「迷迭香」ってなんて読む? 正解できたらすごい難読植物名漢字クイズ【Let’s Challenge! 植物クイズ】Vol.1

私たちの身の回りにある植物には、驚くほど難しい漢字表記がたくさんあります。普段はカタカナやひらがなで目にする植物たちも、漢字で見るとまるで別物かも? 身近な植物をテーマにした「難読漢字クイズ」をお届けします。
目次
身近な植物!「迷迭香」ってどんな植物?

実際に育てていても、漢字で表記されると意外と分からないことも多いもの。
今回のお題は「迷迭香」。あなたはこの漢字が表す植物が分かりますか?
ヒント
力強い香りでキッチンでも活躍する定番ハーブ
正解は…
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まんねんろう(ローズマリー)

ローズマリーの基本データ
学名:Rosmarinus officinalis
科名:シソ科
属名:マンネンロウ属(ロスマリヌス属)
原産地:地中海沿岸
和名:マンネンロウ(迷迭香)
別名:メイテツコウ、海の雫
英名:Rosemary
開花期:11~5月(種類による)
花色:青、白、ピンク、薄紫
形態:常緑性低木
樹高:30~200cm
キッチンハーブとしておなじみのローズマリー。地中海沿岸を原産とする常緑低木で、小さな青い花も楽しめます。かなり丈夫で生育旺盛、大きくなるので、地植えにする際は場所をよく選び、どんどん切って利用するのがおすすめ。軽く触れるだけで香りが立つほど力強い香りが特徴で、清涼感のある刺激的な香りは集中力アップにも効果的です。特に肉料理との相性がよく、臭み消しとしてよく利用されます。
「迷迭香」の由来とは?
「迷迭香」という漢字は中国名からで、「まんねんろう」と読みます。もともとは「めいてつこう」と読まれていましたが、和名に合わせて「まんねんろう」と読むようになったとされ、現在は生薬名以外ではほとんど使われません。「まんねんろう」という和名の由来は、常緑で香りがよいことから「万年香」が変化したものという説や、一年中青々としていることから「万年朗」という説などが考えられています。

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Credit
文 / 3and garden

スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。
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