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【100均DIY】ガラス瓶をフェイクレザーで簡単おしゃれな高見え花器にリメイク! 秋バラを飾ろう プチプラ花コーデVol.167

【100均DIY】ガラス瓶をフェイクレザーで簡単おしゃれな高見え花器にリメイク! 秋バラを飾ろう プチプラ花コーデVol.167

秋のバラが美しく咲く季節。暑い夏を乗り越えた秋バラは、春とは違い、色が濃くしっとりとした印象です。この美しい秋のバラを引き立てるには、涼しげだったガラス瓶を温かみのある秋仕様に衣替えするのがおすすめ。今回は、100円ショップで見つけたフェイクレザーのハギレを活用し、普段使いのガラス瓶を、簡単におしゃれな高見え花器にリメイクするDIY術を、フラワーデザイナーの川守由利子さんに教えていただきます。

100均グッズで手軽に楽しめる季節の花瓶DIY

秋のバラが楽しい季節です。

バラは春と秋に旬を迎えます。同じ品種のバラでも、春と秋では咲き方や色みに少し違いがあります。暑い夏を乗り越えた秋のバラは、同じ品種でも少し色が濃くなり、しっとりとした印象です。

今回、秋のバラを引き立てるガラス花器が欲しくなったので、100均を活用してリメイクすることにしました。100均で見つけたのは、フェイクレザーのハギレ。1枚100円です。厚みがあって、マットな質感が温かさを感じさせてくれ、秋の花飾りにぴったり。

このフェイクレザーで持っているガラス瓶を秋仕様にリメイクして、バラを飾ってみます。

秋仕様にぴったりな100均のフェイクレザー

フェイクレザーを活用したフラワーベース作りは、こちらの材料を用意しました。

花瓶のフェイクレザーアレンジ材料

左からドレッシングボトル 、ガラスの保存容器、グラス、フェイクレザーにボタン、麻紐です。

ドレッシングボトルなどのガラス瓶や麻紐は、私がもともと持っているもの。普段からこれを活用して花を飾っています。

購入したのはフェイクレザーとボタン。フェイクレザーのサイズは30×20cmで、1枚で十分な大きさでした。ボタンは、フェイクレザーと相性がよさそうな雰囲気のものを選択。かわいいアクセントになりそうです。

いつものグラスが花瓶に! レザーで簡単リメイク

まずは、グラスをリメイクしていきます。他に、ボタンを用意しました。

グラスのフェイクレザーアレンジ材料

①フェイクレザーでグラスを包んで、必要な長さを確認します。

グラスをフェイクレザーで包む

グラスを1周し、プラス数cm長めのところに印をつけました。

②フェイクレザーを裏側にして、定規とペンを使いながら、カットする線を書き込みます。

フェイクレザーをカット

書き込んだら、ハサミでカットします。

③カットしたフェイクレザーを両面テープで貼り合わせ、グラスを包みます。

グラスを包む

④ボタンの裏側にも両面テープをつけておきます。

両面テープを貼る

⑤ボタンは、写真のようにはみ出たフェイクレザー部分に貼りました。

ボタンを両面テープで付ける

グラスのリメイクはこれで完成です。普段使いのグラスがフェイクレザーで、一気におしゃれな花瓶になりました。

取っ手ひとつでイメージチェンジ。保存容器がかわいく

次に、ガラスの保存容器をリメイクしていきます。こちらは保存容器に取っ手を付けてみることにしました。

保存容器のフェイクレザーアレンジ

材料は保存容器のほかに、フェイクレザー、先ほど使ったボタン、麻紐です。

①2つのボタンの穴に1本の麻紐を通していきます。

ボタンに麻紐を通す

②ボタンを通した麻紐を保存容器の口に巻き、端は後ろで結んでおきます。

麻紐を容器に結ぶ

ボタンは両サイドにくるように調整します。

③フェイクレザーを幅約2×長さ約20cmにカット。これを2本用意します。

フェイクレザーをカット

この2本を両面テープで貼り合わせ、1本にします。2本を貼り合わせることで強度が出て、取っ手として使いやすくなります。

④貼り合わせたフェイクレザーの端のほうを2cmほど折り曲げて、ハサミで切り込みを入れます。

フェイクレザーに切り込みを入れる

切り込みは縦長になるように、両方の端に入れました。

フェイクレザーの切り込み

この切り込みはボタンが入るほどの大きさです。

⑤④のフェイクレザーの切り込みに、②で保存瓶につけたボタンを通します。

ボタンを通す

取っ手付きのフラワーベースができました。

取っ手付きフラワーベース

ボタンを活用したフェイクレザーの取っ手部分は、後ろに倒したり上に起こしたりすることが可能です。

取っ手付きフラワーベース

試しにフェイクレザーを1枚で作ってみたところ、生地の柔らかさで上に起こしておくことができませんでした。フェイクレザーを2枚重ねてつけることで強度が増し、上に起こしたり後ろに倒したりすることができます。

取っ手を1つつけただけで、保存容器がかわいくなりました。

麻紐を編みこんだ、ドレッシングボトルのリメイク

ドレッシングボトルをリメイクしていきます。

ドレッシングボトルのフェイクレザーアレンジ材料

ドレッシングボトルと、フェイクレザー、麻紐を用意しました。

①フェイクレザーの上にドレッシングボトルを置いて、サイズを確認します。

サイズの確認

フェイクレザーはドレッシングボトルの下の部分が約2/3ほど隠れるくらいの長さにしました。幅はドレッシングボトルに巻いて、少し足りなくなるくらいでカットしました。

②カットしたフェイクレザーの端に、穴あけパンチで穴をあけていきます。

フェイクレザーに穴をあける

両サイド5個ずつ穴をあけました。

③穴をあけたフェイクレザーでドレッシングボトルを包んだら、いちばん下の穴に麻紐を通します。

麻紐で結ぶ

靴紐を通すのと同じように、穴の中に麻紐を通しては交差することを繰り返し、上まで麻紐を通しました。

いちばん上まできたら、蝶結びをして完成です。

ドレッシングボトルのフェイクレザーアレンジ

フェイクレザーを少し短くすることで、編み込んだ部分がよいアクセントになりました。

3つのガラス瓶リメイクが完成です。

フェイクレザーアレンジ

涼しげだったガラス瓶がすっかりと秋仕様に変わりました。フェイクレザー1枚で、だいぶ雰囲気が変わりますね!

破格! 花屋さんで見つけたお得な束売りのバラ

リメイクした保存瓶に、花屋さんで買ったバラを飾っていきます。

バラの花束

このバラは近所の花屋さんの店頭で、税込み400円で売られていた花束でした。バラ5輪のほかに、ケイトウとドラセナが入っていてこのボリュームでこのお値段⁈と、思わず二度見です。これで400円とは、本当にお買い得!

「このピンクのバラはいい香りがするんだよ」。花屋さんとの会話も楽しみです。

ケイトウとドラセナは他の花瓶に飾り、今回はバラだけを飾っていきます。

バラの葉を取る

飾る前に、花瓶の水の中に入る葉を取ります。茎にトゲがついている場合は、トゲも取っておきます。トゲを取るときは指に刺してしまわないよう、気をつけてください。

リメイクしたガラス瓶に合う長さにカットして飾れば、完成です。

バラのアレンジ

秋仕様にリメイクした花瓶のおかげで、秋っぽい雰囲気になりました。

リメイク前の花瓶をみるとイメージが全然違いますね。レザーがないと、爽やかな春や夏の雰囲気です。

バラのアレンジ

洋服の衣替えと同じような感覚で、季節や気温に合わせて飾る花瓶を自分好みに変えると、より花のある暮らしが楽しくなります。

プチプラでリメイクできるから、気軽にチャレンジできるのがいいですね。

今回の材料のご紹介

  • バラの花束…364円
  • フェイクレザー…100円*セリア
  • ココナッツボタン…100円*セリア
  • グラス…100円*セリア
  • 保存容器…100円*セリア
  • 麻紐…100円*ダイソー
  • ドレッシングボトル…100円*ダイソー

合計964円(税抜)

ほかに、ハサミ2種(花用と布用)、両面テープ、ペン、定規、穴あけパンチを用意。

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