ルーシー・おんだ/アンティークバイヤー/IFA認定アロマセラピスト/ITEC認定リフレクソロジスト。20代に訪れたタイ・チャン島でのファスティング(断食)経験から、心・体・生活環境などを全体的にとらえることにより、本来の自然治癒力を高め病気に負けない体づくりを学び啓発される。会社員としてデザインの仕事をしながら英国IFAアロマセラピストの資格を取得。退職後は更なる経験と知識の向上のためイギリスへ渡り、英国ITEC認定リフレクソロジストの資格を取得。現在は家業のイギリスアンティークの買付と販売をしながら、アロマセラピスト的な視点で自家栽培の野菜とハーブを使ったお料理教室やワークショップを開催している。
ルーシー恩田
ルーシー・おんだ/アンティークバイヤー/IFA認定アロマセラピスト/ITEC認定リフレクソロジスト。20代に訪れたタイ・チャン島でのファスティング(断食)経験から、心・体・生活環境などを全体的にとらえることにより、本来の自然治癒力を高め病気に負けない体づくりを学び啓発される。会社員としてデザインの仕事をしながら英国IFAアロマセラピストの資格を取得。退職後は更なる経験と知識の向上のためイギリスへ渡り、英国ITEC認定リフレクソロジストの資格を取得。現在は家業のイギリスアンティークの買付と販売をしながら、アロマセラピスト的な視点で自家栽培の野菜とハーブを使ったお料理教室やワークショップを開催している。
ルーシー恩田の記事
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レシピ・料理

レモン香るラベンダーのショートブレッド【ルーシーのおいしい暮らし】
食用としてのラベンダー 手軽に作れて美味しい。そんな「お菓子レシピ」の手札をいくつか持っていると、何かと役立ちます。お家でのティータイム、お呼ばれの時の手みやげ、お礼に何かちょっと差し上げたい、などなど…。どこかでお菓子を買うのもよいけれど、ホームメイドのクッキーやケーキなら、気持ちも伝わり、いつも以上に会話も弾むことでしょう。 日本では食用としてのラベンダーは、あまりポピュラーではありません。でもね、じつはラベンダーってとっても美味しいのです。私のお気に入りは、イギリスのスーパーなどでよく見かける「ラベンダー入りのショートブレッド」。いわゆるスーパーのプライベートブランドなんかでも出ている人気の商品。バターの風味たっぷりのクッキーにラベンダーの香りが「ホワーン」として、美味しいのです。 私はこのクッキーをよく「トイレの芳香剤みたいなニオイ!」とふざけて例えるのですが、一昔前、ラベンダーは、なぜかトイレの芳香剤に多く使われていました。 もちろん合成香料なので、フレッシュなラベンダーの香りとは全く違う「安っぽい香り」でしたが、日本人にとってはそのイメージが強いようで、食べ物とラベンダーの組み合わせは違和感があるのかもしれません。 ラベンダーは乳製品との相性が特にバツグン。ラベンダーミルクティーや、ラベンダーアイスクリームなど、お家でも気軽に楽しめるものがたくさんあります。一日の終わりに、ラベンダーを使ったデザートでリラックスタイムを過ごすのもいいですね! リラックス効果のラベンダー アロマやハーブに詳しくない方でも、ラベンダーと聞けば「リラックス効果」があるものだとご存じのはず。 以前の「ミツロウバーム」の記事でもご紹介しましたが、ラベンダーはアロマセラピーの原点ともいえる精油です。 酢酸リナリルとリナロールが主成分のため、鎮静や鎮痛作用が主な特徴です。難しい成分名はさておき、ラベンダーには300種以上の芳香成分が含まれているので、その効能の多さから「疑わしきはラベンダー」といわれるほどです。 「遠足の前日のように明日が楽しみで眠れぬ夜も、悔し涙で枕を濡らす夜もあるものね、だって女の子だもーん。女心は秋の空ではなくて、ゲリラ豪雨。そんな日は、お守り代わりに枕元にラベンダーを」 『ミツロウバーム作りとハンドリフレクソロジーでトラブル知らずの身体に』より 我ながらあっぱれ! まさにこの通り。ラベンダーは「リラックス」効果があるだけではなく、「心」「身体」「感情」「精神」すべてのバランスを整えてくれる香りなのです。アロマセラピーに興味がある方は、まず「ラベンダー」から試してみるのがおすすめです。 食用ラベンダーとして使われているのが、香りが強い「イングリッシュラベンダー」です。数あるラベンダーの中でも「アングスティフォリア系」に属しており、一般に使われている精油のラベンダー (学名 Lavandula angustifolia)と同じ種類。 つまりは、食べてもラベンダーの効能にあやかれるってこと。美味しく食べて、一石二鳥! イギリスでのラベンダー イングリッシュラベンダーの原産地は、イギリスではありません。では一体なぜ「イングリッシュ」という名前がついているのでしょうか? 私はてっきり「イギリスのような冷涼な気候の場所に育つラベンダーだから」かと思っていました。 しかし、実際は、イギリスにある「キューガーデン」の女性研究員が、勝手に名付けてしまった! というではありませんか。以下の記事も、とても面白いので、ぜひ読んでみてください。 ●植物史に混乱を招いたイングリッシュ・ラベンダー事件 もちろん! イギリスにもラベンダーガーデンが各地に存在しています。6月から8月頃にイギリスへ行く機会があれば、ぜひ足を運んでみてください。 大体、どこのガーデンにも「カフェ」と「ショップ(お土産屋さん)」が併設されています。私、この手のお土産屋さんに目がないんですー。ワクワクしちゃう。でも、まずは壮大なラベンダー畑の中をお散歩。その後は、ラベンダー畑を見ながら、ゆっくりとティータイム (その間も頭の中はお土産屋さんのことでいっぱい、何ならトイレに行くフリをして覗きに行っちゃうかも)。 その後は「待ってましたーっ!!!」っと、お楽しみのお買い物タイム。 ラベンダーのソープ、オイル、お茶、サシェ等々、ガーデンで摘まれたラベンダーから作られた、素晴らしい香りのグッズたちに囲まれて、気分はプリンセス。 売り上げはガーデンの「運営費」となることが多いので、鼻息をフンッフンッ荒くしながら、ラベンダーの香りをたーくさん吸い込んで、世のため人のため! 自分のため! たくさんお買い物をしちゃいましょう。 ルーシーの「レモンラベンダーショートブレッド」 さてさて、レシピをご紹介します。今回は、ラベンダーにレモンの風味が心地よい「レモンとラベンダーのショートブレッド」を作ります。ラベンダーの甘い香りとレモンのさっぱりとした酸味がくせになるショートブレッドです。 <材料 レモンラベンダーショートブレッド約20枚分> バター 220g パウダーシュガー 90g レモンの皮 1個分 食用ラベンダー 小さじ2 バニラエッセンス 数滴 塩 ひとつまみ 中力粉 280g (生地をこねて緩いようでしたら足してください) 砂糖 大さじ4 <レモンラベンダーショートブレッドの作り方> 常温に戻したバターをボウルに入れ、スパチュラでクリーム状にする。 ①のボウルに、パウダーシュガー、レモンの皮のすりおろし(半個分)、ラベンダー、バニラエッセンス、塩を加えてよく混ぜ合わせる。 中力粉を②のボウルに加えて、よく混ぜて粉っぽさがなくなったら、手でひとまとめにする。 別の小さなボウルを用意して、残りの半分のレモンの皮をすりおろし、砂糖を加え、お好みでラベンダー少々(分量外)も加えて、手で香りが移るようによく混ぜ、「レモンシュガー」を作る。 粉を振った台の上で、生地を厚さ7mm程に伸ばす。 ④の「レモンシュガー」を生地の上に振りかけて、軽くめん棒で馴染ませる。 好みの形に切り、ベーキングシートにのせる。 型抜きで残った記事はまとめ直して、丸いケーキ型にして焼くと可愛いです。焼く前に包丁で浅くカットラインを入れ、フォークで穴をあけておきましょう! 伸ばして型抜きせずに、全てこの作り方でもOKです。その場合は「レモンシュガー」も混ぜ込んでから成形してください。 180℃に熱したオーブンで15分程焼く(厚みやオーブンによって加減してください)。でき上がりはかなり柔らかいので、冷めて固くなるのを待ちましょう。 ショートブレッドは、スコットランドの伝統的なお菓子。基本的には、小麦粉、バター、砂糖、塩のシンプルな材料で作られます。バターたっぷりの濃厚な味で、紅茶といただくとサイコー!! 今回は、そんなショートブレッドにラベンダーとレモンを入れ、おしゃれムード満載なクッキーにしてみました。この爽やかで甘〜い香り、画面越しに伝わればいいのに! お伝えできなくて残念。ぜひ作ってみてくださいね。
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暮らし

おうちガーデンBBQのススメ【ルーシーのおいしい暮らし】
バーベキューは面倒じゃない! 私は田舎の育ちだからなのか、「天気がいいから!」とか「友達が来るから!」なんて、何かと理由をつけてすぐにバーベキューをする家庭で育ちました。ピクニックもそうだけれど外で食べる食事は、なんだかいつもより美味しい! 普段バーベキューをしない人は、「火を起こすのに手間がかかりそう」、「材料の買い出しに行かなきゃ」などと、敷居が高く感じてしまうかも。でも実際はとっても気軽で、おうちの冷蔵庫にある物でも十分! 今回は私の実家の庭を使い、母と私で「料理や食材」を分担し、父が「火」の番となり、家族3人でこぢんまりバーベキュー! グリルと炭のオススメ まず必要なのはバーベキューグリル! 七輪などでもOKです。グリルは値段や形状もさまざま。バーベキューをする頻度や人数、スペースで道具を選ぶとよいでしょう! マンション住まいなどでバーベキューができない方は、ベランダで火を使わないホットプレートを使っても十分に楽しめます。 次に必要なのが炭などの燃料です。ジャパニーズスタイルに黒炭や備長炭もよいですが、使い勝手がよいのは練炭です。 我が家では、グリルは「Weber(ウェーバー)」、炭は「KINGSFORD(キングスフォード)」を使っています。この2つはバーベキュー大国アメリカの鉄板コンビ! 季節によってはコストコなどでも購入が可能です。 最近はガスのグリルも一般的ですが、何となく炭の香りに惹かれてしまうオールドスクールな私なのです。 お庭をリビングに! ルーシー流テーブルコーディネート まずこれがなくちゃ始まらない! テーブルの上にはお気に入りのクロスを。これだけで大分雰囲気が変わり、自分好みの空間に。 汚れそうって?? そんなの、洗えばいいじゃない! 大判の布は何かと大活躍ですよ。 バーベキューというと、なぜか紙皿や紙コップが登場しがち。でも、私これが許せないの! だってせっかく外での楽しい時間、色気のない「紙の食器」じゃ美味しさも半減しちゃう。わざわざゴミを出す必要なんてないでしょう? お家の中から普段使い(またはそれ以上!) のお皿を持ち出して、お庭をリビング&ダイニングに大変身させましょう! バーベキューは手や口が汚れがち。でもティッシュはやめてぇー!! ペーパータオルも論外! 我が家では私が幼い頃から「テーブルナプキン」は布製です。 好きな生地を買ったのはよいけれど、引き出しに溜め込み「箪笥の肥やし」にしている方も多いはず。おうちにいる時間が長い今だからこそ、これを機につくってみてはいかがでしょうか? つくり方は簡単! お気に入りの布を四角く切って四隅を縫えば、はい! でき上がり。ミシンでも手縫いでもお好きな方法で。繰り返し使えて、環境にも優しいアイデアです。 テーブルの上には、庭から摘んだお花やグリーンを飾って準備万端! ついでに、ローズマリーやミントなどのハーブを摘み、レモンと一緒に水に浸け込んだ「ハーブウォーター」を。さっぱりとした喉越しがクセになっちゃう! 見た目にも涼しげです。 メニューはシンプルに お好きな食材を揃えて、いざBBQの始まり始まり! とはいえ、火を起こしたり、食材が焼けるまでにはいささか時間がかかるもの。なので、焼かずにつまめるサラダなどがあると会話も弾みます。お酒を飲む人にとっては素敵なアペロ(食前酒)の時間となることでしょう。 「あれも焼こう! これも焼こう!」ではなく、家にある材料を使ったシンプルなメニューでも十分楽しめるのです。 バーベキューの中でも私の大好物は「焼きおにぎりとホットドッグ」。愛しのTHE炭水化物ちゃんたち。夏場はシソが「これでもか!」ってくらいに菜園で採れるため、さまざまなメニューにシソを乱入させていますが、その中の一つがこれ、「シソと五穀米のおにぎり」。 そのままでも十分美味しいのですが、バーベキューではこれを焼きおにぎりに。 仕上げにハワイのフリフリソースを塗り、焦げ目を少しつければ甘くて美味しい焼きおにぎりのでき上がり。 ホットドッグはシンプルに玉ねぎとピクルスで。お好みでケチャップもどうぞ! ホットドッグ用のソーセージはあらかじめ湯煎しておくことで、焦げずに美味しく中まで火を通す事が可能です。 さあ、バーベキューといえばみんなのお楽しみはお肉。でもお肉を買ってきたままの、発泡スチロールのトレイでは登場させないでくださいね。せめてお皿に移し替えてからサーブしましょう。 でも、今回私がおすすめしたいのが、お肉を事前にマリネ(漬け込む)する方法。だって、肉も野菜もぜーんぶ!「塩胡椒と焼き肉のタレ」の同じ味で食べるより、いろんな味を試す方が、食も進みますよ。令和は、ぜひ、お肉はマリネしちゃいましょう。漬け込んで、下味を付けてから焼くと、今までのバーベキューが新鮮にグレードアップ! 本当に美味しいのだから! <レシピ>醤油とバルサミコのマリネードチキン 今回は鶏肉を使った、簡単! マリネレシピをご紹介します。 バーベキューをするとありがち光景が、網の隅の方で焼け焦げて「カッピカピ」になってしまっている、「玉ねぎ」とか「お茄子」なんかの野菜たち。あー、かわいそう! あげくの果てには、網の間から灼熱の「奈落の底」へ落ちていく子達までいる始末。 お野菜も全部美味しくいただくには、串刺しスタイルがおすすめです。ただ野菜と肉を交互に刺していくだけで、色味もきれいだし、なんてったって食べやすい! <材料>しょうゆとバルサミコのマリネードチキン 鶏肉(ムネやモモ) 2枚 (a) しょうゆ 大さじ2 (a) バルサミコ酢 大さじ1 (a) 酒 大さじ1/2 (a) みりん 大さじ1 (a) ハチミツ 大さじ1 (a) 塩胡椒 適量 花椒 パプリカやズッキーニ、玉ねぎなどの野菜 鶏肉を一口大サイズに切り、(a)の調味料を混ぜ合わせる。 混ぜ合わせた調味料の中に①の鶏肉を6時間程浸け込む(前の晩に仕込んでもOK!)。 鶏肉の汁気を切り、一口大に切った野菜と共に串に刺す(竹串や割り箸を使う場合は、串を前日から水に浸けておくと、串自体が燃え難くなります)。 焼き上がったら、すり鉢で潰した花椒を振りかけて召し上がれ(ホールの花椒を食べる直前に潰すと香りがよいです。なければパウダー状のもので大丈夫)! 食事の後は第2部を! お腹がいっぱいになってもデザートは別腹! せっかくなので「甘いもの」も準備しておきましょう。 午後の気持ちのよい日差しの中、暖かいお茶を入れてティータイム。お酒を楽しむ方なら、ビールからワインにチェンジして、フルーツやチーズをいただくのもよいでしょう! 家族水入らずの気兼ねない時間、ティータイムの第2部ではおしゃべりもよいけれど、気持ちよく「うたた寝」をしてみたり、「読書」や「ガーデニング」などそれぞれの好きな時間を、外で一緒に過ごすのも楽しみ。 我が家の庭の片隅には、野良だけど勝手にうちの子に任命した「三毛猫のみこちゃん」が住み着いていて、バーベキューを横目にスヤスヤとお昼寝中。あー! 平和だなあ。 たまには、自然の中での心地よい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか? 制約された暮らしの中でも、心の中の光を絶やさずに明るく楽しい毎日を。身体の健康は心の健康からですよ!
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レシピ・料理

ローズマリーで爽やかなボロネーゼソースを【ルーシーのおいしい暮らし】
ガーデニングの頼もしい味方 一年を通して栽培でき、鉢植えでも育てやすいローズマリー。 挿し木で簡単に増やすことができますが、植え替えは嫌う頑固者! 成長が早いので、あらかじめ少し大きめの鉢に植えるとよいでしょう。地中海沿岸地方が原産の常緑低木ですが、上に向かって伸びていく立ち性の種類では2mを超えることもあります。基本的には肥料が必要ないので、ガーデニング初心者やハーブガーデンにもおすすめです(植え替えの後や元気がない時は肥料をあげましょう!)。 お料理中に庭から「必要な分だけ」を切ってきて使えば、気分はイタリアのマンマ(お母ちゃん)。 なんだか料理がいつも以上に楽しくなっちゃう! そんなハーブです。日当たりと風通しがよければ室内でも育てることが可能なので、キッチンのインテリアとしても優秀です。 ローズマリーにまつわる言い伝え 古くからさまざまな国で愛されてきたローズマリーには、「言い伝え」がいくつもあります。数ある「お話」の中から今回ご紹介したいのが、この「4人の泥棒物語」。 むか〜しむかし、17世紀の南フランスで「ペスト」が大流行していた頃のお話。 ペストに感染して亡くなった人の遺体から盗みを働く、「けしからん4人組」がいました。普通なら感染してしまうはず、でもなぜか彼らはピンピン! お元気。 後に逮捕され、裁判官が「君たちはなぜ感染しなかったのだ?! もし、教えてくれたら死刑にはしないぞ!」と追求すると、泥棒4人組はこう答えました。「いやー。じつはね、ローズマリー、タイム、セージ、ラベンダー、ミントなんかのハーブを、お酢に漬け込んだのをねー、全身に塗ってたんすよー!」と。 ペスト菌を媒介していたのは「ノミ」なので、「殺菌作用」「防虫作用」のある酢を体に塗るのは、理論上では効果的! だってお酢って家庭菜園や花壇の「虫除けスプレー」にも使えますからね。そこにハーブのエキスが加わって、最強の天然ブロッカーとなったのでしょう。 体中にお酢を塗るというのは現実的ではないけれど、ハーブビネガーとして食事に取り入れるのは簡単です。ワインビネガーなど、お好みのお酢にお好きなハーブを2週間ほど漬け込めば完成! オイルと塩コショウを足して、ドレッシングに! 食事は「免疫力」を高めるファーストステップ! 明日、スーパーからお酢が消えたら私のせいだわ。やだ、どうしよ! 買い占めないでくださいねぇ。 一家に一本、ローズマリー精油 ローズマリーは効能が多いので、ラベンダーと共に頻繁に使用されている精油の一つです。ラベンダーは「鎮静」の作用、ローズマリーは「強壮」の作用を持ち、まるで2つは「陰と陽」のような関係です。朝(ローズマリー)と夜(ラベンダー)で使い分けることで、生活リズムを整える「サポーター」となってくれるでしょう。 清々しいほどにスーッとした香りは、呼吸を深くして頭の中をクリアにしてくれます。鼻炎や花粉症にも効果的なので、お部屋でディフューザーなどを使った芳香浴にも向いている精油です。清潔感を感じる香りは、玄関や洗面所にもピッタリ! ローズマリーの数多い効能の中でも私のお気に入りは、まるでドラえもんの秘密道具のような「頭脳明晰作用」。シネオールやカンファーの成分が「集中力」、「記憶力」を高めるといわれ「記憶のハーブ」とも呼ばれています。最近では「アルツハイマー」に効果的という研究結果も出ているそうです。 そんなローズマリーの花言葉は、「思い出」「記憶」「変わらぬ愛」「私を忘れないで」などです。素敵だけど、なんだかちょっと現代では「重め女子」なキーワードのフルコース。 神聖な植物としてのローズマリー 17世紀頃のイギリスの小説では、お葬式の参列者が「for remembrance」(追憶・思い出のため)と言って、ローズマリーの枝を棺桶の中に入れるシーンが見られます。日本的に解釈すれば「現世ではお世話になりました。向こう岸で待っていてね!」というメッセージかしら? ローズマリーのよい香りに導かれて、なんだか無事に川を渡れそうですね。 余談ですが、私の祖父が亡くなった際にもローズマリーを棺桶の中に入れました。おじいちゃんが大好きだったトマトも一緒に入れたら、「なんだかイタリア料理みたいで、美味しそうだね!」と、なってしまいましたが…。 じつは、世界中のさまざまな儀式(結婚式やお葬式等)で、ローズマリーを使う習慣が見られます。古代エジプトのお墓からはローズマリーのブーケが発見され、古代ギリシャでは悪霊を払う薫香として使われていました。ローズマリーは古くから浄化やヒーリングに用いられ、神聖な役割を果たしてきた「スピリチュアル」な植物なのです。 イギリスを代表する作家、シェークスピアの作品には、多くのハーブや木、草花が象徴的に登場して、暗に物語を演出しています。 例えば『ハムレット』の劇中では、花束を抱えた狂気のオフィーリアが自分の兄を恋人のハムレットだと思い込み、「これはローズマリーよ、思い出のため、愛しい人よ、お願い、私を忘れないで」という台詞と共に、ローズマリーを手渡すシーンがあります。 ローズマリーの「意味や歴史的背景」「花言葉」を理解していると、オフィーリアの的確なメッセージ性のある花選びに、「ねぇ! あんたじつは正気だったでしょ!!」と思わずツッコミを入れたくなるのです。 シェークスピアが生きた「エリザベス朝時代(1558 – 1603)」は、ハーブの本が数々と出版され知識が広まった、いわば「ハーブの黄金時代」。物語に出てくる植物の「香り」を想像しながら、植物の持つ「意味」を理解して読み進めると、さらに深い解釈で楽しむことができるのです。 ルーシーのボロネーゼソースレシピ 毎度ながら話が「脇道」にそれてしまいましたが、今回の主役は、いわゆるミートソースの「ボロネーゼ」です。でも「寄り道」って、人生を豊かにするスパイス。だって、真っ直ぐで平坦な道なんて、平々凡々で面白くないでしょう? 同じように、料理でもスパイス(ハーブ)が深みとコクを演出してくれるのです。 このレシピでは、コンソメやブイヨンは使わずに、お肉と野菜の旨味を引き出し、ローズマリーやオレガノ、タイムなどのハーブをたっぷり使います。シンプルな味付けですが、「老若男女」に愛される味なのです。 <材料 5〜6人分> 牛挽肉(合挽でもよい) 600g ニンニク 1片 玉ねぎ 1個 セロリ 1/2〜1本 ニンジン 1/2本 干し椎茸 2個程(1カップの水を加えて冷蔵庫で一晩戻す) トマト缶 400g 赤ワイン 1カップ ローズマリー 適量 ナツメグ 適量 塩(ハーブソルトもおすすめ) ・コショウ 適量 ケチャップ 大さじ1〜2 ハチミツ 大さじ1 お好みでオレガノやタイム、バジルなどのハーブ(フレッシュでも乾燥でも) 適量 <作り方> 玉ねぎ、セロリ、ニンジン、ニンニク、戻した干し椎茸(戻した水は取っておく)をみじん切りにしておく。 挽肉に、刻んだローズマリー、ナツメグ、塩、コショウを混ぜておく。 鍋にバターを溶かし、玉ねぎを入れ、飴色になるまでしっかり炒める。 ③にニンジン、セロリ、ニンニク、ハーブを加え、さらに炒める。 火が通ったら、トマト缶、乾燥椎茸と戻し汁を加えて弱火で煮込む。 別の鍋にオリーブオイルを入れ、挽肉を強火でしっかり炒める(焦げるようならフライパンで!)。 ⑥の炒めた挽肉に赤ワインを加える(強火)。 ⑦の挽肉を⑤の鍋に入れ、ケチャップとハチミツを加えて弱火で30分〜1時間ほど煮込む(時間をかけるほど濃厚に!) ※焦げないように混ぜながら煮込んでください。 最後に塩で味を整え、でき上がり! お好きなパスタで召し上がれ! これは私が作りやすい分量ですが、このレシピをもとに、お好みの分量でぜひ「我が家のボロネーゼレシピ」を作ってみてください。もし味が足りないようだったら、ケチャップやハーブソルトを足してもOKです。半量でも作れますが、大きなお鍋でたくさん作ったほうが絶対に美味しいです(冷凍保存も可能です)! 煮込むのに少し時間がかかりますが、せっかくなので「キッチンにイスを置き、本を読む」など、素敵な暇つぶしタイムに。よい時間を過ごしてみては? ただ、本に夢中になりすぎて焦がさないようご用心!
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アロマセラピー

ミツロウバーム作りとハンドリフレクソロジーでトラブル知らずの身体に【ルーシーのおいしい暮らし】
いつも携帯しておきたい手作りハンドクリーム 冬場だけではなく、庭仕事や水仕事でハンドクリームは一年中手放せません。おしゃれにキメたって、手がガサガサでは格好がつきませんね。市販のクリームには難しいカタカナの成分がたくさん入っていますが、自家用なら数種類の材料だけで保存料や添加物の入っていないバーム(クリームより固い軟膏状のもの)を簡単に作ることができます。今回はミツロウのバームと、それを使ったハンドマッサージをご紹介します。 ミツロウとは ミツロウとは、ミツバチの巣から蜂蜜を採った後に残る「ロウ(ワックス)」のこと。英語では「BEES WAX (ビーズワックス)」と呼ばれ、大昔から重宝され親しまれています。甘い香りを持つ天然ワックスで、色はミツバチが運ぶ花粉の色素の影響を受けて黄褐色です。精製された白く無臭なものも販売されていますので、用途に合わせて使うとよいでしょう。 ミツロウは皮膚刺激性が低く、酸化しにくく保湿効果が高い、とてもお肌にやさしい素材です。殺菌・抗菌作用もあるので古代エジプトでは精油と共にミツロウも、ミイラ作りに欠かせない材料だったとか。なるほど!それはお肌によさそう! 効能の高さと、扱いやすさ(熱を加えるとやわらかくなる性質) から、化粧品やスキンケアなど、さまざまなものに使われてきました。電気のない時代の中世ヨーロッパの教会では、キャンドルを大量に使うので、蜂蜜ではなくミツロウを採るためにミツバチを飼っていたとか! 養蜂は意外と身近? 私自身アロマセラピーを通してミツロウに触れる機会がありますが、なかなか養蜂に関しては興味が湧きませんでした。 蜂蜜を食べるのは好きだけど、養蜂と聞くと、なんだかおしゃれな感じでもないし(全国の養蜂家の皆さまごめんなさい!)、リンゴ狩りやイチゴ狩りのようなエンターテインメント性もない、少し地味なイメージがありました(重ね重ね、全国の養蜂家の皆さま、ごめんなさい!)。 そんな時に出会ったのが、「Backyard Beekeepers」 の大庭 零士郎氏。 私は何事も形から入ってしまうタイプなので、まずは「Backyard Beekeepers」という名前に興味津々。バックヤードビーキーパー(裏庭養蜂家)とは、自宅の裏庭で趣味の養蜂を楽しむ人たちのこと事。定年退職したおじ様や時間にゆとりのある人々に近年人気なのです。 その名の通り、零士郎氏は自身を養蜂家とは呼ばずに、「日本みつばち愛好家」と呼び、本業のおしゃれクリエイティブディレクターの傍ら、ライフワークとして野生在来種の「日本みつばち」を逗子、葉山、鎌倉で自作の巣箱に招き入れ、生態系の観察、採蜜、ミツロウ採取まで、全て自身で行っています。 一見、コワオモテな零士郎氏ですが、話し始めると私の母並みによく喋る、喋る、喋る! まるで「歩く女子会」みたいなチャーミングでギャップのある人柄に、気がつくと私はすっかり彼のファンになっていました。 市場に出回っている「国産蜂蜜」の99%は西洋ミツバチの蜂蜜だそうで、日本ミツバチの蜂蜜は一般的な西洋ミツバチに比べて、わずか1割程度しか収穫できないそうです。 なんと! 日本ミツバチ1匹が一生の間に集める蜜の量は、わずかティースプーン1杯ほど。 西洋ミツバチに比べて飼育が難しく、採蜜量も少ないため、高価で商業的には不向きだとか。 彼が採蜜した日本ミツバチの蜂蜜は、私が普段食べている蜂蜜の味とは全く異なり、口に入れた瞬間に、まるで自分が清々しいお花畑のど真ん中にいるような錯覚に陥らせてくれる味でした。でもなんだかフルーティだし、若干の酸味もあり、とにかくさまざまな花や木の蜜が混ざり合ったフレーバー。例えるなら「素敵なガーデンの宝石箱や〜!」って感じかしら。聞けば、日本ミツバチは西洋ミツバチとは違い、季節や場所によってさまざまな種類のお花の蜜を集めるため「百花蜜」とも呼ばれているそうです。うん、納得! 「美味しい」なんて薄っぺらな言葉では表せないほどの情熱と手間が込められている、希少な日本ミツバチの蜂蜜、ぜひ機会があればご賞味くださいませ。 仕事としてではなく、カルチャーとして日本ミツバチの養蜂を行う「Backyard Beekeepers」。環境問題や食に対する意識が高まる昨今、彼のアクションは時代にフィットしているなぁ……と、なんだか羨ましくも感じます。 ミツバチたちは生命活動として蜜を集めながら、体に花粉をつけて植物の受粉をさせるので、古来より自然環境において欠かせない存在です。さらに、私たちはミツバチから美味しい蜂蜜と、日常生活のさまざまな助けとなるミツロウをありがたく頂戴しています。 大昔から人間はミツバチとの関わりが深く、彼らは私たちにとって必要不可欠でサステナブルな生き物。零士郎氏いわく「一家に一台、裏庭に巣箱を置けば世界が平和になる!」とのこと。「あー、確かに。それも一理あるかも!」と思う今日この頃です。 庭のきれいな草花や、畑の美味しい野菜もハチたちのおかげ、明日からはハチを見かけても「BEE FRIENDLY」。感謝し、優しくしてあげましょう! 今回はそんな希少な日本ミツバチのミツロウ(私のホームタウン葉山産!) を使い、バームを作りたいと思います。 ミツロウバーム作りに必要な道具は? 「ビーカー」 材料を入れて湯煎にかけるので、耐熱性のものを選びましょう。少量作るのであれば50〜100ml程の容量のものが使い勝手がよいです。 「鍋」 普段お料理に使っているもので構いません。なんならフライパンでもよし! 「竹串」 湯煎にかけて溶けた材料を混ぜるのに使います。 「容器」 私のおすすめはガラス製。煮沸消毒ができるものを選べば繰り返し使えて、精油の香りが瓶に移りません(光による劣化を防ぐ遮光ガラスが最適です)。 ミツロウバーム作りに必要な材料は? 「ミツロウ」 アロマ関連の商品を扱うお店や、インターネットでも購入が可能です。各地の養蜂場のホームページからも購入できる場合が多いです。せっかくなので、ミツロウと共に美味しい蜂蜜も注文してみては? 「キャリアオイル」 精油を希釈するためのオイルです。精油の成分を効率的に皮膚へ運ぶ「carry」から、キャリアオイルと呼ばれています。私がよく使うキャリアオイルは「ホホバオイル」。ホホバは砂漠地帯に生える多年草の植物で、その実や種子から取れるオイルです。ネイティブアメリカンたちが肌の保護や傷の治療などに用いていました。 ホホバオイルは酸化安定性が高く、長く保存しても劣化の少ないオイルとして知られています。肌にとても馴染みやすく、皮膚刺激性も低いので赤ちゃんから高齢者、アトピーなどの皮膚トラブルがある方にも安心してお使いいただけます。ホホバオイルって本当に万能! お風呂上がりの足裏マッサージやクレンジング、整髪料代わりに! 私は全身に使用しています。 「精油」 精油(エッセンシャルオイル)は植物から抽出した揮発性の芳香物質のことで、植物それぞれが独特の香りと効能を持っています。 今回は、ガーデニングでもおなじみの2種類をブレンドしてみましょう! 精油の効能 ラベンダー&ゼラニウム 「ラベンダー」 学名Lavandula angustifolia ガーデニングでもよく見かけるラベンダーは、アロマセラピーの原点ともいえる精油。酢酸リナリルとリナロールが主成分のため、「鎮静」、「抗痙攣」、「鎮痛」作用が主な特徴です。難しい成分名はさておき、芳香成分が少量ずつ300以上含まれているため用途が広く、万能に使えるオールラウンダー。その効能の多様さから「疑わしきはラベンダー」といわれるほどです。 遠足の前日のように明日が楽しみで眠れぬ夜も、悔し涙で枕を濡らす夜もあるものね、だって女の子だもーん。女心は秋の空ではなくて、ゲリラ豪雨。そんな日は、お守り代わりに枕元にラベンダーを。 心、体、感情、精神すべてのバランスを整えてくれる香りで、アロマセラピー入門時の1本としてもお勧めしています。心がモゾモゾする日には、ぜひお試しを! ※妊娠中は使用を避けてください。 「ゼラニウム」 学名Pelargonium graveolens こちらもガーデニングでよく登場するローズゼラニウムです。バラと共通の成分を含んでいるため、高価なバラの精油の代用として使用されることもあります。爽やかなローズのような香りは女性的で、「静かな力強さ」と「安心感」を与えてくれるでしょう! バラに似たフローラルな香りを葉っぱもっているなんて、ちょっと不思議。 ゼラニウム精油は肌質を問わずに使え、「シワ」や「しみ」、お肌の「アンチエイジング」、「皮脂分泌のバランス」作用があり、スキンケアにも大活躍! 女性に嬉しい効能が詰まっています。 自律神経のバランスを調整する効果があり、「情緒不安定」や「更年期障害」など、ホルモンバランスの乱れからくる症状にも効果が期待できます。インスピレーションや直感力などの「感受性」を高め、自分の感情を素直に受け入れて生きることは、豊かな人生を送ることに繋がります。自分で作ってしまった「心の部屋」に閉じこもっているあなたへ、ドアの下の隙間から「そっ」と差し出してあげたい香り。さあ、もう時代は令和よ! 壁を壊して飛び出しなさい! Girls be ambitious! ※妊娠中は使用を避けてください。 ルーシーのミツロウバームレシピ 30ml容器量 ミツロウ 5g ホホバオイル 25g ラベンダー精油 4滴 ゼラニウム精油 3滴 作り方 耐熱の容器にミツロウとホホバオイルを入れ、弱火で湯煎しながら、竹串でかき混ぜる。 ミツロウが溶けたら瓶に移します。冷え始めると、まわりからうっすらと白くなってくるので、このタイミングで精油を加え、よく混ぜます。 そのまま静かに置いておき、全体が白濁して固まったらでき上がり! ※無添加なので2カ月程度で使い切りましょう。 ハンドリフレクソロジー ハンドクリームを塗る際に手のマッサージもすれば、保湿しながら精油の効能を取り込み、免疫力も高まり、一石三鳥。「アロマセラピー」と「リフレクソロジー」がタッグを組めば「鬼に金棒!」。風邪やウイルス、不運や、悪霊だって私を避けて通るんだから! つまりは「心も身体も健康になれますよ」という意味ね。 リフレクソロジーは英国式足裏マッサージ。「反射」という意味のreflexに「学問」を表すlogyをつけた「反射区療法」のことです。足や手には体全体の反射区というものがあり、反射区は各器官や内蔵につながるといわれている末梢神経の集中箇所のことです。 今回は簡単に押せる反射区を2カ所ご紹介します。 ①「頭と髪の毛」 リフレクソロジーの考え方で指先と爪は「頭部」の反射区。 手にハンドクリームを塗る際に、意外と爪には塗り込んでいないのでは? 刺激することで頭部の血行を促進し、乾燥気味な髪の毛にも潤いを与える効果があります。安眠にも効果的。 ②「肩と肺」 親指から薬指までの4本の指の付け根のすぐ下は「肺(胸)」の反射区、小指のすぐ下は「肩(腕)」の反射区です。肩こりはもちろん、ストレスで呼吸が浅くなっている方にもおすすめしたい場所です。ミツロウバームの香りで深呼吸! リラックスしながら押してみてくださいね。 リフレクソロジストとしては大声で言えませんが、とにかく適当に! 痛気持ちいい所をなんとなく押しとけばオッケーなのです。どう? これなら毎日続けられそうな気がしてきたでしょう? 反射区を刺激して全身のバランスを整えると、自然治癒力や免疫力アップにも効果があります。メンタル面のケアも期待できるので、心と身体がアンバランスになってしまっている時にも頼もしい味方となるでしょう。 ミツロウバームは、「肌」「髪」「唇」など全身に使える万能保湿クリーム! 髪の毛の乱れを直したり、練り香水のように使ったりと使い道はさまざま。いつもカバンの中に入れておきたい相棒です。ぜひお試しください!
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レシピ・料理

野菜が主役に! 絶品コブサラダドレッシングレシピ【ルーシーのおいしい暮らし】
コブサラダとは コブサラダは1930年代のハリウッドで偶然に誕生しました。 レストランのオーナー「ロバート コブ」さんが、お腹がすいた時に冷蔵庫に入っている有り合わせの食材を刻み、手早く作ったのが発祥といわれています。 そのサラダをお客さんに出したところ、図らずも「これは美味しい!」と評判になり、後にお店の正式メニューとなったのです。 カルフォルニアの豊かな食材をたっぷりと詰め込んだ具沢山のサラダは、アッという間に西海岸から全米へと知れ渡り、今ではアメリカを代表するサラダの一つです。 日本でも1990年代にキユーピーから「コブサラダドレッシング」が発売され、知名度が広がりました。 旬の野菜を取り入れて! 日本には四季があり、本来はその季節でないと食べられない野菜がたくさんあります(現代はハウス栽培の野菜も多いですが)。 例えば、夏のキュウリやナス、トマトなどは体を冷やし、冬に育つカボチャや白菜、ニンジン、大根、ネギなどは体を温めてくれる効果があります。 旬を楽しみ、食べることで身体のバランスが整い、健康への第一歩となるのです。 旬の食材は生命力の源。いやーん! 五感も大喜び! 今度の休日はぜひ、採れたての元気なお野菜たちを探しに直売所や道の駅に足を運んでみては? スパイスを使ってメキシカンスタイルに! 本来はヴィネガーとオイルで作る「ヴィネグレットソース」を使用していたようですが、私のコブサラダドレッシングはメキシカン風! 何年か前にキユーピーのTVCMで「野菜にドレスを着せましょう」というキャッチコピーがありました。 直訳すると単純に、Dress (ドレス) +ing (現在進行形) = Dressing (ドレッシング) で「服を着る」という意味ですが、それを野菜に当てはめるとは、なんとも腑に落ちる表現! スーパーや八百屋さんで売っている採れたてそのままの姿の野菜たちは、まるで磨けば美女になる原石たち。 芋姉ちゃんや、おたんこ茄子ちゃん、大根足のあの子も、瓜実顔(うりざねがお)のあいつだって、切り方や着せるお洋服(ドレッシング) 次第でスター女優の装いになるのです。 ルーシー流コブサラダドレッシングは、クミンとチリパウダーでおめかし。 生野菜がテーブルの主役になるサラダドレッシングです! さぁ! 野菜たちにメキシカン風ドレスを着せてみましょう! クミン セリ科の一年草で、爽やかさと刺激的な香り、そしてほのかな苦みがあります。 「クミン」って、インド料理に欠かせないスパイスでしょう? と思われる方も多いかもしれませんが、じつはヨーロッパ、アジア、アメリカ大陸、アフリカ大陸など幅広い地域で何百年にも渡って愛されているスパイスです。 身体面では、利尿作用や駆風作用(胃腸のガス排出)を促進するなど、溜まった老廃物を掃除して浄化する働きがあり、むくみの解消にも効果が。なんとダイエットに効果があるとの研究結果も報告されています。 精神面では、心を強くすると同時に、安心感を与えリラックスさせてくれる効果があります。 日々の使い方としては、ミートソースやピクルスのマリネ液、キャロットラペ、ハンバーグなどにアクセントとして加えると、風味がアップするのでおすすめです。ホールもパウダーも大きなスーパーには売っていますので、料理に応じて、どちらもお試しください。 独特な香りがクセになりますよ! チリパウダー チリパウダーは、数種類のスパイスがミックスされた混合香辛料です。 基本的には、チリペッパーに、オレガノ、クミン、パプリカなどを加えたもので、決まった組み合わせはありません。ディルやガーリックなどが入っていることも。味は違えど、洋風な七味唐辛子のイメージかしら。メキシコ料理に必要なスパイスを調合する手間を省くために、アメリカ人が製品化しました。 粉唐辛子単独の辛いチリペッパーとは別物です。どちらもチリパウダーと呼ばれることがあるので、購入時には成分を確認するのをお忘れなく! 身体面では、食欲促進作用、血行促進作用、整腸作用、殺菌作用などがあり、数種類のスパイスが配合されているため、それぞれの効果の良いとこ取りなのです。身体が冷えている時や元気のない時にチリパウダーを使うと、きっとメラメラ! と元気が湧き出て、メキシコ人のように陽気に楽しくなるかも? しれません。 そうそう、「病は気から」なのです! 写真のスパイスは、上から時計回りに、カイエンペッパー、オレガノ、パプリカ、ディル、ガーリックパウダー、クミン。 日々の使い方としては、ケチャップライスに少し加えてみたり、粗挽きのひき肉に加えてハンバーガー用パティを作ってみたり、フライドチキンの下味にもおすすめです。 ルーシーのメキシカンコブサラダ レシピ ちゃちゃっ! と作れて、売っているドレッシングよりも遥かに美味しい! きっと今まで食べたドレッシングの中で、一番美味しいはず。 サラダに旬の野菜を取り入れて、ぜひお試しあれ! 【材料】 ドレッシング (A)マヨネーズ 大さじ6 (A)ケチャップ 大さじ1 (A)生クリーム 大さじ1 1/2 (A)玉ねぎみじん切り 大さじ2~3 (A)ハチミツ 大さじ1 (A)コンソメ顆粒 小さじ1/2 (A)塩・胡椒 適量 (A)クミン 小さじ1/4 (A)チリパウダー 小さじ1/4 サラダ レタス(または葉物野菜) 半個 ゆで卵 3個 ミニトマト 6個 コーン 大さじ5 オリーブ 10個 ベーコン 4枚 紫キャベツ 1/6個 アボカド 1個 ブロッコリー 少々 パプリカ 半個 ニンジン 少々 ※サラダに使う野菜は何でもOKです。いろんな色味のものを使うとよいでしょう! 【作り方】 (A)の材料を全て混ぜてドレッシングを作り、冷やしておく。 サラダの材料を同じくらいのサイズにカットする。 パプリカとベーコンは焼く。 レタスなどの葉物を一番下に敷く。 色合いを考えながら具材を並べていく。 ※味のヒント ドレッシングは何時間か前に作り、冷蔵庫でねかせて味を馴染ませましょう。 玉ねぎのみじん切りは味の要! 必ず入れてくださいね。 おかわりはいかが? 私はこのドレッシングを作る時はレシピの倍量作り、トーストやグリルした野菜にかけたり、タルタルソース的に揚げ物と一緒にいただきます(刻んだタマネギが入っているので、数日中にお召し上がりください)。 野菜と共にトルティーヤでラップしても美味しいですよ。後を引く美味しさで、定番入り間違いなし。 さあさあ! 百聞は一見に如かず。 今夜の主役はコブサラダに決まり!
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レシピ・料理

パーティーはチーズボールなしでは始まらない!【ルーシーのおいしい暮らし】
チーズボールの誕生 チーズボールの発祥はアメリカです。 1801年にトーマス・ジェファーソンがアメリカ合衆国大統領になった時に、マサチューセッツ州で農場を営んでいたブラウン氏が、新大統領に何か変わったプレゼントをしたい! と考えついたのが、このチーズボール。 彼は町で飼育している全ての牛から牛乳をかき集め、何と1,235ポンド(約560kg!)のチーズボールを作りました。しかし、この巨大なチーズの固まりを車輪の付いた当時の乗り物で運ぶにはリスクが大きすぎました。 町民会議の結果、雪が降るのを待ってからホワイトハウスのあるワシントンD.C.まで馬ぞりを使って運ぶこととなったのです。 道中3週間をかけ、約500kmの道のりを旅した「横綱級のチーズボール」は、1802年1月1日に無事、大統領のもとへと届られました。 アメリカの定番に その後しばらくチーズボールの存在は忘れられていたようで、1950年頃に再び登場しました。 レシピブックなどに登場すると、さすが根っからのパーティーピープル、アメリカ人! 簡単で美味しいチーズボールは、瞬く間にホリデーシーズンの定番フードとなりましたとさ。めでたしめでたし! ちなみに、アメリカでは毎年4月17日はNational Cheese Ball Day! いかにこのチーズの固まりが愛されているのか、お分かりになるでしょう? Make Your Own Style! 我が家の母ちゃん直伝のチーズボールは、人参とセロリ、レーズン入り。 チーズボールは正式に決まった配合のレシピがある訳ではなく、それぞれの家庭で味が違います。 基本的にはクリームチーズベース(アメリカではチェダーチーズやサワークリームを混ぜることも)、ウスターソース、塩胡椒、ガーリックやオニオン、ナッツなどで作られます。 ハチミツやナッツの割合を増やせばデザート風に。ハムやベーコン、ドライトマト、ハラペーニョのピクルスなどを入れて、お食事風にも! このチーズボールという名の小さな宇宙の中は、可能性が無限大なのです。 自分好みにアレンジして作ってみてくださいね。分量などはかなり適当に作っても美味しくできるはずです。水分が出る物だけはNG! ルーシーのチーズボールレシピ バーっ! と混ぜるだけなのに、みんなからこんなに喜ばれていいのだろうか…と悩んでしまうほどの単純作業です。 文頭に書いたように、アメリカでは、ベースにチェダーチーズやサワークリームを入れるレシピもありますが、私はシンプルに、さっぱりクリームチーズのみで作ります。 <材料> クリームチーズ 200g 人参 1/4本 セロリ (葉でもOK) 10cm程 玉ねぎ 1/8個 レーズン 1/4カップ(少しコーティング用に残す) ハチミツ 大さじ1 オニオンパウダー 小さじ1/4 ガーリックパウダー 小さじ1/4 イタリアンシーズニング(乾燥オレガノや乾燥バジル等) 小さじ1/2 塩・胡椒 適量 コーティング用のナッツやベーコンビッツ、パンプキンシードなど ディップ用のクラッカーやリンゴ、キュウリ <作り方> ① 室温に戻したクリームチーズに、オニオンパウダー、ガーリックパウダー、イタリアンシーズニング、ハチミツ、胡椒、塩を混ぜ込む。 ② 人参、セロリ、玉ねぎとレーズンをフードプロセッサーにかけ、水分をよく絞り、①に混ぜる。 ③ コーティング用のナッツ類とレーズンを刻む(画像はパンプキンシードとクルミ)。 ④ ラップを使ってチーズをボール状にして(茶巾絞りのように)、③をまぶし冷蔵庫で冷やし固める(クリームチーズが柔らかすぎるようであれば、ナッツ類をまぶす前に、いったん冷やす)。 大皿や、カッティングボードを使ってサーブすると華やか。 クラッカーだけではなく、リンゴやセロリにのせると、ヘルシーなのでいっぱい食べても罪悪感を感じることはないでしょう! 多分。 気軽に作るヒント そもそも簡単なレシピなのですが、我が家の母ちゃんレシピでは、さらに簡略化されています。ガーリックパウダーやオニオンパウダー、乾燥ハーブなどの代わりに、アメリカの粉末状ドレッシングミックスを使用しています。 興味があれば、大きな輸入食材屋さんなどで探してみてください。 日本のメーカーからもこのようなものが出ていますので、お試しあれ! スパイスもドレッシングミックスもない! という時は、味が濃い目のハーブソルト(例えばクレイジーソルト)でも、ある程度は代用可能です。 ガーリックパウダーやオニオンパウダーが含まれているほうが、しっかりとした味になり、美味しく仕上がるので、原材料を確認してみるとよいでしょう! レフトオーバーも楽しんで! 楽しいパーティーの翌日は、レフトオーバー(残り物)が冷蔵庫に! なんてことも、しばしば。 もしチキンの残りがあれば、チーズボールを塗ったパンにベビーリーフやレタスなどと挟んで、美味しいチキンサンドのでき上がり! パスタと和えたり、オムレツの具にしても楽しめます。 1度作ってみれば、2度目はレシピを見なくても作れるほど簡単! 3度目は目をつぶりながらでも作れちゃうかも。10分もかからずに完成です。慣れたら5分! きっとこの先、皆さんの得意料理の一つになることでしょう。 いやいや、お礼なんてとんでもない。 どういたしまして!
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暮らし

クリスマスリースだけではもったいない! 冬の植物の効能とアイデア
朝の市場で森林浴 花市場は毎年11月頃になると、モミや‘ブルーアイス’、ユーカリなど、花材の流通が盛んになり、市場全体がクリスマスの香りに包まれます。「やだ! 私、間違えて森に来ちゃった!」と勘違いするほど、清々しく気持ちのいい空気感。 早朝の市場で白い息を吐きながら、リースワークショップ用の花材を探すのは、この時期だけのお楽しみ! 手際よく、目利き鼻利き! さまざまな材料を集めていきます。 こうして集めた材料は、同じグリーンでもそれぞれのトーン(色味)が違い、とても鮮やか。 ドライにしても水に挿しても、どちらも長く楽しめます。 ルーシーのおすすめ3つの植物 クリスマスの時期が過ぎても、忘れてほしくないのが「ジュニパー」「モミ」「ユーカリ」の3種類です。 香り高くアロマの効能も優れている彼らは、私のリースワークショップでも欠かせない存在です。 短く切りながらリースの土台に刺す作業をしていると、植物に蓄えられている「香りのカプセル」がブシャーっと弾けて、部屋中にいい匂いが広がります。 この香りを嗅ぐことで呼吸がいつもより深くなり、リラックス効果も高まるのです。 ジュニパー 「デトックス効果が高く老廃物を排出する手助けをしてくれる」、これがジュニパー最大の特徴です。アロマトリートメントでは、むくみケアに必ずといっていいほど使われる精油です。 古くから魔除けや宗教儀式の際にも使われてきたジュニパーベリーは、兎にも角にも浄化に優れた植物! 「何かに翻弄されているような不安感に包まれた時」、「雑念を取り払い一つのことに集中したい時」にもよい精油です。まさに新しい一年の始まりにぴったりの香りといえるでしょう! 玄関の外に吊すと、家の中に悪魔が入って来られないといわれています。 そもそも悪魔が礼儀正しく、「ピンポーン!」と玄関からやってくるのかは疑問ですが。 モミ ウッディで爽やかでありながらも、奥深くに甘みを感じる香りです。殺菌消毒作用があり空気を浄化してくれるので、風邪をひきやすい冬に嬉しい植物です。 成分が濃縮されている精油ほどの効果は望めませんが、フレッシュなクリスマスツリーやモミのリースを部屋に飾るというのは、季節柄とても理にかなったアクション! 言うなれば、天然の空気清浄機ってとこかしら。 フレッシュなリースやスワッグにモミの精油を垂らして、ディフューザー的に使用するのも相乗効果でおすすめです。 モミの香りは、「環境の変化」や「新しく何かを始める時」、「忙しい毎日で神経が消耗した時」に心強い味方となります。 まるで森を散歩したような清々しい気持ちになり、背筋をピンッ! と伸ばしてくれるような香りは、「今年の抱負」が毎年三日坊主な誰かさんにもぴったり! ユーカリ 今回ご紹介する3種類の中でも、一年を通して一番手に入りやすいのがユーカリです。清涼感のあるシャープな香りが特徴。 以前、ユーカリの大きな束を担いで歩いていたら、知らないおばちゃんに「その葉っぱ、何?」と話しかけられ、「ユーカリですよ」と答えたら、おばちゃんに「あんたコアラ飼ってんのかい?!」とビックリされたことがあります。 じつはユーカリには600種類以上の品種があるといわれており、コアラが食べるのは限られた種類だけです。しかも食べるのは新芽だけ。 私が特に好きなのが「銀世界」と呼ばれている種類のユーカリです。学名表記では「ベイビーブルー」や「プルベルレンタ」が銀世界にあたります。 ユーカリの中でも抜群に香りが強く、少し触るだけでも香りが広がります。お花屋さんでもよく見かけるので、ぜひ手に取ってみてください。 最も一般的に使われる「ユーカリ精油」は、ユーカリ・グロブルスという種類です。 特に抗菌・抗炎症作用が強いので、風邪のひき始めにおすすめです。呼吸器系のトラブルはおまかせあれ! お掃除にも使え、気持ちのよい清潔感がある香りなので、一家に一本常備したい精油です。 オーストラリアの先住民であるアボリジニは、ティーツリーと同様、ユーカリを傷や病気の治療などに幅広く用いていました。 スーッと透き通る香りは、「注意力散漫な時」、「ストレスが溜まりイライラしてしまう時」などに、頭の中の雑音をクリアにして集中力を高め、心に溜めてしまった「要らないもの」を外に吐き出し、目の前を明るくしてくれるような力強さがあります。 クリスマスを過ぎてもインテリアの主役に 私のリースワークショップでは、残った細かい葉などはお持ち帰りをおすすめしています。なぜなら、見た目も可愛く香りもあるので、お皿やキャンドルに添えれば素敵な冬のインテリアに早変わりするから。 以下でご紹介するものは、全てリースを作った時に出た端材を使っています。お花屋さんでお好みのものを1〜2本買っても、簡単に楽しめます。 例えば、お皿の上にナプキンとカトラリーと共に置いて、テーブルセッティング。 キャンドルの周りに散らせば、香りのよいインテリアに。 フランスからやってきたヤドリギのプレートは、この季節にぴったり。 テーブルセンターに置くと、グッと華やかに。日常はもちろん、ハレの日の食卓にもお似合いです。 キャンドルの色やお皿のテイストを変えて雰囲気を楽しんで! クッキーには、庭から摘んだ月桂樹と共にバラの実を添えて。 ちょっとしたことですが、アイデア次第で季節感を感じる素敵なプレゼンテーションになるので、ぜひお試しください。 リースは少し手を加えて落ち着いた雰囲気に 最近ではお花屋さんで素敵なフレッシュのリースやスワッグを購入したり、ワークショップに参加して自分好みのものを作る方も多いでしょう。 商業施設などでは、25日の夜に大どんでん、26日の朝になる頃にはもうお正月ムード一色! 家庭でも玄関先に飾っていたリースは、26日からお正月飾りに変えるのが一般的です。 しかし、せっかくのリースやスワッグを、クリスマスまでの1カ月足らずで外してしまうのは寂しいもの。 そんな時は、リースに付いている華やかなリボンを取って、お正月の落ち着いた雰囲気に変えてみては? キラキラのオーナメントが付いていたら、お花屋さんで売っている干支や凧が書かれたピックに変えてみるのも方法です。 私はリースに海老をつけて、ちょっとユニークに。 神奈川の葉山などの海沿いでは、お正月飾りを燃やす「どんど焼き」を開催します。昔は海岸を散歩すると、この素焼きの海老の一部分が落ちているのをよく見かけましたが、最近はほとんどがプラスチック製のためか、あまり見かけなくなりました。 焦げた大黒天は祖父母の家の取り壊しの際に、裏庭に埋まっているのを見つけました。 おそらく裏庭でどんど焼きをしてしまったのでしょう。 なんだか可愛くて、こっそりポケットに入れてお持ち帰り。 元来リースは、健康祈願や豊作祈願の意味も含まれています。 冬になっても枯れない常緑樹を使うのは、生命力(健康)の象徴、飾りに実ものやリンゴ、オレンジなどを使うのは、豊かさ(豊作)の象徴です。 そう! リースには日本のしめ飾りと通ずる意味があるのです。国が違えど、神が違えど、大昔から人類の願いは世界共通なのですね。 最近は、伝統的なしめ飾りも、おしゃれで素敵なものがたくさんありますが、せっかくの素敵なリースやスワッグだもの! この冬はインテリアの一部として長く楽しんでみてください。
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レシピ・料理

冬に楽しむスパイスを使ったチャイ【ルーシーのおいしい暮らし】
チャイとは 「チャイ」とはヒンディー語で「お茶」を意味する言葉で、中国語の「茶 cha」に由来しています。日本ではチャイというとスパイスの入った甘いインド風なお茶を連想しますが、本来スパイスが入ったチャイの正式名称は「マサラチャイ」です。 チャイの始まりは チャイの起源には諸説あるようですが、インドがイギリス帝国の植民地であった19世紀、上等な茶葉はイギリスへ出荷され、手元には細かくて苦い、売り物にならない粗悪な茶葉(ダストティー)しか残らなかったとか。それを美味しく飲むために、スパイスと牛乳を入れたのが始まりだそうです。 基本の3種のスパイス 「カルダモン」、「クローブ」、「シナモン」の3種のスパイスさえあれば、じつは家庭でも短時間で簡単にチャイを作ることができます。 マサラチャイに使われるスパイスには、加温作用(身体を温める作用)や整腸作用(おなかの調子を整える作用)があるものが多く、ぜひ寒い時期にも飲んでいただきたい一杯です。 効能を学んでから飲むマサラチャイは今まで以上に美味しく、健康的な一杯となることでしょう! カルダモン レモンやユーカリを彷彿とさせるような、清涼感のある上品な香りが特徴。さまざまな効能を持っていることから「スパイスの女王」とも呼ばれ、中国やインドでは3,000年以上も前から香辛料や医療品として使用されています。 食べ過ぎてしまった時、おなかにガスが溜まりスッキリしない時にも効果を発揮します。 じつはカルダモンは乳製品ととても相性のよいスパイスなのです。 私のお気に入りは朝のチーズトーストに一振り。チーズのコクに爽やかさがプラスされてグッと大人の味に。ポタージュ系スープの隠し味にもおすすめです。 クローブ スパイシーでありながらもバニラのような甘さを秘めています。独特な香りは世界中で愛され、辛口な料理からデザート系まで幅広く使われています。 クローブには、しびれるような鎮痛作用と抗菌作用があり、「歯医者のハーブ」と呼ばれることも! 幼少の頃「今治水(こんじすい)」というお薬が家に常備されていて、歯が痛くなると今治水を浸した小さな綿を口の中に押し込まれ、痛む歯に塗られていました。 苦いのか? 甘いのか? よく分からない不思議な香りに毎回嫌気がさしていましたが、だんだんと癖になり、そのうち歯が痛くない時も小さな瓶の蓋を開け、クンクン匂いを嗅ぐようになってしまいました。 時は経ち、ティーンエイジャーになった頃のクリスマス。ノスタルジックな今治水の香りが家中に漂い、香りがするほうに導かれると、母ちゃんがオレンジにクローブを刺して、オレンジポマンダーを作っている最中でした。そう、今治水の成分にはクローブが含まれていたのです。 ポマンダーは16世紀頃のヨーロッパでペストが大流行した際に、魔除けやおまじないとして作られました。人々は香りのよいポマンダーをお守りとして持ち歩いていたといわれています。 強い殺菌作用を持つクローブを表面に隙間なく刺したオレンジは、カビてしまうことなくカラカラに乾燥します。これはスパイスが天然の防腐剤の役割を担っていた、古代のミイラ作りと同じ原理! 現代でも欧米では幸運を呼ぶシンボルとして、クリスマスシーズンにオレンジポマンダーを飾る習慣が残っています。 この出来事から、私の中でのクローブの香りは、歯が痛い思い出からクリスマスの楽しい思い出へと上書き保存されたのです。 シナモン この中では一番身近なスパイス、シナモン。甘くてエキゾチックな香りで世界中を虜にし、「世界最古のスパイス」とも呼ばれています。 シナモンとは、厳密には上品で繊細な香りのセイロンシナモンを指しますが、シナモンと表記され販売されているものには、安価で香りの強いカシアシナモンが多いのも現状です。 シナモンは身体を温め風邪を予防するだけではなく、風邪の諸症状にも効果を発揮します。シナモンは桂皮とも呼ばれ、葛根湯にも配合されているのは納得です。 シナモンの香りは日本でもニッキと呼ばれ昔から愛されていますが、実はシナモンとニッキは似て非なるもの。どちらもクスノキ科の常緑樹ですが、セイロンシナモンはセイロンニッケイの幹の樹皮を乾燥させて使うのに対し、ニッキはシナニッケイの根っこの部分を使うのが特徴です。 ニッキよりもシナモンのほうが甘い香りが強く、シナモンの独特な風味のもとであるオイゲノールという成分は、セイロン産のシナモンのみに含まれる成分で、ニッキには含まれていません。 難しいことはさておき、シナモンロールと八つ橋を食べ比べると、香りの違いがよく分かると思いますのでお試しあれ! マサラチャイは千差万別 マサラチャイに決まったレシピはありません。各家庭や地方によって、味や使用するスパイスはさまざまです。 上記で紹介した3種の基本スパイスの他にも、ナツメグやスターアニス、ブラックペッパー、すりおろしたショウガなどをお好みで加え、自分好みの配合を探すのもマサラチャイ作りの醍醐味といってよいでしょう。 もし可能であれば、「CTC紅茶」という丸い球形状になっている紅茶の葉を使うと、本場の濃い茶葉の味が楽しめますが、お家にあるアッサムやセイロンの茶葉を濃く入れるだけでも十分美味しくいただけますのでご心配なく。 普段使いはティーバッグで! 仕事に子育てなど、現代人のほとんどは「丁寧な暮らし」をしている暇なんてないと思います。気軽に楽しむにはティーバッグでも大丈夫! なるべく濃く出るタイプを選びましょう。 高級なブランドのものでなくても、「LIPTON」イエローラベルなどのお手軽な紅茶で十分! アンティークの買い付けでイギリスへ行くたびに、さまざまな種類の紅茶を買い込むのが楽しみですが、購入するほとんどはティーバッグのものです。 画像のメッセージは「Spread the light; be the lighthouse.」。勝手に私のフィルターを通して和訳すると「みーんなにキラキラを分け与える、そんな灯台みたいな女になるんやで!!!」って感じかしら。 ルーシーのマサラチャイレシピ さてさて、前置きが長くなりました。そろそろ作り方をご紹介しましょう! こっそりレシピの下のほうに「丁寧な暮らしをしている風」バージョンのヒントも書いておきますので、ぜひ、そちらも参考にしてください。 <2〜3人分の材料>(スパイスの量はお好みで増減してください) 紅茶(アッサムかセイロンがおすすめ)小さじ4杯程 セイロンシナモン 1本 カルダモン(ホール) 4個 クローブ(ホール) 4個 生姜(スライスでもすりおろしでも) 小さじ2 ブラックペッパー 5個 水 400ml 牛乳 400ml 砂糖 適量 <作り方> シナモンを割り、カルダモンは潰して皮を剥き中身を出す。 鍋にスパイス、茶葉と水を合わせて火にかける(5〜10分ほど)。 牛乳と砂糖を加え、沸騰直前で火を止める。 茶こしでこす。 自分好みにブレンドしたパウダーで気軽に楽しむ 本格的なマサラチャイを楽しむには、ホールの状態でのスパイスを使うのがおすすめですが、忙しい朝などに気軽に楽しむなら、あらかじめパウダー状のスパイスをお好みにミックスしておき、ミルクティーに振りかければ、簡単マサラチャイ風ミルクティーに早変わり。 チャイミックスでさらに気軽に 究極の面倒くさがり屋さんのあなたには、こちらがおすすめ。 さまざまなメーカーから、スパイスがブレンドされているチャイミックスが販売されているので、それを使うのが一番簡単。ミルクティーにスプーン1杯混ぜるだけで、マサラチャイのでき上がり! 正味5秒もかからずに飲めチャイます。 隠し味はお気に入りのカップで! イギリスから海を渡ってやって来たアンティークのカップでマサラチャイを飲むなんて、なんともロマンティック。インド人もびっくり。 冷えは万病のもと。今年の冬は是非マサラチャイを飲んで身体の内側から温め、不調知らずに! 材料さえ揃えればとっても簡単! ぜひ、お試しください。 今回はインドのチャイに関して書きましたが、じつは私、インドへ行ったことがありません。 インドという国に関しては「行ったことがない」というよりは、「まだ呼ばれていない」というほうが適切かもしれませんね。 だから、今日も私はスパイスを煮込み、インドがイギリス領だった頃の「ビクトリア朝時代のアンティークカップ」でチャイを飲むのであります。 未だ呼ばれぬ、遠いインドの地に思いを馳せながら。
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サツマイモの収穫と美味しいキャセロールレシピ【ルーシーのおいしい暮らし】
食べなきゃ損? サツマイモに含まれる栄養素 サツマイモは、お腹の調子を整えてくれる食物繊維が野菜の中でもトップクラス! 食物繊維により腸の活動が活発になることで、便秘や肌荒れの改善効果も期待できます。 さらに、抗酸化作用によって皮膚や血管の老化を防ぎ若返り効果が期待できるというビタミンC、むくみ防止に効果があるカリウムなど、その他にも身体によい栄養素がたくさん含まれており、女性のための野菜といっても過言ではないでしょう。 世の中の大多数の女性はサツマイモ好きな印象がありますが、もしかしたら本能レベルでサツマイモの効能を知っているのかもしれませんね。 最近では紫やオレンジなどのカラフルなサツマイモも出回っており、身体にも目にも美味しい食材です。 薩摩の国からやってきた芋「サツマイモ」 サツマイモは中国を経由して沖縄(琉球)へ伝わり、その後しばらくしてから種子島に伝わりました。1700年代初めには火山灰の影響で稲作に向いていない土地が多く、お米が取れなかった薩摩の国(鹿児島県)で主食として栽培され始めました。関東では薩摩から伝わった芋なので「薩摩芋(さつまいも)」と呼ばれるようになったようです。 江戸時代には甘いものが貴重だったため、火を通せば甘くなる砂糖いらずのサツマイモは庶民にとって貴重なお楽しみデザートだったようです。 戦中戦後の貧しい時代には、育てやすさと豊富な栄養で、多くの人を飢餓から救いました。 当時を知るシニア世代からは「辛い敗北の味」として嫌厭されることもあるようですが、良くも悪くも日本人にはとても身近な野菜となったようです。 欧米諸国では、サツマイモは「SWEET POTATO」や「Yam」と呼ばれています。日本人に馴染みがある品種とは少し違い、オレンジ色で水分が多く、ホクホク感は少なめ。日本のサツマイモを想像して食べてしまうと、少しガッカリする味かもしれません。 食卓へ上がる頻度は日本ほどではなく、調理法も限られていましたが、近年では栄養素が注目され、雑誌などのおしゃれなレシピでも見かけます。 美味しくなるための追熟 神奈川県は葉山にある我が家の畑のサツマイモも、つい先日11月上旬に収穫が始まりました。6月に植え付けをして、首をながーくしながら待ち続け、やっとのご対面。 紅はるかちゃんと紅あずまちゃん。なんだか一昔前の女優さんの名前にも聞こえてくる古風なお名前の2品種です。 「どうもはじめまして、美味しくいただきますから、いい子にしてね」とご挨拶もそこそこに、次々と土の中から取り上げていきます。 紅あずまは、水分少なめでほくほく系、さっぱりと上品な甘さ。紅はるかは水分多めのねっとり系、クリーミーで濃厚な甘さが特徴です。 葉っぱは虫たちにもお裾分け。有機栽培なので葉っぱも美味しいでしょ! と、ある程度は目をつぶります。 収穫したら軽く土を落として乾燥させ、新聞紙に包んで、冷暗所で最低でも2週間程寝かしておくと、甘くねっとりとした食感に変化していきます。 酵素が活性化し、でんぷんを分解し糖質に変えるので、甘みが増すのです。 掘り立てのお芋はすぐに食べてみたい‼ しかし、そこはグッと我慢。 熟成させ、甘みを引き出してみましょう(スーパーなどで販売されているものは、基本的には追熟後に出荷されています)。 放任主義でも立派に育つ サツマイモを育てるのに必要なコツは特になく、手間もほとんどかかりません。 強いていうなら肥料を与えないこと。もともとサツマイモは痩せた土地での栽培に向いているので、栄養豊かな土地で育てると、つるボケ(葉ばかりが茂り、芋が大きくならない)してしまい、せっかくの楽しい芋掘り作業が台無しとなります。 暑さや病気にも比較的強いので、誰にでも簡単に育てられる野菜といってよいでしょう。 オーブン料理で楽しむサツマイモ アメリカに住んでいた頃によく食べたのがオーブン料理。 美味しいケーキやジューシーな肉料理、そして今回ご紹介する典型的なアメリカ料理のキャセロールなど、どれも簡単な下ごしらえをしてオーブンに入れたら1時間も経たずにとっても美味しい料理となって出てくるのです。まるでサマンサが口と鼻を動かして魔法をかけるように、アメリカの奥様たちはオーブンという名の魔法を使うのです。 日本ではオーブン料理はなんだか難しそう、手間がかかりそうなんて思われがちですが、私はこんなに便利で簡単なものはないと思っています。使わなきゃ損! せっかく文明社会に生きているのだから。 伝統的なアメリカ家庭料理キャセロール 本来キャセロールとは、フランス語で“フタ付き厚手鍋”、またはその鍋で作った料理のことをいいます。しかし一般的にアメリカで呼ばれるキャセロールとは、パイレックスなどの耐熱皿に野菜や肉、お米などの具材を入れ、チーズやソースを加えてオーブンで焼いたもの。キャセロールの定義は曖昧、アレンジの幅が広く各家庭にお袋の味的キャセロールが存在します。 旬のサツマイモとキャセロールの相性は抜群! じっくりと熱を加えることで甘みが引き出されますよ。 今回ご紹介するレシピは、ユタ州でよく食べられているCheesy Potato Casserole (チーズィーポテトキャセロール) 、別名Funeral Potato (フューネラルポテト)。Funeralはお葬式という意味なので、直訳すると葬式芋。なんだかとても不思議な名前の料理ですが、私のお料理教室の10月のメニューに登場! とても簡単で美味しいと評判でした。 不思議な名前ですが、由来は、モルモン教徒のお葬式の食事の際に、サイド・ディッシュとして出されることが多いところから…とか。 時間がなくバタバタしたお葬式の際にも、家にある物をダーッと混ぜてポンッとオーブンに入れるだけで簡単に作れて、美味しさで人々の心を癒やす…きっとそんな料理だったのだろうと勝手な想像が膨らみます。 材料はとってもシンプル。 ジャガイモ(アメリカでは冷凍の刻んだポテトを使うことが多い)、サワークリーム、チーズをキャンベルのスープ缶クリームオブチキンと混ぜ、コーンフレークを一番上にのせてオーブンで焼く料理です。 本来はジャガイモを使ったレシピですが、今回はサツマイモも一緒にベイク! サツマイモはハーブとの相性も抜群。清涼感のあるローズマリーとタイムを入れることでサツマイモの甘みに風味や深みが出て、グッと大人の味に。香りのよいハーブは食欲促進作用もあるので、ついつい食べ過ぎてしまうかも! Cheesy Potato Casseroleの作り方 <材料> 4〜6人分 サツマイモ 2本 ジャガイモ 2個 タマネギ 1/2個 キャンベル クリームオブチキン 1缶 牛乳 スープ缶の1/2 とろけるチーズ 1カップ サワークリーム 1カップ タイムやローズマリーなどのハーブ 少々 塩・胡椒 少々 コーンフレーク 1カップ半 バター 大さじ2程度 上にのせる彩りの野菜(ラディッシュやパプリカなど) お好みで <作り方> サツマイモとジャガイモを適当な大きさに切り、茹でる(スライスやサイコロ状に)。 タマネギをみじん切りにして透明になるまで炒める。 サワークリームとクリームオブチキン缶、みじん切りにしたローズマリーと②で炒めたタマネギを混ぜ、塩・胡椒する。 コーンフレークに溶かしたバターをかけてよく混ぜる。 耐熱皿に1のイモを並べて3のソースを混ぜ入れ、上にチーズをかける。 4のコーンフレークをチーズの上に散らし、180℃のオーブンで40分程焼く。 お好みでチキンを入れても美味しいです。 焼く前に最後、ラディッシュで彩りをプラス。平面的に置かないで、挿すようにトッピングするときれいに見えますよ。 サツマイモには豊富な栄養が含まれていますが、特にビタミンCやカルシウムなどは皮に多く含まれ、便秘の解消に役立つヤラピン(生のサツマイモを切った時ににじみ出てくる白い液体)は皮と実の間に多く含まれます。 皮を剥いて食べては、せっかくの栄養がもったいない! 私はグリルする時も、スープにする時も、いつも皮を剥かずに調理して、サツマイモの栄養をありがたく無駄なくいただいています。皮を剥く手間も省けて、栄養も余すことなく摂れるので、一石二鳥ですよね。 ぜひこの冬はサツマイモを使った料理を食べて、元気に楽しく過ごしてみてはいかがでしょうか? お試しあれ!


















