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【秋の庭散策】フォトジェニック過ぎるハロウィン装飾が満載の「横浜イングリッシュガーデン」へ行こう!

【秋の庭散策】フォトジェニック過ぎるハロウィン装飾が満載の「横浜イングリッシュガーデン」へ行こう!

今年のハロウィン(Halloween)は10月31日(金)。秋の深まりとともにカラフルなハロウィン・ディスプレイが楽しい季節です。「横浜イングリッシュガーデン」では、9月13日(土)から「ハロウィン・ディスプレイ」がスタートします。また、10月24日(金)〜26日(日)の3日間限定で夜間イベント「ハロウィンナイト」も開催! 秋に色香を増すバラも咲き始めて、どこもかしこもフォトスポット満載です。季節の思い出を作りに出かけよう!

ハロウィンの起源を知ってお祭りを楽しもう

初夏は無数のバラが咲いていたローズトンネルの下が、ハロウィン・ディスプレイで賑やかな雰囲気に一変する秋の横浜イングリッシュガーデン(2025年)。

日本でも毎年恒例のイベントとなった10月31日のハロウィン(Halloween)は、キリスト教の諸聖人に祈りを捧げる祝日、11月1日の「諸聖人の日」「万聖節」(All Hallo)の前夜祭(All Hallo Eve)。先祖の霊をお迎えするとともに悪霊を追い払い、秋の収穫を祝うというヨーロッパが発祥のお祭りです。日本では「仮装の日」というイメージがありますが、本来の意味は「秋の彼岸」に似ているかもしれませんね。

横浜イングリッシュガーデンのハロウィン・ディスプレイの様子(2025年)。

ハロウィンの起源は、古代ケルトのドルイド教で行われていた「サウィン祭」といわれています。古代ケルトの暦では新年を11月1日とし、前日にあたる10月31日の大晦日の夜に先祖の霊が帰ってくると信じられていました。ところが、悪霊も一緒にやって来て、収穫した作物に悪影響を与えたり、子どもをさらうなど悪事をはたらくといわれていたのです。そこで人間は、悪霊から身を守るために仮面を被ったり、仮装をして悪霊の仲間に扮し、魔除けの焚き火をしていたといわれます。これがハロウィンにお化けの仮装をする由来です。

ハロウィンに欠かせない「ジャック・オー・ランタン」とは

横浜イングリッシュガーデンのハロウィン・ディスプレイの様子(2025年)。

ハロウィンで欠かせないのがシンボルとして使われるカボチャ。目・口・鼻の形をくり抜いて中にキャンドルを灯してランタンに仕立てたものを「ジャック・オー・ランタン」と呼びますが、そのジャックとは、アイルランドの物語に登場する男性の名前です。

横浜イングリッシュガーデンのハロウィン・ディスプレイの様子(2025年)。

ジャックは生前、悪いことを繰り返し、魂を取ろうとやってきた悪魔さえも騙すような行為をしたことから、地獄に堕ちることすらできず、死後もランタンに火を灯して闇夜をさまよい続けたという物語に由来します。愉快で可愛い印象のオバケカボチャですが、そのじつ業の深い人間の姿だったというわけです。ジャックはいまだ闇夜をさまよい続けているのでしょうか…。

写真撮影が楽しい! と毎年好評の「ハロウィン・ディスプレイ

横浜イングリッシュガーデンのハロウィン・ディスプレイの様子(2025年)。

年々、素敵な仮装をした来園者も増え、楽しさも倍増している恒例のハロウィンをテーマとしたディスプレイは、10月31日(金)まで開催。今年は、秋の植物とともにたくさんのカボチャや大小さまざまなジャック・オー・ランタンを並べ、オレンジを基調とした明るくカラフルなフォトスポットが登場! 

秋の植物とハロウィンのアイテムがコラボする横浜イングリッシュガーデン(2025年)。

また、芝地にはセメタリーガーデンをイメージした、モノクロのシックなディスプレイなど、ハロウィンとガーデンの植物がコラボレーションしています。賑やかでワクワクする秋の庭演出の数々を、ぜひ散策をしながら見つけてください。カラフルなコリウスや美しい穂を揺らすグラス類など、秋の庭演出も参考になりますよ。

芝生のエリアもハロウィン・ディスプレイ。周囲の木々のフォルムの違いもハロウィンの雰囲気を盛り上げています。 お見逃しなく!(2025年)

園内に入ってすぐに驚きがあり、園内のあちこちに映えるフォトスポットがあります。秋の植物も彩りに加わる、この時期ならではのガーデン散策をぜひお楽しみください。

10月24日(金)〜26日(日)3日間限定のライトアップイベント! 輝く「ハロウィンナイト」開催 

10月24日(金)〜26日(日)の3日間限定で、ハロウィン装飾のライトアップを楽しめる夜間イベント「ハロウィンナイト」を実施します! 通常、日没後の園内はご覧いただけませんが、ハロウィン装飾のランタンに明かりを灯し、営業時間を20時まで延長して開園いたします。夕闇に浮かび上がる数々の照明でハロウィンらしさを演出します。普段は味わえない、幻想的な夜のガーデンをお楽しみください。

【「ハロウィンナイト」イベント概要】

期間限定公開の、横浜イングリッシュガーデン「ハロウィンナイト」は、秋が見頃の植物や咲き始めた秋バラのライトアップも見どころ(2024年)。

開催日:2025年10月24日(金)・25日(土)・26日(日)
開催時間:17:30~20:00(最終入園19:30)
イベント入園料:大人1,000円/小中学生500円/未就学児無料

●「ハロウィンナイト」イベントチケットは、10月6日午前10時からネット予約システムにて販売開始予定です。
※当園窓口での販売予定はございません。ご入園前に電子チケットをお求めください。

※「ハロウィンナイト」開催日は、通常営業は17:00(最終入園16:30)で終了します。当日の通常営業時間にご入園された場合は、「ハロウィンナイト」イベントチケットをお求めの上、17:30以降に再度ご入場ください。
※悪天候の場合は、状況により中止または順延となる場合がございます。当日公式HPにてご確認ください。
※「ハロウィンナイト」開催日当日は、無料送迎バスを延長して運行します。時刻表等詳細は、公式HPにてご確認ください。

期間限定公開の、横浜イングリッシュガーデン「ハロウィンナイト」の様子(2024年)。
芝生が広がるエリアも周囲の木々がハロウィンナイトの雰囲気を盛り上げます(2023年)。

秋バラが色濃く彩るオータム・ガーデン

秋バラが満開の横浜イングリッシュガーデン(2024年11月上旬)。

横浜イングリッシュガーデンでは、今年も10月中旬から秋バラが見頃を迎え、11月になってさらに開花が増えていきます。日毎に涼しくなる気候の下でゆっくりと花開く秋バラは、春バラと比べ色合いが鮮明で、ふっくらとした大輪の花を咲かせる傾向があります。

左上から時計回りに/ラ・マリエ/イージー・ダズ・イット/ニュー・ウェーブ/アンゲリカ/サザンホープ/シスター・エリザベス/ベルエポックフェアリー・ボタン
秋バラが満開の横浜イングリッシュガーデン(2023年10月下旬)。

花数こそ春と比べて少なくなるものの、一輪一輪の品質が高く重厚感があるのは秋ならではの魅力です。病害虫の発生しやすい日本の気候条件の下で夏を越し、秋バラを美しく咲かせるには、適切な管理が必要。横浜イングリッシュガーデンが自信を持ってお届けする美しい秋バラを、じっくり見て香りを嗅いで、堪能してください。

⚫︎横浜イングリッシュガーデンのインスタグラム yokohama_eg_official や各種SNSでは、河合伸志さんの品種解説が書き添えられた見頃の花や庭の様子も毎日発信中!

バラのほかにも、秋らしい植栽がいっぱいです。22品種ものコスモスやシュウメイギク、穂が美しいオーナメンタル・グラス、カラーリーフのコリウスなど、秋を代表するさまざまな植物が競演中。夕日に長く伸びる花影さえも目を見張る美しさです。

秋バラが満開の横浜イングリッシュガーデン(2024年11月)。

秋色の植物が大集合! 第13回ハンギングバスケットコンテスト

2023年のコンテスト展示の様子。

11月9日まで出展作品募集中

毎年11月に開催するハンギングバスケットコンテストの開催は、2025年で第13回目。全国から個性の光る魅力的なハンギングバスケットの作品の数々が一同に会し、その技術力とセンスを競います。多数の作品がずらりと並ぶ、見応えのある展示をお見逃しなく。
*11月9日(日)までエントリー作品を募集中。詳しくは、HPをご覧ください。

「第13回 横浜イングリッシュガーデン ハンギングバスケットコンテスト」

展示期間:11月29日(土) ~12月7日(日) 10:00~18:00 ※最終日は15時まで
コンテストの種類 :① 壁掛けタイプ(募集数/80作品)作品テーマ「冬を彩るハンギングバスケット」
② 吊り下げタイプ(募集数/20作品)作品テーマ「街を彩るハンギングバスケット」
表彰式:12月7日(日) 13:30開催予定
主催 :(一社)日本ハンギングバスケット協会 神奈川支部、横浜イングリッシュガーデン

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