「香雪蘭」ってなんて読む? 正解できたらすごい難読植物名漢字クイズ【Let’s Try! 植物クイズ】Vol.37
私たちの身の回りにある植物には、驚くほど難しい漢字表記がたくさんあります。普段はカタカナやひらがなで目にする植物たちも、漢字で見るとまるで別物かも? 身近な植物をテーマにした「難読漢字クイズ」をお届けします。
目次
香りのよい花!「香雪蘭」ってどんな植物?

実際に育てていても、漢字で表記されると案外分からない植物も多いもの。普段呼んでいるのとは違う名前があったり、意外な漢字表記があったり、植物の漢字も面白いものです。
そんな植物の漢字表記の中から、身近な植物に関するものをクイズで出題!
今回のお題は「香雪蘭」。あなたはこの漢字が表す植物が分かりますか?
ヒント
香りがよく花色豊富で、特に白や黄の花が切り花として人気があります。南アフリカ原産。
正解は…
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フリージア(こうせつらん)

フリージアの基本データ
学名:Freesia
科名:アヤメ科
属名:フリージア属
原産地:南アフリカ
和名:アサギスイセン(浅黄水仙)、
別名:アヤメスイセン(菖蒲水仙)、ショウブスイセン、香雪蘭(コウセツラン)など
英名:Freesia
開花期:3月中旬~5月上旬
花色:白、黄、オレンジ、赤、ピンク、紫、複色
形態:多年草(球根)
草丈:20~50cm
ほっそりとエレガントな筒状の花と、キンモクセイに似た甘い香りを持つフリージア。アヤメ科フリージア属の総称で、半耐寒性球根植物。南アフリカのケープ地方を中心に十数種の野生種が分布し、園芸品種も数多く存在します。春を感じさせる切り花としても人気が高く、「親愛の情」「友情」「感謝」といった花言葉があることからも、入学や卒業シーズンの花束としてなじみ深い花。友情にまつわる花言葉が多いのは、デンマークの植物学者・エクロンがフリージアを発見した際に、親友のドイツ人医師・フレーゼを称えてその名を付けたことが由来だそうです。東京都の八丈島で春に行われる「八丈島フリージアまつり」も春の風物詩として知られています。

フリージアにはさまざまな花色がありますが、特に親しまれているのは、香りが強く育てやすい、原種に近い黄色と白。地際から出した細長い葉の間から花茎を伸ばし、花茎の先の曲がった部分から、漏斗状の花を連ねて咲かせます。

フリージアは半耐寒性の球根で、寒さにはあまり強くありません。関西地方以西の温暖な平野部は強い霜や風を避ければ地植えも可能ですが、その他の寒冷地では鉢植えにして屋内に取り込むとよいでしょう。
日当たりを好み、過湿を嫌います。水やりは土が乾いてからしっかりと与えましょう。
花が咲き終わったら花房の付け根から切り取り、結実を防いで球根を太らせます。葉は自然に枯れるまでそのままにしておきましょう。夏は休眠するため、葉が黄色くなってきたら水やりを打ち切り、掘り上げて雨の当たらない涼しい場所で保存します。
「香雪蘭」の由来とは?

フリージアは漢字では、今回ご紹介した「香雪蘭(こうせつらん)」のほか、「浅黄水仙(あさぎすいせん)」、「菖蒲水仙(あやめすいせん、しょうぶすいせん)」などとも書きます。
「香雪蘭」という漢字は、雪のように白く、蘭のような香りのよい花ということに由来します。または、まだ寒い時期に雪の中で咲くことに由来するという説もあります。中国でも同様の名前で呼ばれることから、その漢字が日本に伝わったのかもしれません。
ちなみに、「浅黄水仙」という名は薄い黄色の花色と、葉がスイセンに似ていることに、「菖蒲水仙」という名はアヤメとスイセン両方に似ていることに由来します。

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Credit
文 / 3and garden

スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。「ガーデンストーリー」書籍第1弾12刷り重版好評『植物と暮らす12カ月の楽しみ方』、書籍第2弾4刷り重版『おしゃれな庭の舞台裏 365日 花あふれる庭のガーデニング』(2冊ともに発行/KADOKAWA)発売中!
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