させすぎないように注意しましょう。こぼれ種でもよく増えるので、庭のあちこちから顔を出したワスレナグサは、必要に応じて移植しましょう。ワスレナグサの花言葉は「私を忘れないで」「真実の愛」「思い出」などです。 ●春に群生して咲く青い花! ワスレナグサ(勿忘草)の特徴や種類・育て方などを徹底解説 ドウダンツツジツツジ科低木/主な花色:白・ピンク/開花期:4月中旬~5月上旬 croquette/Shutterstock.com 春に小さな壺形の花を、鈴なりに咲かせるドウダンツツジ。樹高1〜2mほどの低木で、枝が細かく分かれて葉が密に茂るので、生け垣としてもよく利用されます。可愛らしい花だけでなく、美しい新緑や、秋の真っ赤な紅葉など、季節の移ろいを感じさせてくれます。日本原産の植物なので、手をかけなくても育つ丈夫さも魅力。酸性土壌を好むので、酸度未調整のピートモスなどをすき込んでおくとよいでしょう。日陰では花つきや紅葉の発色が悪くなるので、日当たりのよい場所で育てます。また、根が浅く張り、真夏は乾燥しやすいので、株元をマルチングしたり、鉢植えは半日陰へ移動すると無難です。ドウダンツツジの花言葉は「上品」「節制」などです。 ●花と紅葉が楽しめる! ドウダンツツジの特徴や種類・育て方を解説 フジマメ科つる性花木/主な花色:紫・白・ピンク・黄/開花期:4月下旬~5月中旬 Marina Andrejchenko/Shutterstock.com たっぷりとした房状の花序が、頭上から降り注ぐように咲くフジは、日本原産のつる性花木で、その美しさから人気が高く、品種数も多く世界中で植栽されています。代表的な紫色以外にもさまざまな花色がありますが、花色によって開花期が少し異なり、薄紅、紫、白、黄の順に開花していきます。藤棚を作るほか、フェンスなどに誘引して仕立てることもできます。根が切れると傷みやすいので、植え付けの際は根を切らないように注意し、長く伸びた根は巻くようにして植えましょう。フジの花言葉は「優しさ」「歓迎」「決して離れない」「恋に酔う」「忠実」などです。 ●藤の花が見頃を迎える季節は? 知っておくと観賞をより楽しめる豆知識も デルフィニウムキンポウゲ科多年草/主な花色:白・ピンク・青・紫・複色/開花期:4月下旬~6月 TMsara/Shutterstock.com イングリッシュガーデンに欠かせない花の一つ、デルフィニウム。まっすぐ伸ばした花茎にたくさんの花を咲かせ、ガーデンに縦のラインを演出してくれます。デルフィニウムの種類には、ボリュームのある大型のエラータム系や、華奢で繊細なシネンセ(シネンシス)系、中間的なベラドンナ系があります。ちなみにデルフィニウムという名は、つぼみの形がイルカに似ていることから、ギリシャ語でイルカを意味するDelphisに由来します。春と秋に苗が出回るほか、種まきから育てることもできます。花穂が下から咲き上がるので、咲ききった花茎は株元から切り戻すと、二番花を楽しめる場合もあります。デルフィニウムの花言葉は「清明」です。 ●イングリッシュガーデンの名脇役! デルフィニウムが華やかに咲く庭づくり スイートピーマメ科つる性一年草/主な花色:白・赤・ピンク・紫・オレンジ・複色/開花期:4~6月 Laura Bartlett/Shutterstock.com まるでチョウが羽ばたいているようなマメ科特有の花姿と、甘く優しい香りが人気のスイートピー。つるを伸ばして周囲に巻きひげを絡ませながら成長し、美しく上品な色合いの花を咲かせます。ぐんぐん伸びるつるは2〜3mほどになるので、フェンスに這わせたり、アーチを作ったりと立体的な仕立てが楽しめます。食用のマメに似たさやがつきますが、スイートピーの実やさやには有毒物質が含まれるので、口にしないよう注意しましょう。日当たりと風通しのよい場所に植え、つるを誘引しながら育てます。直根性なので、苗を植える際は根をいじらないようにしましょう。種まきからでも栽培できます。スイートピーの花言葉は「門出」「やさしい思い出」「繊細」「デリケートな喜び」などです。 ●スイートピーの育て方。コツとお手入れ、植え替えや寄せ植えを一挙紹介します スズランキジカクシ科多年草/主な花色:白・ピンク/開花期:3月中旬~5月上旬 Suriya Wattanalee/Shutterstock.com 春に小さなベル形の白い花を連ねて咲かせるスズランは、清楚な雰囲気が人気の球根植物。芳香があり、特にガーデンでよく使われるドイツスズランは強い香りを持っています。草丈は15〜20cmとコンパクトに育ちます。スズランには毒性があるので、作業の際にはガーデニング用の手袋をはめるなど注意しましょう。苗の植え付け適期は10〜12月上旬と4月。建物の東側や落葉樹の株元など、真夏は半日陰になるような場所を選んで浅めに植え付けます。晩秋には休眠して地上部が枯れますが、越年して再び春には生育し始めます。スズランの花言葉は「再び幸せが訪れる」「純粋」などです。 ●小さいけれど強い植物! スズランの特徴や種類・育て方をご紹介 ライラックモクセイ科高木/主な花色:紫・白・赤紫/開花期:4~5月 NikolayTsyu/Shuterstock.com ヨーロッパ生まれのライラックは、北国の初夏を告げる花木。美しいラベンダー色の花穂をたくさんつけ、辺り一面に芳香を漂わせます。ライラックは英名で、フランス語のリラという名前でも親しまれています。寒さに強いので、寒冷地での栽培におすすめ。樹高が1m程度とコンパクトに収まるヒメライラックなら、鉢植えでの栽培も楽しめます。水はけのよい土壌と日当たりを好みますが、西日に弱いので、西日が当たらない場所で育てましょう。暖地ではほとんど剪定の必要はありません。ライラックの花言葉は「思い出」「友情」「謙虚」などです。 ●ライラック物語【写真家・松本路子のルーフバルコニー便り】 4月に見頃を迎える人気の花を育てよう! 今回は、4月に咲くガーデニングで人気の花を20種類ご紹介しました。ここで取り上げたもの以外にも、まだまだたくさんあります。ぜひお気に入りの花を見つけて、4月のガーデニングを楽しんでみてくださいね。
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一・二年草

可憐な姿が人気! オルレアの魅力から育て方までご紹介
オルレアとは オルレアは、セリ科オルレア属の草花です。本来は多年草ですが、日本の暑い夏を越すことができずに枯れてしまうので、一年草として流通しています。原産地はヨーロッパで、暑さには弱い一方で寒さには強く、戸外で越冬できます。 草丈は60cm前後で、花壇の中段あたりが好適。セリ科の植物らしい、ニンジンに似た繊細な切れ込みのある葉で、細い茎を立ち上げてレースのような白い花を咲かせます。わずかな風にも揺らぐ、楚々とした草姿でナチュラルな雰囲気を持っています。 花名の由来 オルレアの名前は、学名のOrlaya grandiflora(オルレア・グランディフローラ)に由来します。オルラヤと呼ばれることもあるようです。日本ではオルレアとして主に流通している園芸品種の‘ホワイトレース’のほうが学名より先に有名になったため、ホワイトレースと呼ばれることもあります。しかし、別の草花であるホワイトレースフラワーと名前も草姿も似ているため混同されることが多く、近年ではオルレアと呼ばれるようになっています。 オルレアの花言葉 オルレアの花言葉は、「可憐な心」「静寂」「細やかな愛情」など。ピュアホワイトの花色や、レースのように繊細な花姿からイメージされたものといわれています。 オルレアの開花時期、見頃 オルレアの開花時期は、5〜6月頃です。ライフサイクルは以下の通り。9月下旬〜10月中旬にタネを播くと、1週間ほどで発芽します。そのまま育苗すると、ロゼット化してタンポポのように葉を地面に這わせたまま越冬。翌春の生育期になると茎葉が立ち上がって旺盛に生育し、初夏に開花します。日本の夏の暑さには耐えきれず、夏には枯死してしまいます。ただし、本来は多年草なので、夏も涼しい寒冷地では越年するようです。 オルレアはナチュラルガーデンにおすすめ 少しの風でもふわふわと揺れる繊細な草姿のオルレアは、ナチュラルガーデンには欠かせない存在です。野趣感あふれるナチュラルガーデンを目指すなら、ぜひオルレアに注目してください。 ナチュラルガーデンとは ナチュラルガーデンとは、自然な様相で草花が咲き揃って互いに調和するガーデンスタイルのこと。カラフルな一年草で幾何学模様や縞模様などを作る整形式花壇とは対照的に、自然な咲き姿を生かして草花同士を組み合わせます。プラスチック製品などの石油由来のアイテムを用いず、レンガや石材、ウッドなどの天然素材を用いると、より自然な表情にまとまりやすくなります。 ナチュラルガーデンで活躍するオルレア ナチュラルガーデンといっても、むやみやたらに植えればいいというわけでもなく、開花期を揃えたり、花色をコーディネートしたり、草丈による高低差をつけたりと、さまざまな草花を組み合わせて庭にハーモニーをもたらす工夫が必要です。そこで重宝するのが、われらがオルレア。なぜなら白い花は、どんな草花とも調和しやすいからです。しかもオルレアのレースのような繊細な雰囲気の花は、主張しすぎず個性のある花々のつなぎ役として重宝します。草丈は60cm前後なので、丈の高い植物と低い植物の間を埋める役割にもなってくれるでしょう。ナチュラルガーデンを構成する主要アイテムとして、ぜひオルレアを取り入れてみてください。 オルレアの育て方 ここまで、オルレアの特性や品種、ライフサイクル、庭での生かし方などについてご紹介してきました。では、ここからはガーデニングの実践編として、オルレアの育て方について解説していきましょう。苗の植え付けからスタートし、水やりや肥料、花がら摘みなどの日頃の管理、病害虫対策、増やし方まで、分かりやすくご案内します。 栽培環境 日当たりがよく、風通しのよい場所を好みますが、明るい半日陰でも育ちます。土質を選ぶことなく、乾燥しやすい場所でもよく耐える丈夫な性質です。 寒さには比較的強いほうで、暖地なら地植えして越冬できます。本来は多年草ですが、日本の夏の高温多湿には弱く、夏越しできずにライフサイクルを終えて枯死してしまいます。寒冷地では越年して毎年咲くこともあるようです。 土作り 【地植え】 植え付ける1〜2週間前に、腐葉土や堆肥などの有機質資材を植え場所に投入し、よく耕してふかふかの土をつくっておきましょう。有機質資材などを混ぜ込んだ後にしばらく時間をおくことで、分解が進んで土が熟成し、植え付け後の根張りがよくなります。 【鉢植え】 草花の栽培用に配合された園芸用培養土を利用すると便利です。 植え付け オルレアの苗を購入する際は、節間が間のびしておらず、がっしりと締まって勢いのあるものを選びましょう。苗の植え付けの適期は、3月頃です。この時期以外に花苗店で苗を購入した際は、早めに定植しましょう。 【地植え】 土づくりをしておいた場所に、オルレアの苗をポットから出して根鉢を崩さずに植え付けます。複数の苗を植える場合は、40〜50cmの間隔を取っておきましょう。植え付けた後に、たっぷりと水やりします。 【鉢植え】 鉢のサイズは、7〜8号鉢を準備します。 用意した鉢の底穴に鉢底ネットを敷き、軽石を1〜2段分入れてから培養土を半分くらいまで入れましょう。苗をポットのまま鉢に仮置きし、高さを決めます。ポットからオルレアの苗を出し、根鉢を崩さずに植え付けましょう。水やりの際にすぐあふれ出すことのないように、土の量は鉢縁から2〜3cmほど下の高さまでを目安にし、ウォータースペースを取っておいてください。土が鉢内までしっかり行き渡るように、割りばしなどでつつきながら培養土を足していきます。最後に、鉢底からたっぷりと流れ出すまで、十分に水を与えましょう。寄せ植えの素材として、大鉢にほかの植物と一緒に植え付けてもOKです。 水やり 株が蒸れるのを防ぐために株全体にかけるのではなく、ジョウロのはす口をはずして、株元の地面を狙って与えてください。 【地植え】 植え付け後にしっかり根づいて茎葉をぐんぐん伸ばすようになるまでは、水切れしないように管理しましょう。根付いた後は、地植えの場合は下から水が上がってくるのでほとんど不要です。ただし、雨が降らずに乾燥が続くようなら、水やりをして補います。 【鉢植え】 日頃の水やりを忘れずに管理します。ただし、毎日決まった分量の水やりをすればいいというものではありません。動物が毎日の食事が必要なのとは違って、植物は適した水分量を保つことが大切なのです。乾きすぎるとしおれてしまいますし、反対に常にジメジメと湿った状態にしておくと、病気が発生したり株が弱ったりします。土が乾くタイミングは、季節や天候によっても異なるので、まずは土や株の状態を観察しましょう。土の表面が白く乾いていたら、鉢底から水が流れ出すまで、たっぷりと与えてください。「株の状態を見て」と書きましたが、水分が足りていれば茎葉は勢いよく隅々までピンと伸びています。もしも茎葉がしおれそうにだらんと下がっていたら、水を欲しがっているサイン。植物が発するメッセージを逃さずに、きちんとキャッチしてあげることが、枯らさないポイントです。 肥料 【地植え】 植え付け時に十分な土作りをしていれば、追肥は不要です。多肥にすると茎葉ばかりが勢いよく茂って、花数が少なくなるので注意します。株の勢いがないようであれば、速効性のある液肥を与えて様子を見てください。 【鉢植え】 開花期には液肥を月に2回ほど与えて、株の勢いを保ちましょう。 花がら摘み オルレアの終わった花は、早めに花茎の元から摘み取りましょう。株周りを清潔に保つことで、病害虫発生の抑制につながります。また、いつまでも終わった花を残しておくと、タネをつけようとして株が消耗し、老化が早まって花数が少なくなってしまうので注意。花がらをまめに摘み取ると、次世代を残そうとして次から次に花がつき、長く咲き続けてくれます。 タネの採取 オルレアは容易に種まきから栽培でき、こぼれダネでもよく増えます。タネを採取する場合は、花が終わった後、花がらを摘まずにそのままにしておき、タネをつくらせましょう。タネを採取したら密閉袋に入れて保存しておき、適期に播きます。毎年開花を楽しめるので、大変コストパフォーマンスが高い草花だといえますね。 増やし方 オルレアは、種まきをして増やします。種まきからスタートするメリットは、輸送などによる苗への負担がかからず、環境に馴染みやすいことです。秋にタネを播いて越年させると、春から夏にかけて開花します。冬の寒さを経験させると、生育期にはスイッチが入ったように旺盛に生育し始め、苗の植え付けからスタートするよりも株に勢いが出るメリットがあります。敷地が広く、たくさんの苗を植え付けたい場合は、コストカットにもなりますね。 オルレアの種まきの適期は、9月下旬〜10月中旬です。庭に直まきしても、ポットに播いて育苗してもかまいません。 【直まき】 植えたい場所に2〜3粒ずつ播いて薄く覆土し、水やりをしておきます。タネ同士の間隔は、40〜50cmほどあけておきましょう。10日ほど経つと、細長い双葉が揃います。さらに本葉が出揃った頃に勢いのある苗を1本残し、徒長していたり虫に食われたりしている苗を間引きます。冬の間は地面を這うようにして葉を放射状に伸ばすロゼット状態で越年します。寒さに大変強く、霜が降りても弱ることはありません。春になって暖かくなると、茎葉が立ち上がってきて旺盛に生育し始めます。 【ポットまき】 黒ポットに2〜3粒ずつタネを播き、薄く覆土し、水やりをしておきます。10日ほど経つと、細長い双葉が出揃います。さらに本葉が出揃った頃に勢いのある苗を1本残し、徒長していたり虫に食われたりしている苗を間引きます。本葉が数枚ついたら、植えたい場所に根鉢を崩さずに定植します。複数植える場合は、株の間隔は40〜50cmほどあけておきましょう。 オルレアは、こぼれダネでもどんどん増える強健な性質を持っています。「まさかこんなところから芽を出すなんて!?」と驚くことも。生命力が強すぎて、あちこちから芽を出して庭の他の草花との調和を乱してしまうこともあります。とはいえ、間引くのは簡単なので、邪魔になっているものは抜き取って処分するか、調和を乱さない場所に移植するとよいでしょう。オルレアはそのナチュラルな草姿から、こぼれダネで増える姿も絵になるので、あまり憎まれることはないようです。 病害虫 【病気】 オルレアの栽培で注意したい病気は、うどんこ病です。 うどんこ病は、葉の表面に白い粉が吹いたようなカビが発生し、光合成を阻害されたり、葉から養分を吸収されたりして、生育が悪くなります。放任してひどくなると枯れてしまうこともあるので注意。株の勢いがなくなり、見た目も悪くなってしまうので、兆候が見られたら早期に殺菌剤などを散布して対処しましょう。 【害虫】 オルレアの栽培で注意したい病気は、アブラムシ、ヨトウムシなどです。 アブラムシは、3月頃から発生しやすくなります。2〜4mm程度の小さな虫で繁殖力が大変強く、発生すると茎葉にびっしりとついて吸汁し、株を弱らせるとともにウイルス病を媒介することにもなってしまいます。見た目にも悪いので、発生初期に見つけ次第こすり落とすなどして防除しましょう。虫が苦手な方は、スプレータイプの薬剤を散布して退治するか、植え付け時に土に混ぜ込んで防除するアブラムシ用の薬剤を利用するのがおすすめです。 ヨトウムシはヨトウガの幼虫ですが極めて食欲旺盛で、一晩のうちに花や葉を食い荒らすことがあります。「夜盗虫」と漢字で書く通り、夜に活動する性質を持っています。葉や花に穴があいているのを見つけたら、夜にパトロールして捕殺するか、早いうちに適応する薬剤を散布して防除しましょう。 オルレアを育てて美しい庭をつくろう! ここまで、オルレアの特性や魅力、ガーデンでの生かし方、育て方など多岐にわたってご紹介してきました。レースのような優しい雰囲気の花姿は、どんな草花とも相性よくまとまります。花つきもよく、インテリアに飾っても素敵です。生命力が強く、メンテナンスの手間もかからないので、ぜひ庭に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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ガーデンデザイン

センスがよい小さな庭をつくろう! 英国で見つけた植栽アイデア
小さな庭1 玄関扉の色をアクセントに鉢植えをプラス 緑と相性がいい爽やかなブルーグレーの玄関扉が目をひく建物の前には、アイアンのベンチを置き、その左右にグレーのコンテナを配置してモダンな印象。白い外壁に植物が引き立って、飽きのこないコーディネイトです。窓の前にはラベンダーが花茎を立ち上げ、スクエアのポットには、赤花が咲き始めたチェリーセージがこんもりと茂っています。イギリスでよく見かけるつげのトピアリーよりも、四季の変化が楽しめる植栽です。左右に並んだスクエアのポットは、ゆるい斜面に配置されているため、左よりも右のポットのサイズを少し小さくしていることで景色のバランスがとれていて、おしゃれですね。 ポップな赤をアクセントにしたシンプルな玄関のコーディネイト例。玄関扉と窓の花台を真っ赤にペイントし、鉢やハンギングには、赤花のゼラニウムを主役に、こぼれるように下垂する白花のバコパとワインレッドのサフィニアを寄せ植えています。しっかり水やりさえしていれば、お手入れがラクな色数を絞った花のある風景。白いフレームの窓には蝶の柄が浮き立つカーテンがかかり、窓前に咲くゼラニウムの花にまるで蝶がやってきているようなチャーミングな演出も見られます。ここに住む人の植物センスが伝わってきます。 こちらは、白を基調にしたコーディネイトで爽やかな印象です。植栽スペースは、窓前のプランターと2つのハンギング、地面に置かれたコンテナの5カ所。すべての鉢は外壁のレンガに馴染む控えめな色にしていることで、たっぷり植えられた白花のペチュニアが引き立っています。花びらに濃いピンクが差すバーベナ‘ピンクパフェ’が可愛らしさをプラス。 小さな庭2 目の高さで花が咲くハンギングを活用 しっかりした吊り下げる場所を用意するだけで、空中に花が咲く風景がつくれるハンギング仕立ては、小さな庭の救世主。季節の移り変わりに合わせたタイミングで、1年に2度植え替えをすると、イメージをがらりと変えることができます。例えば、秋の植え替えで、晩秋から早春に花が咲き続けるビオラとパンジーを植え、5月の連休を利用して、初夏から晩秋まで咲き続けるペチュニアとカリブラコアを植えれば、花がら摘みと水やりの定期的なお手入れで、いつも花が咲く風景を維持することができます。 ビオラやパンジー、ペチュニアやカリブラコアは、日本の気候で花が咲き続けるように品種改良された種類が多いグループなので、毎年の花選びに飽きないのもいいところ。ガーデニング初心者さんにオススメの季節の一年草です。 淡いピンクのペチュニアとピンクのカリブラコア、紫のバーベナを寄せ植えたハンギング仕立てに、背景の壁面にはクレマチスが花盛り。クレマチスも壁面やフェンスなどに絡めて花を咲かせるので、地面は少なくてもナチュラルな雰囲気で花いっぱいにできる、小さな庭にオススメの植物です。 小さな庭3 家を囲む石塀を花壇にしたアイデア植栽 家を囲む石塀の上面にくぼみをつくり、土を入れれば、石塀から花が咲いているような、可愛らしい風景になる好例です。石塀は手が届きやすいように少し低めにするのもポイント。和風の家でも似合う小さな庭の植栽例です。 白からピンクと花色に幅があり、石塀の側面にも根を下ろしてよく咲いているのは、エリゲロン・カルビンスキアヌス。ロックガーデンのような岩場を好んで自然と広がり、適した場所ならば、毎年、春から夏頃まで咲いてくれる宿根草です。フェンスの上面を利用した花壇なら、エリゲロンのように小花が咲き、葉も小さくふんわり軽やかな印象の植物を。這って広がるヒメイワダレソウやヒメツルソバなども石塀に育ちやすい植物です。 小さな庭4 たった奥行き1m前後の空き地を花の庭にする 公道と建物の間のわずかなスペースでも、地面があれば愛らしい風景がつくれます。家の壁面を誘引場所として活用し、左側には真紅のバラを、右側には斑入り西洋ツゲを沿わせてレイアウト。立体感のある庭風景の骨格にしています。窓前の空間は、ユーフォルビアやキャットミント、ゲウムが丈高く茂り、手前にはゲラニウムやキンギョソウ、アルケミラ・モリスなどが混ざり咲いています。間に置いたベンチとカップ形のコンテナがアクセントになって、小さなスペースなのに見所が多い植栽です。 もし、公道と建物の間に地植えができそうな空き地があったら、掘り返して石やゴミを取り除き、用土をよく耕すか、新しい土と入れ替えるて花壇にすることができます。その際は、水はけも要チェック。水がなかなか引かない場合や、硬くて掘り返せない場所なら、鉢植えを並べる方法で花と緑を育てることをオススメします。 掘り返せない場所でのガーデニングの始め方は『一鉢の鉢植えから始める「寄せ鉢」ガーデニング』も参考にしてください。 小さな庭5 奥行き2mの変形した空き地をナチュラルな花の庭に ジグザグと変形した建物沿いに、高低差のある植物をぐるりと植えて、一体感がある小さな庭園を叶えた住宅街の一角。壁を伝うつるバラがリズミカルに立ち上がり、間に紫花のデルフィニウムとピンク花のジギタリスが彩りを添えています。変形した敷地全体を芝生で覆うことで、明るい雰囲気に。右端に置かれたカップ形のコンテナも、小屋の色に合わせたグレ―にペイントしたことで、より統一感が生まれています。 敷地をどう生かして花と緑を育てるか、ご紹介の7つのアイデアを参考に、我が家らしい庭づくりにチャレンジしてみてください。工夫を重ねることで、いつも過ごしやすい空間がきっと生まれますよ。
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寄せ植え・花壇

【寄せ植え】ピンクの花には秘密の効果!? カーネーションの寄せ植え
母の日に贈りたいカーネーション ‘I♡YOU’ 母の日の贈り物として大定番のカーネーション。色や花形もさまざまで多くの品種がありますが、カーネーションは色によって花言葉が異なるのをご存じですか。母の日に最もふさわしい「感謝」という花言葉を持つのは、ピンクのカーネーション。なかでもおすすめなのは、ローズピンクから桜色へと色変わりし、1株の中にさまざまなピンクが現れる品種‘I♡YOU(アイ・ラブ・ユー)’です。 秋までたっぷり咲き続けるカーネーション ‘I♡YOU’ カーネーション ‘I♡YOU’は1輪の花のもちがよく、色の変化を長く楽しめます。連続開花性に非常に優れ、次々につぼみが上がり、母の日を過ぎても秋までずっと花が咲き続けます。花首が短くコンパクトにまとまるため、寄せ植えで扱いやすいのも魅力。もちろん、地植えにしてもよく咲き、酷暑を乗り越え、秋には一回り株が大きくなってたわわに花を咲かせます。さらに、冬越しして充実した株は、1株で100輪近い花が咲くことも! 病害虫や暑さにも強く、春から秋まで長期間花が楽しめるスーパーハイパフォーマンスな宿根草としても注目を集めています。 ピンク色には若々しさを保ち優しさを促す効果が! 母の日にピンクのカーネーションをおすすめするワケは、花言葉だけではありません。近年の研究では色彩が脳に生理的影響を与えることが分かっており、ピンク色は「アンチエイジングカラー」として注目されています。というのも、ピンク色を見るとエストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンが分泌され、これらの働きで皮膚や筋肉の若返り、リラックスや優しい気持ちの増幅が推進されるのです。実際、こうした効果を利用し、海外ではピンク色を用いた療法もあるほど。ピンクのカーネーション‘I♡YOU’の寄せ植えを贈れば、いつまでも若々しく優しいお母さんでいてくれるはずです。 カーネーション‘I♡YOU’とペチュニアの寄せ植え カーネーション‘I♡YOU’とワインレッドの八重咲きペチュニア、斑入りのコデマリ‘ピンクアイス’の寄せ植えです。こんもりと咲く ‘I♡YOU’は鉢の後方へ、咲き進むにつれ枝垂れ咲いてくるペチュニアを前方へ配置しました。両サイドに斑入りのコデマリ‘ピンクアイス’を入れ、ふんわり優しい雰囲気にまとめました。コデマリは春から初夏にかけて白い花を咲かせ、夏以降はカラーリーフとして、秋は紅葉も楽しめる品種です。 新葉が薄いピンク色の斑入りコデマリ‘ピンクアイス’。 ギフトボックスのようなピンクの鉢はブリキ製で軽量なので、プレゼントに好適。近年、さまざまな色やデザインのものが増えているので、植える花に合わせて選ぶと素敵に仕上がります。ただし、ブリキ製の鉢はテラコッタ鉢より高温になりやすいので、夏は半日陰に移動してあげましょう。鉢内が高温になりすぎると根が傷む原因になります。 カーネーション‘I♡YOU’とバーベナの寄せ植え カーネーション‘I♡YOU’とピンクのバーベナ‘ファイヤーハウス ライトピンク’、オレガノ‘ミルフィーユ’、斑入り葉のキンギョソウ‘ムーンライトオブトリニティ’の寄せ植えです。花はもちろん、葉にもピンク色が入るものを選んで統一感を出しました。 バーベナは品種によって生育タイプが異なり、上へ伸びるものと、あまり草丈が高くならずこんもり横へ広がって生育するものがあります。ここで用いたバーベナ‘ファイヤーハウス ライトピンク’は後者のタイプで、今回のようなやや横長の鉢での寄せ植えには最適です。よく分枝して茂り、バーベナにありがちなうどんこ病にも強く、丈夫な品種です。 プレゼントと一緒に贈ろう!「長く楽しむための4つのコツ」 寄せ植えを長く楽しむための4つのコツをご紹介します。ガーデンストーリー公式インスタグラムにも掲載しているので、お母さんに寄せ植えをプレゼントする際は、ぜひ一緒に贈ってあげてくださいね。 ① 風通しがよい場所へ置くと、草花が健やかに育ち、病害虫も発生しにくくなります。地面より10cm程度高いところに置くだけでも、風通しはよくなります。 ② 土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るまでたっぷり水をあげてください。植物は根から水を吸い上げるので、水は花の上からかけるのではなく、植物をやさしく手でおさえて株元にやるようにしましょう。水が花や葉にかかると傷むものもあります。 ② 乾いて茶色くなってきた花(花がら)は、こまめに摘み取りましょう。美観が保たれるだけでなく、株に体力を温存して長く咲かせるポイントです。枯れた花を摘み取ることを「花がら摘み」といいます。花がら摘みをすると、風通しもよくなります。 ③ 次々に花を咲かせる多花性の植物は、いわばずっとフルマラソン状態で生育しています。水だけではスタミナ切れになってしまい、花数が少なくなったり、開花期間が本来より短くなることも。肥料は定期的に施し、1週間〜10日に1度、鉢全体に染み渡るように液肥入りの水を与えるとよいでしょう。
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家庭菜園

コンパニオンプランツにはどんな効果がある? よい組み合わせや注意点も解説
コンパニオンプランツとは Fagreia/Shutterstock.com コンパニオンプランツをご存じない? そんな方もご安心を。まずは、コンパニオンプランツがどのようなものなのか、詳しくご紹介します。 互いによい影響を与え合う植物の組み合わせ Iryna Antykova/Shutterstock.com コンパニオンプランツとは、一緒に育てると成長促進や害虫防除といったよい効果をもたらす野菜や花などの組み合わせのことです。「共栄作物」や「共存作物」とも呼ばれ、異なる科同士の野菜などを組み合わせることが多いです。合わせて植えるだけで効果が期待できる一方で、よい効果を得るためには正しい植え方をする必要があります。 植え方の基本 Hans Verburg/Shutterstock.com コンパニオンプランツの代表的な植え方には「混植」と「間作」の2つがあります。 混植とは、同じ畝に2種類以上の異なる作物を混ぜて植える方法です。例えば、アブラナ科のキャベツとキク科のレタスを交互に植えると害虫を減らす効果がありますが、これが混植に当たります。 間作とは、畝の列ごとや畝の間に違う作物を植える方法です。同じ植え穴で育てたり、作物を囲むようにほかの植物を植えるといった方法もあります。キュウリやナスなどの野菜の周囲をネギやハーブで囲うように植える方法などがよく知られています。 コンパニオンプランツのメリット4つ Zoomik/Shutterstock.com コンパニオンプランツには、たくさんのメリットがあります。ここでは4つのメリットについて、1つずつ解説します。 害虫防除 MuchMania/Shutterstock.com 害虫の多くは、匂いを頼りに好みの野菜や植物を探します。野菜を植える際に異なる種類を混ぜることで、目当ての植物や野菜を探しにくくする効果があります。 キク科やセリ科、シソ科など匂いの強い植物を植えると、その匂いが苦手な害虫が寄り付きにくくなります。逆に、害虫が好む匂いを発する植物を植えて、その植物をおとりにすることで育てたい野菜を守るという方法もあります。虫によっては益虫と害虫両方の側面を持つものもあり、例えばアブラムシを食べてくれるタバコカスミカメというカメムシの仲間は、ゴマを食べてしまう害虫でもあります。アブラムシを防ぎたい作物のそばにゴマを植えておいてタバコカスミカメを集め、アブラムシを食べてもらうということも行われています。 病気予防 AVIcon/Shutterstock.com 一緒に植えることで病気の予防効果がある組み合わせもあります。 例えばネギ属の野菜は、根に共生する微生物が抗生剤となる成分を出すので、ウリ科やナス科の野菜に対して病原菌を減らす効果があります。また、マリーゴールドの根から分泌される成分は、センチュウ類を減らす効果があります。 畑に1種類の作物だけを植えていると、その植物を狙う病原菌がどうしても増えてしまいます。複数の(できれば違う科の)植物を周りに植えておくことで土壌環境が多様になり、病気の発生を減らすことができます。 成長促進 Chinch/Shutterstock.com 一緒に植える野菜の草丈が伸びやすくなったり、収穫量が増えたりする、成長促進の効果がある組み合わせもあります。 マメ科の植物では、根に共生している根粒菌が空気中の窒素を固定して植物の栄養として供給するため、一緒に植えたほかの植物の生育がよくなります。 日陰を好む植物や野菜では、草丈の高い植物の株元で育てることで日差しが遮られ、ちょうどよい環境になって育ちやすくなる、という組み合わせ方もあります。 相互作用 Molly Shannon/Shutterstock.com お互いにメリットを生み出す組み合わせもあります。あまり肥料を必要としない植物では、過剰な栄養分を一緒に植えた別の植物が吸収してくれるため、お互いを助け合う効果を生み出します。 コンパニオンプランツのデメリット2つ yumeyume6/Shutterstock.com たくさんのメリットがあるコンパニオンプランツですが、残念ながらデメリットも存在します。野菜を混植した場合などは、複数の種類の野菜が混ざっているため、単独で育てているときよりも手入れや収穫の際に手間がかかってしまうことも少なくありません。できるだけ作業しやすいような配置や組み合わせを考えてから植えるとよいでしょう。 また、植物によっては相性が悪い組み合わせもあり、そうした組み合わせで植えてしまうと、いい効果が得られないだけでなく、単独で育てるよりも生育が悪くなったり病気になりやすくなる可能性があります。よい効果が得られる組み合わせをしっかりと把握して植えるようにしましょう。 人気があるコンパニオンプランツとは Vilmos Varga/Shutterstock.com ここからは、コンパニオンプランツとして人気のある植物をいくつかご紹介します。 ネギ MiFleurDesign/Shutterstock.com ネギは独特の匂いにより害虫を遠ざける効果があります。それだけではなく、ネギ類に共生するアーバスキュラー菌根菌の働きで、立ち枯れ病や青枯れ病を防ぐ効果があるともいわれています。 ニンニク Cherries/Shutterstock.com ニンニクにはアリシンという匂い成分が含まれていて、抗菌作用があり、キュウリやトマト、ナスといったナス科野菜と一緒に植えると立ち枯れ病の発生を抑える効果が期待できます。また匂いに害虫を遠ざける効果もあり、特にアブラムシの付きやすいバラ科植物の虫よけに効果的です。ちなみにニンニクの学名はAllium sativumで、アリウム属の植物。ガーデニングでも人気のアリウムを植えておくことで、同様の効果が期待できます。 マリーゴールド Michael G McKinne/Shutterstock.com マリーゴールドは非常に多くの野菜と相性がよく、さまざまなよい効果が期待できます。根から出る分泌液はセンチュウを遠ざける効果があり、葉の匂いには防虫効果があります。 人気野菜におすすめの組み合わせ Tatevosian Yana/Shutterstock.com 家庭菜園で特に人気のトマトやナス、キュウリと相性がよい、おすすめのコンパニオンプランツをそれぞれご紹介します。 トマト Molly Shannon/Shutterstock.com トマトと相性がよいコンパニオンプランツには、ネギ類、ニンニク、マリーゴールド、アスパラガス、バジルなどがあります。 ネギやニラをコンパニオンプランツにする場合は、トマトの株にくっつくほど近くに植えると効果が出やすくなります。 アスパラガスはトマトにセンチュウが付くのを防ぎ、トマトはアスパラガスにつきやすいハムシを防ぐため、お互いによい効果を生み出す組み合わせです。 バジルはその香りでトマトに害虫がつくのを防ぎ、さらに水をよく吸うことから土の過湿を防ぎ、糖度を向上させる効果もあります。 ナス hans engbers/Shutterstock.com ナスと相性がよいコンパニオンプランツには、パセリやショウガがあります。 パセリとは、それぞれにつきやすい害虫がお互いの野菜を嫌うので、寄り付きにくくなるとされています。 またナスはある程度草丈が高い植物のため、株元に日陰を好むショウガを植えるとショウガが育てやすくなります。 キュウリ Jurga Jot/Shutterstock.com キュウリと相性がよいコンパニオンプランツは、ネギです。 キュウリは連作障害が起きやすい野菜ですが、ネギを一緒に植えることで連作障害を回避しやすくなり、またお互いの根から排出される老廃物を利用できるため、生育の促進にもつながります。 さらにネギ類の匂いは、キュウリにつきやすいウリハムシ類を遠ざける効果もあります。 要注意の組み合わせ Vadim Sazhniev/Shutterstock.com 野菜の中には、相性が悪い組み合わせもあるので注意が必要です。ここからは、一緒に植えるのは避けたい組み合わせをご紹介します。 代表的な例 Vectorium/Shutterstock.com 相性が悪い組み合わせの代表的なものを、いくつかご紹介します。 キュウリとスイカ、ニンジンとインゲンの組み合わせでは、センチュウが発生した場合に被害が拡大しやすくなってしまいます。 ジャガイモとキャベツの組み合わせでは、キャベツの影響でジャガイモの生育が悪くなってしまいます。 トマトやピーマン、ナスなど、ナス科の実もの野菜や、同じくナス科のジャガイモを組み合わせると生育が悪くなりやすいです。 ダイコンと長ネギを一緒に植えた場合、ダイコンがネギの成分を嫌ってネギを避けるように成長するため、曲がったり、二股になったりしやすくなります。 相性が悪くなる組み合わせの法則 Northern Owl/Shutterstock.com 相性が悪い組み合わせには、いくつかの法則があります。 同じ科の野菜同士では似た害虫が集まりやすく、被害が拡大しやすいため、一緒に植えないほうが好ましいでしょう。 根の張り方が似ている野菜同士では、根がお互いに干渉しやすく、成長を阻害しあってしまいます。同様に草丈が同じくらいの野菜を植えた場合も、日光を奪い合ってしまうので好ましくありません。草丈が高いものと低いものを組み合わせるとよいでしょう。 また、多湿を好む野菜と乾燥を好む野菜など、好む環境が極端に異なる野菜同士も相性がよくありません。 コンパニオンプランツをうまく活用してガーデニングを楽しもう sanddebeautheil/Shutterstock.com コンパニオンプランツにはさまざまな組み合わせがあります。これを活用することで害虫を防いだり生育がよくなったりと、よい効果をもたらすこともできます。 ぜひこの記事で相性のよい組み合わせを覚えて、自宅での野菜作りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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野菜

【夏野菜】ピーマンで夏バテ知らずに!育て方からおすすめレシピまでご紹介
ピーマンはどんな野菜? Art789/Shutterstock.com ピーマンはナス科トウガラシ属に分類される植物で、トウガラシの仲間です。緑色のピーマンは未熟なうちに収穫されたもので、青臭さや苦みがありますが、完熟させると赤くなり、甘みが強くなります。 ピーマンは一年中出回りますが、旬は6~9月です。植物学的な分類上はピーマンもパプリカもトウガラシも同じ種ですが、ピーマンよりも大型で、甘みがある肉厚のものをパプリカとしています。 ピーマンの育て方 Jon Michael Sailer/Shutterstock.com ピーマンは家庭菜園でも育てやすい野菜です。ここでは、ピーマンを家庭菜園で育てる方法についてご紹介します。 苗づくり Tastyfood/Shutterstock.com ピーマンの種まきの適期は、4月上旬の暖かくなってきた頃です。 育苗ポットに種を3~4粒播き、覆土してたっぷり水やりします。発芽して、本葉が1~2枚になったら育苗ポットに1株ずつ植え替えます。本葉が7~10枚になったら、植え付け苗として菜園に定植することができます。 土づくり Piyaset/Shutterstock.com ピーマンは多湿が苦手なので、水はけのよい土壌で育てることが大切です。植え付ける2週間前には苦土石灰をまき、1週間前には堆肥や化成肥料を土に混ぜ込んで土づくりをしておきます。また、幅70~80cm程度の畝を作りマルチを敷くことで、土の温度が上がって育ちやすくなります。 植え付け Alexander Knyazhinsky/Shutterstock.com ピーマンの植え付けは4月上旬~5月中旬が適期です。まずマルチを敷き、40~50cm間隔で植え穴をあけます。次に、苗の脇芽を取り除き、根鉢を水につけてたっぷり含ませた後に、畝の穴に植え付けます。株元を軽く押さえ、水やりを行います。仮支柱を立てて苗を誘引すると、倒れるのを防ぐことができます。 水やり・肥料 Audio und werbung/Shutterstock.com ピーマンは乾燥にも多湿にも弱いため、土表面が乾いたら水を与えるようにします。できるだけ葉を濡らさないように、水は株元に与えましょう。 実がつき始めたら、マルチを外して化成肥料を与えます。施肥は2〜3週間に1回、9月頃まで行います。液体肥料は週に1回、希釈して水やりの代わりに与えます。 日常の管理 NinaMalyna/Shutterstock.com 最初の実がついたら脇枝や脇芽を摘み取り、主枝と側枝を2本、合わせて3本に仕立てます。そして仮支柱を抜いて本支柱を立てます。また、葉が茂りすぎている場合には適度に枝を間引きましょう。 収穫 jaboo2foto/Shutterstock.com ピーマンは花が咲いてから約2週間後に収穫できます。サイズが5~6cmになったら食べ頃です。 収穫できる期間は6月下旬~9月下旬頃ですが、実が食べ頃になったら早めに収穫することで株の負担を軽減できます。 プランターでも栽培可能 Dawn Balaban/Shutterstock.com ピーマンはプランター栽培も可能です。プランターを選ぶ際は、直径・深さが30㎝以上のものにしましょう。 土は市販の野菜用培養土を使います。栽培する場所は日当たりがよく、できれば雨がよけられるほうがおすすめです。ピーマンの植え付け方法や育て方は、地植えの場合と同様です。 ピーマンの選び方と保存方法 Vladeep/Shutterstock.com ここからは、食材としてお店でピーマンを買う際の選び方や、収穫したあとの保存方法についてご紹介します。 選び方 Mr.Nakorn/Shutterstock.com ピーマンは鮮度が落ちると苦味が出ます。ヘタの色が鮮やかで切り口がみずみずしいものが新鮮なピーマンです。 果肉の表面に艶とハリがあり、色にムラがなく肉厚なものがおすすめです。赤紫がかった部分があるものは腐り始めているので注意しましょう。また、腐ったピーマンは他のピーマンにも影響を与えるため、早めに処分しましょう。一方、オレンジ色のピーマンは腐っているのではなく、熟しているので問題はありません。 冷蔵保存 Andrey_Popov/Shutterstock.com ピーマンを長持ちさせるための冷蔵保存の方法をご紹介します。 まずはピーマンを洗い、水気をよく拭き取ります。次に1つずつペーパータオルに包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に。この方法で個包装すると、3週間ほど保存できます。 1週間ほどで使い切る場合は、常温保存も可能です。ピーマンをよく洗って水気を取り、ペーパータオルで個包装して袋に入れます。袋の口を開けた状態で、涼しい場所に置きましょう。 冷凍保存 Ahanov Michael/Shutterstock.com ピーマンは冷凍保存も可能です。洗った後に水気をよく拭き取ってから、タネとヘタを取り除き、約1cm幅に切ります。重ならないように密封保存袋に入れ、しっかり閉じて冷凍庫で保存します。 この方法だと、約1カ月間保存が可能です。あらかじめカットしておくと調理の際にすぐに使えます。 ピーマンに含まれる栄養 GoodStudio/Shutterstock.com ピーマンはビタミンCが豊富で、3個で1日に必要な摂取量を満たすことができます。また果肉が厚いので、加熱調理をしてもビタミンCが失われにくいという特徴があります。 食物繊維が多いことも魅力の一つです。 さらに、ピーマンにはβカロテンも多く含まれていて、体内でビタミンAとして働きます。ビタミンAは脂溶性のため、油と一緒に調理することで吸収率が向上します。 美味しいピーマンのレシピ Ohn Mar/Shutterstock.com ここからは、ピーマンを美味しく食べられるレシピをいくつかご紹介します。 無限ピーマン darksoul72/Shutterstock.com 美味しくて無限にピーマンが食べられる、という「無限ピーマン」。材料は、ピーマン5個、ツナ缶1個、ごま油、鶏がらスープの素、塩、コショウです。 まず、ピーマンのタネとヘタを取り除いて細切りにします。耐熱ボウルにピーマン、汁気を切ったツナ缶、調味料を入れて混ぜ合わせ、ふんわりとラップをして、電子レンジ600Wで2分間加熱します。お好みで白ごまをかけても美味しく頂けます。 なすとピーマンの炒め物 Anton27/Shutterstock.com ご飯によく合う甘辛炒めです。材料は、ピーマン2個、ナス2本、豚肉のこま切れ200g、ごま油、調味料として味噌大さじ1、酒大さじ1、みりん大さじ2、しょうゆ小さじ2、砂糖小さじ2、おろしニンニク小さじ1です。 ナスとピーマンを乱切りにします。調味料をすべて混ぜ合わせておきます。 フライパンにごま油を熱し、豚肉を中火で色が変わるまで炒めます。ナスを加えてさっと炒め、混ぜ合わせた調味料を入れて全体に馴染ませます。蓋をして弱火で3分ほど加熱し、ナスがしんなりしたらピーマンを加え、さっと炒めたら完成です。 ピーマンとちくわのきんぴら Lili.Q/Shutterstock.com お弁当のおかずや、プラス1品欲しいときに、ぴったりのレシピ。材料は、ピーマン4~5個、ちくわ2~3本、ごま油大さじ1、酒大さじ1、みりん大さじ1.5、しょうゆ小さじ2、いりごま適量です。 ピーマンは細切りにし、ちくわは斜めに薄切りにします。フライパンにごま油を熱し、ピーマンとちくわを入れて全体に油が回る程度に軽く炒めます。酒、みりんを入れて、炒めながら汁気を飛ばします。最後にしょうゆを入れて、全体に味がいきわたるように混ぜたら、仕上げにいりごまを振って完成です。 ピーマンを育てて美味しく食べよう VITALII BORKOVSKYI/Shutterstock.com ピーマンは美味しくて栄養豊富、そして料理の主役にも脇役にもなる、非常に優秀な野菜です。自宅で栽培するのも難しくありません。ぜひこの記事をご参考にピーマンを育てて収穫を楽しみ、食卓に並べてみてはいかがでしょうか。






















