「都道府県の花」3択クイズ! 山形県の花は次のうちどれ?【Let’s Try! 植物クイズ】Vol.41
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日本の47都道府県にはそれぞれ、シンボルとなる花・木・鳥があります。中には魚や動物を定めているところも。地域を象徴する花は、古くから日本で親しまれたものもあれば、海外から伝わった比較的新しいものもあり、選ばれた理由もさまざまです。そんな都道府県の花の3択クイズに挑戦! 今回のお題は「山形県の花」。山形県のシンボルは、次の3つの花のうちどれでしょう?
目次
「山形県の花」は次の3つのどれ?

その名のとおり周囲を山に囲まれた山形県。日本百名山に数えられる山も多く、面積の72%を山地が占めています。観光地として知られる蔵王や、信仰が息づく出羽三山、松尾芭蕉ゆかりの山寺(宝珠山立石寺)、フォトジェニックな街並みが人気の銀山温泉など、雄大な自然と歴史が感じられるスポットが数あり、観光地としても人気。特産の美味しい食べ物も目白押しです。
そんな山形県を象徴する「鳥」はオシドリ、「魚」はサクラマス、「獣」はカモシカです。それでは、山形県の花は、次のA~Cのどれでしょう?
A べにばな(紅花)

B 桜の花

C ユリ

ヒント
3世紀頃に日本に渡来したとされ、現在は山形県が生産日本一。開花期には一面に咲く光景が楽しめ、各所でイベントも開催されます。
正解は…
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A べにばな(紅花)

ベニバナの基本データ
学名:Carthamus tinctorius
科名:キク科
属名:ベニバナ属
原産地:中近東
和名:ベニバナ(紅花)
ベニバナの別名:末摘花(すえつむはな)、サフラワー、ベニアイ(紅藍)、クレノアイ(呉藍)など
ベニバナの英名:safflower、false saffron、dyer’s-saffronなど
開花期:6~7月
花色:黄~オレンジ~紅
形態:一年草(越年草)
草丈:60~120cm
口紅や染料、また油の原材料として、古くから珍重されてきたベニバナ。万葉集にも登場し、また源氏物語の「末摘花」はベニバナの別名であるなど、藍や紫根などとともに染料植物の代表的な存在で、中近東からシルクロードを経て日本に渡来し、次第に全国に広まっていったとされています。山形では江戸時代頃に栽培が拡大し、その質のよさから「最上紅花」の名で知られ、「米の百倍、 金の十倍」の価値があるとうたわれたほどです。現在も山形県が生産量日本一。昭和57年に山形県の花として制定されました。ちなみに、同じく生産量日本一を誇る「さくらんぼ」は、県の木として制定されています。

ベニバナはキク科ベニバナ属の一年草で、春か秋に種まきをすると、初夏~夏に、細い花弁のアザミに似た花姿で開花します。咲き始めは濃い黄色で、次第に赤みを増してオレンジ色になり、しぼむ頃には紅色になります。深い緑色の葉や総苞にはトゲがありますが、トゲのない改良品種もあります。花後には白い痩果ができます。

学名のCarthamusは「染める」、tinctoriusは「染色用の」という意味の言葉に由来し、どちらもベニバナが染料となることが名前の由来。染料として使われるのは花弁で、より濃い紅色に染まるようベニバナをつぶして発酵させ、成形・乾燥させた紅餅も利用されます。また、種子からはベニバナ油が抽出されます。

ベニバナを自宅で育てる場合は、種まきからスタートするとよいでしょう。種まきは9~10月、または3~4月が適期です。直根性なので、根を傷めないように直まきがおすすめ。日当たり・風通しのよい乾燥した環境を好み、20℃前後でよく生育します。草丈が高くなるので、倒伏防止に支柱を立てておくとよいでしょう。一年草で、花後は種子をつけて枯れてしまうため、植え替えの必要はありません。

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Credit
文 / 3and garden

スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。「ガーデンストーリー」書籍第1弾12刷り重版好評『植物と暮らす12カ月の楽しみ方』、書籍第2弾4刷り重版『おしゃれな庭の舞台裏 365日 花あふれる庭のガーデニング』(2冊ともに発行/KADOKAWA)発売中!
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