フラワーショップ「Bear(ベア)」の熊坂英明が届ける、花の最旬ニュース。花市場で出合った旬の花からセレクトした、珍しかったりおもしろかったりする花やグリーン、実ものを、独自の視点で語り、紡ぎ、ブーケやアレンジで紹介していきます。

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ブライダルで人気の‘フェアー・ビアンカ’

イングリッシュローズ‘フェアー・ビアンカ’

オフホワイト〜アイボリーのカップ咲きで

開花するにつれてロゼット状になりホワイトになる

形やサイズや色

どれをとっても可愛らしく

かなり強いミルラ香がある

バラの香りは7タイプ

バラの香りは成分などから

ダマスククラシック/ダマスクモダン/

ティー/フルーティー/ブルー/

スパイシー/ミルラ

と7つに分類されている

ミルラとは香料に使われる木の樹脂のこと

ただし実際のミルラの香りとは違うようで

そう表現するようになった経緯は

ネットで検索してみればたくさんでてくるので

ここでは省略

イングリッシュローズ‘フェアー・ビアンカ’

時期や産地により

薄っすらとピンクがかっていることもある

開花とともにほとんど白になってゆく

市場ではスプレーバラ(枝咲きバラ)で

出荷されることが多く

咲き具合が違った変化があり

ブーケにちょうどいい

イングリッシュローズ‘フェアー・ビアンカ’

とっても可愛い‘フェアー・ビアンカ’だが

花びらがとても柔らかく

傷がつきやすい

そして香りのないバラに比べると

花もちがよくない

開花のスピードが早い

イングリッシュローズ‘フェアー・ビアンカ’

こんなに可愛いのだけど

用事があって使う以外に

あまり店頭で売る用に置くことがない

少しバラに興味があって

バラを上手に楽しめる方向きかな

イングリッシュローズ‘フェアー・ビアンカ’

オフホワイトの‘フェアー・ビアンカ’に合わせたのは

同じくオフホワイトのアスチルベ

ふわっと柔らかい印象で

先端が少しグリーンなところがよい

チラチラと顔を出すグリーンは

バロータ・プセウドディクタムナス

シソ科のフワフワしたシルバーリーフ

柔らかい花が花同士や他の葉や

グリーンで押されないように

優しく組んであげたい

Credit

記事協力

熊坂英明

熊坂英明
『ベア(Bear)』主宰。1997年より家業の生花店(東京・方南町)を継ぎ、短期渡欧や独学でヨーロピアンデザインを学ぶ。色、香り、形などで本質を感じる“花”をコンセプトに、多種多彩な花を品よく紡ぐスタイルが人気。黒と茶でまとめられたシックでスタイリッシュなショップには、同じ花でも季節によって産地を使い分ける、こだわりの花が並ぶ。ウエディングやディスプレイなども手掛けるほか、旬のおすすめ花を本サイトで発信中。
http://www.fs-bear.com
https://www.instagram.com/bearflower_scape

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