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【花好きベテラン読者が推す】春から初夏に咲く人気の花ランキングTOP10

MaCross-Photography/shutterstock.com
ベテランガーデナーさんが多いガーデンストーリー読者が選んだ、春から初夏の季節に見頃を迎える人気の花TOP10をご紹介! ガーデンの主役級の花から楚々とした奥ゆかしい魅力のある花まで、それぞれにチャームポイントがある花々がランクインしました。あなたのお気に入りの花は何位!?
目次
第1位
バラ

育てやすさ:★★★☆☆
開花期:5~11月
主な花色:白・赤・ピンク・オレンジ・黄・紫・茶・黒・緑・複色
花言葉:「愛」「美」など
名所:中之条ガーデンズ(群馬県)、京成バラ園(千葉県)、横浜イングリッシュガーデン(神奈川県)、ぎふワールド・ローズガーデン(岐阜県)など
その優雅で美しい花と豊かな香りから「花の女王」と呼ばれるほどに、世界で最も愛される花の一つであるバラ。自然のなかでたくましく自生している野生種(原種)や、人が長年かけて品種改良した園芸品種もあり、オールドローズやモダンローズ、ミニバラといった幅広い分類に加え、花の色・形、香り、トゲの有無、花びらの枚数、樹形、一季咲きや返り咲き、四季咲きといった花の咲くタイミングも品種ごとに異なる、幅広いバリエーションがあるガーデンプランツです。
第2位
ラベンダー

育てやすさ:★★★☆☆
開花期:4~7月(四季咲き性のものも)
主な花色:紫・白・ピンク
花言葉:「沈黙」「清潔」「期待」「あなたを待っています」など
名所:ファーム富田(北海道)、たんばらラベンダーパーク(群馬県)、ラベンダーパーク多可(兵庫県)など
豊かな香りと鮮やかな紫色が特徴のシソ科のラベンダー。鎮静作用や体の不調を整える効果が期待できるハーブとして、芳香剤やせっけん、ハーブティーなど、暮らしの中でさまざまな形で利用されています。花色は紫がメジャーですが、じつは白やピンクもあります。
第3位
クレマチス

育てやすさ:★★★★☆
開花期:4月中旬~10月
主な花色:白・青・赤・ピンク・茶・黄・黒・複色
花言葉:「精神の美」「旅人の喜び」「策略」など
名所:富山県中央植物園 クレマチス園(富山県)、筑波実験植物園 クレマチス園(茨城県)、大阪府立花の文化園 クレマチス園(大阪府)など
花の色や形、サイズが多種多様で数多の品種があるクレマチス。旺盛に伸びるつるを支柱やアーチに絡ませて庭を立体的に演出することができ、バラと組み合わせる植物としても人気があります。草丈が低く茂る品種もあるので、種類を選べば狭いスペースでも栽培が可能で、玄関先やベランダ、地植えの庭にとあらゆるエリアで楽しむことができます。
第4位
アジサイ

育てやすさ:★★★★☆
開花期:6月~9月上旬
主な花色:青・紫・ピンク・赤・白
花言葉:「移り気」「無常」「冷淡」「団らん」など
名所:みちのくあじさい園(岩手県)、横浜イングリッシュガーデン(神奈川県)、三島スカイウォーク(静岡県)、かざはやの里(三重県)、舞鶴自然文化園(京都府)など
梅雨時期に咲く代表的な花木で、風情ある景色を作り出してくれるアジサイ。関東以西の山地に自生する楚々とした雰囲気が魅力のヤマアジサイ、額縁のように装飾花がついているガクアジサイ、豪華な咲き姿が特徴の西洋アジサイなどの種類があり、全国各地に人気の名所があります。
第5位
スズラン

育てやすさ:★★★★☆
開花期:4〜5月
主な花色:白・ピンク
花言葉:「再び幸せが訪れる」「純粋」など
名所:滝野すずらん丘陵公園(北海道)、富士見パノラマリゾート(長野県)、笛吹市芦川町 すずらん群生地(山梨県)など
小さなベル形の可憐な花と優しい芳香が魅力のスズラン。花色は白がポピュラーですが、ピンクもあります。一般に広く流通しているのはヨーロッパ原産のドイツスズランで、葉が大きく艶やかで、開花する位置が高いのが特徴。日本原産のスズランもあり、本州中部以北に自生し、山野草として流通しています。開花する位置が低く、葉に隠れるようにして咲く楚々とした風情が魅力です。
第6位
デルフィニウム

育てやすさ:★★★☆☆
開花期:4月下旬~6月
主な花色:白・ピンク・青・紫・複色
花言葉:「清明」
名所:風のガーデン(北海道)、国営武蔵丘陵森林公園(埼玉県)
イングリッシュガーデンやナチュラルガーデン、バラと好相性な植物としても選ばれているデルフィニウム。丈高く伸ばした花茎にたくさんの花を下から順に次々に咲かせ、ガーデンに縦のラインを演出してくれます。本来は宿根草ですが、高温多湿に弱いため、地域によっては日本の夏に耐えられずに枯れてしまうため、一年草扱いとされています。
第7位
スイートピー

育てやすさ:★★★★☆
開花期:4〜6月
主な花色:白・赤・ピンク・紫・オレンジ・複色
花言葉:「門出」「やさしい思い出」「繊細」「デリケートな喜び」など
チョウが舞うような花姿と、甘く優しい香りが特徴のスイートピー。つるを伸ばして周囲に巻きひげを絡ませながら成長し、美しく上品な色合いの花を咲かせます。フェンスに這わせたり、アーチを作ったりと立体的な仕立てが楽しめるほか、切り花としても人気があります。
第8位
シャクヤク

育てやすさ:★★★☆☆
開花期:5~6月
主な花色:赤・ピンク・白・黄・複色
花言葉:「恥じらい」「はにかみ」「謙遜」など
名所:岩瀬牧場(福島県)、つくば牡丹園(茨城県)、鈴鹿シャクヤクまつり(三重県)など
優雅で華やかな大輪花を咲かせることから、古来から日本では美女のたとえにも謳われてきたシャクヤク。花の美しさに加え、香りを楽しめる品種もあります。見た目はボタンとよく似ていますが、低木であるボタンに対し、シャクヤクは多年草(宿根草)という性質の違いがあります。
第9位
ユリ

育てやすさ:★★★★☆
主な開花期:5月下旬~7月
主な花色:白・ピンク・オレンジ・赤・黄・複色
花言葉:「威厳」「純潔」「無垢」など
名所:百合が原公園(北海道)、どんでん平ゆり園(山形県)、深谷グリーンパーク アクアパラダイス パティオ(埼玉県)、可睡ゆりの園(静岡県)など
大輪で艶やかな花を咲かせ、豊かな香りをもつユリ。初夏の主役花の一つであり、日本にもさまざまな自生種がある球根植物です。種類によって開花期は異なりますが、基本的にスカシユリ系からテッポウユリ系、そしてオリエンタル系へと咲き継ぎます。
第10位
オダマキ

育てやすさ:★★★★☆
開花期:4~6月
主な花色:白・ピンク・赤・オレンジ・黄・青・紫・茶・黒
花言葉:「愚か」「決意」など
複雑で個性的な造形が特徴のオダマキ。ミヤマオダマキなど日本原産の自生種と、ヨーロッパや北米を原産とする西洋オダマキがあり、花色や花姿のバリエーションが豊富です。宿根草の中でも長生きな植物で、一度植えると20年以上変わらず美しい姿で咲き続けることも。性質は丈夫で育てやすく、ガーデニング初心者にもおすすめです。
5月に見頃の花が楽しめるお出かけスポット
5月はバラをはじめとした魅力あふれる春花の開花最盛期。大型連休があり、温暖な気候に移り変わる行楽シーズンであるこの時期、見頃の花や自然と触れ合えるお出かけスポットに足を運んでみては? 日中は過ごしやすい気温でも夜風は肌寒く感じることもあるので、肌冷えや紫外線防止に薄手のアウターを持ってお出かけするのがおすすめですよ。
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