ツリーを置く場所がない…を解決! 壁に飾る「ハンギングツリー」で狭い部屋でもクリスマス気分 プチプラ花コーデVol.169
クリスマスの季節、大きなツリーを飾りたくても「置く場所がない」と諦めていませんか? そんな悩みを解決するのが、壁に飾る「ハンギングツリー」です。今回は、100均のキャンプ用品という意外なアイテムを活用した、省スペースでおしゃれなツリーの作り方を、フラワーデザイナーの川守由利子さんに教えていただきます。
目次
壁を彩る、クリスマスのハンギングツリーを手作り
今年も、クリスマスの季節がやってきました。街ではさまざまな場所で、クリスマスのイルミネーションやディスプレイが楽しめますね。
毎年作っているクリスマスアイテムを、今年は「ハンギングツリー」にしようと少し前から考えていました。ハンギングツリーは、壁に飾るクリスマスツリーのことです。大きなツリーを飾るスペースがない、我が家にぴったりなアイテムです。クリスマスリースは玄関に、ハンギングツリーは室内に飾ってクリスマス当日を待ちたいと思います。
ハンギングツリーはここ数年、あちこちで見かけるようになったアイテム。今回は、100均を活用してできるハンギングツリー作りです。
熱に強いのが購入の決め手! マルチメッシュシート
100均に行き、どんな材料がハンギングツリー作りに向いているのか探してみました。そこで、こちらを発見。

キャンプ用品売り場にあった「マルチメッシュシート」です。このマルチメッシュシートは、耐熱温度が260℃。このシートの上に乗せて、野菜や肉を焼くことができるようです。熱に強いということは、グルーを使っても溶けたりしないということ。これを活用すれば、ハンギングツリーが簡単にできるかもしれません。
網目があるのも嬉しいポイントです。ここに枝などを通すことによって、ハンギングツリーが作りやすくなりそうです。
ほかに、エバーグリーンのヒムロスギを花屋さんで購入しました。ユーカリは家のベランダで育ててドライにしたものを用意。木の実はユーカリの実とスターアニス。こちらも100均で購入です。

また、フック用の地巻きワイヤーも用意しました。
簡単にできる、ハンギングツリーの土台の作り方
ハンギングツリーの土台を作っていきます。
①マルチメッシュシートをハサミで半分にカットします。

②半分にカットしたマルチメッシュシート1枚を、さらに半分に折り曲げ、2カ所ほどテープで留めておきます。

定規を用意します。
③マルチメッシュシートを三角形にカットします。

折り曲げたマルチメッシュシートに、定規を斜めにあててハサミでカットしました。これを広げると三角形になります。
同じ方法で、三角形にしたものを2枚作りました。

④ヒムロスギの下のほうの枝をカットして、地巻きワイヤーを2〜3周巻きつけ、ワイヤー同士をしっかりとねじり、留めておきます。

⑤三角形にカットしたマルチメッシュシートに、この枝をつけていきます。

枝につけた地巻きワイヤーは、ねじった端を広げておきます。これを1枚のマルチメッシュシートの穴に通したら、裏側でワイヤーをしっかりとねじり留めます。これがツリーの幹になります。
⑥もう1枚のマルチメッシュシートは、枝をつけたマルチメッシュシートの上に重ねて、グルーで端を固定します。

枝がついている部分は隙間が広いので、グルーはつけられるところまで。
⑦壁掛けにできるように、地巻きワイヤーでフックをつけておきます。

地巻きワイヤーで適度な大きさの輪を作り、ネジネジと留めたものを、三角形のマルチメッシュシート上のほうにつけました。

輪にした地巻きワイヤーの両端をマルチメッシュシートの中に入れて、反対側(表側)のほうに通していきます。このフックをつけたほうが壁側になります。
反対側(表側)のほうでは、マルチメッシュシートの表に出てきた地巻きワイヤーをネジネジとねじって留めておきます。

これで土台が完成です。
エバーグリーンと、小さな木の実でおめかしタイム
ヒムロスギをアレンジしていきます。
グルーを用意して、適当にカットしたヒムロスギを、マルチメッシュシートの下のほうからつけていきます。

マルチメッシュシートの穴の中に枝の先を入れるようにして、ツリーの下のほうからヒムロスギをつけます。
少しずつ上のほうにもつけていきます。

ツリーの形を意識しながら、下のほうは広がるように、上のほうは幅が狭くなるように、ヒムロスギを固定します。
上までヒムロスギをつけたら、次はデコレーション。

100均で買ったスターアニスやユーカリの実のほかに、ナンキンハゼも追加しました。
これらの木の実も、グルーで固定していきます。

デコレーションしたら、壁に飾って完成です。

部屋の一角が、一気にクリスマスの雰囲気になりました。ハンギングツリーは壁に飾るので、場所を選ばないのも魅力です。
片面だけをデコレーションするので、ヒムロスギなどの材料も少量でOK。クリスマスリース作りなどで余った材料を活用するのもいいですね。
今回の材料のご紹介
- ヒムロスギ…450円
- ナンキンハゼ…150円
- ユーカリ(自宅ベランダ栽培より)
- マルチメッシュシート…100円*ダイソー
- ユーカリの実…100円*ダイソー
- スターアニス…100円*ダイソー
- 地巻きワイヤー…100円*セリア
合計1,000円(税抜)
ほかに、ハサミ、グルーとグルーガン、ペンチ、セロハンテープを用意。
好みで選びたい、クリスマス時期のエバーグリーン
ハンギングツリー作りに使えるエバーグリーンは、ヒムロスギのほかにも、モミやコニファーのブルーアイス、ブルーバードなどがあります。

クリスマスが近づくにつれ、花屋さんにはさまざまなエバーグリーンが並びます。自分好みで選んでみるのも、きっと楽しいですよ。
Credit
写真&文 / 川守由利子 - 『ブーケ・ドゥ(Bouquet Doux)』主宰。 -

かわもり・ゆりこ/花店勤務を経て、2006年に独立。『花時間』第6回フラワーアーティストオーディションに優勝し、現在、東京・自由が丘にて花教室を主宰している。アトリエ名は、“甘くやさしい花束”という意味の仏語から。その名のとおり、心なごみ笑顔になる、柔らかな印象のアレンジを中心に、雑誌やwebでも活躍中。手作りが得意で、プチプラ雑貨と“花”を組み合わせて楽しむアイデアを連載中。
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