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11月11日は「チーズの日」! 愛犬と楽しむ安心おやつタイムガイド&話題のヒマチーの魅力

11月11日は「チーズの日」! 愛犬と楽しむ安心おやつタイムガイド&話題のヒマチーの魅力

11月11日は「チーズの日」。私たちにとって身近でおいしいチーズですが、「愛犬に与えても大丈夫?」と疑問に思う飼い主さんも多いのではないでしょうか。じつは、与え方や種類をしっかり選べば、チーズは愛犬にとっても栄養豊富で特別なごちそうになります!
ハーバルセラピストの資格を持ち、ペットのための自然療法を学ぶ海野美規さんが、犬にチーズを与える際の注意点や「なぜ牛乳と違って大丈夫なのか」という疑問を分かりやすく解説。さらに、カリカリ食感のフリーズドライから、長もちで話題の「ヒマラヤチーズ(ヒマチー)」、おうちで簡単に作れるふわふわカッテージチーズの手作りレシピまで、愛犬の好みに合わせた3つの楽しみ方をご紹介します。ぜひ愛犬と一緒に素敵なチーズタイムを過ごしてみてくださいね。

11月11日は「チーズの日」

チーズ
New Africa/Shutterstock.com

11月11日はチーズの日。日本のチーズの元祖といわれる「蘇(そ)」についての古い記録にちなんで制定されたそうです。

チーズといえば、私たちにとって身近なおいしい食べもの。でも、愛犬にチーズをあげようと思ったら、「犬ってチーズを食べても大丈夫?」「牛乳は飲ませないほうがいいのに、チーズはどうしていいの?」……そんな疑問が浮かびませんか?

じつは、犬が楽しめるチーズにはいろいろなタイプがあります。

  • サクサク、カリカリと楽しむフリーズドライチーズ
  • カジカジ、じっくり楽しむヒマラヤチーズ
  • そして、ふわっとやわらかな手作りカッテージチーズ

そう、チーズにも愛犬それぞれの楽しみ方があるんです。

あなたの愛犬は、カリカリ派? カジカジ派? それとも、ふわふわ派?

今回は、犬とチーズの素朴な疑問から、3つのチーズの楽しみ方、そして話題の“ヒマチー”もご紹介します。

そもそも、犬はチーズを食べてもいいの?

犬とチーズ

健康な犬なら、チーズを少量食べることができます。ただし、チーズなら何でもOKというわけではありません。

チーズは種類によって、塩分、脂肪分、カロリーなどが異なります。また、乳製品が体質に合わない犬もいるため、初めて与えるときは少量から。「おいしそうだから、もうひとつ!」と欲しがっても、そこは飼い主さんがグッと堪えてください。

チーズは主食ではなく、あくまでもおやつやトッピングとして楽しみましょう。

「牛乳はダメなのに、チーズは大丈夫」なのはなぜ?

ここで、ちょっと疑問が。

一般的に、犬は牛乳を飲まないほうがいいと言われますが、どうしてチーズは食べてもいいのでしょうか。

その理由のひとつが、乳糖(ラクトース)の量です。

牛乳には乳糖が含まれています。犬は、成長すると乳糖を分解する酵素「ラクターゼ」の働きが弱くなることがあり、牛乳を飲むと乳糖をうまく消化できず、下痢やお腹の不調を起こすことがあります。

一方、チーズは牛乳をそのまま飲むのとは違い、製造の過程で乳糖の多くが取り除かれたり、発酵によって減少したりします。そのため、チーズは牛乳に比べて乳糖が少なく、犬でも食べられるということなのです。

ただし、これは「どんな犬でも、どんなチーズでも大丈夫」ということではありません。チーズには乳糖だけでなく、脂肪分や塩分も含まれています。また、犬によっては乳製品そのものが体質に合わないこともあります。チーズも少量から、愛犬の様子を見ながら。食べすぎにも注意してくださいね。

犬が楽しめる3つのチーズ

3つのチーズ

犬用のチーズのおやつには、いろいろなタイプがありますが、代表的なのは3タイプ。愛犬の食感の好みで選んではいかがでしょうか。

カリカリ派:フリーズドライチーズ

フリーズドライチーズ

サクッ、カリッ。フリーズドライにしたチーズは、水分が少なく、軽くて食べやすいのが特徴です。そのままおやつとして楽しむのはもちろん、細かくなっているのもあるので、いつものごはんにトッピングするのもいいですね。

カジカジ派:ヒマラヤチーズ(ヒマチー)

ヒマラヤチーズ

ヒマラヤチーズは、一般的にヒマラヤ地方の伝統的な製法に由来する、硬いチーズのおやつです。パクッと食べるというより、カジカジ……ペロペロ……と、時間をかけて楽しめるのが特徴です。噛むことが好きな愛犬なら、夢中になってしまいます。

ただし、硬さが魅力である一方、歯への負担や大きなかけらの丸飲みなどには注意が必要です。子犬や歯の弱くなったシニア犬、口腔内に問題のある場合は、特に注意してください。愛犬の体格や歯の状態に合ったものを選び、必ず飼い主さんが見守りながら楽しみましょう。

ふわふわ派:手作りカッテージチーズ

カッテージチーズ

おうちで作れるのが、カッテージチーズ。牛乳から作る、やわらかくてふんわりしたチーズです。愛犬用には、塩や砂糖などを加えずシンプルに作ります。

出来上がったカッテージチーズは、少量をそのままおやつにしたり、いつものごはんにちょっぴりトッピングしたり。これなら、歯の弱い犬でも安心ですね。

<手作りカッテージチーズレシピ>

手作りカッテージチーズ

■ 材料

  • 牛乳 100ml
  • 酢(またはレモン汁) 大さじ1/2

■ 作り方

1. 鍋に牛乳100mlを入れ、弱火にかけます。

2. 沸騰させないように、80〜85℃くらいまでゆっくり温めます。

3. 火を止め、酢を加えて、ゆっくり混ぜます。

4. しばらくすると、白い固まりと透明に近い乳清(ホエイ)に分かれてきます。

カッテージチーズ作り

5. キッチンペーパーや清潔なさらし布などでこします。

水切り

6. お好みの固さに絞って出来上がりです。酸味が気になるようでしたら、さらしに包んだまま水にさっとくぐらせるとよいでしょう。

水切り

ヒマチーって、なに?

ヒマラヤチーズ

ご紹介した3つのチーズの中でも、ひときわ個性的なのが、ヒマラヤチーズ(ヒマチー)ではないでしょうか。

「チーズなのに、なぜこんなに硬いの?」と、初めて見て触ったときは、ちょっと驚きました。硬いとは聞いていましたが、ほんとに石のようです。

ヒマラヤチーズは、ヒマラヤ山脈の高地で、農薬は一切使わない自然の牧草を食べて育ったヤクや、ヤクと牛が自然交配して生まれたヤク牛のミルクが原料。この地域の人々に伝わる伝統的な保存食であるチュルピのレシピをもとにして、犬用に燻製(スモーク)・乾燥させて作られているそうです。

ヤク
Efimova Anna/Shutterstock.com

「ヤク」はウシ科の動物で、野生のものは国際保護動物に指定されています。一部は家畜化されていて、高地に生息するこのヤクは力強い足をもち、重い荷物を運んだり農作業をしたり大活躍しています。

以前、テレビで、登山家の荷物を運びながら、道案内をするヤクの姿を見たことがあります。寒さが厳しく、険しい山岳地帯で暮らすネパールやチベットの人々にとって、ヤクは荷物の運搬や生活を支えてくれる、とても大切な存在なのですね。モフモフとした豊かな被毛も、厳しい寒さや高地の環境に適応した、ヤクならではの特徴なのでしょう。

ヒマラヤチーズの栄養効果

ヤクのミルクは栄養満点。購入したメーカーのHPを見ると、粗タンパク質が65.23%なのに対し粗脂肪は3~4%、カロリーは1gあたり3kcal以下となっています。そして愛犬に必要な10種類の必須アミノ酸のうち、8種類までが含まれているとのこと。高たんぱく・低カロリーでダイエット中の愛犬のおやつにも最適です。

ヒマラヤチーズを楽しむときのポイント

ヒマラヤチーズ

ヒマラヤチーズを与えるときは、愛犬の口の大きさや歯の状態に合ったサイズを選び、最初は短時間からにします。

1回当たり10分程度が目安。初めての愛犬にはいきなりかじりつかないで、なめるようにふやかして柔らかくしながら食べるのがおすすめなのだとか。そして、必ず飼い主さんがそばで見守るようにしましょう。

小さくなったものや、尖った欠片は丸飲みの危険があるため、与えないようにします。また、商品のカロリー表示を確認し、ほかのおやつと合わせて1日の量を調整しましょう。

ヒマラヤチーズと愛犬あん

我が家の愛犬・あんにヒマチーを与えると、楽しそうにペロペロしながら遊び始めます。

「ガリガリしないように」と気をつけて見ているのですが、だんだん夢中になっていくあん。10分ほどで切り上げなくてはと思っていても、楽しそうな姿を見ると、つい「もう少しだけ……」と時間を延長してしまいます。

とはいえ、安全のためにも、いつまでも続けるわけにはいかないので、ヒマチーの代わりになるおやつを用意して、「はい、今日はここまで」と交換することにしています。

夢中になっているところを取り上げるのは、ちょっぴりかわいそう。でも、楽しむ時間と安全のバランスを大切にしながら、我が家なりの「ヒマチータイム」を楽しんでいます。

硬いものが苦手なら、削って楽しむ方法も

ヒマラヤチーズ

「ヒマラヤチーズを試してみたいけれど、うちの子は硬いものをカジカジするのはちょっと難しそう……」そんな場合には、ヒマラヤチーズを削ったタイプもあります。鰹節を削ったような細かな形状なので、いつものごはんにトッピングするのにも便利。チーズの風味が加わって、いつものごはんがちょっと特別な一皿になりそうです。

ヒマラヤチーズとごはん

ヒマラヤチーズ、最後まで楽しむ方法

ヒマチーを夢中になってカジカジしていると、少しずつ小さくなっていきます。我が家の場合も、あんが楽しんでいるうちに、いつの間にか「こんなに小さくなった!」という日が来るでしょう。

そして、ヒマチーには、その先のお楽しみがあるようです!

メーカーのホームページによると、商品によっては、小さくなったチーズを加熱して、別のおやつとして楽しめるそう。電子レンジで温めると、チーズがふっくら、カリッとした「サクサクチーズボール」に変身するのだとか。加熱することで香ばしさも増して、最後までおいしく楽しめるというのです。サクサクのチーズボール。想像するだけでも、おいしそう!

ヒマラヤチーズ

あんのヒマチースティックは、今のところまだまだ立派な大きさ。でも、いつか小さくなったときには、ぜひチーズボールに変身させて、もう一度楽しませてあげたいと思います。「カジカジして楽しんだあとは、サクサクのおやつに変身!」……そんな楽しみが待っていると思うと、ヒマチーを最後まで見届けるのも、なんだか楽しみになってきます。

ただし、すべてのヒマチーが同じように加熱できるわけではありません。加熱できるかどうか、また加熱方法や時間については、必ず商品のパッケージやメーカーの案内を確認してから行ってくださいね。また、加熱直後は非常に熱くなっているなどの注意事項があるので、与え方もチェックしておきましょう。

愛犬とチーズ

もうすぐチーズの日。愛犬と「チーズおいしいね!」のおやつ時間を一緒に過ごしましょう。

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