アジサイ(紫陽花)のコレクション300種!プロが育てるから花数が違う「横浜イングリッシュガーデン」開花シーズン到来

全国各地にあるアジサイの名所とはひと味違うと評判の、神奈川県横浜市「横浜イングリッシュガーデン」。5月27日(月)~6月23日(日)は「アジサイ・フェスティバル」を開催! 洋風ガーデンには、大株に育ったゴージャスなアジサイや最新品種、珍しい品種など、300品種ものコレクションに加え、ダイナミックなユリやアカンサス、二番花のバラなど、初夏の美しいガーデンフラワーも続々と色を添えます。無数の花に囲まれるフォトスポットがいっぱいの庭園へ出かけましょう。
目次
首都圏屈指の300品種のアジサイが主役になる季節

2,200品種、2,800株ものバラが4月下旬から咲き継ぎ、2024年も多くの人を魅了してきた横浜イングリッシュガーデン。5月下旬からは、主役が遅咲きのバラから早咲きのアジサイへとバトンタッチして、景色が日々変わっています。

‘ローゼンホルム’や‘ゾマーアーベント’など最晩生のバラが咲く頃になると、庭のあちこちで存在感が出てくるのがアジサイです。空のように爽やかなブルーや燃えるような真紅、チャーミングなピンク花など、個性溢れる300もの品種が日毎に色づいています。

一度訪れたことがある方は、「あんなにバラが咲いていた、同じガーデンとは思えない!」と驚くほど。日ごとに存在感を増すアジサイは、6 月中旬に最盛期を迎えます。

その頃になると、再び花を咲かせるのはバラの二番花です。ひたすらゴージャスだった一番花に比べると少し控えめながら、ガーデンに彩りを添えています。バラからアジサイに主役が移り変わる5月下旬〜6月上旬と、バラの二番花が咲き始める6月中~下旬は、バラとアジサイが一緒に楽しめる贅沢なとき。多くの植物が生き生きと育つ横浜イングリッシュガーデンならではの景色に出会えます。
花の名にも注目したい個性あふれるアジサイの競演

花弁の縁をくっきりと紅に染めるのは‘恋物語’。 花の中に青い十字が浮かび上がる‘水凪鳥(ミズナギドリ)’、そして名前の通り! と言いたくなる花姿の‘ポップコーン’など、どのアジサイも美しく、花名も魅力的。歩を進めるたびに出会う個性あるアジサイの数々をじっくり楽しんでください。


夏のガーデンフラワーと咲き競う最高品質のアジサイ

全国各地のアジサイの名所とはひと味違う花景色が評判の横浜イングリッシュガーデン。その理由は、「庭園」という空間でアジサイが咲いているからです。アジサイだけが咲く名所も圧巻ですが、ここでは例えば、6月中旬からデイ・リリー(ヘメロカリス)、ユリ、アカンサスなど、さまざまな花とアジサイの奏でるカラーハーモニーを楽しむことができます。

庭園の権威ある世界大会で優秀庭園賞を受賞している横浜イングリッシュガーデンのガーデナーたちは、アジサイの栽培技術に長け、独自の技術で花を咲かせています。 そのため、ほかでは見られないようなビッグサイズのアジサイが、園内を進むごとに出現。その大きさとともに、圧倒的な花の数にも驚かされます。

映えスポットが出現! 期間限定のアジサイ・ディスプレイ

「アジサイ・フェスティバル」期間中は、毎年“映えフォトスポット”として人気の高いディスプレイがローズトンネルに出現。今年は、雨粒のようなサンキャッチャーが縁取るフラワー形のアンブレラが頭上を彩り、色とりどりのアジサイが園路を飾ります。雨にも色が冴えるアジサイの花風景を、ぜひ園内でご覧ください。

庭散策の後は、冷たい花モチーフのスイーツでクールダウン!

花々の美しさで癒やされたら、併設するカフェ「YEG Original CAFE」でクールダウンがおすすめ。アイスコーヒーやサンドイッチなどのカフェメニューのほか、特に人気なのが、見た目も可愛い「フラワーソフト」。バラとバニラのミックスソフトに、エディブルフラワーをカラフルにトッピングした、ここでしか味わえない美味しさです。また、アジサイ・フェスティバル期間中は、アジサイ色の爽やかな飲み物が登場! 青リンゴをベースにピーチとブルーハワイのゼリーをトッピングした見た目にも爽やかな「あじさいソーダ」は、リフレッシュできる飲み物です。パラソルの陰で花々の香りに包まれながら、ガーデン散策の余韻に浸るティータイムを過ごせます。

本格的な夏に向けて、アジサイに混じってスモークツリーやヘメロカリス、ユリ、アカンサスが咲き継ぎ、訪れるたびに発見のある名園「横浜イングリッシュガーデン」。庭づくりの参考に、花知識を深めるために、また、大切な人と過ごす癒やしのデートスポットとして、ぜひお出かけください。
Information
横浜イングリッシュガーデン「アジサイ・フェスティバル」
開催期間 5月27日(月)~6月23日(日)
開園時間 10:00~18:00(最終入園17:30)
入園料 大人 1,000円/小中学生500円/未就学児無料)/年間パスポート(1年間入園無料)6,000円
▶︎窓口に並ばず、スマホで購入、入園できる!前売りチケットはコチラから
アクセス 相鉄線・平沼橋駅より徒歩約10分(横浜駅西口りそな銀行前より無料送迎バス有 ※水曜運休)
住所 神奈川県横浜市西区西平沼町6-1 tvk ecom park
TEL 045-326-3670
HP https://www.y-eg.jp/
インスタグラム yokohama_eg_officia *インスタグラムや各種SNSでは、横浜イングリッシュガーデン スーパーバイザーである河合伸志さんの品種解説が書き添えられた最新の庭や見頃の花も発信中!
写真・協力/横浜イングリッシュガーデン
Credit
文 / 3and garden

スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。
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